JPS61202644A - 雑草取り機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ゴルフ場等における雑草の抜き取りに最適な
雑草取り機に関するものである。

従来の技術 本出願人は、先に、従来人手により行なっている草取り
を機械的に行なうことのできる草取り機を提案した。こ
の草取り機は、草取り回転胴と該草取り回転胴に接触し
て回転する一つの把持ロールを有し、草取り回転胴を回
転させて雑草の上部を取込み、把持ロールと協動して雑
草を引き抜くようにしたものである。上記草取り機は、
雑草がたおれてしまうと扱き取りを確実に行なうことが
困難であった。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記欠点を解消して、たおれた雑草を
立ち上がらせて確実に扱き取りを行なうことが可能な雑
草取り′ＩＶＡＩを提供することにある。

問題点を解決するための手段 本発明の雑草取り機は、地面上を移動できるようにした
機体と、該機体に取付Ｇプだ回転運動を行なう草取り装
置と、前記草取り装置を駆動する駆動装置と、前記草取
り装置に接触して回転する前記機体に回転自在に取付け
た把持装置とか、らなり、前記草取り装置と前記把持装
置とが係合する進行方向前方に回転運動を行なうブラシ
を設けたことを特徴とする構成を有するものである。

作　　用 機体が地面上を移動し、前記機体に取付けた草取り装置
が駆動装置によって回転運動を行ない、前記草取り装置
に接触して前記草取り装置の後方に取付けた把持装置が
回転し、前記草取り装置と前記把持装置とが係合する進
行方向前方に設けたブラシが回転運動してたおれている
雑草を立ち上がらせると共に咬持部に送り、前記草取り
装置と前記把持装置により雑草を確実に根元から引き扱
くと共に、引き抜かれた雑草を前記草取り装置と前記把
持装置とが挟持して上方に移送する。

実施例 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて詳細に説明す
る。

第１図は、本発明の第１実施例に係わる雑草取り機の概
略断面図を示し、１は走行ローラ２と走行ローラ３に支
持されて芝地上等を走行できる機体を示す。機体１には
草取り装置となる草取り回転胴４と草取り回転胴４の後
側下方部に圧接して複数の把持ロール５が設けられ、走
行ローラ２゜２は前記機体１に回転自在な回転軸２ａに
一体に並設されている。（第２図）草取り回転胴４には
、第２図に示すように、機体１の走行時、駆動装置とな
る走行ロー５２．２の回転が回転軸２ａより伝動装置箱
６内の伝動装置を介して伝えられる。

草取り回転胴４は走行ローラ２の数倍の回転速度で駆動
されて、雑草の上部を取込み、把持装置となる複数の把
持ロール５と協動して雑草を引ぎ抜く。草取り回転胴４
の周面には、所要の間隔で、適当な硬度を有するゴムか
ら成る突条７が螺旋状に取付けられているので、雑草は
突条７との摩擦係合により把持ロール５との咬持部へと
取込まれる。前記草取り回転胴４の突条７，７間の周面
にはワイヤ、剛毛あるいは合成繊維等からなるブラシ１
０が前記草取り回転１１４の支軸８と一体に放射状に植
設され、前記ブラシ１０により前記突条７と最下部の把
持ロール５とが係合する直前にだおれている雑草を立ち
上がらせると共に雑草を確実に咬持部へと送り込む。把
持［−ル５の周面ば草取り回転胴４の突条７と同じく適
度の弾性と摩擦を有するゴムで被覆され、前記把持ロー
ル５は、前記草取り回転胴４の突条７に圧接するように
円弧状に複数個が機体１に枢着されている。なお、草取
り回転胴４の突条７と把持ロール５の被覆はゴム材に限
るものではなく、合成樹脂その他の適度な弾性と摩擦を
有する材料が用いられる。また、突条７又は把持ロール
５の被覆の一方を木材・金属等としてもよい。

草取り回転胴４及び最下部の把持ロール５は、それぞれ
の最下線を接触開始面の起線として、該起線が地表に近
接するよう機体１に配設される。

図中、８は草取り回転胴４の支軸、９は機体１の牽引棒
である。機体１は、人力又は動力走行車により、牽引す
る。なお、第１図に示す実施例においては、草取り回転
胴４を駆動装置となる走行ローラ２の回転力により駆動
しているが、機体１上に駆動装置として適当な原動機を
載置し、該原動機により草取り回転胴４を回転させても
よい。

また、機体１上にＵ置した原動機により、前記走行ロー
ラ２を駆動して機体１を自走式にしてもよい。

草取り装置の進行方向前方で機体１に走行ローラ２の軸
と平行な軸３４に回動可能な根切所用の星形切刃３５を
多数円周方向に位相を変えて並設し、前記切刃３５を前
記機体１の外、部に突出あるいは前記機体１の内部に収
納可能に上下移動自在に取付けておけば、切刃３５によ
って雑草の根部を切断して雑草を確実に根元から抜き取
ることができる。

次に、第１実施例における動作について説明する。機体
１を人力又は動力走行車により牽引すると、駆ｆＪｌ装
置となる走行ロー５２の回転力により回転軸２ａより伝
動装置箱８内の伝動装置を介して草取り回転胴４が回動
する。前記草取り回転胴４の回動により突条７．７間に
設けたブラシ１０がたおれている雑草を立ち上がらせ、
前記草取り回転胴４に取付けた螺旋状の突条７が回転し
て雑草を取り込み、把持ロール５と協動して雑草を引き
抜く。抜き取られた雑草は、突条７と複数の把持ロール
５に挾持されて上方に移動される。

第３図は、本発明の第２実施例を示し、走行口−ラ２と
走行ローラ１１に支持されて地上を走行できる機体１に
は、草取り装置１２と把持装置となる複数の把持ロール
１３及び扱き取った雑草の収容箱１４が設けられている
。走行ローラ１１は機体１に軸１５で枢着された支持ア
ーム１６の端部に回動可能に取付けられ、支持アーム１
６は機体１に設けられた軸１５を中心とする円弧溝１７
に挿入された固定ねじ１８によって機体１に固定され、
この固定ねじ１８を緩めることにより、走行ローラ１１
が機体１に対して上下できるようにされている。また、
機体１には、ベルト、チェーンあるいは歯車等の伝動装
置ｆ（図示せず）が設けられており、機体１の走行時、
走行ローラ２の回転が前記伝動装置を介して草取り装置
１２に伝えられる。草取り装置１２は、走行ローラ２に
より、駆動されて雑草の上部を取り込み、複数の把持ロ
ール１３と協動して雑草を引き扱く。

草取り装置１２は、第４図に示すように、機体１に取付
けた２本以上のシャフト２０．該シャフト２０の両端に
設けた鎖歯車２１．該鎖歯車２１問に掛けた巻掛は伝動
体となる鎖２２．鎖２２間に所要の間隔をおいて取付け
た草取り込み棒２３を有し、前記草取り込み棒２３には
それぞれこれと平行にその両端に形成した取付部２４（
第５図。

第６図）を利用してブラシ２７を有するブラシ支持杆２
８が鎖２２．２２間に取付けられている。

草取り込み棒２３は、第５図に示すように、両端に取付
部２４を形成した心棒２５の外面に取付けた適度の弾性
と摩擦を有するゴム又は合成樹脂製の摩擦体２６とから
なる。該摩擦体２６は筒型で、その外面に長手方向に向
いた多数の凸条が形成され、上記取付部２４の曲面部外
周にも摩擦体２６が取付けられて全長を有効に利用でき
るようになっている。草取り込み棒２３は、その両端の
取付部２４をそれぞれ鎖２２にボルト等により取付ける
。

把持ロール１３は、第６図に示すように、機体１に回転
自在に複数本取付けられており、摩擦体２６に接触して
回転するように、前記摩擦体２６と圧接するよう直線状
に配設されている。

草取り装置１２及び最も下部の把持ロール１３は、それ
ぞれの最下線を接触開始面の起線として、該起線が地表
に近接するよう前記機体１に配設される。

なお、ブラシ２７はブラシ支持杆２８を用いることなく
、草取り込み棒２３に直接植設することもできる。

次に、本発明の第２実施例における動作について説明す
る。機体１を人力又は動力走行車により牽引すると、走
行ローラ２の回転力により草取り装置１２の鎖歯車２１
が回動する。鎖歯車２１の回動により鎖２２が回転運動
を行ない、前記鎖２２と共にブラシ２７が回転運動して
たおれている雑草を立ち上がらせ、鎖２２に取付けた心
棒２５も回転移動し、該心棒２５上の摩擦体２６が草を
取り込み、把持ロール１３と協動して草を引き抜く。抜
き取られた雑草は、摩擦体２６と複数の把持Ｏ−ル１３
に挾持されたまま上方に移動され、両者が離間すると収
容箱１４に投下される。

なお、この際、摩擦体２６と把持ロール１３との間に多
量の草や小枝や小石等が取り込まれると、草取り込み棒
２３と把持ロール１３との間に無理な力が掛からないよ
うに構成されている。また、草取り装［１２の駆動は、
複数の鎖歯車２１のうち、把持ロール１３側の上部にあ
る鎖歯車２１を駆動車とするのがよい。

第７図は、本発明の第３実施例を示すものであり、第３
図に示す実施例の草取り装置１２の草取り込み棒２３に
取付けたブラシを取り除いて、最も下部の鎖歯車２１の
回転するシャフト２０にブラシ２９が放射状に一体に取
付けられたもので、前記ブラシ２９の回転によったおれ
た雑草を立ち上がらせ、ブラシの数も少なくすることが
でき、他の構成及び動作は第３図に示す実施例と同様で
あるため説明を省略する。

次に、第８図は、本発明の第４実施例を示すものであり
、走行ローラ２と走行ローラ１１に支持された機体１に
は、回転運動を行なう草取り装置１２と回転自在な把持
装置３０とだおれた雑草を立ち上がらせる回転自在なブ
ラシ３１及び収容箱１４が設【プられ、草取り装置１２
は走行ローラ２により駆動されて雑草の上部を取り込み
、把持装ｆｆ１３０と協動して雑草を引き扱くもので、
第４図に示す実施例の草取り装置１２に取付けたブラシ
を機体１に草取り装置１２と別体に設けて、複数の把持
ロールを搬送ベルトよりなる把持装置ｆ３０に変えたも
ので、他の構成は第４図に示す実施例と同様のため説明
を省略する。

把持装置３０は、機体１に回転自在に取付りた２本以上
のローラ３２及び該ローラ３２間に掛けまわしだ巻掛は
伝動体となる平ベルト３３を有し、平ベルト３３が草取
り装置１２の草取り込み棒２３の回転に接触して独立の
回転装置によって回転するよう配設されている。平ベル
ト３３は、前記草取り込み棒２３の摩擦体２６と同じく
適度の弾性とＷｌｉｌＩを有するゴム又は合成樹脂ある
いは強靭な布等で作られている。

草取り装Ｗ１１２及び把持装置ｆ３０は、それぞれの最
下線を接触開始面の配線として、該配線が地表に近接す
るよう前記機体１に配設される。

なお、平ベルト３３は、扱き取った、雑草を収納箱１７
に搬送し、草取り込み棒２３との接触圧を変えることも
可能である。

ブラシ３１は、機体１の進行方向で草取り装置１２の前
部となる機体１に枢着された回転軸３１ａに取付けられ
、前記草取り装置１２の鎖歯車２１の回転により駆動さ
れ、雑草の扱き取り前にだおれている雑草を立ち上がら
せる。

次に、この実施例にお（プる動作を説明すると、機体１
を人力又は動力走行車により牽引すると、走行ローラ２
の回転力により、草取り装置１２のｔｔｉ歯車２１とブ
ラシ３１が回動し、眞記鎖歯車２１の回動により鎖２２
に取付けた草取り込み棒２３が回転移動を行ない、前記
草取り込み棒２３の摩擦体が平ベルト３３に圧接し、独
立の回転装置によって把持装置３０を回転し、回転する
ブラシ３１によってたおれている雑草を立ち上がらせ、
前記草取り込み棒２３が雑草を取り込み、把持装置３０
の平ベルト３３と協動して雑草を引き後き、後き取られ
た雑草は、前記草取り装置１２と平ベルト３３に挟持さ
れたまま上方に搬送され、両者が離間すると平ベルト３
３上を搬送されて収容箱１４に投下される。

第９図は、本発明の第５実施例を示すものであり、第８
図に示す実施例の草取り装置１２を草取り回転胴４に変
えたもので、前記草取り回転胴４の螺旋状の突条７が把
持装置３０の平ベルト３３に接触し、独立の回転装置に
よって前記把持装置３０を作動し、前記草取り回転胴４
の突条７が前記把持装置３０の平ベルト３３と協動して
雑草を引き扱く。他の構成及び動作は第８図に示す実施
例と同様のため説明を省略する。

前記実施例において、ブラシは長手方向に連続している
が、これを長手方向に一定の間隔を置いて設けるように
してもよい。

発明の効果 以上に述べたように、本発明の雉草取り機は、地面上を
移動できるよう辷した機体と、該機体に取付けた回転運
動を行なう草取り装置と、前記草取り装置に接触して回
転する前記機体に回転自在に取付【）た把持装置とから
なり、前記草取り装機と前記把持装置とが係合する進行
方向前方に回転運動を行なうブラシを設けたことにより
、たおれた雑草を立ち上がらせて前記草取り装置と前記
把持装置との咬持部に送り、雑草を根元から確実に引き
抜くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例の概略側面図、第２図は
、同上の要部平面図、 第３図は、本発明の第２実施例の概略側面図、第４図は
、同上の要部斜視図、 第５図は、草取り込み棒の要部斜視図、第６図は、草取
り装置と把持ロールの要部拡大側面図、 第７図は、本発明の第３実施例の要部拡大側面図、第８
図は、本発明の第４実施例の概略側面図、第９図は、本
発明の第５実施例の概略側面図である。 １・・・機体、２・・・走行ローラ、２ａ・・・回転軸
、３・・・走行ローラ、４・・・草取り回転胴、５・・
・把持口−ル、６・・・伝動装置箱、７・・・突条、８
・・・支軸、９・・・牽引棒、１０・・・ブラシ、１１
・・・走行ローラ、１２・・・草取り装置、１３・・・
把持ロール、１４・・・収納箱、１５・・・軸、１６・
・・支持アーム、１７・・・円弧溝、１８・・・固定ね
じ、２０・・・シャフト、２１・・・鎖歯車、２２・・
・鎖、２３・・・草取り込み棒、２４・・・取付部、２
５・・・心棒、２６・・・ｓＩ！Ｉ体、２７・・・ブラ
シ、２８・・・ブラシ支持杆、２９・・・ブラシ、３０
・・・把持装置、３１・・・ブラシ、３１ａ・・・回転
軸、３２・・・ローラ、３３・・・平ベルト、３４・・
・軸、３５・・・切刃。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地面上を移動できるようにした機体と、該機体に取付け
   た回転運動を行なう草取り装置と、前記草取り装置を駆
   動する駆動装置と、前記草取り装置に接触して回転する
   前記機体に回転自在に取付けた把持装置とからなり、前
   記草取り装置と前記把持装置とが係合する進行方向前方
   に回転運動を行なうブラシを設けたことを特徴とする雑
   草取り機。