JPS61197623A - 一液性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
一液性エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61197623A JPS61197623A JP3856485A JP3856485A JPS61197623A JP S61197623 A JPS61197623 A JP S61197623A JP 3856485 A JP3856485 A JP 3856485A JP 3856485 A JP3856485 A JP 3856485A JP S61197623 A JPS61197623 A JP S61197623A
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- Japan
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- epoxy resin
- compound
- group
- molecule
- component
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- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野・・・・・・本発明は一液性エボキシ
樹脂組成物に関する。詳しくは、低温速硬化性を有し、
且つ良好な硬化物が得られる、常温での安定性の優れた
エポキシ樹脂組成物に間する。
樹脂組成物に関する。詳しくは、低温速硬化性を有し、
且つ良好な硬化物が得られる、常温での安定性の優れた
エポキシ樹脂組成物に間する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点・・・・
・・エポキシ樹脂は従来の二液型のものよりも、配合ミ
スの防止、連続化、ライン化が可能である等の理由から
−i夜型タイプのものが望まれてきている。−液性エポ
キシ樹脂には室温ではエポキシ化合物と反応しないが、
加熱により反応して硬化するいわゆる潜在性硬化剤が必
要である。潜在性硬化剤としては、ジシアンジアミド、
二塩基酸ジヒドラジドがよく知られているが、これらを
含むエポキシ樹脂組成物は常温では安定であるが、反面
、硬化に際してかなり高温、長時間の加熱を必要とする
欠点があり本発明(2)成分は上記欠点を改良したもの
である。しかし、本発明の(1)、(2)成分では硬化
物物性、特に硬化物の表面光沢等には不十分である。
・・エポキシ樹脂は従来の二液型のものよりも、配合ミ
スの防止、連続化、ライン化が可能である等の理由から
−i夜型タイプのものが望まれてきている。−液性エポ
キシ樹脂には室温ではエポキシ化合物と反応しないが、
加熱により反応して硬化するいわゆる潜在性硬化剤が必
要である。潜在性硬化剤としては、ジシアンジアミド、
二塩基酸ジヒドラジドがよく知られているが、これらを
含むエポキシ樹脂組成物は常温では安定であるが、反面
、硬化に際してかなり高温、長時間の加熱を必要とする
欠点があり本発明(2)成分は上記欠点を改良したもの
である。しかし、本発明の(1)、(2)成分では硬化
物物性、特に硬化物の表面光沢等には不十分である。
問題点を解決するための手段(その1)・・・・・・本
発明者らは先に、(a)多官能性エポキシ化合物、(b
)分子中にOH基、SH基、COOH基及びCONHN
H2基のうちの少なくとも1個の官能基と三級アミノ基
を兼有する化合物と(c)分子中に2つ以上の活性水素
を有する有機化合物のうち、(a)と(b)もしくは(
a)と(b)と(c)とを反応させて得られる付加化合
物が、低温速硬化性及び貯蔵安定性に優れた潜在性硬化
剤となることを提案したが、更に硬化速度が速く、硬化
物物性の侵れた一液性エボキシ樹脂について検討した結
果、上記の付加化合物とゴム用加硫促進剤(2−メルカ
プトチアゾール類、2−メルカプトチアゾール類の金属
塩、並びにチウラム類)とを組み合わせることにより、
硬化速度が速くなり、接着性の優れた、しかも上記の付
加化合物単独では困難であった光沢の良い硬化物が得ら
れ、貯蔵安定性に優れた樹脂組成物であることを見いだ
し、本発明を完成した。
発明者らは先に、(a)多官能性エポキシ化合物、(b
)分子中にOH基、SH基、COOH基及びCONHN
H2基のうちの少なくとも1個の官能基と三級アミノ基
を兼有する化合物と(c)分子中に2つ以上の活性水素
を有する有機化合物のうち、(a)と(b)もしくは(
a)と(b)と(c)とを反応させて得られる付加化合
物が、低温速硬化性及び貯蔵安定性に優れた潜在性硬化
剤となることを提案したが、更に硬化速度が速く、硬化
物物性の侵れた一液性エボキシ樹脂について検討した結
果、上記の付加化合物とゴム用加硫促進剤(2−メルカ
プトチアゾール類、2−メルカプトチアゾール類の金属
塩、並びにチウラム類)とを組み合わせることにより、
硬化速度が速くなり、接着性の優れた、しかも上記の付
加化合物単独では困難であった光沢の良い硬化物が得ら
れ、貯蔵安定性に優れた樹脂組成物であることを見いだ
し、本発明を完成した。
即ち、本発明は
(1)エポキシ樹脂
(2)(a)多官能性エポキシ化合物、(b)分子中に
OH基、SH基、COOH基及びCONHNH2基のう
ちの少なくとも1個の官能基と三級アミノ基を兼有する
化合物、(c)分子中に2つ以上の活性水素を有する有
機化合物のうち、(a)と(b)もしくは(a)と(b
)と(c)とを反応させて得られる付加化合物。
OH基、SH基、COOH基及びCONHNH2基のう
ちの少なくとも1個の官能基と三級アミノ基を兼有する
化合物、(c)分子中に2つ以上の活性水素を有する有
機化合物のうち、(a)と(b)もしくは(a)と(b
)と(c)とを反応させて得られる付加化合物。
(3)2−メルカプトチアゾール類、2−メルカプトチ
アゾール類の金属塩、並びにチウラム類から選ばれた少
なくとも1種。を含有してなる一液性エボキシ樹脂組成
物に間する。
アゾール類の金属塩、並びにチウラム類から選ばれた少
なくとも1種。を含有してなる一液性エボキシ樹脂組成
物に間する。
発明の効果・・・・・・本発明の一液性エボキシ樹脂硬
化物物性、特に光沢の良いことを特徴とする。
化物物性、特に光沢の良いことを特徴とする。
問題点を解決するための手段(その2)・・・・・・本
発明において用い得る(1)エポキシ樹脂とは分子中に
2個以上のエポキシ基を有するもので、例えばビスフェ
ノールA1ビスフエノールFなど多価フェノールやグリ
セリンのような多価アルコールとエピクロルヒドリンと
を反応させて得られるポリグリシジルエーテル、ポリカ
ルボン酸から得られるポリグリシジルエステル、エポキ
シ化ノボラック等のエポキシ樹脂があげられる。
発明において用い得る(1)エポキシ樹脂とは分子中に
2個以上のエポキシ基を有するもので、例えばビスフェ
ノールA1ビスフエノールFなど多価フェノールやグリ
セリンのような多価アルコールとエピクロルヒドリンと
を反応させて得られるポリグリシジルエーテル、ポリカ
ルボン酸から得られるポリグリシジルエステル、エポキ
シ化ノボラック等のエポキシ樹脂があげられる。
(2)の付加化合物の配合量は上記エポキシ樹脂100
重量部に対し、0.5〜40重量部が好ましい、
又(3)の2−メルカプトチアゾール類、2−メルカ
プトチアゾール類の金属塩とは2−メルカプトチアゾー
ル、2−ジベンゾチアジルジスルフィド、2−メルカプ
トベンゾチアゾールや、これらのナトリウム塩、カリウ
ム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩などがあ
げられる。更にチウラム類としてはテトラメチルチウラ
ムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド
、テトラブチルチウラムジスルフィド等があげられる。
重量部に対し、0.5〜40重量部が好ましい、
又(3)の2−メルカプトチアゾール類、2−メルカ
プトチアゾール類の金属塩とは2−メルカプトチアゾー
ル、2−ジベンゾチアジルジスルフィド、2−メルカプ
トベンゾチアゾールや、これらのナトリウム塩、カリウ
ム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩などがあ
げられる。更にチウラム類としてはテトラメチルチウラ
ムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド
、テトラブチルチウラムジスルフィド等があげられる。
(3)の成分の配合量は上記エポキシ樹脂 100重量
部に対し、0.5〜30重量部が好ましい。
部に対し、0.5〜30重量部が好ましい。
更に、本発明の一液性エボキシ樹脂繕成物には必要に応
じて、その他の硬化剤や充填剤、希釈剤を添加しそもよ
い。
じて、その他の硬化剤や充填剤、希釈剤を添加しそもよ
い。
実施例・・・・・・次に、実施例により本発明の有用性
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
尚、実施例に用いた原料の略称は以下の通りである。
(1)エポキシ樹脂
「エビコー) 828J (シェル化学H)ビス
フェノールA系エポキシ樹脂 エポキシ当f!k 185〜190 「エピコート 807J (シェル化学■)ビスフ
ェノールF系エポキシ樹脂 エポキシ当量 186〜175 アクセルDM 川口化学工業(株)アクセルTMT
川口化学工業(株)アクセルD 川口化学工業(株
) アクセルMZ 川口化学工業(株) 又(2)の潜在性硬化剤として、硬化剤A、Bを以下の
通り合成し゛た。
フェノールA系エポキシ樹脂 エポキシ当f!k 185〜190 「エピコート 807J (シェル化学■)ビスフ
ェノールF系エポキシ樹脂 エポキシ当量 186〜175 アクセルDM 川口化学工業(株)アクセルTMT
川口化学工業(株)アクセルD 川口化学工業(株
) アクセルMZ 川口化学工業(株) 又(2)の潜在性硬化剤として、硬化剤A、Bを以下の
通り合成し゛た。
合成例1 硬化剤への合成
還流冷却器および攪はん装置を備えた200m13つロ
フラスコに1−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピ
ル)−2−メチルイミダゾールto、6g< O,OS
当量)、ビスフェノールA5.7 g (0,05当量
)、溶媒としてメチルエチルケトン501を加え、加熱
攪はんしながらメチルエチルケトン301に溶解した「
エピコート828 J 19g (0,1当jI)を滴
下する(30分)。滴下終了後、攪はん下2時閉加熱還
流した。減圧下溶媒であるメチルエチルケトンを留去し
、冷却すると淡黄色固体の付加物を得た。この固体を粉
砕して硬化剤Aとした。
フラスコに1−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピ
ル)−2−メチルイミダゾールto、6g< O,OS
当量)、ビスフェノールA5.7 g (0,05当量
)、溶媒としてメチルエチルケトン501を加え、加熱
攪はんしながらメチルエチルケトン301に溶解した「
エピコート828 J 19g (0,1当jI)を滴
下する(30分)。滴下終了後、攪はん下2時閉加熱還
流した。減圧下溶媒であるメチルエチルケトンを留去し
、冷却すると淡黄色固体の付加物を得た。この固体を粉
砕して硬化剤Aとした。
合成例2 硬化剤Bの合成
「エピコート828 J 33.4g (0,178当
量)と2.4,6.− )リス(ジメチルアミノメチル
)フェノール26.5g (0,1当量)とをビーカー
に秤取し、室温でよく混和し、攪はんしつつ徐々に温度
を上げる。70℃近辺で急激に反応が進行し、約1時間
100℃に保つ。反応終了後、冷却すると、淡黄色の固
体を得た。これを粉砕して硬化剤Bとした。
量)と2.4,6.− )リス(ジメチルアミノメチル
)フェノール26.5g (0,1当量)とをビーカー
に秤取し、室温でよく混和し、攪はんしつつ徐々に温度
を上げる。70℃近辺で急激に反応が進行し、約1時間
100℃に保つ。反応終了後、冷却すると、淡黄色の固
体を得た。これを粉砕して硬化剤Bとした。
実施例1
第1表、第2表の配合にて配合物を調製し、硬化性、接
着性、貯蔵安定性及び耐水性を評価した。
着性、貯蔵安定性及び耐水性を評価した。
1、 硬化性
(1−1)示差熱分析により硬化開始温度、ピーク温度
を測定した。
を測定した。
試 料 約 10mg
基準物質 α−アルミナ
昇温速度 5℃/分
(1−2)一定温度(80℃)のギヤーオーブンに試料
を入れその硬化状態を観察 した。
を入れその硬化状態を観察 した。
2、 貯蔵安定性
所定温度(30℃)の恒温漕に試料を入れ、流動性のな
くなるまでの日数を測定した。
くなるまでの日数を測定した。
3、 ガラス転移温度(Tg)
所定の温度、時間にて硬化させた試料を熱機械分析装置
(TMA、理学電機■ll)を用い、TMAペネトレー
ション法にてTgtt測定した。
(TMA、理学電機■ll)を用い、TMAペネトレー
ション法にてTgtt測定した。
昇温速度 10℃/分
荷 重 10g
針の直径 1間
4、接着力
JISK6850に準じて調製した試験片を120℃1
時間硬化させテンシロン万能試験機械(東洋ボールドウ
ィン)にて、そのせん断接着力を測定した。引張り逮ざ
] I/lll1n測定温度実施例25℃。
時間硬化させテンシロン万能試験機械(東洋ボールドウ
ィン)にて、そのせん断接着力を測定した。引張り逮ざ
] I/lll1n測定温度実施例25℃。
5、耐水性
35關φX40mmt(約5g)に注型し、80”C3
0分硬分径化後片とした。各試験片は100℃沸騰水中
で1時間煮沸後の重量変化を化学天秤で測定した。
0分硬分径化後片とした。各試験片は100℃沸騰水中
で1時間煮沸後の重量変化を化学天秤で測定した。
その結果を第3、第4表に示す。
第 1 表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記(1)、(2)、(3)を必須成分とする一液性エ
ポキシ樹脂組成物。 (1)エポキシ樹脂 (2)(a)多官能性エポキシ化合物、(b)分子中に
OH基、SH基、COOH基及びCONHNH2基のう
ち少なくとも1個の官能基と三級アミノ基を兼有する化
合物、(c)分子中に2つ以上の活性水素を有する有機
化合物のうち(a)と(b)もしくは(a)と(b)と
(c)とを反応させて得られる付加化合物。 (3)2−メルカプトチアゾール類、2−メルカプトチ
アゾール類の金属塩、並びにチウラム類から選ばれた少
なくとも1種。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3856485A JPS61197623A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 一液性エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3856485A JPS61197623A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 一液性エポキシ樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197623A true JPS61197623A (ja) | 1986-09-01 |
JPH0446970B2 JPH0446970B2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=12528792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3856485A Granted JPS61197623A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 一液性エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61197623A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6372722A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 一液性熱硬化型エポキシ樹脂組成物 |
JPS63309518A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-16 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | エポキシ樹脂用のフエノール性硬化剤の製造方法 |
WO1997006199A1 (fr) * | 1995-08-04 | 1997-02-20 | Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha | Composition solidifiable de resine epoxy |
WO1997006198A1 (fr) * | 1995-08-04 | 1997-02-20 | Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha | Composition de resine epoxy durcissable permettant d'obtenir un article flexible solidifie |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP3856485A patent/JPS61197623A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6372722A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 一液性熱硬化型エポキシ樹脂組成物 |
JPS63309518A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-16 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | エポキシ樹脂用のフエノール性硬化剤の製造方法 |
WO1997006199A1 (fr) * | 1995-08-04 | 1997-02-20 | Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha | Composition solidifiable de resine epoxy |
WO1997006198A1 (fr) * | 1995-08-04 | 1997-02-20 | Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha | Composition de resine epoxy durcissable permettant d'obtenir un article flexible solidifie |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446970B2 (ja) | 1992-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |