JPS61187575A - 内燃機関の点火配電器 - Google Patents
内燃機関の点火配電器Info
- Publication number
- JPS61187575A JPS61187575A JP2806485A JP2806485A JPS61187575A JP S61187575 A JPS61187575 A JP S61187575A JP 2806485 A JP2806485 A JP 2806485A JP 2806485 A JP2806485 A JP 2806485A JP S61187575 A JPS61187575 A JP S61187575A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition distributor
- combustion engine
- distributor
- electrode
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
- F02P7/021—Mechanical distributors
- F02P7/025—Mechanical distributors with noise suppression means specially adapted for the distributor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は電気火花方式の内燃機関の点火配電器に関し、
特に回転電極と固定電極との間での放電に起因する雑音
電波の発生を抑制する点火配電器に関する。
特に回転電極と固定電極との間での放電に起因する雑音
電波の発生を抑制する点火配電器に関する。
（従来の技術）
自動車等に搭載された内燃機関の点火系統において発生
する火花放電に基因する雑音電波は、テレビジョン、ラ
ジオ等の通信機器に妨害を与える。
する火花放電に基因する雑音電波は、テレビジョン、ラ
ジオ等の通信機器に妨害を与える。
これを防止するため電極に導電性フェライトを用いるも
のがある（例えば、特開昭５４−３８４４７号公報）。
のがある（例えば、特開昭５４−３８４４７号公報）。
（発明が解決しようとする問題点）
ところが、上述した従来のものでは、放電ギヤノブでの
長時間の高電圧放電による発熱によって電極が局所的に
消耗するという問題がある。このため、フェライト粉末
に酸化亜鉛粉末を混合して高電圧放電でも消耗しにくく
することが考えられるが、酸化亜鉛粉末を混合すること
によって、高温時の電波雑音抑制効果が低下するという
問題がある。
長時間の高電圧放電による発熱によって電極が局所的に
消耗するという問題がある。このため、フェライト粉末
に酸化亜鉛粉末を混合して高電圧放電でも消耗しにくく
することが考えられるが、酸化亜鉛粉末を混合すること
によって、高温時の電波雑音抑制効果が低下するという
問題がある。
そのため本発明は、長時間の高電圧放電によっても消耗
しに＜＜、かつ高温時にも十分な電波雑音の抑制ができ
るようにしたものである。
しに＜＜、かつ高温時にも十分な電波雑音の抑制ができ
るようにしたものである。
（問題点を解決するための手段）
そのため本発明は、点火配電器の固定電極または回転電
極に、酸化亜鉛（Ｚ ｎ Ｏ）粉末を５０〜９５モル％
と、フェライト粉末を５〜５０モル％とに、抵抗値を増
加させるためのりチューム（Ｌｉ゛）イオンを０００５
〜ｌＯモル％またはナトリューム（Ｎａ’）イオンを０
．１〜１０モル％、またはカリウム（Ｋ゛）イオンを０
９１〜５モル％添加した焼結体を使用したことを特徴と
する。
極に、酸化亜鉛（Ｚ ｎ Ｏ）粉末を５０〜９５モル％
と、フェライト粉末を５〜５０モル％とに、抵抗値を増
加させるためのりチューム（Ｌｉ゛）イオンを０００５
〜ｌＯモル％またはナトリューム（Ｎａ’）イオンを０
．１〜１０モル％、またはカリウム（Ｋ゛）イオンを０
９１〜５モル％添加した焼結体を使用したことを特徴と
する。
第１図は本発明にかかる点火配電器の一構成例を示した
断面図である。配電器はハウジング１とハウジンク１に
取付けられた絶縁物製の配電器キャップ２とから成る。
断面図である。配電器はハウジング１とハウジンク１に
取付けられた絶縁物製の配電器キャップ２とから成る。
この配電器キャップ２の上底部には円周上に複数個の固
定電極３が突設されている。この各固定電極３は、図示
しない高圧ケーブルを介して点火プラグに接続されてい
る。又、配電器キャップ２の上底部中心部には、中央端
子４が突出して取付けられている。中央端子４は、図示
しない点火コイルの二次コイルに接続されている。中央
端子４の先端は、導電性スプリング６が設けられ、導電
性スプリング６には、配電キャップ２に対して摺動可能
に支持された炭素棒よりなる摺動子５が設けられている
。一方、ハウジング１及び配電キャップ２とで構成され
た内部空間部には、カム軸７が設けられている。カム軸
７は、内燃機関のクランク軸に連動して回転するｇカム
軸７の上端部には配電子８が設けられている。配電子８
は、絶縁基体９と絶縁基体上面に配設された回転電極ｌ
Ｏとから成る。この回転電極１０は、その一端が前記導
電性スプリング６の押圧力によって接触子５と接触され
ている。又、回転電極１０は配電子８の回転に伴って複
数の固定電極３と順次微小間隙を介して対向する位置に
くるように回転される。
定電極３が突設されている。この各固定電極３は、図示
しない高圧ケーブルを介して点火プラグに接続されてい
る。又、配電器キャップ２の上底部中心部には、中央端
子４が突出して取付けられている。中央端子４は、図示
しない点火コイルの二次コイルに接続されている。中央
端子４の先端は、導電性スプリング６が設けられ、導電
性スプリング６には、配電キャップ２に対して摺動可能
に支持された炭素棒よりなる摺動子５が設けられている
。一方、ハウジング１及び配電キャップ２とで構成され
た内部空間部には、カム軸７が設けられている。カム軸
７は、内燃機関のクランク軸に連動して回転するｇカム
軸７の上端部には配電子８が設けられている。配電子８
は、絶縁基体９と絶縁基体上面に配設された回転電極ｌ
Ｏとから成る。この回転電極１０は、その一端が前記導
電性スプリング６の押圧力によって接触子５と接触され
ている。又、回転電極１０は配電子８の回転に伴って複
数の固定電極３と順次微小間隙を介して対向する位置に
くるように回転される。
（作 用）
上記構成において、複数の固定電極３の一つに対して図
示の如（回転電極１０が微小間隙を介して対向する位置
に来たとすると、中央端子４°には、点火コイルによっ
て発生された高電圧が印加され、上記微小間隙において
、空気の絶縁破壊によって、火花放電を生じ、これと同
時に上記微小間隙と直列に設けられている点火プラグ内
の火花間隙における放電が生じ所望の点火動作が行われ
る。この時、点火プラグ内の火花放電とともに配電器の
両電極３及び１０の間の微小間隙で放電が行われ雑音発
生の原因となっている。
示の如（回転電極１０が微小間隙を介して対向する位置
に来たとすると、中央端子４°には、点火コイルによっ
て発生された高電圧が印加され、上記微小間隙において
、空気の絶縁破壊によって、火花放電を生じ、これと同
時に上記微小間隙と直列に設けられている点火プラグ内
の火花間隙における放電が生じ所望の点火動作が行われ
る。この時、点火プラグ内の火花放電とともに配電器の
両電極３及び１０の間の微小間隙で放電が行われ雑音発
生の原因となっている。
上記の動作において、点火コイルから送られてくる高電
圧は、ステップ状に最高値に達するのではない。即ち、
配電器の放電ギャップ間に印加される電圧は、点火コイ
ルや高圧ケーブル等の回路定数によって定まる時定数で
上昇する。そしてその電圧値が放電ギャップに火花放電
を生ずるのに十分な値まで上昇した時、放電ギャップの
空気に絶縁破壊が生じて火花放電が発生する。急激な絶
縁破壊が生ずるため、放電電流は短いパルス幅で急激に
流れ（数１０〜１００アンペア）、かつ尖頭値の高い不
安定な電流であるので、有害な高周波成分が多量に発生
し、それが高電圧ケーブル等をアンテナとして外部に放
射され雑音電波となる。
圧は、ステップ状に最高値に達するのではない。即ち、
配電器の放電ギャップ間に印加される電圧は、点火コイ
ルや高圧ケーブル等の回路定数によって定まる時定数で
上昇する。そしてその電圧値が放電ギャップに火花放電
を生ずるのに十分な値まで上昇した時、放電ギャップの
空気に絶縁破壊が生じて火花放電が発生する。急激な絶
縁破壊が生ずるため、放電電流は短いパルス幅で急激に
流れ（数１０〜１００アンペア）、かつ尖頭値の高い不
安定な電流であるので、有害な高周波成分が多量に発生
し、それが高電圧ケーブル等をアンテナとして外部に放
射され雑音電波となる。
雑音源から放射される雑音電波は雑音電流に比例するた
め、雑音電波を抑制するためには、雑音電流を低下せる
ことか必要である。
め、雑音電波を抑制するためには、雑音電流を低下せる
ことか必要である。
ところで回転電極と固定電極間を流れる放電電流には、
容量放電電流と誘導放電電流との２種がある。
容量放電電流と誘導放電電流との２種がある。
まず容量放電電流とは、回転電極と固定電極間の容量、
高圧ケーブルとアース間及び放電ギャップ近傍の電極ア
ース間の浮遊容量等に蓄積された電荷が、ギャップ間の
絶縁破壊時に瞬間的（数ｎｓ、ｅｃ程度）に急激な立上
がりで流れる高周波電流であり、これが前記の雑音電波
になる。
高圧ケーブルとアース間及び放電ギャップ近傍の電極ア
ース間の浮遊容量等に蓄積された電荷が、ギャップ間の
絶縁破壊時に瞬間的（数ｎｓ、ｅｃ程度）に急激な立上
がりで流れる高周波電流であり、これが前記の雑音電波
になる。
一方、誘導放電電流とは、容量放電の終了後に持続的に
流れる低周波電流（数１０〜１００ｍＡ）であり点火プ
ラグに供給される点火エネルギーは、誘導放電電流Ｉと
放電継続時間Ｔとの積ＩＸＴにほぼ比例する。
流れる低周波電流（数１０〜１００ｍＡ）であり点火プ
ラグに供給される点火エネルギーは、誘導放電電流Ｉと
放電継続時間Ｔとの積ＩＸＴにほぼ比例する。
従って、点火エネルギーを低下させることなしに雑音電
流を抑制するには、容量放電電流のみを減少させれば良
いことがわかる。
流を抑制するには、容量放電電流のみを減少させれば良
いことがわかる。
このため雑音電流を抑制する効果が高く、高電圧放電で
も消耗しにくい酸化亜鉛とフェライトとを複合した電極
の温度特性を改良するために、添加剤としてリチューム
、ナトリューム、カリウム等の１価のイオンの金属化合
物を添加する。
も消耗しにくい酸化亜鉛とフェライトとを複合した電極
の温度特性を改良するために、添加剤としてリチューム
、ナトリューム、カリウム等の１価のイオンの金属化合
物を添加する。
このように１価のイオンの金属化合物を酸化亜鉛（Ｚ
ｎ Ｏ）に添加することにより、２価の亜鉛（Ｚｎ”）
イオンと１価のイオンとが置換されることによりアクセ
プタ準位が生成され、ＺｎＯの電気抵抗を大きくするこ
とが可能となる。このようにして電気抵抗を大きくした
ＺｎＯとフェライトとを複合させることにより高温の使
用環境でも高い電波雑音抑制効果が得られる。すなわち
、１価のイオンの金属化合物を添加しなくても、電波雑
音抑制効果はあるが、実際の使用環境の温度が高い場合
にはＺｎ○の半導性のために効果が小さくなるため、１
価のイ１．オンの金属化合物の添加による抵抗値上昇を
行って改良する。第２図はりチューム（Ｌｉ）の添加状
態に応じた周囲温度と抵抗値との関係を示す特性図であ
る。これにより、使用条件（温度）の違いによって材料
を選択できる。
ｎ Ｏ）に添加することにより、２価の亜鉛（Ｚｎ”）
イオンと１価のイオンとが置換されることによりアクセ
プタ準位が生成され、ＺｎＯの電気抵抗を大きくするこ
とが可能となる。このようにして電気抵抗を大きくした
ＺｎＯとフェライトとを複合させることにより高温の使
用環境でも高い電波雑音抑制効果が得られる。すなわち
、１価のイオンの金属化合物を添加しなくても、電波雑
音抑制効果はあるが、実際の使用環境の温度が高い場合
にはＺｎ○の半導性のために効果が小さくなるため、１
価のイ１．オンの金属化合物の添加による抵抗値上昇を
行って改良する。第２図はりチューム（Ｌｉ）の添加状
態に応じた周囲温度と抵抗値との関係を示す特性図であ
る。これにより、使用条件（温度）の違いによって材料
を選択できる。
また、電波雑音抑制効果は電極の抵抗値を高くすること
により大きくなるが抵抗が高くなると放電エネルギーが
低下して失火のおそれも生ずる。
により大きくなるが抵抗が高くなると放電エネルギーが
低下して失火のおそれも生ずる。
そこで、組成と比抵抗値との関係を第３図に示す。この
結果、Ｌｉが１０モル％以上ではエネルギーロスが大き
くなり過ぎることがわかる。
結果、Ｌｉが１０モル％以上ではエネルギーロスが大き
くなり過ぎることがわかる。
ここで使用される焼結体の一成分であるフェライト粉末
はＮｉ−Ｚｎフェライト（（Ｎｉ−Ｚｎ））’ ｅｚ
Ｏａ ） 、その他１’Ｊ ｉ Ｆ ｅｚ ０４、（Ｎ
ｉ −Ｍ ｎ） Ｆ ｅ ｚ Ｏｓ等のフェライトを
用いることができる。その他のフェライトとして、−Ｃ
的、ＭＦｅ２Ｏ４で表されるもの（ただし、ＭはＭｇ、
Ｆｅ１ＣＯ１Ｎｔ、ＣｕＸＬｉ等の単体、又はこれらの
数種の組合せである）、ＭＦｅ、□０１．（ただしＭは
、Ｂ ａ ｓ Ｓ ｒ 、Ｐ ｂ等）で表されるマグネ
トブランバイト型結晶構造の鉄酸化物、ＭＦｅ０３ （
Ｍは希土類元素）で表されるペロブスカイト型結晶構造
のもの、Ｍ３ Ｆ ｅｓ ０＋２ （ただしＭは希土類
元素）で表されるガーネット型の結晶構造のものが使用
できる。
はＮｉ−Ｚｎフェライト（（Ｎｉ−Ｚｎ））’ ｅｚ
Ｏａ ） 、その他１’Ｊ ｉ Ｆ ｅｚ ０４、（Ｎ
ｉ −Ｍ ｎ） Ｆ ｅ ｚ Ｏｓ等のフェライトを
用いることができる。その他のフェライトとして、−Ｃ
的、ＭＦｅ２Ｏ４で表されるもの（ただし、ＭはＭｇ、
Ｆｅ１ＣＯ１Ｎｔ、ＣｕＸＬｉ等の単体、又はこれらの
数種の組合せである）、ＭＦｅ、□０１．（ただしＭは
、Ｂ ａ ｓ Ｓ ｒ 、Ｐ ｂ等）で表されるマグネ
トブランバイト型結晶構造の鉄酸化物、ＭＦｅ０３ （
Ｍは希土類元素）で表されるペロブスカイト型結晶構造
のもの、Ｍ３ Ｆ ｅｓ ０＋２ （ただしＭは希土類
元素）で表されるガーネット型の結晶構造のものが使用
できる。
（発明の効果）
以上述べたように本発明によれば、酸化亜鉛とフェライ
トとを複合した焼結体の電極によって、高電圧放電でも
消耗することなく、十分な雑音防止効果が得られるみな
らず、１価のイオンの金属化合物の添加によって酸化亜
鉛の電気抵抗が大きくなって、高温の使用環境でも十分
な電波雑音抑制効果が得られるという優れた効果がある
。
トとを複合した焼結体の電極によって、高電圧放電でも
消耗することなく、十分な雑音防止効果が得られるみな
らず、１価のイオンの金属化合物の添加によって酸化亜
鉛の電気抵抗が大きくなって、高温の使用環境でも十分
な電波雑音抑制効果が得られるという優れた効果がある
。
（実施例）
以下本発明を実施例により説明する。酸化鉄（Ｆｅｗ
０３ ）を５０モル％、酸化ニッケル（Ｎ１０）を３５
モル％、酸化亜鉛（ＺｎＯ）を１５モル％のものをボー
ルミルで湿式混合粉砕を行った後、１）００℃で２時間
仮焼を行ってＮｉ−Ｚｎフェライトを合成した。このフ
ェライトの透磁率は１０００であった。この合成したフ
ェライトを４４モル％と酸化亜鉛を５４モル％とに、リ
チューム（Ｌｉ）を２モル％Ｊ−ｉ ｚ ＣＯｘの形で
添加した原料を用意する。そして、この原料に、バイン
ダとしてポリビニルアルコール（ＰＶＡ）を１重量％添
加したものを湿式でボットミルを用いて２４時間混合粉
砕し、乾燥、造粒を行った原料を回転電極形状に加圧成
形した。これを昇温速度毎時１００℃、保持温度１３８
０℃、保持時間２時間、降温変速度毎時１００℃で焼成
を行った。
０３ ）を５０モル％、酸化ニッケル（Ｎ１０）を３５
モル％、酸化亜鉛（ＺｎＯ）を１５モル％のものをボー
ルミルで湿式混合粉砕を行った後、１）００℃で２時間
仮焼を行ってＮｉ−Ｚｎフェライトを合成した。このフ
ェライトの透磁率は１０００であった。この合成したフ
ェライトを４４モル％と酸化亜鉛を５４モル％とに、リ
チューム（Ｌｉ）を２モル％Ｊ−ｉ ｚ ＣＯｘの形で
添加した原料を用意する。そして、この原料に、バイン
ダとしてポリビニルアルコール（ＰＶＡ）を１重量％添
加したものを湿式でボットミルを用いて２４時間混合粉
砕し、乾燥、造粒を行った原料を回転電極形状に加圧成
形した。これを昇温速度毎時１００℃、保持温度１３８
０℃、保持時間２時間、降温変速度毎時１００℃で焼成
を行った。
この工程によって作製した回転電極の比抵抗は１０３〜
１０’Ωｃｍであり、比透磁率は約５０であった。この
回転電極を点火配電器に装着して、クランク軸を回転速
度１５００ｒ、ｐ、ｍ、で回転させて点火配電器を作動
させ電界強度を１μＶ＝ＯｄＢとして電界強度の測定を
行ったのが第４図である。この第４図に示すように本実
施例では従来の金属電極による配電器に比べて２０〜３
０ｄＢの雑音抑制効果がある。またＬｉ未添加のものは
高温（８０℃）で性能の低下が生じ、効果が小さくなる
が、本実施例では高温の性能の低下は生ずるが、高温で
も十分な電波雑音抑制効果を有する電極が得られる。
１０’Ωｃｍであり、比透磁率は約５０であった。この
回転電極を点火配電器に装着して、クランク軸を回転速
度１５００ｒ、ｐ、ｍ、で回転させて点火配電器を作動
させ電界強度を１μＶ＝ＯｄＢとして電界強度の測定を
行ったのが第４図である。この第４図に示すように本実
施例では従来の金属電極による配電器に比べて２０〜３
０ｄＢの雑音抑制効果がある。またＬｉ未添加のものは
高温（８０℃）で性能の低下が生じ、効果が小さくなる
が、本実施例では高温の性能の低下は生ずるが、高温で
も十分な電波雑音抑制効果を有する電極が得られる。
第１図は本発明点火配電器の具体的な構成を示す縦断面
図、第２図はりチュームの添加状態に応じた温度に対す
る抵抗値特性図、第３図はりチュームの添加状態に応じ
た酸化亜鉛へのフェライト添加量に対する比抵抗値特性
図、第４図はりチュームの添加状態および温度に応じた
実施例点火配電器と従来の点火配電器（金属電極）との
雑音電界強度の周波数特性を示す測定図である。 ３・・・固定電極、１０・・・回転電極。 代理人弁理士 岡 部 隆 第１図 第２図 基Ａ 第３図 第４図
図、第２図はりチュームの添加状態に応じた温度に対す
る抵抗値特性図、第３図はりチュームの添加状態に応じ
た酸化亜鉛へのフェライト添加量に対する比抵抗値特性
図、第４図はりチュームの添加状態および温度に応じた
実施例点火配電器と従来の点火配電器（金属電極）との
雑音電界強度の周波数特性を示す測定図である。 ３・・・固定電極、１０・・・回転電極。 代理人弁理士 岡 部 隆 第１図 第２図 基Ａ 第３図 第４図
Claims (5)
- （１）内燃機関の複数の点火プラグにそれぞれ接続され
る固定電極と、内燃機関の回転に伴って回転し、前記各
固定電極に対して順次微小間隙を形成するように対向す
る回転電極とを有する点火配電器において、前記回転電
極および前記複数の固定電極の少なくとも一方の側の電
極を、酸化亜鉛粉末とフェライト粉末とに１価のイオン
の金属化合物を添加した焼結体により形成した内燃機関
の点火配電器。 - （２）前記酸化亜鉛粉末を５０〜９５モル％、前記フェ
ライト粉末を５〜５０モル％含有する特許請求の範囲第
１項記載の内燃機関の点火配電器。 - （３）リチュームイオンよりなる前記１価のイオンの金
属化合物が０．０５〜１０モル％添加されてなる特許請
求の範囲第２項記載の内燃機関の点火配電器。 - （４）ナトリュームイオンよりなる前記１価のイオンの
金属化合物が０．１〜１０モル％添加されてなる特許請
求の範囲第２項記載の内燃機関の点火配電器。 - （５）カリウムイオンよりなる前記１価のイオンの金属
化合物が０．１〜５モル％添加されてなる特許請求の範
囲第２項記載の内燃機関の点火配電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2806485A JPS61187575A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 内燃機関の点火配電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2806485A JPS61187575A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 内燃機関の点火配電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61187575A true JPS61187575A (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=12238332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2806485A Pending JPS61187575A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 内燃機関の点火配電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61187575A (ja) |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2806485A patent/JPS61187575A/ja active Pending
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