JPS61189227A - 鎮痛食品 - Google Patents
鎮痛食品Info
- Publication number
- JPS61189227A JPS61189227A JP60031056A JP3105685A JPS61189227A JP S61189227 A JPS61189227 A JP S61189227A JP 60031056 A JP60031056 A JP 60031056A JP 3105685 A JP3105685 A JP 3105685A JP S61189227 A JPS61189227 A JP S61189227A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analgesic
- fruit
- food
- powder
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は鎮痛食品に係り、その目的はナシ（Ｐｙｒｕ
ｓ ５ｅｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）果実粉末及び／又
は果汁粉末を必須成分とする鎮痛食品の提供にあ、る。
ｓ ５ｅｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）果実粉末及び／又
は果汁粉末を必須成分とする鎮痛食品の提供にあ、る。
（発明の背景）
一般に、痛みとは全身の皮膚、関節膜、骨膜、筋膜等で
感じる感覚であって、この感覚の受容器は神経線維の無
髄の自由端末で組織損傷で生じたヒスタミン遊離によっ
て刺激されるものと考えられている。
感じる感覚であって、この感覚の受容器は神経線維の無
髄の自由端末で組織損傷で生じたヒスタミン遊離によっ
て刺激されるものと考えられている。
この痛覚の一態様としてゼンソク、気管、気管支炎、上
気道炎による喉の痛みがある。
気道炎による喉の痛みがある。
一般に、ゼンソクとは本来「空気をあえぐ」という意味
であって、古くから痙彎性の呼吸困難状態を意味するも
のとして称されてき、発作時に痛みを随伴する。
であって、古くから痙彎性の呼吸困難状態を意味するも
のとして称されてき、発作時に痛みを随伴する。
又、風邪やインフルエンザに基づく喉の痛みですら堪え
難い症状である。
難い症状である。
（従来技術及びその欠点）
従来のこのような痛み一般、或いは喉の痛みに対する治
療法としては、中枢神経に作用して、意識の消失をきた
すことなく痛みを緩和する薬剤即ち麻酔性鎮痛剤や解熱
性鎮痛薬が存在する。
療法としては、中枢神経に作用して、意識の消失をきた
すことなく痛みを緩和する薬剤即ち麻酔性鎮痛剤や解熱
性鎮痛薬が存在する。
しかしながら、これら前記麻酔性鎮痛剤例えばモルフイ
ン、コディン、ペチヂン等は薬剤耐性、習慣性の弊害が
あり、又解熱性鎮痛薬は発熱作用を伴わない症状には有
効で無く更に鎮痛効果も弱い欠点がある。
ン、コディン、ペチヂン等は薬剤耐性、習慣性の弊害が
あり、又解熱性鎮痛薬は発熱作用を伴わない症状には有
効で無く更に鎮痛効果も弱い欠点がある。
しかし、これらはいずれも本質的に医薬品であるため処
方及び治療にあたって医師の診断と指示を仰がなければ
ならず、又副作用の問題もあり反復の使用はこのましく
なかった。
方及び治療にあたって医師の診断と指示を仰がなければ
ならず、又副作用の問題もあり反復の使用はこのましく
なかった。
この発明者らは、これら事情に照らし副作用、習慣性等
の心配の無い、鎮痛物質を創出ず−、く鋭意研究した結
果この発明に到達した。
の心配の無い、鎮痛物質を創出ず−、く鋭意研究した結
果この発明に到達した。
（解決手段）
すなわちこの発明は、ナシ（Ｐｙｒｕｓ ５ｅｒｏＬｉ
ｎａ ｌ？ｅｈｄ、）果実粉末及び／又は果汁粉末を必
須成分とする鎮痛食品に係るものであって、即ち喉の痛
み等の痛覚を鎮痛する効果を持つとともに、本来食品で
あるナシの成分を主成分とするものであるからその安全
性か極めて高いとともにその鎮痛効果に優れた鎮痛食品
を提供するのである。
ｎａ ｌ？ｅｈｄ、）果実粉末及び／又は果汁粉末を必
須成分とする鎮痛食品に係るものであって、即ち喉の痛
み等の痛覚を鎮痛する効果を持つとともに、本来食品で
あるナシの成分を主成分とするものであるからその安全
性か極めて高いとともにその鎮痛効果に優れた鎮痛食品
を提供するのである。
（発明の構成）
この発明において使用するナシ（Ｐｙｒｕｓ ５ｅｒｏ
ｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）とはハラ科の落葉高木で、秋季
に果実が結実する植物である。
ｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）とはハラ科の落葉高木で、秋季
に果実が結実する植物である。
この発明においては、特にこのナシ（Ｐｙｒｕｓ ５ｅ
ｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）の果実の粉末、及び果汁の
粉末がこのましく使用できる。
ｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）の果実の粉末、及び果汁の
粉末がこのましく使用できる。
この発明においてナシ（Ｐｙｒｕｓ ５ｅｒｏｔｉｎａ
Ｒｅｈｄ。
Ｒｅｈｄ。
）の果実又は果汁の乾燥粉末を得るには、まず果実の洗
浄、ゴミ等の夾雑物の除去等の予備処理を行う。
浄、ゴミ等の夾雑物の除去等の予備処理を行う。
次いで、この前処理後の果実の粉末においては、果実の
皮を取り除いた後、或いは皮を付ｋＪだままで５〜１０
倍量の水とともに粉砕する。
皮を取り除いた後、或いは皮を付ｋＪだままで５〜１０
倍量の水とともに粉砕する。
或いは水を加えずに、所要形状に細切りした後凍結乾燥
して粉砕する。
して粉砕する。
この凍結乾燥わ）砕物ば、このままこの発明にかかる鎮
痛食品の必須成分とすることができる。
痛食品の必須成分とすることができる。
上記果実の皮を取り除かずに水とともに粉砕した場合は
濾別して粗大皮質を除去する。
濾別して粗大皮質を除去する。
この濾液を必要に応じて濃縮する。
この濃縮割合は通常１７５〜１７３程度とすれば良い。
要に応じてこの濃縮液から水飴状とするもよい。
この濃縮物を必要に応じて予備冷凍し、ついで凍結乾燥
して粉砕物とする。
して粉砕物とする。
これらの粉砕物を用いてこの発明に係る鎮痛食品とする
には通常の食品形態を採用すれば良く、例えば菓子、清
涼飲料水、飴、散剤、果粒剤等の任意形態を採用すれは
よい。
には通常の食品形態を採用すれば良く、例えば菓子、清
涼飲料水、飴、散剤、果粒剤等の任意形態を採用すれは
よい。
この場合には、通常喫食者が−・口５０ｍｇ〜３００ｍ
ｇ／体重ＩＫｇ程度（果汁エキス換算）て喫食できる形
態とすれば良い。
ｇ／体重ＩＫｇ程度（果汁エキス換算）て喫食できる形
態とすれば良い。
この発明に係る必須成分を配合して鎮痛食品を調製する
には、そのまま、又要に応じて通常の増量剤、甘味料、
賦形材等を配合添加する。
には、そのまま、又要に応じて通常の増量剤、甘味料、
賦形材等を配合添加する。
（発明の効果）
以上詳述した如くこの発明に係る鎮痛食品は、ナシ（Ｐ
ｙｒｕｓ ５ｅｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）果実粉末及
び／又は果汁粉末を必須成分とする鎮痛食品であるから
、従来全くその効能が知られていなかった鎮痛食品であ
るとともに、後記試験例でも述べるごとくその効果が大
きいにもかかわらず、本来繁食されてきた経緯の示すと
おり、副作用の皆無な鎮痛食品であるという期待に添い
、且つ後記実施例で示す如く、気管支センツク等の喉の
痛みに対し高い改善効果をもつ食品である。
ｙｒｕｓ ５ｅｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ、）果実粉末及
び／又は果汁粉末を必須成分とする鎮痛食品であるから
、従来全くその効能が知られていなかった鎮痛食品であ
るとともに、後記試験例でも述べるごとくその効果が大
きいにもかかわらず、本来繁食されてきた経緯の示すと
おり、副作用の皆無な鎮痛食品であるという期待に添い
、且つ後記実施例で示す如く、気管支センツク等の喉の
痛みに対し高い改善効果をもつ食品である。
以下実施例、比較例及び試験例を記載することによりこ
の発明の効果をより一層明確なものとする。
の発明の効果をより一層明確なものとする。
毒性試験
凍結粉砕したナシ（Ｐｙｒｕｓ ５ｅｒｏｔｉｎａ Ｒ
ｅＭ、）果実（鳥取県東伯農協製二十世紀）を水に８０
重量え溶解した。
ｅＭ、）果実（鳥取県東伯農協製二十世紀）を水に８０
重量え溶解した。
使用動物は、Ｉ（、Ｒ系マウス１６ ＋２ ｇ及び日本
白色種ウサギ２．０ ±０．３ ｋｇのものを、温度２
２±２℃、湿度５５±３χの恒温恒湿中で固型飼料ＭＦ
及びＲＣ−４（オリエンタル酵母ｋｋ製）を与えて一定
期間飼育し、健常なものを実験に供した。
白色種ウサギ２．０ ±０．３ ｋｇのものを、温度２
２±２℃、湿度５５±３χの恒温恒湿中で固型飼料ＭＦ
及びＲＣ−４（オリエンタル酵母ｋｋ製）を与えて一定
期間飼育し、健常なものを実験に供した。
急性毒性
前記マウスを（雌雄とも）１群１０匹に群別したのち、
前記ナシ粉末水を皮下注射投与し、１４日間観察した後
、急性毒性を見た。その結果ＩＣＲマウスに経口、皮下
投与した場合の急性毒性は、１０００．０００■／ ｋ
ｇ以」二であり、毒性は皆無であった。
前記ナシ粉末水を皮下注射投与し、１４日間観察した後
、急性毒性を見た。その結果ＩＣＲマウスに経口、皮下
投与した場合の急性毒性は、１０００．０００■／ ｋ
ｇ以」二であり、毒性は皆無であった。
眼瞼刺激性実験
Ｄｒａｉｚｅの方法に従い、体重２．５〜３．０ ｋｇ
のウサギを使用し、実験前日に肉眼的にウサギの両眼に
異常のないことを確認後、２χフルオレシンナトリラム
液０．１ｍＡを滴眼し、直ちに、約２０ｍＡの微温湯で
洗浄、角）模に損傷のないことを確認して実験に供した
。」１記検査に合格したウサギ６匹を３匹づつに分け、
被検液０．１ｍＡをそれぞれのつ刃キの片眼結膜嚢に点
滴し、信販は対照とした。また、被検薬点滴後、洗浄し
ない群及び点／１ｉｉｉ後４〜５秒の間に２０ｍＡの微
温湯で洗浄した群について、点滴後、１．４．２４．４
８及び７２時間及び１０日間にわたり観察記録した。
のウサギを使用し、実験前日に肉眼的にウサギの両眼に
異常のないことを確認後、２χフルオレシンナトリラム
液０．１ｍＡを滴眼し、直ちに、約２０ｍＡの微温湯で
洗浄、角）模に損傷のないことを確認して実験に供した
。」１記検査に合格したウサギ６匹を３匹づつに分け、
被検液０．１ｍＡをそれぞれのつ刃キの片眼結膜嚢に点
滴し、信販は対照とした。また、被検薬点滴後、洗浄し
ない群及び点／１ｉｉｉ後４〜５秒の間に２０ｍＡの微
温湯で洗浄した群について、点滴後、１．４．２４．４
８及び７２時間及び１０日間にわたり観察記録した。
その結果、角膜、虹彩の潰瘍または混濁は認められず、
さらに、粘膜の充血、浮腫及び／’ｌＪ瘍、壊死など、
各濃度ともに、これらの症状は認められなかった。
さらに、粘膜の充血、浮腫及び／’ｌＪ瘍、壊死など、
各濃度ともに、これらの症状は認められなかった。
次にこの発明の実施例及び試験例を示すことにより一層
この発明の効果を明確にする。
この発明の効果を明確にする。
（以下余白）
実施例 １
ナシ果汁凍結粉末 ２０ｇ
小麦粉 １０ｇマーガリン
３ｇ 黒砂糖 ３ｇ 脱脂乳 ３ｇ 鶏卵 １ｇ この配合でフレーバー菓子ザブレ４ （ｆｌｉｔをつく
るものとして、フレーバー菓子ザブレを得た。
３ｇ 黒砂糖 ３ｇ 脱脂乳 ３ｇ 鶏卵 １ｇ この配合でフレーバー菓子ザブレ４ （ｆｌｉｔをつく
るものとして、フレーバー菓子ザブレを得た。
実施例 ２
次の処方により清涼飲料水を作り、試験に供した。
組 成
甘味料（還元糖） １０２ｇ
葡萄糖 ３４ｇ
酒石酸 ７５ｇ
クエン酸 ２．７ｇ
りんご果汁 ３ｇ
フレーバー １．１ｇ
水 適量
ナシ果汁粉砕物 ６５．０ｇ
合 計 １０００ｃｃ試験例 １
７オル１５才の軽症気管支喘息光３０人に対して前記実
施例１で得たサブレ又は清涼飲料水を喫食させた。（男
子２０人、女子１ｏ人）男子１０人と女子５人には１８
０ ｃｃの清涼飲料水を朝タ各一本づつ、男子１０人、
女子５人にはサブレを朝夕各４個づつ喫食させた。
施例１で得たサブレ又は清涼飲料水を喫食させた。（男
子２０人、女子１ｏ人）男子１０人と女子５人には１８
０ ｃｃの清涼飲料水を朝タ各一本づつ、男子１０人、
女子５人にはサブレを朝夕各４個づつ喫食させた。
喫食前２週間の喉の痛み症状の状態と、喫食後２週間の
喉の痛み症状の状態を比較して見た。
喉の痛み症状の状態を比較して見た。
その結果６人は喫食前後無症状であったので判定不能で
２４人のみのその結果を次表に示す。
２４人のみのその結果を次表に示す。
第 １ 表
□ □］
１著名改善１中等改善］軽度改善１不 変１悪 化１１
Ｈ−−一□←−一□→□−□Ｈ１」−
−□−□−」 尚、副作用は全くなかった。又、サブレと清涼飲料水に
よる有為差は全くなかった。
Ｈ−−一□←−一□→□−□Ｈ１」−
−□−□−」 尚、副作用は全くなかった。又、サブレと清涼飲料水に
よる有為差は全くなかった。
動物試験例
ウィスター系ラット♂（体重３００〜５００ｇ）を使用
し鎮痛効果試験をした。
し鎮痛効果試験をした。
２週間予備飼育し、健康なラットを一層１０匹として４
群選択した。
群選択した。
これらのラットは固形配合飼料（オリエンタル酵母社製
）、及び水を自由に喫飲させ、２週間経過後試験に供し
た。
）、及び水を自由に喫飲させ、２週間経過後試験に供し
た。
それぞれのラットに、酢酸ストレッチング法に準拠して
、酢酸を静脈に注射し、第１群は対象例、第２群は１０
分間経過後に２０″Ａ濃度のナシ果汁粉末水（ナシエキ
ス１．５ｇ／体重ＩＫｇ 相当）を与え、第３群は１
０分間経過後に２０χ濃度の甘草エキス水（甘草エキス
１．５ｇ／体重ＩＫｇ相当）を与え、第４群は１０分間
経過後に１００ｍｇ／体重ＩＫｇのアミノピリンを与え
、１〜４時間経過後のラットの痛覚及びその軽減度を確
認した。
、酢酸を静脈に注射し、第１群は対象例、第２群は１０
分間経過後に２０″Ａ濃度のナシ果汁粉末水（ナシエキ
ス１．５ｇ／体重ＩＫｇ 相当）を与え、第３群は１
０分間経過後に２０χ濃度の甘草エキス水（甘草エキス
１．５ｇ／体重ＩＫｇ相当）を与え、第４群は１０分間
経過後に１００ｍｇ／体重ＩＫｇのアミノピリンを与え
、１〜４時間経過後のラットの痛覚及びその軽減度を確
認した。
痛覚はラットの酢酸静注による訴痛表現である体部の屈
伸の回数（１０匹の平均）を対象群との比較χで６イｒ
認した。
伸の回数（１０匹の平均）を対象群との比較χで６イｒ
認した。
結果を第２表に示す。
第 ２ 表
［□□□−−’ −’−−”
−１１試験群 １１１ｒ ２
１１ｒ ３１１ｒ ４１１ｒ １この結果からナ
シ（第２群）はアミノピリン（第４群）と同程度の鎮痛
効果を持つことが判る。
−１１試験群 １１１ｒ ２
１１ｒ ３１１ｒ ４１１ｒ １この結果からナ
シ（第２群）はアミノピリン（第４群）と同程度の鎮痛
効果を持つことが判る。
以上の結果からこの発明に係る鎮痛食品は優れた効果を
もつことがわかる。
もつことがわかる。
Claims (1)
- （１）ナシ（Ｐｙｒｕｓ ｓｅｒｏｔｉｎａ Ｒｅｈｄ
．）果実粉末及び／又は果汁粉末を必須成分とする鎮痛
食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031056A JPS61189227A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 鎮痛食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031056A JPS61189227A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 鎮痛食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189227A true JPS61189227A (ja) | 1986-08-22 |
Family
ID=12320822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60031056A Pending JPS61189227A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 鎮痛食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61189227A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1552757A1 (en) * | 2004-01-12 | 2005-07-13 | Kraft Foods Holdings, Inc. | Methods of producing beverage powders |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP60031056A patent/JPS61189227A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1552757A1 (en) * | 2004-01-12 | 2005-07-13 | Kraft Foods Holdings, Inc. | Methods of producing beverage powders |
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