JPS6118875B2 - - Google Patents

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JPS6118875B2
JPS6118875B2 JP52158185A JP15818577A JPS6118875B2 JP S6118875 B2 JPS6118875 B2 JP S6118875B2 JP 52158185 A JP52158185 A JP 52158185A JP 15818577 A JP15818577 A JP 15818577A JP S6118875 B2 JPS6118875 B2 JP S6118875B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bimorph
electrodes
voltage
electrostrictive
electrode
Prior art date
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Application number
JP52158185A
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English (en)
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JPS5492084A (en
Inventor
Hitoshi Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP15818577A priority Critical patent/JPS5492084A/ja
Publication of JPS5492084A publication Critical patent/JPS5492084A/ja
Publication of JPS6118875B2 publication Critical patent/JPS6118875B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/802Circuitry or processes for operating piezoelectric or electrostrictive devices not otherwise provided for, e.g. drive circuits

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一対の電歪素子を結合して構成した
バイモルフ等の電歪変換器の駆動回路に関し、特
にVTRの回転ヘツドのトラツキング装置等に用
いて最適なものである。
一対のピエゾ・セラミツク素子を互に結合し、
偏向電圧をこれらの素子に与えてこれらの素子を
たわませるようにしたバイモルフ板が知られてい
る。このようなバイモルフ板は、例えばVTRに
おいて、磁気テープ上に形成されたトラツクと、
回転ビデオヘツドの走査軌跡とを整合させるため
のトラツキング装置に使用される。
第1A図はこのようなバイモルフ板の原理的な
構造を示している。第1A図に示すように、バイ
モルフ板1は、その両面に電極2a,2bがメツ
キ等によつて被着されたピエゾ・セラミツク素子
3と、同じくその両面に電極4a,4bが被着さ
れたピエゾ・セラミツク素子5から成つている。
これらのセラミツク素子3,5は、夫々の分極方
向が第1図の矢印で示すように互に同方向になる
ように電極2b及び4aの面で接着されている。
このようなバイモルフ板1に第1B図に示すよ
うに電圧を印加すると、セラミツク素子3に対し
ては、電極2aから電極2bの方向(分極方向)
の電界がかけられるので、圧電気効果により、セ
ラミツク素子3は矢印で示すように伸びる方向に
変形する。またセラミツク素子5に対しては、電
極4bから電極4aの方向(分極方向と逆方向)
の電界がかけられるので、セラミツク素子5は縮
む方向に変形する。従つて、バイモルフ板1は第
1B図に示すようにたわみ、その変位は電界の大
きさに応じたものとなる。また電界の方向を逆と
すれば、変位の方向も逆となる。即ち、バイモル
フ板1は分極方向と逆方向に電界が加えられてい
るセラミツク素子の側にその両端が変位する。
第2図はバイモルフ板1をVTRのトラツキン
グ装置に使用した従来のバイモルフ駆動回路を示
す回路図である。第2図の矢印に示すように、セ
ラミツク素子3,5は、夫々の分極方向が互に逆
方向となるように、電極2b及び4bの面で接着
されている。なおビデオヘツド6はバイモルフ板
1の一方の端部1aに絶縁部材7を介して取付け
られている。またバイモルフ板1の他端部1bは
回転ヘツドドラムの所定の支持部8に固定支持さ
れている。このためバイモルフ板1のたわみに応
じてビデオヘツド6が上下方向に変位されて、テ
ープ上のトラツクに対してビデオヘツド6の走査
軌跡の位置制御が行われる。
バイモルフ板1の電極2aと電極4aとの間に
は、信号源9から駆動電圧が回転ヘツドドラムの
スリツプリング10a,10bを介して加えられ
る。このため駆動電圧に応じてバイモルフ板1に
電極2aから電極4aの方向に電界が加えられた
ときには、セラミツク素子3には分極方向の電界
が加えられ、またセラミツク素子5には分極方向
とは逆方向の電界が加えられる。このためバイモ
ルフ板1は第2図の上方向に偏向される。また駆
動電圧に応じてバイモルフ板1に電極4aから電
極2aの方向に電界が加えられたときは、バイモ
ルフ板1は下方向に偏向される。
第2図に示す従来のバイモルフ駆動回路は、構
成が比較的簡単で偏向感度も高いが、より大きな
偏向量を得るために駆動電圧を高くすると、分極
方向とは逆方向の過大な電圧がセラミツク素子3
または5に印加される。このため各セラミツク素
子が減極され、バイモルフ板1の偏向能力が減少
される。
第3図はバイモルフ板1の各セラミツク素子
3,5の減極が生じないように構成したVTRの
トラツキング装置における第2図とは別の従来か
ら公知のバイモルフ駆動回路を示す回路図であ
る。第3図に示すように、セラミツク素子3,5
は第1A図の場合と同様に夫々の分極方向が同方
向となるように、電極2b及び4aの面で接着さ
れている。そしてこれらの電極2b,4aは支持
部8を介して接地電位に接続されている。セラミ
ツク素子3には分極方向のDCバイアス電圧V0
電源11からスリツプリング10aを介して供給
され、またセラミツク素子5には同じく分極方向
のDCバイアス電圧V0が電源12からスリツプリ
ング10bを介して供給される。なおこれらの
DCバイアス電圧V0によるセラミツク素子3,5
の夫々の偏向方向は互に逆方向となるので、これ
らのDCバイアス電圧V0によつてはバイモルフ板
1は変位されない。
またこれらのDCバイアス電圧に重畳して、信
号源9の駆動信号が増幅器13,14を介して互
に同相でセラミツク素子3,5に供給される。即
ち、セラミツク素子3には分極方向に駆動電圧が
供給され、セラミツク素子5には分極方向とは反
対の方向に駆動電圧が供給される。従つて、バイ
モルフ板1は増幅器13,14の出力電圧の瞬時
値vの2倍で偏向される。また各増幅器13,1
4の出力の最大ピーク−ピーク値をVnaxとする
と、DCバイアス電圧はVnax/2に設定されてい
る。従つて、増幅器13の出力が−Vnax/2に
なつた場合でも、セラミツク素子3には分極方向
とは逆方向の電圧が印加されることがない。また
増幅器14の出力がVnax/2になつた場合で
も、セラミツク素子5には分極方向とは逆方向の
電圧が印加されることがない。
このように第3図のバイモルフ駆動回路によれ
ば、各セラミツク素子が逆方向の電圧によつて減
極されることがないが、以下のような欠点を有し
ている。即ち、駆動電圧が分極方向にのみ印加さ
れるので、第2図に示すような両方向駆動よりも
偏向振巾が減少する。また常にDCバイアス電圧
が印加されているので、バイモルフ板1の全長が
経時変化し、このためドラム外周囲からのビデオ
ヘツド6の突出量が変化する。更に、2回路分の
増幅器13,14及びDCバイアス用の電源1
1,12を夫々必要とし、回路構成が複雑とな
る。
また上記第2図及び第3図に示す従来の駆動方
法に共通の欠点として、両側の電極2aと4a、
或は2aと4bの双方に駆動電圧が供給されるの
で、ビデオヘツド6及びバイモルフ板1をヘツド
ドラムに取付けるための支持部8は、バイモルフ
板1の電極から絶縁される必要があり、このため
構造が複雑となる。またバイモルフ板1に駆動電
圧を供給するために少くとも2つのスリツプリン
グを回転ヘツドドラムに設けなければならない。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、一対の電歪素子をその分極方向が互に逆
方向になるように中央電極を介して結合して電歪
変換器を構成し、この電歪変換器の両側面電極の
一方に接地電位を、また他方に交流駆動電圧を
夫々供給して、上記電歪変換器がその平衡位置を
中心として両側方向に偏向され得るように構成
し、接地電位側の電極先端に磁気ヘツドを取り付
けると共に、上記中央電極と上記両側電極との間
の夫々にダイオードを接続し、これによつて実質
的に分極方向の駆動電圧のみが上記一対の電歪素
子に交互に供給されるように構成したものであ
る。このように構成することによつて、電歪素子
が減極されて電歪素子の偏向特性が劣化すること
がないようにし、またこの電歪変換器に駆動電圧
を供給するためのリード線、スリツプリング等の
電圧供給媒体の数を少なくすることができるよう
にしている。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第4図は本発明の一実施例を示すバイモルフ駆
動回路の回路図である。第4図に示すように、セ
ラミツク素子3,5は、夫々の分極方向が矢印で
示すように互に逆方向となるように、電極2b及
び4bの面で接着されている。このバイモルフ板
1の一方の端部は回転ヘツドドラムの支持部8に
固定支持され、バイモルフ板1の一方の側の電極
4aはこの支持部8を介して接地電位となつてい
る。そしてこの電極4aの側の他方の端部にはビ
デオヘツド6が絶縁部材を介さずに直接に取付け
られている。また電極2aには信号源9からの正
負に変化する交流の駆動電圧がスリツプリング1
0を介して供給され、この駆動電圧に応じてバイ
モルフ板1が偏向される。更に、第4図に示すよ
うにバイモルフ板1の接着面の電極2b,4bと
信号源9との間には、ダイオード15aが接続さ
れ、また電極2b,4bと接地電位との間には、
ダイオード15bが接続されている。なおこれら
のダイオード15a,15bは回転ヘツドドラム
に取付けられている。
次に第4図のバイモルフ駆動回路の動作を説明
する。バイモルフ板1の電極2aに供給される駆
動電圧が+Eのときは、セラミツク素子3を介し
て電極2b,4bに正の電圧が印加されるので、
これらの電極2b,4bを介して順方向電圧がダ
イオード15bのカソードに供給され、このため
にこのダイオード15bがオンとなる。またダイ
オード15aは逆バイアスとなつてオフになる。
従つて、セラミツク素子5には分極方向とは逆方
向の駆動電圧は実質的に印加されることがない。
またセラミツク素子3にはほゞ+Eの分極方向の
駆動電圧が印加され、この駆動電圧に応じてバイ
モルフ板1が第4図の上方向に偏向される。また
バイモルフ板1の電極2aに供給される駆動電圧
が−Eのときは、セラミツク素子5を介して電極
2b,4bに正の電圧が印加されるので、これら
の電極2b,4bを介して順方向電圧がダイオー
ド15aに供給され、このためにこのダイオード
15aがオンとなる。またダイオード15bは逆
バイアスとなつてオフになる。従つて、セラミツ
ク素子3には分極方向とは逆方向の駆動電圧は実
質的に印加されることがない。またセラミツク素
子5にはほゞ+Eの分極方向の駆動電圧が印加さ
れ、この駆動電圧に応じてバイモルフ板1が第4
図の下方向に偏向される。
なお本実施例においては、回転ヘツドドラムに
設けられるスリツプリングが1個であるので、第
2図及び第3図に示す従来のバイモルフ駆動回路
よりもスリツプリングを減少させることができ
る。またバイモルフ板1の一方の表面の電極を接
地電位にしているので、バイモルフ板1のヘツド
ドラムの支持部8への取付け、及びビデオヘツド
6のバイモルフ板1への取付けに絶縁部材を使用
しなくてもよく、構造上極めて有利である。また
この接地側面極にバイモルフ板1の変位量を検出
する検出器を取付けることも容易である。
本発明は上述の如く、一対の電歪素子をその分
極方向が互に逆方向になるように中央電極を介し
て結合して構成した電歪変換器の側面電極の一方
に接地電位を、また他方に交流駆動電圧を供給
し、上記中央電極と上記両側面電極との間の夫々
にダイオードを接続して、実質的に分極方向の駆
動電圧のみが上記一対の電歪素子に交互に供給さ
れるようにした。故に減極方向電圧によつて電歪
素子が減極されて電歪変換器の偏向特性が劣化す
ることを簡単な回路構成でもつて防止することが
でき、しかも電歪変換器の一方の側面電極を接地
電位としたので、電歪変換器に駆動電圧を供給す
るためのリード線スリツプリング等の電圧供給媒
体の数を極力少なくすることができる。また片側
接地にしてあるら、磁気ヘツドを電歪素子に直接
取付けても、ドライブ電圧によつてヘツド信号電
流が影響されることが全く無い。
【図面の簡単な説明】
第1A図はバイモルフ板の原理的な構造図、第
1B図は第1A図のバイモルフ板の動作を示す説
明図、第2図はバイモルフ板をVTRのトラツキ
ング装置に使用した従来のバイモルフ駆動回路を
示す回路図、第3図はバイモルフ板の各セラミツ
ク素子に減極が生じないように構成したVTRの
トラツキング装置における第2図とは別の従来か
ら公知のバイモルフ駆動回路を示す回路図、第4
図は本発明の一実施例を示すVTRのトラツキン
グ装置におけるバイモルフ駆動回路の回路図であ
る。 なお図面に用いられている符号において、3は
ピエゾ・セラミツク素子、2a,2b,4a,4
bは電極、5はピエゾ・セラミツク素子、9は信
号源、15a,15bはダイオードである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の電歪素子をその分極方向が互いに逆方
    向になるように中央電極を介して結合して電歪変
    換器を構成し、この電歪変換器の両側面電極の一
    方に接地電位を、また他方に交流駆動電圧を夫々
    供給して、上記電歪変換器がその平衡位置を中心
    として両側方向に偏向され得るように構成し、接
    地電位側の電極先端に磁気ヘツドを取り付けると
    共に、上記中央電極と上記両側面電極との間の
    夫々にダイオードを並列接続し、これによつて実
    質的に分極方向の駆動電圧のみが上記一対の電歪
    素子に交互に供給されるように構成した電歪変換
    器の駆動回路。
JP15818577A 1977-12-29 1977-12-29 Driving circuit of electrostrictive converter Granted JPS5492084A (en)

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JPS5492084A JPS5492084A (en) 1979-07-20
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JPH01138778U (ja) * 1988-03-15 1989-09-21
JPH0330997A (ja) * 1989-06-28 1991-02-08 Osaka Sealing Insatsu Kk カード送付体

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