JPS61202189A - 原子炉 - Google Patents

原子炉

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JPS61202189A
JPS61202189A JP60042579A JP4257985A JPS61202189A JP S61202189 A JPS61202189 A JP S61202189A JP 60042579 A JP60042579 A JP 60042579A JP 4257985 A JP4257985 A JP 4257985A JP S61202189 A JPS61202189 A JP S61202189A
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JP
Japan
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reactor
primary coolant
core
heat exchanger
reactor vessel
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JP60042579A
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守彦 佐藤
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Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は金属ナトリウム等の液体金属を冷却材どして使
用する原子炉に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に高速増殖炉では冷却材として液体ナトリウム等の
液体金属が用いられており、このような原子炉では炉心
を通過する冷却材が強く放射化される等の理由から一次
冷却材循環ポンプによって一次冷却材を炉心および熱交
換器を介して循環させ、この中間熱交換器で二次冷却材
と熱交換をなし、さらにこの二次冷却材を蒸気発生器等
を介して循環して高圧蒸気を得るように構成されている
そして、従来この秤の原子炉は大別してループ形とタン
ク形とに分りられる。ループ形原子炉は第3図に示す如
く構成され、原子炉容器A内に炉心Bを収容している。
また原子炉容器A外には一次冷却月循環ボンプCおよび
中間熱交換器D h<設置され、これらは配管E・・・
で接続され、一次冷ul材が循環する閉ループを形成し
たものである。そし−(”、炉心Bを通過して加熱され
た高温の一次冷却材は配管Fを介して一次冷却材循環ボ
ンプCに案内され、この循環ポンプCで圧送される。圧
送された一次冷却材は中間熱交換器1)に案内され、こ
こで二次冷却口ど熱交換し、冷却される。中間熱交換器
りから流出した低湿の一次冷却材は配管Eを介して原子
炉容器A内に還流され、再び炉心Bに案内される。しか
し、このJ、うなループ形の原子炉は高温の一次冷却材
を流通さける配管E・・・が原子炉容器A外で複雑に配
管されるため、全体が人形化し、したがって、原子炉を
収容リ−る原子炉建屋が人形化する不具合があった。
一方、前記タンク形の原子炉は第4図に示す如く構成さ
れ、大形の原子炉容器F内に炉心Gを収容するとともに
この原子炉容器F内に一次冷却材循環ボンプ1−1およ
び中間熱交換器Iをそれぞれ収容し、これらの間を隔壁
Jによって区画して一次冷却材の循環流路を構成したも
のである。ぞして、一次冷却月循環ボンプ1−1で圧送
された一次冷却材は炉心Gに供給され、この炉心Gを通
過して高調となった一次冷却材は中間熱交換器Iを通っ
てここで二次冷rAi1と熱交換され、その後一次冷却
材循環ポンプHに戻されるものである。このようなタン
ク形の原子炉は一次冷却材が原子炉容器F内で循環する
ため、外部に一次冷却材の配管を配設する必要がなく、
原子炉全体が小形化する。しかし、原子炉容器F内に一
次冷却材循環ボンプHおよび中間熱交換器■を共に収容
するため、原子炉容器Fが極めて大形化するという問題
があった。
このため、輸送の関係等の理由から原子炉容器Fは複数
に分割したものを工場で製作した後現場で組み立てねば
ならず、製作が困難であった。また、原子炉容器F内に
一次冷却材循環ボンプ1」や中間熱交換器■を収容する
ので空間的余裕がなく、これらの機器の保守、補修等が
困難となる問題があった。また、中間熱交換器Tは原子
炉容器F内の炉心Gに隣接して設りねばならず、中間熱
交換器■の内部を流れる二次冷却口の放射化を回避する
ための中性子辿蔽祠を炉心Gの周囲に設置づる必要があ
り、原子炉容器F内のm造が大型用となる不具合があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、この目
的は構造が簡単であるとともに原子炉容器が小形化でき
、その製作が容易であり、また保守、補修等が容易で、
二次冷却材の放射化回避が容易な原子炉を得ることにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明の原子炉は、原子炉容器内に収納された炉心と、
この炉心の一次冷fJ]月用どじで液体金属を用い、一
次冷却月と二次冷却材との熱交換を行なう中間熱交換器
とを備えた原子炉において、上記原子炉容器内に一次冷
却材循環ポンプを設け、上記中間熱交換器を上記原子炉
容器外に配置するとともに上記炉心から流出して上記原
子炉容器内を通過した一次冷却材を上記中間熱交換器に
導くための一次冷却材出口配管と、上記中間熱交換器か
ら流出した一次冷却材を上記原子炉容器に導くための一
次冷却材入口配管とを設けたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を第1図および第2図に示す一実施例にし
たがって説明する。
図中1は原子炉容器である。この原子炉容器1内には炉
心2が収容され、この炉心2は炉心支持板3に支持され
ている。この炉心2の上方には炉心上部プレナム4が形
成され、また下方には炉心下部プレナム5が形成されて
いる。また、この原子炉容器1の上面開口は遮蔽プラグ
6にJ:って閉塞され、この遮蔽プラグ6の下面には炉
心2の上面に対向して炉心上部機構7が設けられている
上記の炉心2の外周囲には複数、例えば/l基の一次冷
却材循環ボンプ8・・・が環状に配置され、これらの−
水冷却拐循環ボンブ8・・・の下端部は炉心支持板3に
取(−1tJられるとともに炉心2側と連通づる連絡配
管9・・・に接続されている。炉心−L部ブレナム4に
は一次冷却材出口配管10・・・の−・端部(流出口)
11・・・が配置され、冷却材出口配管10・・・の仙
端部は中間熱交換器12・・・に接続されている。中間
熱交換器12・・・には二次冷却材の人[1配管13・
・・と出目配管14・・・が設G)られ、二次冷部材と
の熱交換を経た一水冷lA材を炉心下部プレナム5に供
給りるための一次冷却材入口配管15・・・が中間熱交
換器12・・・から炉心下部プレナム5まで延設されて
いる。原子炉容器1内に配置された一水冷114人「1
配管15・・・の部分はスタンドパイプ16・・・に内
蔵され、このスタンドパイプ16・・・は、炉心支持板
3の外周面から原子炉容器1の内面に沿って段IJられ
た水平仕切板17および水平バッフル板18にJζって
形成される中間ブレナム19を貫通し、スタンドパイプ
16・・・の下端間]]部は下部ブレナム5内に位置し
ている。また−水冷7JI If循環ポンプ8・・・は
スタンドパイプ16・・・に内蔵されている。
以上のような原子炉において、−水冷却材循環ボンプ8
・・・によって送られた一次冷却材は、連絡配管9・・
・を経て炉心2に流入し、この炉心2を通過して高温と
なった一次冷却材は炉心上部ブレナム4に流出する。そ
してこの高温の一次冷却材は流出口11・・・から一次
冷却材出口配管10・・・を流れて中間熱交換器12・
・・を通過する。このとき、中間熱交換器12・・・の
二次冷却材の入口配管13・・・から二次冷却材が流入
され、この二次冷却材は高温の一次冷却材と熱交換され
、出口配管14・・・から流出する。二次冷却lとの熱
交換により低温となった一次冷却材は一次冷却材入口配
管15・・・を経て炉心下部プレナム5に流出する。そ
してこの低温の一次冷却材は一水冷W材循環ポンプ8・
・・に戻され、連絡配管9・・・を介して再び炉心2に
供給される。
またこの原子炉において、中間プレナム19には冷却材
を滞留させることににって、炉心上部ブレナム4と炉心
下部プレナム5との間の過度の熱=  7 − 通過を防止できるようになっており、さらに中間熱交換
器12・・・を経て低温となった一次冷却材はスタンド
パイプ16・・・内に設けられた一次冷却材入口配管1
5・・・を流動するので炉心上部ブレナム4に滞留する
高温の一次冷却材による加熱が減少される。
〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、原子炉容器内に一次冷却
材循環ポンプを設【プ、原子炉容器外に中間熱交換器を
設()、炉心を通過した高温の一次冷却材がこの中間熱
交換器を通過するように構成し、この中間熱交換器と原
子炉容器とを接続覆る一次冷却材出口配管と一次冷却材
人口配管とを設【Jたものである。したがって、原子炉
容器内には一次冷却材循環ポンプだりが収容されるので
、原子炉容器が比較的小形どなり、その製作が容易とな
り、かつ、炉心による中間熱交換器内二水冷7J’lH
の放射化が回避でき炉心周囲の遮蔽材が不要ゆえ原子炉
容器内部が軽量化される。
また、原子炉容器外には中間熱交換器のみが設Gノられ
ているので、これに接続される配管が短くてずみ、設計
、製作が容易となるとともに配管系の構造が簡単となり
原子炉全体を小形化できる。
また、中間熱交換器は原子炉容器外、−水冷却材循環ポ
ンプは原子炉容器内に設Gプられているのでこれらの保
守、補修をなす際に同時に作業をなすことができ、保守
、補修等が容易である等その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原子炉の一実施例を示す第2図の
A−A線に沿う縦断面図、第2図は第1図のB−B線に
沿う平断面図、第3図は従来のループ形原子炉の縦断面
図、第4図は従来のタンク形原子炉の縦断面図である。 1・・・原子炉容器、2・・・炉心、3・・・炉心支持
板、4・・・炉心上部ブレナム、5・・・炉心下部プレ
ナム、8・・・−水冷却材循環ポンプ、9・・・連絡配
管、10・・・一次冷却材出口配管、12・・・中間熱
交換器、15・・・−水冷却材入口配管、16・・・ス
タンドパイプ、17・・・水平仕切板、19・・・中間
プレナム。 手続ネ市正書(自発) 昭和61年 6月 5日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第42579号 2、発明の名称 原  子  炉 3、補正をする者 (ばか 7 名) 4、代理人 〒105 士!! 6、補正の内容 (1)明細書の全文を別紙の通り訂正する。 (2)願書に添伺した図面中箱2図を別紙の通り訂正す
るとどもに、第5図を新たに加える。 明    細    書 1、発明の名称 ′ 原   子   炉 2、特許請求の範囲 1、原子炉容器内に収納された炉心と、この炉心の一次
冷却材用として液体金属を用い、一次冷却材と二次冷却
材との熱交換を行なう中間熱交換器とを備え、上記原子
炉容器内に一次冷却材循環ポンプを設け、上記中間熱交
換器を−り記原子炉容器外に配置するとともに上記炉心
から@ 批L/ tc 一次冷却材を上記中間熱交換器
に導くための一次冷却材出口配管と、上記中間熱交換器
から流出した一次冷却材を上記原子炉容器に導くための
一次冷却材入口配管とを設けた原子炉において、前記−
より上記中間熱交換器に導くようにしたことを特徴とす
る原子炉。 2、上記炉心の外周面と上記原子炉容器内面とを水平方
向に接続する環状の水平仕切板を設け、この水平仕切板
に上記一次冷却材入口配管の出[1部側と上記−水冷却
材循環ボンブとをそれぞれ貫通させ、上記一次冷却材循
環ポンプと上記炉心とを配管で連通し、−V記一次冷却
材入口配管から流出した一次冷却材を上記−水冷L1材
循環ポンプにより吸引して上記炉心に流入させるように
した特許請求の範囲第1項に記載の原子炉。 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は金属ナトリウム等の液体金属を冷却材として使
用する原子炉に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 一般に高速増殖炉では冷却材として液体す]〜リウム等
の液体金属が用いられており、このJ:うな原子炉では
炉心を通過する冷却材が強く放射化される等の理由から
一次冷却材循環ポンプによって一次冷却材を炉心および
中間熱交換器を介して循環させ、この中間熱交換器で二
次冷却材と熱交換させており、熱交換された二次冷却材
を蒸気発生器等に案内して高圧蒸気を得るように構成さ
れている。 そして、従来この種の原子炉は大別してループ形とタン
ク形とハイブリッド形とに分【プられる。 ループ形原子炉は第3図に示す如く構成され、原子炉容
器A内に炉心Bを収容している。また原子炉容器A外に
は一水冷却材循環ボンプCおよび中間熱交換器りが設置
され、これらは配管E・・・で接続され、一次冷却材が
循環する閉ループを形成したものである。そして、炉心
Bを通過して加熱された高温の一次冷却材は配管Eを介
して一水冷却祠循環ボンブCに案内され、この循環ポン
プCで圧送される。圧送された一次冷却材は中間熱交換
器りに案内され、ここで二次冷却材と熱交換し、冷却さ
れる。中間熱交換器りから流出した低温の一次冷却材は
配管Eを介して原子炉容器A内に還流され、再び炉心B
に案内される。しかし、このJ:うなループ形の原子炉
は高温の一次冷却材を流通させる配管E・・・が原子炉
容器A外で複雑に配管されるため、全体が大形化し、し
たがって、原子炉を収容する原子炉建屋が大形化する不
具合があった。 一方、前記タンク形の原子炉は第4図に示す如く構成さ
れ、大形の原子炉容器F内に炉心Gを収容するとともに
この原子炉容器F内に一次冷却材用環ポンプ1−1およ
び中間熱交換器Iをそれぞれ収容し、これらの間を隔壁
Jによって区画して一次冷却材の循環流路を構成したも
のである。そして、一次冷却材循環ポンプ]]で圧送さ
れた一次冷却材は炉心Gに供給され、この炉心Gを通過
して高温となった一次冷却材は中間熱交換器Iを通って
ここで二次冷却材と熱交換され、その後−水冷却材循環
ボンプ1−1に戻されるものである。このようなタンク
形の原子炉は一次冷却材が原子炉容器F内で循環するた
め、外部に一次冷却材の配管を配設する必要がなく、原
子炉全体が小形化する。 しかし、原子炉容器F内に一次冷却材循環ポンプHおよ
び中間熱交換器Iを共に収容するため、原子炉容器Fが
極めて大形化するという問題があった。このため、輸送
の関係等の理由から原子炉容器Fは複数に分割したもの
を工場で製作した後現場で組み立てねばならず、製作が
困難であった。 また、原子炉容器F内に一水冷即材循環ボンプ1」や中
間熱交換器Iを収容するので空間的余裕がなく、これら
の機器の保守、補修等が困難となる問題があった。また
、中間熱交換器Iは原子炉容器F内の炉心Gに隣接して
設けねばならず、中間熱交換器Iの内部を流れる二次冷
却材の放射化を回避するための中性子遮蔽材を炉心Gの
周囲に設置する必要があり、原子炉容器F内の構造が大
重量どなる不具合があった。 また、ハイブリッド形原子炉は第5図に示す如く構成さ
れ、原子炉容器に内に炉心りを収納するとともに、この
原子炉容器に内に炉心出口槽Tおよび一水冷却材循環ボ
ンプMを収納し、原子炉容器に外には中間熱交換器Nが
設置される。そして、上記炉心出口槽Tから原子炉容器
Kを貫通して延びる一水冷却系配管Pを中間熱交換器N
に接続し、また、」−2中間熱交換器Nからめ一水冷却
系配管Pを一水冷却材循環ボンプMに接続して一次冷却
材が循環する閉ループを形成したものである。 そして、炉心りを通過して加熱された高温の一次冷却材
は原子炉容器に内の炉心出口槽Tから原子炉容器Kを員
いて延びる一水冷却系配管Pを介して中間熱交換器Nに
案内され、ここで二次冷却材と熱交換し、冷却される。 中間熱交換器Nで冷却された低温の一次冷却材は一水冷
却材循環ポンプMにより配管Pを介して原子炉容器に内
に吸込まれ、還流されて、再び炉心りに案内される。 しかし、このようなハイブリッド形原子炉は高温の一次
冷却材を流通させる一水冷却系配管Pの一部が原子炉容
器に内に配管されるため、原子炉容器に内に配管の引廻
しが必要で複雑な配管構造となり原子炉容器Kが大形化
する不具合があった。 〔発明の目的〕 本発明は以−Vの事情に基づいてなされたもので、この
目的は構造が簡単であるとともに原子炉容器が小形化で
き、その製作が容易であり、また保守、補修等が容易で
、二次冷却材の放射化回避が容易な原子炉を得ることに
ある。 〔発明の概要〕 本発明の原子炉は、原子炉容器内に収納された炉心と、
この炉心の一次冷却材用として液体金属を用い、−水冷
却材と二次冷却材との熱交換を行なう中間熱交換器とを
備え、上記原子炉容器内に一次冷却材用環ポンプを設け
、上記中間熱交換器を上記原子炉容器外に配置するとと
もに上記炉心から流出した一次冷却材を上記中間熱交換
器に導(ための−水冷用材出口配管と、上記中間熱交換
器から流出した一次冷却材を上記原子炉容器に導くため
の一次冷却材入口配管とを設けた原子炉において、前記
−水冷用材出口配管は原子炉容器と中間熱交換器とを接
続し、前記炉心から流出して上記原子炉容器内を通過し
た一次冷却材を上記中間熱交換器に導くようにしたもの
である。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を第1図および第2図に示す一実施例にし
たがって説明する。 図中1は原子炉容器である。この原子炉容器1内には炉
心2が収容され、この炉心2は炉心支持板3に支持され
ている。この炉心2の上方には□炉心上部プレナム4が
形成され、また下方には炉心下部プレナム5が形成され
ている。また、この原子炉容器1の上面開口は遮蔽プラ
グ6によって閉塞され、この遮蔽プラグ6の下面には炉
心2の上面に対向して炉心上部機構7が設けられている
。 上記炉心2の外周囲には複数、例えば4基の一水冷却材
循環ボンプ8・・・が環状に配置され、これらの−水冷
却材循環ボンプ8・・・の下端部は炉心支持板3に取付
けられるとともに炉心2側と連通ずる連絡配管9・・・
に接続されている。炉心上部プレナム4には一次冷却材
出口配管10・・・の一端部(流出口)11・・・が配
置され、冷却材出口配管10・・・の他端部は中間熱交
換器12・・・に接続されている。中間熱交換器12・
・・には二次冷却材の人口配管13・・・と出口配管1
4・・・が設けられ、二次冷却材との熱交換を経た一次
冷却材を炉心下部プレナム5に供給するための一次冷却
材入口配管15・・・が中間熱交換器12・・・から炉
心下部プレナム5まで延設されている。原子炉容器1内
に配置された一次冷却材入口配管15・・・の部分はス
タンドパイプ16・・・に内蔵され、このスタンドパイ
プ16・・・は、炉心支持板3の外周面から原子炉容器
1の内面に沿って設番プられた水平仕切板17および水
平バッフル板18によって形成される中間プレナム19
を貫通し、スタンドパイプ16・・・の下端開口部は下
部プレナム5内に位置している。また−水冷用材循環ポ
ンプ8・・・はスタンドパイプ16・・・に内蔵されて
いる。 以上のような原子炉において、−水冷用材循環ポンプ8
・・・によって送られた一次冷却材は、連絡配管9・・
・を経て炉心2に流入し、この炉心2を通過して高温ど
なった一次冷却材は炉心上部プレナム4に流出する。そ
してこの高温の一次冷却材は流出口11・・・から−水
冷用材出口配管10・・・を流れて中間熱交換器12・
・・に案内される。この中間熱交換器12・・・には二
次冷却材の入口配管13・・・から二次冷却材が流入さ
れ、この二次冷却材は高温の一次冷却材と熱交換され、
出口配管14・・・がら流出する。二次冷却材との熱交
換により低温となった一次冷却材は一次冷却材入口配管
15川を経て炉心下部プレナム5に流出する。そしてこ
の低温の一次冷却材は一水冷用材循環ボンプ8・・・に
戻され、連絡配管9・・・を介して再び炉心2に供給さ
れる。 またこの原子炉において、中間プレナム19には冷却材
を滞留させることによって、炉心上部プレナム4と炉心
下部プレナム5との間の過度の熱通過を防止できるよう
になっており、さらに中間熱交換器12・・・を経て低
温となった一次冷却材はスタンドパイプ16・・・内に
設(プられた一次冷却材人口配管15・・・を流動する
ので炉心上部プレナム4に滞留する高温の一次冷却材に
よる加熱が減少される。 〔発明の効果〕 以上のJこうに本発明によれば、原子炉容器内に一次冷
却材循環ポンプを設置プ、原子炉容器外に中間熱交換器
を設け、炉心を通過した高温の一次冷却材がこの中間熱
交換器を通過し、−水冷用材入口配管を経て原子炉容器
に導(ように構成したものにおいて、前記中間熱交換器
と原子炉容器とを接続する一次冷却材出口配管を設(〕
たので、原子炉容器内に一次冷却材出口配管等の配管引
用しを必要としない。したがって、原子炉容器内には一
次冷却材循環ポンプだけが収容されるので、原子炉容器
が比較的小形となり、その製作が容易となり、かつ、原
子炉容器内に複雑な一次冷却材の引廻し配管が不要とな
るので原子炉容器内部が軽量化される。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る原子炉の一実施例を示す第2図の
A−A線に沿う縦断面図、第2図は第1図のB−B線に
沿う平断面図、第3図は従来のループ形原子炉の縦断面
図、第4図は従来のタンク形原子炉の縦断面図、第5図
は従来のハイブリッド形原子炉を示す縦断面図である。 1・・・原子炉容器、2・・・炉心、3・・・炉心支持
板、4・・・炉心上部プレナム、5・・・炉心下部プレ
ナム、8・・・−水冷用材循環ボンブ、9・・・連絡配
管、10・・・−水冷用材出口配管、12・・・中間熱
交換器、15・・・−水冷用材入口配管、16・・・ス
タンドパイプ、17・・・水平仕切板、19・・・中間
プレナム。 出願人代理人   波 多 野   久第2図 ]           「 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子炉容器内に収納された炉心と、この炉心の一次
    冷却材用として液体金属を用い、一次冷却材と二次冷却
    材との熱交換を行なう中間熱交換器とを備えた原子炉に
    おいて、上記原子炉容器内に一次冷却材循環ポンプを設
    け、上記中間熱交換器を上記原子炉容器外に配置すると
    ともに上記炉心から流出して上記原子炉容器内を通過し
    た一次冷却材を上記中間熱交換器に導くための一次冷却
    材出口配管と、上記中間熱交換器から流出した一次冷却
    材を上記原子炉容器に導くための一次冷却材入口配管と
    を設けたことを特徴とする原子炉。 2、上記炉心の外周面と上記原子炉容器内面とを水平方
    向に接続する環状の水平仕切板を設け、この水平仕切板
    に上記一次冷却材入口配管の出口部側と上記一次冷却材
    循環ポンプとをそれぞれ貫通させ、上記一次冷却材循環
    ポンプと上記炉心とを配管で連通し、上記一次冷却材入
    口配管から流出した一次冷却材を上記一次冷却材循環ポ
    ンプにより吸引して上記炉心に流入させるようにした特
    許請求の範囲第1項記載の原子炉。
JP60042579A 1985-03-06 1985-03-06 原子炉 Pending JPS61202189A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075490A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Toshiba Corp 液体金属冷却型原子炉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075490A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Toshiba Corp 液体金属冷却型原子炉

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