JPS61197535A - エーテル及びエーテル―アルコール組成物の製造方法 - Google Patents
エーテル及びエーテル―アルコール組成物の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒドロホルミル化プロセスの粗生成物から製造
された一定のエーテル/エーテル−アルコール組成物に
関する。
された一定のエーテル/エーテル−アルコール組成物に
関する。
−mにヒドロホルミル化プロセスは一酸化炭素と水素(
合成ガス)をオレフィン不飽和を含有する炭素化合物と
反応させることによる酸素化有機化合物の製造方法を含
むプロセスである。反応はジコバルトオクタカルボニル
のようなカルボニル化触媒又は触媒前駆体の存在下、ヒ
ドロホルミル化条件下で行われ、その結果その分子構造
中の炭素原子が原料より1つ以上多い例えばアルデヒド
のような化合物が生成する。次いで主生成物が水素化さ
れて可塑剤への転化用に用いることができる高級アルコ
ールを与える。
合成ガス)をオレフィン不飽和を含有する炭素化合物と
反応させることによる酸素化有機化合物の製造方法を含
むプロセスである。反応はジコバルトオクタカルボニル
のようなカルボニル化触媒又は触媒前駆体の存在下、ヒ
ドロホルミル化条件下で行われ、その結果その分子構造
中の炭素原子が原料より1つ以上多い例えばアルデヒド
のような化合物が生成する。次いで主生成物が水素化さ
れて可塑剤への転化用に用いることができる高級アルコ
ールを与える。
高級アルコール製造において、ヒドロホルミル化プロセ
ス用原料は典型的には市販のCg ” CI2オレフィ
ン留分であり、望ましい最終製品はアルデヒドオキソ化
生成物のヒドロホルミル化によって製造される相応する
07〜[1,飽和アルコール又は誘導混合アルコール生
成物である。工業上一般に入手可能な原料の性状、及び
用いる反応パラメーターと触媒の実際に基いて、オキフ
化反応は生じる多数の副反応によるある量の生成物を不
可避的に与える。ヒドロホルミル化反応の主な市販製品
はアルデヒド及びアルコールであり、通常約5〜20重
量%の高沸点物質を生成するプロセスのオキソ化、脱金
属化及び水素化部門における副反応を伴う。アルコール
生産者の重大な収量損の現われであるそのような高沸点
物質は凝縮、エステル化及び脱水反応によって大部分が
生成される。
ス用原料は典型的には市販のCg ” CI2オレフィ
ン留分であり、望ましい最終製品はアルデヒドオキソ化
生成物のヒドロホルミル化によって製造される相応する
07〜[1,飽和アルコール又は誘導混合アルコール生
成物である。工業上一般に入手可能な原料の性状、及び
用いる反応パラメーターと触媒の実際に基いて、オキフ
化反応は生じる多数の副反応によるある量の生成物を不
可避的に与える。ヒドロホルミル化反応の主な市販製品
はアルデヒド及びアルコールであり、通常約5〜20重
量%の高沸点物質を生成するプロセスのオキソ化、脱金
属化及び水素化部門における副反応を伴う。アルコール
生産者の重大な収量損の現われであるそのような高沸点
物質は凝縮、エステル化及び脱水反応によって大部分が
生成される。
従来からの高級オキソアルコールプロセスにおいて、前
述のような原料は合成ガスとともに活性触媒種として例
えばハイドロコバルトオクタカルボニルを用いて接触ヒ
ドロホルミル化が起こるオキソ化ユニット中に供給され
る。オキソ化ユニット生成物は触媒を除去するためのユ
ニットを通し、次いで水素化されて所望の高級アルコー
ルを生成する水素化ユニットに通される。この工程での
生成混合物(高級アルコール、前述の高沸点物質及び低
沸点留分からなる)は、低沸点物質、高沸点物質及び所
望のアルコール生成物を物理的に分離する蒸留ユニフI
−を通す。塔頂から流出する低沸点物質は低価値製品で
あり、典型的に未反応オレフィン流とパラフィン類を含
有する。高沸点物質は通常エーテル及びエーテル−アル
コール(例えばらアルコール製造中のら化合物)のよう
な二量体及びアセタール(例えば−アルコール製造中の
1化合物)のような三量体及びより重い物を含有する。
述のような原料は合成ガスとともに活性触媒種として例
えばハイドロコバルトオクタカルボニルを用いて接触ヒ
ドロホルミル化が起こるオキソ化ユニット中に供給され
る。オキソ化ユニット生成物は触媒を除去するためのユ
ニットを通し、次いで水素化されて所望の高級アルコー
ルを生成する水素化ユニットに通される。この工程での
生成混合物(高級アルコール、前述の高沸点物質及び低
沸点留分からなる)は、低沸点物質、高沸点物質及び所
望のアルコール生成物を物理的に分離する蒸留ユニフI
−を通す。塔頂から流出する低沸点物質は低価値製品で
あり、典型的に未反応オレフィン流とパラフィン類を含
有する。高沸点物質は通常エーテル及びエーテル−アル
コール(例えばらアルコール製造中のら化合物)のよう
な二量体及びアセタール(例えば−アルコール製造中の
1化合物)のような三量体及びより重い物を含有する。
それは実質的にアルコールを含まないものであるが(重
質エーテル−アルコールに加えて)、ヒドロホルミル化
プロセスの主要目的生成物である高級アルコールを分離
する蒸留工程において除去されない少量のアルコールを
含有することがある。従来そのような高沸点物質又は塔
底生成物は系から低価値で排出されていた。従ってその
ような物質のより有益な用途が開発されることが好まし
く、それらの特徴について相当な評価がされた後に驚く
べき新規プロセスが確立された。
質エーテル−アルコールに加えて)、ヒドロホルミル化
プロセスの主要目的生成物である高級アルコールを分離
する蒸留工程において除去されない少量のアルコールを
含有することがある。従来そのような高沸点物質又は塔
底生成物は系から低価値で排出されていた。従ってその
ような物質のより有益な用途が開発されることが好まし
く、それらの特徴について相当な評価がされた後に驚く
べき新規プロセスが確立された。
重質オキソ製品のためのいくつかの用途が既に提案すれ
ているが、オキソプロセスの経済性を改良するために高
沸点物質をさらに処理することを含む用途を主に指向し
ている。−例として、米国特許第4048233号(ル
ールケミ (Ruhrchemie)AG)に教示があ
り、それに従えば高沸点物質は一定比率のスチームと一
酸化炭素及び好ましくはアルミナの様なキャリアーに担
持した2〜25重量%ニッケルを含有する触媒を用いて
高温下接触分裂により合成ガス(H2/Co混合物)に
転化される。分裂は600〜900 ’Cの温度で30
気圧までの圧力で生じ、合成ガス生成物はオキソ化ユニ
ットに再循環される。実際上記公報は最初開始した後は
合成ガス生成物はこの系への唯一の供給ガスとなるであ
ろうと教示する。
ているが、オキソプロセスの経済性を改良するために高
沸点物質をさらに処理することを含む用途を主に指向し
ている。−例として、米国特許第4048233号(ル
ールケミ (Ruhrchemie)AG)に教示があ
り、それに従えば高沸点物質は一定比率のスチームと一
酸化炭素及び好ましくはアルミナの様なキャリアーに担
持した2〜25重量%ニッケルを含有する触媒を用いて
高温下接触分裂により合成ガス(H2/Co混合物)に
転化される。分裂は600〜900 ’Cの温度で30
気圧までの圧力で生じ、合成ガス生成物はオキソ化ユニ
ットに再循環される。実際上記公報は最初開始した後は
合成ガス生成物はこの系への唯一の供給ガスとなるであ
ろうと教示する。
英国特許第1411073号(クールマン(Kuhlm
ann) )によればアルデヒド製造用のオキソプロセ
スのアルデヒド収量は所謂重質生成物の加水分解を含む
一連の処理によって改良される。開示技術中、オキソ反
応器からの粗生成物は、初め蒸留されて未反応炭化水素
が除去され、さらに蒸留されて未反応炭化水素が除去さ
れ、さらに次いで蒸留されて所望のアルデヒド生成物を
分離する。残留物(オキソ反応器中の副反応生成物)は
、中間的水素化(それは、該公報の1ページ、39〜5
0行により、好ましくなくかつ複雑化するものと思われ
る)をすることなくさらに蒸留に付してアルコール及び
ギ酸エステルを除去する。そのような除去に続いて、ア
ルコール/ギ酸エステル蒸留物は親水されさらに系のヒ
ドロホルミル化出口にもどされる。
ann) )によればアルデヒド製造用のオキソプロセ
スのアルデヒド収量は所謂重質生成物の加水分解を含む
一連の処理によって改良される。開示技術中、オキソ反
応器からの粗生成物は、初め蒸留されて未反応炭化水素
が除去され、さらに蒸留されて未反応炭化水素が除去さ
れ、さらに次いで蒸留されて所望のアルデヒド生成物を
分離する。残留物(オキソ反応器中の副反応生成物)は
、中間的水素化(それは、該公報の1ページ、39〜5
0行により、好ましくなくかつ複雑化するものと思われ
る)をすることなくさらに蒸留に付してアルコール及び
ギ酸エステルを除去する。そのような除去に続いて、ア
ルコール/ギ酸エステル蒸留物は親水されさらに系のヒ
ドロホルミル化出口にもどされる。
残留重質生成物は大気圧、250〜400℃かつ好まし
い1 : 1 (W/W)スチーム比で接触的にスチ
ーム加水分解されてアルコール、アルデヒド及び残留重
質生成物の混合物とされ、そのような混合物は残留重量
生成物を除去した後にヒドロホルミル化出口に再循環さ
れる。
い1 : 1 (W/W)スチーム比で接触的にスチ
ーム加水分解されてアルコール、アルデヒド及び残留重
質生成物の混合物とされ、そのような混合物は残留重量
生成物を除去した後にヒドロホルミル化出口に再循環さ
れる。
クールマン法は水素化工程を用いていないこと、及び副
反応生成物の性状は系に水素化工程が組込まれることに
よって相当に変化することにここでは注意する。特に流
れのアルデヒド含有率は最小化され、勿論次の水素化で
流れの中にギ酸エステルは存在せず、ギ酸エステルはク
ールマンにより加水分解前に除去する必要がある。
反応生成物の性状は系に水素化工程が組込まれることに
よって相当に変化することにここでは注意する。特に流
れのアルデヒド含有率は最小化され、勿論次の水素化で
流れの中にギ酸エステルは存在せず、ギ酸エステルはク
ールマンにより加水分解前に除去する必要がある。
米国特許第2757203 (ハル(Hate) )
もオキソプロセス中に生じる副反応の疑問について扱っ
ており、特にアセタールが形成されてアルデヒド/アル
コール収量を減少させることが確認されている。アセタ
ール生成は酸触媒されることからみて、ハルは所望によ
り水素化の後に同時に連続的にアルデヒドを蒸留させな
がら212〜400 ’Fで水性無機酸の存在下で粗生
成物を含有するアセタールを加水分解させることによっ
て反応の平衡性を利用する。ハルは無機酸以外で加水分
解を触媒することを教示せず、又は彼は得られた重質生
成物の反応を行い次いで粗オキソ生成物からアルコール
を除去することも提案していない。
もオキソプロセス中に生じる副反応の疑問について扱っ
ており、特にアセタールが形成されてアルデヒド/アル
コール収量を減少させることが確認されている。アセタ
ール生成は酸触媒されることからみて、ハルは所望によ
り水素化の後に同時に連続的にアルデヒドを蒸留させな
がら212〜400 ’Fで水性無機酸の存在下で粗生
成物を含有するアセタールを加水分解させることによっ
て反応の平衡性を利用する。ハルは無機酸以外で加水分
解を触媒することを教示せず、又は彼は得られた重質生
成物の反応を行い次いで粗オキソ生成物からアルコール
を除去することも提案していない。
米国特許第2779794号(キャターオール(Cat
terall ) )は、粗オキソ生成物中に含まれる
コバルト触媒化合物を水性スラリーに分解するために水
と接触させる粗オキソ生成物の熱ソーキングを教示する
が、その目的は単に触媒を除去することであって有機相
を変化させることではない。
terall ) )は、粗オキソ生成物中に含まれる
コバルト触媒化合物を水性スラリーに分解するために水
と接触させる粗オキソ生成物の熱ソーキングを教示する
が、その目的は単に触媒を除去することであって有機相
を変化させることではない。
さらに、接触スチーム加水分解は教示技術中で用いられ
るとの示唆はない。
るとの示唆はない。
米国特許第2905716号(ブフナー(Buchne
r )ら)はオキソ生成物を含有する粗アルデヒドから
高圧下細長い未充填反応器中で、150〜200℃で流
れを水と接触させることによって金属及びアセタールを
除去することを教示している。しかし接触技術を用いる
こと又は得られた生成物を再循環することについての示
唆はしていない。
r )ら)はオキソ生成物を含有する粗アルデヒドから
高圧下細長い未充填反応器中で、150〜200℃で流
れを水と接触させることによって金属及びアセタールを
除去することを教示している。しかし接触技術を用いる
こと又は得られた生成物を再循環することについての示
唆はしていない。
米国特許第3092670号(ブライン(Gwynn
)ら)はスチームの存在下親金属生成物の分別によって
粗オキソ生成物から未反応オレフィンを除去することを
教示する。次いで重合性副反応生成物を含有する残留物
質は、従来型の水素化に付して所望のアルコール生成物
を得る。
)ら)はスチームの存在下親金属生成物の分別によって
粗オキソ生成物から未反応オレフィンを除去することを
教示する。次いで重合性副反応生成物を含有する残留物
質は、従来型の水素化に付して所望のアルコール生成物
を得る。
米国特許第2779796号(マンゴ−(Manger
) )も粗オキソ生成物流からのコバルトの除去に関し
、粗生成物中に212〜400°Fで生のスチームを吹
き込んでこの目的を達成することを教示する。
) )も粗オキソ生成物流からのコバルトの除去に関し
、粗生成物中に212〜400°Fで生のスチームを吹
き込んでこの目的を達成することを教示する。
そのような処理の間、必要な熱の全ては生のスチームに
よって供給され、かつ粗生成物は水/生成物混合物沸点
よりも高温度を有する固定加熱表面と接触させることは
許されない。
よって供給され、かつ粗生成物は水/生成物混合物沸点
よりも高温度を有する固定加熱表面と接触させることは
許されない。
米国特許第2595096号(パーカー(Parker
) )は得られた塔底物を処理し、次いでオキフ化し、
水素化し、さらに第1に未反応炭化水素次にアルコール
を水素化生成物流から除去することによってオキソプロ
セスのアルコール収量を改良することを探索している。
) )は得られた塔底物を処理し、次いでオキフ化し、
水素化し、さらに第1に未反応炭化水素次にアルコール
を水素化生成物流から除去することによってオキソプロ
セスのアルコール収量を改良することを探索している。
そのような塔底物は重合アルデヒド及びケトン、高分子
量エーテル及び第2アルコール並びに重合炭化水素、主
にアセタールを含有すると言われている。塔底物のアセ
タール含有物は希鉱酸で、水(スチーム)で又は他の触
媒的方法によって加水分解されて水素化工程にそれ自身
を再循環することができるアルコール及びアルデヒドを
形成する。
量エーテル及び第2アルコール並びに重合炭化水素、主
にアセタールを含有すると言われている。塔底物のアセ
タール含有物は希鉱酸で、水(スチーム)で又は他の触
媒的方法によって加水分解されて水素化工程にそれ自身
を再循環することができるアルコール及びアルデヒドを
形成する。
米国特許第2671119号(メルッヮイラー(Mer
tzweHler ) )も得られた塔底生成物をさら
に処理し、ついでオキソ反応のアルデヒド生成物の水素
化によって得られた生成物からのアルコ−・ルを蒸留す
ることによって、オキソプロセスの全アルコール収量の
改良方法を得ようとしている。
tzweHler ) )も得られた塔底生成物をさら
に処理し、ついでオキソ反応のアルデヒド生成物の水素
化によって得られた生成物からのアルコ−・ルを蒸留す
ることによって、オキソプロセスの全アルコール収量の
改良方法を得ようとしている。
そのような追加的処理は第1の水素化条件よりも厳しい
条件化での塔底物の水素化を含み、アルコール、エステ
ル、エーテル及び重質未反応物質からなる生成物を生じ
ざらにケン化してエーテルをアルコールに転化する(欄
5.69〜73行)。
条件化での塔底物の水素化を含み、アルコール、エステ
ル、エーテル及び重質未反応物質からなる生成物を生じ
ざらにケン化してエーテルをアルコールに転化する(欄
5.69〜73行)。
ケン化工程は一定状況下では省略することができる(欄
6.29〜32行)が、そのようなケン化工程は、もし
そのプロセスを有益な生成物の収量を増大したものとし
ようとする場合には、必須であることは明らかである(
請求の範囲7)。
6.29〜32行)が、そのようなケン化工程は、もし
そのプロセスを有益な生成物の収量を増大したものとし
ようとする場合には、必須であることは明らかである(
請求の範囲7)。
我々はあるヒドロホルミル化共生成物混合物は粘度調節
剤及び/又は柔軟性ポリ塩化ビニル(PVC)組成物用
の低温特性改良剤として用い得ることを知っている。最
初のそのような混合物は、エーテル、エーテルアルコー
ル及びアセタール成分からなり、かつCG −CI2オ
レフィン原料の合成ガスによる触媒的ヒドロホルミル化
によって誘導された粗生成物の水素化及び続く蒸留によ
って得られた塔底生成物である。
剤及び/又は柔軟性ポリ塩化ビニル(PVC)組成物用
の低温特性改良剤として用い得ることを知っている。最
初のそのような混合物は、エーテル、エーテルアルコー
ル及びアセタール成分からなり、かつCG −CI2オ
レフィン原料の合成ガスによる触媒的ヒドロホルミル化
によって誘導された粗生成物の水素化及び続く蒸留によ
って得られた塔底生成物である。
第2のそのような混合物は、活性金属酸化物又は擬似金
属酸化物を触媒として用いて、260f−380℃の温
度でそのような塔底生成物を触媒スチームクラッキング
することによって得られる誘導体である。そのような混
合物は有用な性質を有することが示されているエーテル
/エーテルアルコールに冨む組成物の製造用の有用な出
発原料であることが見出された。
属酸化物を触媒として用いて、260f−380℃の温
度でそのような塔底生成物を触媒スチームクラッキング
することによって得られる誘導体である。そのような混
合物は有用な性質を有することが示されているエーテル
/エーテルアルコールに冨む組成物の製造用の有用な出
発原料であることが見出された。
本発明によれば(alオレフィンヒドロホルミル化反応
の生成物゛を水素化し、(b) (a)の水素化生成物
を蒸留してエーテル、エーテル−アルコール及びアセタ
ール成分からなる混合物を軽質骨から分離し、(c)工
程(blの上記混合物を200〜250℃の温度及び3
0〜100気圧の圧力で触媒水素化してアルコールに富
む生成物混合物を形成し、さらに(d)工程(c)の生
成物混合物を還流蒸留して(i)エーテル/エーテル−
アルコールを少なくとも90重量%含有する所望のエー
テル/エーテル−アルコールに冨む組成物を(ii )
軽質アルコールに富む留分及び(iii )重質アセタ
ールに富む留分から分離することからなる溶媒又は界面
活性剤前駆体への応用に有用なエーテル/エーテル−ア
ルコールに冨む組成物の製造方法が提供される。
の生成物゛を水素化し、(b) (a)の水素化生成物
を蒸留してエーテル、エーテル−アルコール及びアセタ
ール成分からなる混合物を軽質骨から分離し、(c)工
程(blの上記混合物を200〜250℃の温度及び3
0〜100気圧の圧力で触媒水素化してアルコールに富
む生成物混合物を形成し、さらに(d)工程(c)の生
成物混合物を還流蒸留して(i)エーテル/エーテル−
アルコールを少なくとも90重量%含有する所望のエー
テル/エーテル−アルコールに冨む組成物を(ii )
軽質アルコールに富む留分及び(iii )重質アセタ
ールに富む留分から分離することからなる溶媒又は界面
活性剤前駆体への応用に有用なエーテル/エーテル−ア
ルコールに冨む組成物の製造方法が提供される。
ヒドロホルミル化反応条件は全〈従来的なものであると
考えられ、前述の2般的ヒドロホルミル化プロセスの開
示物に従う。従って触媒は例えばコバルトを基本とする
ものであることができ、操作温度、圧力及び合成ガス組
成のような他の条件は当業者の専門的知識に従って所望
の高級アルコール生成物の収率を最大にするように制御
することができる。例えば、ヒドロホルミル化反応は1
50〜300atsの圧力、及び120〜190℃の温
度で実施することができる。
考えられ、前述の2般的ヒドロホルミル化プロセスの開
示物に従う。従って触媒は例えばコバルトを基本とする
ものであることができ、操作温度、圧力及び合成ガス組
成のような他の条件は当業者の専門的知識に従って所望
の高級アルコール生成物の収率を最大にするように制御
することができる。例えば、ヒドロホルミル化反応は1
50〜300atsの圧力、及び120〜190℃の温
度で実施することができる。
触媒は所望の活性形態、例えばオレフィン原料に基いて
金属として0.05〜3重量%の濃度で用いることがで
きる。使用する合成ガスは典型的に0.9 : 1−1
.5 : 1の範囲の82:CO容積比を有することが
できる。触媒は一般に本発明の水素化工程(alO前に
生成物混合物から分離される。
金属として0.05〜3重量%の濃度で用いることがで
きる。使用する合成ガスは典型的に0.9 : 1−1
.5 : 1の範囲の82:CO容積比を有することが
できる。触媒は一般に本発明の水素化工程(alO前に
生成物混合物から分離される。
本方法の接触水素化工程(C)は220〜240℃の範
囲の温度で好ましくは実施される。好ましい操作圧力は
45〜65気圧の範囲である。所望のアルコールに富む
生成物混合物への水素化反応は0.2〜2容積容積/容
積間の空間速度、より好ましくは0.75〜1.25容
積/容積/時間の空間速度範囲で進行することが見出さ
れた。空間速度によって意味されるのは使用触媒単位容
積当りの液体反応物の容積による時間当りの流量である
。いずれの適当な水素化触媒も用いることができるが所
謂銅クロム(Cu/Cr又は鋼−クロム酸化物又は銅−
クロマイトと称するものも)触媒が好ましい。
囲の温度で好ましくは実施される。好ましい操作圧力は
45〜65気圧の範囲である。所望のアルコールに富む
生成物混合物への水素化反応は0.2〜2容積容積/容
積間の空間速度、より好ましくは0.75〜1.25容
積/容積/時間の空間速度範囲で進行することが見出さ
れた。空間速度によって意味されるのは使用触媒単位容
積当りの液体反応物の容積による時間当りの流量である
。いずれの適当な水素化触媒も用いることができるが所
謂銅クロム(Cu/Cr又は鋼−クロム酸化物又は銅−
クロマイトと称するものも)触媒が好ましい。
別の好ましい触媒は担持ニッケルを含む。
好ましい具体例として、エーテル/エーテル−アルコー
ルに富む組成物(i)はそれ自身還流蒸留の間に(ia
)少なくとも80重量%のエーテルを含有するエーテル
に富む留分と(ib)少なくとも90重量%のエーテル
−アルコールを含有するエーテル−アルコールに富む留
分とに分離される。
ルに富む組成物(i)はそれ自身還流蒸留の間に(ia
)少なくとも80重量%のエーテルを含有するエーテル
に富む留分と(ib)少なくとも90重量%のエーテル
−アルコールを含有するエーテル−アルコールに富む留
分とに分離される。
工程(c)への供給物として有用であることが判明した
混合物は好ましくは炭素数8または9を有するオレフィ
ン系供給原料を用いるヒドロホルミル化反応から導かれ
るものである。
混合物は好ましくは炭素数8または9を有するオレフィ
ン系供給原料を用いるヒドロホルミル化反応から導かれ
るものである。
上記の、かつ実質的に[、のオレフィン系供給原料を使
用して本発明の方法にしたがって製造されたエーテル−
アルコール留分(ib)は、分子式0式% [ のようなその異性体型を有するとして同定された。
用して本発明の方法にしたがって製造されたエーテル−
アルコール留分(ib)は、分子式0式% [ のようなその異性体型を有するとして同定された。
このような分子の末端のアルキル基は必要ないろいろな
工程における多くの副反応によって導かれるから、必ず
しも対照的な基ではない。
工程における多くの副反応によって導かれるから、必ず
しも対照的な基ではない。
同様に、ヒドロホルミル化反応への供給原料が実質的に
C11オレフィンである場合には、このエーテル−アル
コール留分(ib)は CQ 81? −CH20CH(CH20H) C9
H1?として同定される分子式および C9HI? CH20CH2−CH(CH20H)
−Ctkのような異性体型を有するであろう。やはりこ
の末端アルキル基は必ずしも対称的ではないであろう。
C11オレフィンである場合には、このエーテル−アル
コール留分(ib)は CQ 81? −CH20CH(CH20H) C9
H1?として同定される分子式および C9HI? CH20CH2−CH(CH20H)
−Ctkのような異性体型を有するであろう。やはりこ
の末端アルキル基は必ずしも対称的ではないであろう。
所望の、かつ有用な諸性質を有する最終生成組成物(i
)を得るためには、工程(b)をエーテル、エーテル−
アルコールおよびそのアセタール含有生成物かつぎの諸
特性の少くとも1つ、好ましくは数多く、さらにはその
すべてを有するような方法で行うことが好ましい。
)を得るためには、工程(b)をエーテル、エーテル−
アルコールおよびそのアセタール含有生成物かつぎの諸
特性の少くとも1つ、好ましくは数多く、さらにはその
すべてを有するような方法で行うことが好ましい。
0.81〜0.87、より好ましくは0.83〜0.8
5の比重;および/または大気圧において240〜31
0℃、より好ましくは260〜300℃の初留点(I
B P)および310〜380℃、より好ましくは33
0〜350℃の終留点(FBP)のような蒸留特性;お
よび/または140〜170℃の引火点:および/また
は0.1〜0.4の酸度(mgKOH/g);および/
または80〜130のヒドロキシル値(mgKOH/g
);および/または3〜6のカルボニル価(■Ko+t
/g);および/または一30℃以下の流動点;および
/または5〜10のケン化値(mgKOH/g)。
5の比重;および/または大気圧において240〜31
0℃、より好ましくは260〜300℃の初留点(I
B P)および310〜380℃、より好ましくは33
0〜350℃の終留点(FBP)のような蒸留特性;お
よび/または140〜170℃の引火点:および/また
は0.1〜0.4の酸度(mgKOH/g);および/
または80〜130のヒドロキシル値(mgKOH/g
);および/または3〜6のカルボニル価(■Ko+t
/g);および/または一30℃以下の流動点;および
/または5〜10のケン化値(mgKOH/g)。
15〜25重量%のエーテル成分、45〜65重量%の
エーテルアルコール成分、5〜25重量%のアセタール
成分および2〜10重量%のエステル成分からなる混合
物を製造するために工程(blを実施すると、特に有用
かつ所望の諸性質を有するこの方法の最終生成物を生ず
ることが判明した。
エーテルアルコール成分、5〜25重量%のアセタール
成分および2〜10重量%のエステル成分からなる混合
物を製造するために工程(blを実施すると、特に有用
かつ所望の諸性質を有するこの方法の最終生成物を生ず
ることが判明した。
工程(b)において通用される蒸留条件に左右されて、
塔底生成物は少量の、例えば5重量%までの軽質アルコ
ール成分を含み得る。しかしながら、混合物中のアルコ
ールに対する炭素数範囲の最低限度を上げるために、こ
のようなアルコールを実質上完全に除くことが好ましい
。
塔底生成物は少量の、例えば5重量%までの軽質アルコ
ール成分を含み得る。しかしながら、混合物中のアルコ
ールに対する炭素数範囲の最低限度を上げるために、こ
のようなアルコールを実質上完全に除くことが好ましい
。
好ましくは使用される混合物は二量体の範囲(出発原料
のオレフィンおよび目的のオキソ生成物にもとづいて)
の炭素数をもった化合物の大きな割合を含み、またそれ
らは少量の、例えば2重量%までの極めて重質の化合物
をも含む。
のオレフィンおよび目的のオキソ生成物にもとづいて)
の炭素数をもった化合物の大きな割合を含み、またそれ
らは少量の、例えば2重量%までの極めて重質の化合物
をも含む。
本発明の特に好ましい態様によれば、工程(c)は工程
fc)の生成混合物がつぎの緒特性の少くとも1つ、好
ましくは数多く、最も好ましくはそれらのすべてを有す
るように行われることが好ましい。
fc)の生成混合物がつぎの緒特性の少くとも1つ、好
ましくは数多く、最も好ましくはそれらのすべてを有す
るように行われることが好ましい。
0.81〜0.87の比重;大気圧において240〜3
10℃の初留点および310〜380℃の終留点のよう
な蒸留特性;140−170℃の引火点;0.05〜0
.1の酸度(mgKOH /g) ; 120〜14
0のヒドロキシル値(mgKOH/g);2〜4のケン
化値(mgKOH/g) ; 0.5〜2.0のカル
ボニル価(■XOH/g);および−30℃以下の流動
点。
10℃の初留点および310〜380℃の終留点のよう
な蒸留特性;140−170℃の引火点;0.05〜0
.1の酸度(mgKOH /g) ; 120〜14
0のヒドロキシル値(mgKOH/g);2〜4のケン
化値(mgKOH/g) ; 0.5〜2.0のカル
ボニル価(■XOH/g);および−30℃以下の流動
点。
一般に、工程(c)は本来のヒドロホルミル化アルコー
ル生産の水素化段階(a)に対して採用される条件より
もはるかに苛酷な水素化条件のもとで、規定の供給物の
流れについて実施されることができる。
ル生産の水素化段階(a)に対して採用される条件より
もはるかに苛酷な水素化条件のもとで、規定の供給物の
流れについて実施されることができる。
本発明の方法の工程(d)は工程(c)の水素化生成物
が還流蒸留、すなわちこの方法の目的生成物であるエー
テル/エーテル−アルコールに富む組成物(i)に加え
て軽質アルコールに冨む留分(ii )および重質のア
セタールに富む留分(iii )を得るための分留にか
けられることを必要とする。組成物(i)の個々の成分
を知ることができるし、或いはヒドロホルミル化法の副
生成物中に存在し得るけれども、本発明の方法の価値は
、この方法が作業者がその方法の流れから、工業的に有
用な溶媒系または希釈剤系としてのみならず、洗浄剤お
よび界面活性剤のような長鎖の酸素化された物質の生産
における出発物質として組成物を価値あらしめるような
諸性質を有することが示された重質の副生成物に富む組
成物を回収することを可能とするということである。工
程+d)において通用される特定の蒸留条件は組成物(
i)の特定の性格をその組成物の点から制御するのに反
して゛、工程(c)はその特有のパラメーターの多くに
関して大きな効果を有する。最終生成物の諸性質の調整
は当業者の能力内で、工程(c)および(diの条件に
ついての適当な管理によって可能である。好ましい態様
においては、工程(diはアルコールに富む留分(ii
)カ少くとも75重量%のアルコールを含み、残りが
主としてエーテルから成るように行われる。アセタール
に富む留分(iii >は好ましくは還流蒸留段階にお
いて最後に留出するか或いは塔底に残る留分てあり、少
くとも70重量%のアセタールを含み、残りは主として
エーテル−アルコールである。中間留分は少くとも90
重量%のエーテル/エーテル−アルコールからなる組成
物(i)を構成する。このような組成物(’i )は還
流蒸留の間に、少くとも80重量%のエーテルを含み残
りが主としてエーテルアルコールであるエーテルに富む
留分(i a)と、少くとも90重量%のエーテルアル
コールを含み残りが主としてエーテルであるエーテルア
ルコールに富む留分(ib)とに分別されることは特に
好ましい。組成物(i)のこのような個々の化分(i
a)および(ib)はそれら自体が有用な諸性質を有す
ることが示され、したがってこれらを製造する方法も工
業的に〜有用であることが示された。
が還流蒸留、すなわちこの方法の目的生成物であるエー
テル/エーテル−アルコールに富む組成物(i)に加え
て軽質アルコールに冨む留分(ii )および重質のア
セタールに富む留分(iii )を得るための分留にか
けられることを必要とする。組成物(i)の個々の成分
を知ることができるし、或いはヒドロホルミル化法の副
生成物中に存在し得るけれども、本発明の方法の価値は
、この方法が作業者がその方法の流れから、工業的に有
用な溶媒系または希釈剤系としてのみならず、洗浄剤お
よび界面活性剤のような長鎖の酸素化された物質の生産
における出発物質として組成物を価値あらしめるような
諸性質を有することが示された重質の副生成物に富む組
成物を回収することを可能とするということである。工
程+d)において通用される特定の蒸留条件は組成物(
i)の特定の性格をその組成物の点から制御するのに反
して゛、工程(c)はその特有のパラメーターの多くに
関して大きな効果を有する。最終生成物の諸性質の調整
は当業者の能力内で、工程(c)および(diの条件に
ついての適当な管理によって可能である。好ましい態様
においては、工程(diはアルコールに富む留分(ii
)カ少くとも75重量%のアルコールを含み、残りが
主としてエーテルから成るように行われる。アセタール
に富む留分(iii >は好ましくは還流蒸留段階にお
いて最後に留出するか或いは塔底に残る留分てあり、少
くとも70重量%のアセタールを含み、残りは主として
エーテル−アルコールである。中間留分は少くとも90
重量%のエーテル/エーテル−アルコールからなる組成
物(i)を構成する。このような組成物(’i )は還
流蒸留の間に、少くとも80重量%のエーテルを含み残
りが主としてエーテルアルコールであるエーテルに富む
留分(i a)と、少くとも90重量%のエーテルアル
コールを含み残りが主としてエーテルであるエーテルア
ルコールに富む留分(ib)とに分別されることは特に
好ましい。組成物(i)のこのような個々の化分(i
a)および(ib)はそれら自体が有用な諸性質を有す
ることが示され、したがってこれらを製造する方法も工
業的に〜有用であることが示された。
工程(diにおいて、工程(C)の生成物を所望の留分
に分離する場合、温度を変化させて分離するのが操作上
置も便利である。工程(d)を、好適な数のプレートを
備えた還流蒸留カラムを用いて形成するのが好ましく、
蒸留を減圧下で行なうのがよい。
に分離する場合、温度を変化させて分離するのが操作上
置も便利である。工程(d)を、好適な数のプレートを
備えた還流蒸留カラムを用いて形成するのが好ましく、
蒸留を減圧下で行なうのがよい。
つまり、工程(d)における個々の留分についての温度
範囲は、加えた圧力に依存している。しかし、上記温度
を大気圧について換算すると、ヒドロホルミル化反応の
対象アルコールが炭素数10のアルコール、つまり炭素
数9のオレフィン供給原料を用いる好ましい実施態様に
おいては、留分(ii )は170−305℃(大気圧
で行なう場合に変換すると)で留出させたものが好まし
く、留分(i)は305−370℃で留出させたもの、
留分(iii )は370℃以上で留出したものとなる
。特に好ましい実施態様においては、組成物(i)はそ
れ自体2成分に分離できるものである。つまり、好まし
くは、305−340℃で留出するものでエーテルに富
んだ留分(ia)及び340−370℃で留出するエー
テル−アルコールに富んだ留分(i b) トである。
範囲は、加えた圧力に依存している。しかし、上記温度
を大気圧について換算すると、ヒドロホルミル化反応の
対象アルコールが炭素数10のアルコール、つまり炭素
数9のオレフィン供給原料を用いる好ましい実施態様に
おいては、留分(ii )は170−305℃(大気圧
で行なう場合に変換すると)で留出させたものが好まし
く、留分(i)は305−370℃で留出させたもの、
留分(iii )は370℃以上で留出したものとなる
。特に好ましい実施態様においては、組成物(i)はそ
れ自体2成分に分離できるものである。つまり、好まし
くは、305−340℃で留出するものでエーテルに富
んだ留分(ia)及び340−370℃で留出するエー
テル−アルコールに富んだ留分(i b) トである。
ヒドロホルミル化反応の対象アルコールが炭素数10の
アルコールである好ましい実施態様においては、工程(
C)の生成物の粘度を45−55センチストークスに調
整するのが望ましい。次に分別蒸留を行ない12−18
センチストークスの低粘度組成物(ia)、LOO−2
20センチストークスの粘度を有する組成物(ib)及
び150−200センチストークスの粘度を有する組成
物(iii )を得る。尚、上記粘度は室温での値であ
る。本法による生成物は上記粘度範囲を有するので、希
釈剤や溶剤系などに応用するのに好適である。
アルコールである好ましい実施態様においては、工程(
C)の生成物の粘度を45−55センチストークスに調
整するのが望ましい。次に分別蒸留を行ない12−18
センチストークスの低粘度組成物(ia)、LOO−2
20センチストークスの粘度を有する組成物(ib)及
び150−200センチストークスの粘度を有する組成
物(iii )を得る。尚、上記粘度は室温での値であ
る。本法による生成物は上記粘度範囲を有するので、希
釈剤や溶剤系などに応用するのに好適である。
工程(dlにおける蒸留温度範囲は、ヒドロホルミル化
反応の対象アルコールによって変化する。例えば、工程
(c)により水添してつくった生成物が、炭素数8のオ
レフィンからの炭素数9のアルコールをつくる際に形成
される重質混合物である場合、組成物(ib)は315
−345℃(大気圧で)で分留されたものが好ましい。
反応の対象アルコールによって変化する。例えば、工程
(c)により水添してつくった生成物が、炭素数8のオ
レフィンからの炭素数9のアルコールをつくる際に形成
される重質混合物である場合、組成物(ib)は315
−345℃(大気圧で)で分留されたものが好ましい。
工程(d)で分離されたエーテルに富む留分(ib)が
、次に示す特性値の好ましくは1つ以上又は最も好まし
くは全てを有するように工程の条件を調整するのがよい
。
、次に示す特性値の好ましくは1つ以上又は最も好まし
くは全てを有するように工程の条件を調整するのがよい
。
特性値:カルボニル価(mgKOH/g) 0.5−2
;酸価(mg KOII / g ) 0.3以下、
より好ましくは0.1以下;ケン化価(■KOJI/g
)2〜7、より好ましくは3〜5;及びヒドロキシル価
(■KOJI/g)50以下。
;酸価(mg KOII / g ) 0.3以下、
より好ましくは0.1以下;ケン化価(■KOJI/g
)2〜7、より好ましくは3〜5;及びヒドロキシル価
(■KOJI/g)50以下。
工程(d)で分離されるエーテル−アルコールに冨む留
分(ib)としては好ましくは次に示す特性値の1つ以
上、最も好ましくはすべてを有するものがあげられる。
分(ib)としては好ましくは次に示す特性値の1つ以
上、最も好ましくはすべてを有するものがあげられる。
特性値(■Koji / gとして測定)二カルボニル
価0.5〜2:酸価0.1以下;ケン化価1〜5、より
好ましくは2〜5;及びヒドロキシ価160〜190、
より好ましくは165〜175゜ 上述したように、エーテル/エーテル−アルコールに富
む組成物をつくるのに用いるもう1つの混合物は、工程
(blで形成される混合物の誘導体である。つまり、本
発明の方法の好ましい変形例に従うと、その方法は工程
価)が特許請求の範囲第1項記載の方法を含み、ここで
触媒として活性金属酸化物又は擬似金属酸化物を用い、
エーテル、エーテル−アルコール及びアセタール成分を
含む前記混合物を260〜380℃で接触スチームク゛
ランキングし、エーテルに富む重質生成物混合物と軽質
物とをつ(る追加の工程(blを工程価)が含み、かつ
前記生成物混合物に対して工程(C)の操作を行なうと
いった方法である。この変形法は、出願人にとってすで
に公知の方法であって、オレフィン性供給原料から主と
して高級アルコールを製造する方法において形成される
いわゆるHOF残渣の有益な用途と考えられる。このよ
うなプロセスは、ヒドロホルミル化触媒の存在下におい
て供給原料を合成ガスでヒドロホルミル化して高級アル
デヒド、アルコール、未反応供給原料及び2級生成物を
含む生成物混合物をつくる工程:生成物から触媒を除く
工程;実質的に触媒のない混合物を水添し、高級アルデ
ヒドを高級アルコールに変化させる工程;高級アルコー
ル含有生成物混合物を蒸留して(iii )高沸点重質
オクソフラクション(HOF)から(i)低沸点軽質オ
クソフラクション(LOF)及び(ii)所望の高級ア
ルコールを分離する工程;触媒として活性金属酸化物又
は擬似金属酸化物を用い260〜380℃でHOFを接
触スチームクラッキングして高級アルコールと高級アル
デヒドが大部分を占め、オレフィンと飽和炭化水素が少
量存在するクランキングしたHOF混合物及びHOF残
渣とをつくる工程;及びクラッキングしたHOF混合物
を本法のヒドロホルミル工程又は水添工程へサイクルす
る工程からなっている。
価0.5〜2:酸価0.1以下;ケン化価1〜5、より
好ましくは2〜5;及びヒドロキシ価160〜190、
より好ましくは165〜175゜ 上述したように、エーテル/エーテル−アルコールに富
む組成物をつくるのに用いるもう1つの混合物は、工程
(blで形成される混合物の誘導体である。つまり、本
発明の方法の好ましい変形例に従うと、その方法は工程
価)が特許請求の範囲第1項記載の方法を含み、ここで
触媒として活性金属酸化物又は擬似金属酸化物を用い、
エーテル、エーテル−アルコール及びアセタール成分を
含む前記混合物を260〜380℃で接触スチームク゛
ランキングし、エーテルに富む重質生成物混合物と軽質
物とをつ(る追加の工程(blを工程価)が含み、かつ
前記生成物混合物に対して工程(C)の操作を行なうと
いった方法である。この変形法は、出願人にとってすで
に公知の方法であって、オレフィン性供給原料から主と
して高級アルコールを製造する方法において形成される
いわゆるHOF残渣の有益な用途と考えられる。このよ
うなプロセスは、ヒドロホルミル化触媒の存在下におい
て供給原料を合成ガスでヒドロホルミル化して高級アル
デヒド、アルコール、未反応供給原料及び2級生成物を
含む生成物混合物をつくる工程:生成物から触媒を除く
工程;実質的に触媒のない混合物を水添し、高級アルデ
ヒドを高級アルコールに変化させる工程;高級アルコー
ル含有生成物混合物を蒸留して(iii )高沸点重質
オクソフラクション(HOF)から(i)低沸点軽質オ
クソフラクション(LOF)及び(ii)所望の高級ア
ルコールを分離する工程;触媒として活性金属酸化物又
は擬似金属酸化物を用い260〜380℃でHOFを接
触スチームクラッキングして高級アルコールと高級アル
デヒドが大部分を占め、オレフィンと飽和炭化水素が少
量存在するクランキングしたHOF混合物及びHOF残
渣とをつくる工程;及びクラッキングしたHOF混合物
を本法のヒドロホルミル工程又は水添工程へサイクルす
る工程からなっている。
工程(b)′で用いる触媒としては、工程(blのエー
テル、エーテル−アルコール及びアセタールを含有する
生成物の成分の加水分解を促進するものが使用される。
テル、エーテル−アルコール及びアセタールを含有する
生成物の成分の加水分解を促進するものが使用される。
つまり、触媒としては、エーテルに冨む重質生成物混合
物とともに高級アルコールとアルデヒドを含む混合物を
生成するようなむしろきびしい条件下で加水分解反応が
生じるようなものから選ばれる。尚、前記重質混合物は
、次いで本発明の工程(c)に移されて処理される。特
定のスチームクラッキング条件下で生じる接触反応にお
いては、例えばアセタールの加水分解、エステルの加水
分解又はエーテルの加水分解が行なわれる。
物とともに高級アルコールとアルデヒドを含む混合物を
生成するようなむしろきびしい条件下で加水分解反応が
生じるようなものから選ばれる。尚、前記重質混合物は
、次いで本発明の工程(c)に移されて処理される。特
定のスチームクラッキング条件下で生じる接触反応にお
いては、例えばアセタールの加水分解、エステルの加水
分解又はエーテルの加水分解が行なわれる。
活性状態にあるシリカ、アルミナ、2酸化チタン又はシ
リカとアルミナとの混合物のような金属や擬似金属の酸
化物の存在下で、所望の反応が起こることを見出した。
リカとアルミナとの混合物のような金属や擬似金属の酸
化物の存在下で、所望の反応が起こることを見出した。
加水分解触媒としてアルミナを用いるのが特に好ましい
。このような触媒は、特定の温度条件下において、工程
(blの蒸留生成物を、所望の重質酸素化生成物とバラ
ンスさせて、少なくとも部分的にアルコールとアルデヒ
ドとに変換する。スチームクラッキング工程を実施する
際の温度としては、比較的高温の290〜360℃が最
も好ましく、圧力はl OO〜1,000 kPa(1
〜10バール)が好ましく、最も好ましくは1−3気圧
(abs)である。
。このような触媒は、特定の温度条件下において、工程
(blの蒸留生成物を、所望の重質酸素化生成物とバラ
ンスさせて、少なくとも部分的にアルコールとアルデヒ
ドとに変換する。スチームクラッキング工程を実施する
際の温度としては、比較的高温の290〜360℃が最
も好ましく、圧力はl OO〜1,000 kPa(1
〜10バール)が好ましく、最も好ましくは1−3気圧
(abs)である。
HOFの加水分解は、スチームとHOFの重量比が0.
1:1〜2:1、より好ましくはo、2:i〜1.2:
1の範囲で行うことが好ましい。経済的な理由から、そ
の最適範囲は0.15:1〜0.5:1である。
1:1〜2:1、より好ましくはo、2:i〜1.2:
1の範囲で行うことが好ましい。経済的な理由から、そ
の最適範囲は0.15:1〜0.5:1である。
上記改良方法を通用することにより得られるエーテル/
エーテル−アルコールに富む組成物filは、少なくと
も80重量%のエーテルを含み、残部が実質的にエーテ
ル−アルコール類であることが好ましい。ヒドロホルミ
ル化反応の主原料が[9オレフィンである場合には、所
望の組成物filの主エーテル成分は、分子式Go H
210−C,821をもち、酸素原子を介して結合して
いるアルキル基は、必ずしも対称ではない。主原料がc
9オレフィンである場合には、所望の組成物1i1は主
として分子式Cs HI3 0 Cs )11gをも
つ化合物であり、このような化合物は複雑な反応径路を
経て誘導されるものであるため、末端アルキル基は必ず
しも対称ではない。
エーテル−アルコールに富む組成物filは、少なくと
も80重量%のエーテルを含み、残部が実質的にエーテ
ル−アルコール類であることが好ましい。ヒドロホルミ
ル化反応の主原料が[9オレフィンである場合には、所
望の組成物filの主エーテル成分は、分子式Go H
210−C,821をもち、酸素原子を介して結合して
いるアルキル基は、必ずしも対称ではない。主原料がc
9オレフィンである場合には、所望の組成物1i1は主
として分子式Cs HI3 0 Cs )11gをも
つ化合物であり、このような化合物は複雑な反応径路を
経て誘導されるものであるため、末端アルキル基は必ず
しも対称ではない。
この改良発明に係るスチームクラッキングによりHOF
残渣が得られる。この残渣は一般に酸素化された二量体
および三量体(−〜う十〇アルコール用材料)であり、
好ましくは10重量%未滴の単量体成分を含んでいる。
残渣が得られる。この残渣は一般に酸素化された二量体
および三量体(−〜う十〇アルコール用材料)であり、
好ましくは10重量%未滴の単量体成分を含んでいる。
好ましくは、工程(b′)で生成する重質、生成物混合
物はエーテル成分45〜75重量%、エーテル−アルコ
ール成分20〜35重量%、アセタール成分1〜6重量
%、アルコール/アルデヒド成分0〜10重量%、およ
びエステル成分0〜7重量%を含んでいる。また、工程
(C)で生成する好ましい生成物混合物は、エーテル−
アルコール成分がやや少ない量で、たとえば10〜35
重量%で、かつアルコール/アルデヒド成分がやや多い
量で、たとえば15重量%以下で存在する点を除き、同
じ成分を同じ比率で含んでいる。
物はエーテル成分45〜75重量%、エーテル−アルコ
ール成分20〜35重量%、アセタール成分1〜6重量
%、アルコール/アルデヒド成分0〜10重量%、およ
びエステル成分0〜7重量%を含んでいる。また、工程
(C)で生成する好ましい生成物混合物は、エーテル−
アルコール成分がやや少ない量で、たとえば10〜35
重量%で、かつアルコール/アルデヒド成分がやや多い
量で、たとえば15重量%以下で存在する点を除き、同
じ成分を同じ比率で含んでいる。
工程(b′)で生成する重質生成物混合物と工程(c)
で生成する生成物混合物は、上記の量で存在するかどう
かにかかわらず、次の特性の少なくとも1つを備えてい
ることが好ましい:比重0.81〜0.87i初留点(
大気圧)240〜310℃;終留点(大気圧)310〜
380℃;引火点140〜170℃;および流動点−3
0℃以下。また好ましくは、工程(b′)の生成物は、
次の特性の少なくとも1つを備えている二カルボニル価
(■go+1/g)20〜30;酸度(mgKOH/g
)2〜7;ケン化価(awKOI(/ g ) 10
〜20および/またはヒドロキシル値(mgKOH/g
)30〜50゜工程(C)の生成物も対応して、それぞ
れ次の特性値の少なくとも1つを備えていることが好ま
しい二0.5〜3.0;0.5〜2.0?5〜10;お
よび70〜90゜ 本発明の改良方法において、ヒドロホルミル化反応の目
的アルコールがデカノールである場合、組成物[ilに
対応する留分が310〜370℃(大気圧に換算して)
で留出するように、還流蒸留工程(d+を行うことが好
ましい。アルコールに富む留分[i ilは、170〜
310℃(1気圧)で留出し;少なくとも75重量%の
アルコールを含み、残部が主としてエーテル成分である
ようなものであることが好ましく;残留塔底留分は37
0℃以上の沸点をもち、少なくとも80重量%のアセタ
ールを含み、残部が主としてエーテルアルコール類と、
より重質の成分であることが好ましい。目的のアルコー
ルがC9であるばあい、組成物litは285〜345
℃(大気圧に換算して)で留出するようなものであるこ
とが好ましい。
で生成する生成物混合物は、上記の量で存在するかどう
かにかかわらず、次の特性の少なくとも1つを備えてい
ることが好ましい:比重0.81〜0.87i初留点(
大気圧)240〜310℃;終留点(大気圧)310〜
380℃;引火点140〜170℃;および流動点−3
0℃以下。また好ましくは、工程(b′)の生成物は、
次の特性の少なくとも1つを備えている二カルボニル価
(■go+1/g)20〜30;酸度(mgKOH/g
)2〜7;ケン化価(awKOI(/ g ) 10
〜20および/またはヒドロキシル値(mgKOH/g
)30〜50゜工程(C)の生成物も対応して、それぞ
れ次の特性値の少なくとも1つを備えていることが好ま
しい二0.5〜3.0;0.5〜2.0?5〜10;お
よび70〜90゜ 本発明の改良方法において、ヒドロホルミル化反応の目
的アルコールがデカノールである場合、組成物[ilに
対応する留分が310〜370℃(大気圧に換算して)
で留出するように、還流蒸留工程(d+を行うことが好
ましい。アルコールに富む留分[i ilは、170〜
310℃(1気圧)で留出し;少なくとも75重量%の
アルコールを含み、残部が主としてエーテル成分である
ようなものであることが好ましく;残留塔底留分は37
0℃以上の沸点をもち、少なくとも80重量%のアセタ
ールを含み、残部が主としてエーテルアルコール類と、
より重質の成分であることが好ましい。目的のアルコー
ルがC9であるばあい、組成物litは285〜345
℃(大気圧に換算して)で留出するようなものであるこ
とが好ましい。
所望の生成物の化学的性質に関し、追加の工程(b′)
を含む改良方法により製造されるエーテルに富む組成物
(旧よ、次のような性質(IINKOH/g)で測定し
たもの)の1つ以上、好ましくはすべてを備えた留分で
あることが好ましい:カルボニル価0.5〜2.5、よ
り好ましくは1〜2.5;酸価1.θ以下、より好まし
くは0.25以下;ケン化価4〜10.より好ましくは
5〜107およびヒドロキシル価50以下。
を含む改良方法により製造されるエーテルに富む組成物
(旧よ、次のような性質(IINKOH/g)で測定し
たもの)の1つ以上、好ましくはすべてを備えた留分で
あることが好ましい:カルボニル価0.5〜2.5、よ
り好ましくは1〜2.5;酸価1.θ以下、より好まし
くは0.25以下;ケン化価4〜10.より好ましくは
5〜107およびヒドロキシル価50以下。
本発明を以下の実施例により説明する。実施例1および
3は、ヒドロホルミル化反応生成物混合物の重質オキソ
留分から、有用なエーテルおよびエーテル−アルコール
に富む組成物を製造する方法を示すものであり、実施例
2および4は、ヒドロホルミル化反応生成物の重質オキ
ソ留分をスチームクラ・7キング処理したものから、有
用なエーテルに冨む組成物を製造する方法を示すもので
ある。
3は、ヒドロホルミル化反応生成物混合物の重質オキソ
留分から、有用なエーテルおよびエーテル−アルコール
に富む組成物を製造する方法を示すものであり、実施例
2および4は、ヒドロホルミル化反応生成物の重質オキ
ソ留分をスチームクラ・7キング処理したものから、有
用なエーテルに冨む組成物を製造する方法を示すもので
ある。
実施例 1
[il 水素と一酸化炭素をモル比で1.16:1の
割合で含む合成ガスと、Ii il 約2重量%のオ
クテンと約8重量%のデセンを含む分枝ノネン濃縮物ス
トリームとを含む原料を用いて、高級アルコールを製造
するためのヒドロホルミル化法を実施した。1.0J容
量の酸素化反応器を3個直列に連結配置したものに、オ
レフィン原料を1.57!/時(1115g/時)、合
成ガスを640標準l/時の速度で供給し、原料に対し
て0.3重it%のコバルト触媒を用いて、300気圧
、175℃で反応を行った。得られた高級アルデヒドを
含む粗オキソ生成物を、常法により、水酸化ナトリウム
でコバルトヒドロカルボニルを中和し、次いで水洗する
ことにより、コバルト濃度が10 ppm未満となるよ
うにコバルトを除去し、次いで通常の水素化工程に供給
し、Cu/CrおよびNi触媒を用い、水素圧50バー
ル、温度120〜170℃で水素化を行い、所望の高級
アルコールを含む生成物混合物を得た。次にこの生成物
混合物を本発明の方法の工程(b)に従って減圧蒸留し
て、表1に示す3つの留分、すなわち軽質オキソ留分(
LOF) 、高級アルコール留分(HA)および塔底生
成物すなわち重質オキソ留分(HOF)を得た。
割合で含む合成ガスと、Ii il 約2重量%のオ
クテンと約8重量%のデセンを含む分枝ノネン濃縮物ス
トリームとを含む原料を用いて、高級アルコールを製造
するためのヒドロホルミル化法を実施した。1.0J容
量の酸素化反応器を3個直列に連結配置したものに、オ
レフィン原料を1.57!/時(1115g/時)、合
成ガスを640標準l/時の速度で供給し、原料に対し
て0.3重it%のコバルト触媒を用いて、300気圧
、175℃で反応を行った。得られた高級アルデヒドを
含む粗オキソ生成物を、常法により、水酸化ナトリウム
でコバルトヒドロカルボニルを中和し、次いで水洗する
ことにより、コバルト濃度が10 ppm未満となるよ
うにコバルトを除去し、次いで通常の水素化工程に供給
し、Cu/CrおよびNi触媒を用い、水素圧50バー
ル、温度120〜170℃で水素化を行い、所望の高級
アルコールを含む生成物混合物を得た。次にこの生成物
混合物を本発明の方法の工程(b)に従って減圧蒸留し
て、表1に示す3つの留分、すなわち軽質オキソ留分(
LOF) 、高級アルコール留分(HA)および塔底生
成物すなわち重質オキソ留分(HOF)を得た。
表 1
アルコ −ル
留 分 量 含 有 量 沸点範囲LOF
150g/時 〈0.5重量%125〜187℃H
A 1010g /時 1B7〜21
7℃HOF 223g/時 く3 重量% 〉21
7℃高級アルコールの収N(主としてらであり、少量の
C9とC++を含む)は原料オレフィン100gに対し
て90.58gであった。
150g/時 〈0.5重量%125〜187℃H
A 1010g /時 1B7〜21
7℃HOF 223g/時 く3 重量% 〉21
7℃高級アルコールの収N(主としてらであり、少量の
C9とC++を含む)は原料オレフィン100gに対し
て90.58gであった。
分析の結果、HOFすなわち工程(blの生成物混合物
である塔底生成物はおよそ次の組成を有することがわか
った。
である塔底生成物はおよそ次の組成を有することがわか
った。
Cq Co アルコール 2重量%ら
−ら エーテル、エーテル− アルコールおよびエステル 85重量%i−ら ア
セタール 12重量%重質分 11
% この物質は下記のデータにより特徴づけられた。
−ら エーテル、エーテル− アルコールおよびエステル 85重量%i−ら ア
セタール 12重量%重質分 11
% この物質は下記のデータにより特徴づけられた。
カルボニル価(mgKOH/ g) 3.1
2酸 価 〃〃0.19 全0.価 〃〃7.10 ヒドロキシル価 〃〃123.2 上記方法の工程(C)を、粗エーテル、エーテル−アル
コール及びアセタール含有物質を水素化反応器に0.5
vol / vol /時間の空間速度で通すことに
よりHOFについて行なった。使用した圧力は56バー
ルであり水素化を銅−クロマイト触媒(ガードラ−(G
irdler ) G 22 RS )上で230℃で
行なった。アルコールに富む生成混合物は下記の組成及
び特性をもつことがわかった。
2酸 価 〃〃0.19 全0.価 〃〃7.10 ヒドロキシル価 〃〃123.2 上記方法の工程(C)を、粗エーテル、エーテル−アル
コール及びアセタール含有物質を水素化反応器に0.5
vol / vol /時間の空間速度で通すことに
よりHOFについて行なった。使用した圧力は56バー
ルであり水素化を銅−クロマイト触媒(ガードラ−(G
irdler ) G 22 RS )上で230℃で
行なった。アルコールに富む生成混合物は下記の組成及
び特性をもつことがわかった。
口g C11アルコール 7重量%C
ll1−G エーテル。
ll1−G エーテル。
エーテル−アルコール1エステル 84重it%CC2
−1−(アセタール (少量の重質物を含む) 9重量%カルボニル価、
(mgKOH/g) 0.9酸価
0.1 ケン化価 〃3.4 ヒドロキシル価 〃 134上記組成物中の
エーテル/エステルアルコール及びエステルの割合は表
2中に示した組成物の内訳から推定し得る。
−1−(アセタール (少量の重質物を含む) 9重量%カルボニル価、
(mgKOH/g) 0.9酸価
0.1 ケン化価 〃3.4 ヒドロキシル価 〃 134上記組成物中の
エーテル/エステルアルコール及びエステルの割合は表
2中に示した組成物の内訳から推定し得る。
上記方法の工程(d)は前記水素化生成混合物を5〜1
5ミリバールの圧力及び還流比2で減圧還流蒸留にかけ
蒸留カラムから四つの留分を除去することにより行なっ
た。
5ミリバールの圧力及び還流比2で減圧還流蒸留にかけ
蒸留カラムから四つの留分を除去することにより行なっ
た。
第一留分はアルコールに富む物質(前記[1i1)であ
り、塔底物留分は重質アセタールに富む留分く前記(i
i] )であった。留分から共に留出する第二留分及び
第三留分はエーテル/エステルアルコールに冨む組成物
(前記[ilからなっていたが、還流蒸留中組成物[i
lはそれぞれエーテルに富む留分(Iinlと略記する
)及びエーテル−アルコールに冨む留分([iblと略
記する)に同時に分けられた。上記エーテル−アルコー
ル留分1iblを構造分析にかけ大部分が C9149CH20CH(CH20H) −口s1
4+(1) 約90%と Cs Ha9 CH20CH2CH(CHz OH)
−口e HIT(II)約10%との異性平衡であ
る分子構造を有するC 21 H4402エーテル−級
アルコールからなることがわかった。末端アルキル基の
正確な構造は決定されなかったが、事実原料及び反応副
生物から望ましい基のいずれかの組合せであり得る。
り、塔底物留分は重質アセタールに富む留分く前記(i
i] )であった。留分から共に留出する第二留分及び
第三留分はエーテル/エステルアルコールに冨む組成物
(前記[ilからなっていたが、還流蒸留中組成物[i
lはそれぞれエーテルに富む留分(Iinlと略記する
)及びエーテル−アルコールに冨む留分([iblと略
記する)に同時に分けられた。上記エーテル−アルコー
ル留分1iblを構造分析にかけ大部分が C9149CH20CH(CH20H) −口s1
4+(1) 約90%と Cs Ha9 CH20CH2CH(CHz OH)
−口e HIT(II)約10%との異性平衡であ
る分子構造を有するC 21 H4402エーテル−級
アルコールからなることがわかった。末端アルキル基の
正確な構造は決定されなかったが、事実原料及び反応副
生物から望ましい基のいずれかの組合せであり得る。
留分(1目の残部は供給原料中の少割合のC11及びら
オレフィンから誘導される相当の生成物であった。
オレフィンから誘導される相当の生成物であった。
上記方法の工程(dl中に生成された物質の蒸留及びそ
の他の特性を表2に示す。
の他の特性を表2に示す。
表 −
アルコール エーテル
1ii1 1ial
沸点範囲℃175〜312 312〜3(大気圧)
留出重量% 92323上記量
%) C9〜0.1アルコール 78〔19
〜c2Iエーテル94 巳、〜C21エーテル/アルコール アセタール及び重質分 特 性 カルボニル価 3.31・酸
価 0.4
0゜ケン化価 3
・43゛ヒドロキシル価 235
37比 重(20℃)
0.8355 0゜引火点(’c)
103 166流動点(℃)
< −40粘度(C
3) 15”c 22.11
14゜20°CL7.45 11゜ 30℃ 11.39 B。
%) C9〜0.1アルコール 78〔19
〜c2Iエーテル94 巳、〜C21エーテル/アルコール アセタール及び重質分 特 性 カルボニル価 3.31・酸
価 0.4
0゜ケン化価 3
・43゛ヒドロキシル価 235
37比 重(20℃)
0.8355 0゜引火点(’c)
103 166流動点(℃)
< −40粘度(C
3) 15”c 22.11
14゜20°CL7.45 11゜ 30℃ 11.39 B。
エーテル−アルコール 塔 底 物
[1bl [iii]
to 340〜360 > 36061
.32.1 04 0 0.1604
3.0 0.37174 1
5.2 8305 0.8679 0.8727
<−40 01104,73156,93 4374,08110,69 0240,0359,85 実施例 2 実施例1で製造された塔底生成混合物(HOF)を逆流
方式で通すことにより追加の工程にかけその半分の重量
のスチームと混合してスチームクラッキング反応器に供
給した。上記反応器は活性アルミナ触媒アルコア(AL
COA)H151が充填されており、318℃、1.2
気圧の圧力で操作した。反応器中のHOF/スチームの
流量はHOF容量/触媒容量/時間で表示して0.5
v /V/時間の空間速度に相当するような量であった
。
.32.1 04 0 0.1604
3.0 0.37174 1
5.2 8305 0.8679 0.8727
<−40 01104,73156,93 4374,08110,69 0240,0359,85 実施例 2 実施例1で製造された塔底生成混合物(HOF)を逆流
方式で通すことにより追加の工程にかけその半分の重量
のスチームと混合してスチームクラッキング反応器に供
給した。上記反応器は活性アルミナ触媒アルコア(AL
COA)H151が充填されており、318℃、1.2
気圧の圧力で操作した。反応器中のHOF/スチームの
流量はHOF容量/触媒容量/時間で表示して0.5
v /V/時間の空間速度に相当するような量であった
。
クラッキング後、クラッキング生成物を200℃でフラ
ッシングにかけいわゆるクランキングHOF混合物及び
水(スチーム)からなる塔頂流とエーテルに富む重質生
成混合物(HOF残渣と称する)の塔底流とを生成した
。
ッシングにかけいわゆるクランキングHOF混合物及び
水(スチーム)からなる塔頂流とエーテルに富む重質生
成混合物(HOF残渣と称する)の塔底流とを生成した
。
上記HOF残渣は若干重質生成物を含む炭素数[、a
e (主としてら9−C21)の酸素化化合物の過半
量と、アルコール/アルデヒド/オレフィン成分の過少
量からなるものであった。塔頂物の凝縮及び水の分離後
に得られたクランキングHOF混合物は少割合のHOF
残渣、少割合のオレフィン留分、一般に主としてらオレ
フィンを含むCe Q+オレフィン及び極めて低水準
の飽和炭化水素、及び過半量の炭素数[s Co、主
としてCflを含むアルコール/アルデヒド混合留分か
らなるものであった。
e (主としてら9−C21)の酸素化化合物の過半
量と、アルコール/アルデヒド/オレフィン成分の過少
量からなるものであった。塔頂物の凝縮及び水の分離後
に得られたクランキングHOF混合物は少割合のHOF
残渣、少割合のオレフィン留分、一般に主としてらオレ
フィンを含むCe Q+オレフィン及び極めて低水準
の飽和炭化水素、及び過半量の炭素数[s Co、主
としてCflを含むアルコール/アルデヒド混合留分か
らなるものであった。
分析により上記HOF残渣は以下の組成及び特性を有す
ることがわかった。
ることがわかった。
Cs −(Inアルコール/アルデヒド 8ffi
i1%Gs C22エーテル。
i1%Gs C22エーテル。
エーテルアルコール、エステル +32重fj%アセ
タール及び重質物 10i1i%カルボニル
価 (mgKOH/g) 26.8酸 価
4.6ケン化価
16.2ヒドロキシル価 〃
40.3 上記方法の工程(C)を、改良工程(b′)の生成物を
54バールの圧力下で233℃の温度で0、45 vo
l / vol /時間の空間速度で水素化反応器に通
すことにより行なった。触媒はガードラ−(Girdl
er ) G 22 RS銅−クロマイトであった。
タール及び重質物 10i1i%カルボニル
価 (mgKOH/g) 26.8酸 価
4.6ケン化価
16.2ヒドロキシル価 〃
40.3 上記方法の工程(C)を、改良工程(b′)の生成物を
54バールの圧力下で233℃の温度で0、45 vo
l / vol /時間の空間速度で水素化反応器に通
すことにより行なった。触媒はガードラ−(Girdl
er ) G 22 RS銅−クロマイトであった。
工程(c)の生成混合物は以下の組成及び特性を有する
ことがわかった。
ことがわかった。
C9−一 アルコール 13重量%ら。−
ら エーテル。
ら エーテル。
エーテルアルコール、エステル 79M量%アセタール
及び重質分 8M量%カルボニル価 (m
gKOH/g) 0.8酸 価
0.5ケン化価
7.9ヒドロキシル価 〃82.2 上記組成物中のエーテル、エーテルアルコール及びエス
テルの割合は表3に示した生成物から推測し得る。
及び重質分 8M量%カルボニル価 (m
gKOH/g) 0.8酸 価
0.5ケン化価
7.9ヒドロキシル価 〃82.2 上記組成物中のエーテル、エーテルアルコール及びエス
テルの割合は表3に示した生成物から推測し得る。
修正方法の工程(dlは工程(C)の製品を還流比2で
10〜15 mbarにおいて真空蒸留にかけることに
よって行なわれた。分離された留分の組成及び特性を第
3表に示し、同表中、アルコールli ilは除去され
た第1留分、エーテルに富む組成物[ilは第2留分で
あり、またさきに示した[ni]ilは塔底物である。
10〜15 mbarにおいて真空蒸留にかけることに
よって行なわれた。分離された留分の組成及び特性を第
3表に示し、同表中、アルコールli ilは除去され
た第1留分、エーテルに富む組成物[ilは第2留分で
あり、またさきに示した[ni]ilは塔底物である。
この場合、組成物[ilは同時にその成分に分離されな
かった。組成物(1)の分析は大部分、次式に相当する
エーテルより成ることを示し:CJ)H2+ OCK
IH21、 分析は末端のアルキル基の明確な性質を制定するために
行なわれないで、供給オレフィン及び本方法における生
成物から得られる。組成物[ilの残りは相当するエー
テル−アルコールともとの供給原料のオレフィンの重要
でない部分より誘導される付随エーテル又はエーテルア
ルコールであった。
かった。組成物(1)の分析は大部分、次式に相当する
エーテルより成ることを示し:CJ)H2+ OCK
IH21、 分析は末端のアルキル基の明確な性質を制定するために
行なわれないで、供給オレフィン及び本方法における生
成物から得られる。組成物[ilの残りは相当するエー
テル−アルコールともとの供給原料のオレフィンの重要
でない部分より誘導される付随エーテル又はエーテルア
ルコールであった。
第 3 表
アルコールli il
沸点℃170〜310
(大気圧)
蒸留 重量% 17組成 鍔t%
[9〜口■アルコール 76Cue
”−Caエーテル CI9〜6+エーテル/アルコール アセタール及び重質分 特 性 カルボニル価 1.4酸
価 0.8ケン化
価 1.5ヒドロキシル価
172比重020℃ 引火点(℃) 流動点(℃) 粘度(C5)15℃ 20℃ 30℃ 40℃ 組成物 fil 塔底物 [jD 310〜370 > 370 1.9 0.2 0.2 1.33 9.6 12.8 37.0 29.8 0.83 0.8625 く −40 17,99 14,23 9,84 7,18 実施例 3 実施例1と同じ装置で165℃、300 at+sの状
態で、供給液に対し0.15wt%のコバルト触媒を使
用してヒドロホルミル化工程を行なった。しかしながら
、この場合供給液は口。オレフィンの他に約1%のロワ
オレフィン類と約10%の〔9オレフィン類とを含有す
る1、 51 / hr (1095g / hr)の
市販の枝分れしたオクテン供給液であった。類似ガスが
750標準1/hrの速度で使用され、1.18=1の
比で水素と一酸化炭素を含有した。
”−Caエーテル CI9〜6+エーテル/アルコール アセタール及び重質分 特 性 カルボニル価 1.4酸
価 0.8ケン化
価 1.5ヒドロキシル価
172比重020℃ 引火点(℃) 流動点(℃) 粘度(C5)15℃ 20℃ 30℃ 40℃ 組成物 fil 塔底物 [jD 310〜370 > 370 1.9 0.2 0.2 1.33 9.6 12.8 37.0 29.8 0.83 0.8625 く −40 17,99 14,23 9,84 7,18 実施例 3 実施例1と同じ装置で165℃、300 at+sの状
態で、供給液に対し0.15wt%のコバルト触媒を使
用してヒドロホルミル化工程を行なった。しかしながら
、この場合供給液は口。オレフィンの他に約1%のロワ
オレフィン類と約10%の〔9オレフィン類とを含有す
る1、 51 / hr (1095g / hr)の
市販の枝分れしたオクテン供給液であった。類似ガスが
750標準1/hrの速度で使用され、1.18=1の
比で水素と一酸化炭素を含有した。
粗製生成物の脱金属化と水素化とは、実施例1における
ように、拳法の工程(blによる第4表に示すような3
つの留分への蒸留により分離される水素化生成物で行な
われた。ヒドロホルミル化残液生成混合物(HOF)は
206℃以上で沸騰する留分であった。
ように、拳法の工程(blによる第4表に示すような3
つの留分への蒸留により分離される水素化生成物で行な
われた。ヒドロホルミル化残液生成混合物(HOF)は
206℃以上で沸騰する留分であった。
第 4 表
アルコール
留 分 量 含 有 量 沸騰範囲LOF
150g/hr<0.5wt% 113〜184℃H
A 1013g / hr 184〜206
℃HOF 219g/hr <3 wt%
〉206℃高級アルコールのこの収量は供給オレフィン
の100gに対し9 2. 5 gの量に相当する。
150g/hr<0.5wt% 113〜184℃H
A 1013g / hr 184〜206
℃HOF 219g/hr <3 wt%
〉206℃高級アルコールのこの収量は供給オレフィン
の100gに対し9 2. 5 gの量に相当する。
分析によりHOFは次の組成を有することを示した:
1wt% C8〜Cl1lアルコ一ル類87wt% G
6〜C3エーテル類、エステル類。
6〜C3エーテル類、エステル類。
及びエーテル−アルコール類
LL+mt% −〜らアセタール類
1imt% 重質分
HOFは下記の特徴を示した:
カルボニル?! (mgKOH/ g ) 4
.9酸 価 (〃)0.1 5ケン化価 (〃)8.2 ヒドロキシル価(〃) 128.0本法の工1(c
)は粗製エーテル、エーテルアルコール及びアセタール
含有材料を水素化反応装置を通じて0.58容積/容積
/時間の空間速度、56barsの圧力及び240℃の
温度で通過せしめることによって行なわれた。使用され
た触媒はガードラ−G22R3銅−クロマイト(Gir
dler G 22RS copper−chrom
ite)であった。アルコールに冨む生成混合物は下記
の組成及び特性を有することが発見された: 8wt% 〔8〜C9アルコール類 83−t% CIG ” Caエーテル類。
.9酸 価 (〃)0.1 5ケン化価 (〃)8.2 ヒドロキシル価(〃) 128.0本法の工1(c
)は粗製エーテル、エーテルアルコール及びアセタール
含有材料を水素化反応装置を通じて0.58容積/容積
/時間の空間速度、56barsの圧力及び240℃の
温度で通過せしめることによって行なわれた。使用され
た触媒はガードラ−G22R3銅−クロマイト(Gir
dler G 22RS copper−chrom
ite)であった。アルコールに冨む生成混合物は下記
の組成及び特性を有することが発見された: 8wt% 〔8〜C9アルコール類 83−t% CIG ” Caエーテル類。
エーテルアルコール類、エステル類
9wt% アセタール類(少量の重質分を含有する)
カルボニル価 (mgKOH/g) 1゜5酸
価 (〃)0.05 ケン化価 (〃)4.9 ヒドロキシル価(〃) 130.0上記組成物にお
けるエーテル、エーテル−アルコール及びエステル類の
割合は第5表に与えられているように生成物の分解より
推定できる。
価 (〃)0.05 ケン化価 (〃)4.9 ヒドロキシル価(〃) 130.0上記組成物にお
けるエーテル、エーテル−アルコール及びエステル類の
割合は第5表に与えられているように生成物の分解より
推定できる。
工程(dlは上記混合物を10〜l 5 mbar及び
還流比2で真空還流蒸留にかけることによって行なわれ
た。実施例1におけるように、第1留分はアルコール[
trl、最終塔底物は重質アセタール留分[ni]であ
った。中間組成物filは同時にエーテル留分(−とエ
ーテル−アルコール留分(iυに分離された。留分[1
1jの構造分析は 約90%の(III) CQIll? CH2−OCH(’ CH20H)
Co HI3及び約10%の(IV) C8H1? CH2−OCH2− CH(CH20H) CvHn の異性平衡に相当する分子構造を有する主としてCI−
H4002エーテル第1アルコールであることを示した
。
還流比2で真空還流蒸留にかけることによって行なわれ
た。実施例1におけるように、第1留分はアルコール[
trl、最終塔底物は重質アセタール留分[ni]であ
った。中間組成物filは同時にエーテル留分(−とエ
ーテル−アルコール留分(iυに分離された。留分[1
1jの構造分析は 約90%の(III) CQIll? CH2−OCH(’ CH20H)
Co HI3及び約10%の(IV) C8H1? CH2−OCH2− CH(CH20H) CvHn の異性平衡に相当する分子構造を有する主としてCI−
H4002エーテル第1アルコールであることを示した
。
末端アルキル基の正確な構造は決定されなかった。
工程(dlで製造された留分の蒸留及び他の特性器よ第
5表に示される。
5表に示される。
表
アルコール エーテル コ
fil 1iul
沸点範囲°C150〜290 290〜320組成 重
量% (、−C,、エーテル−アルコール アセタール及び重質分 30℃ 6.9940℃
5.22、−チル−アルコ
ール 塔 底 物 1:bl [1ii1 320〜345 > 345 1.2 1.0 0.8663 0.8713 1.70 く −40 82,47 59,62 33,35 20,21 実施例 4 実施例3で製造した塔底生成物(HOF)混合物はアル
コニー(ALCOA)H151を充填した反応器中、3
10℃、1.1気圧の圧力及び0.47 v/v/時間
に等しいHOF空間速度で接触スチームクラッキングに
よって追加工程(b′)に通した。用いたスチーム量は
HOFの重量の25%であった。2つの分解生成物の流
れが得られ、次いで196℃でフラッシュされ、水を除
去された。エーテルに冨む混合物(HOF残留物)の流
れはフラッシュ液相であり、かつ5〜ら酸素化化合物、
主にCIG〜ら物質、及びアルデヒド、アルコール及び
オレフィンを含む他の少数の7重量%の成分からなるこ
とが見出された。フラッシュ液相である他の流れは少量
の飽和炭化水素を伴うC7〜Cmオレフィン、主に〔9
オレフィンの混合物であるオレフィン留分(10重量%
)と口。〜Coo炭素数範囲、主に[、のアルコール/
アルデヒドを含有するアルコール/アルデヒド留分(6
9,2重量%)からなっていた。 HOF残留物分析に
より次の組成と特性を有することが示された。
量% (、−C,、エーテル−アルコール アセタール及び重質分 30℃ 6.9940℃
5.22、−チル−アルコ
ール 塔 底 物 1:bl [1ii1 320〜345 > 345 1.2 1.0 0.8663 0.8713 1.70 く −40 82,47 59,62 33,35 20,21 実施例 4 実施例3で製造した塔底生成物(HOF)混合物はアル
コニー(ALCOA)H151を充填した反応器中、3
10℃、1.1気圧の圧力及び0.47 v/v/時間
に等しいHOF空間速度で接触スチームクラッキングに
よって追加工程(b′)に通した。用いたスチーム量は
HOFの重量の25%であった。2つの分解生成物の流
れが得られ、次いで196℃でフラッシュされ、水を除
去された。エーテルに冨む混合物(HOF残留物)の流
れはフラッシュ液相であり、かつ5〜ら酸素化化合物、
主にCIG〜ら物質、及びアルデヒド、アルコール及び
オレフィンを含む他の少数の7重量%の成分からなるこ
とが見出された。フラッシュ液相である他の流れは少量
の飽和炭化水素を伴うC7〜Cmオレフィン、主に〔9
オレフィンの混合物であるオレフィン留分(10重量%
)と口。〜Coo炭素数範囲、主に[、のアルコール/
アルデヒドを含有するアルコール/アルデヒド留分(6
9,2重量%)からなっていた。 HOF残留物分析に
より次の組成と特性を有することが示された。
7重量% C8〜C,アルコール/アルデヒド83重量
% G、〜1 エーテル。
% G、〜1 エーテル。
エーテルアルコール、エステル
10重量% アセタール及び重質分
カルボニル価 (mgKOH/g) 26.
0酸 価 (mgKOH/g) 2
.5ケン化価 (mgKOH/g) 1
8.0ヒドロキシル価 23.0
工程(c)は工程(b′)の生成物を0.58v/v/
時間の空間速度で、54バールの圧力条件及び235℃
の温度を用いて水素化反応器を通過させることによって
実施した。触媒はギルドラ−(Girdler ) G
22 RS 銅−クロマイトであった。生成物は以
下の組成及び特性を有していた。
0酸 価 (mgKOH/g) 2
.5ケン化価 (mgKOH/g) 1
8.0ヒドロキシル価 23.0
工程(c)は工程(b′)の生成物を0.58v/v/
時間の空間速度で、54バールの圧力条件及び235℃
の温度を用いて水素化反応器を通過させることによって
実施した。触媒はギルドラ−(Girdler ) G
22 RS 銅−クロマイトであった。生成物は以
下の組成及び特性を有していた。
11重量% [8・−C1゜ アルコール77重量%
GG 〜c2I:r−−チル。
GG 〜c2I:r−−チル。
エーテルアルコール、エステル
12重量% アセタール及び重質分
カルボニル価 (mgKOH/g) 2゜0酸
価 (■に叶/g’) 1.
0ケン化価 (mgKOH/g>1.4.0ヒドロ
キシル価 47上記組成中のエーテル
、エーテルアルコール及びエステルの比率は表6に示し
た分析から推定される。
価 (■に叶/g’) 1.
0ケン化価 (mgKOH/g>1.4.0ヒドロ
キシル価 47上記組成中のエーテル
、エーテルアルコール及びエステルの比率は表6に示し
た分析から推定される。
工程(dlは工程(c)の生成物について10〜15ミ
リバールで、還流比2で真空還流蒸留により実施した。
リバールで、還流比2で真空還流蒸留により実施した。
分離された留分の組成及び特性は表6中に示されている
。その中でアルコール[i ilは第1の分離留分てあ
り、エーテルに富む組成物filは第2の留分であり、
さらに塔底物が示された留分(tii)であった。組成
物(11は分析からそのほとんどが式口9 HIs
OC9HI3のエーテルであった。組成物filの残部
は原料中の少量のC8オレフィン以外のものから誘導さ
れた成分及び相応するエーテルアルコールであった。
。その中でアルコール[i ilは第1の分離留分てあ
り、エーテルに富む組成物filは第2の留分であり、
さらに塔底物が示された留分(tii)であった。組成
物(11は分析からそのほとんどが式口9 HIs
OC9HI3のエーテルであった。組成物filの残部
は原料中の少量のC8オレフィン以外のものから誘導さ
れた成分及び相応するエーテルアルコールであった。
表
アルコール
沸点(℃) 150〜21
(大気圧)
留出 重量% 13G、〜1ニー
テル ロ1.〜〔21エーテル−アルコール アセタール及び重質分 カルボニル価(■KOJI/g) 酸 価 ケン化価 ヒドロキシル価 比重(20℃) 引火点(℃) 流動点(°C) 粘度(C3)15℃ 20℃ 30℃ 40°C [i il 組成物fil 塔底物[iil+
O’280〜310 > 3101.9 0.8 4.3 0.8211 <−40 11,5 9,5 6,7 5,1 前述の実施例で製造し、本発明の方法の所望の住放物に
一般に相応する生成物fil、 l1nl及び[ibl
は種々濃縮物応用面で非常に有用な物質であることが証
明されている。この用途に関し、示した方法は特に価値
の高いものである。なぜなら実際にオキソ′アルコール
プラントの生成物流出物である原料から工業的規模で製
造されるところの工業的に有用な組成物及び分子とする
ことができるからである。
テル ロ1.〜〔21エーテル−アルコール アセタール及び重質分 カルボニル価(■KOJI/g) 酸 価 ケン化価 ヒドロキシル価 比重(20℃) 引火点(℃) 流動点(°C) 粘度(C3)15℃ 20℃ 30℃ 40°C [i il 組成物fil 塔底物[iil+
O’280〜310 > 3101.9 0.8 4.3 0.8211 <−40 11,5 9,5 6,7 5,1 前述の実施例で製造し、本発明の方法の所望の住放物に
一般に相応する生成物fil、 l1nl及び[ibl
は種々濃縮物応用面で非常に有用な物質であることが証
明されている。この用途に関し、示した方法は特に価値
の高いものである。なぜなら実際にオキソ′アルコール
プラントの生成物流出物である原料から工業的規模で製
造されるところの工業的に有用な組成物及び分子とする
ことができるからである。
エーテルに冨む組成物+il及び[iaJはポリ塩化ビ
ニル(PVC)用の粘度降下剤として、及びPvC、ポ
リウレタン及びシリコーン組成物のような物質の低温柔
軟性を改良するために特に有用であることが見出されて
いる。前述の実施例からもわかるように、エーテルはア
ルコールの粘度よりも低い粘度を有する高分子量化合物
であり、かつその高分子量のために低揮発性である。低
揮発性、低粘度及び高分子量の組合せは組成物を工業用
溶媒及び希釈剤として応用するには理想的なものである
。
ニル(PVC)用の粘度降下剤として、及びPvC、ポ
リウレタン及びシリコーン組成物のような物質の低温柔
軟性を改良するために特に有用であることが見出されて
いる。前述の実施例からもわかるように、エーテルはア
ルコールの粘度よりも低い粘度を有する高分子量化合物
であり、かつその高分子量のために低揮発性である。低
揮発性、低粘度及び高分子量の組合せは組成物を工業用
溶媒及び希釈剤として応用するには理想的なものである
。
エーテル−アルコールに冨む組成物[1blは、例えば
エトキシル化反応による界面活性剤の製造用前駆体とし
て有用である。従ってそれらは単純な一般アルコールと
して機能するが高分子量を有する。
エトキシル化反応による界面活性剤の製造用前駆体とし
て有用である。従ってそれらは単純な一般アルコールと
して機能するが高分子量を有する。
さらにそれらは常温で液体であり (それらの低い流動
点によって明らかにされているように)、全ての工業的
応用面の全てに於て取扱いが容易となる。
点によって明らかにされているように)、全ての工業的
応用面の全てに於て取扱いが容易となる。
手続補正書(方式)
%式%
3、補正をする者
事件との関係 出願人
4、代理人
Claims (33)
- (1)(a)オレフィンヒドロホルミル化反応生成物を
水素化し、 (b)(a)の水素化生成物を蒸留してエーテル、エー
テル−アルコール及びアセタール成分からなる混合物を
軽質分から分離し、 (c)工程(b)の上記混合物を200〜250℃の温
度でかつ30〜100気圧の圧力で接触水素化してアル
コールに富む生成物混合物を形成し、さらに (d)工程(c)の生成物混合物を還流蒸留して(ii
)少なくとも90重量%のエーテル/エーテル−アルコ
ールを含有する所望のエーテル/エーテル−アルコール
に富む組成物を(ii)軽質アルコールに富む留分及び
(iii)重質アセタールに富む留分から分離すること からなる溶媒又は界面活性材前駆体への応用に有用なエ
ーテル/エーテル−アルコールに富む組成物の製造方法
。 - (2)エーテル/エーテル−アルコールに富む組成物(
i)がそれ自身(ia)少なくとも80重量%エーテル
を含有するエーテルに富む留分と(ib)少なくとも9
0重量%エーテル−アルコールを含有するエーテル−ア
ルコールとに還流蒸留の間に分離される特許請求の範囲
第1項記載の製造方法。 - (3)オレフィンヒドロホルミル化反応に用いたオレフ
ィンが実質的にC_9オレフィンであり、エーテル−ア
ルコール留分(ib)が式 C_9H_1_9−CH_2−O−CH(CH_2OH
)−C_9H_1_9の分子及びその異性体を含むもの
である特許請求の範囲第2項記載の製造方法。 - (4)エーテル−アルコール留分(ib)は340〜3
70℃の温度範囲(大気圧に換算して)で蒸留した留分
である特許請求の範囲第2項又は第3項に記載の製造方
法。 - (5)オレフィンヒドロホルミル化反応に用いるオレフ
ィンが実質的にC_8オレフィンであり、かつエーテル
−アルコール留分(ib)が式 C_8H_1_7−CH_2−O−CH(CH_2OH
)−C_9H_1_7の分子及びそれぞれの異性体を含
むものである特許請求の範囲第2項記載い製造方法。 - (6)エーテル−アルコール留分(ib)は15〜34
5℃の温度範囲(大気圧に換算して)で蒸留した留分で
ある特許請求の範囲第2項又は第5項に記載の製造方法
。 - (7)エーテル−アルコール留分(ib)は100〜2
20センチストークスの粘度を有する特許請求の範囲第
2項、第5項及び第6項のいずれか一項に記載の製造方
法。 - (8)エーテル−アルコール留分(ib)は0.5〜2
のカルボニル価(mgKOH/g)及び/又は0.1以
下の酸価(mgKOH/g)及び/又は1〜5のケン化
価(mgKOH/g)及び/又は160〜190のヒド
ロキシル価(mgKOH/g)を有するものである特許
請求の範囲第2項〜第7項のいずれか一項に記載の製造
方法。 - (9)エーテル留分(ia)は0.5〜2のカルボニル
価(mgKOH/g)及び/又は0.3以下の酸価(m
gKOH/g)及び/又は2〜7のケン化価(mgKO
H/g)及び/又は50以下のヒドロキシル価を有する
ものである特許請求の範囲第2項〜第8項のいずれか一
項に記載の製造方法。 - (10)工程(b)の混合物が15〜25重量%のエー
テル成分、45〜65重量%のエーテル−アルコール成
分、5〜25重量%のアセタール成分、2〜10重量%
のエーテル成分及び0〜5重量%のアルコール成分から
なる特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか一項に記
載の製造方法。 - (11)工程(b)の混合物が0.81〜0.87の比
重及び/又は240〜310℃の初留点及び310〜3
80℃の終留点の大気圧での蒸留特性及び/又は140
〜170℃の引火点及び/又は0.1〜0.4の酸価(
mgKOH/g)及び/又は8〜130のヒドロキシ価
(mgKOH/g)及び/又は5〜10のケン化価(m
gKOH/g)3〜6のカルボニル価(mgKOH/g
)及び/又は−30℃以下の流動点を有する特許請求の
範囲第1項〜第10項のいずれか一項に記載の製造方法
。 - (12)工程(c)の生成物混合物が0.81〜0.8
7の比重及び/又は240〜310℃の初留点及び31
0〜380の終留点の大気圧での蒸留特性及び/又は1
40〜170℃の引火点及び/又は0.05〜0.1の
酸価(mgKOH/g)及び/又は120〜140のヒ
ドロキシル価(mgKOH/g)及び/又は2〜4のケ
ン化価(mgKOH/g)及び/又は0.5〜2.0の
カルボニル値(mgKOH/g)及び/又は−30℃以
下の流動点を有する特許請求の範囲第1項〜第11項の
いずれか一項に記載の製造方法。 - (13)工程(b)が活性金属酸化物又は擬似金属酸化
物を触媒として用いて260〜380℃の温度でエーテ
ル、エーテル−アルコール及びアセタール成分からなる
混合物を接触スチームクラッキングしてエーテルに富む
重質生成物混合物及び軽質物質を形成する追加の混合物
(b′)を含み、ただし工程(c)は重質生成物混合物
について実施される特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 - (14)エーテル/エーテル−アルコールに富む組成物
(i)が少なくとも80重量%のエーテルからなる特許
請求の範囲第13項記載の製造方法。 - (15)オレフィンヒドロホルミル化反応に用いるオレ
フィンが実質的にC_9オレフィンでありかつ組成物(
i)が対称的であることもそうでないこともできる一般
式C_1_0H_2_1−O−C_1_0H_2_1の
エーテルからなる特許請求の範囲第13項又は第14項
に記載の製造方法。 - (16)組成物(i)が310〜370℃の温度範囲(
大気圧に換算して)で留出するものである特許請求の範
囲第15項記載の製造方法。 - (17)組成物(i)が0.5〜2.5のカルボニル価
(mgKOH/g)及び/又は1.0以下の酸価(mg
KOH/g)及び/又は5〜10のケン化価(mgKO
H/g)及び/又は50以下のヒドロキシル価(mgK
OH/g)を有する特許請求の範囲第13項〜第16項
のいずれか一項記載の製造方法。 - (18)オレフィンヒドロホルミル反応中に用いるオレ
フィンが実質的にC_8オレフィンでありかつ組成物(
i)が対称的であってもそうでなくてもよい一般式C_
9H_1_9−O−C_9H_1_9のエーテルからな
る特許請求の範囲第13、14及び17項のいずれか一
項に記載の製造方法。 - (19)組成物(i)が285〜345℃の温度範囲(
大気圧に換算して)で留出するものである特許請求の範
囲第18項記載の製造方法。 - (20)工程(b′)で形成した重質生成物混合物が4
5〜75重量%のエーテル成分、20〜35重量%のエ
ーテル−アルコール成分、1〜6重量%のアセタール成
分、0〜10重量%のアルコール/アルデヒド成分及び
0〜7重量%のエステル成分からなる特許請求の範囲第
13項〜第19項のいずれか一項に記載の製造方法。 - (21)工程(b′)で生成した重質生成物混合物が0
.81〜0.87の比重及び/又は240〜310℃の
初留点及び310〜380℃の終留点の大気圧での蒸留
特性及び/又は140〜170℃の引火点及び/又は−
30℃以下の流動点及び/又は20〜30のカルボニル
価(mgKOH/g)及び/又は2〜7の酸価(mgK
OH/g)及び/又は10〜20のケン化価(mgKO
H/g)及び/又は30〜50のヒドロキシル価(mg
KOH/g)を有する特許請求の範囲第13項〜第20
項のいずれか一項に記載の製造方法。 - (22)工程(c)の生成物混合物が0.81〜0.8
7の比重及び/又は240〜310℃の初留点及び31
0〜380℃の終留点の大気圧での蒸留特性及び/又は
140〜170℃の引火点及び/又は−30℃以下の流
動点及び/又は0.5〜3.0のカルボニル価(mgK
OH/g)及び/又は0.5〜2.0の酸価(mgKO
H/g)及び/又は5〜10のケン化価(mgKOH/
g)及び/又は70〜90のヒドロキシル価(mgKO
H/g)を有する特許請求の範囲第13項〜第21項の
いずれか一項に記載の製造方法。 - (23)工程(c)の生成物混合物が45〜75重量%
のエーテル成分、10〜35重量%のエーテル−アルコ
ール成分、1〜6重量%のアセタール成分、0.15重
量%のアルコール/アルデヒド成分及び0〜7重量%の
エステル成分からなる特許請求の範囲第13項〜第22
項のいずれか一項に記載の製造方法。 - (24)工程(b′)の触媒がアルミナである特許請求
の範囲第13項〜第23項のいずれか一項に記載の製造
方法。 - (25)工程(b′)がスチームと混合物とを0.1:
1〜2:1の重量比範囲で用い、及び/又は1〜10絶
対気圧の全圧で実施される特許請求の範囲第13項〜第
24項のいずれか一項に記載の製造方法。 - (26)工程(c)が220〜240℃の温度で実施さ
れる特許請求の範囲第1項〜第25項のいずれか一項に
記載の製造方法。 - (27)工程(c)が45〜65気圧で実施される特許
請求の範囲第1項〜第26項のいずれか一項に記載の製
造方法。 - (28)工程(c)が0.2〜2v/v/時間(水素化
触媒単位重量当り時間当りの液体混合物の流速)の空間
速度で実施される特許請求の範囲第1項〜第27項のい
ずれか一項に記載の製造方法。 - (29)空間速度が0.75〜1.25v/v/時間で
ある特許請求の範囲第28項記載の製造方法。 - (30)工程(c)の水素化触媒が銅−クロム酸化物又
は担持ニッケルからなる特許請求の範囲第1項〜第29
項のいずれか一項に記載の製造方法。 - (31)オレフィンヒドロホルミル化反応がオレフィン
を合成ガスで120〜190℃の温度でかつ150〜3
00気圧の圧力でコバルト含有触媒を用いてヒドロホル
ミル化すること及び水素化工程(a)の前に生成物混合
物から触媒を分離することによって実施される特許請求
の範囲第1項〜第30項のいずれか一項に記載の製造方
法。 - (32)特許請求の範囲第1項〜第31項のいずれか一
項に記載の製造方法によって製造されたエーテル/エー
テル−アルコールに富む組成物(i)、エーテルに富む
留分(ia)又はエーテル−アルコールに富む留分(i
b)。 - (33)特許請求の範囲第32項に記載の組成物(i)
又は留分(ia)又は(ib)の溶媒又は希釈剤として
、又は洗浄剤又は界面活性剤用前駆体としての用途。
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