JPS61199284A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は比較的硬質のカートリッジケースにディスク
を切回１転に内装したディスクカートリッジを対象とし
、カートリッジケースの材質に改良を加えたものである
。

〔従来の技術〕

この種のディスクカートリッジにおいては、カー１−リ
ッジケースが上下ケースを蓋合わせ状に結合してなるが
、従来は上下ケースの双方が共に合成用脂材で成形され
ていた。これはカートリッジケースの内面形状が各種の
リブなどの存在で比較的複雑であり、上下ケースは樹脂
成形する方が量産性等の点で得策だと劣えられていたか
らである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

最近の傾向としてディスクの高密度化を図るために、カ
ートリッジケースの薄肉化が強く要望されている。カー
トリッジケースの全厚を薄くすれば、ヘッドストローク
を小さくしてヘッドタッチを良好にでき、カートリッジ
ケース内でのディスクの上下動も抑えられてトラックず
れの防止に有効だからである。

しかし、従来のディスクカートリ、ジでは、カ−トリノ
ジケースが合成樹脂製であるため２寸法精度２強度（剛
性）、温湿度による変形などを考慮すると薄形化に限界
があった。現に２図示する如き磁気ディスクカートリッ
ジにおいてカートリッジケースの全厚は１例えば３．５
インチ型で３．３＋Ｉｎ、５インチ型で４１程度にまで
するのが限界であった。

また、ディスクドライブに合成樹脂製のカートリ、ジケ
ースを頻繁に脱着しているうちに該ケースの基準面、と
くにこの部分に設けた基準孔がドラ・イブ側の位置決め
ピンとの嵌合時に摩耗しゃすい。温湿度の変化で基準孔
を含む基準面部分が変形しやすい。もともと樹脂成形時
に基準孔まわりに熱収縮変形いわゆるヒケが生じて粘度
が出し難い。そのため、ディスクドライブへの位置決め
精度も良好に確保できず、この点でも高密度化に対応で
きない不利があった。

この発明は、かかる観点から必要かつ十分な剛性と成形
精度を確保したうえで、カートリッジケースの薄肉化を
図ることを目的とする。

〔問題点を解決するための１段〕 上記の目的を構成するために９本発明では第１図に示す
ようにカートリ、ジケース１を構成する上下ケース１ａ
・１ｂのうち、少なくとも基準面とされる側のケースを
金属材で構成するようにしだものである。

ここで基準面側のケースとは外表面に多くの場合は基準
孔５を含む基準面を有し、この基準面がドライブ側の位
置決め面に受は止められて１！ライブ側の位置決めピン
が前記基準孔５に係入する側のケースのことであって、
これを図で言えばＴケースｌｂである。尤も９本明細書
および図面における上下の関係は説明の都合上のもので
ある。

具体的な形態を図示例で言えば、基準面側の下ケース１
ｂが金属材で、上ケース１ａが合成樹脂材でそれぞれ構
成されている形態と、上下ケース１ａ・１ｂが共に金属
材で構成されている形態とを含む。

これらの上下ケースｌ、　ａ・１ｂの一方または双方を
金属材で構成するについては、金属板をプレス加工して
作る方法またはグイキャスト法による方法などがあるが
、薄形軽量化、コスト面において前者の板金加工法を採
用する方が有利である。

なお１　カートリッジケース１に内蔵されるディスク２
としては９図示例の如き磁気シートに限らず、′これが
光ディスクなどであってもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにした本発明によれば、カートリッジケース
１の基準面とされる側の上ケース１ａまたはＴケースｌ
ｂを金属材で構成するものとしたから、カー１へリッジ
ケースｌは薄形化しても十分な強度が得られ、基準面部
分の寸法精度も従来の合成樹脂製のものに比べて高精度
に蒲保でき、また基準面部分の摩耗も無くせるため、こ
れら相俟って位置決め精度が高くなり、高密度化によく
対応できる。

また、カートリッジケース１を構成する上下ケース１ａ
・１ｂのうち基準面側のケース１ｂを金属材で、他方の
ケース１ａを合成樹脂材でそれぞれ形成した本発明の実
施形態によれば、金属型のケース１ｂは中線形状にして
これで専ら強度確保を図り、カー１−リッジう−−ス内
の複雑な内面形状は合成＋１脂成形されるケース１ａが
分担するようにできるから、生産性も良好に維持できる
。

〔実施例Ｉ〕

第１図および第２図は本発明に係るディスクカートリッ
ジの第１実施例を示している。

これのカートリッジケース１は、従来通りＡＢＳ樹脂等
の合成樹脂材で成形される約１．２龍厚の上ケース１ａ
と、約０．５１厚のアルミニウム合金等の金属板をプレ
ス加工して作られた耐摩耗性。

剛性に優れる下ケース１ｂとを蓋合わせ状に接合してな
る。上ケース１ａと下ケース１ｂの内壁面間の間隙は約
１．０鰭としてカートリッジケース１の全厚が２．１〜
２．７１になるものとし、これの内部にディスク２を可
回転に内装しである。上下ケース１ａ・１ｂの接合手段
としては接着剤による接合やビス結合等が適宜採用され
る°。

カートリッジケース１は略中央部に駆動軸挿入窓３を有
し、この駆動軸挿入窓３の前方にヘノド挿入窓４を、該
へノド挿入窓４の左右に位置決め用の基準孔５・５をそ
れぞれ上下貫通状に形成しである。上下ケース１ａ・１
ｂの各内面にはディスク２の表面に付着のごみや塵埃を
取り除くための不織布ライナ６をそれぞれ張り合わせで
ある。

このように構成したディスクカートリッジをディスクド
ライブに装填すると、金属材で構成された基準面側の下
ケース１ｂがドライブ側の基準受は面に受は止められて
該基準受は面上の位置決めビンが基準孔５に嵌合するよ
うドライブ側に位置決め装着される。

なお、この実施例のように基準面側とは反対側の上ケー
ス１ａを合成樹脂材で成形する場合は。

該上ケース１ａの内面にライナ６の位置決めリブ。

その他の各種リブを形成するにあたって好都合である。

上ケース１ａこれ自体の厚みも従来のものより当然に薄
くできる。

因に、従来例では上下ケース１ａ・１ｂを共に約１．２
ｍｍ程度の厚みに設定し、上ケース１ａと下ケース１ｂ
との内壁間の間隙を約１．Ｑ　ａｍとしてカー１−リッ
ンケーフ１の全厚が３．４　ｌＩｍ程度になるものとし
ていたが、かかる従来例に比べて、実施例１では０．７
１１ｍもカートリッジケース１の全厚を薄くできた。

〔実施例２〕 第３図は本発明の第２実施例を示しており、これではカ
ートリッジケース１を構成する上ケース１ａとＴケース
ｌｂの双方が板金加工されて周縁の鍔７・７で接合され
ており、そのほかにディスク２を可回転に内装すること
、上下ケース１ａ・１ｂの各内面にライナ６を張り合わ
せること、駆動軸挿入窓３．ヘッド挿入窓４および位置
決め用基準あな５・５を上下貫通状に設けることなどの
点については実施例１の場合と全く同様である。

この実施例２では、上下ケース１ａ・１ｂのいずれをも
基準面側とすることが可能であるため。

両面記録方式にも対応できて有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示しており
、第１図は要部の縦断面図、第２図は本発明が対象とす
るディスクカートリッジの外観斜視図である。 第３図は本発明の第２実施例を示す要部の縦断面図であ
る。 １・・・・カートリッジケース。 １ａ・・・上ケース。 ■ｂ・・・下ケース。 ２・・・・ディスク。 ３・・・・駆動軸挿入窓。 ４・・・・ヘッド挿入窓。 ５・・・・基準孔。 発　　　明　　　者　　　　丸　　　山　　　浩　　　
史第　１．− 第３図 第２図 ２、−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）上下ケース１ａ・１ｂを蓋合わせ状に結合してな
   るカートリッジケース１にディスク２を内装したディス
   クカートリッジにおいて、上下ケース１ａ・１ｂのうち
   少なくとも基準面とされる側のケースが、金属材で構成
   されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
2. （２）上下ケース１ａ・１ｂのうち、基準面側のケース
   が金属材で、他方のケースが合成樹脂材でそれぞれ構成
   されている特許請求の範囲第１項記載のディスクカート
   リッジ。
3. （３）上ケース１ａと下ケース１ｂとが、共に金属材で
   構成されている特許請求の範囲第１項記載のディスクカ
   ートリッジ。