JPS61188260A - ブレ−キ液圧制御装置 - Google Patents

ブレ−キ液圧制御装置

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JPS61188260A
JPS61188260A JP2698085A JP2698085A JPS61188260A JP S61188260 A JPS61188260 A JP S61188260A JP 2698085 A JP2698085 A JP 2698085A JP 2698085 A JP2698085 A JP 2698085A JP S61188260 A JPS61188260 A JP S61188260A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブレーキ液圧制御装置、特に4輪駆動車等の
駆動状態が切り換わる車両でのブレーキ液圧制御技術に
関する。
(従来の技術) 従来のブレーキ液圧制御バルブとしては、例えば、「ニ
ラサンサービス周軸第453号F22型系車の紹介」 
(昭和57年2月9日産自動車(株)発行)の第94ペ
ージに記載されているようなものが知られている。
この従来のバルブは、Gポールタイプのロードセンシン
グプロポーショニングバルブ(LSPV)と呼ばれるも
ので、車両の制動減速度は車重に比例して変化すること
を利用し、慣性質量(Gポール)が制動減速度により所
定の慣性力を受けたらバルブを作動させて後輪側ブレー
キ液圧を制御しようとするものであった。
従って、空車時や積載時等によって重重か変わっても、
車重に応じてバルブ作動開始点(スプリットポイント)
を変化させ(車重が大きくなるに従って高圧側に移動)
1前後輪に加わる荷重変動があっても、後輪が先にロッ
クするのを防止できるものであった。
尚、前記スプリットポイントを超えたら、前後輪のブレ
ーキ液圧上昇率に比べて、後輪側のブレーキ液圧上昇率
が低下するようにブレーキ液圧は減圧制御される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のブレーキ液圧制御バル
ブにあっては、単に車重の変化に応じて後輪のブレーキ
液圧を制御しようとするものであったため、この従来の
バルブをそのまま前後輪の駆動系が機械的に分離された
り、直結されたりする4輪駆動車に用いた場合、駆動分
離状態では問題ないが、駆動直結状態では、後輪側の制
動力が有効に生かされていない制動状態となる問題点が
あった。
なぜなら、駆動直結状態においては、各輪にエンジン駆
動系が連結されていることで、輪荷重が低くても各輪に
はトラクションが作用し、駆動分離状態に比べてより高
いブレーキ液圧にて車輪ロックが生じる。
しかし、この高いブレーキ液圧では、バルブ作動により
制動配分は前輪側が高く、後輪側が低い状態となってい
るため、前輪側からロックが生じ、この前輪ロックと同
時に駆動直結されている後輪も口・ツクしてしまう。
ところが、この前後輪ロック状態でのブレーキ液゛圧を
みると、前輪側は高いが、後輪側は液圧制御により低い
液圧となっているため、トータルの制動力としては、後
輪側の制動力が小さい分低く抑えられ、安定した制動性
能を発揮できない制動状態となっていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
以下に述べる解決手段とした。
本発明の解決手段を、第1図に示すクレーム概念図によ
り説明すると、図示しないエンジンにより前後輪1.2
のどちらかが常時駆動され、前後輪1.2の駆動系が機
械的に分離された駆動状態と、機械的に直結された駆動
状態と、の切り換えができる車両に設けられ、マスタシ
リンダ3からのブレーキ液圧Pmのうち後輪側ブレーキ
液圧Prを制御するブレーキ液圧制御バルブ4を備えた
ブレーキ液圧制御装置において、前記ブレーキ液圧制御
バルブ4にブレーキ液圧制御特性を異ならせる特性変更
手段5を設け、前後輪の駆動系が駆動分離状態か駆動直
結状態かを検出し、駆動分離状態であればブレーキ液圧
の低い特性を選択し、駆動直結状態であればブレーキ液
圧の高い特性を選択する選択信号■を前記特性変更手段
5に出力する選択信号発生手段6を設けた。
(作 用) 従って、本発明のブレーキ液圧制御装置では、上述のよ
うな手段としたことで、前後輪の駆動系が駆動分離状態
であれば、ブレーキ液圧の低いブレーキ液圧制御特性が
選択され、後輪の早期ロックが防止できるし、また、前
後輪の駆動系が駆動直結状態であれば、ブレーキ液圧の
高いブレーキ液圧制御特性が選択され、制動時に後輪の
制動力が有効に生かされ、安定した制動性能を発揮させ
ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、センターディファ
レンシャルを備えたパートタイム式4輪駆動車のブレー
キ液圧制御装置を例にとる。
゛まず、第2図に示す第1実施例について、その構成を
説明する。
第2図に示すブレーキ液圧制御装置Aは、前輪または後
輪駆動をベースにしたパートタイム式4輪駆動車(図示
していない)に設けられたもので、この4輪駆動車には
4輪駆動状態と2輪駆動状態とを切り換えるトランスフ
ァと、旋回時に前後輪の回転差を吸収するセンターディ
ファレンシャルが備えられ、車室内にはトランスファを
操作する駆動切換レバーlOと、センターディファレン
シャルをロックするデフロッククラッチ操作レバー11
と、が配設されている。
前記ブレーキ液圧制御装置Aは、第2図に示すように、
ブレーキペダル12、マスタバック13、フロントホイ
ールシリンダ14,15、ブレーキ液圧制御バルブ16
、リヤホイールシリンダ17.18、ソレノイド作動回
路19を主な構成としている。
上記マスタバック13は、真空倍力装置20とマスタシ
リンダ21とから構成され、前記ブレーキペダル12か
らのブレーキ踏力を真空倍力装置20によって高め、こ
の高められた力でマスタシリンダ21のピストンを押し
、ブレーキ液圧Pmを発生させるものである。
尚、マスタシリンダ21には、フロント液圧ボート22
とリヤ液圧ボート23が設けられ、一方のフロント液圧
ボート22はフロントブレーキパイプ24によってフロ
ントホイールシリンダ14゜15に接続され、他方のリ
ヤ液圧ボート23は、ブレーキ液圧制御バルブ16を介
して、第1及び第2リヤブレーキパイプ25.26によ
ってリヤホイールシリンダ17.18に接続されている
また、マスタシリンダ21のリザーバタンク27.28
にはl/ベルインジケータスイッチ29゜30が内蔵さ
れていて、リザーバタンク27,28内のブレーキ液面
がブレーキパイプの失陥等で低下した場合に、接点が閉
じるようになっている。
上記フロントホイールシリンダ14.15は、ディスク
ブレーキタイプのフロントブレーキ31.32に設けら
れたもので、このフロントホイールシリンダ14.15
にブレーキ液圧Pmを供給させれば、ディスクロータ3
3.34をブレーキパッドで圧着して制動が行なわれる
上記リヤホイールシリンダ17.18は、前記フロント
ホイールシリンダ14.15と同様に、ディスクブレー
キタイプのりャブレーキ35,36に設けられたもので
、このリヤホイールシリンダ17.18にブレーキ液圧
制御バルブ16を経過したりャブレーキ液圧Prを供給
させることで制動が行なわれる。
上記ブレーキ液圧制御バルブ16は、マスタシリンダ2
1とりャホイールシリンダ17.18との途中に設けら
れ、マスタシリンダ21からのブレーキ液圧Pmを、所
定の液圧を超えたら減圧制御させるバルブで、第2図に
示すように、バルブ本体37、入口液圧ボート38、出
口液圧ボート39、プランジャ40、セットスプリング
41゜42.43、アクチュエーティングピストン44
、封じ込め液圧室45、Gポール46、ソレノイド47
(特性変更手段)を備えている。
前記入口液圧ボート38は、マスタシリンダ21と接続
され、マスタシリンダ21により発生したブレーキ液圧
Pmが供給される。
前記出口液圧ボート39は、リヤホイールシリンダ17
.18と接続され、ブレーキ液圧制御バルブ16からの
りャブレーキ液圧Prをリヤホイールシリンダ17.1
8に供給させる。
前記プランジャ40は、バルブ本体37に摺動可能に設
けれらたもので、このプランジャ40は、出口液圧ボー
ト39側が大径(断面積At)に形成され、セットスプ
リング41,42,43側が小径(断面積A2)に形成
されている。
つまり、マスタシリンダ21からのブレーキ液圧Pmが
所定の圧力(スプリットポイン)Pの圧力)に達すると
、(プランジャ40の断面積A2)×(ブレーキ液圧P
m)がセットスプリング41.42.43によるスプリ
ング力SFに打ち勝ってプランジャ40は第2図左方に
移動し、ポペット弁体48を閉じさせる。
そして、ブレーキ液圧Pmが更に上昇すると、力のバラ
ンスが逆になってポペット弁体48は開き、このポペッ
ト弁体48の開閉が繰り返されることで、ブレーキ液圧
Pmがスプリットポイントpを超えると、リヤブレーキ
液圧Prの液圧上昇率はブレーキ液圧Pmの液圧上昇率
よりも低くなる。
前記セットスプリング41,42.43はブレーキ液圧
制御バルブ16の作動開始点(スプリットポイントp)
を設定するためのスプリングで、このスプリング力SF
は、封じ込め液圧室45の封じ込め圧力PSにより可変
である。
前記Gポール46は、入口液圧ボート38と連通してい
るブレーキ液圧室49に可動状態で設けられているもの
で、このGポール46が車両前方に移動してポールシー
ト50を閉鎖すると、その時のブレーキ液圧Pmを封じ
込め液圧室45に封じ込め、アクチュエーティングピス
トン44には封じ込め圧力Psを作用させ、セットスプ
リング41.42.43を所定のスプリング力SPに固
定させる。
前記ソレノイド47は、Gポール46に対してポールシ
ー)50とは反対側に配置され、Gポール46側のスト
ッパプレート51と、バルブ本体37に螺合させた固定
ポルト52とによって設けられている。
つまり、ソレノイド47に対して通電がない時は、従来
と同様に、Gポール46には制動減速度による慣性力の
みしか作用しないが、ソレノイド47に対して通電した
時は、ソレノイド47による電磁力Feが慣性力とは反
対方向に作用するように設けられ□ている。
上記ソレノイド作動回路19は、前後輪の駆動直結状態
において、前記ソレノイド47を作動させる回路で、バ
ッテリ電源53とソレノイド47との配線54の途中に
、直列状態で、駆動切換レバー10に連動するレバース
イッチ55と、デフロッククラッチ操作レバー11に連
動するレバースイッチ56とが設けられている。
尚、一方のレバースイッチ55は、駆動切換レバー10
を4輪駆動状態に切り換えた時に接点が閉゛じ、他方の
レバースイッチ56は、デフロッククラッチ操作レバー
11をデフロック側に切り換えた時に接点が閉じる。
また、実施例では、マスタシリンダ21のレベルインジ
ケータスイッチ29が、前記両しバースイイッチ55.
56とは並列に設けられ、このレベルインジケータスイ
ッチ29の接点が閉じた時もソレノイド47を通電によ
り作動させるようにしている。
次に第1実施例の作用を説明する。
(イ)前後輪の駆動分離状態 2輪駆動状態か、もしくは、4輪駆動状態であっても、
デフロッククラッチを切った時には、晶後輪の駆動分離
状態となる。
□ この状態では、レバースイー2チ55,56の両方
□もしくは一方の接点が開い゛た状態であり、バッテリ
電源53からソレノイド47に対しては通−がなさ□れ
る。
従って、ブレーキ液圧制御バルブ16は、従来通りの作
動をし、Gポール46にも制動減速度による慣性力のみ
が作用し、晶後輪のブレーキ液圧配分特性は:第3’1
mの線図Bに示すように、車重に応じて設定されたスプ
リットポイントP1からリヤブレーキ液圧Prが減圧□
されるという配分を示し□、制動時の輪掬重□移動によ
る゛後輪の早期ロックを防止できる。
(ロ)前後輪の駆動直結状態 ゛4輪駆動状′態であり、かつデブロッククラッチをデ
フロック側にした時は、前後輪の駆動系が連結された駆
動直結状態となる。
この状態では、両レバースイッチ55.56の接点が閉
じた状態であり、バッテリー電源53からソレノイド4
7に対して通電がなされる。
従って、ブレーキ液圧制御バルブ16のGポール46に
は、制動減速度゛による慣性力とこの慣性力とは、反対
方向にソレノイド47による電磁力Feが作用し、前後
輪の駆動分離状態と同じ慣性力が加わっている状態+あ
っても、Gポール46は車両前方側に移動せず、さらに
、電磁力Feを超える慣性力がGポール46に加わらな
いことには、Gポール46によってポールシート50を
閉じさせることができない。
このために、封じ込め液圧室45の封じ込め圧力Psは
高くなり、これによって、第3図の線図Cに示すように
、スプリットポイントP2が高いブレーキ液圧配分特性
を示す。
この駆動直結状態では、駆動分離状態のブレーキ液圧P
mlに比べて、高いブレーキ液圧P m 2にて車輪ロ
ックが生じるが、このブレーキ液圧Pm2でのブし−キ
液圧配分をみると、後輪側のりャブレーキ液圧Prがソ
レノイドの作動がない場合でのりャブレーキ液圧Prl
に比べて、高いりヤブレーキ液圧Pr2となる。
このように、駆動直結状態においてリヤブレーキ液圧P
r2を高めることができることで、制動時に後輪側の制
動力が有効に生がされ、4輪ロック時に後輪の制動力不
足で後輪のみが路面との摩擦力で回転し、制動挙動が不
安定となることを防止できる。
(ハ)パーシャル時 フロントのブレーキパイプ系統等が失陥状態となった時
(パーシャル時)は、マスタシリンダ21のリザーバタ
ンク29のブレーキ液面が低下し、レベルインジケータ
スイッチ29の接点が閉じて、ソレノイド47に通電が
なされる。
従って、上述の駆動直結状態と同様に、高いブレーキ液
圧時まで、マスタシリンダ21からのブレーキ液圧Pm
がそのままりヤブレーキ液圧Prとなり、後輪の制動力
を高めることができる。
次に第4図に示す第2実施例について説明する。
この実施例は、レバースイッチ55.56と直の抵抗値
を変えることで、ソレノイド47による電磁力Feを変
更でき、車種等によってソレノイド47を変えなくても
、対応ができるようにした例である。
尚、他の構成は、第1実施例と同様であるので、図面に
同一符号を付して説明を省略する。
従って、第2実施例では、抵抗57を交換するだけで、
ソレノイド47への電流値が変わり、電磁力Feが変更
されるので、例えば、車重の重い車種に取り付けたい場
合や、駆動直結状態でリヤブレーキ液圧Prをもっと上
げたい場合には、抵抗57を小さいものと取り換えれば
第5図の線図り、Hに示すように、駆動直結状態でのブ
レーキ液圧配分特性を異ならせることができる。
また、第2実施例では、固定抵抗を用いる場合を示した
が、可変抵抗を用いてもよく、この場合は、抵抗値の調
整で、スプリットポイントの変更ができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、本発明の装置を適用する車両としては、実施例
以外にもセンターディファレンシャルを備えていないパ
ートタイム式4輪駆動車や、センターディファレンシャ
ルを備えたフルタイム式4輪駆動車であってもよい。
また、ブレーキ液圧制御バルブとして、実施例ではGポ
ールタイプのLSPVを示したが、リンケージタイプの
LSPVや、その他、セットスプリング力を変えること
ができるような構造としたプロボーショニングバルブ等
を用いてもよい。
また、ブレーキ液圧制御特性の特性変更手段として、実
施例ではソレノイドを用いたが、ブレーキ液圧制御バル
ブの構造に応じてモータやその他、電気や油圧等による
信号で特性を変更させる手段であってもよい。
また、実施例では、駆動分離状態と駆動直結状態とを検
出する手段として、レバースイッチを示したが、センサ
等を用いてもよく、さらに選択信号発生手段として、単
にバッテリーからの配線による回路を示したが、マイク
ロコンピュータを用い、駆動状態検出手段からの検出信
号を入力し、この信号に応じて、予め記憶された特性か
ら最良のブレーキ液圧制御特性を選択し、この選択に応
じて信号を出力する制御回路を用いてもよい。
また、実施例では、駆動直結状態でスプリットポイント
を液圧が高い方へ移動させるようにした例を示したが、
駆動直結状態で減圧制御機能を完全に抑えるような制御
であってもよいし、さらに、駆動直結状態をベースとし
て設定されたブレーキ液圧制御特性を、駆動分離状態で
は、選択信号により、後輪側のブレーキ液圧を減圧させ
るような制御であってもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のブレーキ液圧制御装
置にあっては、ブレーキ液圧制御バルブに、ブレーキ液
圧制御特性を異ならせる特性変更手段と、特性を選択す
る選択信号発生手段と、を備えた構成としたため、前後
輪の駆動系が駆動分離状態であれば、ブレーキ液圧の低
いブレーキ液圧制御特性が選択され、後輪の早期ロック
が防止できるという効果が得られるし、また、前後輪の
駆動系が駆動直結状態であれば、ブレーキ液圧の高いブ
レーキ液圧制御特性が選択され、制動時に後輪の制動力
が有効に生かされ、安定した制動性能を発揮させること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブレーキ液圧制御装置を示すクレーム
概念図、第2図は第1実施例のブレーキ−圧制御装置を
示す図、第3図は第1実施例装置でのブレーキ液圧配分
特性を示す特性線図、第4図は第2実施例装置を示す図
、第5図は第2実施例装置でのブレーキ液圧配分特性を
示す特性線図である。 l・・・前輪 2・・・後輪 3・・・マスタシリンダ 4・・・ブレーキ液圧制御バルブ 5・・・特性変更手段 6・・・選択信号発生回路 ■・・・選択信号 Pm・・・ブレーキ液圧 Pr・・・後輪側ブレーキ液圧 (リヤブレーキ液圧)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)前後輪の駆動系が機械的に分離された駆動状態と、
    機械的に直結された駆動状態と、の切り換えができる車
    両に設けられ、マスタシリンダからのブレーキ液圧のう
    ち後輪側ブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御バル
    ブを備えたブレーキ液圧制御装置において、前記ブレー
    キ液圧制御バルブにブレーキ液圧制御特性を異ならせる
    特性変更手段を設け、前後輪の駆動系が駆動分離状態か
    駆動直結状態かを検出し、駆動分離状態であればブレー
    キ液圧の低い特性を選択し、駆動直結状態であればブレ
    ーキ液圧の高い特性を選択する選択信号を前記特性変更
    手段に出力する選択信号発生手段を設けたことを特徴と
    するブレーキ液圧制御装置。
JP2698085A 1985-02-14 1985-02-14 ブレ−キ液圧制御装置 Granted JPS61188260A (ja)

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JP2698085A JPS61188260A (ja) 1985-02-14 1985-02-14 ブレ−キ液圧制御装置

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JP2698085A JPS61188260A (ja) 1985-02-14 1985-02-14 ブレ−キ液圧制御装置

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JPS61188260A true JPS61188260A (ja) 1986-08-21
JPH0359857B2 JPH0359857B2 (ja) 1991-09-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0633172A1 (de) * 1993-07-09 1995-01-11 Volkswagen Aktiengesellschaft Umschaltbarer trägheitsgesteuerter Bremsdruckregler für hydraulische Kraftfahrzeug-Bremsanlagen

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124656A (ja) * 1984-07-12 1986-02-03 Mazda Motor Corp 自動車の制動装置

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