JPS6119806Y2 - - Google Patents

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JPS6119806Y2
JPS6119806Y2 JP5209682U JP5209682U JPS6119806Y2 JP S6119806 Y2 JPS6119806 Y2 JP S6119806Y2 JP 5209682 U JP5209682 U JP 5209682U JP 5209682 U JP5209682 U JP 5209682U JP S6119806 Y2 JPS6119806 Y2 JP S6119806Y2
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JP
Japan
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magnetic powder
belt
powder
conveyed
magnetic
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JP5209682U
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JPS58156539U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば粉末治金法で製造される永久
磁石のプレス磁場成型後の圧粉体から余分に付着
した磁性粉末又は残磁粉末を分離回収しつつ圧粉
体(搬送品)を搬送することができる磁性粉分離
搬送装置に関する。
粉末治金法で製造される永久磁石は、特に磁石
特性を向上させるため、磁場成型するのが一般的
である。磁場成型とは磁性粉末を金型に充填後加
圧成型されるが、このとき強力な磁場を加えるこ
とにより磁場配向が行われる。磁場配向後は、圧
粉体に残磁気が残らないように脱磁工程を経て金
型より取り出される。
しかしながら、実際にはこの圧粉体に残磁粉末
が付着したしまう。この原因は圧粉体と残磁粉末
とが磁気的に吸引し合つているためであり、従来
の装置では、完全に分離するのは困難である。
本考案はかかる点に鑑み、この圧粉体の搬送中
強制的に磁気的に吸引して圧粉体から残磁粉末を
分離回収するようにしたこの種磁性粉分離搬送装
置を提案することを主たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本考案の一例を示す略線図である。1
は圧粉体を示し、この上面等に残磁粉末2が磁気
的に付着している。この圧粉体(搬送品)は、ベ
ルトコンベア装置3により図中左方から右方へ搬
送される。3a,3bはホイル、4はベルトを
夫々示す。5は同じくベルトコンベア装置を示
し、これはベルトコンベア装置3と共に互いに圧
粉体1を挾むようにベルト6が配設されている。
5a,5bはホイルを示す。この場合、圧粉体1
の高さは区々であるから、ベルトコンベア装置
3,5のいずれか一方についてホイルの軸心を上
下動し得るように構成しておく。そして相互のベ
ルト4,6の間隔は圧粉体1を圧接することので
きるように設定する。コンベア装置5のベルト6
は、第2図に示す如く、非磁性材で構成された網
目状のベルト6aとその表面に貼着した多孔質の
スポンジ6bとで形成された層状のベルトとなつ
ている。
7はベルト6の網目状ベルト6a側に接して設
けられた磁性粉分離装置を示し、これは第2図に
詳細に示す如く、駆動源に連結された回転体7a
の表面に隣り同士が異極となるように放射形に磁
石片7bを複数接着され、回転体7aの被動に伴
いこの磁石片7bも回転せられる構成となつてい
る。磁石片7bの外周には非磁性の円筒7cを被
せ、円筒7cとベルト6とが接するようにされ
る。円筒7cは回転体7a及び磁石片7bに対し
て固定状態に設けられ、その一部から残磁粉末が
滑り落ちるシユータ7dが連続して形成される。
8は残磁粉末を分離回収するための容器を示す。
次に本考案の動作について説明する。圧粉体1
はベルトコンベア装置3,5によつて挾持されな
がら逐時一定の間隔で搬送されてくる。図中A方
向に搬送されてくると、磁性粉分離装置7に近づ
き、圧粉体1に付着している残磁粉末2は、磁石
片7bの磁気吸引により円筒7cに吸着する。す
なわち残磁粉末2は、磁石片7bとの吸引力が強
いため、スポンジ6b及び網目状ベルト6aを通
過して円筒7cに吸着されることになる。そして
円筒7cの表面を残磁粉末が移動し、舌片状のシ
ユータ7dの下に設けられた容器8に分離回収さ
れることになる。この処理において、磁性粉分離
装置7には残磁粉末2のみならず圧粉体1も吸引
されることになるが、スポンジ状のベルト6の存
在により、ベルト6の張力に妨げられ圧粉体1を
痛めることなく磁性粉末のみを分離せしめて搬送
することができる。
尚、回転体7aの時計方向の低速回転にあつて
は、その磁力により残磁粉末2が同様に時計方向
に移動せられるが、高速回転時においては回転体
7aを反時計方向に回転させることにより残磁粉
末2が時計方向に移動される。
第3図は本考案の他の例を示す図である。本例
においては、第2図例における回転体7aの周囲
に設けた固定した円筒7cの代替として、回転体
7aと一体に回転する円筒7eとし、容器8に残
磁粉末2を導入するためにかき落しシユータ7f
を設けた構成としたものである。
従つて、残磁粉末2は、円筒7eの回転に伴
い、吸引された状態で時計方向に移動せられ、シ
ユータ7fの下に設けられた容器8に分離回収さ
れることになる。
尚、上述例は磁性粉分離装置7を一方にのみ配
設した例について説明したが、他方のコンベア装
置3側にも同様の磁性粉分離装置7を設ける構成
とすることができる。この場合、ベルト4はベル
ト6の構成と同じものにする必要がある。
また上述例においては永久磁石の圧粉体に付着
した残磁粉末の分離につき説明したが、これに限
ることなく各種磁性片に付着する磁性粉末の分離
又は小片と磁性粉末及び磁性粉末の混合物より磁
性粉末・残磁粉末を分離する場合にも広く適用す
ることができることは戻論である。
以上述べた如く本考案によれば、多孔質スポン
ジ及び網目状ベルトで層を形成したベルトコンベ
アと、該ベルトコンベアの搬送品と接する面と反
対面に接触して設けられた磁性粉分離装置とより
なり、搬送用ベルトコンベアで搬送される上記搬
送品に付着した磁性粉末を上記磁性粉分離装置に
より分離するようにしたので、磁性粉末等の磁気
選別が極めて高いことは戻論、磁性粉末が付着し
た搬送品を傷つけることなく確実に搬送すること
もできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す略線図、第2図は
磁性粉分離装置の一例を示す図、第3図は本案の
他の例を示す図である。 1……搬送品、2……残磁粉末等、5……ベル
トコンベア装置、6……ベルト、6a……網目状
ベルト、6b……多孔質スポンジ、7……磁性粉
分離装置、7b……永久磁石片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多孔質スポンジ及び網目状ベルト層を形成した
    ベルトコンベアと、該ベルトコンベアの搬送品と
    接する面に反対面に接触して設けられた磁性粉分
    離装置とよりなり、搬送用ベルトコンベアで搬送
    される上記搬送品に付着した磁性粉末を上記磁性
    粉分離装置により分離するようにしたことを特徴
    とする磁性粉分離搬送装置。
JP5209682U 1982-04-09 1982-04-09 磁性粉分離搬送装置 Granted JPS58156539U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209682U JPS58156539U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 磁性粉分離搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209682U JPS58156539U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 磁性粉分離搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58156539U JPS58156539U (ja) 1983-10-19
JPS6119806Y2 true JPS6119806Y2 (ja) 1986-06-14

Family

ID=30062816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5209682U Granted JPS58156539U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 磁性粉分離搬送装置

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JP (1) JPS58156539U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58156539U (ja) 1983-10-19

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