JPS6120796B2 - - Google Patents

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JPS6120796B2
JPS6120796B2 JP3985979A JP3985979A JPS6120796B2 JP S6120796 B2 JPS6120796 B2 JP S6120796B2 JP 3985979 A JP3985979 A JP 3985979A JP 3985979 A JP3985979 A JP 3985979A JP S6120796 B2 JPS6120796 B2 JP S6120796B2
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JP
Japan
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stage compression
refrigerator
refrigerant
temperature
cooling
Prior art date
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Expired
Application number
JP3985979A
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English (en)
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JPS55134255A (en
Inventor
Yasutaka Noguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷凍冷蔵庫に係り、内部にロータリ
圧縮機を収納した密閉容器を搭載した冷凍冷蔵庫
で、特に前記密閉容器内にある電動機のコイル温
度上昇を防止するようにした冷凍冷蔵庫に関する
ものである。
従来の1段圧縮機は、シリンダ、軸受部などの
各摺動部への油の供給をし易くするために、該圧
縮機を収納した密閉容器内を高圧にしている。こ
のため冷蔵庫用として搭載する場合、冷媒にR―
12を使用すること、および圧縮比が大きくなるこ
とから冷媒吐出ガス温度が高くなるとともに、こ
れに比例して電動機のコイル温度が上昇しコイル
焼損につながる。これを防止するために、コイル
冷却用に予冷放熱器を必要とし、従来のロータリ
圧縮機搭載の冷蔵庫においては、この予冷放熱器
を凝縮器に併設し、かつこれらの放熱量が多いこ
とから強制空冷としての送風機を設備した冷凍サ
イクル装置が多いかつた。
第1図は、その従来の一段圧縮を行うロータリ
圧縮機を搭載した冷蔵庫の冷凍サイクル装置の冷
媒循環系略を示したものである。第1図において
は、シリンダー部、2は、吐出口、3は、凝縮器
8に併設された予冷放熱器、4は、密閉容器、5
は、電動機コイル、6は、密閉容器吐出パイプ、
7は、密閉容器吸込パイプ、9は、キヤピラリチ
ユーブ、10は、蒸発器、11は、サクシヨンパ
イプ、12は、吸込口、13は、送風機を示すも
のである。
このように構成した1段圧縮を行うロータリ圧
縮機搭載の冷蔵庫の冷凍サイクル装置は、ロータ
リ圧縮機のシリンダー部1で高圧力比のため、急
激な温度上昇をともなう一段圧縮作用より生じた
高温高圧の冷媒ガスを一旦吐出口2を経て密閉容
器4外に出し、送風機13により強制冷却される
予冷放熱器3に導いた後に、密閉容器吸込パイプ
7を通して密閉容器4内に再び戻し、この戻り冷
媒ガスで電動機コイル5を冷却し、電動機コイル
5の温度上昇を抑えてから、冷媒ガスを再び密閉
容器4の吐出パイプ6を経て送風機13による強
制空冷型の凝縮器8へ導いて放熱し、冷凍サイク
ルとしての高圧冷媒凝縮液を製造しキヤピラリチ
ユーブ9を通つて蒸発器10で庫内の冷却を行な
い、サクシヨンパイプ11を経てロータリ圧縮機
の吸込口12、シリンダー部1へと戻す。この結
果、次のような欠点があつた。
第1は、1段圧縮であるため吸い込み冷媒温度
が32℃でも、圧縮中に多少熱が外部に逃げるポリ
トロープ圧縮におても、吐出冷媒温度は132℃の
高温に達する。これを直接密閉容器4内に吐出す
ることは電動機の巻線温度の上昇をともない、焼
損事故につながる。
第2は、上記1段圧縮では高温領域に入るほ
ど、低温領域の圧縮よりも圧縮動力を余計に必要
とする。
第3は、上記高温冷媒ガスを予め冷却するため
の予冷放熱器3は、比較的温度が高くかつ熱伝達
のしにくい周囲の空気に放熱しなければならな
い。この放熱量が多いことから送風機13による
強制空冷を行つている。このため、当該送風機1
3の電動機の動力源として電力を余計に必要とす
ることである。これを自然対流による空冷にすれ
ば、予冷放熱器3および凝縮器8が非常に大くな
り、製造のコストのアツプ、占有面積の増大など
の商品価値としてのバランスを失う欠点がある。
第4は、予冷放熱器3のように高温の熱源があ
る一方で、冷蔵庫箱体の中仕切前板や箱体開口周
縁の露付防止として別設置のヒータによる加熱を
行ない消費電力量の一層の増加をもたらしてい
る。
本発明は、上記した従来技術の欠点を解決し
て、消費電力量の少いロータリ圧縮機を搭載した
冷凍冷蔵庫の提供を、その目的とするものであ
る。
本発明の特徴は、1個のシリンダ内に2組のベ
ーン吸込口、弁を含む吸入、吐出装置を構成する
ことにより、冷媒を2段に圧縮して吐出冷媒ガス
温度を上げずに、かつ1段圧縮で生じた比較的高
い温度で中間圧の冷媒ガスを1段圧縮の吐出口か
ら直接、蒸発皿、中仕切前板、および箱体開口周
縁を経て密閉容器へ戻す管路を設け、除霜水の処
理および露付防止の加熱体として使用するととも
に、密閉容器に戻した冷媒によつてコイル冷却を
行つたのちに、再びシリンダー内に吸い込み2段
目の圧縮を行つて冷媒を吐出し、凝縮器からキヤ
ピラリチユーブ、蒸発器、サクシヨンパイプを経
て圧縮機の吸込み口に戻すという冷凍サイクル装
置を形成するようにした冷凍冷蔵庫にある。
以下、本発明を第2図および第3図に示す一実
施例によつて説明する。
各図において、第1図と同一番号を付したもの
は同等部分を示すものである。第2図は、1個の
シリンダ25の内部に2組の吸入・吐出装置を設
けて冷媒を2段に圧縮する2段圧縮構成ロータリ
圧縮機を示す断面図である。また、第3図は、除
霜水の処理および露付防止の加熱体、ならびにロ
ータリ圧縮機のコイル5の温度上昇を防止する冷
却装置を示す冷媒循環系路図である。
15は、1段圧縮部の吸込口、16は、1段圧
縮部の吐出口、14,17はベーンであつて、ベ
ーン14,17は、偏心軸20により回転するロ
ーラ21とシリンダ壁とで形成されるシリンダ中
空を1段圧縮中空23と2段圧縮中空22とに分
割するものである。18は、2段圧縮部の吸込
口、19は、2段圧縮部の吐出口、26は、除霜
水を処理する蒸発皿の加熱用の熱源としての蒸発
皿放熱器、27は、冷凍室と冷凍室とを仕切る中
仕切前板部の露付防止用の熱源としての中仕切前
板放熱器、28は、箱体開口周縁の露付防止用の
熱源としての箱体開口周縁放熱器である。なお、
24は、ベーン抑えバネである。
このように構成した冷凍冷蔵庫の動作は、ロー
タリ圧縮機の1段圧縮中空23から高温高圧の冷
媒ガスを吐出口16から密閉容器4外に出し、こ
れを直接、外気すり非常に低い温度の除霜水を蒸
発する熱源としての蒸発皿放熱器26を経て、熱
伝導が良く熱容量を有し、かつ外気温度よりも常
に温度が5〜10℃低い状態にある箱体開口周縁に
設けた箱体開口周縁放熱器28に導いてこの部分
の箱体外表面を露点温度以上に昇温し、さらに箱
体開口周縁とじ熱的条件にある中仕切前板部に設
けた中仕切前板放熱器27に導て、冷媒の冷却を
行つたのちに、密閉容器吸込パイプ7を通して密
閉容器4に戻すことによつて、電動機コイル5を
冷却し、そのコイル5の温度上昇を抑えてから、
再び密閉容器4の吐出パイプ6から2段圧縮部の
吸込口18を経て2段圧縮中空22に入る。次に
2段圧縮中空22で再び圧縮されて、2段圧縮の
吐出口19から冷蔵庫箱体下部もしくは背面部に
設けた自然対流放熱型の凝縮器8に導き、かつキ
ヤピラリチユーブ9、蒸発器10、サクシヨンパ
イプ11、1段圧縮部の吸込口15を通して、段
圧縮中空23に戻すことにより冷凍サイクルとし
ての冷却運転を果たすものである。
以上、詳細に述べたように、本発明によれば次
のような効果がある。
(1) 2段圧縮のため、吸い込み冷媒温度が32℃
で、しかも1段圧縮の吐出圧力として、3.3Kg/
cm2前後の中間圧力を取るものとすると、この1
段圧縮の吐出冷媒温度は78℃と従来よりもかな
り低い温度となる。
(2) 従来のロータリ圧縮機は1段で圧縮動作を行
うので、冷媒が高温度領域に入り、余分な動力
を必要としたが、本発明によれば、1段圧縮と
2段圧縮の間に冷媒の冷却が行われるので、こ
れらの2つの圧縮動作は比較的低い温度範囲で
行われるので、必要とする動力が軽減される。
(3) 従来の予冷放熱器には冷却能力の関係で強制
空冷用送風機を必要としたが、本発明ではこの
送風機を除去するとを可能とし、したがつて送
風機の電動機用電力分だけ省電力化することが
できる。
(4) 従来は、ロータリ圧縮機のコイル冷却として
必要な冷媒の冷却は、予冷放熱器で行ない、一
方冷蔵庫の箱体開口周縁および中仕切前板部の
露付防止策として箱体開口周縁部および中仕切
前板部にヒータを配設していたが、本発明では
圧縮機で生じた高圧高温ガスを除霜水の蒸発処
理や、冷蔵庫箱体の中仕切前板部、開口周縁の
露付防止に利用することによつて露付防止用ヒ
ータを除去することが可能となり、大幅な省電
力効果を得ることができる。
(5) さらに、1段圧縮部からの吐出温度が、従来
のロータリ圧縮機よりも低いということから、
中仕切前板や箱体開口周縁での露付防止とし
て、これらの表面温度を、外気温度30℃の場合
の露点温度28.5℃附近に維持するに必要最小限
の熱源に近くなるため、庫内への熱漏洩が少な
く、動力の低減が行えるというメリツトをもた
らす。
(6) 本発明よる電動機コイルの冷却方法は、従来
の予冷放熱器よりも冷媒ガスの冷却能力が大き
いので、コイル温度をより一層下げることがで
き、圧縮機効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の冷凍冷蔵庫の冷媒循環系路に
係る系路図、第2図および第3図は、本発明の一
実施例を示し、第2図は2段圧縮構成のロータリ
圧縮機を示す断面図、第3図は、その冷媒循環系
路に係る系路図である。 4……密閉容器、8……凝縮器、9……キヤピ
ラリチユーブ、10……蒸発器、12……1段圧
縮部の吸込口、22……2段圧縮中空、23……
1段圧縮中空、25……シリンダ、26……蒸発
皿放熱器、27……中仕切前板放熱器、28……
箱体開口周縁放熱器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部にロータリ圧縮機を収納した密閉容器を
    塔載した冷凍冷蔵庫におて、前記ロータリ圧縮機
    のシリンダ内に冷媒を2段に圧縮するための吸入
    および吐出装置を設け、前記シリンダの1段圧縮
    中空から吐出した冷媒を前記冷凍冷蔵庫に設けた
    中間放熱を経て前記密閉容器内へ導く管路を設
    け、前記シリンダの2段圧縮中空から吐出した冷
    媒を前記冷凍冷蔵庫の凝縮器、キヤピラリチユー
    ブ、蒸発器を経て前記ロータリ圧縮機の1段圧縮
    部の吸込口へ導く管路を設けたことを特徴とする
    冷凍冷蔵庫。
JP3985979A 1979-04-04 1979-04-04 Freezer refrigerator Granted JPS55134255A (en)

Priority Applications (1)

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JP3985979A JPS55134255A (en) 1979-04-04 1979-04-04 Freezer refrigerator

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JP3985979A JPS55134255A (en) 1979-04-04 1979-04-04 Freezer refrigerator

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JPS55134255A JPS55134255A (en) 1980-10-18
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JPH01109598U (ja) * 1988-01-18 1989-07-25

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