JPS61182777A - 自動調整実用的プライヤ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、協同して作動する歯とつめの構造を有する実
用的なプライヤーに関し、更に詳しくは自動調整タイプ
のプライヤーに関する。

本発明に係るプライヤーは、使用者の片手操作によって
工材をはさんだとき、その２つのジョーが直ちに且つ自
動的に工材をしつかりとつかんで保持する位置をとるこ
とができるようにする。

多数のアメリカ特許が、ラック歯、つめ、歯付ブ四ツク
および自動調整ジョーのような構成要素を特徴とするプ
ライヤーを開示している。

これらを開示するものとしては、たとえばアメリカ特許
第１，６５１，２１６号、同第２，５３１，２８５号、
同第２．９８Ｂ、９４１号、同第４，２６９，０８９号
および同第４，４５８．６６９号並びに西ドイツ特許第
９５１３．４５９号および西ドイツ特許出願公告第１．
０４０，３５０号などがある。

本発明に係る自動調整実用的プライヤーは、各々の一端
をそれぞれ形成する第一のジョーおよび第二のジョーを
備えた第一のハンドル部材および第二のハンドル部材か
らなる。

一方のジョー端部は、相対して連なる側壁を備えた細長
いみそを含んでいる。みぞの一方の側は軌道みぞとなっ
てお、ｂ、ｔ＋他方の側には一連の歯がある。つめ部材
は他方のジョー端部に回動可能に連結されていて、ハン
ドル部材を組立てる留め具によって細長いみそ内にとど
められている。

スプリング・バイアス・コントロール・アームは、その
両端の中間において２つのハンドルを連結し、たえずつ
めの一方の側を軌道みぞに摩擦接触させる。軌道みぞは
、２つのハンドルおよびそのジョーを離れて相対する位
置にうまく置く。２つのハンドルおよび２つのジョーを
それぞれ相互に近づけると、２つのジョーが工材をはさ
むことによシ、コントロール・アームがつめを軌道みそ
から離れさせ、２つの調整歯との間にかみ合わせてロッ
キングする位置にカムさせる。

本発明の総体的な目的は、自動調整タイプの実用的プラ
イヤーを提供することである。

本発明のもう一つの目的は、片手操作によって操作する
ことができる自動調整プライヤーを提供することである
。

本発明の更にもう一つの目的は、製造コストが安く、寿
命が長い自動調整プライヤーを提供することである。

本発明のこれらの目的およびその他の目的は、詳細な説
明および特許請求の範囲によって十分に開示されるはず
である。

以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明に係る自動調整プライヤーの一部切欠
き側面図である。

第２図は、第１図に最初に示されたプライヤーの一部の
側面図であるが、ある種の構成要素が、本発明の利用と
実施に対応して異なる配置にあることを示している。

第５図は、第１図に最初に示されたプライヤーのある種
の構成が工材をはさむ直前のプライヤーの使用に対応す
る配置にあることを示す、第２図と同様の図である。

第４図は、第１図の４−４線における断面図である。

第５図は、第１図に示されたプライヤーの一部の平面図
であシ、特に２つのジョーを構成するための留め手段を
示すものである。

第６図は、第１図に示され九構造と同種の、一部分を裏
返しにした側面図であシ、所望の自動調整と工材保持機
能を得るために、開示プライヤーのコントロール・アー
ム要素をバイアスするもう一つの手段を示すものである
。

図面の数字に関しては、本発明に係る自動調整実用的プ
ライヤーは、総体的に数字１０によって示される。本プ
ライヤーの構成要素は第一の細長いハンドル部材１２を
含んでいる。このハンドル部材は、１箇のジョーまたは
ジョー端部１２　ａ　、ハンドル端部１２ｂおよび中間
ネック部分１２Ｃを備えている。第２の細長いハンドル
部材は数字１６で示され、１箇のジョーまたはジョー端
部１６ａ１ハンドル端部１６ｂおよび中間ネック部分１
６ｃを備えている。

ネック部分１ｄｃには細長いみそ、すなわちみぞ穴２０
が形成されている。この細長いみぞ２゜には連なる２つ
の側壁がある。この側壁の１つは軌道みぞとなシ、側壁
のもう１つは、その全長の大部分に沿って形成された一
連の突起、すなわち歯２４を備えている。

ネック部分１２ｃはつめ部材を備えている。このつめ部
材は数字２６で表わされ、ボルト２８によってネック部
分１２Ｃに回動可能に取付けである。ボルト２８は、つ
め部材２６をその操作可能な位置に保持するためにみぞ
２０中に支柱を突き出している。

このボルト２８は、第５図に示すように、ワッシャー３
０およびナツト３２と協同して２つのネック部分１２ｃ
と１６Ｃｔ−組立てる手段として役立つ。

つめ部材２６は平らな面３４、カム面３６および先端部
３８を備えておシ、これらのすべてについては後で詳細
に説明する。

第一の部材１２は、その両端の中間に、ピボット・ピン
４２によってそこに回動可能に取付けられたコントロー
ル・アー４４０の上端部を備えている。

第１図および第６図に示されているように、コントロー
ル・アーム４０の下端部は、第二の部材１６の端部１６
ｂ中に形成された円筒形状のみぞ４６内に構成され九ガ
イド・ブロック４４に取付けである。コイル・スプリン
グ４８も、その一端がガイド・ブロック４４に取付けて
あって、この円筒形のみぞの中に構成されている。

コイル・スプリング４８の他端部は、第二の部材１６の
端部１６ｂの中に構成された調整ねじ５０に取付けてあ
り、コントロール・アームに作用するスプリングの張力
の大きさを適宜増大または減；するための手段を提供す
る。

部材１２および部材１６を相互に近づけるよウニ動かす
と、コントロール・アームは下向きに動いて円筒形状の
みぞ４６の中に入シ、コイル・スプリング４８を圧縮す
る。部材１２と部材１６をゆるめると、コイル・スプリ
ング４８は無加力時の長さになろうとし、その結果、ジ
ョー１２ａとジョー１６ａはそれぞれ離れて相対する位
置に動いて行く。

第１図および第４図に示されるように、第二の小さな円
筒形状のみぞ５２がまたハンドルの端部１６ｂの中に形
成されている。この円筒形状のみぞ５２は円筒形状のみ
ぞ４６と平行にのび、円筒形状のみぞ４６のすぐ上に配
置されている。

この小さな円筒形状のみぞは、その下端部の近くのコン
トロール・アームの中に構成されたガイド・ボール５４
のためのガイド・トラックとして役立つ。

自動調整プライヤーを変更したものが第６図に示されて
おシ、コイル・スプリング４日の他にねじシスプリング
５６を含んでいる。

このねじシスプリング５６はピボット１ピン４２に取付
けてあシ、コントロール・アームに対しては５８におい
て、第一の部材に対しては６０において効果的に連結さ
れてｂる。

この自動調整実用的プライヤーの作用を要約すると、コ
ントロール・アーム４０およびコイル・スプリング４Ｂ
の組合せによ）、第一の部材１２および第二の部材１６
並びにそれぞれのジョー端部ｆ２ｇおよび１６ｍかはな
れて相対する位置にあるように麦る。これらの位置にあ
るときには、ポル）２８によって背面方向に抑圧が作用
し、つめ部材２６の平らな面５４は軌道みぞ２２との摩
擦接触を効果的に維持することができる。この方式は、
つめ部材を一連の歯２４にぶつけることなしに２つのジ
ョー端部を相互に近づけたシ、離したシすることができ
るようにする。

第一の細長い部材１２および第二の細長い部材１６を手
動で相互に近づけてそれぞれのジョーで工材６２をはさ
むと、コントロール・アーム４０が下向きに動いてコイ
ル・スプリング４８を押圧する。このコイル・スプリン
グ４８は、前向きの抑圧をボルト２８に作用させ、つめ
を動かして一連の歯２４に沿つ念みぞの何種と接触させ
るのに役立っている。こうなるとカム面３６が歯２４を
２つ越えて滑って来てつめ部材を回動させる。

その結果、その先端が２つの隣シ合った歯２４０間に入
シ、工材２６をしつかりとつかんで保持する。

ハンドル端部１６ｂ内に通畜れたスプリング４８は、通
常は近くにあるコントロール・アーム４０の端部に対し
て作用し、第１図に示されているようにコントロール・
アーム４０ｔ−ガイド・ボール上で右に回動させる。こ
れによってビン４２に対して作用する力がアーム１２ｔ
−ひきもどして、２つのジョー１２ａおよびＬ６ａｔ−
最大限まで開かせる。前述したコントロール・アーム４
０の回動作用が部材１２の逆方向への回動作用を伴う場
合には、つめ２６は第１図に示されるようにみぞ２０の
全長を滑シ落ちる。しかし、前述したコントロール・ア
ーム４００回動作用が第２図に示される配置にカムを伴
う場合には、カムは歯２４のどれともかみ合わない。

工材をつかむためのプライヤーの操作は、２つのハンド
ル端部１２ｂおよび１６ｂを使用者がしつかシとにぎシ
、手を閉じて２つのハンドル端部を相互に押し近づける
ことによって行なわれる。この作用は、部材１２ｔピボ
ツト・ビン４２上で右まわシに回動させ、それによって
ジョー端部１２ａがジョー端部１６ａの方に動く。それ
から、第１図に示されるように、２つのジョーが工材に
接触して停止するまで、つめ２６はみそ、すなわちスロ
ット２０を滑υながら上って行く。

２つのジョーが工材に接触すると、部材１２および１６
のネック部分１２ｃおよび１６Ｃの間に回動運動を起す
。この作用がつめ２６に伝えられて、つめ２６ｔ−みぞ
２０の軌道みぞから一連の歯２４を備えた反対側の壁面
に向って動かす。歯２４の先端、および歯を全く備えて
いない反対側の壁のその部分は、カム面３６が接触する
ことになる接触面を備え、カム金右まわシに回動させる
。これによって、その先端３８は２つの歯の間にあるノ
ツチにかみ合って、ネック部分１２Ｇおよび１６ｃの間
に滑動作用がおこらないように作用してロッキングを行
なう。ノ１ンドル端部１２ｂおよび１ｔＳｂ’ｉ手で押
圧しつづけると、ジョー端部１２ａおよび１６ａは工材
をしつかりとつかむ。

工材が特に小さいか細い場合には、つめ２６のカム面５
６は、みぞ２０の上端部にちる反対側の場所にカムし、
つめを回動させてつめの先端５８を近くの歯２４の間に
ある最も近いノツチにロックする。

プライヤー１０についての前記の記述から、つめ２６、
ボルト２８、および特に形成されたスロット２０とつめ
との相互作用は、ネック部分１２ｃおよびｉ６ｃめ間に
、部材１２および１６を連結する結合手段を構成し、こ
れによってジョー端部１２ａとｔＳａとは相互に近づき
、手を閉じる力がハンドル端部１２ｂおよび１６ｂに作
用するのに応じてジョー端部１２ａと１６ａとの間に工
材をはさむことはよく理解されるはずである。この結合
手段は、ネック部分１６ｃに対してネック部分１２Ｃを
滑動させてまず工材をはさむべく、ジョー端部１２ａお
よび１６ａを相互に近づけるのに用いられる、滑動し回
動する構造を含んでいる。この結合手段は、次に滑動作
用を抑えるためにネック部分をロックするとともに２つ
のジョーが工材に接触するのに応じて回動作用をひきお
こす。更にハンドル端部に加える手の力を増して行くと
、結合手段の回動構造によって、２つのジョー端部が工
材を楼りかむ力として作用する。

ハンドル端部に対する手の握力をゆるめると、スプリン
グ４８がのびてボール５４上でコントロール・アーム４
０が回動する。この作用は自動オープン作用に変る。こ
れＫよって、２つのジョー端部は、全開した２つのジョ
ーの間の最大距離に等しいかまたはそれよシ小さい任意
のサイズのナツト、パイプまたは七の他の物体を、自動
調整してつかむという次の利用に備えて、直ちに全開配
置となるまで動く。

本発明を、好ましい実施態様およびその一変更との関連
において開示したけれども、当該技術に習熟した人々が
容易に理解できるのであるから、その他の実施態様ｔた
は種々の変更は、本発明の精神および範囲から逸脱する
ことなしに実施することができるのは当然である。

このような種々の実施態様および変更は、本発明の範囲
内にあるものと考えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のプライヤーの一部切欠き側面図であ
る。 第２図は、第１図に示された本発明のプライヤーの一部
分の側面図である。 第５図は、第１図に示された本発明のプライヤーの一部
分が工材をはさんでいる側面図である。 第４図は、第１図の４−４＠における本発明のプライヤ
ーの断面図である。 第５図は、第１図に示された本発明のブライャーの一部
分の平面図である。 第６図は、第１図に示された構造と同種の、本発明のプ
ライヤーの一部分の裏返光し側面図である。 各図において、１０はプライヤー、１２はハンドル部材
、１２ａはジョー端部、１２ｂはへンドル端部、１２ｃ
はネック、１６はハンドル部材、１６ａはジョー端部、
１６ｂはハンドル端部、１６Ｃはネック、２０はみぞ、
２２は軌道みぞ、２４は歯、２６はつめ、２８はボルト
、３０はワッシャー、３２はナツト、３６＃ｉ力ム面、
３８はつめの先端、４０はコントロール・アーム、４２
はピボット・ビン、４４はガイド・ブロック、４６は円
筒形状みぞ、４Ｂはコイル・スプリング、５０は調整ね
じ、５２は円筒形状みぞ、５４はガイド・ボール、５６
はねじ）スプリング、５８および６０はねじりスプリン
グの連結位置、６２は工材である。 代理人　弁理士　　高　野　武和賀 図面の浄書（内容に変更なし） Ｉフｈ Ｍ２　図　　　　　　　　第３３ 箭　５　図 第６図 ６ｂ 手続補正書彷幻 昭和６１年２月２６日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）その一端を構成する第一のジョーを備えている第一
   のハンドル部材； その一端を構成する第二のジョーを備えている第二のハ
   ンドル部材； 前記第一のジョーに前記第二のジョーを滑動して連結す
   る手段； 前記第一のハンドル部材および第二のハンドル並びにそ
   れらのそれぞれのジョーを離れて相対する位置にたえず
   もって行くバイアス手段；および 前記第一のハンドル部材および前記第二のハンドル部材
   を手で動かして相互に近づけることによって、前記第一
   のジョーを前記第二のジョーにロッキングして、この２
   つのジョーの間に工材をしっかりとつかんで保持する手
   段 からなる、異なるサイズの工材を自動的につかむ自動調
   整実用的プライヤー。 ２）前記滑動可能な結合手段が、 相対してつながる側壁を備えた前記第二のジョーの中に
   、細長いみぞの第一の側面を形成する軌道みぞ および 前記バイアス手段によって前記軌道みぞと摩擦結合する
   平らな面を含んでいる前記第一のジョーに回動可能に連
   結するつめ部材 を含んでいる特許請求の範囲第１項に記載の構造。 ３）それぞれがジョー端部、ハンドル端部および中間に
   あるネック部分を備えた、第一のたわまない細長部材お
   よび第二のたわまない細長部材； ネック部分の間で部材を連結し、２つのハンドル端部を
   相互に近づけるのに用いた最初の手の力に対応して滑動
   させ、２つのジョー端部を相互に近づけてこの２つのジ
   ョー端部の間に工材をしっかりとつかむことを可能にす
   る滑動、回動可能な留め手段； 部材の間で相互に作用して、通常は２つのジョー端部を
   滑らせて相互に離して全開配置にさせるバイアス手段 および ２つのジョー端部が部材に接触するのに対応して部材が
   それ以上滑動するのを止め、次いでハンドル部材に及ぼ
   す手の力を増大すると、２つのジョー端部を回動して工
   材をしっかりとつかむ作用に変えるようにした留め手段 からなる、部材を自動的にしっかりとつかむ自動調整実
   用的プライヤー。 ４）第一の部材のネック部分にあって、１つの側壁に沿
   って一連の突起を備えた細長いみぞ；第二の部材のネッ
   ク部分に固定され、みぞの中に突出する支柱部分を備え
   た留め具 および 突起とかみ合い、それによって２つのジョー端部が部材
   に接触するのに対応して部材の間の滑動作用を止めるよ
   うにした支柱部分上の手段を留め手段が含んでいる特許
   請求の範囲第３項に記載の自動調整実用的プライヤー。 ５）支柱上の手段が、「支柱に回動可能に取付けられ、
   みぞの側壁に対してカムとなって諸突起の１つとかみ合
   って滑動作用を止めるようにしたつめ」である特許請求
   の範囲第４項に記載の自動調整実用的プライヤー。 ６）つめを回動して諸突起とかみ合うロッキング位置に
   持って行くため、つめが諸突起とぴったり合うように配
   置したカム面を備えている特許請求の範囲第５項に記載
   の自動調整実用的プライヤー。 ７）留め手段が、ハンドルの中間にある部材と留め手段
   を連結するコントロール・アームを含んでいる特許請求
   の範囲第３項に記載の自動調整プライヤー。 ８）バイアス手段が、「第一の前記部材に取り付けられ
   、且つ第二の前記部材に効果的に結合されて、通常は２
   つのジョー端部をその全開配置にする、少なくとも１箇
   のスプリング」を含んでいる特許請求の範囲第３項に記
   載の自動調整実用的プライヤー。 ９）バイアス手段が、「２つの部材を連結し、一端が滑
   動可能に第一の部材と結合し他端が回動可能に第二の部
   材と結合している細長いコントロール・アーム」を更に
   含んでいる特許請求の範囲第８項に記載の自動調整実用
   的プライヤー。 １０）コントロール・アームの一端に対してコンスタン
   トな力を及ぼし、それを第一の部材のネック部分の方へ
   バイアスする、第一の部材に取り付けたスプリングを更
   に含んでいる特許請求の範囲第９項に記載の自動調整実
   用的プライヤー。 １１）バイアス手段が、「コンスタントな力を及ぼして
   コントロール・アームを回動する、第二の部材に取り付
   けたスプリング」を更に含んでいる特許請求の範囲第１
   ０項に記載の自動調整実用的プライヤー。