JPS6118849Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118849Y2 JPS6118849Y2 JP15069281U JP15069281U JPS6118849Y2 JP S6118849 Y2 JPS6118849 Y2 JP S6118849Y2 JP 15069281 U JP15069281 U JP 15069281U JP 15069281 U JP15069281 U JP 15069281U JP S6118849 Y2 JPS6118849 Y2 JP S6118849Y2
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- JP
- Japan
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- collecting plate
- water
- hair
- hair collecting
- blade holder
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、毛溜め皿に溜まつた毛屑や皮脂分
（あか）を水洗いするタイプの電気かみそりの改
良に係り、洗い残される毛屑、皮脂分中の細菌の
発生、繁殖を防止することを目的とするものであ
る。
（あか）を水洗いするタイプの電気かみそりの改
良に係り、洗い残される毛屑、皮脂分中の細菌の
発生、繁殖を防止することを目的とするものであ
る。
従来、水洗い式電気かみそりは、毛溜め皿に水
を流入させて内刃を回転させ、この遠心力で毛溜
め皿内の毛屑や皮脂分を水と共に毛溜め皿の周壁
一部に開口した排出口から洗い流すようになつて
いる。しかし、毛溜め皿には毛屑や皮脂分が強く
付着していることがあり、このため毛屑や皮脂分
が完全に洗い落されず、水分を保有したまま残る
ことがある。この洗い残された毛屑や皮脂分が温
度条件などにより発酵、腐敗し、このさい細菌、
とくにブドウ状球菌が繁殖する。この状態で深剃
りをして皮膚の表面に擦過傷を受けると、この擦
過傷から前述した細菌が侵入し、化膿させるおそ
れがある。
を流入させて内刃を回転させ、この遠心力で毛溜
め皿内の毛屑や皮脂分を水と共に毛溜め皿の周壁
一部に開口した排出口から洗い流すようになつて
いる。しかし、毛溜め皿には毛屑や皮脂分が強く
付着していることがあり、このため毛屑や皮脂分
が完全に洗い落されず、水分を保有したまま残る
ことがある。この洗い残された毛屑や皮脂分が温
度条件などにより発酵、腐敗し、このさい細菌、
とくにブドウ状球菌が繁殖する。この状態で深剃
りをして皮膚の表面に擦過傷を受けると、この擦
過傷から前述した細菌が侵入し、化膿させるおそ
れがある。
この考案は、かかる事実に着目し、ひげ切断部
の毛溜め皿あるいは内刃ホルダなど主要構成部品
のうちの少なくともひとつのプラスチツク成形部
品に、洗浄水を溶出する消消毒薬剤を含浸させて
おくことにより、洗い残された毛屑や皮脂分中の
細菌の発生を防止することのできる水洗い式電気
かみそりを提供しようとするものである。
の毛溜め皿あるいは内刃ホルダなど主要構成部品
のうちの少なくともひとつのプラスチツク成形部
品に、洗浄水を溶出する消消毒薬剤を含浸させて
おくことにより、洗い残された毛屑や皮脂分中の
細菌の発生を防止することのできる水洗い式電気
かみそりを提供しようとするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
図面はこの考案に係る水洗い式電気かみそりを
例示しており、この本体ケース１の内部にはモー
タ２を内蔵し、本体ケース１の上部に毛溜め皿３
を形成してある。毛溜め皿３はこの開口上端に網
目状の外刃４をホルダ５を介して取外し可能にね
じ込み装着し、毛溜め皿３の内部には、外刃４の
内面に摺接する複数枚の内刃６を放射状に弾支し
たホルダ７を収容配置し、この内刃ホルダ７の下
面に突設したボス部７ａをモータ２から上向きに
突出する駆動軸１０に挿脱可能に嵌合してある。
毛溜め皿３の内底面１１の中央には、内刃ホルダ
７のボス部７ａおよび駆動軸１０を囲繞するボス
１２を上向きに突設し、そのボス１２に多数のブ
レード１３を放射状に有する回転翼車１４を遊転
自在に嵌合してある。そして、毛溜め皿３の周壁
１５の一部に、内底面１１に連なつて内外に貫通
する排出口１６を開口し、この排出口１６を周壁
１５の外周一部に周方向にスライド自在に嵌合し
た蓋体１７で開閉自在としてある。しかるとき
は、水道水などを外刃４の多数の小孔を通して毛
溜め皿３に注ぎ込みながら内刃６と共に内刃ホル
ダ７を回転させると、その遠心力で毛溜め皿３内
の水が周壁１５の内周に沿つて回流し、この回流
水で回転翼車１４も連れ回りし、毛溜め皿３内の
毛屑や皮脂分が水と共に排出口１６から外部に排
出される構造になつている。なお、回転翼車１４
を具備することによつて水洗い効率を高めること
ができるが、この車１４は必ずしも必要とするも
のではない。
例示しており、この本体ケース１の内部にはモー
タ２を内蔵し、本体ケース１の上部に毛溜め皿３
を形成してある。毛溜め皿３はこの開口上端に網
目状の外刃４をホルダ５を介して取外し可能にね
じ込み装着し、毛溜め皿３の内部には、外刃４の
内面に摺接する複数枚の内刃６を放射状に弾支し
たホルダ７を収容配置し、この内刃ホルダ７の下
面に突設したボス部７ａをモータ２から上向きに
突出する駆動軸１０に挿脱可能に嵌合してある。
毛溜め皿３の内底面１１の中央には、内刃ホルダ
７のボス部７ａおよび駆動軸１０を囲繞するボス
１２を上向きに突設し、そのボス１２に多数のブ
レード１３を放射状に有する回転翼車１４を遊転
自在に嵌合してある。そして、毛溜め皿３の周壁
１５の一部に、内底面１１に連なつて内外に貫通
する排出口１６を開口し、この排出口１６を周壁
１５の外周一部に周方向にスライド自在に嵌合し
た蓋体１７で開閉自在としてある。しかるとき
は、水道水などを外刃４の多数の小孔を通して毛
溜め皿３に注ぎ込みながら内刃６と共に内刃ホル
ダ７を回転させると、その遠心力で毛溜め皿３内
の水が周壁１５の内周に沿つて回流し、この回流
水で回転翼車１４も連れ回りし、毛溜め皿３内の
毛屑や皮脂分が水と共に排出口１６から外部に排
出される構造になつている。なお、回転翼車１４
を具備することによつて水洗い効率を高めること
ができるが、この車１４は必ずしも必要とするも
のではない。
かかる構造の水洗い式電気かみそりにおいて、
この考案では毛溜め皿３、内刃ホルダ７、および
外刃ホルダ５の全部、もしくはそのうちのいずれ
かひとつ又はふたつの部品をプラスチツク材で成
形し、このプラスチツク材で成形された部品に水
溶性の消毒薬剤を含浸させたものとする。上記プ
ラスチツク材としては、例えばABC、スチロー
ル樹脂などの発泡プラスチツクが含浸性良好で望
ましく、その中でも独立泡型より連続気泡型の発
泡プラスチツク材の方が好ましい。消毒薬剤とし
てはクレゾール、好ましくは化膿菌に対して強力
な殺菌作用を有するアクリノールを用いる。
この考案では毛溜め皿３、内刃ホルダ７、および
外刃ホルダ５の全部、もしくはそのうちのいずれ
かひとつ又はふたつの部品をプラスチツク材で成
形し、このプラスチツク材で成形された部品に水
溶性の消毒薬剤を含浸させたものとする。上記プ
ラスチツク材としては、例えばABC、スチロー
ル樹脂などの発泡プラスチツクが含浸性良好で望
ましく、その中でも独立泡型より連続気泡型の発
泡プラスチツク材の方が好ましい。消毒薬剤とし
てはクレゾール、好ましくは化膿菌に対して強力
な殺菌作用を有するアクリノールを用いる。
なお、回転翼車１４を具備する場合はこれもプ
ラスチツク材で成形し、これに消毒薬剤を含浸さ
せてもよい。
ラスチツク材で成形し、これに消毒薬剤を含浸さ
せてもよい。
この考案は上記構成とするものであり、毛溜め
皿３、外刃ホルダ５および内刃ホルダ７のうちの
少なくともひとつの部品をプラスチツク材で成形
し、このプラスチツク成形部品に水溶性の消毒薬
剤を含浸させたものであるから、毛溜め皿３の内
部を上述したように水洗いする時に、前記プラス
チツク成形部品中の消毒薬剤が洗浄水に溶け出
る。したがつて、水洗いの不完全により、たとえ
毛溜め皿３内に毛屑や皮脂分が残るようなことが
あつても、溶出する消毒薬によりこれら毛屑や皮
脂分中の細菌発生を未然に防止することができ
る。また、毛溜め皿３などのプラスチツク成形部
品中に消毒薬剤を含浸させておけば、消毒薬剤は
一度の水洗いでその全部が溶出してしまうような
ことはなく、水洗いの都度、徐徐に溶出してゆ
き、多数回にわたる水洗いに際しその都度消毒を
可能にするし、また特別に薬剤溜め部なるものを
毛溜め皿３の内部に形成しなくてすむ等の利点が
ある。
皿３、外刃ホルダ５および内刃ホルダ７のうちの
少なくともひとつの部品をプラスチツク材で成形
し、このプラスチツク成形部品に水溶性の消毒薬
剤を含浸させたものであるから、毛溜め皿３の内
部を上述したように水洗いする時に、前記プラス
チツク成形部品中の消毒薬剤が洗浄水に溶け出
る。したがつて、水洗いの不完全により、たとえ
毛溜め皿３内に毛屑や皮脂分が残るようなことが
あつても、溶出する消毒薬によりこれら毛屑や皮
脂分中の細菌発生を未然に防止することができ
る。また、毛溜め皿３などのプラスチツク成形部
品中に消毒薬剤を含浸させておけば、消毒薬剤は
一度の水洗いでその全部が溶出してしまうような
ことはなく、水洗いの都度、徐徐に溶出してゆ
き、多数回にわたる水洗いに際しその都度消毒を
可能にするし、また特別に薬剤溜め部なるものを
毛溜め皿３の内部に形成しなくてすむ等の利点が
ある。
第１図はこの考案に係る水洗い式電気かみそり
の一例を示すその一部切欠き正面図、第２図は第
１図における−線断面図である。 １……本体ケース、３……毛溜め皿、４……外
刃、５……外刃ホルダ、６……内刃、７……内刃
ホルダ。
の一例を示すその一部切欠き正面図、第２図は第
１図における−線断面図である。 １……本体ケース、３……毛溜め皿、４……外
刃、５……外刃ホルダ、６……内刃、７……内刃
ホルダ。
Claims (1)
- 本体ケース１の上部に形成された毛溜め皿３の
開口上端に外刃４を具有する外刃ホルダ５を装着
し、毛溜め皿３に内刃６を具有する内刃ホルダ７
を収容配置した水洗い式電気かみそりにおいて、
前記毛溜め皿３、外刃ホルダ５、および内刃ホル
ダ７のうちの少なくともひとつの部品をプラスチ
ツク材で成形し、このプラスチツク材で成形され
た部品に水溶性の消毒薬剤を含浸させてあること
を特徴とする水洗い式電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15069281U JPS5855773U (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 水洗い式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15069281U JPS5855773U (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 水洗い式電気かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855773U JPS5855773U (ja) | 1983-04-15 |
| JPS6118849Y2 true JPS6118849Y2 (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=29943405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15069281U Granted JPS5855773U (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 水洗い式電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855773U (ja) |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP15069281U patent/JPS5855773U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5855773U (ja) | 1983-04-15 |
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