JPS61201909A - リベツト - Google Patents
リベツトInfo
- Publication number
- JPS61201909A JPS61201909A JP4006885A JP4006885A JPS61201909A JP S61201909 A JPS61201909 A JP S61201909A JP 4006885 A JP4006885 A JP 4006885A JP 4006885 A JP4006885 A JP 4006885A JP S61201909 A JPS61201909 A JP S61201909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- shape memory
- memory alloy
- rivet
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4038—Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections
Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、例えばプリント基板をコネクターに接続する
場合の様に2個以上の物体を固定する際に使用される接
続金具の改良に関するものである。
場合の様に2個以上の物体を固定する際に使用される接
続金具の改良に関するものである。
[従来の技術]
プリント基板はコンピュータをはじめ極めて多くの電子
機器に使用されているが、これをコネクターボディに接
続する場合は、現在第2図に示す様にネジ1をコネクタ
ボディ2およびプリント基板3にあらかじめ穿設された
穴に挿入し、ワッシャ4およびナツト5を用いてネジ止
めする手法が用いられている。しかし、ネジ止めにより
固定する方法は自動化するのが極めて難しく、はとんど
手作業によらなくてはならないため、組立工程を自動化
する上で1つの大きな障害となっている。
機器に使用されているが、これをコネクターボディに接
続する場合は、現在第2図に示す様にネジ1をコネクタ
ボディ2およびプリント基板3にあらかじめ穿設された
穴に挿入し、ワッシャ4およびナツト5を用いてネジ止
めする手法が用いられている。しかし、ネジ止めにより
固定する方法は自動化するのが極めて難しく、はとんど
手作業によらなくてはならないため、組立工程を自動化
する上で1つの大きな障害となっている。
また、ネジ止めにより固定した場合は、後工程や運搬時
あるいは使用時の振動によりネジがゆるみトラブルを起
す例がしばしば見られた。
あるいは使用時の振動によりネジがゆるみトラブルを起
す例がしばしば見られた。
この様なネジ止めの代りに、例えば既に公知になってい
る、第1図に示す如き形状記憶合金リベットを用いれば
問題は解決しそうである。
る、第1図に示す如き形状記憶合金リベットを用いれば
問題は解決しそうである。
すなわち、例えば第3図(a )に示すが如き棒状の形
状記憶合金にスリットを入れ、これを第3図(b)に示
すが如く、足を開いた形状に記憶処理をし、その後適切
なる温度にて足を閉じた形でプリント基板およびコネク
ターボディの穴に挿入し、しかる後形状回復温度以上に
加熱し、リベットを記憶形状に回復することにより、第
3図(b)に示す様にプリント基板を固定することがで
きる。
状記憶合金にスリットを入れ、これを第3図(b)に示
すが如く、足を開いた形状に記憶処理をし、その後適切
なる温度にて足を閉じた形でプリント基板およびコネク
ターボディの穴に挿入し、しかる後形状回復温度以上に
加熱し、リベットを記憶形状に回復することにより、第
3図(b)に示す様にプリント基板を固定することがで
きる。
しかし、上記リベットの様に中実棒にスリットを入れ、
これを折り曲げる方法では、足の部分の肉厚が厚くなる
ため磁歪が大きくなり、回復温度以上となっても十分に
形状は回復しない。何とすれば形状記憶合金では歪量が
7〜8%を越えると永久変形が生じ、形状回復が十分に
行われなくなるためである。この問題を解決するために
は、第4図(a )に示すが如く、足の部分が細くなる
ようにスリット部を太くすれば良いが、その場合には実
用土足の強度が不足するという新たな問題を生ずる。足
の強度を十分にするために大きめの中実棒を用い、例え
ば第4図(b)の如き形状にすれば良いが、この様な形
状に加工するのは全く工業的でない。何とすれば、特に
l”e−Ni系の形状記憶合金は加工性が悪く、切削加
工が非常に難しいからである。
これを折り曲げる方法では、足の部分の肉厚が厚くなる
ため磁歪が大きくなり、回復温度以上となっても十分に
形状は回復しない。何とすれば形状記憶合金では歪量が
7〜8%を越えると永久変形が生じ、形状回復が十分に
行われなくなるためである。この問題を解決するために
は、第4図(a )に示すが如く、足の部分が細くなる
ようにスリット部を太くすれば良いが、その場合には実
用土足の強度が不足するという新たな問題を生ずる。足
の強度を十分にするために大きめの中実棒を用い、例え
ば第4図(b)の如き形状にすれば良いが、この様な形
状に加工するのは全く工業的でない。何とすれば、特に
l”e−Ni系の形状記憶合金は加工性が悪く、切削加
工が非常に難しいからである。
すなわち、プリント基板を固定するために形状記憶合金
リベットを用いれば、手作業によるネジ止めよりも固定
をするための作業は短時間で済むが、リベットを加工す
るために工数が増すという問題が生ずる。
リベットを用いれば、手作業によるネジ止めよりも固定
をするための作業は短時間で済むが、リベットを加工す
るために工数が増すという問題が生ずる。
なお、l”e−Ni形状記憶合金の組成と変態点との関
係は、既に多くの文献で示されており、不純物による影
響が無視し得る場合、およそFe/Ni比により決まる
ことが知られている。
係は、既に多くの文献で示されており、不純物による影
響が無視し得る場合、およそFe/Ni比により決まる
ことが知られている。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、形状記憶合金リベットのもつ上記問題点を解
決し、工業的に極めて有用な新たなリベットを提供せん
とするものである。
決し、工業的に極めて有用な新たなリベットを提供せん
とするものである。
[問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明者らは種々の形状
の形状記憶合金を検討した結果、量産性があり、なおか
つ基板を固定するために十分なる強度を得るためには、
次の様な形状を有する形状記憶合金リベットが最も好ま
しいことが明らかとなった。
の形状記憶合金を検討した結果、量産性があり、なおか
つ基板を固定するために十分なる強度を得るためには、
次の様な形状を有する形状記憶合金リベットが最も好ま
しいことが明らかとなった。
すなわち、形状記憶合金の両端にスリット状の切り込み
を形成したのち、切り込みを形成したパイプ肉部分を外
側に折り曲げた形に記憶させたことを特徴とする形状記
憶合金リベットである。また本発明において、上記形状
記憶合金としては、Ti−Ni系形状記憶合金を用いた
ものが好ましい。
を形成したのち、切り込みを形成したパイプ肉部分を外
側に折り曲げた形に記憶させたことを特徴とする形状記
憶合金リベットである。また本発明において、上記形状
記憶合金としては、Ti−Ni系形状記憶合金を用いた
ものが好ましい。
さらに、上記Ti−Ni系形状記憶合金の形状回復温度
が10℃以下であれば使用状態の相が硬い高温相とする
ため機械的強度が増大し、より実用的である。
が10℃以下であれば使用状態の相が硬い高温相とする
ため機械的強度が増大し、より実用的である。
リベット用のパイプは、例えば中実材を熱間押出により
素管となし、しかる後線引き等により細管となすことに
より工業的に量産が可能である。
素管となし、しかる後線引き等により細管となすことに
より工業的に量産が可能である。
得られた細管を所望する長さに切断後両端部を第1図に
示すが如くスリットを入れることにより、極めて容易に
本発明のリベットを得ることができる。
示すが如くスリットを入れることにより、極めて容易に
本発明のリベットを得ることができる。
[実施例]
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
TiおよびNiを所望する組成に秤量後、高周波真空溶
解炉によりCルツボ中にて溶解後、約801111φX
150IllIIQの棒状に機械加工後、放電加工によ
り約18φの穴ぐりを行い、押出用ホロービレットを作
製した。
解炉によりCルツボ中にて溶解後、約801111φX
150IllIIQの棒状に機械加工後、放電加工によ
り約18φの穴ぐりを行い、押出用ホロービレットを作
製した。
得られたホロービレットを約1050℃で熱間押出しを
行い、約25φX18φXQの素管を作製した。
行い、約25φX18φXQの素管を作製した。
その後ドローベンチにより芯金を用いて線引きを行い、
2.8mmφX16111φ×Q形状のTi−Ni形状
記憶合金パイプを作製した。上記パイプを30+ee
Qに切断後、約10mmのスリットを上下各4ケ所に設
け、外側に1800以上折り曲げた形状に500℃で3
0分記憶処理を行った。(第1図(a ’)(b)) 上記リベットの足部を元のパイプ形状となる様にのばし
たのち、プリント基板の穴部に差し込み、回復温度以上
に温度を上昇させ、第1図(C)の形に形状の固定を行
った。
2.8mmφX16111φ×Q形状のTi−Ni形状
記憶合金パイプを作製した。上記パイプを30+ee
Qに切断後、約10mmのスリットを上下各4ケ所に設
け、外側に1800以上折り曲げた形状に500℃で3
0分記憶処理を行った。(第1図(a ’)(b)) 上記リベットの足部を元のパイプ形状となる様にのばし
たのち、プリント基板の穴部に差し込み、回復温度以上
に温度を上昇させ、第1図(C)の形に形状の固定を行
った。
試験材はTi とNiの組成比を変えることにより、回
復温度が100.60.30.−10.−40℃のもの
を作成し、評価に用いた。なお、回復温度が室温以下の
ものは回復濃度以下の冷媒中でパイプ状にのばし、後は
上記と同様の処理を行った。
復温度が100.60.30.−10.−40℃のもの
を作成し、評価に用いた。なお、回復温度が室温以下の
ものは回復濃度以下の冷媒中でパイプ状にのばし、後は
上記と同様の処理を行った。
611Mの固定穴のある基板を用い、1枚当りの組立時
間および10万回の振動試験後の固定部のゆるみを1条
件100個測定し、0.05Il111以上のゆるみの
発生率により比較を行った。振動試験は、周波数50H
2,振幅5mmの条件で行った。得られた結果を第2表
に示す。なお、比較のために、第4図(b)形状の形状
記憶合金リベットおよびネジ止めによる方法を試験した
。
間および10万回の振動試験後の固定部のゆるみを1条
件100個測定し、0.05Il111以上のゆるみの
発生率により比較を行った。振動試験は、周波数50H
2,振幅5mmの条件で行った。得られた結果を第2表
に示す。なお、比較のために、第4図(b)形状の形状
記憶合金リベットおよびネジ止めによる方法を試験した
。
第2表から明らかな様に、本発明によるリベットは10
万回試験後のゆるみの発生率が小さく、1枚当りの組立
時間も短いことがわかる。
万回試験後のゆるみの発生率が小さく、1枚当りの組立
時間も短いことがわかる。
[発明の効果]
以上詳細に説明した様に、本発明によるリベットを用い
ることにより、プリント基板等の固定の自動化が可能と
なり、固定のための工数が大幅に短縮すると同時に、撮
動等によるゆるみがほとんど生ぜず、極めて信頼性の高
い固定が可能となる。
ることにより、プリント基板等の固定の自動化が可能と
なり、固定のための工数が大幅に短縮すると同時に、撮
動等によるゆるみがほとんど生ぜず、極めて信頼性の高
い固定が可能となる。
第1図は本発明の形状記憶合金リベットにより固定する
方法の説明図、第2図はプリント基板をネジ止めにより
固定する方法の説明図、第3図および第4図は形状記憶
合金リベットにより固定する方法の説明図である。 1:ネジ、2:コネクターボディー、3ニブリント基板
、4:ワッシャー、5:ナツト、6,7:形状記憶合金
リベット。
方法の説明図、第2図はプリント基板をネジ止めにより
固定する方法の説明図、第3図および第4図は形状記憶
合金リベットにより固定する方法の説明図である。 1:ネジ、2:コネクターボディー、3ニブリント基板
、4:ワッシャー、5:ナツト、6,7:形状記憶合金
リベット。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、形状記憶合金パイプの両端にスリット状の切り込み
を形成した後、切り込みを形成したパイプ肉部分を外側
に折り曲げた形に記憶させたことを特徴とする形状記憶
合金リベット。 2、パイプの材質が、Ti−Ni系形状記憶合金から成
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の形状記
憶合金リベット。 3、形状回復温度が10℃以下であることを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の形状記憶合金リベット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006885A JPS61201909A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | リベツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006885A JPS61201909A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | リベツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201909A true JPS61201909A (ja) | 1986-09-06 |
Family
ID=12570608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4006885A Pending JPS61201909A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | リベツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61201909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008025665A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧緩衝器における内部シール構造 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP4006885A patent/JPS61201909A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008025665A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧緩衝器における内部シール構造 |
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