JPS61207879A - エンジンの予熱制御装置 - Google Patents

エンジンの予熱制御装置

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JPS61207879A
JPS61207879A JP4743785A JP4743785A JPS61207879A JP S61207879 A JPS61207879 A JP S61207879A JP 4743785 A JP4743785 A JP 4743785A JP 4743785 A JP4743785 A JP 4743785A JP S61207879 A JPS61207879 A JP S61207879A
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JP
Japan
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water temperature
engine
voltage
resistor
control circuit
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Application number
JP4743785A
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English (en)
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Osamu Yamamiya
山宮 治
Keiichi Takeshima
竹島 恵一
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P19/00Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
    • F02P19/02Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/28Interface circuits
    • F02D2041/281Interface circuits between sensors and control unit
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/021Engine temperature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンのグロープラグの温度制御を冷却水
温に応じて行なうエンジンの予熱制御装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、グロープラグ自身の抵抗温度特性を利用して
、グロープラグの温度によりグロープラグへの通電をバ
ッテリから直接行なうか安定抵抗を介して行なうかを切
替えるとともに、そのグロープラグへの通電を切替える
温度を水温センサにより検出したエンジンの冷却水温に
応じて変化させて、グロープラグの温度を冷却水温に関
係して制御するエンジンの予熱制御装置が1例えば特開
昭57−5559号公報などにより提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、エンジンの予熱制御装置にはグロープラグの温
度制御の他に予熱表示用ランプの制御やエンジン始動後
のアフターグロー制御といつたタイマ機能等があり、無
駄がなくエンジン性能を有効に助ける予熱制御を行なう
ためにはグロープラグの温度制御だけでなくその他の制
御もエンジンの冷却水温に関係して行なうことが望まし
い。
しかしながら上記の従来例は水温センサをグロープラグ
の温度制御の目的にのみ用いたものであり、上記従来例
においてタイマ機能等の制御も冷却水温に関係して行な
う場合には、新たに他の水温センサを設置する必要があ
り、水温センサの感度のばらつきによる制御精度の低下
やコストの上昇等が問題となる。
そこで本発明では、低コストでエンジン性能を有効に助
ける予熱制御を可能にしたエンジンの予熱制御装置を提
供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明は、グロープラグ
自身の抵抗温度特性を利用してグロープラグの温度を検
出し、その温度が予め定めた基準レベルに達したか否か
によりグロープラグへの通電を切替え、かつ水温センサ
を接続することにより前記基準レベルをエンジン冷却水
温に応じて変化させる第1の制御回路と、前記水温セン
サの出力を利用して第1の制御回路とは異なる機能わ果
す第2または第3.第4・・・の制御回路とからなる複
数の制御回路に、外部信号によって切替わるスイッチン
グ手段を用いて前記水温センサを選択的に接続するもの
で、1つの水温センサをグロープラグの温度制御(第1
の制御回路)以外の制御にも切替えて用いることにより
エンジンによく適合した予熱制御を可能にするものであ
る。
(実施例) 以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の実施例の構成を示す回路図である。
第1図において、1は定格電圧が12Vのバッテリ、2
は可動接点2a、ON接点2bおよびST接点2cを有
するキースイッチで。
可動接点2aの一端にはバッテリ1からの電圧が供給さ
れており、可動接点2aの他端が開放されたオフ状態、
可動接点2aの他端がON接点2bのみに接続されたオ
ン状態および可動接点2aの他端がON接点2bとST
接点2Cの両者に接続されたスタータ状態の3通りの接
続状態に切替えることができる。3および4は、メイン
リレーコイル5aおよびメインリレー接点5bからメイ
ンリレーを駆動するための駆動回路およびトランジスタ
で、駆動回路3の入力端子3aにローレベルの信号が入
力されると、その出力端子3bからローレベルの信号が
トランジスタ40ベースに出力されてトランジスタ4が
オンになり、キースイッチ2のON接点2bおよびトラ
ンジスタ4を介してバッテリ1からメインリレーコイル
5aに通電が行なわれてメインリレー接点5bが閉じる
。また駆動回路3の入力端子3aにハイレベルの信号が
入力されると、出力端子3bからトランジスタ4のベー
スにハイレベルの信号が出力されてトランジスタ4がオ
フになり、メインリレーコイル。
5aへの通電が遮断されてメインリレーコイルが開放さ
れる。さらに駆動回路3はキースイッチ2がオン状態、
即ち可動接点2aとON接点2bとが接続された瞬間に
トランジスタ4を1ヘリガ的にオンさせる機能も有して
いる。6a、6b、6cおよび6dは正の抵抗温度係数
の抵抗体を有し、定格電圧がバッテリ1の定格電圧の約
1/2であるグロープラグで、互いに並列に接続されて
各々の一端が接地されて他端がメインリレー接点5aを
介してキースイッチ2のON接点2bに接続されている
。7はメインリレー接点5aとグロープラグ6aないし
6dとの間の通電路に挿入された微小抵抗の検出抵抗で
ある。8はその入力端子8aに供給される信号レベルに
応じてタイマ時間が連続的に変、化するアフターグロー
タイマ回路で。
キースイッチ2がオン状態になった時点から出方端子8
bよりローレベルの信号を出方し、クランキング信号入
力端子8cに入力されるクランキング信号(キースイッ
チ2がスタータ状態の時に生じるハイレベルの信号)に
よりエンジンが始動した時点からタイマ動作を開始し、
入力端子8aの入力レベル番こ応じた時間が経過した後
に出力端子8bからハイレベルの信号を出力する。9お
よび10は、サブリレーコイルllaおよびサブリレー
接点11bからなるサブリレーを駆動するための駆動回
路および1〜ランジスタで、メインリレー駆動用の駆動
回路3および1〜ランジスタと同様に構成されており、
駆動回路9の入力端子9aに供給される入力信号がロー
レベルの時にサブリレー接点11bが閉じ、駆動回路9
の入力信号がハイレベルの時にサブリレー接点11bが
開く。また駆動回路9の入力端子9aにはアフターグロ
ータイマ回路8の出力信号が供給される。そしてサブリ
レー接点11 、bはメインリレー接点5bと並列に接
続され、さらにサブリレー接点11bを通る通電路には
グロープラグ6aないし6dの印加電圧をその定格電圧
付近まで降下させるための電圧降下抵抗12が挿入され
ている。13,14および15,16は各々直列に接続
されて検出抵抗7の両端の電圧をそれぞれ所定の比で分
割するための抵抗で、抵抗13および14には検出抵抗
7の電源側の電圧、即ちバッテリ1の定格電圧(もしく
は電圧降下抵抗12を介した電圧)が供給され、抵抗1
5および16には検出抵抗7のグロープラグ側の電圧、
即ちグロープラグ6aないし6dの印加電圧が供給され
ている。17はオペアンプとこのオペアンプのマイナス
入力側に接続された入力抵抗およびフィードバック抵抗
とから構成され、入力抵抗およびフィードバック抵抗の
各抵抗値によって定まる増幅率を有する差動増幅器で、
そのマイナス入力端子17aには抵抗13および14の
接続点電圧が供給され、プラス入力端子17bには抵抗
15および16の接続点電圧が供給されて、出力端子1
7cから検出抵抗7の両端の電位差に対応した信号を出
力する。従−って、グロー7プラグ6aないし6dの温
度が上昇すると各々の抵抗値が上がるために検出抵抗7
に流れる電流が小さくなり、検出抵抗7における電圧降
下・が小さくなってそのグロープラグ側の電位が上がる
ことがら、差動増幅器17の出力はグロープラグ6aな
いし6dの温度の上昇に伴って増大する。18および1
9は抵抗13および14と同様に検出抵抗7の電源側の
電圧を所定の比で分割するための抵抗で、その接続点電
圧がグロープラグ6aないし6dの温度が950℃の時
の差動増幅器17の出力と等しくなるように各々の抵抗
値が設定されでいる。20はコンパレータで、プラス入
力端子に差動増幅器 17の出力が供給され、マイナス
入゛力端子に基準電圧として抵抗18および19、の′
接続点電圧が供給されており、比較結果を駆動回路3の
入力端子3aに出力する。またコンパレータ20の出力
端子にはトランジスタ21のベースが接地され、かつト
ランジスタ21のエミッタは接続されコレクタは抵抗2
2を介してコンパレータ20のマイナス入力端子に接続
されていて。
コンパレータ20の出力がハイレベルの時にトランジス
タ21がオンとなって抵抗22が抵抗19と並列に接続
された状態−どなる。そのためコンパレータ20の出力
がハイレベルになると、コンパレータ20のマイナス入
力端子には抵抗18と抵抗19および22の並列合成抵
抗とによって分割された電圧が入力されることになり、
コンパレータ20における基準値が低下する1本実施例
では。
コンパレータ20の出力がハイレベルの場合に、抵抗1
8と抵抗19および22との接続点電圧と、グロープラ
グ6aないし6dが850℃の時の差動増幅器17の出
力とが等しくなるように、抵抗22の値が決定されてお
り、したがって、グロープラグ6aないし6dの温度が
950℃に達してコンパレータ20の出力が一度ハイレ
ベルになった後は、グロープラグ6aないし6dの温度
が100℃下がって850℃にならないとコンパレータ
20の出力がローレベルに戻らない、23はバッテリ1
の電圧がキースイッチ2のON接点2bおよび電流制限
抵抗24を介して供給されて。
バッテリ1の電圧変動範囲における最低値よりも低い値
(本実施例では6.8V)に安定化した電圧を、アフタ
ーグロータイマ回路8および後述する回路素子等に供給
するためのツェナーダイオードである。25はグロープ
ラグ6aないし6dの予熱表示時間を設定するためのラ
ンプタイマ回路で、抵抗26.27.28.コンデンサ
29.コンパレータ30およびトランジスタ31から構
成されていて、ツェナーダイオード23により6.8v
に安定化さ九た電圧が供給されて、この電圧を抵抗26
および27により所定の比で分割してコンパレータ30
のマイナス入力端子に基準電圧として供給するとともに
、抵抗28を介してコンデンサ29に6.8■の定電圧
で充電を行ないこのコンデンサ29に充電された電圧を
コンパレータ30のプラス入力端子に供給することによ
り、キースイッチ2がON状態になった時点からコンデ
ンサ29が所定の時定数に従って充電が開始され、その
充電電圧が抵抗26および27で設定された基準電圧に
達した時にコンパレータ30の出力がハイレベルとなる
もので、さらに抵抗26および27の接続点とアースと
の間に抵抗27と並列にトランジスタ31のエミッタお
よびコレクタが接続されており、トランジスタ31のベ
ースに入力される信号レベルによってコンパレータ30
の基準電圧が変化することにより、キースイッチ2がO
N状態になってからコンパレータ30の出力がハイレベ
ルとなるまでのタイマ時間が変化する。なお、ランプタ
イマ回路25のタイマ時間は、グロープラグ6aないし
6dの加熱速度を考慮して設定されている。32はラン
プタイマ回路25のコンパレータ30の出力が入力端子
32aに供給され、その出力端子32bが予熱期間表示
用のインジケータランプ33を介してキースイッチのO
N接点、2bに接続されたランプドライブ回路で、コン
パレータ30の出力がローレベルの時にその出力がロー
レベルとなってインジケータランプ33を点灯させ、コ
ンパレータ30の出力がハイレベルの時に出力がハイレ
ベルとなってインジケータランプ33を消灯させる。3
4はキースイッチ2のST接点2cとアースとの間に接
続されたエンジン始動用のスタータである。
35はエンジンの冷却水温を検出する水温センサとして
のサーミスタ、36はキースイッチ2がオン状態の時に
ツェナーダイオード23により6.8vに安定化された
電圧がエミッタに供給され、そのベース電流がキースイ
ッチ2のST接点2cおよびスタータ34を介してアー
スに流れることによりオン状態となるトランジスタで、
このトランジスタ36がオン状態になると6.8vの定
電圧がトランジスタ36および抵抗37を介してサーミ
スタ35に印加され、抵抗37とエンジン冷却水温に応
じて抵抗値が変化するサーミスタ35とにより6.8v
の定電圧を分割した電圧がアフターグロータイマ回路8
の入力端子8aおよびランプタイマ回路25のトランジ
スタ31のベースにそれされ供給される。ここで、抵抗
37とサーミスタ35の接続点電圧は、エンジン冷却水
温が低い時に高く、そしてエンジン冷却水温の上昇に伴
って低下するため、ランプタイマ回路25のトランジス
タ31はベースに供給される上記の電圧がエミッタに供
給されている抵抗26および27の接続点電圧よりも低
くなるようなエンジン冷却水の温度領域で作動し、エン
ジン冷却水温の上昇に応じてコンパレータ30の基準電
圧となる抵抗26および27の接続点電圧を連続的に低
下させてタイマ時間を短縮する。38はエミッタが接地
されベースが抵抗を介してキースイッチ2のST摺接点
接続されて、キースイッチ2がスタータ状態の時にオン
になるトランジスタで、そのコレクタはトランジスタ3
9のベースに接続されていてトランジスタ38がオンに
なるとトランジスタ39もオンになる。このトランジス
タ39はエミッタが検出抵抗7の電源側に接続され、コ
レクタが抵抗40を介してサーミスタ35に接続されて
いて、トランジスタ39が導通状態の時には抵抗40を
介してサーミスタ35にバッテリ1の定格電圧(または
電圧降下抵抗12で降圧された電圧)が印加される。4
1はエミッタが抵抗42を介して抵抗13および14の
接続点に接続されコレクタが接地されたトランジスタで
、ベースに抵抗40とサーミスタ35の接続点電圧が供
給されていて、トランジスタ31と同様にエンジン冷却
水温の上昇に伴って抵抗40とサーミスタ35の接続点
電圧が低下して抵抗13および14の接続点電圧よりも
低くなるとオンになり、抵抗42とトランジスタ41の
エミッタ・コレクタ間の抵抗との合成抵抗を抵抗14と
並列に接続した状態にする。従って、差動増幅器17の
マイナス入力端子17aの入力電圧となる抵抗13およ
び14の接続点電圧は、トランジスタ41が導通し始め
る湿度以上のエンジン冷却水温領域で、トランジスタ4
1がほぼアース電位まで下がってトランジスタ41が完
全に導通状態となるまでエンジン冷却水温の上昇ととも
に連続的に低下する。このようにエンジン冷却水温に依
存して差動増幅器17のマイナス入力レベルが下がると
、グロープラグ6aないし6dの温度に対する差動増幅
器17の出力が増大してコンパレータ30の出力がハイ
レベルとなる時点のグロープラグ6aないし6dの温度
が下がり、実質的にコンパレータ20の基準値がエンジ
ン冷却水温に応じて変化する0本実施例では、エンジン
冷却水温が十分に高くトランジスタ41が完全に導通状
態となった場合、グロープラグ6aないし6dの温度が
800℃になるとコンパレータ20の出力がハイレベル
に転じ、トランジスタ41がオフの時の950’Cより
も150℃低くなるように抵抗42の値が設定されてい
る。
43はアノードがトランジスタ41のエミッタに接続さ
れカソードがキースイッチ2のST接点2Cに接続され
たダイオードで、キースイッチ2がオン状態の時にトラ
ンジスタ41のオン・オフに関係なく抵抗42の一端を
スタータ34を介して接地して、抵抗42と抵抗14と
を実質的に並列に接続する。従ってキースイッチ2がオ
ン状態の時にはコンパレータ20の出力がハイレベルと
なる時の6aないし6dの温度は800℃である。
次に1本実施例の動作を説明する。
運転者がキースイッチ2をオン状態にすると、駆動回路
3の作動によりトランジスタ4がトリガ的にオンになり
、メインリレーコイル5aが通電状態となってメインリ
レー接点5bが閉じる。
そして、メインリレー接点5bおよび検出抵抗7を介し
てグロープラグ6aないし6dにその定格電圧の約2倍
のバッテリ1の電圧がそのまま印加され、グロープラグ
6aないし6dが急速に加熱されるとともに、差動増幅
器17の出力が増大する。この時点でダイオード43は
導通状態であるので、抵抗42の一端がダイオード43
およびスタータ34を介して接地され、抵抗42と抵抗
14とが実質的に並列接続された状態と□なる。従って
、グロープラグの温度の上昇に従って差動増幅器17の
出力が増大し、コンパレータ20の出力がハイレベルに
転じる時のグロープラグ6aないし6dの温度は800
℃である。また、キースイッチ2がオン状態になるとア
フターグロータイマ回路8がローレベルの信号を駆動回
路9に出力するので、トランジスタ10がオンになって
サブリレーコイルllaが通電状態になりサブリレー接
点11bも閉じる。ただし、この時にはメインリレー接
点5bが命じているため、グロープラグ6aないし6d
への通電はサブリレー接点11bには関係なくメインリ
レー接点5bを介して行なわれる。
一方、キースイッチ2がオン状態になるとトランジスタ
36がオンになり、サーミスタ35には抵抗37を介し
てツェナーダイオード23によって安定化された6、8
vの定電圧が印加される。この時、ランプタイマ回路2
5のトランジスタ31のベースにはサーミスタ35と抵
抗37との接続点電圧が供給されるため、タイマ時間を
決定するコンパレータ30のマイナス入力電圧は、第2
図に示すように一20℃以上のエンジン冷却水温で温度
上昇とともに連続的に低下する。従ってインジケータラ
ンプ33は、キースイッチ2がオン状態になった時点か
ら点灯し、その点灯時間が第3図に示すようにエンジン
冷却水温が高いほど短かくなる。これはエンジン冷却水
温が高いほどグロープラグの温度が低い状態でクランキ
ングを開始してもよいことを意味する。
さて、運転者がキースイッチ2をオン状態にした後、エ
ンジン冷却水温に対応したタイマ時間が経過してインジ
ケータランプ33が消灯すると、運転者がキースイッチ
2をスタータ状態にしてスタータ34を作動させ、エン
ジンのクランキングを行なう。この時、エンジン冷却水
温が著しく低くインジケータランプ33の点灯時間が長
い場合や、運転者がインジケータランプ33が消灯した
後即座にクランキングを開始しなかった場合でもグロー
プラグ6aないし6dの温度が800℃に達するとメイ
ンリレー接点5bが開き、グロープラグ6aないし6d
にはサブリレー接点11bおよび電圧降下抵抗12を介
してバッテリ1からの通電が行なわれるため、後述する
第6図の破線で示すようにグロープラグ6aないし6d
の温度は800℃を少し越えた程度で安定し、不要に加
熱されることはない。次に、キースイッチ2をスタータ
状態としてクランキングが開始されると。
トランジスタ36がオフになると同時にトランジスタ3
8および39がオンになって、サーミスタ35には抵抗
40を介して検出抵抗7の電源側の電圧が印加される。
この時、ダイオード43がそのカソードにキースイッチ
2のST接点2cを介してハイレベルの信号が加わって
遮断状態となるため、サーミスタ35と抵抗40との接
続点電圧はトランジスタ41を制御することにより抵抗
13および14の接続点における電圧分割比をエンジン
冷却水温に応じて変化させる目的に用いられる。従って
抵抗13および14の接続点における電圧分割比は、抵
抗13と14とが同一の抵抗値の場合を例にすると、第
4図に示すようにエンジン冷却水温が一20℃以下では
トラ、ンジスタ41が完全にオフとなって1/2となり
、−20℃を越えて30℃程度までは温度上昇に伴って
わずかずつ低下し、それ以上のエンジン冷却水温ではト
ランジスタ41が完全にオンになって1/2より少し下
がった値で一定となる。このような特性をグロープラグ
の制御温度として示すと第5図のようになり1例えばエ
ンジン冷却水温が一20℃の場合には第6図で実線で示
すように、グロープラグ6aないし6dの温度が上昇し
て950℃に達するとコンパレータ20の出力がハイレ
ベルとなってメインリレーがオフとなってサブリレーを
介してグロープラグ6aないし6dの通電が行なわれ、
コンパレータ20に接続されたトランジスタ21の作動
によって生じるヒステリシスのためにグロープラグ6a
ないし6dの温度が850℃まで下がるとメインリレー
が再びオンになる。
このようにクランキング中はメインリレーのオフになる
時と再びオンになる時のグロープラグの温度がエンジン
冷却水温によって第5図のように変化する。
その後、エンジンが始動してクランキング状態を終了し
、キースイッチ2を再びオン状態とすると、タイオード
43のカソードがアース電位になるので、エンジン冷却
水温にかかbらず抵抗42が抵抗14と並列に接続され
た状態となる。
このためメインリレーがオフになる時のグロープラグの
温度は再び800℃となり、メインリレーが再びオンと
なる時のグロープラグの温度は上記ヒステリシスのため
に700℃となるが、メインリレーが一度オフになった
後はサブリレーおよび電圧降下抵抗12を介しての通電
となるため、メインリレーは再びオンすることなくグロ
ープラグの温度は800℃前後で安定する。また、クラ
ンキングが終了した時点からトランジスタ36が再びオ
ンになって抵抗37を介してサーミスタ35に6.8v
の定電圧が供給されるとともに、アフターフグロータイ
マ回路8のタイマ動作が開始され、その入力端子8aに
供給されるサーミスタ35と抵抗37の接続点電圧によ
り、エンジン冷却水温が低ければタイマ時間が長く、エ
ンジン冷却水温が高ければタイマ時間が短く設定される
そしてエンジン冷却水温に応じたタイマ時間が経過する
とアフターグロータイマ回路8の出力がハイレベルとな
り、サブリレー接点11bが開放されてグロープラグ6
aないし6dへの通電が終了する。
なお、上記の実施例では、サーミスタ35の接続をトラ
ンジスタ36.38および39等によって行なっている
が、メーク・ブレーク接点を有する電磁リレーを用いて
もよい。また前記実施例は、水温センサが切替接続され
る回路の電源電圧が異なる場合の適用であるが、サーミ
スタにより構成される水温センサの温度検出範囲を切替
えたい場合等には、サーミスタに前置接続される信号発
生用の抵抗のみを切替えればよい、さらに、前記実施例
では、グロープラグの抵抗体の抵抗温度係数を利用して
検出抵抗によりグロープラグの温度を検出してその制御
を行なっているが、グロープラグの印加電圧に依存して
通電時間を制御するコンデンサ充電タイマによる急速加
熱方式においても、コンデンサの充電電圧を比較する電
圧をエンジン冷却水温が低い場合においてクランキング
中にエンジン冷却水温に応じて連続的に変化させること
により前記実施例と同様の制御を行なうことができる。
また、グロープラグの通電制御に限らず水温センサを複
数の回路に切替えて使用する目的には何にでも本発明を
利用できることは明白である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、グロープラグの
温度制御に用いる水温センサを目的の異なる複数の回路
に選択的に接続することがで・′: きるので、水温センサの数を増やす必要がなく。
・、・e コストの低減を図ることができるとともに、予熱時間を
設定するインジケータランプの点灯時間の制御やアフタ
ーグロー制御等も単一の水温センサによってエンジン冷
却水温に応じた制御ができるので、無駄なくエンジン性
能を助ける予熱制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図ないし第6図は、本発明の一実施例の動作を説明する
ための図である。 2・・・キースイッチ、5a・・・メインリレーコイル
、5b・・・メインリレー接点、6a〜6d・・・グロ
ープラグ、7・・・検出抵抗、8・・・アフターグロー
タイマ回路、11a・・・サブリレーコイル、11b・
・・サブリレー接点、17・・・作動増幅器、20゜3
0・・・コンパレータ、25・・・ランプタイマ回路。 特許出願人  日本電装株式会社 1g2図   !!3図 第  4  図 エシリシ+乏T””kC’c)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) エンジンの冷却水温を検出するための水温セン
    サと、 前記エンジンに取り付けられ、所定の抵抗 温度係数の抵抗体を有するグロープラグと、前記グロー
    プラグに流れる電流から検出抵 抗を用いて該グロープラグの温度に対応した電圧を発生
    させ、この電圧から比較器により前記グロープラグの温
    度が予め定めた基準レベルに達したか否かを判定し、前
    記比較器の判定結果に応じて前記グロープラグへの通電
    電流を変化させ、かつ前記水温センサの検出結果を利用
    して、前記エンジンの冷却水温に応じて前記比較器にお
    ける基準レベルを実質的に変化させる第1の制御回路と
    、前記水温センサの検出結果を利用して前記 第1の制御回路とは異なる機能を果す1つまたは複数の
    第2の制御回路と、 外部信号に応じて前記第1の制御回路およ び第2の制御回路に前記水温センサを選択的に接続する
    スイッチング手段とを備えたことを特徴とするエンジン
    の予熱制御装置。
  2. (2) 前記スイッチング手段は、外部信号としてクラ
    ンキング信号を利用し、クランキング時に前記水温セン
    サを前記第1の制御回路に接続し、非クランキング時に
    は前記水温センサを前記第1の制御回路から切り離して
    前記第2の制御回路に接続することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のエンジンの予熱制御装置。
  3. (3) 前期第2の制御回路は、エンジン冷却水温に応
    じて予熱時間を設定する制御回路であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載のエンジン
    の予熱制御装置。
  4. (4) 前記第2の制御回路は、エンジンの冷却水温に
    応じてエンジン始動後のアフターグローの時間を設定す
    る制御回路であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載のエンジンの予熱制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004278513A (ja) * 2002-10-09 2004-10-07 Beru Ag ディーゼルエンジンにおけるグロー・プラグ加熱制御方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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