JPS6118373Y2 - - Google Patents

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JPS6118373Y2
JPS6118373Y2 JP7582780U JP7582780U JPS6118373Y2 JP S6118373 Y2 JPS6118373 Y2 JP S6118373Y2 JP 7582780 U JP7582780 U JP 7582780U JP 7582780 U JP7582780 U JP 7582780U JP S6118373 Y2 JPS6118373 Y2 JP S6118373Y2
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JP
Japan
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temperature
heat
refrigerant
temperature tank
tank
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JP7582780U
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JPS579069U (ja
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    • Y02E60/12

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は太陽熱利用冷房装置に関し、その要旨
とするところは、熱媒を蓄わえる高温槽1と、冷
房用の冷媒を蓄わえる低温槽2と、高温槽1内の
熱媒を加温する太陽熱コレクタ3と、高温槽1の
熱媒を熱源として低温槽2の冷媒を冷却する吸収
式冷凍機4と、吸収式冷凍機4とは別系統となつ
ていて吸収式冷凍機4が稼動しないときのみ大気
温を熱源として冷媒を補助冷却するヒートポンプ
5とから成る太陽熱利用冷房装置に係るものであ
る。
従来の太陽熱利用冷房装置にあつては、低温槽
内の温度が上ると冷媒をつくるのにランニングコ
ストの安い吸収式冷凍機が稼動していても、ラン
ニングコストの高いヒートポンプも同時に稼動し
ていた。したがつて吸収式冷凍機の冷房に対する
寄与率が低くなり、冷房に要するランニングコス
トが高いという欠点があつた。
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところはランニング
コストの安い吸収式冷凍機の運転をヒートポンプ
の運転より優先させて、トータルの冷房ランニン
グコストを低くおさえることができる太陽熱利用
冷房装置を提供するにある。
以下本考案を添付図により詳述する。6は蓄熱
槽であり、蓄熱槽6は吸収式冷凍機4の熱源用の
熱媒(例えば温水)を蓄わえる高温槽1と冷房用
の冷媒(例えば冷水)を蓄わえる低温槽2とに分
割されている。3は高温槽1内の熱媒を循環させ
て太陽熱により加温する太陽熱コレクタ、4は高
温槽1内の熱媒を熱源として低温槽2の冷媒を冷
却する吸収式冷凍機、7はクーリングタワー、
8,9,10は順に吸収式冷凍機の加熱器、蒸発
器及び凝縮器、5は大気温を熱源として低温槽2
内の冷媒を冷却するためのヒートポンプであつて
吸収式冷凍機4とは別系統となつており、11,
12,13,14,15は順にヒートポンプ5の
凝縮器、蒸発器、コンプレツサ、膨張弁及びフア
ン、16は室内等に置いて循環する低温槽2の冷
媒により室内等を冷房する放冷器、17,18,
19,20,21,22はいずれも循環ポンプ、
23,24,25,26はいずれも温度センサで
ある。
次に本考案の動作状態を説明する。太陽熱コレ
クタ3の出口付近に設けられた温度センサ21と
高温槽1内の下部に設けられた温度センサ23と
の検出温度を比較して、太陽熱コレクター3の温
度が高温槽1の温度より高くなれば、循環ポンプ
17を運転して太陽熱でもつて高温槽1の中の熱
媒を加熱する。冷房は、低温槽2の冷媒を循環ポ
ンプ21でもつて放冷器16へ送り込んで行な
う。この冷媒は、高温槽1の熱媒を熱源とする吸
収式冷媒機4あるいは空気を熱源とするヒートポ
ンプ5でもつてつくられる。つまり低温槽2内の
温度センサ25が一定温度以上になると、吸収式
冷凍機4又はヒートポンプ5が運転されて冷媒を
つくる。この時、吸収式冷凍機4は、高温槽1の
温度(温度センサ56で検出される。)が所定温
度(普通80℃以上)なければ、設備の原理上運転
することはできないから、高温槽1の温度が所定
温度以下の場合にはヒートポンプ5が稼動する
が、高温槽1の温度が上昇し、吸収式冷凍機4で
もつて低温槽2へ冷媒をつくつている場合は、補
助熱源のヒートポンプ5は運転されないようにす
る。このために例えば、温度センサ25の温度が
一定温度よりも高く、かつ温度センサ26の温度
が所定温度よりも低い場合には吸収式冷凍機4が
運転されず、ヒートポンプ5のみが運転され、温
度センサ25の温度が一定温度よりも高く、かつ
温度センサ26の温度が所定温度よりも高い場合
にはヒートポンプ5が運転されず、吸収式冷凍機
4のみが、運転されるようにリレーや回路やマイ
コン等の電気回路を設けておけば良い。しかして
温度センサ25の温度が所定温度より高くて、低
温槽2内に冷媒をつくる必要がある時は、まずラ
ンニングコストの安い吸収式冷凍機4を優先的に
運転する。運転していて、温度センサ26が検出
する高温槽1の温度が吸収式冷凍機4の熱源とし
て使えない温度まで下がつたならば、吸収式冷凍
機4の運転を停止して、初めてヒートポンプ5を
運転して、冷媒をつくる。再び太陽熱コレクタ3
の採熱により温度センサ26の温度が上つてくれ
ば、ヒートポンプ5を停止して、吸収式冷凍機4
を運転するわけである。
本考案は叙述の如く熱媒を蓄わえる高温槽と、
冷房用の冷媒を蓄わえる低温槽と、高温槽内の熱
媒を加温する太陽熱コレクタと、高温槽の熱媒を
熱源として低温槽の冷媒を冷却する吸収式冷凍機
と、吸収式冷凍機が稼動しないときのみ大気温を
熱源として冷媒を補助冷却するヒートポンプとか
ら成つているから、低温槽内の冷媒の温度が上昇
したときには吸収式冷凍機又はヒートポンプによ
り低温槽内の冷媒の冷却を行なうことができ、し
かもランニングコストの安い吸収式冷凍機が稼動
している場合にはランニングコストの高いヒート
ポンプは稼動されず、吸収式冷凍機が稼動されな
い場合にのみヒートポンプを補助的に用いること
ができ、冷房に対する吸収式冷凍機の寄与率が向
上してトータルの冷房ランニングコストを低く抑
えることができる利点があり、省エネルギーにも
寄与しうるものである。また、太陽熱コレクタよ
り採熱した熱を一旦高温槽に蓄え、高温槽内の熱
を利用して吸収式冷凍機を運転しているので、太
陽熱コレクタが採熱していないときでも吸収式冷
凍機を運転でき、吸収式冷凍機を一定の効率で稼
動できるという効果があり、吸収式冷凍機とは別
系統のヒートポンプを補助冷却機として用いてい
るので、吸収式冷凍機の循環系統が故障しても蓄
冷でき、更に低温槽を有しているから、吸収式冷
凍機などの運転の有無に拘わりなく冷房を行える
という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す概略図である。 1……高温槽、2……低温槽、3……太陽熱コ
レクタ、4……吸収式冷凍機、5……ヒートポン
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱媒を蓄わえる高温槽と、冷房用の冷媒を蓄え
    る低温槽と、高温槽内の熱媒を加温する太陽熱コ
    レクタと、高温槽の熱媒を熱源として低温槽の冷
    媒を冷却する吸収式冷凍機と、吸収式冷凍機とは
    別系統となつていて吸収式冷凍機が稼動しないと
    きのみ大気温を熱源として冷媒を補助冷却するヒ
    ートポンプとから成る太陽熱利用冷房装置。
JP7582780U 1980-05-31 1980-05-31 Expired JPS6118373Y2 (ja)

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JP7582780U JPS6118373Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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JP7582780U JPS6118373Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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JPS579069U JPS579069U (ja) 1982-01-18
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JPS6063973U (ja) * 1983-10-07 1985-05-07 日本電気株式会社 スクリ−ン印刷用スキ−ジ
JP6415378B2 (ja) * 2015-04-17 2018-10-31 矢崎エナジーシステム株式会社 冷暖房システム

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JPS579069U (ja) 1982-01-18

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