JPS61191590A - 液相成長装置 - Google Patents
液相成長装置Info
- Publication number
- JPS61191590A JPS61191590A JP3221485A JP3221485A JPS61191590A JP S61191590 A JPS61191590 A JP S61191590A JP 3221485 A JP3221485 A JP 3221485A JP 3221485 A JP3221485 A JP 3221485A JP S61191590 A JPS61191590 A JP S61191590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soln
- substrate
- raw material
- reservoir
- material solution
- Prior art date
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- Granted
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- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、スライドボート方式の液相成長装置に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術]
結晶成長技術の向上により、化合物半導体に関しても大
型の基板を得られるようになったため、エピタキシャル
ウェハの大型化が要求されている。
型の基板を得られるようになったため、エピタキシャル
ウェハの大型化が要求されている。
液相成長法の中でも、スライドボード方式が一般に広く
用いられており、第5図は従来の液相成長装置の説明図
である。
用いられており、第5図は従来の液相成長装置の説明図
である。
1はGaAS等の基板、2は基板1を担持する基板ホル
ダー、5は溶液ホルダーで原料溶液溜4内に原料溶液3
が収容されており、基板ホルダー2と溶液ホルダー5は
水平方向にスライド可能になっている。
ダー、5は溶液ホルダーで原料溶液溜4内に原料溶液3
が収容されており、基板ホルダー2と溶液ホルダー5は
水平方向にスライド可能になっている。
[発明が解決しようとする問題点]
第6図及至第8図は、従来の液相成長装置の問題点を示
す説明図であり、第5図と同一部品には同一符号を付し
、説明を省略する。
す説明図であり、第5図と同一部品には同一符号を付し
、説明を省略する。
すなわち、第6図において、基板1が大型化した場合に
は使用する原料溶液3も当然増やす必要があるが、面積
が大きくなった比率で原料溶液3を増やしたのでは、成
長温度が高温であるため表面張力で原料溶液3が丸くな
って基板1の表面全体を覆うことができなくなってしま
う。
は使用する原料溶液3も当然増やす必要があるが、面積
が大きくなった比率で原料溶液3を増やしたのでは、成
長温度が高温であるため表面張力で原料溶液3が丸くな
って基板1の表面全体を覆うことができなくなってしま
う。
よって基板1の表面全体を原料溶液3で覆うためには、
第7図に示すように原料溶液3を面積比以上に多くする
か、あるいは、第8図に示すように蓋6をのせて原料溶
液3を一定厚さにする必要がある。
第7図に示すように原料溶液3を面積比以上に多くする
か、あるいは、第8図に示すように蓋6をのせて原料溶
液3を一定厚さにする必要がある。
しかし、第7図においては原料費が高くなってしまい、
第8図においては蓋6の存在のために原料溶液3が装置
周囲を流れるH2ガスと接触できず、高純度化が充分に
できないという問題があった。
第8図においては蓋6の存在のために原料溶液3が装置
周囲を流れるH2ガスと接触できず、高純度化が充分に
できないという問題があった。
[発明の目的]
本発明の目的は、前記した従来技術の問題点に鑑み、少
ない原料溶液で基板表面に均一に成長可能で、かつ、原
料溶液の高純度化も可能な液相成長装置を提供すること
にある。
ない原料溶液で基板表面に均一に成長可能で、かつ、原
料溶液の高純度化も可能な液相成長装置を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の要旨は、原料溶液溜内に該原料溶液溜内径を小
さくするための部材を設けたことにある。
さくするための部材を設けたことにある。
[作 用]
すなわち、第1図及び第3図は本発明の実施例を示す説
明図であり、第1図に示すように原料溶液溜4内に複数
の穴のあいた穴あき板7を設けるか、又は、第3図に示
すようなすのこ8を設けることにより、原料溶液溜4の
内径が小さくなり、原料溶液3を原料溶液溜4の中に流
し込んでも、第6図のように原料溶液3が丸くなったす
せず、基板1の表面全体を覆うことが可能となる。だだ
し、原料溶液3があまりにも少ない場合は、この限りで
はないが、穴あき板7およびすのこ8が原料溶液3で覆
い隠れる程度の量は必要である。なお、第4図は第3図
におけるA−A=断面の説明図である。
明図であり、第1図に示すように原料溶液溜4内に複数
の穴のあいた穴あき板7を設けるか、又は、第3図に示
すようなすのこ8を設けることにより、原料溶液溜4の
内径が小さくなり、原料溶液3を原料溶液溜4の中に流
し込んでも、第6図のように原料溶液3が丸くなったす
せず、基板1の表面全体を覆うことが可能となる。だだ
し、原料溶液3があまりにも少ない場合は、この限りで
はないが、穴あき板7およびすのこ8が原料溶液3で覆
い隠れる程度の量は必要である。なお、第4図は第3図
におけるA−A=断面の説明図である。
穴あき板7の穴は第2図に示すように円形9、三角形1
0、四角形11あるいはその他の多角形でもよく、原料
溶液3が下方には流出する程度の大きざであればよい。
0、四角形11あるいはその他の多角形でもよく、原料
溶液3が下方には流出する程度の大きざであればよい。
又、基板1と穴あき板7及びすのこ8との間隔を3〜’
10111程度離すことが望ましいが、基板1の大きざ
によって適宜設定すればよい。
10111程度離すことが望ましいが、基板1の大きざ
によって適宜設定すればよい。
基板ホルダー2及び溶液ホルダー5は、一般にグラファ
イト類であり、穴あき板7及びすのこ8の材質もグラフ
ァイト類であることが望ましい。
イト類であり、穴あき板7及びすのこ8の材質もグラフ
ァイト類であることが望ましい。
[実施例]
実施例1
グラファイト類の塞板ホルダーに3インチのGaAs基
板をセットする。グラファイト類の溶液ホルダーの原料
溶液溜内には厚さ3M11で直径5姻の穴が7m間隔で
全面においているグラフ1イト板がGaAs基板との間
隔が3Nnになるよう設置されている。
板をセットする。グラファイト類の溶液ホルダーの原料
溶液溜内には厚さ3M11で直径5姻の穴が7m間隔で
全面においているグラフ1イト板がGaAs基板との間
隔が3Nnになるよう設置されている。
この原料溶液溜にGa120g、A310gを入れ、反
応管内にセットし、水素ガス置換後800℃の成長温度
まて昇温させる。温度安定後、1°C/minの冷却速
度で降温を開始し、4℃下った時点でGaAs基板と原
料溶液を接触させ、成長終了後、基板ホルダーをスライ
ドさせGaAs基板と原料溶液を分離する。
応管内にセットし、水素ガス置換後800℃の成長温度
まて昇温させる。温度安定後、1°C/minの冷却速
度で降温を開始し、4℃下った時点でGaAs基板と原
料溶液を接触させ、成長終了後、基板ホルダーをスライ
ドさせGaAs基板と原料溶液を分離する。
上記方法で成長させたエピタキシャルウェハの特性を測
定したところ、アンドープでキャリア濃度が2.5X
10”cm□3であった。厚さに関しては、3μm以上
成長させた場合、グラファイト板の影響がわずかながら
あるものの、3μ而以下の成長では±10%以下の均一
厚さのエピタキシャルウェハを得ることができた。
定したところ、アンドープでキャリア濃度が2.5X
10”cm□3であった。厚さに関しては、3μm以上
成長させた場合、グラファイト板の影響がわずかながら
あるものの、3μ而以下の成長では±10%以下の均一
厚さのエピタキシャルウェハを得ることができた。
実施例2
原料溶液溜内にグラファイト類のすのこを設け、その他
の条件を実施例1と同じにして液相成長させたところ、
アンドープでキャリア濃度が2、 Qx 1014cm
’ 、厚さの均一性はほぼ実施例1と同じく±10%以
下であった。
の条件を実施例1と同じにして液相成長させたところ、
アンドープでキャリア濃度が2、 Qx 1014cm
’ 、厚さの均一性はほぼ実施例1と同じく±10%以
下であった。
比較例
基板ホルダーに3インチのGaAs基板をセットし内側
に何も設けていない原料溶液溜にGa3009、GaA
s25gを入れ、反応管内にセットし、実施例1及び2
の約2倍の時間H2ガス置換した後、800℃の成長温
度まで昇温させる。
に何も設けていない原料溶液溜にGa3009、GaA
s25gを入れ、反応管内にセットし、実施例1及び2
の約2倍の時間H2ガス置換した後、800℃の成長温
度まで昇温させる。
温度安定後、1℃/minの冷却速度で降温を開始し、
4℃下った時点でGaAs基板を原料溶液を接触させ、
3μm成長させた後、基板ホルダーをスライドさせてG
aAs基板と原料溶液を分離する。
4℃下った時点でGaAs基板を原料溶液を接触させ、
3μm成長させた後、基板ホルダーをスライドさせてG
aAs基板と原料溶液を分離する。
このエピタキシャルウェハは、アンドープでキャリア濃
度が1 、5X 1014cm”であったが、厚さの均
一性は±20%であった。
度が1 、5X 1014cm”であったが、厚さの均
一性は±20%であった。
このように、厚さの均一性が悪くなった要因は、原料溶
液が実施例1及び2と比較して2倍以上もあるため、高
純度化のためのH2ガス置換に時間がかかり、従ってG
aAS基板表面が熱劣化(Asの揮散)により凹凸にな
ってしまうためである。
液が実施例1及び2と比較して2倍以上もあるため、高
純度化のためのH2ガス置換に時間がかかり、従ってG
aAS基板表面が熱劣化(Asの揮散)により凹凸にな
ってしまうためである。
本実施例では、3インチ基板を用いたが、2インチの場
合でも原料溶液が従来の約半分の量ですみ、量が少ない
ため同じ時間のH2ガス置換によってより一層高純度化
が可能となる。又、本発明はGaAs他にInP、Ga
AJAs。
合でも原料溶液が従来の約半分の量ですみ、量が少ない
ため同じ時間のH2ガス置換によってより一層高純度化
が可能となる。又、本発明はGaAs他にInP、Ga
AJAs。
GaAJlP、・・・・・・等の■−v族化合物及びI
I−VI族化合物の成長にも適用できることは云うまで
もない。
I−VI族化合物の成長にも適用できることは云うまで
もない。
[発明の効果]
以上に説明した通り、本発明の液相成長装置によれば次
のような顕著な効果を奏する。
のような顕著な効果を奏する。
(1)原料溶液が従来の半分又は半分以下ですむため、
安価なエピタキシャルウェハを得ることができる。
安価なエピタキシャルウェハを得ることができる。
(2)原料溶液が少ないため、H2ガス置換によってよ
り高純度化ができる。
り高純度化ができる。
(3)H2ガス置換の時間が短かくてすむため、基板の
熱劣化を極力避けることができる。
熱劣化を極力避けることができる。
第1図及至第4図は本発明の実施例を示す説明図、第5
図及至第8図は従来例を示す説明図である。 1:基板、 2:基板ホルダー、 3:原料溶液、 4:原料溶液溜、 5:溶液ホルダー、 6:11 7:穴あき板、 8:すのこ。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 鵞 IYJ “1 M3 閉 児4凹8:tのこ 禎 5固 犀 ゴ lコ 兜 6 乙 第gva
図及至第8図は従来例を示す説明図である。 1:基板、 2:基板ホルダー、 3:原料溶液、 4:原料溶液溜、 5:溶液ホルダー、 6:11 7:穴あき板、 8:すのこ。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 鵞 IYJ “1 M3 閉 児4凹8:tのこ 禎 5固 犀 ゴ lコ 兜 6 乙 第gva
Claims (4)
- (1)基板を担持する基板ホルダーと原料溶液を収納す
る原料溶液溜を設けた溶液ホルダーから成る液相成長装
置において、前記原料溶液溜内に該原料溶液溜内径を小
さくするための部材が設けられていることを特徴とする
液相成長装置。 - (2)前記部材が複数の穴のあいた板であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の液相成長装置。 - (3)前記部材がすのこであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の液相成長装置。 - (4)前記部材が前記基板ホルダーと同じ材質からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項及至第3項記載
の液相成長装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221485A JPS61191590A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 液相成長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221485A JPS61191590A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 液相成長装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61191590A true JPS61191590A (ja) | 1986-08-26 |
JPH0568440B2 JPH0568440B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12352670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3221485A Granted JPS61191590A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 液相成長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61191590A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138332U (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | 三洋電機株式会社 | 液相成長装置 |
JPS5918194A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | Fujitsu Ltd | 液相エピタキシヤル成長方法 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP3221485A patent/JPS61191590A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138332U (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | 三洋電機株式会社 | 液相成長装置 |
JPS5918194A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | Fujitsu Ltd | 液相エピタキシヤル成長方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568440B2 (ja) | 1993-09-28 |
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