JPS6118920B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118920B2 JPS6118920B2 JP52107687A JP10768777A JPS6118920B2 JP S6118920 B2 JPS6118920 B2 JP S6118920B2 JP 52107687 A JP52107687 A JP 52107687A JP 10768777 A JP10768777 A JP 10768777A JP S6118920 B2 JPS6118920 B2 JP S6118920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- mold
- manufacturing
- molding
- molds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、カーボン繊維と樹脂との組合せ振
動板の製造方法に関する。
動板の製造方法に関する。
従来より、カーボン繊維による強化プラスチツ
クを利用した振動板は知られている。この振動板
は、ヒータにより加熱された金型を用いて加熱、
加圧成形するか、金型に上記の振動板材料を配置
したのち、金型全体を炉などに入れて成形するか
のいづれかの方法により製造されている。しか
し、これらの方法にあつては、製造装置が大型と
なるばかりでなく、金型全体を熱する必要がある
ためエネルギーロスが大きく、しかも加熱、冷却
を繰返して行う場合、加熱・冷却に多大の時間と
労力を要するなどの欠点がある。
クを利用した振動板は知られている。この振動板
は、ヒータにより加熱された金型を用いて加熱、
加圧成形するか、金型に上記の振動板材料を配置
したのち、金型全体を炉などに入れて成形するか
のいづれかの方法により製造されている。しか
し、これらの方法にあつては、製造装置が大型と
なるばかりでなく、金型全体を熱する必要がある
ためエネルギーロスが大きく、しかも加熱、冷却
を繰返して行う場合、加熱・冷却に多大の時間と
労力を要するなどの欠点がある。
この発明は上記の欠点に着目して成されたもの
で、ここに、まつたく新規な構想による振動板の
製造方法、すなわち、カーボン繊維等をマトリク
スとし、熱硬化性もしくは熱可塑性樹脂を結合材
とする振動板を加熱成形する製造方法において、
上記振動板の材料を一対の成形型により加圧成形
する際、成形型間に電圧を印加して上記振動板の
材料に電流を流し、これによりカーボン繊維等に
発生する熱を利用して成形することを特徴とする
スピーカ用振動板の製造方法を提供するものであ
る。
で、ここに、まつたく新規な構想による振動板の
製造方法、すなわち、カーボン繊維等をマトリク
スとし、熱硬化性もしくは熱可塑性樹脂を結合材
とする振動板を加熱成形する製造方法において、
上記振動板の材料を一対の成形型により加圧成形
する際、成形型間に電圧を印加して上記振動板の
材料に電流を流し、これによりカーボン繊維等に
発生する熱を利用して成形することを特徴とする
スピーカ用振動板の製造方法を提供するものであ
る。
図はこの発明に係り、1はカーボン繊維をマト
リクスとして熱可塑性もしくは熱硬化性樹脂を強
化した振動板用シート、2は上下一対よりなる成
形金型で、3は一対の成形金型間に電圧を印加す
る直流もしくは交流電源である。振動板を成形す
る際には、まず振動板用シート1を金型2間に配
置しこれをプレスする。そしてこのプレス工程中
において、一対の金型間に電源3より電圧を印加
し、振動板用シート1に電源を流す。カーボン繊
維は、繊維方向に0.005Ω・cm、これと直角方向
に5.7Ω・cm程度の体積固有抵抗を持ち、さらに
カーボン繊維間にかなり高い接触抵抗を持つ。し
たがつて、電圧の印加によりカーボン繊維は発熱
し、さらに電流量を増すと、カーボン繊維周辺
は、樹脂の軟化あるいは硬化温度である150℃〜
250℃程度に上昇し、上記振動板用シート1は振
動板形状に熱成形される。成形終了後は電源3を
切つて金型2より振動板を取り出せば良い。この
発明の製造方法によれば、電圧を調整印加するの
みで、加熱温度を調整でき、また金型の一部にの
み電流を流す、あるいは部分的に電流量を変える
などすることも容易に行い得るから、振動板の特
性を安定した品質のもとに変えることができる。
なお、この実施例では、カーボン繊維の場合であ
るがステンレスなど他の導電繊維にも応用できる
ばかりでなく、非導電性繊維などを混入組合せた
振動板の成形においても利用できることは勿論で
ある。さらに従来の加熱成形方法と同時に用いて
もこの発明の目的は充分に達成される。この場
合、金型の加熱温度は従来より低くて良い。
リクスとして熱可塑性もしくは熱硬化性樹脂を強
化した振動板用シート、2は上下一対よりなる成
形金型で、3は一対の成形金型間に電圧を印加す
る直流もしくは交流電源である。振動板を成形す
る際には、まず振動板用シート1を金型2間に配
置しこれをプレスする。そしてこのプレス工程中
において、一対の金型間に電源3より電圧を印加
し、振動板用シート1に電源を流す。カーボン繊
維は、繊維方向に0.005Ω・cm、これと直角方向
に5.7Ω・cm程度の体積固有抵抗を持ち、さらに
カーボン繊維間にかなり高い接触抵抗を持つ。し
たがつて、電圧の印加によりカーボン繊維は発熱
し、さらに電流量を増すと、カーボン繊維周辺
は、樹脂の軟化あるいは硬化温度である150℃〜
250℃程度に上昇し、上記振動板用シート1は振
動板形状に熱成形される。成形終了後は電源3を
切つて金型2より振動板を取り出せば良い。この
発明の製造方法によれば、電圧を調整印加するの
みで、加熱温度を調整でき、また金型の一部にの
み電流を流す、あるいは部分的に電流量を変える
などすることも容易に行い得るから、振動板の特
性を安定した品質のもとに変えることができる。
なお、この実施例では、カーボン繊維の場合であ
るがステンレスなど他の導電繊維にも応用できる
ばかりでなく、非導電性繊維などを混入組合せた
振動板の成形においても利用できることは勿論で
ある。さらに従来の加熱成形方法と同時に用いて
もこの発明の目的は充分に達成される。この場
合、金型の加熱温度は従来より低くて良い。
以上説明したこの発明の製造方法によれば、振
動板用シートを直接加熱するためシートおよび金
型の加熱冷却を短時間で行うことができるばかり
でなく、金型を加熱するための大型ヒータ、およ
びこれを冷却するための大型冷却装置が不要とな
り、成形装置は簡単な構成となり、しかも成形型
を電極として利用し振動板の材料に電流を流して
いるので、該振動板の材料に対して全面的に電極
が接触し、従つて振動板材料の電流分布は均一と
なり、全面が均一に加熱され製品としての振動板
は均一なものとなり、さらに成形型を電極とする
ことにより、加圧成形時に振動板材料を成形型に
挾持するのみで通電が行われ、従つて作業性の向
上が図れる等の効果を得るものである。
動板用シートを直接加熱するためシートおよび金
型の加熱冷却を短時間で行うことができるばかり
でなく、金型を加熱するための大型ヒータ、およ
びこれを冷却するための大型冷却装置が不要とな
り、成形装置は簡単な構成となり、しかも成形型
を電極として利用し振動板の材料に電流を流して
いるので、該振動板の材料に対して全面的に電極
が接触し、従つて振動板材料の電流分布は均一と
なり、全面が均一に加熱され製品としての振動板
は均一なものとなり、さらに成形型を電極とする
ことにより、加圧成形時に振動板材料を成形型に
挾持するのみで通電が行われ、従つて作業性の向
上が図れる等の効果を得るものである。
図はこの発明の製造方法を実施するに際し使用
する製造装置の概念図である。 1……振動板用シート、2……成形金型、3…
…電源。
する製造装置の概念図である。 1……振動板用シート、2……成形金型、3…
…電源。
Claims (1)
- 1 カーボン繊維、ステンレス等の抵抗値の大な
る導電繊維あるいは非導電繊維をも含めた混入物
をマトリクスとし、熱硬化性もしくは熱可塑性樹
脂を結合材とする振動板を加熱成形する製造方法
において、上記振動板の材料を一対の成形型によ
り加圧成形する際、成形型間に電圧を印加し、該
成形型を電極として上記振動板の材料に電流を流
し、これにより該振動板の材料に発生する熱を利
用して成形することを特徴とするスピーカ用振動
板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10768777A JPS5441718A (en) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | Preparation of diaphragm for speaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10768777A JPS5441718A (en) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | Preparation of diaphragm for speaker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5441718A JPS5441718A (en) | 1979-04-03 |
JPS6118920B2 true JPS6118920B2 (ja) | 1986-05-14 |
Family
ID=14465415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10768777A Granted JPS5441718A (en) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | Preparation of diaphragm for speaker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5441718A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62205601A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | 多摩電気工業株式会社 | 薄膜抵抗体 |
-
1977
- 1977-09-09 JP JP10768777A patent/JPS5441718A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5441718A (en) | 1979-04-03 |
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