JPS61192915A - 締付ナツト - Google Patents

締付ナツト

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Publication number
JPS61192915A
JPS61192915A JP19228385A JP19228385A JPS61192915A JP S61192915 A JPS61192915 A JP S61192915A JP 19228385 A JP19228385 A JP 19228385A JP 19228385 A JP19228385 A JP 19228385A JP S61192915 A JPS61192915 A JP S61192915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
resin
nut base
base
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP19228385A
Other languages
English (en)
Inventor
酒寄 潔
真一 岩崎
石田 陽造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPS61192915A publication Critical patent/JPS61192915A/ja
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は貯水槽の内部等に使用され、特に水に接触した
り発露現象のある液体周りに使用され。
管材の継手等にも使用される締付す7トに関する。
〔背景技術及び解決すべき事項〕
ボルト及びこれに螺合するナツトを用いて単位パネルを
締付ける貯水槽は広く知られているが。
いわゆる高湿度雰囲気中で用いるボルト及びナツトは耐
腐蝕性でなくてはならない、このためボルト及びチー2
トヘメツキ処理、クロメート処理を施したり、ステンレ
ス材料や合成樹脂材料で製造する等の手段が採られてい
る。しかし各種処理を行っても水中からの塩素ガスに起
因する錆の発生がさけられず、ステンレス材料でも錆を
生ずる。一方樹脂製単独のものにおいては機械強度が不
足するため工業的には所望の性能を得にくい。
本発明は上記車実を考慮し通常のナツト基体を用いて合
成樹脂で被覆された締付ナツトを得ることを目的として
いる。
〔発明の概要及び作用〕
本発明は締付ナツトの構造に係り、ナツト基体とこれを
被覆する合成樹脂を備えた締付用ナツトであって、前記
樹脂はナツト基体及びその前面部を覆い、かつナツト基
体の後面部には螺合されるボルト端がおさまる袋部を形
成し、この袋部の表面には螺合されるボルトの軸方向に
合せて断面三角形状の小突起(小突条)を多数形成した
ものである。
そしてその製造方法においては、ナツト基体の前面から
中子を螺合させかつ該中子の先端をナツト基体の後面か
ら突出させ、次いでナツト基体及びその前面部にはその
後面に袋状部を形成する区画をもつモールド内に装着し
、ナツト基体及び中子の温度を通常の成形温度より下げ
た状態で合成樹脂を該モールド内に充填してその樹脂を
硬化させ、その後中子をナツト基体から螺脱させ後面に
袋状部を形成させるものである。
本発明におけるナツトの1つの特徴は、ナツト基体の前
面まで合成樹脂で濱った点であって、この合成樹脂部が
あることにより締付時にナツト基体の合成樹脂からの離
脱を防止している。この樹脂部の形状も後述するように
特徴ある形状とすることが出来る。またナツト基体の後
面部には樹脂で袋部を形成してあり、この袋部の大きさ
はボルトが螺合された場合のボルト端がおさまる広さを
もっている。またこの袋部の外周は締付時のおさえ部と
するようボルトの軸方向に向けて断面三角形状の小突起
を多数形成してあり、おさえやすいように一般には12
ケの小突起が形成されている。
そして、合成樹脂の充填を行う工程ではモールドその他
の温度を比較的高くすべきであると言われており、本発
明ではモールド自体、ナツト基体等の温度は合成樹脂の
種類によって異なるが、例えばポリアミド樹脂(6,6
−ナイロン)の場合には70〜80℃程度で使用される
のが一般的ではある。しかし本発明者らはナツト基体及
び中子の温度はこれより低く制限され5〜45℃程度に
おいて製造に供されるのがよいことを確認した。
さらに付言すれば一般に合成樹脂の射出成形等において
は品質及び製品の外観上の点からモールドや中子はなる
べく高温にしておくのが推奨される。これは充填された
樹脂の流れや硬化速度を均一にしようとするものである
。しかし本発明者らはこの考え方を逆に利用したもので
あって、ナツト基体と中子との間は樹脂が流れることは
好ましくないので中子等を低温にしておき、樹脂の侵入
を防止すべきであることを認めた。
実験の結果 ナイロン樹脂を使用した場合ナツト基体の
温度が80℃の場合は樹脂のこの間への侵入が多く、中
子をこのナツトから螺脱するのが困難であったが、中子
等を前記した低温域として保持しておけば樹脂の侵入が
極めて少なく螺脱が容易になった。
本発明においては使用される合成樹脂は特に限定される
ものではなく、強度上(締付時等の)の問題から必要な
樹脂が選択される。ここで例示すればポリアミド系、エ
ステル系、エーテル系、スルフォン系、スルフィド系の
各種合成樹脂等が挙げられ、具体的には6.6−ナイロ
ン、6−ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェ
ニレンオキサイド、ポリオキシメチレン、ポリエーテル
スルフォン、ポリスルフォン、ポリフェニレンスルフィ
ド等があるがこれには限定されないことは勿論である。
これらの合成樹脂は液状に溶融してモールド内に充填さ
れることになるが、樹脂によってモールドや中子等の適
温があり、一般にはポリアミド系では80〜100℃、
エステル系では60〜lOO℃、エーテル系では70〜
100℃、スルフォン系では140〜180℃、スルフ
ィド系では110〜150℃に設定されるのが通常であ
るが、本発明者らは中子、ナツト基体をこれよりも著し
く低温で樹脂を充填することが必要であり、ポリアミド
系では50℃以下(好ましくは25〜45℃)、エステ
ル系では60℃以下(好ましくは25〜50℃)、エー
テル系では55℃以下(好ましくは25〜45℃)、ス
ルフォン系では110℃以下(好ましくは25から10
0℃)、スルフィド系では110℃以下(好ましくは2
5〜100℃)とするのが良いことを見いだした。
これらの樹脂の中では入手のしやすさ、価格等及び強度
の面からみてポリアミド樹脂(ナイロン樹脂)が望まし
く、また樹脂中への充填剤等は必要に応じて選択可能で
あり、例えばガラスファイバー、カーボンファイバー、
ミルドファイバー、ポリアラミドH&雄、炭素繊維等が
使用される。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の締付ナラ)Aの一部切欠き側面図であ
り、第2図は右側面図、第3図は左側面図を示す。
図中符号lはナフト基体であり、ナイロン樹脂2がこれ
を被覆している。このナツト基体lは外・−が六角形と
なっており、内面は雌ねじ3が切り七ある。ナイロン樹
脂2はこのナツト基体1の前面を覆う折曲部4へ連結さ
れており、かつナツト基体lの後面には袋状部5が形成
されている。
この袋状部5はボルト(図示省略)が螺合された場合の
ボルト端がおさまる広さである。この袋状部5の内周は
ナツト基体lの内面の雌ねじ3と連続する雌ねじ部とし
てもよい、また袋状部5の外周はナツト締付時のおさえ
部としてもよく1図においては断面三角形状の小突起6
が多数形成しである。
前記折曲部4は2図のようにナツト基体lの内面の雌ね
じ3に向けて段部7を設けておくか、第4図に示すよう
にこの部分をテーパー8として雌ねじ3にかけて薄肉と
するのがよい、これは図示はしないがボルトを螺合した
際に使用するパツキン材のおさまりを考慮したものであ
る。これがないと締付後パツキン材が外側に膨出して外
観を著しくそこなうことになる。
図においての例ではナツト基体1はM12六角ナツトで
あり、このナイロン樹脂2による最大部の直系Rは30
mm、折曲部4の内径rは14mm。
直系R部の長さLは7■、折曲部4の厚さWは1〜3m
mである。またナツト基体1の後面部に形成する袋状部
5の実質直径は18.9ms+、三角形の突起6は高さ
が111mで袋状部5の周囲に12個連続して形成しで
ある。
なお、袋状部5の深さdは15mmであり、その内周に
はナツト基体lの内周と連続して雌ねじが切っである。
又この全長LOは27〜29m膳としである。勿論これ
らの寸法は使用される条件、要求性能によって異なるこ
とは当然であり、樹脂の種類や肉厚、ナツト基体等はそ
れによって任意に選択できる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明の締付ナツトは一般に応〈用い
られているナツト部材をその基体とするものであり、こ
れに樹脂を被覆したので錆の発生°防止は勿論のこと強
度的に各種目的に充分耐えることができる。
このように構成された締付ナラ)Aについて強度テスト
を実施したが、この結果を第1表に示す。
実験例1及び2は本発明のナツトに係り、第1図に示す
ものと同形である0例1は折曲部4の厚さWを1mmと
し、例2は31としである。また例3はこれをゼロとし
例4はナイロン樹脂製のナツトである。
第1表 第1表に示すように本発明のナツトに係る実験例1及び
2は破壊強度が極めて高く、ナツトが破壊する以前に使
用したボルトの方が破損してしまう、又折曲部が存在し
ないもの(実験例3)ではトルクが500KgeC層を
越した時点でナイロン樹脂中よりナツト基体が抜は出し
、使用限度がシビアな場合には適用不能である。一般に
組立貯水槽に使用する場合には800Kg−01以上が
要求されるがこれには全く使用不可能である。また実験
例4で分るようにナイロン樹脂単独のナツトは更に強度
が弱いことが判明した。
以上説明した如く本発明は一般に広く用いられているナ
ツト基体に樹脂で被覆した締付ナツトに係り、防錆の効
果は勿論強度も向上する優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明の締付ナツトの一部切欠き側面図、
第2図は第1図のナツトの右側面図、第3図はその左側
面図、第4図は本第1発明のナツトの別個を示す第1r
l!Jと同様の側面図である。 l・・・・・・ナンド基体、 2・・・・・・合成樹脂、 4・・・・・・樹脂の折曲部、 5・・・・・・樹脂の袋状部、 6・・・・・・突起。 8・・・・・・テーパー折曲部。 特許出願人  株式会社ブリデストン 第1図 Δ 第2図      第3図 第

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ナット基体とこれを被覆する合成樹脂とを備えた締付用
    ナットであって、前記合成樹脂はナット基体及びその前
    面部を覆い、かつナット基体の後面部には螺合されるボ
    ルト端がおさまる袋部を形成し、かつこの袋部の表面に
    は螺合されるボルトの軸方向に合せて断面三角形状の小
    突起を多数形成したことを特徴とする締付ナット。
JP19228385A 1985-08-31 1985-08-31 締付ナツト Pending JPS61192915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19228385A JPS61192915A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 締付ナツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19228385A JPS61192915A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 締付ナツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61192915A true JPS61192915A (ja) 1986-08-27

Family

ID=16288699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19228385A Pending JPS61192915A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 締付ナツト

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JP (1) JPS61192915A (ja)

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