JPS61202056A - 電動式の膨張弁を備えた冷凍機 - Google Patents
電動式の膨張弁を備えた冷凍機Info
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- JPS61202056A JPS61202056A JP4074185A JP4074185A JPS61202056A JP S61202056 A JPS61202056 A JP S61202056A JP 4074185 A JP4074185 A JP 4074185A JP 4074185 A JP4074185 A JP 4074185A JP S61202056 A JPS61202056 A JP S61202056A
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- Japan
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- expansion valve
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電動式の膨張弁を備えた冷凍機、詳しくは蒸発
器の入口側に設ける開度調整可能な電動式膨張弁と、前
記蒸発器の出口側の冷媒の過熱度を検出する過熱度検出
手段と、該検出手段の信号を基に前記出口側冷媒の過熱
度が設定過熱度になるように前記膨張弁の弁開度を制御
する制御手段とを設けた電動式の膨張弁を備えた冷凍機
に関する。
器の入口側に設ける開度調整可能な電動式膨張弁と、前
記蒸発器の出口側の冷媒の過熱度を検出する過熱度検出
手段と、該検出手段の信号を基に前記出口側冷媒の過熱
度が設定過熱度になるように前記膨張弁の弁開度を制御
する制御手段とを設けた電動式の膨張弁を備えた冷凍機
に関する。
(従 来 技 術 )
一般に冷凍機においては、蒸発器の入口側の液管に開度
を調節可能とした膨張弁、例えば感温式膨張弁を設け、
この膨張弁の開度を調節することにより前記吸入ガス冷
媒の過熱度を制御するようにしている。
を調節可能とした膨張弁、例えば感温式膨張弁を設け、
この膨張弁の開度を調節することにより前記吸入ガス冷
媒の過熱度を制御するようにしている。
一方、本出願人は、先に、このような冷凍機において、
前記膨張弁として電動式の膨張弁を用いたものを特願昭
58−242768号において提案している。
前記膨張弁として電動式の膨張弁を用いたものを特願昭
58−242768号において提案している。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、前記冷凍機に封入する冷媒量が多すぎたり、
前記蒸発器に付設するファンが故障して能力が低下し、
または、停止した場合等には、前記蒸発器出口側のガス
冷媒が極端な湿り状態となる(以下、異常湿りという)
ので、前記膨張弁が極めて小さな開度に調節されるが、
この状態で運転が継続されると、極端な低圧運転やポン
プダウン運転になり、能力がダウンするばかりでなく、
故障の原因にもなる問題があった。
前記蒸発器に付設するファンが故障して能力が低下し、
または、停止した場合等には、前記蒸発器出口側のガス
冷媒が極端な湿り状態となる(以下、異常湿りという)
ので、前記膨張弁が極めて小さな開度に調節されるが、
この状態で運転が継続されると、極端な低圧運転やポン
プダウン運転になり、能力がダウンするばかりでなく、
故障の原因にもなる問題があった。
しかして、第1番目の発明の目的は、吸入ガス冷媒が異
常湿りになると前記膨張弁の弁開度が極端に小さくなる
ことに着目して、前記膨張弁の弁開度を基に前記吸入ガ
ス冷媒の異常湿りを検出できるようにする点にある。
常湿りになると前記膨張弁の弁開度が極端に小さくなる
ことに着目して、前記膨張弁の弁開度を基に前記吸入ガ
ス冷媒の異常湿りを検出できるようにする点にある。
また、第2番目の発明の目的は、第1番目の発明の目的
に加え、前記冷凍機への封入冷媒量の不足などの原因に
より、前記吸入ガス冷媒の過熱度が異常に高くなった場
合(いわゆるガス欠運転)には、前記膨張弁(EV)の
弁開度が極端に大きく調節されることに着目して、前記
膨張弁(EV)の弁開度を基に、前記吸入ガス冷媒の異
常湿りのみならず異常乾きも同時に検出できるようにす
る点にある。
に加え、前記冷凍機への封入冷媒量の不足などの原因に
より、前記吸入ガス冷媒の過熱度が異常に高くなった場
合(いわゆるガス欠運転)には、前記膨張弁(EV)の
弁開度が極端に大きく調節されることに着目して、前記
膨張弁(EV)の弁開度を基に、前記吸入ガス冷媒の異
常湿りのみならず異常乾きも同時に検出できるようにす
る点にある。
(問題点を解決するための手段)
しかして、本発明の構成を第1.2.3図に基づいて説
明すると、第1番目の発明は(第1,3図参照)、蒸発
器(2)の入口側に設ける開度調整可能な電動式の膨張
弁(EV)と、前記蒸発器(2)の出口側の冷媒の過熱
度を検出する過熱度検出手段と、該検出手段の信号を基
に前記出口側冷媒の過熱度が設定過熱度になるように前
記膨張弁(EV)の弁開度を制御する制御手段とを備え
た冷凍機において、 前記電動式の膨張弁(EV)の弁開度を検出する弁開度
検出手段と、 該検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下となることにより、前記冷媒の異常湿
りを判定する異常湿り判定手段と、 該手段の出力を受けて異常信号を出力する異常信号出力
手段と を設けたのである。
明すると、第1番目の発明は(第1,3図参照)、蒸発
器(2)の入口側に設ける開度調整可能な電動式の膨張
弁(EV)と、前記蒸発器(2)の出口側の冷媒の過熱
度を検出する過熱度検出手段と、該検出手段の信号を基
に前記出口側冷媒の過熱度が設定過熱度になるように前
記膨張弁(EV)の弁開度を制御する制御手段とを備え
た冷凍機において、 前記電動式の膨張弁(EV)の弁開度を検出する弁開度
検出手段と、 該検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下となることにより、前記冷媒の異常湿
りを判定する異常湿り判定手段と、 該手段の出力を受けて異常信号を出力する異常信号出力
手段と を設けたのである。
また、第2番目の発明は(第2,3図参照)、前記電動
式の膨張弁(EV)の弁開度を検出する弁開度検出手段
と、 前記検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開
度が設定下限値以下になることにより、前記冷媒の異常
湿りを判定する異常湿り判定手段と、 前記膨張弁(EV)の弁開度が設定上限値以下になるこ
とにより、前記冷媒の異常過熱を判定する異常乾き判定
手段と、 これら各判定手段の出力を受けてそれぞれ異常信号を出
力する異常信号出力手段と を設けるごとくしたのである。
式の膨張弁(EV)の弁開度を検出する弁開度検出手段
と、 前記検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開
度が設定下限値以下になることにより、前記冷媒の異常
湿りを判定する異常湿り判定手段と、 前記膨張弁(EV)の弁開度が設定上限値以下になるこ
とにより、前記冷媒の異常過熱を判定する異常乾き判定
手段と、 これら各判定手段の出力を受けてそれぞれ異常信号を出
力する異常信号出力手段と を設けるごとくしたのである。
(作 用 )
第1発明によれば、冷凍機への冷媒の過充填や室内側の
ファンのロック等により、吸入ガス冷媒が異常湿りにな
ると、前記制御手段により前記膨張弁(EV)の弁開度
が極端な小開度に調節されていくが、このとき前記開度
が前記設定下限値以下になると、前記判定手段が異常湿
りを判定し、前記異常信号出力手段により異常信号が出
力されるので、異常湿りの運転状態を確実に検出できる
のである。
ファンのロック等により、吸入ガス冷媒が異常湿りにな
ると、前記制御手段により前記膨張弁(EV)の弁開度
が極端な小開度に調節されていくが、このとき前記開度
が前記設定下限値以下になると、前記判定手段が異常湿
りを判定し、前記異常信号出力手段により異常信号が出
力されるので、異常湿りの運転状態を確実に検出できる
のである。
また、第2発明によれば、第1発明と同様に、前記吸入
ガス冷媒の異常湿りを検出できると共に、冷媒の充填量
不足等の原因により、前記吸入ガス冷媒が異常乾きにな
って、前記膨張弁(EV)の弁開度が前記設定上限開度
以上に調節されると、前記異常乾き判定手段が異常乾き
を判定し、前記異常信号出力手段が異常信号を出力する
のである。かくして、異常乾き状態も確実に検出できる
のである。
ガス冷媒の異常湿りを検出できると共に、冷媒の充填量
不足等の原因により、前記吸入ガス冷媒が異常乾きにな
って、前記膨張弁(EV)の弁開度が前記設定上限開度
以上に調節されると、前記異常乾き判定手段が異常乾き
を判定し、前記異常信号出力手段が異常信号を出力する
のである。かくして、異常乾き状態も確実に検出できる
のである。
(実 施 例 )
第3図に示したものは、本発明に係る冷凍機を暖房装置
に適用したもので、室外ユニット(A)に、圧縮機(1
)、蒸発器として作用する熱源側熱交換器(2)及び吸
入ガスの過熱度を制御する電動式の膨張弁(以下、電動
弁という)(EV)を順次接続した回路を設ける一方、 室内ユニット(B)に凝縮器として作用する利用側熱交
換器(3)を配設して、これら室外ユニット(A)と室
内ユニット(B)とを連絡配管(C)で接続し、冷媒を
実線矢印で示すごとく循環させるごとくしている。
に適用したもので、室外ユニット(A)に、圧縮機(1
)、蒸発器として作用する熱源側熱交換器(2)及び吸
入ガスの過熱度を制御する電動式の膨張弁(以下、電動
弁という)(EV)を順次接続した回路を設ける一方、 室内ユニット(B)に凝縮器として作用する利用側熱交
換器(3)を配設して、これら室外ユニット(A)と室
内ユニット(B)とを連絡配管(C)で接続し、冷媒を
実線矢印で示すごとく循環させるごとくしている。
また、前記各熱交換器(2)(3)はいづれも対空気式
のもので、それぞれファン(F、 ) (Fりを付設
している。
のもので、それぞれファン(F、 ) (Fりを付設
している。
尚、(4)は受液器、(5)はアキュムレータである。
また、前記電動弁(EV)の弁開度制御は次のごとくし
ている。
ている。
即ち、前記熱源側熱交換器(2)と前記圧縮機(1)と
を連絡する吸入ガス管(6)に、吸入ガス冷媒の温度を
検出する第1温度検出器(7)を付設する一方、前記受
液器(4)と前記吸入ガス管(6)とを、キャピラリー
チューブ(8)をもつ検出回路(9)で接続し、該検出
回路(9)における前記チューブ(8)の出口側に蒸発
圧力相当飽和温度を検出する第2温度検出器(10)を
設けて、これら検出器(7)(10)の検出温度を基に
、後記するマイクロコンピュータで過熱度を演算し、こ
の演算結果に基づいて前記電動弁(EV)の弁開度を制
御するようにしている。
を連絡する吸入ガス管(6)に、吸入ガス冷媒の温度を
検出する第1温度検出器(7)を付設する一方、前記受
液器(4)と前記吸入ガス管(6)とを、キャピラリー
チューブ(8)をもつ検出回路(9)で接続し、該検出
回路(9)における前記チューブ(8)の出口側に蒸発
圧力相当飽和温度を検出する第2温度検出器(10)を
設けて、これら検出器(7)(10)の検出温度を基に
、後記するマイクロコンピュータで過熱度を演算し、こ
の演算結果に基づいて前記電動弁(EV)の弁開度を制
御するようにしている。
尚、本実施例においては、前記電動弁(EV)の過熱度
制御を行う制御手段は前記した如くマイクロコンピュー
タを用いて構成している。
制御を行う制御手段は前記した如くマイクロコンピュー
タを用いて構成している。
以下、このマイクロコンピュータを用いた前記冷凍機の
制御回路を第4図に基づいて説明する。
制御回路を第4図に基づいて説明する。
前記マイクロコンピュータ(11)は通常のもので、中
央演算処理装置(12)とROM、RAMとから成るメ
モリ(13)とからなり、入力側にA/D変換器(14
)を介して前記第1、第2温度検出器(7)(10)を
接続すると共に、運転スイッチ(15)、及び室内サー
モスタット(16)を接続している。また、出力側には
、前記電動弁(EV)と前記圧縮機(1)の駆動用モー
タ(M)と前記室内側のファン(Fl)とをそれぞれ駆
動回路(17)(18)(35)を介して接続している
。
央演算処理装置(12)とROM、RAMとから成るメ
モリ(13)とからなり、入力側にA/D変換器(14
)を介して前記第1、第2温度検出器(7)(10)を
接続すると共に、運転スイッチ(15)、及び室内サー
モスタット(16)を接続している。また、出力側には
、前記電動弁(EV)と前記圧縮機(1)の駆動用モー
タ(M)と前記室内側のファン(Fl)とをそれぞれ駆
動回路(17)(18)(35)を介して接続している
。
以上のごとく構成する冷凍機において、吸入ガス冷媒が
異常湿りになった時に対応する前記電動弁(EV)の弁
開度、及び、前記吸入ガス冷媒が異常乾きとなった時に
対応する前記電動弁(EV)の弁開度を実験的に求めて
おいて、これらの対応する弁開度をそれぞれ設定下限値
、設定上限値とし、予め前記メモリ(13)に記憶させ
ておくのである。
異常湿りになった時に対応する前記電動弁(EV)の弁
開度、及び、前記吸入ガス冷媒が異常乾きとなった時に
対応する前記電動弁(EV)の弁開度を実験的に求めて
おいて、これらの対応する弁開度をそれぞれ設定下限値
、設定上限値とし、予め前記メモリ(13)に記憶させ
ておくのである。
更に、前記電動弁(EV)の弁開度を検出する弁開度検
出手段を設けると共に、 該検出手段の信号を基に、前記電動弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下になることにより、前記冷媒の異常湿
りを判定する異常湿り判定手段と、 同じく前記検出手段の信号を基に、前記電動弁(EV)
の弁開度が設定上限値以上になることにより、前記冷媒
の異常乾き(ガス欠運転)を判定する異常乾き検出手段
とを設け、かつ、前記各検出手段の出力を受けてそれぞ
れ異常信号を出力する異常信号出力手段 を設けるのである。
出手段を設けると共に、 該検出手段の信号を基に、前記電動弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下になることにより、前記冷媒の異常湿
りを判定する異常湿り判定手段と、 同じく前記検出手段の信号を基に、前記電動弁(EV)
の弁開度が設定上限値以上になることにより、前記冷媒
の異常乾き(ガス欠運転)を判定する異常乾き検出手段
とを設け、かつ、前記各検出手段の出力を受けてそれぞ
れ異常信号を出力する異常信号出力手段 を設けるのである。
これら各手段はいずれも前記マイクロコンピュータを用
いて達成するものである。
いて達成するものである。
以下、前記コンピュータ(11)に組込むプログラムを
第5図のフローチャートを基に説明し、あわせて前記冷
凍機の作用も同時に説明する。
第5図のフローチャートを基に説明し、あわせて前記冷
凍機の作用も同時に説明する。
電源を投入すると、前記電動弁(EV)が閉鎖され、該
弁(EV)の弁開度のゼロ点調節が行われる(ステップ
100、以下、ステップの語を略す)。
弁(EV)の弁開度のゼロ点調節が行われる(ステップ
100、以下、ステップの語を略す)。
次に、室内側の運転スイッチ(15)、サーモスタッ)
(IE3)の信号を読み取り(101)、運転か、停止
を判断する(102)。
(IE3)の信号を読み取り(101)、運転か、停止
を判断する(102)。
前記運転スイッチ(15)、サーモスタット(16)が
共にオン信号を出力していれば、さらに、運転開始か、
継続運転かを判断しく103)、運転開始であれば、前
記電動弁(EV)の弁開度を予め定めておいた初期開度
に設定しく104)、圧縮機(1)を駆動する(105
)。そして、3分間、前記電動弁(EV)を前記初期弁
開度に保持させたまま運転を継続する(106)。
共にオン信号を出力していれば、さらに、運転開始か、
継続運転かを判断しく103)、運転開始であれば、前
記電動弁(EV)の弁開度を予め定めておいた初期開度
に設定しく104)、圧縮機(1)を駆動する(105
)。そして、3分間、前記電動弁(EV)を前記初期弁
開度に保持させたまま運転を継続する(106)。
一方、ステップ(103)において、継続運転であれば
、前記ステップ(104,105)を飛ばしてステップ
(106)に進む。
、前記ステップ(104,105)を飛ばしてステップ
(106)に進む。
そして、ステップ(106)において3分の経過が判定
されると前記各温度検出器(7) (10)から吸入
ガス冷媒の温度、蒸発圧力相当飽和温度をそれぞれ読み
取り、これらの温度を基に過熱度を算出する(107)
。更に、この過熱度を基に前記電動弁(EV)の変更弁
開度を算出する(108)。
されると前記各温度検出器(7) (10)から吸入
ガス冷媒の温度、蒸発圧力相当飽和温度をそれぞれ読み
取り、これらの温度を基に過熱度を算出する(107)
。更に、この過熱度を基に前記電動弁(EV)の変更弁
開度を算出する(108)。
そして、この算出された電動弁(EV)の変更弁開度と
、予めメモリ(13)に記憶しておいた前記設定下限値
とを比較する(109)。
、予めメモリ(13)に記憶しておいた前記設定下限値
とを比較する(109)。
前記電動弁(EV)の弁開度が前記設定下限値以下であ
れば、異常湿りを判定して、異常信号を出力しく110
)、前記圧縮機(1)を止め、運転を停止するのである
(111)。
れば、異常湿りを判定して、異常信号を出力しく110
)、前記圧縮機(1)を止め、運転を停止するのである
(111)。
一方、ステップ(109)の比較で、前記弁開度が前記
設定下限値より大であった場合には、更に、前記変更弁
開度と、前記メモU(13)に記憶させておいた前記設
定上限値とを比較しく112)、前記変更弁開度か前記
設定上限値以上であれば、異常乾きであることを判定し
て、異常信号を出力しく110)、前記圧縮機(1)を
止め、運転を停止するのである(111)。また、前記
ステップ(112)の比較により、前記弁開度が前記設
定下限値以下であると判定された場合は、前記ステップ
(108)で算出された弁開度に基づいて前記電動弁(
EV)を調節するのである(113)。この後再びステ
ップ(101)に復帰するのである。
設定下限値より大であった場合には、更に、前記変更弁
開度と、前記メモU(13)に記憶させておいた前記設
定上限値とを比較しく112)、前記変更弁開度か前記
設定上限値以上であれば、異常乾きであることを判定し
て、異常信号を出力しく110)、前記圧縮機(1)を
止め、運転を停止するのである(111)。また、前記
ステップ(112)の比較により、前記弁開度が前記設
定下限値以下であると判定された場合は、前記ステップ
(108)で算出された弁開度に基づいて前記電動弁(
EV)を調節するのである(113)。この後再びステ
ップ(101)に復帰するのである。
(第2実施例)
第6図〜第8図に示したものは、本発明の冷凍機をマル
チ形の冷暖房装置に適用したものである。
チ形の冷暖房装置に適用したものである。
第6図に基づいて冷媒回路の基本的な構成を説明すると
、圧縮機(1)、四路切換弁(21)、熱源側熱交換器
(2)及び波調主管(22)と、この波調主管(22)
から分岐する複数の波調支管(23)、ガス側主管(2
4)とこのガス側主管(24)から分岐する複数のガス
側支管(25)とを備えた1台の室外ユニット(A)と
、利用側熱交換器(3)とファン(F、)とを備え、複
数の連絡配管(C)を介して前記波調支管(23)とガ
ス側支管(25)との間に並列的に接続する複数台の室
内ユニッ) (B)とから成るもので、前記四路切換弁
(21)の切換えにより冷暖房可能としたものである(
尚、第6図において実線矢印は暖房運転、破線矢印は冷
房運転を示している。)。
、圧縮機(1)、四路切換弁(21)、熱源側熱交換器
(2)及び波調主管(22)と、この波調主管(22)
から分岐する複数の波調支管(23)、ガス側主管(2
4)とこのガス側主管(24)から分岐する複数のガス
側支管(25)とを備えた1台の室外ユニット(A)と
、利用側熱交換器(3)とファン(F、)とを備え、複
数の連絡配管(C)を介して前記波調支管(23)とガ
ス側支管(25)との間に並列的に接続する複数台の室
内ユニッ) (B)とから成るもので、前記四路切換弁
(21)の切換えにより冷暖房可能としたものである(
尚、第6図において実線矢印は暖房運転、破線矢印は冷
房運転を示している。)。
そして、第6図に示したものは、以上の如く構成する冷
凍機において、前記波調支管(23)に第1電動弁(E
V□〜EV、)をそれぞれ介装すると共に、前記波調主
管(22)に、第2電動弁(EV、)を介装して、前記
第1電動弁(EV、〜EV、)と前記第2電動弁(EV
、)との間の波調主管(22)に受液器(4)を介装す
るのである。尚、(26)はドライヤである。
凍機において、前記波調支管(23)に第1電動弁(E
V□〜EV、)をそれぞれ介装すると共に、前記波調主
管(22)に、第2電動弁(EV、)を介装して、前記
第1電動弁(EV、〜EV、)と前記第2電動弁(EV
、)との間の波調主管(22)に受液器(4)を介装す
るのである。尚、(26)はドライヤである。
前記第1電動弁(EV、−EV、)は、暖房運転時に、
各利用側熱交換器(3)の出口側の高圧液冷媒の過冷却
度を、また、冷房運転時は吸入ガス冷媒の過熱度を調節
する膨張弁として作用させるものである。
各利用側熱交換器(3)の出口側の高圧液冷媒の過冷却
度を、また、冷房運転時は吸入ガス冷媒の過熱度を調節
する膨張弁として作用させるものである。
同様に、前記第2電動弁(EV4)は暖房運転時に、前
記吸入ガス冷媒の過熱度を、また、冷房運転時には、高
圧液冷媒の過冷却度を調節する膨張弁として作用させる
ものである。
記吸入ガス冷媒の過熱度を、また、冷房運転時には、高
圧液冷媒の過冷却度を調節する膨張弁として作用させる
ものである。
また、前記第1、第2電動弁(EV、〜EV4)は、主
として一つのパルスで一定角度回転するパルスモータを
用い、マイクロコンピュータより出力される発信パルス
数により弁開度を調整できるように構成している。
として一つのパルスで一定角度回転するパルスモータを
用い、マイクロコンピュータより出力される発信パルス
数により弁開度を調整できるように構成している。
ここで本発明の構成と本実施例における構成との対応関
係を説明しておくと、暖房運転時においては、前記熱源
側熱交換器(2)が本発明における蒸発器に対応し、ま
た、前記第2電動弁(EV4)が本発明における過熱度
制御用の膨張弁(EV)に対応している。
係を説明しておくと、暖房運転時においては、前記熱源
側熱交換器(2)が本発明における蒸発器に対応し、ま
た、前記第2電動弁(EV4)が本発明における過熱度
制御用の膨張弁(EV)に対応している。
同様に、冷房運転時においては、前記利用側熱交換器(
3)が本発明における蒸発器に対応し、また、前記第1
電動弁(EV、〜、)が過熱度制御用の膨張弁(EV)
として対応している。
3)が本発明における蒸発器に対応し、また、前記第1
電動弁(EV、〜、)が過熱度制御用の膨張弁(EV)
として対応している。
以下、暖房運転時に限定して説明する。
前記第2電動弁(EV、)による過熱度制御は第1実施
例と同じであって、吸入ガス管(6)及び前記検出回路
(9)に付設する第1、第2温度検出器(7)(10)
の出力を基にマイクロコンピュータで過熱度を算出し、
計算結果に基づいて前記第2膨張弁(EV4)の弁開度
を制御するようにしている。
例と同じであって、吸入ガス管(6)及び前記検出回路
(9)に付設する第1、第2温度検出器(7)(10)
の出力を基にマイクロコンピュータで過熱度を算出し、
計算結果に基づいて前記第2膨張弁(EV4)の弁開度
を制御するようにしている。
また、第1電動弁(EV、〜、)の弁開度の制御は、高
圧液冷媒の過冷却度を直接検出して行なうのではなく、
室内ユニット(B)の運転台数に対応した弁開度に初期
設定しく例えば1室運転においては150パルスとし、
2室運転では100パルスとし、更に3室運転では70
パルス)、その後に、各波調支管(23)に付設する各
第3温度検出1(27)で各高圧液冷媒の温度を検出し
て、これらの検出値が等しくなるように前記各電動弁(
EV、〜、)の弁開度を再調節するようにしている。こ
の再調整は主として、各利用側熱交換器(3)間での冷
媒の偏流を防止するためである。
圧液冷媒の過冷却度を直接検出して行なうのではなく、
室内ユニット(B)の運転台数に対応した弁開度に初期
設定しく例えば1室運転においては150パルスとし、
2室運転では100パルスとし、更に3室運転では70
パルス)、その後に、各波調支管(23)に付設する各
第3温度検出1(27)で各高圧液冷媒の温度を検出し
て、これらの検出値が等しくなるように前記各電動弁(
EV、〜、)の弁開度を再調節するようにしている。こ
の再調整は主として、各利用側熱交換器(3)間での冷
媒の偏流を防止するためである。
しかして、上記以外の点における、第2実施例と第1実
施例との運転制御に係る構成の相違点は以下の通りであ
る(暖房運転時)。
施例との運転制御に係る構成の相違点は以下の通りであ
る(暖房運転時)。
第1実施例においては、前記電動弁(EV)(本実施例
における第2′rIi動弁(EV4))の弁開度が設定
下限値以下になって、異常湿り判定手段が異常湿りを判
定すると直ちに異常信号を出力するようにしていたが、
本実施例においては、前記判定手段が異常湿りを判定し
ても、直ちに異常信号を出力することなく、詳しくは後
記するごとく、一旦、前記第1電動弁(EV、〜、)を
閉じ方向に制御して、前記利用側熱交換器(3)に液冷
媒を積極的に貯留させるようにして吸入ガス冷媒の過熱
度の上昇を促進し、それでも異常湿りの状態が継続した
場合にのみ異常信号を出力させるようにしている。
における第2′rIi動弁(EV4))の弁開度が設定
下限値以下になって、異常湿り判定手段が異常湿りを判
定すると直ちに異常信号を出力するようにしていたが、
本実施例においては、前記判定手段が異常湿りを判定し
ても、直ちに異常信号を出力することなく、詳しくは後
記するごとく、一旦、前記第1電動弁(EV、〜、)を
閉じ方向に制御して、前記利用側熱交換器(3)に液冷
媒を積極的に貯留させるようにして吸入ガス冷媒の過熱
度の上昇を促進し、それでも異常湿りの状態が継続した
場合にのみ異常信号を出力させるようにしている。
尚、前記マイクロコンピュータを用いた制御回路も第1
実施例と基本的に同じであって、相違する主な点は、前
記コンピーユータ(11)の入力側に第3温度検出器(
27)が追加接続され、出力側にマルチプレクサ−(2
8)を介して前記第1.第2電動弁(EV、〜4)が駆
動回路(17)(31〜33)と共に接続され、また、
前記四路切換弁(21)が駆動回路(34)と共に接続
されている点である。
実施例と基本的に同じであって、相違する主な点は、前
記コンピーユータ(11)の入力側に第3温度検出器(
27)が追加接続され、出力側にマルチプレクサ−(2
8)を介して前記第1.第2電動弁(EV、〜4)が駆
動回路(17)(31〜33)と共に接続され、また、
前記四路切換弁(21)が駆動回路(34)と共に接続
されている点である。
以下、前記マイクロコンピュータに組込むプログラムを
、第8図に示すフローチャートに基づいて説明する(暖
房運転)。
、第8図に示すフローチャートに基づいて説明する(暖
房運転)。
ステップ(100)からステップ(106)までは、第
1実施例と基本的に同様であるから説明を省略する。
1実施例と基本的に同様であるから説明を省略する。
ステップ(107)で前記第1〜第3温度検出器(7)
(10)(27)の出力に基づいて、吸入ガス冷媒の過
熱度を算出すると共に、前記各波調支管(23)を流通
する高圧液冷媒温度の平均値と、この平均値に対する各
検出温度の偏差値を算出する。
(10)(27)の出力に基づいて、吸入ガス冷媒の過
熱度を算出すると共に、前記各波調支管(23)を流通
する高圧液冷媒温度の平均値と、この平均値に対する各
検出温度の偏差値を算出する。
更に、前記過熱度及び前記偏差値を基に、前記各電動弁
(EV、〜4)の変更弁開度を算出する(ステップ10
8)。
(EV、〜4)の変更弁開度を算出する(ステップ10
8)。
そして、まず、前記第2電動弁(EV4)の弁開度が設
定下限値以下であるか、否かを判定する(109)。
定下限値以下であるか、否かを判定する(109)。
以下であれば、更に、前記変更弁開度の補正量がマイナ
スか否かを判定して(120)、マイナスであれば、ま
ず前記第1電動弁(EV、〜、)をマイナス5パルス分
閉側に調節する(121)。(以下、吸入ガス冷媒が異
常湿りの状態が継続しているものとして説明する。)斯
くすると、前記利用側熱交換器(3)への液冷媒の貯留
が促進される。
スか否かを判定して(120)、マイナスであれば、ま
ず前記第1電動弁(EV、〜、)をマイナス5パルス分
閉側に調節する(121)。(以下、吸入ガス冷媒が異
常湿りの状態が継続しているものとして説明する。)斯
くすると、前記利用側熱交換器(3)への液冷媒の貯留
が促進される。
この時、前記第1電動弁(EV、〜3)の弁開度が下限
値に達したか否かを判定しく122)、下限値に達して
いれば、カウンターに1加算する(123)。尚、達し
ていなければ前記カウンターをリセットしく124)、
ステップ(101)に復帰する。
値に達したか否かを判定しく122)、下限値に達して
いれば、カウンターに1加算する(123)。尚、達し
ていなければ前記カウンターをリセットしく124)、
ステップ(101)に復帰する。
更に、ステップ(123)により1加算した場合は、更
に、前記カウンターのカウント数が5に達したか否かを
判定しく125)、L、てなければ再びステップ(10
1)に戻ってこれらのルーチンを繰り返す。
に、前記カウンターのカウント数が5に達したか否かを
判定しく125)、L、てなければ再びステップ(10
1)に戻ってこれらのルーチンを繰り返す。
尚、このルーチンの繰返しの間に、ステップ(121)
で17)前記第11動弁(E V r ””s ) ノ
閉操作により、前記利用側熱交換器(3)に貯留される
冷媒量が増大し、このため吸入ガス冷媒の過熱度が上昇
して、前記第4電動弁(EV4)の弁開度が前記設定下
限値より大になると、前記ステップ(109)から後記
するステップ(128)に進む。
で17)前記第11動弁(E V r ””s ) ノ
閉操作により、前記利用側熱交換器(3)に貯留される
冷媒量が増大し、このため吸入ガス冷媒の過熱度が上昇
して、前記第4電動弁(EV4)の弁開度が前記設定下
限値より大になると、前記ステップ(109)から後記
するステップ(128)に進む。
しかして、ステップ(120)(122)で共に“Ye
s”と判断され、前記ステップ(125)で前記カウン
ターのカウントが5に達したことが判定されると、異常
信号が出力され(126)、前記圧縮機(1)が止めら
れて、運転が停止される。
s”と判断され、前記ステップ(125)で前記カウン
ターのカウントが5に達したことが判定されると、異常
信号が出力され(126)、前記圧縮機(1)が止めら
れて、運転が停止される。
また、前記ステップ(120)で前記第2電動弁(EV
4)の変更弁開度の補正量がプラスと判定された場合に
は、前記第4電動弁(EV4)の弁開度を前記変更弁開
度に調節しく127)、ステップ(101)に復帰する
。
4)の変更弁開度の補正量がプラスと判定された場合に
は、前記第4電動弁(EV4)の弁開度を前記変更弁開
度に調節しく127)、ステップ(101)に復帰する
。
次に、吸入ガス冷媒が異常乾きになった場合を説明する
と、ステップ(109)で第4電動弁(EV4)の変更
弁開度が前記設定下限値以下であると判定されると、更
に、前記変更弁開度が設定上限値と比較される(128
)。
と、ステップ(109)で第4電動弁(EV4)の変更
弁開度が前記設定下限値以下であると判定されると、更
に、前記変更弁開度が設定上限値と比較される(128
)。
前記弁開度が前記上限値以上であり、しかも、前記変更
弁開度の補正量がプラスであれば(129)、前記第1
電動弁(EV、〜、)がプラス5パルス分開方向に調節
される(130)。
弁開度の補正量がプラスであれば(129)、前記第1
電動弁(EV、〜、)がプラス5パルス分開方向に調節
される(130)。
この時、前記第1電動弁(EV、〜、)の弁開度を判定
しく131)、上限値に達していれば、異常湿りの場合
と同様にカウンターを1加算しく132)、更に、その
カウント数を判定して(133)、5未溝であれば再び
ステップ(101)に復帰する。
しく131)、上限値に達していれば、異常湿りの場合
と同様にカウンターを1加算しく132)、更に、その
カウント数を判定して(133)、5未溝であれば再び
ステップ(101)に復帰する。
尚、ステップ(130)において前記第1電動弁(EV
、〜、)が開側に調節されると、前記利用側熱交換器(
3)に帯溜していた液冷媒が積極的に排出されるので、
吸入ガス冷媒は湿り側に補正される。この結果、前記ル
ーチンの繰返しの間に前記第1電動弁(EV、〜、)の
変更弁開度が前記設定上限値以下になれば、ステップ(
128)で“No”と判断され前記ステップ(127)
へと進む。
、〜、)が開側に調節されると、前記利用側熱交換器(
3)に帯溜していた液冷媒が積極的に排出されるので、
吸入ガス冷媒は湿り側に補正される。この結果、前記ル
ーチンの繰返しの間に前記第1電動弁(EV、〜、)の
変更弁開度が前記設定上限値以下になれば、ステップ(
128)で“No”と判断され前記ステップ(127)
へと進む。
また、前記ステップ(131)において、前記第1〜3
電動弁(EV、〜3)の弁開度が上限値未溝であれば前
記カウンターをリセットして前記ステップ(101)に
復帰し、このルーチンを繰り返すのである。
電動弁(EV、〜3)の弁開度が上限値未溝であれば前
記カウンターをリセットして前記ステップ(101)に
復帰し、このルーチンを繰り返すのである。
一方、ステップ(133)でカウントが5に達したと判
定されれば、異常信号が出力され(134)運転が停止
される。尚、前記ステップ(129)において、第4電
動弁(EV4)の前記変更弁開度の補正量がマイナスで
あった場合も、前記ステップ(127)に進み前記第4
電動弁(EV4)を前記変更弁開度に調節するのである
。
定されれば、異常信号が出力され(134)運転が停止
される。尚、前記ステップ(129)において、第4電
動弁(EV4)の前記変更弁開度の補正量がマイナスで
あった場合も、前記ステップ(127)に進み前記第4
電動弁(EV4)を前記変更弁開度に調節するのである
。
また、前記変更弁開度が前記設定上限値及び下限値の間
であれば、ステップ(128)で“NO”即ち、吸入ガ
ス冷媒の状態が異常湿りでも、異常乾きでもないと判断
され、直ちにステップ(127)に進み、前記第4電動
弁(EV4)を前記変更弁開度に調節するのである。
であれば、ステップ(128)で“NO”即ち、吸入ガ
ス冷媒の状態が異常湿りでも、異常乾きでもないと判断
され、直ちにステップ(127)に進み、前記第4電動
弁(EV4)を前記変更弁開度に調節するのである。
(発明の効果 )
以上のごとく、第1番目の本発明は、前記電動式の膨張
弁(EV)の弁開度を検出する弁開度検出手段と、 該検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下になることにより、前記冷媒の異常湿
りを判定する異常湿り判定手段と、 該手段の出力を受けて異常信号を出力する異常信号出力
手段と を設けたから、 吸入ガス冷媒の異常湿りを確実に検出でき、この結果、
前記異常湿り状態で運転が継続され、極端な低圧状態で
の運転や、ポンプダウン運転が行われるのを未然に防止
することが可能となるのである。
弁(EV)の弁開度を検出する弁開度検出手段と、 該検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下になることにより、前記冷媒の異常湿
りを判定する異常湿り判定手段と、 該手段の出力を受けて異常信号を出力する異常信号出力
手段と を設けたから、 吸入ガス冷媒の異常湿りを確実に検出でき、この結果、
前記異常湿り状態で運転が継続され、極端な低圧状態で
の運転や、ポンプダウン運転が行われるのを未然に防止
することが可能となるのである。
また、第2番目の発明によれば、第1発明の構成に加え
て前記膨張弁(EV)の弁開度が設定上限値以上になる
ことにより、前記冷媒の異常過熱を判定する異常乾き判
定手段を設けたから、第1番目の発明と同様な効果を達
成できるばかりでなく、吸入ガス冷媒が異常乾きの状態
(ガス欠運転)となった場合にも、この異常状態を検出
できるのであり、ガス欠運転による機器、例えば圧縮機
モータ(M)の損傷等を未然に防止できるのである。
て前記膨張弁(EV)の弁開度が設定上限値以上になる
ことにより、前記冷媒の異常過熱を判定する異常乾き判
定手段を設けたから、第1番目の発明と同様な効果を達
成できるばかりでなく、吸入ガス冷媒が異常乾きの状態
(ガス欠運転)となった場合にも、この異常状態を検出
できるのであり、ガス欠運転による機器、例えば圧縮機
モータ(M)の損傷等を未然に防止できるのである。
第1,2図は第1発明、第2発明のクレーム対応図、第
3〜5図は第1.2本発明に係る第1実施例の説明図で
、・第3図は冷媒回路図、第4図は電気回路図、第5図
は運転に係るフローチャート、第6〜第8図は第1.第
2本発明に係る第2実施例の説明図で、第6図は冷媒回
路図、第7図は電気回路図、第8図は運転に係るフロー
チャートである。 (2)・・・・・熱源側熱交換器(暖房運転時本発明の
蒸発器として作用) (EV)・・・・・電動弁(膨張弁) (EV、〜、)・・・・・第1電動弁 (EV4)・・・・第2電動弁(暖房運転時本発明の膨
張弁として作用)
3〜5図は第1.2本発明に係る第1実施例の説明図で
、・第3図は冷媒回路図、第4図は電気回路図、第5図
は運転に係るフローチャート、第6〜第8図は第1.第
2本発明に係る第2実施例の説明図で、第6図は冷媒回
路図、第7図は電気回路図、第8図は運転に係るフロー
チャートである。 (2)・・・・・熱源側熱交換器(暖房運転時本発明の
蒸発器として作用) (EV)・・・・・電動弁(膨張弁) (EV、〜、)・・・・・第1電動弁 (EV4)・・・・第2電動弁(暖房運転時本発明の膨
張弁として作用)
Claims (2)
- (1)蒸発器(2)の入口側に設ける開度調整可能な電
動式の膨張弁(EV)と、前記蒸発器(2)の出口側の
冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段と、該検出手段
の信号を基に前記出口側冷媒の過熱度が設定過熱度にな
るように前記膨張弁(EV)の弁開度を制御する制御手
段とを備えた冷凍機において、 前記電動式の膨張弁(EV)の弁開度を検出する弁開度
検出手段と、 該検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開度
が設定下限値以下になることにより、前記出口側冷媒の
異常湿りを判定する異常湿り判定手段と、 該手段の出力を受けて異常信号を出力する異常信号出力
手段と を設けたことを特徴とする電動式の膨張弁(EV)を備
えた冷凍機。 - (2)蒸発器(2)の入口側に設ける開度調整可能な電
動式の膨張弁(EV)と、前記蒸発器(2)の出口側の
冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段と、該検出手段
の信号を基に前記出口側冷媒の過熱度が設定過熱度にな
るように前記膨張弁(EV)の弁開度を制御する制御手
段とを備えた冷凍装置において、 前記電動式の膨張弁(EV)の弁開度を検出する弁開度
検出手段と、 前記検出手段の信号を基に、前記膨張弁(EV)の弁開
度が設定下限値以下となることにより、前記冷媒の異常
湿りを判定する異常湿り判定手段と、 前記膨張弁(EV)の弁開度が設定上限値以上になるこ
とにより、前記冷媒の異常過熱を判定する異常乾き判定
手段と、 これら各判定手段の出力を受けてそれぞれ異常信号を出
力する異常信号出力手段と を設けたことを特徴とする電動式の膨張弁を備えた冷凍
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4074185A JPS61202056A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 電動式の膨張弁を備えた冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4074185A JPS61202056A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 電動式の膨張弁を備えた冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202056A true JPS61202056A (ja) | 1986-09-06 |
JPH0263150B2 JPH0263150B2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=12589056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4074185A Granted JPS61202056A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 電動式の膨張弁を備えた冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61202056A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007094343A1 (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-23 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和装置 |
JP2008096051A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | マルチ空調システムの冷媒封入量判定方法および冷媒漏洩検知方法 |
JP2016223741A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 東芝キヤリア株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP4074185A patent/JPS61202056A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007094343A1 (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-23 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和装置 |
US8020395B2 (en) | 2006-02-17 | 2011-09-20 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioning apparatus |
JP2008096051A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | マルチ空調システムの冷媒封入量判定方法および冷媒漏洩検知方法 |
JP2016223741A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 東芝キヤリア株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0263150B2 (ja) | 1990-12-27 |
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