JPS61187959A - プラズマト−チの冷却方法 - Google Patents

プラズマト−チの冷却方法

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JPS61187959A
JPS61187959A JP2659585A JP2659585A JPS61187959A JP S61187959 A JPS61187959 A JP S61187959A JP 2659585 A JP2659585 A JP 2659585A JP 2659585 A JP2659585 A JP 2659585A JP S61187959 A JPS61187959 A JP S61187959A
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water
cooling
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Takehiro Kimura
木村 丈広
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PURAZUMEITO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プラズマ溶射あるいはプラズマ溶接において
用いられるプラズマトーチの陰極あるいは陽極部位を冷
却する方法に係わる。
(従来の技術とその問題点) 従来、目的部位の冷却には水(液体)を接触通過させ除
熱する方法が採られている。この方法では、水の流量を
V(g/分〕 、入口温度をTr〔℃〕、出口温度をT
o (”c)、比熱をCp  (cal/g”0)で表
わせばQ = V * Cp * (To−Tr)  
(cal/分]なる除熱量を得る。
ちなみに、現在実用されている最大出力レベルの80K
Wプラズマ溶射トーチでは、必要除熱量は25.000
Kcal/時位であるから、25℃の市水を通して安全
な温度80℃で戻すとすれば略8!L/分の水を必要と
する。こうして、冷却に使用された温水は放水するか冷
水循環装置で除熱後回利用するかの方法が採られるが、
放水すれば毎日数トンの水を棄てることになるし、再利
用するには80KWプラズマ溶射ト一チ1台につきl0
KW程度の空冷式ヒートポンプ設備と電力が新たに必要
となる。
また、プラズマトーチの内部構造は複雑であり、放熱面
上に巧妙に設けられた冷却水の通路はかなり大きな圧力
損失をもたらす、このため、冷加水流量を確保するには
圧力も高くしなければならずこれは漏水につながりやす
い。
(発明の目的、構成9作用) 本発明は前述の事情からなされたもので、冷却水の使用
量を可能な限り少くし、経済的で信頼性の高いプラズマ
トーチの冷却方法を提供することを目的とする。
しかして、本発明の冷却方法は、溶射あるいは溶接に使
用されるプラズマトーチの陰極あるいは陽極部位を冷却
する方法において、該冷却部位の放熱面を囲繞する小空
間を常時大気圧以下に減圧し、該小空間内の放熱面に向
い無数の沸点に達していない水流を遷移流以上の速度で
放出し、該水流が該放熱面に衝突して蒸発する際に奪う
主に気化熱によって冷却することを特徴とする。
第1図a及び第2図すは本発明を実施するためのプラズ
マトーチの構成例を示す、lは陰極ホルダー2の先端に
溶接された陰極、3は先端に噴出口4.後部に冷却水人
口5を備え、水蒸気出口6をもつ陰極ホルダー2に挿入
固定されている陰極冷却チューブである。7は陰極lを
つつみ適当な間隔をもって配置されている陽極ノズル、
8は陽極ノズル7を囲繞し、表面に無数の噴出口9を有
する陽極冷却管、10は陽極ノズル7、陽極冷却管8、
後部キャー2プ11及びインシュレーター12で構成さ
れる小空間であり、該小空M10は、パツキン12’、
 Oリング13,14.20で外部に対し気密性が保た
れている。15は陽極冷却管8.後部キャップ11及び
前部キャップ18とで冷却水23の通路を構成するフラ
ンジで、0リング17.18で水密性が保たれている。
1Gは冷却水入口、21は陰極1と陽極ノズル7間に発
生したアークプラズマ炎、22は図示せぬ通路を経て冷
却水23を送るポンプ、23′はポンプ22の発生する
圧力によって噴出口4及び9から各々陰極lと陰極ホル
ダー2及び陽極ノズル7に向って放出された水流である
又、24は、圧縮空気導入管25と水(液体あるいは蒸
気)の吸入管2B及び吐出口29を有する減圧ノズル、
30はコンプレッサー、31は図示せぬ通路を通る圧縮
空気、32はプラズマアーク発生用の電源で、導線33
を通し電力を供給する。34はプラズマガス入口である
以りの構成において、電源32の供給する電力によって
維持されるプラズマ炎21は大量の熱を周辺の陰極1.
陰極ホルダー2及び陽極ノズル7に与える。この熱を速
かに除くことができねば受熱した部位はたちどころに溶
融破損するに至る。従来方法は、この部位に大量の水(
液体)を接融通過させ除熱しているわけであるが、本発
明によればこの水使用橡は格段に少くてすむ、以下にそ
の作用を説明する。
ポンプ22によって、冷却水入口5及び16を通して送
り込まれた冷却水23は、ポンプ22の発生する圧力で
陰極冷却チューブ5及び陽極冷却管8に設けられた無数
の噴出口4及び9から各々陰極lと陰極ホルダー2及び
陽極ノズル7の放熱面に向って勢いよく噴出する。噴出
口4.9の穴径は、この噴出水流23′が粒状又は霧状
を呈する、いわゆる遷移流以上の速度になるようポンプ
22の発生圧力との関係で選ぶ、各々の放熱面に衝突し
た水の粒子は放熱面を通してプラズマ炎21の熱を奪い
瞬間気化する。気化と同時に発生する大量の水蒸気は、
水蒸気出口6及び27から減圧ノズル24に吸引され排
出される。かくして、噴出口4,9から噴出する水流が
遷移流以上の速度である必要は、気化効率を高めるため
と理解される。また、小空間10を常時大気圧以下にし
たおくことによって、水の沸点を下げ気化を促進するこ
とができる。
減圧ノズル24の減圧作用はいわゆるインジェクターと
同一機能によるもので、コンプレッサー30によって圧
縮空気31を圧縮空気導入管25に吹き込むことによっ
て、吸入管2Bに接続される系内の水蒸気が排出される
ことにより生れる。
本発明の効果を先にあげた80KWプラズマ溶射トーチ
を例に説明する0本発明の除熱効果は蒸気の温度上昇を
無視すれば、先の例に水の気化熱(0℃、latmにお
き539ca l/g)によるものが加えられるから、
25℃の水1gが気化することにより除熱量は(100
−25) + 539 = 814 cal となる。
従ッテ、25,0QOKcal/時を除熱するには略0
.71/分の水を送れば良いわけで、実に従来法の1/
10以丁ですむことになる。この効果は甚大である。
第2図は第2の発明の構成例を示す、第1の発明と同一
番号を付した要素は全く同じ名称、構造9機能を有する
。新たに付加された要素についてのみ説明するに、 2
2−1 、22−2は、温度センサー35−1.35−
2の検出温度によって働く制御装置3B−1,36−2
からパワーケーブル38−1.38−2を介して電力の
供給を受は動作する水ポンプである。
以上の構成において、水蒸気出口6及び27より排出さ
れる水は送り込まれる量によって第3図のように状態を
変える。すなわち水の量が少なければ(V1以下)水は
完全に気化、過熱蒸気となるし、多ければ(V2以上)
気化することなく温水として排出される。vl とv2
の間では蒸気と温水2相状態になる。前述した本発明の
第1方法の最も望ましい利用状態は、供給された水は完
全に気化し過熱程度は少い状態であり、この状態を発明
量や熱損失量の変動によらず常に維持するためには排出
された水の温度によって水量をコントロールすればよい
第2図における制御装置36−1及び3B−2は、各々
の温度センサー35−1及び35−2の検出温度によっ
て水ポンプ22−1及び22−2の回転数を変え流量を
コントロールしている。水ポンプ22−1及び22−2
がACモーターを使っているものであれば、インバータ
ーによる周波数制御でこれは容易に実現する。
また、ポンプは定速回転にしておき各々のポンプの吐出
側にモータードライブ式の流量調整弁を設け、これを検
出温度によって制御装置313−1.38−2を介して
開閉する方法でもよい。
本発明が第1の発明を補充する上で極めて有用であるこ
とは明らかである。
(実施例) プラズマスプレートーチ出力 100 K%1必要除熱
量     34.400Kcal/時冷却水入口温度
   40℃ 冷却水出口温度   105±2℃ 冷却水流量     l±0.HL/分内部圧力   
   500 Torr(発明の効果) 以上説明した本発明によれば、冷却水を気化させるため
、その除熱効果が極めて高く、少ない冷却水量で効率的
なトーチの冷却が可能となり、その工業的な効果は非常
に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の構成を断面で示したもの。 第1図すは第1図のA−A断面図、第2図は第2の発明
の構成図、第3図は第2の発明の詳細な説明する図。 l・・・陰極、2・・・陰極ホルダー、3・・・陰極冷
却チューブ、4・・・噴出口、5・・・冷却水入口、6
・・・水蒸気出口、7・・・陽極ノズル、8・・・陽極
冷却管、9・・・噴出口、10・・・小空間、11・・
・後部キャップ、12・・・インシュレーター、13,
14.1?、18.20・・・Oリング、15・・・フ
ランジ、18・・・冷却水入口、18川前部キャップ、
21・・・アークプラズマ炎、22・・・ポンプ、23
・・・冷却水、23−・・水流、24・・・減圧ノズル
、25・・・圧縮空気導入管、2B・・・吸入管、27
・・・水蒸気出0.2B・・・水蒸気、28・・・吐出
口、30・・・コンプレッサー、31・・・圧縮空気、
32・・・電源、33・・・導線、34・・・プラズマ
ガス入口、35−1・・・温度センサー、35−2・・
・温度センサー。 38−1・・・制御装置、 3B−2・・・制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶射あるいは溶接に使用されるプラズマトーチの
    陰極あるいは陽極部位を冷却する方法において、該冷却
    部位の放熱面を囲繞する小空間を常時大気圧以下に減圧
    し、該小空間内の放熱面に向い無数の沸点に達していな
    い水流を遷移流以上の速度で放出し、該水流が該放熱面
    に衝突して蒸発する際に奪う主に気化熱によって冷却す
    ることを特徴とするプラズマトーチの冷却方法。
  2. (2)小空間より排出される水の温度を検出し温度によ
    って水の流量を調節する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
JP2659585A 1985-02-15 1985-02-15 プラズマト−チの冷却方法 Granted JPS61187959A (ja)

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JPS61187959A true JPS61187959A (ja) 1986-08-21
JPH035221B2 JPH035221B2 (ja) 1991-01-25

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2673352A1 (fr) * 1991-02-25 1992-08-28 Lincoln Electric Co Torche a plasma a refroidissement perfectionne.
JP2008528934A (ja) * 2006-01-11 2008-07-31 ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ− 冷却剤送出に関する改良
JP4795241B2 (ja) * 2003-09-17 2011-10-19 トミオン オイ 冷却プラズマトーチ及びトーチを冷却するための方法
JP2012520171A (ja) * 2009-03-12 2012-09-06 サン−ゴバン サントル ド レシェルシュ エ デテュド ユーロペアン 側面インジェクタを有するプラズマトーチ

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JP2012520171A (ja) * 2009-03-12 2012-09-06 サン−ゴバン サントル ド レシェルシュ エ デテュド ユーロペアン 側面インジェクタを有するプラズマトーチ

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