JPS61203960A - 蓄熱式電気ヒ−タ−の製造法 - Google Patents

蓄熱式電気ヒ−タ−の製造法

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JPS61203960A
JPS61203960A JP4541785A JP4541785A JPS61203960A JP S61203960 A JPS61203960 A JP S61203960A JP 4541785 A JP4541785 A JP 4541785A JP 4541785 A JP4541785 A JP 4541785A JP S61203960 A JPS61203960 A JP S61203960A
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JP
Japan
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heat storage
electric heater
storage element
type electric
sealed
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隆博 和田
米野 寛
富夫 有川
隆仁 石井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、身体の局所暖房器等に用いられる蓄2/・−
/゛ 熱式電気ヒーターの製造法に関するものである。
従来の技術 従来、潜熱蓄熱材を用いた蓄熱エレメントと電気ヒータ
ーを組合せて用いる場合、固体あるいは液状の潜熱蓄熱
材を、容器中に充填した後、大気圧下で容器の口を封止
した蓄熱エレメントを用いていた。
発明が解決しようとする問題点 この封入方法では、潜熱蓄熱材が顆粒状の場合には、通
常の方法で充填したのでは、容器の体積の33%以上は
空気を一諸に封入することになる。
しかも、加熱されると容器内の空気は膨張し、その割合
はさらにふえる。蓄熱エレメント内に空気の部分が存在
すると、蓄熱時、外から空気層を介して蓄熱材に熱が伝
えられることになるので、空気層が存在しない場合に比
べて熱が伝わりにくくなり、蓄熱終了までの時間が長く
なってしまう。
また当竺の事であるが、蓄熱エレメント中に蓄熱材と同
時に空気が封入されていると、蓄熱エレメントの単位体
積当りの蓄熱密度が小さくなる。また潜熱蓄熱材全液状
にして柔軟な容器中に封入する場合には、空気の含有量
を少なくして容器を密封しようとすると、融着層を互い
に合わせるので、液が融着部分まで上ってきて、それら
の面に付着するので、う1〈密封出来なくなる。また−
見うまく密封出来たかに見えても、ちょっと外圧をがけ
ると融着層は、はずれてしまう。それで融着を確実にし
ようとすると、かなりの量の空気を同時に容器中に封入
することはやむをえず、そのため当然、顆粒状の潜熱蓄
熱材を封入した蓄熱エレメントと同様、蓄熱特性は悪く
なり、しかも蓄熱密度が低くなる。また、蓄熱エレメン
トの中に1部、空気部分が存在すると、その空気部近傍
のヒーターからは、はとんど蓄熱材に熱が伝達されない
ので、その部分のヒータ一温度が非常に高くなると言う
問題もあった。本発明は、このような問題点を解決した
蓄熱特性が良好で、しかも蓄熱密度が高く、安全な蓄熱
式電気ヒーターを提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の特徴は、潜熱蓄熱材を減圧下で柔軟な容器中に
密封して蓄熱エレメント’(f一つくり、その蓄熱エレ
メントに密接して電気ヒーターを設けることである。望
ましくは、密封時の気圧’(jlmmHfから200陥
Hfにする。
作  用 本発明によれば、電気ヒーターと潜熱蓄熱材の間に介在
する空気を効果的に減少できるので、両者間の熱伝達が
スムーズに行なわれ、蓄熱特性は非常によく、また蓄熱
エレメント中に空気を封入していないので蓄熱密度も太
きい。また電気ヒーターから均一に潜熱蓄熱材に熱が伝
えられるので、ヒーターの1部が過熱されると言う危険
性もきわめてすぐないものになっている。
実施例 実施例1 第1図に示す潜熱蓄熱材1としては、酢酸ナトリウム3
水塩に過冷却防止材として2重量パーセントのピロリン
酸ナトリウムを添加した系を用い、収納容器2の材料と
しては、外側から、12μm6 ′ −/ のポリエステル層、15μmの延伸ナイロン層、9μm
のアルミニウム箔層、80μmのポリエチレン層の4層
よりなるラミネートフィルムを用いた。このラミネート
フィルムの場合、融着層は最内層のポリエチレン層であ
る。このラミネートフィルムを2枚合わせて、必要な部
分を熱融着し、内部の大きさが100mm X 100
ttrnの容器をつくった。この容器に、顆粒状の潜熱
蓄熱材を′4of充填して、下記第1表で示したような
種々の気圧下で密封した。このようにしてつくった蓄熱
エレメントの片面に、自己制御特性を有する面状の電気
ヒーター3(制御温度:約so℃)6粘着テープを用い
てはりつけた。この蓄熱式電気ヒーターを約1crnの
発泡ポリウレタン製の断熱材セはさみ、それをヒーター
面が下面になるように設置した。
蓄熱特性の評価は、熱電対により、ヒーター反対面の蓄
熱エレメント中央部の温度を測定することによっておこ
なった。第2図に試料2の蓄熱特性を示した。この図の
縦軸はヒーター反対面の蓄熱エレメント中央部の温度で
あり、横軸は通電全開6ベー7 始してからの経過時間である。
そして、蓄熱完了に必要な時間の目安としては、蓄熱エ
レメントの温度が蓄熱材の転移温度を越えて60℃に達
するまでの経過時間を用いた。この時を図では矢印で示
した。このようにして求めた蓄熱完了に必要な時間を第
1表に密封時の気圧とともに示した。
この表を見ると、密封時の気圧が100 rranHf
以下の場合には蓄熱完了までに必要な時間はほぼ一定で
、23分以内、300 mHfに彦ると、29分必要と
なる。そして760mmHr(大気圧)の場合秦 試料
8は比較例である。
には、蓄熱完了までに62分もかかり、100mmHf
 以下で封入した場合と比較して、約170係も長くな
っている。
ところで、減圧にするためには、真空ポンプが必要であ
り、真空度を上げるためには長時間吸引することが必要
である。1 mmH泪度の真空度の場合には通常のロー
タリーポンプで十分であり、それ以上真空度を上げるた
めには、非常に長くロータリーポンプで吸引するか、他
の真空ポンプと併用しなければならない。そうすると当
然、蓄熱エレメントのコストは高くなり実用的ではなく
なる。
それで実用的な観点から1aH5J以上の圧力下で密封
するのが適当であると考えられる。それで、結局望まし
い圧力範囲としては1■Hθλら200mmHfの範囲
である。
実施例2 潜熱蓄熱材としては、酢酸ナトリウム3水塩に過冷却防
止材として2重量パーセントのフン化リチウムを添加し
た系を用い、容器材料としては、外側から、12μmの
ポリエステル層、40μmのポリエチレン層、9μmの
アルミニウム箔層、150μmのポリエチレン層の4層
よりなるラミネートフィルムを用いた。このラミネート
フィルムの場合、融着層は最内層のポリエチレン層であ
る。このラミネートフィルムを2つ折りにして必要な部
分を熱融着して、内部の大きさが100 mmX100
+n+nの容器をつくった。その中に通気性の袋中に封
入した潜熱蓄熱材f40f充填し、10rmnHVの気
圧下で密封した。電気ヒーターとしては、通常の表面が
電気絶縁されている線状発熱体を、外側から12μmの
ポリエステル層、2層μmのアルミニウム箔層、80μ
mのポリエチレン層の3層よりなるラミネートフィルム
にはさみ込んで面状にしたものを用いた。この電気ヒー
タと蓄熱ニレメントラエポキシ系の接着剤を用いては9
合わせ本実施例の蓄熱式電気ヒーターを得た。この蓄熱
式電気ヒーターに80℃に設定したバイメタル式の温度
制御器をとりつけて、実施例1と同様の条件で蓄熱特性
を測定したととる蓄熱に必要な時間は、25分でありほ
ぼ実施例1と同等の特性9べ〜/゛ を示した。また同じ構成で、蓄熱材を大気圧下で密封し
たものは、蓄熱完了までに70分もかかった0 発明の効果 本発明の蓄熱式電気ヒーターの製造法によれば、潜熱蓄
熱材を減圧下で柔軟な容器中に密封して蓄熱ニレメンi
fつくり、その蓄熱エレメントに電気ヒーターを密接し
て設けるので、蓄熱特性がきわめてよく、しかも蓄熱密
度も高く、局所的に過熱すると言う問題もない、きわめ
て安全性の高い蓄熱式電気ヒーターを実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における蓄熱式電気ヒーター
の断面図、第2図は本発明にかかる蓄熱式電気ヒーター
の蓄熱特性を示したグラフである01・・・・・・潜熱
蓄熱材、2・・・・・・収納容器、3・・・・・・電気
ヒーター。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潜熱蓄熱材を柔軟な容器中に減圧下で封入し、そ
    の蓄熱エレメントに密接して電気ヒーターを設ける蓄熱
    式電気ヒーターの製造法。
  2. (2)潜熱蓄熱材を柔軟な容器中に封入する時の気圧が
    、1mmHgから200mmHgの範囲にある特許請求
    の範囲第1項記載の蓄熱式電気ヒーターの製造法。
  3. (3)蓄熱エレメントに密接して設ける電気ヒーターが
    面状電気ヒーターである特許請求の範囲第1項記載の蓄
    熱式電気ヒーターの製造法。
  4. (4)蓄熱エレメントの表面に電気ヒーターを接着する
    特許請求の範囲第1項記載の蓄熱式電気ヒーターの製造
    法。
JP4541785A 1985-03-07 1985-03-07 蓄熱式電気ヒ−タ−の製造法 Granted JPS61203960A (ja)

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JP4541785A JPS61203960A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 蓄熱式電気ヒ−タ−の製造法

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JP4541785A JPS61203960A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 蓄熱式電気ヒ−タ−の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS61203960A true JPS61203960A (ja) 1986-09-09
JPS6345826B2 JPS6345826B2 (ja) 1988-09-12

Family

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