JPS6118675Y2 - - Google Patents

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JPS6118675Y2
JPS6118675Y2 JP10643582U JP10643582U JPS6118675Y2 JP S6118675 Y2 JPS6118675 Y2 JP S6118675Y2 JP 10643582 U JP10643582 U JP 10643582U JP 10643582 U JP10643582 U JP 10643582U JP S6118675 Y2 JPS6118675 Y2 JP S6118675Y2
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JP
Japan
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tunnel
film
tunnel cultivation
support
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JP10643582U
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JPS5911659U (ja
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  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トンネル栽培用ハウスの改良に関す
るもので、その目的とするところは、トンネル栽
培時にトンネル内の通気のために捲り上げたフイ
ルムやシートなどの被覆材を簡単に係止できるよ
うにしてトンネル栽培時の通気作業の手間を軽減
させることにある。
近年、野菜、畑苗代等のトンネル栽培などに於
ては、従来の竹材に代わつて丈夫な鋼線に、合成
樹脂被覆や、メツキなどによつて防錆処理をして
耐久性を持たせ、再使用可能にされたものが、ト
ンネル栽培用支柱として広く賞用されているが、
従来のこの種のものは使用目的に応じて一定寸法
の合成樹脂被覆や、メツキ等による防錆処理を施
した棒状の鋼線が使用されており、使用時には、
その一端を畑の畦などに差し込んでから適当な曲
げ力を加えて撓ませて他端も同様に畦上に差し込
むことによつて、第1図に示すように畦6の長手
方向に沿つて次々と一定間隔を保持するように列
設し、さらにこのように列設された各々の支柱4
…の上方にフイルムやシートなどの被覆材5を覆
い被せた後この被覆材5の両端部を各畦6の両端
より適当な張力を保持して止支柱7などに縛り付
けるなどしてトンネル栽培用の密閉温室空間を形
成するようにされている。
しかしながら、このようなトンネル栽培によつ
て野菜などを育成する場合は、昼夜を問わずフイ
ルムやシートなどの被覆材5で覆い隠して密閉さ
せるばかりでなく気温の上昇する昼間などに於て
は密閉温室空間内の高温障害を防ぐため随時通気
を行なう必要がある。
このため、従来では、該被覆材5の片側面又は
両側面を第2図に示すように支柱4の脚部の適宜
位置まで捲り上げて通気を行なつているのが通例
であるが、捲り上げた該被覆材5が風などによつ
て再び垂れ落ちることがないように保持しておく
ために洗たく鋏のようなフイルム止め具を使用し
てフイルムを支柱に係止したり、同図に示すよう
に、各支柱4…間に又釘状の止具8…などを使用
し、各支柱4…上に捲り上げられた該被覆材5に
紐9を掛け渡し乍ら該被覆材5を捲り上げた状態
で係止して行く必要があり、その作業はきわめて
面倒なものであつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、トンネル内の通気時に捲り上げた被覆材を
トンネル栽培用の支柱の両脚部の適宜位置に設け
られた被覆材用係止凹部に係止するだけで特別な
係止具を用いずに捲り上げられた被覆材を垂れ落
ちないようにしたものである。
以下に、本考案の望ましい一実施例を添付図面
と共に詳説すると、本考案のトンネル栽培用ハウ
スは、第9図に示したように、アーチ状に曲成さ
れた複数の支柱3…を一定間隔を保持して例えば
畦6に列設し、これらの支柱3…の上にフイルム
やシートなどの被覆材5を覆い被せてなる。そし
て、上記支柱3は、丈夫な棒状の芯材鋼線(以下
「芯材」という)1をメツキあるいは合成樹脂の
防錆処理層で被覆すると共に、第4図及び第5図
のように、アーチ状に彎曲させた時の両脚部に相
当する部分の適宜位置にフイルムやシートなどの
被覆材係止用凹部3bを形成してなる。
芯材1は、使用時に於ける曲げ加工の容易さと
強度を考慮すれば3.5mmφ程度のものがもつとも
望ましく、被覆材係止用凹部3b,3bは、支柱
の両脚部3a,3aに相当する部分の適宜位置を
折曲することによつて容易に形成される。
芯材1表面に施された防錆処理層2は、芯材1
の腐食を防止するものであり、芯材1の表面に防
錆メツキを施すものが最も簡単な構成であるが、
曲げ加工を容易にし、表面の滑りと耐候性を持た
せるためには、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリエチレンなどの合成樹脂層を比較的肉厚
に被覆形成することが望ましい。
なお、芯材1に上記した合成樹脂を防食処理層
2として被覆して本考案支柱を構成する場合に於
て、第4図に示すようにフイルムやシートなどの
被覆材係止用凹部3b,3bの折曲基端3cを巾
狭にしておけば第9図のように係止用凹部3b,
3b内に嵌め込まれたフイルムやシートなどの被
覆材5の垂れ落ちを確実に防止でき効果的であ
る。
また芯材1の表面に合成樹脂を被覆形成する場
合、第5図のように芯材1の表面に均一な肉厚の
被覆層21を形成するのが最も一般的ではある
が、第6図や第7図に示すように偏平な被覆層2
2,23を形成してもよく、特に第6図や第7図
のように形成した場合には曲げ方向を一定に規定
でき、しかも支柱3の全体としての強度を大きく
出来るので幅広い畦などに使用する場合も強度を
適当に保持して安定して用いることができるとい
う利点がある。
第8図は、支柱3の頂部に相当する部分にも別
の凹部3dを形成したものを示しているが、この
ような構成の支柱を畦上に列設して使用する場合
は、頂部の凹部3dに灌水パイプ(図示せず)を
掛け渡して設置出来るので、フイルムやシートな
どの被覆材を被覆した状態でトンネル内の野菜や
草花などの苗に水まきを行なうことが可能となり
すこぶる便利である。
なお、本考案に於て、フイルムやシートなどの
被覆材係止用凹部3b,3bの形成は、一対以上
形成してもよく、このように多数対、設けた場合
には被覆材の捲り上げ時の通気のための開口面積
を任意に変更しうることはいうまでもない。
本考案のトンネル栽培用ハウスは以上詳述した
ように、アーチ状に曲成された支柱の両脚部に相
当する部分の適宜位置にフイルムやシートなどの
被覆材係止用凹部を形成しているので、トンネル
内の通気時には、該被覆材を捲り上げて捲り上げ
た被覆材を上記係止用凹部に嵌め込むだけで簡単
に係止できる。従つて、従来のように紐を掛け渡
したり止め具を用いたりするような面倒な手間を
要せずトンネル栽培に於ける通気作業をきわめて
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知のトンネル栽培用ハウスを示
す斜視図、第2図は同じく従来公知のトンネル栽
培用ハウスの通気作業時の状態を示す斜視図、第
3図は本考案のトンネル栽培用ハウスに用いられ
る支柱をアーチ状に曲成した状態を示す斜視図、
第4図は上記支柱の変形例を示す斜視図、第5〜
7図はそれぞれ合成樹脂の防錆処理層を被覆した
支柱の断面形状を示す図、第8図は頂部に凹部を
設けた支柱の斜視図、第9図は本考案のトンネル
栽培用ハウスの通気作業時の状態を示す斜視図で
ある。 符号の説明、3……支柱、3a……支柱の両脚
部、3b……被覆材係止用凹部、5……フイルム
やシート等の被覆材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アーチ状に曲成された複数の支柱を一定間隔を
    保持して列設し、これらの支柱の上にフイルムや
    シートなどの被覆材を覆い被せてなるトンネル栽
    培用ハウスにおいて、 アーチ状に曲成された上記支柱の両脚部に相当
    する部分の適宜位置に、トンネル内の通気時に捲
    り上げられた上記被覆材を係止する被覆材係止用
    凹部が形成されていることを特徴とするトンネル
    栽培用ハウス。
JP10643582U 1982-07-14 1982-07-14 トンネル栽培用ハウス Granted JPS5911659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10643582U JPS5911659U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 トンネル栽培用ハウス

Applications Claiming Priority (1)

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JP10643582U JPS5911659U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 トンネル栽培用ハウス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911659U JPS5911659U (ja) 1984-01-24
JPS6118675Y2 true JPS6118675Y2 (ja) 1986-06-06

Family

ID=30249073

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JP10643582U Granted JPS5911659U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 トンネル栽培用ハウス

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JPS5911659U (ja) 1984-01-24

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