JPS61184151A - 車両緊急停止装置 - Google Patents
車両緊急停止装置Info
- Publication number
- JPS61184151A JPS61184151A JP2340585A JP2340585A JPS61184151A JP S61184151 A JPS61184151 A JP S61184151A JP 2340585 A JP2340585 A JP 2340585A JP 2340585 A JP2340585 A JP 2340585A JP S61184151 A JPS61184151 A JP S61184151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- braking
- mats
- mat
- vehicle
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両緊急停止装置にかかり、路面の凍結による
タイヤのスリップや、通常走行時のブレーキの故障等の
際に、所定の操作をすることで制動マットを後輪直前に
落下させ、後輪がこの制動マットに乗り上げた時点で制
動マットと車枠とを連繋する連繋帯を緊張する長さに定
め、車両重量で制動マットの下面と水面又は路面等との
間に生じる強大な抵抗力により瞬時に車両を停止させる
ことを意図する。積雪路上の車両運行には現在チェーン
やスパイクタイヤで対処しているが、これが溶けて後に
凍結すると、最早チェーンやスパイクタイヤ等ではスリ
ップの完全防止ができず、下りの坂道では走行不能とな
る。−たんスリップを起すと悲惨な事故につながりやす
いことは、過去の事実が何よりもそれをよく証明してい
る。
タイヤのスリップや、通常走行時のブレーキの故障等の
際に、所定の操作をすることで制動マットを後輪直前に
落下させ、後輪がこの制動マットに乗り上げた時点で制
動マットと車枠とを連繋する連繋帯を緊張する長さに定
め、車両重量で制動マットの下面と水面又は路面等との
間に生じる強大な抵抗力により瞬時に車両を停止させる
ことを意図する。積雪路上の車両運行には現在チェーン
やスパイクタイヤで対処しているが、これが溶けて後に
凍結すると、最早チェーンやスパイクタイヤ等ではスリ
ップの完全防止ができず、下りの坂道では走行不能とな
る。−たんスリップを起すと悲惨な事故につながりやす
いことは、過去の事実が何よりもそれをよく証明してい
る。
また不時のブレーキ故障が梅生じた場合、衝突、崖等か
らの転落等、危険はいっばいで、緊急制動によってこれ
らの事故を未然に防げれば、その時に車両を瞬時に停止
させようとするもので、車両進行方向で後輪の前方位置
に、制動マットを支持部材により車枠に支持させ、この
制動マットに係合自在の釈放子を遠隔操作機構に導結し
、二の制動マットを連繋帯により車枠に関し連繋し、こ
の連繋帯の長さを、それを繰り出しきった時点でこの制
動マットに後輪が乗り上げている長さとしたことを特徴
とする。
らの転落等、危険はいっばいで、緊急制動によってこれ
らの事故を未然に防げれば、その時に車両を瞬時に停止
させようとするもので、車両進行方向で後輪の前方位置
に、制動マットを支持部材により車枠に支持させ、この
制動マットに係合自在の釈放子を遠隔操作機構に導結し
、二の制動マットを連繋帯により車枠に関し連繋し、こ
の連繋帯の長さを、それを繰り出しきった時点でこの制
動マットに後輪が乗り上げている長さとしたことを特徴
とする。
以下に本発明の実施例を図面につき詳述する。
ｌは車両、２は車枠で、この車枠は、乗用車等の小型車
では車体の底部となり、トラックやバス等の大型車では
シャーシとなる。３は前輪、４は後輪で、大型車ではこ
の後輪は輪軸方向に並設されるのが一般的である。この
両側の後輪４０車両進行方向前方位置に各別に制動マッ
ト５を車枠２に支持部材６により支持させる。この制動
マット５の形状は適当でよく、その大きさは、乗用車の
ように後輪片側が単輪の場合はその単輪が乗る巾及び長
さがあればよく、大型車のように複輪の場合はその複輪
が乗る巾及び長さがあるのが好ましい。この制動マット
５には支持部材６による支持からこの制動マット５を釈
放する釈放子７が係合自在となっている。釈放子７の形
態は種々ある。
では車体の底部となり、トラックやバス等の大型車では
シャーシとなる。３は前輪、４は後輪で、大型車ではこ
の後輪は輪軸方向に並設されるのが一般的である。この
両側の後輪４０車両進行方向前方位置に各別に制動マッ
ト５を車枠２に支持部材６により支持させる。この制動
マット５の形状は適当でよく、その大きさは、乗用車の
ように後輪片側が単輪の場合はその単輪が乗る巾及び長
さがあればよく、大型車のように複輪の場合はその複輪
が乗る巾及び長さがあるのが好ましい。この制動マット
５には支持部材６による支持からこの制動マット５を釈
放する釈放子７が係合自在となっている。釈放子７の形
態は種々ある。
図示の例は制動マット５を支持部材６と協働して支持し
ながら軸８を中心とした自身の揺動て制動マット５を釈
放する揺動爪型である。バネ９により釈放子７を支持部
材６方向へ押圧するようにしておけば、制動マット５の
遊びを防止できる。またこれと同じように協働支持しな
がらスライドして制動マット５を釈放する型式も採用で
きる。この釈放子７は遠隔操作機構１０を介して運転席
近くの作動子１１に客語される。そしてこの制動マット
５は連繋帯１２により支持部材６に、又は直接車枠２に
連繋される。而してこの連繋帯１２の長さは、この制動
マット５の釈放落下時に繰り出してこの制動マット５の
直上への後輪４の移乗を許す長さとする。
ながら軸８を中心とした自身の揺動て制動マット５を釈
放する揺動爪型である。バネ９により釈放子７を支持部
材６方向へ押圧するようにしておけば、制動マット５の
遊びを防止できる。またこれと同じように協働支持しな
がらスライドして制動マット５を釈放する型式も採用で
きる。この釈放子７は遠隔操作機構１０を介して運転席
近くの作動子１１に客語される。そしてこの制動マット
５は連繋帯１２により支持部材６に、又は直接車枠２に
連繋される。而してこの連繋帯１２の長さは、この制動
マット５の釈放落下時に繰り出してこの制動マット５の
直上への後輪４の移乗を許す長さとする。
なお、寒冷地で水滴の飛沫等が車両下面に結氷して制動
マット５の落下を妨げる恐れのある場合は、排気ガス管
を支持部材６及び釈放子７等に向けて直接開口させるか
、原管をそれらの近くを通すようにすればよい。
マット５の落下を妨げる恐れのある場合は、排気ガス管
を支持部材６及び釈放子７等に向けて直接開口させるか
、原管をそれらの近くを通すようにすればよい。
また、制動マット５の落下を自重にスプリング等の付勢
手段の作動力を加えるようにすれば、制動速度が一層速
やかになる。
手段の作動力を加えるようにすれば、制動速度が一層速
やかになる。
制動マット５を上面に滑り止め部２１を形成した鋼板製
の本体２２と、その下面に配列されたスパイク２３で構
成すると、後輪４が制動マット５上でスリップすること
もなく、踏耐圧も十分で、荷重によりスパイク２３が路
面又は水面に突き刺さるので、制動効果が一層大となる
。
の本体２２と、その下面に配列されたスパイク２３で構
成すると、後輪４が制動マット５上でスリップすること
もなく、踏耐圧も十分で、荷重によりスパイク２３が路
面又は水面に突き刺さるので、制動効果が一層大となる
。
図示の装置は、路面凍結によりタイヤがスリップして制
動不能となり危険に瀕したときや、ブレーキ故障で車が
止まらなくなフなとき等、作動子１１を１賞勤させる。
動不能となり危険に瀕したときや、ブレーキ故障で車が
止まらなくなフなとき等、作動子１１を１賞勤させる。
すると、遠隔操作機構１０を介して釈放子７が制動マッ
ト５を釈放する。そこで制動マット５は自重により連繋
帯１２を繰り出しながら落下し、路面に当ったところで
止まる。
ト５を釈放する。そこで制動マット５は自重により連繋
帯１２を繰り出しながら落下し、路面に当ったところで
止まる。
一方車両は走行を続けるため後輪４が制動マット５に乗
り上げ、その荷重で制動マット５が路面に圧接する。こ
の時点で連繋帯１２は繰り出しきっているので制動マッ
ト５を引きずろうとするが、後輪４が制動マット５上に
あってその下面が路面に密着しているので制動マット５
を引きすることがてきず、逆に車両は連繋帯１２を介し
制動力を受けて瞬時に停止する。停止したら車両を後退
させ、後輪４を制動マット５から外して制動マット５を
再び支持部材６に支持させ、釈放子７によりセットすれ
ば、次回の使用に備えられる。
り上げ、その荷重で制動マット５が路面に圧接する。こ
の時点で連繋帯１２は繰り出しきっているので制動マッ
ト５を引きずろうとするが、後輪４が制動マット５上に
あってその下面が路面に密着しているので制動マット５
を引きすることがてきず、逆に車両は連繋帯１２を介し
制動力を受けて瞬時に停止する。停止したら車両を後退
させ、後輪４を制動マット５から外して制動マット５を
再び支持部材６に支持させ、釈放子７によりセットすれ
ば、次回の使用に備えられる。
本発明によれば、制動マットを後輪の前方位置に支持部
材により支持させ、釈放子の作動によりこの制動マット
を支持部材から路面上へ釈放自在とするとともにこの制
動マットを連繋帯により車枠に関し連繋し、この連繋帯
の長さを、それを繰り出しきった時点で後輪が制動マッ
トに乗り上げるようにきめたので、構成は簡単で、緊急
時に制動マットを釈放して落下させれば後輪がこれに乗
り上げ、その荷重により制動マットを路面に密着させる
ことができ、逆に車両を連繋帯を介して瞬間的に制動で
き、凍結路面上の走行や、ブレーキ故障等の緊急時に役
立たせることができ、安全確保の点で極めて顕著な特徴
がある。
材により支持させ、釈放子の作動によりこの制動マット
を支持部材から路面上へ釈放自在とするとともにこの制
動マットを連繋帯により車枠に関し連繋し、この連繋帯
の長さを、それを繰り出しきった時点で後輪が制動マッ
トに乗り上げるようにきめたので、構成は簡単で、緊急
時に制動マットを釈放して落下させれば後輪がこれに乗
り上げ、その荷重により制動マットを路面に密着させる
ことができ、逆に車両を連繋帯を介して瞬間的に制動で
き、凍結路面上の走行や、ブレーキ故障等の緊急時に役
立たせることができ、安全確保の点で極めて顕著な特徴
がある。
第１図は本発明にかかる車両緊急停止装置の具体側を示
す側面図で想像線はマット部分の使用状態を示し、第２
図は同底面図、第３図は斜面図である。 １・・車両、２・・車枠、４・・後輪、５・・制動マッ
ト、６・・支持部材、７・・釈放子、１０・・遠隔操作
機構、１１・・作動子、１２・・連繋帯、２１・・滑り
止め部、２２・・本体、２３・・スパイク。 特許出願人 内 １） 常 三 部 第１図
す側面図で想像線はマット部分の使用状態を示し、第２
図は同底面図、第３図は斜面図である。 １・・車両、２・・車枠、４・・後輪、５・・制動マッ
ト、６・・支持部材、７・・釈放子、１０・・遠隔操作
機構、１１・・作動子、１２・・連繋帯、２１・・滑り
止め部、２２・・本体、２３・・スパイク。 特許出願人 内 １） 常 三 部 第１図
Claims (2)
- （１）車両進行方向で後輪の前方位置に、制動マットを
支持部材により車枠に支持させ、この制動マットに係合
自在の釈放子を遠隔操作機構に導結し、この制動マット
を連繋帯により車枠に関し連繋し、この連繋帯の長さを
、それを繰り出しきった時点でこの制動マットに後輪が
乗り上げている長さとしたことを特徴とする車両緊急停
止装置。 - （２）制動マットは上面に滑り止め部を形成した鋼板製
の本体とその下面に配列されたスパイクで構成されてい
る特許請求の範囲第（１）項記載の車両緊急停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2340585A JPS61184151A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 車両緊急停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2340585A JPS61184151A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 車両緊急停止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61184151A true JPS61184151A (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=12109587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2340585A Pending JPS61184151A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 車両緊急停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61184151A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938328A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-10 |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP2340585A patent/JPS61184151A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938328A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-10 |
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