JPS61208385A - ビデオ信号のアナログ−デイジタル変換装置 - Google Patents
ビデオ信号のアナログ−デイジタル変換装置Info
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- JPS61208385A JPS61208385A JP60050202A JP5020285A JPS61208385A JP S61208385 A JPS61208385 A JP S61208385A JP 60050202 A JP60050202 A JP 60050202A JP 5020285 A JP5020285 A JP 5020285A JP S61208385 A JPS61208385 A JP S61208385A
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- circuit
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- signal
- clamp
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ビデオ信号をアナログ値からディジタル値に
変換するためのビデオ信号のアナログ−ディジタル変換
装置に関するものである。
変換するためのビデオ信号のアナログ−ディジタル変換
装置に関するものである。
(従来の技術)
近年、テレビジョン受像機や磁気録画再生装置等のビデ
オ信号の処理として、精度および再現性に優れているこ
とからディジタル処理がなされるようになってきている
。
オ信号の処理として、精度および再現性に優れているこ
とからディジタル処理がなされるようになってきている
。
ビデオ信号は公知のように、例えば、水平同期信号aと
カラーバースト信号すおよび映像信号C等が連ねられた
アナログ信号で構成されている。
カラーバースト信号すおよび映像信号C等が連ねられた
アナログ信号で構成されている。
ここで、2Vp−pの振幅のビデオ信号を、入力電圧範
囲O〜−2vで量子化ビット数が8ビツトのアナログ−
ディジタル変換(以下A−D変換という)回路でディジ
タル値に変換するとする。第2図(A)のごとく、ペデ
スタルレベルdに対するビデオ信号の最小電圧である水
平同期信号aと最大電圧である映像信号Cとの振幅の比
は、40:100であるので、最小電圧を一2vとし最
大電圧をOvとすれば、ペデスタルレベルは−1,42
9Vとなり、A−D変換されたディジタル値は、最小電
圧がOで、ペデスタルレベルが73で、最大電圧が25
5となる。
囲O〜−2vで量子化ビット数が8ビツトのアナログ−
ディジタル変換(以下A−D変換という)回路でディジ
タル値に変換するとする。第2図(A)のごとく、ペデ
スタルレベルdに対するビデオ信号の最小電圧である水
平同期信号aと最大電圧である映像信号Cとの振幅の比
は、40:100であるので、最小電圧を一2vとし最
大電圧をOvとすれば、ペデスタルレベルは−1,42
9Vとなり、A−D変換されたディジタル値は、最小電
圧がOで、ペデスタルレベルが73で、最大電圧が25
5となる。
ところで、第2図(B)のごと<、2Vp−pのビデオ
信号のペデスタルレベルdのクランプ電位が上にずれる
と、A−D変換回路の入力電圧範囲の上限のOvを−と
回る部分のビデオ信号は、A−D変換回路の最大入力電
圧でリミッタが掛かり、すべて255のディジタル値と
して出力される。
信号のペデスタルレベルdのクランプ電位が上にずれる
と、A−D変換回路の入力電圧範囲の上限のOvを−と
回る部分のビデオ信号は、A−D変換回路の最大入力電
圧でリミッタが掛かり、すべて255のディジタル値と
して出力される。
また、第2図CC’)のごとく、2Vp−pのビデオ信
号のペデスタルレベルdのクランプ電位が下にずれると
、A−D変換回路の入力電圧範囲の下限の一2vを下回
る部分のビデオ信号は、A−D変換回路の最小入力電圧
でリミッタが掛かり、すべてOのディジタル値として出
力される。したがって、第2図(B)、(C)のごとく
ビデオ信号のペデスタルレベルdのクランプ電位がずれ
ていると、ビデオ信号の波形に正確に対応したディジタ
ル値が出力されない、また、カラーバースト信号すのデ
ィジタル値は、ペデスタルレベルdのディジタル値73
を減算すれば、正弦波をディジタル値に変換したごとき
値となるはずであるが、ビデオ信号のペデスタルレベル
dのクランプ電位がずれていると、バースト検出処理回
路で誤動作が生、じる。さらに、水平同期信号aのディ
ジタル値をディジタル・コンパレータで比較して、水平
同期信号aを検出する場合には、第2図(C)のごとく
ビデオ信号のペデスタルレベルdのクランプ電位が下に
ずれていると、カラーバースト信号すを水平同期信号a
として識別する誤検出が生じる。
号のペデスタルレベルdのクランプ電位が下にずれると
、A−D変換回路の入力電圧範囲の下限の一2vを下回
る部分のビデオ信号は、A−D変換回路の最小入力電圧
でリミッタが掛かり、すべてOのディジタル値として出
力される。したがって、第2図(B)、(C)のごとく
ビデオ信号のペデスタルレベルdのクランプ電位がずれ
ていると、ビデオ信号の波形に正確に対応したディジタ
ル値が出力されない、また、カラーバースト信号すのデ
ィジタル値は、ペデスタルレベルdのディジタル値73
を減算すれば、正弦波をディジタル値に変換したごとき
値となるはずであるが、ビデオ信号のペデスタルレベル
dのクランプ電位がずれていると、バースト検出処理回
路で誤動作が生、じる。さらに、水平同期信号aのディ
ジタル値をディジタル・コンパレータで比較して、水平
同期信号aを検出する場合には、第2図(C)のごとく
ビデオ信号のペデスタルレベルdのクランプ電位が下に
ずれていると、カラーバースト信号すを水平同期信号a
として識別する誤検出が生じる。
さらに、第2図(D)のごとく、ビデオ信号の振幅が2
Vp−pより大きいと、A−D変換回路の入力電圧範囲
を上下に越える部分のビデオ信号はリミッタが掛かり、
すべて255または0のディジタル値として出力され、
ビデオ信号の波形に正確に対応したディジタル値が出力
されない、また、第2図(E)のごとく、ビデオ信号の
振幅が2Vp−pより小さいと、A−D変換回路の入力
電圧範囲を有効に利用してディジタル値に変換すること
ができず、サンプリング精度が劣化する。
Vp−pより大きいと、A−D変換回路の入力電圧範囲
を上下に越える部分のビデオ信号はリミッタが掛かり、
すべて255または0のディジタル値として出力され、
ビデオ信号の波形に正確に対応したディジタル値が出力
されない、また、第2図(E)のごとく、ビデオ信号の
振幅が2Vp−pより小さいと、A−D変換回路の入力
電圧範囲を有効に利用してディジタル値に変換すること
ができず、サンプリング精度が劣化する。
そこで、ビデオ信号をA−D変換回路の入力電圧範囲に
合せるように、A−D変換回路に入力されるビデオ信号
の振幅とペデスタルレベルdのクランプ電位を調整しな
ければならない。かかるビデオ信号の振幅とクランプ電
位を調整して、ビデオ信号をA−D変換するための従来
のビデオ信号のA−D変換装置の一例を第3図に示す。
合せるように、A−D変換回路に入力されるビデオ信号
の振幅とペデスタルレベルdのクランプ電位を調整しな
ければならない。かかるビデオ信号の振幅とクランプ電
位を調整して、ビデオ信号をA−D変換するための従来
のビデオ信号のA−D変換装置の一例を第3図に示す。
第3図において、ビデオ信号入力端1に与えられたビデ
オ信号は、利得制御増幅回路2で適宜に増幅され、さら
に、クランプ回路3でビデオ信号のペデスタルレベルd
が所定の電位となるようにクランプされてA−D変換回
路(A/D)4に与えられ、このA−D変換回路4でア
ナログ値のビデオ信号がディジタル値に変換される。ク
ランプ回路3は信号経路に直列に介装されたコンデンサ
5とA−D変換回路4の前段に一端が接続されたスイッ
チ6とから形成されている。このスイッチ6の他端に、
クランプ調整電圧回路7よりバッファアンプ8を介して
クランプ調整電圧が与えられている。そして、このスイ
ッチ6の開閉は、クランプパルス入力端9にビデオ信号
がペデスタル信号であるとき1例えば、カラーバースト
信号すと映像信号Cの間に与えられるクランプパルスで
制御されている。なお、lOは、A−D変換回路4の基
準電源である。
オ信号は、利得制御増幅回路2で適宜に増幅され、さら
に、クランプ回路3でビデオ信号のペデスタルレベルd
が所定の電位となるようにクランプされてA−D変換回
路(A/D)4に与えられ、このA−D変換回路4でア
ナログ値のビデオ信号がディジタル値に変換される。ク
ランプ回路3は信号経路に直列に介装されたコンデンサ
5とA−D変換回路4の前段に一端が接続されたスイッ
チ6とから形成されている。このスイッチ6の他端に、
クランプ調整電圧回路7よりバッファアンプ8を介して
クランプ調整電圧が与えられている。そして、このスイ
ッチ6の開閉は、クランプパルス入力端9にビデオ信号
がペデスタル信号であるとき1例えば、カラーバースト
信号すと映像信号Cの間に与えられるクランプパルスで
制御されている。なお、lOは、A−D変換回路4の基
準電源である。
ここで、従来のビデオ信号のA−D変換装置の調整につ
き説明する。A−D変換回路4の入力インピーダンスは
極めて大であり、コンデンサ5の利得制御増幅回路2に
接続される側の一端を所定の電位に固定し、コンデンサ
5にチャージされる電荷を調整すれば、コンデンサ5と
A−D変換回路4を結ぶ信号ラインを任意の電位にクラ
ンプすることができる。そこで、A−D変換回路4で変
換されたペデスタルレベルdのディジタル値を測定しな
がら、クランプ調整電圧回路7のクランプ調整電圧を調
整して、ビデオ信号のペデスタルレベルdを所定の電位
にクランプしている。また、A−D変換回路4に与えら
れるビデオ信号の水平同期信号a等の振幅を測定しなが
ら、利得制御増幅回路2の利得を調整して、ビデオ信号
の振幅を調整している。
き説明する。A−D変換回路4の入力インピーダンスは
極めて大であり、コンデンサ5の利得制御増幅回路2に
接続される側の一端を所定の電位に固定し、コンデンサ
5にチャージされる電荷を調整すれば、コンデンサ5と
A−D変換回路4を結ぶ信号ラインを任意の電位にクラ
ンプすることができる。そこで、A−D変換回路4で変
換されたペデスタルレベルdのディジタル値を測定しな
がら、クランプ調整電圧回路7のクランプ調整電圧を調
整して、ビデオ信号のペデスタルレベルdを所定の電位
にクランプしている。また、A−D変換回路4に与えら
れるビデオ信号の水平同期信号a等の振幅を測定しなが
ら、利得制御増幅回路2の利得を調整して、ビデオ信号
の振幅を調整している。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、2Vp−pの振幅のビデオ信号を入力電圧範
囲O〜−2vで量子化ビット数が8ビツトのA−D変換
回路4でディジタル値に変換すれば、1ディジタル値当
り約8mVである。そこで、この約8mVの精度の範囲
内で、クランプ回路3のクランプ電位と利得制御増幅回
路2の利得を調整しなければならない、ここで、従来の
ビデオ信号のA−D変換装置は、これらの細かな調整が
人手により行なわれているため、調整作業が極めて困難
であるという問題点があった。また、調整後にクランプ
回路3のクランプ電位と利得制御増幅回路2の利得が、
少しでも変動すれば、ビデオ信号を正確にディジタル値
に変換できないという問題点があった。
囲O〜−2vで量子化ビット数が8ビツトのA−D変換
回路4でディジタル値に変換すれば、1ディジタル値当
り約8mVである。そこで、この約8mVの精度の範囲
内で、クランプ回路3のクランプ電位と利得制御増幅回
路2の利得を調整しなければならない、ここで、従来の
ビデオ信号のA−D変換装置は、これらの細かな調整が
人手により行なわれているため、調整作業が極めて困難
であるという問題点があった。また、調整後にクランプ
回路3のクランプ電位と利得制御増幅回路2の利得が、
少しでも変動すれば、ビデオ信号を正確にディジタル値
に変換できないという問題点があった。
本発明の目的は、上記した従来のビデオ信号のA−D変
換装置の問題点を解消すべくなされたもので、ビデオ信
号のペデスタルレベルのA−D変換されたディジタル値
をサンプリングして、ビデオ信号のクランプ電位を調整
し、また、ビデオ信号の同期信号をサンプリングして、
ビデオ信号の振幅を調整し、もって、ビデオ信号が正確
にディジタル値に変換されるようにしたビデオ信号のA
−D変換装置を提供することにある。
換装置の問題点を解消すべくなされたもので、ビデオ信
号のペデスタルレベルのA−D変換されたディジタル値
をサンプリングして、ビデオ信号のクランプ電位を調整
し、また、ビデオ信号の同期信号をサンプリングして、
ビデオ信号の振幅を調整し、もって、ビデオ信号が正確
にディジタル値に変換されるようにしたビデオ信号のA
−D変換装置を提供することにある。
(問題を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本発明のビデオ信号のA
−D変換装置は、ビデオ信号が利得制御増幅回路とクラ
ンプ回路を介してA−D変換回路に芋えられるビデオ信
号のA−D変換装置において、前記A−D変挽回路の前
段より前記ビデオ信号の同期信号をサンプリングし、こ
の同期信号のサンプリング値と第1の基準値とを比較し
て前記利得制御増幅回路の利得を調整し、さらに、前記
A−D変換回路の後段より、前記ビデオ信号のペデスタ
ルレベルdが変換されたデジタル値をサンプリングし、
このペデスタルレベルdのサンプリング値と第2の基準
値とを比較して前記クランプ回路のクランプ電位を調整
するように構成されている。
−D変換装置は、ビデオ信号が利得制御増幅回路とクラ
ンプ回路を介してA−D変換回路に芋えられるビデオ信
号のA−D変換装置において、前記A−D変挽回路の前
段より前記ビデオ信号の同期信号をサンプリングし、こ
の同期信号のサンプリング値と第1の基準値とを比較し
て前記利得制御増幅回路の利得を調整し、さらに、前記
A−D変換回路の後段より、前記ビデオ信号のペデスタ
ルレベルdが変換されたデジタル値をサンプリングし、
このペデスタルレベルdのサンプリング値と第2の基準
値とを比較して前記クランプ回路のクランプ電位を調整
するように構成されている。
(作用)
ビデオ信号の同期信号をサブリングして、第1の基準値
と比較して利得制御増幅回路の利得を調整するようにし
たので、ビデオ信号の振幅を正確に調整でき、また、ペ
デスタルレベルdの変換されたディジタル値をサンプリ
ングして、第2の基準値と比較してクランプ回路のクラ
ンプ電位を調整するようにしたので、ビデオ信号のペデ
スタルレベルdのクランプ電位を正確に調整できる。ま
た、ビデオ信号の振幅およびクランプ電位が自動的に調
整され、従来のビデオ信号のA−D変換装置のごとく、
人手による調整を必要としない。
と比較して利得制御増幅回路の利得を調整するようにし
たので、ビデオ信号の振幅を正確に調整でき、また、ペ
デスタルレベルdの変換されたディジタル値をサンプリ
ングして、第2の基準値と比較してクランプ回路のクラ
ンプ電位を調整するようにしたので、ビデオ信号のペデ
スタルレベルdのクランプ電位を正確に調整できる。ま
た、ビデオ信号の振幅およびクランプ電位が自動的に調
整され、従来のビデオ信号のA−D変換装置のごとく、
人手による調整を必要としない。
(実施例の説明)
以下1本発明のビデオ信号のA−D変換装置の一実施例
を第1図を参照して説明する。第1図は、本発明のビデ
オ信号のA−D変換装置の一実施例のブロック回路図で
ある。第1図において、第3図と同一の回路に、同一の
符号を付して、重複する説明を省略する。
を第1図を参照して説明する。第1図は、本発明のビデ
オ信号のA−D変換装置の一実施例のブロック回路図で
ある。第1図において、第3図と同一の回路に、同一の
符号を付して、重複する説明を省略する。
第1図において、A−D変換回路4の前段にサンプル・
ホールド回路(S/H) 11の入力端を接続し、水平
同期信号入力端12に与えられる水平同期信号により、
サンプル・ホールド回路11でビデオ信号の水平同期信
号をサンプリングする。そして、サンプル・ホールド回
路11のサンプリング値と第1の基準値である基準電源
10の電圧とを、比較回路として作用する差動増幅器1
3で比較し、その差動増幅器13の比較出力信号で利得
制御増幅回路2の利得が制御される。また、A−D変換
回路4の後段にレジスタ14(R)の入力端を接続し、
クランプパルス入力端9に与えられるクランプパルスに
よりA−D変換回路4で変換されたビデオ信号のペデス
タルレベルdのディジタル値がサンプリングされて記憶
される。このレジスタ14によるサンプリング値と基準
信号端子15に与えられる第2の基準値とを、比較回路
として作用するディジタル争コンパレータ1Bで比較し
、このディジタル・コンパレータ16の比較出力信号が
、アナログスイッチ17に与えられている。このアナロ
グスイッチ!7に正の電圧源18と負の電圧源18が接
続され、ディジタル・コンパレータ16の比較出力信号
に応じて適宜に重み付けして正または負の電圧を積分回
路20に与える。そして、この積分回路20の出力であ
るクランプ調整電圧がクランプ回路3のスイ、チロの一
端に与えられている。
ホールド回路(S/H) 11の入力端を接続し、水平
同期信号入力端12に与えられる水平同期信号により、
サンプル・ホールド回路11でビデオ信号の水平同期信
号をサンプリングする。そして、サンプル・ホールド回
路11のサンプリング値と第1の基準値である基準電源
10の電圧とを、比較回路として作用する差動増幅器1
3で比較し、その差動増幅器13の比較出力信号で利得
制御増幅回路2の利得が制御される。また、A−D変換
回路4の後段にレジスタ14(R)の入力端を接続し、
クランプパルス入力端9に与えられるクランプパルスに
よりA−D変換回路4で変換されたビデオ信号のペデス
タルレベルdのディジタル値がサンプリングされて記憶
される。このレジスタ14によるサンプリング値と基準
信号端子15に与えられる第2の基準値とを、比較回路
として作用するディジタル争コンパレータ1Bで比較し
、このディジタル・コンパレータ16の比較出力信号が
、アナログスイッチ17に与えられている。このアナロ
グスイッチ!7に正の電圧源18と負の電圧源18が接
続され、ディジタル・コンパレータ16の比較出力信号
に応じて適宜に重み付けして正または負の電圧を積分回
路20に与える。そして、この積分回路20の出力であ
るクランプ調整電圧がクランプ回路3のスイ、チロの一
端に与えられている。
次に、かかる構成からなるビデオ信号のA−D変換装置
の動作を説明する。まず、第2図(A)のごとく、ビデ
オ信号の振幅およびクランプ電位が正常であれば、振幅
は2Vp−pでありビデオ信号の最小電圧となる水平同
期信号は一2vである、また、A−D変換回路4で変換
されたペデスタルレベルdのディジタル値は73である
。そこで、レジスタ14によるサンプリング値が、基準
信号端子15に与えられる第2の基準値の73と一致す
るように、積分回路20からクランプ回路3にクランプ
調整電圧が与えられて、ビデオ信号のペデスタルレベル
dが正常のクランプ電位とされる。さらに、サンプル・
ホールド回路11のサンプリング値が、基準電源10の
第1の基準値の一2vと一致するように、利得制御増幅
回路2の利得が制御されて、利得制御増幅回路2から出
力されるビデオ信号の振幅が2Vp−pとなるように調
整される。
の動作を説明する。まず、第2図(A)のごとく、ビデ
オ信号の振幅およびクランプ電位が正常であれば、振幅
は2Vp−pでありビデオ信号の最小電圧となる水平同
期信号は一2vである、また、A−D変換回路4で変換
されたペデスタルレベルdのディジタル値は73である
。そこで、レジスタ14によるサンプリング値が、基準
信号端子15に与えられる第2の基準値の73と一致す
るように、積分回路20からクランプ回路3にクランプ
調整電圧が与えられて、ビデオ信号のペデスタルレベル
dが正常のクランプ電位とされる。さらに、サンプル・
ホールド回路11のサンプリング値が、基準電源10の
第1の基準値の一2vと一致するように、利得制御増幅
回路2の利得が制御されて、利得制御増幅回路2から出
力されるビデオ信号の振幅が2Vp−pとなるように調
整される。
したがって、ビデオ信号の振幅およびペデスタルレベル
dのクランプ電位が正常となるように自動的に調整され
、従来のビデオ信号のA−D変換装置のごとく人手によ
る調整を必要とせず、無調整により安定してビデオ信号
をA−D変換することができる。
dのクランプ電位が正常となるように自動的に調整され
、従来のビデオ信号のA−D変換装置のごとく人手によ
る調整を必要とせず、無調整により安定してビデオ信号
をA−D変換することができる。
なお、上記実施例の説明では、ビデオ信号の振幅を調整
するために、水平同期信号をサンプリングしたが、垂直
同期信号をサンプリングしても良いことは勿論である。
するために、水平同期信号をサンプリングしたが、垂直
同期信号をサンプリングしても良いことは勿論である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係わるビデオ信号のA−
D変換装置は、ビデオ信号の同期信号をサブリングして
、第1の基準値と比較して利得制御増幅回路の利得を調
整するようにしたので、ビデオ信号の振幅を正確に調整
でき、また、ペデスタルレベルの変換されたディジタル
値をサンプリングして、第2の基準値と比較してクラン
プ回路のクランプ電位を調整するようにしたので、ビデ
オ信号のペデスタルレベルのクランプ電位を正確に調整
でき、ビデオ信号を正確にA−D変換回路でディジタル
値に変換することができる。また、ビデオ信号の振幅お
よびクランプ電位が自動的に調整されるので、従来のビ
デオ信号のA−D変換装置ごとく1人手による調整を必
要としないという優れた効果を奏する。
D変換装置は、ビデオ信号の同期信号をサブリングして
、第1の基準値と比較して利得制御増幅回路の利得を調
整するようにしたので、ビデオ信号の振幅を正確に調整
でき、また、ペデスタルレベルの変換されたディジタル
値をサンプリングして、第2の基準値と比較してクラン
プ回路のクランプ電位を調整するようにしたので、ビデ
オ信号のペデスタルレベルのクランプ電位を正確に調整
でき、ビデオ信号を正確にA−D変換回路でディジタル
値に変換することができる。また、ビデオ信号の振幅お
よびクランプ電位が自動的に調整されるので、従来のビ
デオ信号のA−D変換装置ごとく1人手による調整を必
要としないという優れた効果を奏する。
第1図は、本発明のビデオ信号のA−D変換装置の一実
施例のブロック回路図であり、第2図(A)は、正常な
ビデオ信号とそのA−D変換されたディジタル値を示す
図であり、第2図CB)は、ペデスタルレベルのクラン
プ電位が上にずれているビデオ信号を示す図であり、第
2図(C)は、ペデスタルレベルのクランプ電位が下に
ずれているビデオ信号を示す図であり、第2図CD)は
、振幅が大きいビデオ信号を示す図であり、第2図(E
)は、振幅が小さいビデオ信号を示す図であり、第3図
は、従来のビデオ信号のA−D変換装置のブロック回路
図である。 2:利得制御増幅回路、3:クランプ回路。 4:アナログ−ディジタル変換回路、 lO:基準電源、11:サンプル・ホールド回路、13
:差動増幅器、14:レジスタ、 15:基準信号端子、 16:ディジタル・コンパレータ、 17:アナログスイッチ、20:積分回路。 第2
施例のブロック回路図であり、第2図(A)は、正常な
ビデオ信号とそのA−D変換されたディジタル値を示す
図であり、第2図CB)は、ペデスタルレベルのクラン
プ電位が上にずれているビデオ信号を示す図であり、第
2図(C)は、ペデスタルレベルのクランプ電位が下に
ずれているビデオ信号を示す図であり、第2図CD)は
、振幅が大きいビデオ信号を示す図であり、第2図(E
)は、振幅が小さいビデオ信号を示す図であり、第3図
は、従来のビデオ信号のA−D変換装置のブロック回路
図である。 2:利得制御増幅回路、3:クランプ回路。 4:アナログ−ディジタル変換回路、 lO:基準電源、11:サンプル・ホールド回路、13
:差動増幅器、14:レジスタ、 15:基準信号端子、 16:ディジタル・コンパレータ、 17:アナログスイッチ、20:積分回路。 第2
Claims (3)
- (1)ビデオ信号が利得制御増幅回路とクランプ回路を
介してアナログ−ディジタル変換回路に与えられるビデ
オ信号のアナログ−ディジタル変換装置において、前記
アナログ−ディジタル変換回路の前段より前記ビデオ信
号の同期信号をサンプリングし、この同期信号のサンプ
リング値と第1の基準値とを比較して前記利得制御増幅
回路の利得を調整し、さらに、前記アナログ−ディジタ
ル変換回路の後段より、前記ビデオ信号のペデスタルレ
ベルが変換されたデジタル値をサンプリングし、このペ
デスタルレベルのサンプリング値と第2の基準値とを比
較して前記クランプ回路のクランプ電位を調整するよう
に構成されていることを特徴とするビデオ信号のアナロ
グ−ディジタル変換装置。 - (2)サンプル・ホールド回路により、前記ビデオ信号
の同期信号をサンプリングし、このサンプル・ホールド
回路のサンプリング値と第1の基準値とを比較回路によ
り比較し、この比較回路の出力に応じて、前記利得制御
増幅回路の利得が調整されるように構成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビデオ信号の
アナログ−ディジタル変換装置。 - (3)レジスタにより、前記ビデオ信号のペデスタルレ
ベルが変換されたデジタル値をサンプリングし、このレ
ジスタのサンプリング値と第2の基準値とを比較回路に
より比較し、この比較回路の出力に応じて、前記クラン
プ回路のクランプ電位が調整されるように構成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビデオ
信号のアナログ−ディジタル変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050202A JPS61208385A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | ビデオ信号のアナログ−デイジタル変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050202A JPS61208385A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | ビデオ信号のアナログ−デイジタル変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61208385A true JPS61208385A (ja) | 1986-09-16 |
Family
ID=12852535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60050202A Pending JPS61208385A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | ビデオ信号のアナログ−デイジタル変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61208385A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002028088A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Eurho Joe | Video signal sampling method and apparatus |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP60050202A patent/JPS61208385A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002028088A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Eurho Joe | Video signal sampling method and apparatus |
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