JPS6119187B2 - - Google Patents
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- JPS6119187B2 JPS6119187B2 JP54026775A JP2677579A JPS6119187B2 JP S6119187 B2 JPS6119187 B2 JP S6119187B2 JP 54026775 A JP54026775 A JP 54026775A JP 2677579 A JP2677579 A JP 2677579A JP S6119187 B2 JPS6119187 B2 JP S6119187B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B5/00—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
- H04B5/20—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium
- H04B5/28—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium using the near field of leaky cables, e.g. of leaky coaxial cables
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一定走行路上を移動する移動体と地上
固定設備(以下地上局という)間の情報信号の伝
送装置に関するもので、特に誘導結合による非接
触形態で交差形平行3線式誘導線を用い走行路の
任意地点で移動体から地上局へまたはその逆の情
報伝送を自由に行うと共に、地上局では移動体の
走行路を区分した区間への進入、進出と存在区間
の検出が可能であり、移動局では移動体の位置の
自己検知ができることが特長である。
固定設備(以下地上局という)間の情報信号の伝
送装置に関するもので、特に誘導結合による非接
触形態で交差形平行3線式誘導線を用い走行路の
任意地点で移動体から地上局へまたはその逆の情
報伝送を自由に行うと共に、地上局では移動体の
走行路を区分した区間への進入、進出と存在区間
の検出が可能であり、移動局では移動体の位置の
自己検知ができることが特長である。
従来の上記目的の伝送装置には特定地点のみで
情報信号の伝送を行う定点式(断続制御式ともい
う)と走行路上の任意地点において情報信号の伝
送が可能な連続式の2つの方式のいずれかゞ用い
られている。この2つの方式共主として電磁誘導
が利用されているが定点式にはたとえば情報送出
側には情報内容に対してあらかじめ設定してある
周波数で鋭く共振するたとえばインダクタンスL
と容量Cで構成した共振回路を、情報検知側には
この共振回路と結合するループコイルと増幅器に
よるループ回路をそれぞれ設けてループコイルに
上記共振回路が結合したときループ回路は帰還発
振回路を構成し帰還発振回路の発振の条件として
よく知られているμβ1(こゝでμは回路内の
増幅器の無帰還時の増幅度、βは帰還率であ
る。)および帰還位相角=0の条件を満して共
振回路の共振周波数すなわち情報の種類に対応し
た周波数の発振が行われる。そして情報検知側で
は別に設けた発振周波数選別検知回路で発振周波
数を検出し情報を受信するものがある。また連続
式では伝送路に軌道あるいは走行路に沿つて展張
した平行2線式誘導線を用い、情報送出側は低周
波または誘導無線周波帯の搬送波を音声周波(ト
ーン)の信号やパルスで変調し、あるいは情報に
対応した符号化を行つて直接変調形式または副搬
送波変調形式によつて変調した出力を発生する送
信機にて情報送出を行い、情報受信側は伝送路か
ら情報を受信検知する受信機を設けて情報伝送を
行うものがある。
情報信号の伝送を行う定点式(断続制御式ともい
う)と走行路上の任意地点において情報信号の伝
送が可能な連続式の2つの方式のいずれかゞ用い
られている。この2つの方式共主として電磁誘導
が利用されているが定点式にはたとえば情報送出
側には情報内容に対してあらかじめ設定してある
周波数で鋭く共振するたとえばインダクタンスL
と容量Cで構成した共振回路を、情報検知側には
この共振回路と結合するループコイルと増幅器に
よるループ回路をそれぞれ設けてループコイルに
上記共振回路が結合したときループ回路は帰還発
振回路を構成し帰還発振回路の発振の条件として
よく知られているμβ1(こゝでμは回路内の
増幅器の無帰還時の増幅度、βは帰還率であ
る。)および帰還位相角=0の条件を満して共
振回路の共振周波数すなわち情報の種類に対応し
た周波数の発振が行われる。そして情報検知側で
は別に設けた発振周波数選別検知回路で発振周波
数を検出し情報を受信するものがある。また連続
式では伝送路に軌道あるいは走行路に沿つて展張
した平行2線式誘導線を用い、情報送出側は低周
波または誘導無線周波帯の搬送波を音声周波(ト
ーン)の信号やパルスで変調し、あるいは情報に
対応した符号化を行つて直接変調形式または副搬
送波変調形式によつて変調した出力を発生する送
信機にて情報送出を行い、情報受信側は伝送路か
ら情報を受信検知する受信機を設けて情報伝送を
行うものがある。
しかし定点式では情報伝達位置の間隔が大き
く、移動体の通過頻度が小さい場合には走行路上
の設備が経済的であるが逆に移動体の数が多くか
つ移動体の間隔が小さい場合には地上設備費は急
速に増大する。また多数の移動体を自特走行制御
する場合には特に多数の固定地点にて情報の授受
が必要となるためこの方式の地上設備費はさらに
高価なものとなる。他方連続式でも伝送路を含む
送受信機器が高価であるから移動体の数が多く移
動体間隔が小さい場合は地上設備の送信機や受信
機の所要数が増加して地上設備費が著しく高価に
なるという問題がある。さらに近年実用化されつ
つあるゴムタイヤを使用した車両では軌道は伝送
線に利用できないこと、移動体間隔を小さくした
自動走行制御では地上局と各移動体間の情報量は
従来に比べて著しく増大しているので従来の定点
式および連続式ではいずれも機能および経済性の
面で好ましくないものになりつつある。
く、移動体の通過頻度が小さい場合には走行路上
の設備が経済的であるが逆に移動体の数が多くか
つ移動体の間隔が小さい場合には地上設備費は急
速に増大する。また多数の移動体を自特走行制御
する場合には特に多数の固定地点にて情報の授受
が必要となるためこの方式の地上設備費はさらに
高価なものとなる。他方連続式でも伝送路を含む
送受信機器が高価であるから移動体の数が多く移
動体間隔が小さい場合は地上設備の送信機や受信
機の所要数が増加して地上設備費が著しく高価に
なるという問題がある。さらに近年実用化されつ
つあるゴムタイヤを使用した車両では軌道は伝送
線に利用できないこと、移動体間隔を小さくした
自動走行制御では地上局と各移動体間の情報量は
従来に比べて著しく増大しているので従来の定点
式および連続式ではいずれも機能および経済性の
面で好ましくないものになりつつある。
本発明はゴムタイヤを使用した複数移動体を走
行させあるいは移動体の相互間隔が小さいときも
連続式の情報信号の伝送を行うに適する装置であ
り、特に情報送出装置が簡略化されておりしかも
移動体の区間検出を併せて行えるので設備費が低
廉になるなどの特長がある。以下本発明を実施例
によつて詳しく説明する。
行させあるいは移動体の相互間隔が小さいときも
連続式の情報信号の伝送を行うに適する装置であ
り、特に情報送出装置が簡略化されておりしかも
移動体の区間検出を併せて行えるので設備費が低
廉になるなどの特長がある。以下本発明を実施例
によつて詳しく説明する。
第1図は本発明に用いる誘導線と結合ループコ
イルの構成原理図である。図中の1,1′,2は
平行3線式誘導線、3,4は(結合用)変成器、
5は誘導線の終端抵抗器、6,7は結合用ループ
コイル、CSは誘導結合区間である。第1図aの
ように1,1′,2の誘導線はたとえば30cmの一
定間隔で同一平面に展張する。また結合用変成器
(T1)3は誘導線2の一端と変成器(T2)4の1次
側中点間に、結合用変成器(T4)4は誘導線1と
1′の一端間にそれぞれ接続し、各誘導線のもう
一方の端には終端抵抗器5を接続する。第1図b
に示した結合ループコイル6は交差形の例で、こ
のときコイル6は破線で示した誘導線と結合して
図aの実線矢印方向の電流によつて誘起電圧を発
生する(換言すれば誘導線と結合する)、しかし
破線矢印方向の電流によつては相殺され誘起電圧
はゼロすなわち誘導線との結合はない。また結合
ループコイル7はループコイル6とは逆に破線矢
印方向の電流に対しては結合され、実線矢印方向
の電流に対しては結合がないという特性をもつて
いる。従つて第1図から容易に理解されるように
結合用変成器3の入力は結合ループ6に出力
′を発生して誘導結合による信号の伝達が行わ
れ、結合用変成器4の入力は結合ループ7に出
力′を発生して信号の伝達が行われる。また
,両入力による電流の位相はそれぞれ図の
実線矢印と破線矢印のようであり、結合ループコ
イル6と7は一方が交差形他方が非交差形で同等
寸法形状であるから結合がなく、−′と−
′間の結合損失は誘導線の区間長CSの大さ、信
号周波数等によつて相違があるが約60dBが得ら
れる。なお本説明では結合コイル6と7にはルー
プコイルを用いているが、これは磁性心(バー)
コイルでもよく、コイル6と7は重ね合せて置く
こともできる。また−′と−′間の結合抑
圧をさらに強化するために結合用変成器3,4の
接続部分と端子間や終端抵抗器5に平衡用可変抵
抗器を接続し、あるいは各誘導線間に平衡用コン
デンサを接続するなど公知の平衡手段を施してお
くものとする。このようにして誘導線のCS区間
を平行3線誘導線路として結合コイル6および7
それぞれに対する信号伝送路を構成することがで
きる。
イルの構成原理図である。図中の1,1′,2は
平行3線式誘導線、3,4は(結合用)変成器、
5は誘導線の終端抵抗器、6,7は結合用ループ
コイル、CSは誘導結合区間である。第1図aの
ように1,1′,2の誘導線はたとえば30cmの一
定間隔で同一平面に展張する。また結合用変成器
(T1)3は誘導線2の一端と変成器(T2)4の1次
側中点間に、結合用変成器(T4)4は誘導線1と
1′の一端間にそれぞれ接続し、各誘導線のもう
一方の端には終端抵抗器5を接続する。第1図b
に示した結合ループコイル6は交差形の例で、こ
のときコイル6は破線で示した誘導線と結合して
図aの実線矢印方向の電流によつて誘起電圧を発
生する(換言すれば誘導線と結合する)、しかし
破線矢印方向の電流によつては相殺され誘起電圧
はゼロすなわち誘導線との結合はない。また結合
ループコイル7はループコイル6とは逆に破線矢
印方向の電流に対しては結合され、実線矢印方向
の電流に対しては結合がないという特性をもつて
いる。従つて第1図から容易に理解されるように
結合用変成器3の入力は結合ループ6に出力
′を発生して誘導結合による信号の伝達が行わ
れ、結合用変成器4の入力は結合ループ7に出
力′を発生して信号の伝達が行われる。また
,両入力による電流の位相はそれぞれ図の
実線矢印と破線矢印のようであり、結合ループコ
イル6と7は一方が交差形他方が非交差形で同等
寸法形状であるから結合がなく、−′と−
′間の結合損失は誘導線の区間長CSの大さ、信
号周波数等によつて相違があるが約60dBが得ら
れる。なお本説明では結合コイル6と7にはルー
プコイルを用いているが、これは磁性心(バー)
コイルでもよく、コイル6と7は重ね合せて置く
こともできる。また−′と−′間の結合抑
圧をさらに強化するために結合用変成器3,4の
接続部分と端子間や終端抵抗器5に平衡用可変抵
抗器を接続し、あるいは各誘導線間に平衡用コン
デンサを接続するなど公知の平衡手段を施してお
くものとする。このようにして誘導線のCS区間
を平行3線誘導線路として結合コイル6および7
それぞれに対する信号伝送路を構成することがで
きる。
第2図は本発明装置の構成例図である。図中の
2点鎖線から上側は情報信号送出側の装置、下側
は情報信号受信側の装置をそれぞれ示している。
1,1′,2,3,4,5,6,7は第1図と共
通で、8は増幅器(AMP)、9は周波数選択回路
でこの周波数選択回路9を、またはこれに増幅器
8を付加したものを情報信号送出器と呼ぶことに
する。10は帰還位相回路、11は情報信号検出
器、91(91−1〜91−n)はスイツチ、9
2(92−1〜92−n)は電気的機械共振子の
ような高Q共振子または共振回路、93(93−
1〜93−n)は位相シフタ(移相器)、111
(111−1〜111−n)は帯域波器
(BPF)、112(112−1〜112−n)は増
幅器(AMP)、113(113−1〜113−
n)は検波器(D)である。またA,B,C,Dは
CS区間をさらに分割した小区間、Diは情報入
力、D01〜D0oは情報出力、dはこの例ではCS区
間への移動体の進入、進出の検出出力、pは小区
間検出出力とする。なお帰還位相回路10の具体
的な構成例を示したものが第3図で、101およ
び103は増幅と振幅制限回路(A・L)、10
2は位相弁別器(PD)、104は位相シフタ
(PS)、105は低域波器を含む方形波変換器
(ST)、106,107はアナログゲート(また
はアナログスイツチ)、108は合成器、109
は増幅器(AMP)、110は検波器(D)、114は
デイジタルゲートである。
2点鎖線から上側は情報信号送出側の装置、下側
は情報信号受信側の装置をそれぞれ示している。
1,1′,2,3,4,5,6,7は第1図と共
通で、8は増幅器(AMP)、9は周波数選択回路
でこの周波数選択回路9を、またはこれに増幅器
8を付加したものを情報信号送出器と呼ぶことに
する。10は帰還位相回路、11は情報信号検出
器、91(91−1〜91−n)はスイツチ、9
2(92−1〜92−n)は電気的機械共振子の
ような高Q共振子または共振回路、93(93−
1〜93−n)は位相シフタ(移相器)、111
(111−1〜111−n)は帯域波器
(BPF)、112(112−1〜112−n)は増
幅器(AMP)、113(113−1〜113−
n)は検波器(D)である。またA,B,C,Dは
CS区間をさらに分割した小区間、Diは情報入
力、D01〜D0oは情報出力、dはこの例ではCS区
間への移動体の進入、進出の検出出力、pは小区
間検出出力とする。なお帰還位相回路10の具体
的な構成例を示したものが第3図で、101およ
び103は増幅と振幅制限回路(A・L)、10
2は位相弁別器(PD)、104は位相シフタ
(PS)、105は低域波器を含む方形波変換器
(ST)、106,107はアナログゲート(また
はアナログスイツチ)、108は合成器、109
は増幅器(AMP)、110は検波器(D)、114は
デイジタルゲートである。
まず第2図において2点鎖線より下側は地上局
の情報信号受信設備であるが、帰還位相回路10
の出力は結合変成器3を経て交差形平行3線誘導
線に信号電流を流す。この誘導線の他端は終端抵
抗器5で終端し、誘導線1と1′で構成される交
差形平行2線誘導線に第1図aのように相反方向
に流れる信号電流は変成器4を経て帰還位相回路
10に入力する。前記のように3線式誘導線への
変成器3よりの入力と交差形平行2線誘導線の変
成器4の出力間の結合損失(M0とする)は約
60dBあるので、10−3−M0−4−10で構成
されるループ回路では帰還位相回路10の利得μ
とループ回路の帰還率β1の間にμβ1<1で帰
還位相≠0を成立させることができ、このとき
10−3−M0−4−10のループ回路では帰還
発振は発生しない。
の情報信号受信設備であるが、帰還位相回路10
の出力は結合変成器3を経て交差形平行3線誘導
線に信号電流を流す。この誘導線の他端は終端抵
抗器5で終端し、誘導線1と1′で構成される交
差形平行2線誘導線に第1図aのように相反方向
に流れる信号電流は変成器4を経て帰還位相回路
10に入力する。前記のように3線式誘導線への
変成器3よりの入力と交差形平行2線誘導線の変
成器4の出力間の結合損失(M0とする)は約
60dBあるので、10−3−M0−4−10で構成
されるループ回路では帰還位相回路10の利得μ
とループ回路の帰還率β1の間にμβ1<1で帰
還位相≠0を成立させることができ、このとき
10−3−M0−4−10のループ回路では帰還
発振は発生しない。
次に2点鎖線より上側は移動体の情報信号送出
設備で、その情報信号送出器9ではループコイル
6よりの入力が原情報Diによつて閉じられたス
イツチ91−1〜91−n中の1つを通つて高Q
共振子92−1〜92−nの1つに入力し、たと
えばこれを92−1とすれば原情報Diに対応し
たf1波が抽出され次段の位相シフタ(PS)93−
1に送入される。PS93−1については後にも
説明するが、その出力は増幅器8で増幅した後ル
ープコイル7に出力する。このループコイル6と
7は重ね合うように置いても結合は殆んどなくそ
の結合損失は約60dBに達する。従つて増幅器8
の利得μ′と8−7−6−9−8で構成されるル
ープ回路の帰還率β′の間にμ′β′<1が成立す
るように設定することが可能でこのときこのルー
プ回路は発振しない。
設備で、その情報信号送出器9ではループコイル
6よりの入力が原情報Diによつて閉じられたス
イツチ91−1〜91−n中の1つを通つて高Q
共振子92−1〜92−nの1つに入力し、たと
えばこれを92−1とすれば原情報Diに対応し
たf1波が抽出され次段の位相シフタ(PS)93−
1に送入される。PS93−1については後にも
説明するが、その出力は増幅器8で増幅した後ル
ープコイル7に出力する。このループコイル6と
7は重ね合うように置いても結合は殆んどなくそ
の結合損失は約60dBに達する。従つて増幅器8
の利得μ′と8−7−6−9−8で構成されるル
ープ回路の帰還率β′の間にμ′β′<1が成立す
るように設定することが可能でこのときこのルー
プ回路は発振しない。
さて誘導線のCS区間で2つのループコイルの
うちループコイル6は前記のように平行3線式誘
導線と結合し、ループコイル7は交差形平行2線
式誘導線の電流と結合するが、いまM1をループ
コイル6と平行3線式誘導線間の結合損失、M2
をループコイル7と交差形平行2線式誘導線間の
結合損失とすれば、情報信号の送出設備と受信設
備による帰還ループ回路8−7−M2−4−10
−3−M1−6−9−8(これを主ループ回路8
−8と呼ぶ)において8と10は利得μ′とμを
与え、その他の部分でループ帰還率が決まる。上
記のように μ′β′<1 (1) μβ1<1 (2) であるが、上記8−8主ループ回路では(変成器
3,4、回路9中の92,93内の損失は無視す
る)M1×M2=β2とおいて μμ′β21 (3) を満足させることができ、主ループ回路では発振
条件が成立する。このときループ回路の回路素子
が固有の移相量を持つているので帰還位相=00
を一般に満足しない。そこでループ回路中の位相
シフタ93で各周波数毎に位相補正を行いf1〜f
oの情報別各設定周波数にて=00を満足させ
る。実測例で示すとM1,M2が共に約40dBの損
失、β1,β′は約60dBの損失で(1)、(2)、(3)の条
件を満足させるにはμおよびμ′は40〜60dBとす
ることが必要である。
うちループコイル6は前記のように平行3線式誘
導線と結合し、ループコイル7は交差形平行2線
式誘導線の電流と結合するが、いまM1をループ
コイル6と平行3線式誘導線間の結合損失、M2
をループコイル7と交差形平行2線式誘導線間の
結合損失とすれば、情報信号の送出設備と受信設
備による帰還ループ回路8−7−M2−4−10
−3−M1−6−9−8(これを主ループ回路8
−8と呼ぶ)において8と10は利得μ′とμを
与え、その他の部分でループ帰還率が決まる。上
記のように μ′β′<1 (1) μβ1<1 (2) であるが、上記8−8主ループ回路では(変成器
3,4、回路9中の92,93内の損失は無視す
る)M1×M2=β2とおいて μμ′β21 (3) を満足させることができ、主ループ回路では発振
条件が成立する。このときループ回路の回路素子
が固有の移相量を持つているので帰還位相=00
を一般に満足しない。そこでループ回路中の位相
シフタ93で各周波数毎に位相補正を行いf1〜f
oの情報別各設定周波数にて=00を満足させ
る。実測例で示すとM1,M2が共に約40dBの損
失、β1,β′は約60dBの損失で(1)、(2)、(3)の条
件を満足させるにはμおよびμ′は40〜60dBとす
ることが必要である。
次に上記の説明では交差形平行2線誘導線と移
動体のループコイル7とのA〜D区間上における
結合による変成器4の出力の位相については触れ
なかつたが、ループコイル7がAまたはC区間に
あるときの出力とBまたはD区間にあるときの出
力には明らかに180゜すなわちπ相の差異があ
る。従つていずれの区間にループコイル7が結合
していても発振条件の1つの位相=0を満すた
め帰還位相回路10は次のように動作する。第2
図において結合変成器4の2次側の2つのコイル
41と42の出力はπ相の位相差を持ち第3図に
示すような帰還位相回路10に導かれる。
動体のループコイル7とのA〜D区間上における
結合による変成器4の出力の位相については触れ
なかつたが、ループコイル7がAまたはC区間に
あるときの出力とBまたはD区間にあるときの出
力には明らかに180゜すなわちπ相の差異があ
る。従つていずれの区間にループコイル7が結合
していても発振条件の1つの位相=0を満すた
め帰還位相回路10は次のように動作する。第2
図において結合変成器4の2次側の2つのコイル
41と42の出力はπ相の位相差を持ち第3図に
示すような帰還位相回路10に導かれる。
まず2次コイル41の出力は増幅と振幅制限回
路(A・L)101およびアナログゲート106
に入力する。A・L101では増幅と振幅制限を
行つて一定レベルの出力を位相弁別器PD102
の1入力とする。PD102のもう1つの入力に
ついては後述するが、PD102の出力は次段の
方形波変換器105において低域波器に通じた
後方形波に変換され、アナログゲート106およ
び107にゲート信号として送り出される。この
ときたとえばPD102の2つの入力信号が同位
相ならアナログゲート106をオンに107をオ
フにする。また2入力信号が逆相ならアナログゲ
ート106をオフに107をオンにする。このア
ナログゲート107には変成器4の2次コイルの
1つ42からの信号すなわち2次コイル41より
の信号と逆相(π相異る)の信号が入力され、ア
ナログゲート106および107がそれぞれオン
となつたとき上記41,42よりの入力は次段の
合成器108に送り込まれ、合成された出力は増
幅器(AMP)109に送入される。AMP109
の出力は変成器3に送出すると共に、位相シフタ
104を通じてA・L103にも入力して一定振
幅レベルに制限されたその出力は上記PD102
のもう1つの入力となることになる。
路(A・L)101およびアナログゲート106
に入力する。A・L101では増幅と振幅制限を
行つて一定レベルの出力を位相弁別器PD102
の1入力とする。PD102のもう1つの入力に
ついては後述するが、PD102の出力は次段の
方形波変換器105において低域波器に通じた
後方形波に変換され、アナログゲート106およ
び107にゲート信号として送り出される。この
ときたとえばPD102の2つの入力信号が同位
相ならアナログゲート106をオンに107をオ
フにする。また2入力信号が逆相ならアナログゲ
ート106をオフに107をオンにする。このア
ナログゲート107には変成器4の2次コイルの
1つ42からの信号すなわち2次コイル41より
の信号と逆相(π相異る)の信号が入力され、ア
ナログゲート106および107がそれぞれオン
となつたとき上記41,42よりの入力は次段の
合成器108に送り込まれ、合成された出力は増
幅器(AMP)109に送入される。AMP109
の出力は変成器3に送出すると共に、位相シフタ
104を通じてA・L103にも入力して一定振
幅レベルに制限されたその出力は上記PD102
のもう1つの入力となることになる。
さていま移動体のループコイル7がA区間にあ
つて1,1′誘導線と結合しているとすれば、第2
図から明らかなように交差が存在しないから増幅
器109の出力は結合変成器3を経て1,1′,
2の3線に信号電流を流す、これはループコイル
6によつてピツクアツプされ、その誘導受信出力
は周波数選択回路9のいずれか1つがオンとなつ
ているスイツチ、いまこれを91−1とすればこ
れを通じて共振子92−1に入力する。こゝでは
入力信号中の周波数f1波成分を抽出し次段の位相
シフタ93−1に通じた後増幅器8にて増幅しル
ープコイル7に供給される。ループコイル7は交
差形誘導線1,1′と結合しその誘導出力は変成
器4から出力されるが、2次コイル41の出力は
増幅と振幅制限回路(A・L)101を経て位相
弁別器PD102に入力する。他方このPD102
にはAMP109の出力がPS104、A・L10
3を経て入力している。ところで位相シフタPS
93のそれぞれには8−8の主ループ回路にて帰
還位相=0を満足させるように位相補正を設定
してあるから、PS104ではPD102への2入
力がたとえば同相になるように補正する。このよ
うにすれば前記のように同相ではアナログゲート
106がオンとなつてコイル41の出力は合成器
108、AMP109を経て変成器3に出力され
る。従つて1区間では=0が満足され発振す
る。
つて1,1′誘導線と結合しているとすれば、第2
図から明らかなように交差が存在しないから増幅
器109の出力は結合変成器3を経て1,1′,
2の3線に信号電流を流す、これはループコイル
6によつてピツクアツプされ、その誘導受信出力
は周波数選択回路9のいずれか1つがオンとなつ
ているスイツチ、いまこれを91−1とすればこ
れを通じて共振子92−1に入力する。こゝでは
入力信号中の周波数f1波成分を抽出し次段の位相
シフタ93−1に通じた後増幅器8にて増幅しル
ープコイル7に供給される。ループコイル7は交
差形誘導線1,1′と結合しその誘導出力は変成
器4から出力されるが、2次コイル41の出力は
増幅と振幅制限回路(A・L)101を経て位相
弁別器PD102に入力する。他方このPD102
にはAMP109の出力がPS104、A・L10
3を経て入力している。ところで位相シフタPS
93のそれぞれには8−8の主ループ回路にて帰
還位相=0を満足させるように位相補正を設定
してあるから、PS104ではPD102への2入
力がたとえば同相になるように補正する。このよ
うにすれば前記のように同相ではアナログゲート
106がオンとなつてコイル41の出力は合成器
108、AMP109を経て変成器3に出力され
る。従つて1区間では=0が満足され発振す
る。
次に移動体が移動してループコイル7がB区間
と結合状態にあるとすれば、B区間と変成器4の
間に交差が1つ存在し変成器4の入力電流の位相
は移動体のB区間に進入と同時にπラジアン位相
するから、PD102の2入力は逆相すなわち2
入力間の位相差はπラジアンとなる。このためア
ナログゲート107がオンとなつてコイル41と
πラジアン位相の異るコイル42の出力が合成器
108、AMP109を経て変成器3とPD102
に送られる。従つてこのB区間では誘導線1,
1′の交差によつて変成器4の1次側電流の位相
はA区間の場合に比べてπ相移相するが、コイル
42でさらにπ相移相するので=0が満足され
発振する。以下同様にして発振がA、B、C、D
の各区間で成立するが、その区間から変成器4の
入力までの誘導線1,1′の交差の数がゼロまた
は偶数のときは変成器4の2次コイル41の出力
が、また交差の数が奇数のときは2次コイル42
の出力がそれぞれ帰還ループ回路を構成する。な
お位相シフタPS104の移相量は交差形平行3
線誘導線1,1′,2とループコイル6の結合、
情報信号送出器9、ループコイル7と誘導線1,
1′の結合の経路における移相量にほゞ等しい。
このように各区間において帰還位相を弁別し8−
8の主ループ回路の帰還位相角=0を満足させ
る位相制御が行われる。そこで発振時にはAMP
109の出力が安定発振状態において得られるあ
る一定レベルを超過したときすなわちスライスレ
ベル以上のときのみ出力を発出する信号検波器1
10を動作させて検波出力dを発生させる。この
d出力はCS区間内に移動体が存在することの検
出になる。また方形波変換器ST105からはA
〜D区間において隣接区間毎に変わる2値の出力
が得られ、d出力がある限りゲート114を通過
するから、3以上の複数区間があればこの出力p
をカウンタで計数することにより移動体の存在す
る区間の絶対番地コードが得られる。この出力p
によつて移動体の番地コードを求める手段は公知
であるから省略する。
と結合状態にあるとすれば、B区間と変成器4の
間に交差が1つ存在し変成器4の入力電流の位相
は移動体のB区間に進入と同時にπラジアン位相
するから、PD102の2入力は逆相すなわち2
入力間の位相差はπラジアンとなる。このためア
ナログゲート107がオンとなつてコイル41と
πラジアン位相の異るコイル42の出力が合成器
108、AMP109を経て変成器3とPD102
に送られる。従つてこのB区間では誘導線1,
1′の交差によつて変成器4の1次側電流の位相
はA区間の場合に比べてπ相移相するが、コイル
42でさらにπ相移相するので=0が満足され
発振する。以下同様にして発振がA、B、C、D
の各区間で成立するが、その区間から変成器4の
入力までの誘導線1,1′の交差の数がゼロまた
は偶数のときは変成器4の2次コイル41の出力
が、また交差の数が奇数のときは2次コイル42
の出力がそれぞれ帰還ループ回路を構成する。な
お位相シフタPS104の移相量は交差形平行3
線誘導線1,1′,2とループコイル6の結合、
情報信号送出器9、ループコイル7と誘導線1,
1′の結合の経路における移相量にほゞ等しい。
このように各区間において帰還位相を弁別し8−
8の主ループ回路の帰還位相角=0を満足させ
る位相制御が行われる。そこで発振時にはAMP
109の出力が安定発振状態において得られるあ
る一定レベルを超過したときすなわちスライスレ
ベル以上のときのみ出力を発出する信号検波器1
10を動作させて検波出力dを発生させる。この
d出力はCS区間内に移動体が存在することの検
出になる。また方形波変換器ST105からはA
〜D区間において隣接区間毎に変わる2値の出力
が得られ、d出力がある限りゲート114を通過
するから、3以上の複数区間があればこの出力p
をカウンタで計数することにより移動体の存在す
る区間の絶対番地コードが得られる。この出力p
によつて移動体の番地コードを求める手段は公知
であるから省略する。
次に第2図の例では移動体側の原情報Diはそ
の内容によつてスイツチ91のいずれか1つを閉
じさせ、この結果移動体のCS区間への走入に伴
つてループコイル6と7が誘導線と結合し前記の
ように帰還発振回路を構成してf1〜fo中のスイ
ツチ91で定まる1波を発振する。他方地上局で
は帰還位相回路10の出力が情報信号検出器11
にも入力するが、111−1〜111−nのBPF
は入力の発振波を選択抽出し、次段のAMP11
2および信号検波器113によつて発振波の検波
出力D01〜D0o中の1つを発生する。このように
原情報Diを地上局側に確実に伝達することがで
きる。
の内容によつてスイツチ91のいずれか1つを閉
じさせ、この結果移動体のCS区間への走入に伴
つてループコイル6と7が誘導線と結合し前記の
ように帰還発振回路を構成してf1〜fo中のスイ
ツチ91で定まる1波を発振する。他方地上局で
は帰還位相回路10の出力が情報信号検出器11
にも入力するが、111−1〜111−nのBPF
は入力の発振波を選択抽出し、次段のAMP11
2および信号検波器113によつて発振波の検波
出力D01〜D0o中の1つを発生する。このように
原情報Diを地上局側に確実に伝達することがで
きる。
なお以上の説明では情報送出を移動体側から行
い地上局にて受信する一例を示したが、これとは
逆に移動体に地上局側から情報を伝送するには、
第2図において移動体のAMP8および周波数選
択回路9よりなる情報信号送出器を地上局側に、
地上局側の帰還位相回路10および情報信号検出
器11を移動体側にそれぞれ入換えればよく、た
だし移動体では回路10の2入力のためたとえば
ループコイル6の出力に結合用変成器(4のよう
な)を設けて互にπ相(すなわち180゜位相の異
なる)の2つの出力を発生させ、地上局では送出
器9への入力は変成器4の2次コイル41,42
のいずれか一方からとり、AMP8の出力は変成
器3に接続すればよい。かくして8−3−M1−
10−M2−4−9−8の帰還主発振回路が構成
され上記同様情報の移動体側への伝達が行われ
る。またこれと同時に移動体側でd出力による
CS区間への進入進出の検出とp出力によるA〜
D区間毎の存在区間検出が可能で、地上局では発
振出力の検出によりCS区間への移動体の進入、
進出が検知できることになる。
い地上局にて受信する一例を示したが、これとは
逆に移動体に地上局側から情報を伝送するには、
第2図において移動体のAMP8および周波数選
択回路9よりなる情報信号送出器を地上局側に、
地上局側の帰還位相回路10および情報信号検出
器11を移動体側にそれぞれ入換えればよく、た
だし移動体では回路10の2入力のためたとえば
ループコイル6の出力に結合用変成器(4のよう
な)を設けて互にπ相(すなわち180゜位相の異
なる)の2つの出力を発生させ、地上局では送出
器9への入力は変成器4の2次コイル41,42
のいずれか一方からとり、AMP8の出力は変成
器3に接続すればよい。かくして8−3−M1−
10−M2−4−9−8の帰還主発振回路が構成
され上記同様情報の移動体側への伝達が行われ
る。またこれと同時に移動体側でd出力による
CS区間への進入進出の検出とp出力によるA〜
D区間毎の存在区間検出が可能で、地上局では発
振出力の検出によりCS区間への移動体の進入、
進出が検知できることになる。
また信号の伝送経路は第1図の場合1,1′,
2の3線式誘導線よりの信号はループコイル6
に、またループコイル7よりの信号は交差形誘導
線1,1′にそれぞれ誘導結合するが、これらと
は逆方向の結合出力としても同じ機能が得られ
る。
2の3線式誘導線よりの信号はループコイル6
に、またループコイル7よりの信号は交差形誘導
線1,1′にそれぞれ誘導結合するが、これらと
は逆方向の結合出力としても同じ機能が得られ
る。
さらに上記の情報Diの送出とA〜D区間内の
移動体存在区間の検出とを共に移動体側で行うよ
うにするには、第2図の構成を第4図のように変
更すればよい。すなわち第2図および第3図の地
上局側帰還位相回路10を増幅器AMP109の
みとし、入力は変成器4の単一2次コイルの両端
電圧とすること、移動体側の交差形ループコイル
6の出力を第2図のように直接情報信号送出器9
に入力させる代りに、ループコイル6の出力を変
成器12にて互に逆相(π相差)の2出力として
そのそれぞれを移動体側に移した上記AMP10
9抜きの帰還位相回路10′の2入力とし、その
回路中の合成器108の出力を情報信号送出器9
に入力させると共に、位相シフタ104および検
波器110には増幅器8の出力の一部を入力させ
ることを行えばよく、その動作は上記の説明から
容易に理解されるであろう。
移動体存在区間の検出とを共に移動体側で行うよ
うにするには、第2図の構成を第4図のように変
更すればよい。すなわち第2図および第3図の地
上局側帰還位相回路10を増幅器AMP109の
みとし、入力は変成器4の単一2次コイルの両端
電圧とすること、移動体側の交差形ループコイル
6の出力を第2図のように直接情報信号送出器9
に入力させる代りに、ループコイル6の出力を変
成器12にて互に逆相(π相差)の2出力として
そのそれぞれを移動体側に移した上記AMP10
9抜きの帰還位相回路10′の2入力とし、その
回路中の合成器108の出力を情報信号送出器9
に入力させると共に、位相シフタ104および検
波器110には増幅器8の出力の一部を入力させ
ることを行えばよく、その動作は上記の説明から
容易に理解されるであろう。
以上詳細に説明したように本発明では移動体の
一定走行路の必要な区間毎に第2図のような外側
2線をその小区間区分点毎に交差させた平行3線
誘導線を展張し、他方移動体には上記区間に進入
したときこの誘導線と結合するループコイルまた
は磁性心バーアンテナを設け、移動体と地上局の
いずれか一方に情報信号送出回路、他方に情報信
号受信回路をそれぞれ設置することによつて、必
要区間の任意地点で随時情報信号の一方からの伝
送が可能であり、また同時に区間への移動体の進
入、進出は情報受信側または情報送出側で検出す
ることが可能で、さらに帰還位相回路を設置した
側では区間内の小区間別の移動体位置を容易に検
知できることが特長で、設備費が特に誘導線を主
として従来のものに比べて安価になること、上記
の構成はゴムタイヤ車輪を用いた車両などの自動
走行制御に適し、また複数の車両を地上局側の集
中自動制御装置によつて個別に制御したり、単独
車両の自動制御を行うための移動体の位置検知を
含む移動体の情報収集や制御指令の送達を高信頼
度でしかも低廉な費用で実現できるなど実用上著
しい効果が得られるものである。
一定走行路の必要な区間毎に第2図のような外側
2線をその小区間区分点毎に交差させた平行3線
誘導線を展張し、他方移動体には上記区間に進入
したときこの誘導線と結合するループコイルまた
は磁性心バーアンテナを設け、移動体と地上局の
いずれか一方に情報信号送出回路、他方に情報信
号受信回路をそれぞれ設置することによつて、必
要区間の任意地点で随時情報信号の一方からの伝
送が可能であり、また同時に区間への移動体の進
入、進出は情報受信側または情報送出側で検出す
ることが可能で、さらに帰還位相回路を設置した
側では区間内の小区間別の移動体位置を容易に検
知できることが特長で、設備費が特に誘導線を主
として従来のものに比べて安価になること、上記
の構成はゴムタイヤ車輪を用いた車両などの自動
走行制御に適し、また複数の車両を地上局側の集
中自動制御装置によつて個別に制御したり、単独
車両の自動制御を行うための移動体の位置検知を
含む移動体の情報収集や制御指令の送達を高信頼
度でしかも低廉な費用で実現できるなど実用上著
しい効果が得られるものである。
第1図は本発明に用いる誘導線とループコイル
の構成原理図、第2図は本発明装置の構成例図、
第3図は第2図中の帰還位相回路の構成例図、第
4図は本発明装置の別な構成例図である。 1,1′,2……3線式誘導線、3,4,12
……変成器、6,7……ループコイル、8,10
9,112……増幅器(AMP)、9……周波数選
択回路、8+9……情報信号送出器、10,1
0′……帰還位相回路、11……情報信号検出
器、91……スイツチ、92……高Q共振子、9
3,104……位相シフタ(PS)、101,10
3……増幅と振幅制限回路(A・L)、102…
…位相弁別器(PD)、105……方形波変換器、
106,107……アナログゲート、108……
合成器、110,113……検波器、111……
BPF、114……デイジタルゲート、d……検波
出力(移動体存在)、p……番地コード出力。
の構成原理図、第2図は本発明装置の構成例図、
第3図は第2図中の帰還位相回路の構成例図、第
4図は本発明装置の別な構成例図である。 1,1′,2……3線式誘導線、3,4,12
……変成器、6,7……ループコイル、8,10
9,112……増幅器(AMP)、9……周波数選
択回路、8+9……情報信号送出器、10,1
0′……帰還位相回路、11……情報信号検出
器、91……スイツチ、92……高Q共振子、9
3,104……位相シフタ(PS)、101,10
3……増幅と振幅制限回路(A・L)、102…
…位相弁別器(PD)、105……方形波変換器、
106,107……アナログゲート、108……
合成器、110,113……検波器、111……
BPF、114……デイジタルゲート、d……検波
出力(移動体存在)、p……番地コード出力。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一定走行路上を移動する移動体から一定区間
内において地上固定局への情報信号の伝送と、地
上固定局にて前記走行路の一定区間内における移
動体存在の有無検知および移動体存在時の位置検
知を行う装置であつて、移動体に載置され地上固
定局へ情報を送出するため入力情報信号Diに対
応してあらかじめ割当ててある特定周波数f1〜f
o中の1波を入力情報信号Diによつて選択設定す
る周波数選択回路9と設定された周波数の増幅器
8よりなる情報信号送出器と、前記走行路の一定
区間に沿つて布設された平行3線式誘導線1,
1′,2の外側2線1,1′に誘導結合して前記増
幅器8の出力を誘導線に出力する無交差形ループ
コイル7と前記誘導線の3線1,1′,2に誘導
結合して前記周波数選択回路9に地上固定局から
の帰還信号を送出する交差形ループコイル6の一
対よりなるループコイルによつて前記情報の特定
周波数を帰還発振させ、地上固定局に情報信号波
として伝送する移動体側装置と、地上固定局側に
設けられ前記走行路の一定区間を複数の小区間に
区分しその区間区分点に合わせて外側の2線1と
1′間に交差を施した等間隔で前記走行路に沿つ
て同一平面内に布設した平行3線式誘導線1,
2,1′と前記誘導線の外側2線1と1′の一方の
終端間に接続した第1変成器4と、前記第1変成
器4の中点と前記誘導線の中央の線2の一方の終
端間に接続した第2の変成器3より成り前記無交
差ループコイル7からの帰還発振信号を前記第1
変成器4から地上側帰還位相回路10へ出力し、
かつ前記第2変成器3から前記帰還位相回路10
よりの帰還発振信号を誘導線を介して前記交差形
ループコイル6へ帰還出力する地上固定局側平行
3線式誘導線設備と、地上固定局に設置され前記
第1変成器2次側よりの帰還発振信号の出力を入
力してその位相制御と増幅を行いその出力を前記
第2変成器に出力して前記移動体側の情報信号送
出器と1対のループコイルおよび前記平行3線式
誘導線と共に帰還発振を行うループ回路を形成し
かつ前記帰還発振信号入力より前記一定区間内に
おける移動体存在の有無検知出力dおよび位置検
知の出力pを発生する帰還位相回路10と、その
回路10の発振出力より発振周波数を抽出して移
動体の情報信号入力Diに対応する情報信号D01〜
D0oを出力する情報信号検出器11とよりなり移
動体よりの情報受信と一定区間内における移動体
の在否検知ならびに移動体の位置検知を行う固定
局側装置とで構成することを特徴とする情報信号
伝送装置。 2 周波数選択回路9は情報信号送出側から送出
する情報の種別によつて割当られている周波数を
選択し、切替えるスイツチ91と、その周波数の
共振子92および位相シフタ93の直列回路を送
出情報の種類数だけ並列に設けたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の情報信号伝送装
置。 3 帰還位相回路10は前記第1変成器2次コイ
ルよりの相互に180度の位相差を有する2つの信
号を入力し、これらのうち1つの信号の増幅と振
幅制限を行う回路101と、移動体が誘導線の交
差部を通過するごとに位相が反転する前記2つの
信号のうち正帰還に必要な一方の信号を選択する
ための位相弁別器102および方形波変換器10
5と、この位相弁別後の方形波出力より前記2つ
の信号のうち正帰還に必要な一方のみを出力する
2つのアナログゲート106,107とこれら2
つのゲート出力の合成器108および合成出力の
増幅器109と、前記位相弁別器102の一方の
入力となる上記増幅器109の出力の位相を補正
する位相シフタ104と、その出力の増幅と振幅
制限を行う回路103とによつて帰還発振の位相
を制御し、また発振時に前記増幅器109の出力
レベルから発振状態を検知し前記一定区間内にお
ける移動体存在の検波出力dを発生する検波器1
10と、前記位相弁別器の方形波出力を入力して
移動体の小区間位置検知出力pを前記検波出力d
にて制御し出力させるデイジタルゲート114と
により構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の情報信号伝送装置。 4 情報信号検出器11は、入力する情報の種別
毎に設けた情報による特定周波数抽出用帯域波
器111と増幅器112および検波器113の直
列回路を情報の種類数だけ並列に設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報信号伝
送装置。 5 一定走行路上を移動する移動体へ前記走行路
の一定区間内において地上固定局から情報信号の
伝送と、移動体側にて自己の前記一定区間内に存
在の有無検知および一定区間内存在時の位置検知
を行う装置であつて、地上固定局に設けられ移動
体へ情報を送出するため情報信号Diに対応して
あらかじめ割当ててある特定周波数f1〜fo中の
1波を入力情報信号Diによつて選択設定する周
波数選択回路9と設定された周波数の増幅器8よ
りなる情報信号送出器と、前記走行路に沿つて布
設し走行路の一定区間を複数の小区間に区分した
区間区分点に合わせて外側の2線1,1′間に交
差を施した等間隔で同一平面内の平行3線式誘導
線1,1′,2と前記誘導線の外側2線間に終端
接続した第1変成器4および第1変成器4の中点
と前記誘導線の中央の線2間に終端接続された第
2変成器3を含む誘導線設備よりなり前記情報信
号送出器と前記誘導線設備にて構成した帰還発振
回路の出力にて移動体へ情報送出を行う地上固定
局側装置と、移動体に載置され前記誘導線と誘導
結合して前記地上局の情報信号送出器の増幅器8
よりの帰還発振信号を受信して相互に180度の位
相差を有する2つの出力を発生する位相変成器1
2に出力する交差形ループコイル6と帰還位相回
路10の出力を入力して前記誘導線と誘導結合し
帰還発振信号を送出する無交差形ループコイル7
よりなる一対のループコイルと、前記位相変成器
12と、その180度の位相差を有する出力を入力
して前記一対のループコイル、誘導線設備および
地上側情報信号送出器と共に帰還発振ループ回路
を形成し帰還発振信号の位相制御および増幅を行
つて前記無交差形ループコイル7および情報信号
検出器11へ出力しさらに前記一定区間内におけ
る移動体の存在の有無検知出力dおよび位置検知
出力pを発生する帰還位相回路10と、前記帰還
位相回路10より発振信号出力の一部を入力しそ
の周波数を抽出して地上固定局よりの情報信号D
iに対応する情報信号D0〜D0oを出力する情報信
号検出器11とよりなり地上側よりの情報受信と
移動体の一定区間内における存在の有無と位置の
検知を行う移動体側装置とで構成することを特徴
とする情報信号伝送装置。 6 周波数選択回路9は情報信号送出側から送出
する情報の種別によつて割当てられている周波数
を選択し切替えるスイツチ91と、その周波数の
共振子92および位相シフタ93の直列回路を送
出情報の種類数だけ並列に設けたことを特徴とす
る特許請求の範囲第5項記載の情報信号伝送装
置。 7 帰還位相回路10は前記位相変成器よりの相
互に180度の位相差を有する2つの信号を入力
し、これらのうちの1つの信号の増幅と振幅制限
を行う回路101と、移動体が誘導線の交差部を
通過するごとに位相が反転する前記2つの信号の
うち正帰還に必要な一方の信号を選択するための
位相弁別器102および方形波変換器105と、
位相弁別後の方形波出力より前記2つの信号のう
ち正帰還に必要な一方のみを出力する2つのアナ
ログゲート106,107と、これら2つのゲー
ト出力の合成器108および合成出力の増幅器1
09と、前記位相弁別器102の一方の入力とな
る前記増幅器109の出力位相を補正する位相シ
フタ104と、その出力の増幅と振幅制限を行う
回路103とによつて帰還発振の位相を制御し、
また発振時に前記増幅器109の出力レベルから
発振状態を検知し前記一定区間内に移動体存在の
検知出力dを発生する検波器110と、前記位相
弁別器の方形波出力から移動体の小区間位置検知
出力pを前記検波出力dにて制御し出力させるデ
イジタルゲート114とにより構成したことを特
徴とする特許請求の範囲第5項記載の情報信号伝
送装置。 8 情報信号検出器11は入力する情報の種別毎
に設けた情報による特定周波数抽出用帯域波器
111と増幅器112および検波器113の直列
回路を情報の種類数だけ並列に設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第5項記載の情報信号伝送
装置。 9 一定走行路上を移動する移動体から一定区間
内において地上固定局へ情報信号の伝送と、移動
体側にて自己の前記走行路の一定区間内における
存在の有無検知および一定区間内存在時の位置検
知を行う装置であつて、移動体に載置され地上固
定局へ送出する情報信号Diに対応してあらかじ
め割当ててある特定周波数f1〜fo中の1波を入
力情報信号Diによつて選択設定する周波数選択
回路9と設定された周波数の増幅器8よりなる情
報信号送出器と、地上固定局側に設けられた平行
3線式誘導線と誘導結合して前記増幅器8よりの
帰還発振信号を前記誘導線に送出する無交差形ル
ープコイル7と前記誘導線と誘導結合して地上固
定局からの帰還発振信号を出力する交差形ループ
コイル6よりなる一対のループコイルと、前記交
差形ループコイル6の出力から相互に180度の位
相差を有する2つの帰還発振信号を発生する位相
変成器12と、これら2つの逆位相信号と前記増
幅器8からの帰還発振信号を入力して前記情報信
号送出器と前記一対のループコイルと前記誘導線
設備と地上側の増幅器109とによつて帰還発振
ループ回路を形成し帰還発振信号の位相制御を行
つて前記周波数選択回路9へ出力しかつ前記一定
区間内における移動体の有無検知出力dおよび位
置検知出力pを発生する帰還位相回路10′とよ
りなり地上固定局への情報の伝送と移動体の一定
区間内に存在の有無の自己検知と一定区間内の位
置検知を行う移動体側装置と、地上固定局に設け
られ前記走行路の一定区間を複数の小区間に区分
し、その区間区分点に合わせて外側の2線1,
1′間に交差を施し前記走行路に沿つて布設した
等間隔で同一平面内にある平行3線式誘導線1,
1′,2と、その誘導線の外側2線1,1′間に終
端接続された第1変成器4および第1変成器4の
中点と前記誘導線の中央の線2間に終端接続され
た第2変成器3よりなる誘導線設備と、前記誘導
線と第1変成器4を介して移動体よりの帰還発振
信号を増幅して前記第2変成器3および情報信号
検出器11へ出力する増幅器109と、その帰還
発振信号出力より移動体よりの情報信号Diに対
応する情報信号D01〜D0oの1つを出力する情報
信号検出器11よりなり移動体よりの情報受信を
行う地上固定局側装置とによつて構成することを
特徴とする情報信号伝送装置。 10 周波数選択回路9は情報信号送出側から送
出する情報の種別によつて割当てられている周波
数を選択し切替えるスイツチ91と、その周波数
の共振子92および位相シフタ93の直列回路を
送出情報の種類数だけ並列に設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第9項記載の情報信号伝送装
置。 11 帰還位相回路10′は前記移動体の1組の
ループコイルの一方6の出力よりの相互に180度
の位相差を有する2つの信号を入力し、これら2
つの信号中の1つの信号の増幅と振幅制限を行う
回路101と、移動体が誘導線の交差部を通過す
るごとに位相が反転する前記2つの信号のうち正
帰還に必要な一方の信号を選択するための位相弁
別器102および方形波変換器105と、この位
相弁別後の方形波出力より前記2信号のうち正帰
還に必要な一方のみ出力する2つのアナログゲー
ト106,107と、これら2つのゲート出力の
合成器108と、この合成出力より周波数選択回
路9とその増幅器8を経て得た信号を前記位相弁
別器102の一方の1つの信号として入力させる
ための位相シフタ104と増幅と振幅制限回路1
03とによつて帰還発振の位相を制御し、また発
振時に前記位相シフタ104の入力レベルから発
振状態を検知し前記一定区間内における移動体存
在の検知出力dを発生する検波器110と、前記
位相弁別器の方形波出力を入力して移動体の小区
間位置検知出力pを前記検波出力dにて制御し出
力させるデイジタルゲート114とにより構成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の
情報信号伝送装置。 12 情報信号検出器11は、入力する情報の種
別毎に設けた情報による特定周波数抽出用帯域
波器111とその増幅器112および検波器11
3の直列回路を情報の種類数だけ並列に設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の情報
信号伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2677579A JPS55120233A (en) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | Information signal transmitter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2677579A JPS55120233A (en) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | Information signal transmitter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55120233A JPS55120233A (en) | 1980-09-16 |
JPS6119187B2 true JPS6119187B2 (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=12202665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2677579A Granted JPS55120233A (en) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | Information signal transmitter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55120233A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119654U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-13 | ティー・シー・エム株式会社 | 無人車から地上側への情報伝達装置 |
KR100386844B1 (ko) * | 1997-08-28 | 2003-08-21 | 엘지산전 주식회사 | 궤도회로송신기 |
-
1979
- 1979-03-09 JP JP2677579A patent/JPS55120233A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55120233A (en) | 1980-09-16 |
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