JPS61198113A - 光フアイバ心線 - Google Patents
光フアイバ心線Info
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- JPS61198113A JPS61198113A JP60038137A JP3813785A JPS61198113A JP S61198113 A JPS61198113 A JP S61198113A JP 60038137 A JP60038137 A JP 60038137A JP 3813785 A JP3813785 A JP 3813785A JP S61198113 A JPS61198113 A JP S61198113A
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、二次被覆層を改良した光フナイバ心線に関す
る。
る。
(発明の技術的背景)
第7図には従来の光ファイバ心線1が示されており、プ
リフォームロッドを溶融、紡糸して得られた光ファイバ
素線2を備えている。この光ファイ/へ素線2上には、
紡糸後の傷や外気から光ファイバ素線2を保護するため
にプライマリコート3が被覆され、その上には、伝送特
性の改善のためのバッファコート4が被覆されている。
リフォームロッドを溶融、紡糸して得られた光ファイバ
素線2を備えている。この光ファイ/へ素線2上には、
紡糸後の傷や外気から光ファイバ素線2を保護するため
にプライマリコート3が被覆され、その上には、伝送特
性の改善のためのバッファコート4が被覆されている。
これらプライマリコート3及びバッファコート4は一次
被覆層5と称せられ、シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂か
ら形成される。そして、−次被覆層5上には、外力及び
温度変化等に伴って光ファイバ素線2が断線したりその
伝送特性が劣化したりするのを防止するために、二次被
覆層6が設けられる。
被覆層5と称せられ、シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂か
ら形成される。そして、−次被覆層5上には、外力及び
温度変化等に伴って光ファイバ素線2が断線したりその
伝送特性が劣化したりするのを防止するために、二次被
覆層6が設けられる。
この二次被覆層6はポリアミド樹脂や高密度ポリエチレ
ン(以下、HDPEと称す)等の熱可塑性樹脂から形成
される。
ン(以下、HDPEと称す)等の熱可塑性樹脂から形成
される。
(背景技術の問題点)
ところで、ポリアミド樹脂から成る二次被覆層6を有す
る光ファイバ心線においては、ポリアミド樹脂の線膨張
係数が約t t 、 4X t o−”〔”c一つと比
較的大きいことから、−20℃程度でマイクロベンディ
ングが発生し、伝送損失が増加してしまう。そこで、従
来は、光ファイバ心線1゛をケーブル化する場合には、
線膨張係数の小さい、例えば、鋼線やガラスta維強化
プラスチックロンドをテンションメンバとして用い、こ
のテンションメンバに光ファイバ心線1を巻き付け、光
ファイバ素線2と二次被覆層6との線膨張係数の差によ
り発生する収縮応力を吸収するようにしている。しかし
、これによっても光ファイバ心線の伝送損失は一40℃
以上になると増加してしまう。
る光ファイバ心線においては、ポリアミド樹脂の線膨張
係数が約t t 、 4X t o−”〔”c一つと比
較的大きいことから、−20℃程度でマイクロベンディ
ングが発生し、伝送損失が増加してしまう。そこで、従
来は、光ファイバ心線1゛をケーブル化する場合には、
線膨張係数の小さい、例えば、鋼線やガラスta維強化
プラスチックロンドをテンションメンバとして用い、こ
のテンションメンバに光ファイバ心線1を巻き付け、光
ファイバ素線2と二次被覆層6との線膨張係数の差によ
り発生する収縮応力を吸収するようにしている。しかし
、これによっても光ファイバ心線の伝送損失は一40℃
以上になると増加してしまう。
また、ポリアミド樹脂から成る二次被覆層6を有する光
ファイバ心線1においては、ポリアミド樹脂の100℃
、24時間における加熱収縮量が約1.33%であるこ
とから、高温雰囲気下では加工時の残留歪や結晶化の進
行によって二次被覆層6が収縮し、約60″Cで伝送損
失が増加してしまう。従って、ポリアミド樹脂から成る
二次被覆層6を有する光ファイバ心線1を用いて光ファ
イバケーブルを製作した場合にはその使用可能な温度範
囲は約−40℃〜60℃に限られてしまう。
ファイバ心線1においては、ポリアミド樹脂の100℃
、24時間における加熱収縮量が約1.33%であるこ
とから、高温雰囲気下では加工時の残留歪や結晶化の進
行によって二次被覆層6が収縮し、約60″Cで伝送損
失が増加してしまう。従って、ポリアミド樹脂から成る
二次被覆層6を有する光ファイバ心線1を用いて光ファ
イバケーブルを製作した場合にはその使用可能な温度範
囲は約−40℃〜60℃に限られてしまう。
更に、ポリアミド樹脂のヤング率は、25°Cで127
kg/lll52.−20℃で165kg/■2、又同
降伏点応力は4 、15 kg/mm2なので、剛性率
が比較的小さく、このため、ポリアミド樹脂から成る二
次被覆層6を有する光ファイバ心線では側圧により伝送
損失が著しく増加してしまう。
kg/lll52.−20℃で165kg/■2、又同
降伏点応力は4 、15 kg/mm2なので、剛性率
が比較的小さく、このため、ポリアミド樹脂から成る二
次被覆層6を有する光ファイバ心線では側圧により伝送
損失が著しく増加してしまう。
次に、HDPEは、線膨張係数及び加熱収縮量が16
、3 X 1 o−5[0cm’]、及び3.0%と太
きく、かつヤング率及び降伏点応力が87kg/:ym
2及び2.24kg/mm2と小さいので、HDPEか
ら成る二次被覆層を有する光ファイバ心線では、更に使
用温度範囲が限られ、しかも側圧により大きく伝送損失
が増加してしまう。
、3 X 1 o−5[0cm’]、及び3.0%と太
きく、かつヤング率及び降伏点応力が87kg/:ym
2及び2.24kg/mm2と小さいので、HDPEか
ら成る二次被覆層を有する光ファイバ心線では、更に使
用温度範囲が限られ、しかも側圧により大きく伝送損失
が増加してしまう。
最近では、剛性率が大きく、かつ線膨張係数及び加熱収
縮量の小さいガラス繊維強化プラスチックを二次被覆層
とする光ファイバ心線も提案されているが、このガラス
繊維強化プラスチックは熱硬化型樹脂であるため、□光
ファイバ素線に押出被覆することができず、従って、製
造上問題を有し、しかも非常に高価なものになってしま
う。また、ガラスtRm強化プラスチックを用いて強度
を向上させる場合には二次被覆層の肉厚をある程度確保
しなければならないので、光ファイバ心線の外径が大き
くなってしまう。
縮量の小さいガラス繊維強化プラスチックを二次被覆層
とする光ファイバ心線も提案されているが、このガラス
繊維強化プラスチックは熱硬化型樹脂であるため、□光
ファイバ素線に押出被覆することができず、従って、製
造上問題を有し、しかも非常に高価なものになってしま
う。また、ガラスtRm強化プラスチックを用いて強度
を向上させる場合には二次被覆層の肉厚をある程度確保
しなければならないので、光ファイバ心線の外径が大き
くなってしまう。
(発明の目的)
本発明の目的は、小径でありながら剛性率が大きい上に
、線膨張係数及び加熱収縮量が小さく、しかも製造の容
易な二次被覆層を有する光ファイバ心線を提供すること
にある。
、線膨張係数及び加熱収縮量が小さく、しかも製造の容
易な二次被覆層を有する光ファイバ心線を提供すること
にある。
(発明の概要)
本発明は、光ファイバ素線の一次被覆層上に、チタン酸
カリウムを10〜40重量%含む熱可塑性樹脂から成る
二次被覆層を設けたことを特徴とする。
カリウムを10〜40重量%含む熱可塑性樹脂から成る
二次被覆層を設けたことを特徴とする。
上記チタン酸カリウムとして、繊維状の六チタン酸カリ
ウム(K2O・6Ti02)を用い、この六チタン酸カ
リウムm維をポリアミド樹脂及びHDPHにそれぞれ充
填量を変化させて加え、得られた二次被覆材を試料とし
てその六チタン酸カリウムam充填量に対する引張ヤン
グ率(引張速度5!Il+/分)、線膨張係数((TM
A);−30℃〜30℃)及び加熱収縮量(100°C
124時間)を測定したところ、第4図、第5図及び第
6図に示す結果が得られた。即ち、ポリアミド樹脂から
成る二次被覆材は、図中、(A)で示すように、六チタ
ン酸カリウム繊維の充填量が増加するに従ってヤング率
は増大し、線膨張係数及び加熱収縮量は減少している。
ウム(K2O・6Ti02)を用い、この六チタン酸カ
リウムm維をポリアミド樹脂及びHDPHにそれぞれ充
填量を変化させて加え、得られた二次被覆材を試料とし
てその六チタン酸カリウムam充填量に対する引張ヤン
グ率(引張速度5!Il+/分)、線膨張係数((TM
A);−30℃〜30℃)及び加熱収縮量(100°C
124時間)を測定したところ、第4図、第5図及び第
6図に示す結果が得られた。即ち、ポリアミド樹脂から
成る二次被覆材は、図中、(A)で示すように、六チタ
ン酸カリウム繊維の充填量が増加するに従ってヤング率
は増大し、線膨張係数及び加熱収縮量は減少している。
そして、六チタン酸カリウム繊維を15重量%及び30
重量%充填した場合には、ヤング率は約3倍と約4倍に
、線膨張係数は約1/3と約115に、又加熱収縮量は
約174と約l/20に変化している。また、HDPE
から成る二次被覆材も図中(B)で示すように、同様に
変化し、六チタン酸カリウム繊維を15改量%及び30
重量%充填した場合には、ヤング率は約1.4倍と約1
.8倍に、線膨張係数は約7/8と約5/8に、加熱収
縮量は約2.2/3と約2/3に変化している。
重量%充填した場合には、ヤング率は約3倍と約4倍に
、線膨張係数は約1/3と約115に、又加熱収縮量は
約174と約l/20に変化している。また、HDPE
から成る二次被覆材も図中(B)で示すように、同様に
変化し、六チタン酸カリウム繊維を15改量%及び30
重量%充填した場合には、ヤング率は約1.4倍と約1
.8倍に、線膨張係数は約7/8と約5/8に、加熱収
縮量は約2.2/3と約2/3に変化している。
従って、チタン酸カリウムを含む熱可塑性樹脂を被覆材
として用いることで、剛性率が大きい上に線膨張係数及
び加熱収縮量の小さい二次被覆層を有する小径の光ファ
イバ心線を得ることができる。よって、この光ファイバ
心線に側圧が加わっても伝送損失が殆ど増加せず、又こ
の光ファイバ心線を温度変化の激しい場所に配しても伝
送損失は増加しない。
として用いることで、剛性率が大きい上に線膨張係数及
び加熱収縮量の小さい二次被覆層を有する小径の光ファ
イバ心線を得ることができる。よって、この光ファイバ
心線に側圧が加わっても伝送損失が殆ど増加せず、又こ
の光ファイバ心線を温度変化の激しい場所に配しても伝
送損失は増加しない。
(発明の実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
実施例1
第1図(A)、(B)には本発明に係る光ファイバ心線
7及び8がそれぞれ示されている。これらの光ファイバ
心線7,8はプリフォームロッドを溶融、紡糸して得ら
れたグレーデッドインデックス型の石英製光ファイ/へ
素線2を備えている。
7及び8がそれぞれ示されている。これらの光ファイバ
心線7,8はプリフォームロッドを溶融、紡糸して得ら
れたグレーデッドインデックス型の石英製光ファイ/へ
素線2を備えている。
これら光ファイバ素線2.2は、直径が50 gmのコ
アと直径が125 gmのクラッドとから成る。各光フ
ァイバ素線2.2上には、プライマリコート3及びバッ
ファコート4が押出被覆されている。プライマリコート
3及びバッファコート4はシリコン樹脂から成り、バッ
ファコート4の外径が400gmになるようにその肉厚
が設定され、−次被覆層5を形成している。各−次被覆
層5.5上には二次被覆層9.10がそれぞれ押出被覆
されている。そして、一方の光ファイバ心線7の二次被
覆層9は、六チタン酸カリウムta維が15川量%充填
されているポリアミド樹脂から形成されている。また、
他方の光ファイバ心線8の二次被覆層10は、六チタン
酸カリウムramが30%量%充填されているポリアミ
ド樹脂から形成されている。両二次被覆層9及び10は
それぞれ外径が0.9mtrrになるように押出被覆さ
れている。
アと直径が125 gmのクラッドとから成る。各光フ
ァイバ素線2.2上には、プライマリコート3及びバッ
ファコート4が押出被覆されている。プライマリコート
3及びバッファコート4はシリコン樹脂から成り、バッ
ファコート4の外径が400gmになるようにその肉厚
が設定され、−次被覆層5を形成している。各−次被覆
層5.5上には二次被覆層9.10がそれぞれ押出被覆
されている。そして、一方の光ファイバ心線7の二次被
覆層9は、六チタン酸カリウムta維が15川量%充填
されているポリアミド樹脂から形成されている。また、
他方の光ファイバ心線8の二次被覆層10は、六チタン
酸カリウムramが30%量%充填されているポリアミ
ド樹脂から形成されている。両二次被覆層9及び10は
それぞれ外径が0.9mtrrになるように押出被覆さ
れている。
比較例
上記第1図に示す実施例の光ファイバ心線において、二
次被覆層をポリアミド樹脂のみから形成した。
次被覆層をポリアミド樹脂のみから形成した。
さて、上記実施例の両光ファイバ心線7.8と、比較例
の光ファイバ心線との低温伝送特性を調べるために、こ
れら光ファイバ心線を20℃の温度下に配し、5時間経
過する毎に温度を10℃下げつつO′Cから一50℃ま
での温度範囲における各光ファイバ心線の伝送損失増加
を測定した。
の光ファイバ心線との低温伝送特性を調べるために、こ
れら光ファイバ心線を20℃の温度下に配し、5時間経
過する毎に温度を10℃下げつつO′Cから一50℃ま
での温度範囲における各光ファイバ心線の伝送損失増加
を測定した。
測定には光源として波長860na+のLEDと光パワ
ーメータを用いた。測定結果を第1表に示す。
ーメータを用いた。測定結果を第1表に示す。
第1表
上記第1表において、比較例の光ファイバ心線の伝送損
失増加は、−20℃で0.05dB、−30℃で0.1
5clB、−40℃で0.70dBになっている。これ
に対して、本実施例の光ファイバ心線7〔第1図(A)
〕の伝送損失増加は一40℃で0.05dB、−50℃
で0.15dBであった。また、本実施例の光ファイバ
心線8〔第1図(B)〕の伝送損失増加は一40℃で0
.05dB、−50℃で0.13dBであった。このよ
うに、本実施例の光ファイ/く心線7.8の低温伝送特
性は従来と比較して著しく向上しており、−50℃以上
であっても充分に使用し得ることが判る。これは、二次
被覆層9、lOとして六チタン酸カリウム繊維を充填し
たポリアミド樹脂を用いたので、二次被覆層9.10の
線膨張係数が小さくなり、低温下でも殆どマイクロベン
ディングが発生しないことによると考えられる。
失増加は、−20℃で0.05dB、−30℃で0.1
5clB、−40℃で0.70dBになっている。これ
に対して、本実施例の光ファイバ心線7〔第1図(A)
〕の伝送損失増加は一40℃で0.05dB、−50℃
で0.15dBであった。また、本実施例の光ファイバ
心線8〔第1図(B)〕の伝送損失増加は一40℃で0
.05dB、−50℃で0.13dBであった。このよ
うに、本実施例の光ファイ/く心線7.8の低温伝送特
性は従来と比較して著しく向上しており、−50℃以上
であっても充分に使用し得ることが判る。これは、二次
被覆層9、lOとして六チタン酸カリウム繊維を充填し
たポリアミド樹脂を用いたので、二次被覆層9.10の
線膨張係数が小さくなり、低温下でも殆どマイクロベン
ディングが発生しないことによると考えられる。
次に、上記実施例の両光ファイバ心線7,8と、比較例
の光ファイバ心線との高温伝送特性を調べた結果を第2
表に示す。この高温伝送特性試験では、60″C及び8
0℃でそれぞれ24時間放置した後の室温(25°C)
中での伝送損失増加をX1ll定した。測定には上記し
たと同一の光源及びパワーメータを用いた。
の光ファイバ心線との高温伝送特性を調べた結果を第2
表に示す。この高温伝送特性試験では、60″C及び8
0℃でそれぞれ24時間放置した後の室温(25°C)
中での伝送損失増加をX1ll定した。測定には上記し
たと同一の光源及びパワーメータを用いた。
第2表
上記第2表から明らかなように、比較例の光ファイバ心
線の伝送損失増加は、60℃で放置した場合には0.0
5dB、80℃で放置した場合には0.4dBであった
。これに対して、実施例の光ファイバ心線7.8は60
℃及び80℃で放置した場合でも伝送損失は増加するこ
とがなかった。これは、二次被覆層9.10の加熱収縮
量が極めて小さいので、高温下でも殆どマイクロベンデ
ィングが発生していないことによると考えられる。
線の伝送損失増加は、60℃で放置した場合には0.0
5dB、80℃で放置した場合には0.4dBであった
。これに対して、実施例の光ファイバ心線7.8は60
℃及び80℃で放置した場合でも伝送損失は増加するこ
とがなかった。これは、二次被覆層9.10の加熱収縮
量が極めて小さいので、高温下でも殆どマイクロベンデ
ィングが発生していないことによると考えられる。
更に、上記実施例の両光ファイバ心線7.8と、比較例
の光ファイバ心線との側圧特性を調べた結果を第3表に
示す、この側圧特性試験では、各光ファイバ心線を#3
0の紙やすりで挟み、20 k g/ 30cmX 2
の荷重(側圧)を加えた際の各光ファイバ心線の伝送損
失増加を測定した。測定には上記したと同一の光源及び
光パワーメータを用いた。
の光ファイバ心線との側圧特性を調べた結果を第3表に
示す、この側圧特性試験では、各光ファイバ心線を#3
0の紙やすりで挟み、20 k g/ 30cmX 2
の荷重(側圧)を加えた際の各光ファイバ心線の伝送損
失増加を測定した。測定には上記したと同一の光源及び
光パワーメータを用いた。
第3表
上記第3表から明らかなように、比較例の光ファイバ心
線においては、伝送損失増加が0.42dBと非常に大
きくなっている。これに対して実施例の光ファイバ心線
7,8は、伝送損失増加が0.15ciB及び0.08
dEとそれほど大きくなっていない。
線においては、伝送損失増加が0.42dBと非常に大
きくなっている。これに対して実施例の光ファイバ心線
7,8は、伝送損失増加が0.15ciB及び0.08
dEとそれほど大きくなっていない。
ところで、上記実施例の両光ファイバ心線7.8と、比
較例の光ファイバ心線の引張試験を行なった。材料長は
300mm、試料数は各20、引張速度は100mm/
分、試験温度は22℃、湿度は55%であった。この引
張試験の結果を第4表に示す。
較例の光ファイバ心線の引張試験を行なった。材料長は
300mm、試料数は各20、引張速度は100mm/
分、試験温度は22℃、湿度は55%であった。この引
張試験の結果を第4表に示す。
第4表
上記第4表から明らかなように、比較例の光ファイバ心
線における破断荷重の平均値は8.1kg、本実施例の
光ファイバ心線7.8における破断荷重の平均値はそれ
ぞれ8.40Kgと8゜60kgである。比較例と実施
例の心線の破断荷重の差0.30kgと0−50kgは
六チタン酸カリウム繊維によって二次被覆N9.10が
補強されたことによると考えられる。そして、上記第4
表の試験結果より、二次被覆層9.10の剛性率が大き
くなっていることが判る。よって、本実施例の光ファイ
バ心線7.8は耐側圧特性が向上しているので、第3表
に示すように、側圧が加わっても伝送損失増加がそれほ
ど大きくなることはない。
線における破断荷重の平均値は8.1kg、本実施例の
光ファイバ心線7.8における破断荷重の平均値はそれ
ぞれ8.40Kgと8゜60kgである。比較例と実施
例の心線の破断荷重の差0.30kgと0−50kgは
六チタン酸カリウム繊維によって二次被覆N9.10が
補強されたことによると考えられる。そして、上記第4
表の試験結果より、二次被覆層9.10の剛性率が大き
くなっていることが判る。よって、本実施例の光ファイ
バ心線7.8は耐側圧特性が向上しているので、第3表
に示すように、側圧が加わっても伝送損失増加がそれほ
ど大きくなることはない。
上記実施例において、六チタン酸カリウム繊維は15重
量%と30重量%の割合でポリアミド樹脂に充填されて
いるが、10重量%〜40重量%の範囲で充填量を変え
ることができ、10重量%以下の場合には二次被覆層9
又は10の線膨張係数、加熱収縮量及び剛性が従来のポ
リアミド−樹脂のみから成る二次被覆層と殆ど変らず、
又40毛量%以上の場合には二次被覆層の押出作業が困
難になってしまう。
量%と30重量%の割合でポリアミド樹脂に充填されて
いるが、10重量%〜40重量%の範囲で充填量を変え
ることができ、10重量%以下の場合には二次被覆層9
又は10の線膨張係数、加熱収縮量及び剛性が従来のポ
リアミド−樹脂のみから成る二次被覆層と殆ど変らず、
又40毛量%以上の場合には二次被覆層の押出作業が困
難になってしまう。
尚、上記実施例では、大チタン酸カリウム繊維を用いた
が、ニチタン酸カリウム繊維や四チタン酸カリウム繊維
等を用いても同様の効果を得ることができる。
が、ニチタン酸カリウム繊維や四チタン酸カリウム繊維
等を用いても同様の効果を得ることができる。
また、ポリアミド樹脂の如き熱可塑性樹脂にチタン酸カ
リウムを充填するだけであることから、二次被覆層9又
は10を任意に着色することができる利点もある。
リウムを充填するだけであることから、二次被覆層9又
は10を任意に着色することができる利点もある。
実施例2
六チタン酸カリウムを15重量%充填したHDPEと、
六チタン酸カリウムを30重量%充填したHDPEをそ
れぞれ実施例1で示した光ファイバ素線上の一次被覆層
に押出被覆し、これにより六チタン酸カリウム15重量
%含むHDPE二次被覆層を有する光ファイバ心線と、
六チタン酸カリウム30重量%含むHDPE二次被覆層
を有する光ファイバ心線とを得た。
六チタン酸カリウムを30重量%充填したHDPEをそ
れぞれ実施例1で示した光ファイバ素線上の一次被覆層
に押出被覆し、これにより六チタン酸カリウム15重量
%含むHDPE二次被覆層を有する光ファイバ心線と、
六チタン酸カリウム30重量%含むHDPE二次被覆層
を有する光ファイバ心線とを得た。
これらの光ファイバ心線の各HDPEは、第4図乃至第
6図に(B)で示すように、充填量15重量%と30重
量%位置での線膨張係数、加熱収縮量及びヤング率を有
している。従って、これらの光ファイバ心線はHDPE
のみから成る二次被覆層を有する光ファイバ心線に比べ
、耐側圧特性、低温伝送特性及び高温伝送特性が優れて
いることが判る。
6図に(B)で示すように、充填量15重量%と30重
量%位置での線膨張係数、加熱収縮量及びヤング率を有
している。従って、これらの光ファイバ心線はHDPE
のみから成る二次被覆層を有する光ファイバ心線に比べ
、耐側圧特性、低温伝送特性及び高温伝送特性が優れて
いることが判る。
第2図(A)には本発明の応用例に係る光ファイ/ヘケ
ーブルが示されている。即ち、この光ファイバケーブル
は中心に位置するテンションメンバ11を(mえ、この
テンションメンバ11はガラスuh維強化プラスチック
から形成されている。テンションメンバ11の周面には
介在紐12を介して6本の光ファイバ心線8′が巻き付
けられている。これらの光ファイバ心線8′は第1図(
B)に示す光ファイバ心線8と同一構造であり、六チタ
ン醜カリウム繊維を30重量%含むポリアミド樹脂から
成る二次被覆層10′を有している。介在紐12はポリ
プロピレン、カイノール若しくはケブラー(Du PO
NT社製の商品名)から形成される。介在紐12及び光
ファイバ心線8′上には押え巻き13が設けられ、押え
巻13上には直接的にポリエチレンから成る外被14が
押出被覆されている。
ーブルが示されている。即ち、この光ファイバケーブル
は中心に位置するテンションメンバ11を(mえ、この
テンションメンバ11はガラスuh維強化プラスチック
から形成されている。テンションメンバ11の周面には
介在紐12を介して6本の光ファイバ心線8′が巻き付
けられている。これらの光ファイバ心線8′は第1図(
B)に示す光ファイバ心線8と同一構造であり、六チタ
ン醜カリウム繊維を30重量%含むポリアミド樹脂から
成る二次被覆層10′を有している。介在紐12はポリ
プロピレン、カイノール若しくはケブラー(Du PO
NT社製の商品名)から形成される。介在紐12及び光
ファイバ心線8′上には押え巻き13が設けられ、押え
巻13上には直接的にポリエチレンから成る外被14が
押出被覆されている。
ところで、第2図(B)には従来のこの種の光ファイバ
ケーブルが示されている。即ち、テンションメンバ11
の周面には、ポリアミド樹脂のみから成る二次被覆層1
5aを有する光ファイバ心線15が介在12と共に巻き
付けられ、押え巻13上にはクッション層16が設けら
れている。
ケーブルが示されている。即ち、テンションメンバ11
の周面には、ポリアミド樹脂のみから成る二次被覆層1
5aを有する光ファイバ心線15が介在12と共に巻き
付けられ、押え巻13上にはクッション層16が設けら
れている。
そして、クッション層16上に押え巻き13′を介して
ポリエチレンから成る外被14が押出被覆されている。
ポリエチレンから成る外被14が押出被覆されている。
クッション層16は介在紐12と同一材料から形成され
ており、外被14の成型型やケーブル自体に加わる外力
を吸収し、従来構造の光ファイバ心線15に側圧が加わ
るのを防止している。また、このクッション層16は、
外被14の押出時に光ファイバ心線15の二次被覆層1
5aが加熱され、収縮するのを防IFとする断熱材とし
ても用いられている。
ており、外被14の成型型やケーブル自体に加わる外力
を吸収し、従来構造の光ファイバ心線15に側圧が加わ
るのを防止している。また、このクッション層16は、
外被14の押出時に光ファイバ心線15の二次被覆層1
5aが加熱され、収縮するのを防IFとする断熱材とし
ても用いられている。
これに対して、第2図(A)に示す本発明の光ファイバ
ケーブルにおいては、従来の約4倍のヤング率を有し、
かつ加熱収縮量が従来の約1720である二次被覆層1
0′を含む光ファイバ心線8′を用いているので、クッ
ションRtsは不要であり、従って、押え巻13上には
上記したように直接的に外被14が設けられている。よ
って、ケーブル外径を小さくすることができる上に、ク
ッション層16及び押え巻13が不要になることから、
材料費が少なくて済み、安価に光ファイバケーブルを提
供することができる。また、従来のようにクッション層
16を用いると、外被14の押出時に受ける熱や高温雰
囲気中での熱の影響でクッション層16自体が収縮し、
光ファイバ心線15に側圧が加わる。しかるに、本発明
の光ファイバケーブルではクッション層16を用いてい
ないので、このような問題は生ぜず、よって、クッショ
ン層16による側圧で伝送損失が増加することはない。
ケーブルにおいては、従来の約4倍のヤング率を有し、
かつ加熱収縮量が従来の約1720である二次被覆層1
0′を含む光ファイバ心線8′を用いているので、クッ
ションRtsは不要であり、従って、押え巻13上には
上記したように直接的に外被14が設けられている。よ
って、ケーブル外径を小さくすることができる上に、ク
ッション層16及び押え巻13が不要になることから、
材料費が少なくて済み、安価に光ファイバケーブルを提
供することができる。また、従来のようにクッション層
16を用いると、外被14の押出時に受ける熱や高温雰
囲気中での熱の影響でクッション層16自体が収縮し、
光ファイバ心線15に側圧が加わる。しかるに、本発明
の光ファイバケーブルではクッション層16を用いてい
ないので、このような問題は生ぜず、よって、クッショ
ン層16による側圧で伝送損失が増加することはない。
第3図(A)には本発明をユニット型光ファイバケーブ
ルに応用した例が示されている。即ち、この光ファイバ
ケーブルは、テンションメンバ11の周面に、複数の光
ユニット17が介在カッド12′及びガスパイプ18と
共に巻き付けられ、これらの上に押え巻13’を介して
ポリ塩化ビニルから成る外被14′が押出被覆されてい
る。各光ユニット17は、小径のテンションメンバ11
aの周面に巻き付けられている6本の光ファイバ心線8
′と、これらの光ファイバ心線8′上に巻かれている押
え巻13aとから成る。各光ファイバ心線8′は、六チ
タン酸カリウム繊維を30重量%含むポリアミド樹脂か
ら成る二次被覆層10′を有している。
ルに応用した例が示されている。即ち、この光ファイバ
ケーブルは、テンションメンバ11の周面に、複数の光
ユニット17が介在カッド12′及びガスパイプ18と
共に巻き付けられ、これらの上に押え巻13’を介して
ポリ塩化ビニルから成る外被14′が押出被覆されてい
る。各光ユニット17は、小径のテンションメンバ11
aの周面に巻き付けられている6本の光ファイバ心線8
′と、これらの光ファイバ心線8′上に巻かれている押
え巻13aとから成る。各光ファイバ心線8′は、六チ
タン酸カリウム繊維を30重量%含むポリアミド樹脂か
ら成る二次被覆層10′を有している。
比較のために、第3図(B)に、従来のこの種の光ファ
イバケーブルを示す。即ち、従来のこの種の光ファイバ
ケーブルでは、ポリアミド樹脂のみから成る二次被覆層
15a、を有する光ファイバ心線15を用いているので
、これら光ファイバ心線15上に押え巻13aを介して
クッション層16′が設けられ、更にこのクッション層
16’上に他の押え巻13bが設けられ、これにより光
ユニッ)17’が構成されている。
イバケーブルを示す。即ち、従来のこの種の光ファイバ
ケーブルでは、ポリアミド樹脂のみから成る二次被覆層
15a、を有する光ファイバ心線15を用いているので
、これら光ファイバ心線15上に押え巻13aを介して
クッション層16′が設けられ、更にこのクッション層
16’上に他の押え巻13bが設けられ、これにより光
ユニッ)17’が構成されている。
(発明の効果)
本発明によれば、チタン酸カリウムを含む熱可塑性樹脂
から二次被覆層を形成したことで、製造が容易で、しか
も肉厚を大きくしなくても剛性を有する上に、線膨張係
数及び加熱収縮量の小さい二次被覆層を有する光ファイ
バ心線が得られる。
から二次被覆層を形成したことで、製造が容易で、しか
も肉厚を大きくしなくても剛性を有する上に、線膨張係
数及び加熱収縮量の小さい二次被覆層を有する光ファイ
バ心線が得られる。
従って、本発明の光ファイバ心線を用いる場合には耐側
圧特性及び耐温度特性の優れた光ファイバケーブルを製
作することができる。また、本発明の光ファイバ心線を
用いて光ファイバケーブルを製作する場合にはクッショ
ン層が不要になるので、光ファイバケーブルを小径化す
ることができるだけでなく、材料費が少なくて済むこと
から非常に経済的である。
圧特性及び耐温度特性の優れた光ファイバケーブルを製
作することができる。また、本発明の光ファイバ心線を
用いて光ファイバケーブルを製作する場合にはクッショ
ン層が不要になるので、光ファイバケーブルを小径化す
ることができるだけでなく、材料費が少なくて済むこと
から非常に経済的である。
第1図(A)、(B)はそれぞれ本発明に係る光ファイ
バ心線を示す斜視図、第2図(A)及び第3図(A)は
第1図(B)の光ファイバ心線を用いた光ファイバケー
ブルをそれぞれ示す断面図、第2図(B)及び第3図(
B)は従来の光ファイバケーブルをそれぞれ示す断面図
、第4図乃至第6図はヤング率、線膨張係数及び加熱収
縮量と六チタン醸カリウム繊維充填量との関係をそれぞ
れ示す特性図、第7図は従来の光ファイ/鮨6線を示す
斜視図である。 l、7.8−−−−一光ファイバ心線、8 ′ 、 l
5−−−−− tt2−−−−−−−−
一光ファイバ素線、5−−−−−−−−−一次被覆層、 9.10.10’−一二次被覆層。 (他1名) 第菖図 第2図 第4図
バ心線を示す斜視図、第2図(A)及び第3図(A)は
第1図(B)の光ファイバ心線を用いた光ファイバケー
ブルをそれぞれ示す断面図、第2図(B)及び第3図(
B)は従来の光ファイバケーブルをそれぞれ示す断面図
、第4図乃至第6図はヤング率、線膨張係数及び加熱収
縮量と六チタン醸カリウム繊維充填量との関係をそれぞ
れ示す特性図、第7図は従来の光ファイ/鮨6線を示す
斜視図である。 l、7.8−−−−一光ファイバ心線、8 ′ 、 l
5−−−−− tt2−−−−−−−−
一光ファイバ素線、5−−−−−−−−−一次被覆層、 9.10.10’−一二次被覆層。 (他1名) 第菖図 第2図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光ファイバ素線上に一次被覆層及び二次被覆層がこ
の順で設けられている光ファイバ心線であって、前記二
次被覆層は、チタン酸カリウムを10〜40重量%含む
熱可塑性樹脂から成ることを特徴とする光ファイバ心線
。 2、前記チタン酸カリウムは繊維状であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の光ファイバ心線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60038137A JPH0668570B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 光フアイバ心線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60038137A JPH0668570B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 光フアイバ心線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61198113A true JPS61198113A (ja) | 1986-09-02 |
JPH0668570B2 JPH0668570B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=12517037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60038137A Expired - Lifetime JPH0668570B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 光フアイバ心線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668570B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63144312A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバ心線 |
JPS63144313A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバ心線 |
US4997256A (en) * | 1989-02-08 | 1991-03-05 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber adapted for air blown fiber installation |
US7064276B2 (en) * | 2002-12-18 | 2006-06-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Communication cable, and communication wire protecting tube |
CN100375203C (zh) * | 2002-12-18 | 2008-03-12 | 住友电气工业株式会社 | 通信电缆以及通信线用保护管 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60107608A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Fujikura Ltd | 耐火光ケ−ブル |
JPS60170809A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 耐熱光フアイバ心線 |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP60038137A patent/JPH0668570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60107608A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Fujikura Ltd | 耐火光ケ−ブル |
JPS60170809A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 耐熱光フアイバ心線 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63144312A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバ心線 |
JPS63144313A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバ心線 |
US4997256A (en) * | 1989-02-08 | 1991-03-05 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber adapted for air blown fiber installation |
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CN100375203C (zh) * | 2002-12-18 | 2008-03-12 | 住友电气工业株式会社 | 通信电缆以及通信线用保护管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668570B2 (ja) | 1994-08-31 |
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