JPS6118130B2 - - Google Patents
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- JPS6118130B2 JPS6118130B2 JP50103351A JP10335175A JPS6118130B2 JP S6118130 B2 JPS6118130 B2 JP S6118130B2 JP 50103351 A JP50103351 A JP 50103351A JP 10335175 A JP10335175 A JP 10335175A JP S6118130 B2 JPS6118130 B2 JP S6118130B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/02—Details
- G01N3/06—Special adaptations of indicating or recording means
- G01N3/068—Special adaptations of indicating or recording means with optical indicating or recording means
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加硫ゴムなどの各種の試料の引張試
験およびこれに関連した試験を自動的に処理する
ようにした自動引張試験装置に関する。
験およびこれに関連した試験を自動的に処理する
ようにした自動引張試験装置に関する。
この種の引張試験において、最も重要な課題
は、試料破断時における試料有効部分の正確な伸
び量および張力の値を如何なる手段で検出するか
に加えて、試料の伸長過程における歪率とそれに
対応した張力値との連続的な読取りをどのような
手段で処理するかにある。
は、試料破断時における試料有効部分の正確な伸
び量および張力の値を如何なる手段で検出するか
に加えて、試料の伸長過程における歪率とそれに
対応した張力値との連続的な読取りをどのような
手段で処理するかにある。
いわゆるインストロンタイプのごとき周知の引
張試験機などでは、一旦装置に記録された上記の
各値を人為的に読取つたのち、さらに計算操作を
介して応力、歪率およびヤング率などの値を算出
するようにしている。しかし、そのために必要な
試験工程数および計算操作に要する時間は、いき
おい煩雑かつ長時間に及ぶものとなるのみなら
ず、得られた試験結果は、誤差に左右されること
の少なからぬものがあつて信頼性を欠く虞があ
る。
張試験機などでは、一旦装置に記録された上記の
各値を人為的に読取つたのち、さらに計算操作を
介して応力、歪率およびヤング率などの値を算出
するようにしている。しかし、そのために必要な
試験工程数および計算操作に要する時間は、いき
おい煩雑かつ長時間に及ぶものとなるのみなら
ず、得られた試験結果は、誤差に左右されること
の少なからぬものがあつて信頼性を欠く虞があ
る。
本発明は、従来の引張試験機のごとく人為的な
各種値の計算操作を行なうことなく、直接に試料
の伸長時における歪値および張力値を連続的に測
定しかつ記録処理すると同時に、試料の破断歪値
およびその張力値をも上記と同様に自動的に測定
し記録するようにした自動引張試験装置を提供し
ようとするものである。
各種値の計算操作を行なうことなく、直接に試料
の伸長時における歪値および張力値を連続的に測
定しかつ記録処理すると同時に、試料の破断歪値
およびその張力値をも上記と同様に自動的に測定
し記録するようにした自動引張試験装置を提供し
ようとするものである。
かゝる本発明の装置は、たとえばインストロン
型もしくはシヨツパー型引張試験機などの既存装
置に何んら改良もしくは加工を加えることなくユ
ニツト化して装着可能であつて、そのために試料
の伸長量を光学的に検出する手段と協働して該伸
長量を連続的にマイクロコンピユータなどを含む
データ処理器に読込ませるための出力装置は、該
出力装置は、上記伸長歪検出装置による試料のア
ナログ伸長量をデジタル化して出力する際に、該
伸長量の大きさに対応させて予め設定可能な複数
の出力ルートを通してデータ処理装置に読込ませ
るための読込指令機構を有し、また、上記伸長歪
検出装置と関連して試料の破断を検出する装置を
備え、該試料の破断検出装置は、試料の破断に即
応して上記出力装置および張力検出装置にホール
ド信号を与える機能を有し、上記張力検出装置
は、試料の張力値をデジタル化して上記データ処
理装置に出力するとゝもに、張力零検知機能をも
備えるようにしてある。
型もしくはシヨツパー型引張試験機などの既存装
置に何んら改良もしくは加工を加えることなくユ
ニツト化して装着可能であつて、そのために試料
の伸長量を光学的に検出する手段と協働して該伸
長量を連続的にマイクロコンピユータなどを含む
データ処理器に読込ませるための出力装置は、該
出力装置は、上記伸長歪検出装置による試料のア
ナログ伸長量をデジタル化して出力する際に、該
伸長量の大きさに対応させて予め設定可能な複数
の出力ルートを通してデータ処理装置に読込ませ
るための読込指令機構を有し、また、上記伸長歪
検出装置と関連して試料の破断を検出する装置を
備え、該試料の破断検出装置は、試料の破断に即
応して上記出力装置および張力検出装置にホール
ド信号を与える機能を有し、上記張力検出装置
は、試料の張力値をデジタル化して上記データ処
理装置に出力するとゝもに、張力零検知機能をも
備えるようにしてある。
上記伸長歪検出装置は、試料の伸長量を光学的
に検出するものであり、また、張力検出装置は、
既存の試験機に直ちに装着できるように構成され
ているので、本発明による装置の適用性はきわめ
て広範囲となる。
に検出するものであり、また、張力検出装置は、
既存の試験機に直ちに装着できるように構成され
ているので、本発明による装置の適用性はきわめ
て広範囲となる。
試料の破断検出装置は、とくに高い破断ホール
ド特性を有し、これによつてデータ処理装置に無
意味な作動を行なうことを完全に阻止する機能を
有し、かつデータ処理装置に合理的な作動を許容
するものである。
ド特性を有し、これによつてデータ処理装置に無
意味な作動を行なうことを完全に阻止する機能を
有し、かつデータ処理装置に合理的な作動を許容
するものである。
上記伸長歪検出装置の後段に設置される出力装
置は、試料の伸長量に対応したデジタルパルス発
生部の出力を張力と対応させてデータ処理装置に
読込ませるようにする読込指令装置の規制を受け
る。これによつて、この出力装置の構成を著しく
簡易化できるもので、伸長歪の大きな加硫ゴムな
どの試料の引張試験手段として好適なものとな
る。
置は、試料の伸長量に対応したデジタルパルス発
生部の出力を張力と対応させてデータ処理装置に
読込ませるようにする読込指令装置の規制を受け
る。これによつて、この出力装置の構成を著しく
簡易化できるもので、伸長歪の大きな加硫ゴムな
どの試料の引張試験手段として好適なものとな
る。
また、伸長歪検出装置は、試料に付された境界
標線の合理的な配置と相俟つて高性能の標線自動
追従特性を有し、かつ、試料の破断感知性能も良
好である。そのために、この伸長歪検出装置は、
試料に付した二個所の境界標線を光学的に感知す
る一対のセンサを備え、それぞれのセンサは二組
の発光および受光の各素子を水平および垂直の状
態に配置されている。このようなセンサの構造
は、特に加硫ゴムのように伸長量が大きい場合に
標線が伸長方向に対して横方向に移動してもセン
サをそれに追随させることを可能とし、上記標線
の自動追従と試料の破断感知能力に最適な結果を
与えるものである。
標線の合理的な配置と相俟つて高性能の標線自動
追従特性を有し、かつ、試料の破断感知性能も良
好である。そのために、この伸長歪検出装置は、
試料に付した二個所の境界標線を光学的に感知す
る一対のセンサを備え、それぞれのセンサは二組
の発光および受光の各素子を水平および垂直の状
態に配置されている。このようなセンサの構造
は、特に加硫ゴムのように伸長量が大きい場合に
標線が伸長方向に対して横方向に移動してもセン
サをそれに追随させることを可能とし、上記標線
の自動追従と試料の破断感知能力に最適な結果を
与えるものである。
以下、図示の一実施例を参照しながら本発明を
更に詳述する。
更に詳述する。
本発明による自動引張試験装置をブロツク図で
示した第1図において、引張試験に供する試料X
は、たとえば加硫ゴムなどの場合にあつてはダン
ベル形状になされており、その伸長有効部の両端
にそれぞれ境界標線部P1およびP2を備えている。
かゝる試料Xは、既存のシヨツパー型引張試験機
CMにそのチヤツクCを用いて周知の態様で装着
される。1および2は、試料Xの両標線P1および
P2に対峙させて平行に配置した上部および下部の
各光学的センサである。この両センサ1および2
は、測定すべき試料Xの種類によつては公知のセ
ンサを適用することもできるが、たとえば加硫ゴ
ムなどのように原状態に対して数倍の伸長歪を与
える試料においては、それぞれのセンサ1,2を
二組の発光素子および受光素子から構成するのが
最適である。図示しないが、そのうち一組の発光
および受光両素子は標線部と同方向になるように
水平に配置し、他の一組は垂直に配置し、この配
置によつて各センサ1,2はそれぞれの標線に対
する優れたピツクアツプ機能を備えることが可能
となる。
示した第1図において、引張試験に供する試料X
は、たとえば加硫ゴムなどの場合にあつてはダン
ベル形状になされており、その伸長有効部の両端
にそれぞれ境界標線部P1およびP2を備えている。
かゝる試料Xは、既存のシヨツパー型引張試験機
CMにそのチヤツクCを用いて周知の態様で装着
される。1および2は、試料Xの両標線P1および
P2に対峙させて平行に配置した上部および下部の
各光学的センサである。この両センサ1および2
は、測定すべき試料Xの種類によつては公知のセ
ンサを適用することもできるが、たとえば加硫ゴ
ムなどのように原状態に対して数倍の伸長歪を与
える試料においては、それぞれのセンサ1,2を
二組の発光素子および受光素子から構成するのが
最適である。図示しないが、そのうち一組の発光
および受光両素子は標線部と同方向になるように
水平に配置し、他の一組は垂直に配置し、この配
置によつて各センサ1,2はそれぞれの標線に対
する優れたピツクアツプ機能を備えることが可能
となる。
上部センサ1および下部センサ2をそれぞれの
標線P1およびP2の移動方向に対応させて追従させ
る手段は、周知のサーボモータM1およびM2およ
び連動機構3を含み、該機構3を介してサーボモ
ータM1は上部センサ1を、また他のサーボモー
タM2は下部センサ2を各別に追従駆動する。
標線P1およびP2の移動方向に対応させて追従させ
る手段は、周知のサーボモータM1およびM2およ
び連動機構3を含み、該機構3を介してサーボモ
ータM1は上部センサ1を、また他のサーボモー
タM2は下部センサ2を各別に追従駆動する。
試料の種類に応じて上記標線P1およびP2を形成
する手法は種々異なるが、その一例として加硫ゴ
ムなどの試料について説明すると次のとおりであ
る。
する手法は種々異なるが、その一例として加硫ゴ
ムなどの試料について説明すると次のとおりであ
る。
このような伸長歪値の大きな試料は、第2図に
示すとおり、JISまたはASTM規格などに規定さ
れた周知のダンベル形状に形成されており、その
有効伸長部Rの両端に付すべき境界標線部Q1,
Q2は、アルミニウム微粉末体などの白色微粉末
金属からなる光反射物質を該当部分に一様に塗布
して形成することが可能である。もつとも、上記
光反射物質を塗布するには、試料の材質に適合し
た最適粘着性、粘度および伸長性に富む、たとえ
ばシリコンオイルなどの材料に光反射物質を浮
遊、混合してペースト状のものになし、これを上
記該当部分に適宜塗布することも勿論可能であ
る。しかし、著しく大きな伸長歪値を与えるよう
な非導電性の試料、たとえば加硫ゴムなどにあつ
ては、むしろ当該部分に光反射物質を指もしくは
ブラシなどを用いて直接こすり付けて両境界標線
部Q1,Q2を形成するのが好ましいことを確認し
た。このような塗布態様によるときは、光反射物
質は試料面に静電的に付着塗布されるので、試料
Xの伸長過程における両境界標線部の延伸にも
かゝわらず、光学的両センサ1,2に最適な境界
標線P1,P2を提供することが可能である。なお、
試料Xの素地が黒色である場合には上記のまゝで
よいが、白色素地のものであれば、境界標線部
Q1,Q2を除いた部分に適宜の光吸収物質を適宜
塗布するのが好ましい。
示すとおり、JISまたはASTM規格などに規定さ
れた周知のダンベル形状に形成されており、その
有効伸長部Rの両端に付すべき境界標線部Q1,
Q2は、アルミニウム微粉末体などの白色微粉末
金属からなる光反射物質を該当部分に一様に塗布
して形成することが可能である。もつとも、上記
光反射物質を塗布するには、試料の材質に適合し
た最適粘着性、粘度および伸長性に富む、たとえ
ばシリコンオイルなどの材料に光反射物質を浮
遊、混合してペースト状のものになし、これを上
記該当部分に適宜塗布することも勿論可能であ
る。しかし、著しく大きな伸長歪値を与えるよう
な非導電性の試料、たとえば加硫ゴムなどにあつ
ては、むしろ当該部分に光反射物質を指もしくは
ブラシなどを用いて直接こすり付けて両境界標線
部Q1,Q2を形成するのが好ましいことを確認し
た。このような塗布態様によるときは、光反射物
質は試料面に静電的に付着塗布されるので、試料
Xの伸長過程における両境界標線部の延伸にも
かゝわらず、光学的両センサ1,2に最適な境界
標線P1,P2を提供することが可能である。なお、
試料Xの素地が黒色である場合には上記のまゝで
よいが、白色素地のものであれば、境界標線部
Q1,Q2を除いた部分に適宜の光吸収物質を適宜
塗布するのが好ましい。
上記上部および下部の両センサ1,2のための
サーボ追従ループは、該両センサ1,2の各出力
を各別に増幅してサーボモータM1,M2にそれぞ
れ帰還させる増幅装置4を備えている。増幅装置
4から出力された両センサ1,2の感知信号をそ
れぞれ各別にさらに増幅する電力増幅器5は、サ
ーボモータM1およびM2の作動をそれぞれ規制す
るためのリレー装置8に接続されている。このサ
ーボ追従ループは、引張試験機CMによる試料X
の伸長に応じて上部センサ1を標線P1の上方移動
方向へ駆動し、また、下部センサ2を標線P2の下
方移動方向へ駆動するものである。試料Xの伸長
歪は、上記連動機構3に設けられた周知のポテン
シヨメータなどの変換器によりアナログ電気信号
に変換されたのち、該信号をデジタル化する
BCD(二進化十進)変換器7に入力される。こ
のBCD変換器7の出力は、読込指令装置9の機
能と協働してマイクロコンピユータなどを含むデ
ータ処理装置13に供給される。
サーボ追従ループは、該両センサ1,2の各出力
を各別に増幅してサーボモータM1,M2にそれぞ
れ帰還させる増幅装置4を備えている。増幅装置
4から出力された両センサ1,2の感知信号をそ
れぞれ各別にさらに増幅する電力増幅器5は、サ
ーボモータM1およびM2の作動をそれぞれ規制す
るためのリレー装置8に接続されている。このサ
ーボ追従ループは、引張試験機CMによる試料X
の伸長に応じて上部センサ1を標線P1の上方移動
方向へ駆動し、また、下部センサ2を標線P2の下
方移動方向へ駆動するものである。試料Xの伸長
歪は、上記連動機構3に設けられた周知のポテン
シヨメータなどの変換器によりアナログ電気信号
に変換されたのち、該信号をデジタル化する
BCD(二進化十進)変換器7に入力される。こ
のBCD変換器7の出力は、読込指令装置9の機
能と協働してマイクロコンピユータなどを含むデ
ータ処理装置13に供給される。
伸長の最終過程において試料Xが破断すると、
この破断は、増幅装置4を通して破断検出装置6
によつて即時に検知され、その破断検出信号は上
記伸長歪―BCD変換器7と張力―BCD変換器1
1に与えられる。張力―BCD変換器11は、試
料Xの伸長歪に対応した張力値を検出している張
力検出装置10に接続されており、該張力値をデ
ジタル化してデータ処理装置に与えている。した
がつて、データ処理装置13は、試料Xの伸長
歪、張力値、応力およびヤング率などをプリンタ
14を通してプリントアウトすることとなる。
この破断は、増幅装置4を通して破断検出装置6
によつて即時に検知され、その破断検出信号は上
記伸長歪―BCD変換器7と張力―BCD変換器1
1に与えられる。張力―BCD変換器11は、試
料Xの伸長歪に対応した張力値を検出している張
力検出装置10に接続されており、該張力値をデ
ジタル化してデータ処理装置に与えている。した
がつて、データ処理装置13は、試料Xの伸長
歪、張力値、応力およびヤング率などをプリンタ
14を通してプリントアウトすることとなる。
破断検出装置6が作動すると、伸長歪―BCD
変換器7および張力―BCD変換装置11は、そ
れぞれ破断伸長歪と破断張力値とをデータ処理装
置13に出力する。また、破断検出装置6から出
力された破断信号は、破断ホールド回路12に入
力され、そのホールド信号は、データ処理装置1
3に供給されて試料破断の諸値をプリンタ14か
ら出力させる。ホールド信号は、また、電力増幅
器5およびリレー装置8に与えられ、これによつ
てサーボ追従装置を停止させるとともに、センサ
1,2を元の位置に自動的に復帰させる。
変換器7および張力―BCD変換装置11は、そ
れぞれ破断伸長歪と破断張力値とをデータ処理装
置13に出力する。また、破断検出装置6から出
力された破断信号は、破断ホールド回路12に入
力され、そのホールド信号は、データ処理装置1
3に供給されて試料破断の諸値をプリンタ14か
ら出力させる。ホールド信号は、また、電力増幅
器5およびリレー装置8に与えられ、これによつ
てサーボ追従装置を停止させるとともに、センサ
1,2を元の位置に自動的に復帰させる。
張力検出装置10は、既存のシヨツパー型引張
試験機CMに装備した場合の一例を第2図に示
す。この種の引張試験機CMにおいて、振り子式
張力検出機構の一部であるスチールベルトの一
端にチヤツクC1を固定し、該ベルトの他端は
滑車Dの周囲の一部に巻き付けて固定されてい
る。試料XをチヤツクC1とC2との間に取付けて
チヤツクC2に等速の機械的引張力を加えると、
滑車Dに連結したアームLのバランシングウエイ
トWは移動する。そこで、該ウエイトWの傾き角
度を目盛板Hで読取ることにより、試料Xに加え
られた張力値を知ることができる。かゝるシヨツ
パー型引張試験機CMに対しては何んら改造もし
くは加工を施すことなく本発明で提供する張力検
出装置10を取付けるようにするのが好ましい。
試験機CMに装備した場合の一例を第2図に示
す。この種の引張試験機CMにおいて、振り子式
張力検出機構の一部であるスチールベルトの一
端にチヤツクC1を固定し、該ベルトの他端は
滑車Dの周囲の一部に巻き付けて固定されてい
る。試料XをチヤツクC1とC2との間に取付けて
チヤツクC2に等速の機械的引張力を加えると、
滑車Dに連結したアームLのバランシングウエイ
トWは移動する。そこで、該ウエイトWの傾き角
度を目盛板Hで読取ることにより、試料Xに加え
られた張力値を知ることができる。かゝるシヨツ
パー型引張試験機CMに対しては何んら改造もし
くは加工を施すことなく本発明で提供する張力検
出装置10を取付けるようにするのが好ましい。
そのために、本発明によれば、上記滑車Dもし
くはアームLの回動軸にたとえば永久磁石などの
連結手段を通して張力検出装置10を連係するよ
うにしている。これを図に破線10aで概念的に
示す。該装置10は、張力を電気信号に変換する
ポテンシヨメータ10cと上記の手段で取付けた
回転摺動子10bとおよび直流電源Eとからな
る。このようなポテンシヨメータは、試験機CM
において得られた張力値に対して機械的な摩擦抵
抗による影響をほとんど無視できるように可及的
に低トルク型のものであつて、繰返使用頻度にも
十分に耐え得るものを使用するのが望ましい。ま
た、このようなタイプのポテンシヨメータ10c
は、試料Xに加えられた張力値を高精度かつ忠実
に電気的アナログ信号に変換できるように関数抵
抗器を備えるのが望ましい。
くはアームLの回動軸にたとえば永久磁石などの
連結手段を通して張力検出装置10を連係するよ
うにしている。これを図に破線10aで概念的に
示す。該装置10は、張力を電気信号に変換する
ポテンシヨメータ10cと上記の手段で取付けた
回転摺動子10bとおよび直流電源Eとからな
る。このようなポテンシヨメータは、試験機CM
において得られた張力値に対して機械的な摩擦抵
抗による影響をほとんど無視できるように可及的
に低トルク型のものであつて、繰返使用頻度にも
十分に耐え得るものを使用するのが望ましい。ま
た、このようなタイプのポテンシヨメータ10c
は、試料Xに加えられた張力値を高精度かつ忠実
に電気的アナログ信号に変換できるように関数抵
抗器を備えるのが望ましい。
張力検出装置10から出力された直流電圧信号
は、張力―BCD変換器11においてデジタル化
され、その出力端子群11aから出力ルート11
bを通してデータ処理装置13に与えられる。
BCD変換器11は、試料Xの伸長歪の読込指令
装置9からプリセツトパルス信号を与えられる制
御入力端子11cと破断検出装置bから破断ホー
ルド信号を受ける他の制御入力端子11dとを有
し、前者の端子11cにプリセツトパルス信号が
入力されると、伸長歪―BCD変換器7および読
込指令装置9による所定の設定歪率に対応する張
力値を一瞬ホールドしながらデータ処理装置13
にその張力値を読込ませる。それ故、たとえば任
意に設定された試料の伸長歪と増加過程にある張
力値とは正確に対応関係におかれる。また、制御
入力端子11dに破断ホールド信号を受けると、
このBCD変換器11は試料Xの破断張力値をホ
ールドしてデータ処理装置13に読込ませる。
は、張力―BCD変換器11においてデジタル化
され、その出力端子群11aから出力ルート11
bを通してデータ処理装置13に与えられる。
BCD変換器11は、試料Xの伸長歪の読込指令
装置9からプリセツトパルス信号を与えられる制
御入力端子11cと破断検出装置bから破断ホー
ルド信号を受ける他の制御入力端子11dとを有
し、前者の端子11cにプリセツトパルス信号が
入力されると、伸長歪―BCD変換器7および読
込指令装置9による所定の設定歪率に対応する張
力値を一瞬ホールドしながらデータ処理装置13
にその張力値を読込ませる。それ故、たとえば任
意に設定された試料の伸長歪と増加過程にある張
力値とは正確に対応関係におかれる。また、制御
入力端子11dに破断ホールド信号を受けると、
このBCD変換器11は試料Xの破断張力値をホ
ールドしてデータ処理装置13に読込ませる。
破断検出機構および伸長歪をプリセツト化する
読込指令装置の詳細例を第3図に示す。試料Xの
破断を検出する機構は、試料に付された境界標線
P1,P2を各別に感知追従するセンサ1,2の感知
信号レベルの変動または試料の伸長に伴なうゆら
ぎなどの不規則な電気信号に対して不感応であつ
て、試料の破断のみを即時かつ確実に検出する機
能を備えることが必要である。上部センサ1およ
び下部センサ2にそれぞれ設けた二組の発光素子
と受光素子とは、図示しないがそれぞれのセンサ
本体に取付位置を調整可能に配装されて最適な標
線追従特性を備えるべく構成されている。そし
て、標線P1の光反射信号を感知する上部センサ1
の水平および垂直に配置された両受光素子には、
増幅装置4に設けられた2台の増幅器を各別に接
続し、各増幅器の出力はNORゲート15の入力
端子15aおよび15bに加えられる。同様に下
部センサ2の両受光素子の出力を増幅すべく、該
増幅装置4内に設置された他の2台の増幅器の出
力は、それぞれ他方のNORゲート16の入力端
子16a,16bに加えられる。これらのNOR
ゲート15および16にそれぞれカスケードに接
続した帰還電力増幅器17,18は、各出力端子
19および20を通してその駆動用出力をそれぞ
れのサーボモータM1,M2に与えるべく、前記リ
レー装置8に供給される。こゝに、上記増幅器1
7および18は、第1図にブロツクで示す電力増
幅器5を構成している。17aおよび18aは、
その増幅度設定のためのポテンシヨメータをそれ
ぞれ示す。
読込指令装置の詳細例を第3図に示す。試料Xの
破断を検出する機構は、試料に付された境界標線
P1,P2を各別に感知追従するセンサ1,2の感知
信号レベルの変動または試料の伸長に伴なうゆら
ぎなどの不規則な電気信号に対して不感応であつ
て、試料の破断のみを即時かつ確実に検出する機
能を備えることが必要である。上部センサ1およ
び下部センサ2にそれぞれ設けた二組の発光素子
と受光素子とは、図示しないがそれぞれのセンサ
本体に取付位置を調整可能に配装されて最適な標
線追従特性を備えるべく構成されている。そし
て、標線P1の光反射信号を感知する上部センサ1
の水平および垂直に配置された両受光素子には、
増幅装置4に設けられた2台の増幅器を各別に接
続し、各増幅器の出力はNORゲート15の入力
端子15aおよび15bに加えられる。同様に下
部センサ2の両受光素子の出力を増幅すべく、該
増幅装置4内に設置された他の2台の増幅器の出
力は、それぞれ他方のNORゲート16の入力端
子16a,16bに加えられる。これらのNOR
ゲート15および16にそれぞれカスケードに接
続した帰還電力増幅器17,18は、各出力端子
19および20を通してその駆動用出力をそれぞ
れのサーボモータM1,M2に与えるべく、前記リ
レー装置8に供給される。こゝに、上記増幅器1
7および18は、第1図にブロツクで示す電力増
幅器5を構成している。17aおよび18aは、
その増幅度設定のためのポテンシヨメータをそれ
ぞれ示す。
第1図に示した破断検出装置6は、2台の
NORゲート15および16の出力(この例では
光検出器が標線を検出しているときはLレベル、
検出していないときはHレベル)を受けるNAND
ゲート21を有する。このNANDゲート21は、
両NORゲート15,16がともに高域のHレベ
ルを出力する場合にのみ能動出力を得ることがで
きる。すなわち両標線を同時に検出しないときに
NANDゲート21は出力を発生し破断を検出す
る。しかし加硫ゴムのように伸長量が大きい試料
の場合標線の不規則な動きによつて両標線が同時
に検出されないことが破断前にも起りうる。これ
を破断と区別するために、該NANDゲート21の
後段に遅延回路21aが設けられ、上記NANDゲ
ートと入力端子の一方と上記遅延回路21aの出
力をR,S入力とするRSフリツプ・フロツプ回
路22が上記遅延回路の後段に接続されている。
上記RSフリツプ・フロツプ回路22は、上記
NANDゲートの2入力が遅延回路の遅延時間だけ
引続いてHレベルを保つたとき出力を発生する。
このような破断検出機構によるときは、試料Xの
破断以前における伸長過程で両NORゲート15
および16の出力信号が高域のHレベルまたは低
域のLレベルもしくはこれら両レベルの不規則的
な移行を繰返す状態において誤つて試料が破断し
たという検出動作をする虞を完全に阻止できる。
すなわち、試料Xの伸長過程における両NORゲ
ート15,16の出力は、ある場合には一瞬双方
とも高域レベルHを与えるが、その存在時間は試
料の破断におけるそれに比して短かいから、RS
フリツプフロツプ回路を反転させるには不充分で
ある。したがつて、RSフリツプ回路の破断検出
信号は、試料Xのゆらぎまたはサーボ追従機構の
許容された乱調などを考慮に入れても良好な高
S/N比を与えることができる。破断検出装置6
は、以上のとおり、センサ1,2のサーボ追従ル
ープの一部(NORゲート15,16)と協働す
る構成をもつのみで、その他に試料の破断を検出
する手段を必要としないため、装置構成を簡易に
かつ低コストになし得る。
NORゲート15および16の出力(この例では
光検出器が標線を検出しているときはLレベル、
検出していないときはHレベル)を受けるNAND
ゲート21を有する。このNANDゲート21は、
両NORゲート15,16がともに高域のHレベ
ルを出力する場合にのみ能動出力を得ることがで
きる。すなわち両標線を同時に検出しないときに
NANDゲート21は出力を発生し破断を検出す
る。しかし加硫ゴムのように伸長量が大きい試料
の場合標線の不規則な動きによつて両標線が同時
に検出されないことが破断前にも起りうる。これ
を破断と区別するために、該NANDゲート21の
後段に遅延回路21aが設けられ、上記NANDゲ
ートと入力端子の一方と上記遅延回路21aの出
力をR,S入力とするRSフリツプ・フロツプ回
路22が上記遅延回路の後段に接続されている。
上記RSフリツプ・フロツプ回路22は、上記
NANDゲートの2入力が遅延回路の遅延時間だけ
引続いてHレベルを保つたとき出力を発生する。
このような破断検出機構によるときは、試料Xの
破断以前における伸長過程で両NORゲート15
および16の出力信号が高域のHレベルまたは低
域のLレベルもしくはこれら両レベルの不規則的
な移行を繰返す状態において誤つて試料が破断し
たという検出動作をする虞を完全に阻止できる。
すなわち、試料Xの伸長過程における両NORゲ
ート15,16の出力は、ある場合には一瞬双方
とも高域レベルHを与えるが、その存在時間は試
料の破断におけるそれに比して短かいから、RS
フリツプフロツプ回路を反転させるには不充分で
ある。したがつて、RSフリツプ回路の破断検出
信号は、試料Xのゆらぎまたはサーボ追従機構の
許容された乱調などを考慮に入れても良好な高
S/N比を与えることができる。破断検出装置6
は、以上のとおり、センサ1,2のサーボ追従ル
ープの一部(NORゲート15,16)と協働す
る構成をもつのみで、その他に試料の破断を検出
する手段を必要としないため、装置構成を簡易に
かつ低コストになし得る。
上記破断検出装置6の次段に設置された破断ホ
ールド回路12はリレー23から構成されてい
る。RSフリツプ・フロツプ回路22は、そのセ
ツト用のS側端子を遅延回路21aの出力端に、
また、リセツト用のR側端子をNORゲート16
の出力端にそれぞれ接続してあり、かつ、その出
力の一方はリレー23に与えられ、他方の出力は
第2図に示した張力―BCD変換器11の制御入
力端子11dに供給される。RSフリツプ・フロ
ツプ22のリセツトは、破断した試料Xを新たな
試料に取換えた際の最初の光反射信号によつて行
なわれる。また、リレー23は、張力―BCD変
換器11で検出した張力零信号を受けるリレー装
置8によつてリセツトされる。すなわち、リレー
23が破断信号を受けて作動すると、その自己保
持用の応動スイツチK1は接点aから接点bに切
換わり、端子24および上記サーボ追従機構に設
けたリレー装置8と協働してリレー23の作動を
保持する。また、他の応動スイツチK2も接点a
から接点bに切換わるので、破断検出チヤタフリ
ー回路26はリレー装置8および端子25を通し
て作動される。該回路26は、これによつてデー
タ処理装置13に試料破断に伴なう破断伸長歪、
その張力値、応力およびヤング率などを読込ませ
るための指令信号を与える。リレー23の自己保
持は、張力―BCD変換器11の張力零信号を受
けてリレー装置8が作動すると、端子24および
応動スイツチK1を通してその保持回路が開放さ
れる。
ールド回路12はリレー23から構成されてい
る。RSフリツプ・フロツプ回路22は、そのセ
ツト用のS側端子を遅延回路21aの出力端に、
また、リセツト用のR側端子をNORゲート16
の出力端にそれぞれ接続してあり、かつ、その出
力の一方はリレー23に与えられ、他方の出力は
第2図に示した張力―BCD変換器11の制御入
力端子11dに供給される。RSフリツプ・フロ
ツプ22のリセツトは、破断した試料Xを新たな
試料に取換えた際の最初の光反射信号によつて行
なわれる。また、リレー23は、張力―BCD変
換器11で検出した張力零信号を受けるリレー装
置8によつてリセツトされる。すなわち、リレー
23が破断信号を受けて作動すると、その自己保
持用の応動スイツチK1は接点aから接点bに切
換わり、端子24および上記サーボ追従機構に設
けたリレー装置8と協働してリレー23の作動を
保持する。また、他の応動スイツチK2も接点a
から接点bに切換わるので、破断検出チヤタフリ
ー回路26はリレー装置8および端子25を通し
て作動される。該回路26は、これによつてデー
タ処理装置13に試料破断に伴なう破断伸長歪、
その張力値、応力およびヤング率などを読込ませ
るための指令信号を与える。リレー23の自己保
持は、張力―BCD変換器11の張力零信号を受
けてリレー装置8が作動すると、端子24および
応動スイツチK1を通してその保持回路が開放さ
れる。
破断検出信号のホールド回路12を上記のよう
に、RSフリツプ・フロツプ22およびリレー2
3で構成しておけば、張力零検出信号によつてリ
レー23がリセツトされないかぎり、真の破断検
出信号以外の信号でこのホールド回路12を再度
作動させることは不可能となる。換言すればホー
ルド回路12は破断検出装置6の出力する破断検
出信号を受けると、以後その検出状態を保持する
から、その後に、たとえば、試料の破断後に破断
片を除去する際もしくはオペレータの指などによ
る光の乱反射の断続または新たな試料に対するセ
ンサ追従初期の過渡時などの諸要因によつて発生
する外乱信号は、この破断検出装置6において不
感応とされる。なお、データ処理装置13に破断
検出の指令信号を与える上記チヤタフリー回路2
6は、リレー23の応動スイツチK2のチヤタリ
ングによる誤動作を防止する機能をも備えてい
る。
に、RSフリツプ・フロツプ22およびリレー2
3で構成しておけば、張力零検出信号によつてリ
レー23がリセツトされないかぎり、真の破断検
出信号以外の信号でこのホールド回路12を再度
作動させることは不可能となる。換言すればホー
ルド回路12は破断検出装置6の出力する破断検
出信号を受けると、以後その検出状態を保持する
から、その後に、たとえば、試料の破断後に破断
片を除去する際もしくはオペレータの指などによ
る光の乱反射の断続または新たな試料に対するセ
ンサ追従初期の過渡時などの諸要因によつて発生
する外乱信号は、この破断検出装置6において不
感応とされる。なお、データ処理装置13に破断
検出の指令信号を与える上記チヤタフリー回路2
6は、リレー23の応動スイツチK2のチヤタリ
ングによる誤動作を防止する機能をも備えてい
る。
伸長歪―BCD変換器7の入力端子7aおよび
7bは、第1図のサーボ連動機構3に設けた図示
しない周知のポテンシヨメータに接続されてい
る。このBCD変換器7は、試料Xの伸長歪を次
段に設けた読込指令装置9と連動してデータ処理
装置13に読込ませるものである。読込指令装置
9の主要な機能は、BCD変換器7によるデジタ
ル伸長歪を出力ルート31を通してデータ処理装
置13に与える際、予め設定された試料の伸長量
に対応した有効な張力のみを正確にデータ処理装
置13に読込ませるように制御することである。
BCD変換器7は、周知の動作態様で伸長歪を忠
実にデジタル変換してデータ処理装置13に出力
するが、それ自体は、たとえば試料の歪計測系を
構成しているセンサの自動サーボ追従機構におけ
る僅かの乱調などの原因で同一段階の歪において
発生する2度以上のパルスを阻止するような機能
をもたない。読込指令装置9はこのような事態の
発生を良好に阻止し、かつ、伸長歪値と対応する
張力値を出力ルート11bを通してデータ処理装
置13に読込ませるように制御する。
7bは、第1図のサーボ連動機構3に設けた図示
しない周知のポテンシヨメータに接続されてい
る。このBCD変換器7は、試料Xの伸長歪を次
段に設けた読込指令装置9と連動してデータ処理
装置13に読込ませるものである。読込指令装置
9の主要な機能は、BCD変換器7によるデジタ
ル伸長歪を出力ルート31を通してデータ処理装
置13に与える際、予め設定された試料の伸長量
に対応した有効な張力のみを正確にデータ処理装
置13に読込ませるように制御することである。
BCD変換器7は、周知の動作態様で伸長歪を忠
実にデジタル変換してデータ処理装置13に出力
するが、それ自体は、たとえば試料の歪計測系を
構成しているセンサの自動サーボ追従機構におけ
る僅かの乱調などの原因で同一段階の歪において
発生する2度以上のパルスを阻止するような機能
をもたない。読込指令装置9はこのような事態の
発生を良好に阻止し、かつ、伸長歪値と対応する
張力値を出力ルート11bを通してデータ処理装
置13に読込ませるように制御する。
読込指令装置9は、BCD変換器7の出力(負
論理出力例として)するデジタル歪信号パルスの
うち、最小桁の数2、4、8の出力端子における
パルスの発生を検出しているNANDゲート27お
よびRSフリツプ・フロツプ28を有する。BCD
変換器7の出力が負論理であるので、BCD変換
器7の出力の最小桁の数が0または1のときだけ
該NANDゲート27の出力はLレベルになる。こ
のフリツプ・フロツプ28のセツト用S側端子は
NANDゲート27の出力端子に、またリセツト用
R側端子はBCD変換器7の最小桁出力端子T1に
おける二進数4の端子にそれぞれ接続されてい
る。BCD変換器7の出力が負論理であるので、
BCD変換器7の出力最小桁の数が4、5、6、
7のときだけRSフリツプ・フロツプ28のR端
子はLレベルになる。これによつて、フリツプ・
フロツプ28は、4を含む4、5、6および7の
歪信号パルスでリセツトされるので、たとえば、
出力1から2に移つたのち、また1に戻る場合、
または順次9まで進んだのち0、1、2と戻るよ
うな好ましくない出力パルスによつてリセツトさ
れることが阻止される。すなわちRSフリツプフ
ロツプ28は最小桁が0または1のときだけセツ
トされ最小桁が4、5、6、7のときだけリセツ
トされる。
論理出力例として)するデジタル歪信号パルスの
うち、最小桁の数2、4、8の出力端子における
パルスの発生を検出しているNANDゲート27お
よびRSフリツプ・フロツプ28を有する。BCD
変換器7の出力が負論理であるので、BCD変換
器7の出力の最小桁の数が0または1のときだけ
該NANDゲート27の出力はLレベルになる。こ
のフリツプ・フロツプ28のセツト用S側端子は
NANDゲート27の出力端子に、またリセツト用
R側端子はBCD変換器7の最小桁出力端子T1に
おける二進数4の端子にそれぞれ接続されてい
る。BCD変換器7の出力が負論理であるので、
BCD変換器7の出力最小桁の数が4、5、6、
7のときだけRSフリツプ・フロツプ28のR端
子はLレベルになる。これによつて、フリツプ・
フロツプ28は、4を含む4、5、6および7の
歪信号パルスでリセツトされるので、たとえば、
出力1から2に移つたのち、また1に戻る場合、
または順次9まで進んだのち0、1、2と戻るよ
うな好ましくない出力パルスによつてリセツトさ
れることが阻止される。すなわちRSフリツプフ
ロツプ28は最小桁が0または1のときだけセツ
トされ最小桁が4、5、6、7のときだけリセツ
トされる。
読込指令装置9は、さらに10、20などの上位桁
から出力される歪信号パルスを検出するため、そ
れぞれ端子群T2,T3,……Toに接続したANDゲ
ート27a,27b……27nを備える。各
ANDゲート27a、27b……27nにより試
料の伸長値の上位桁の数がn個予め設定される。
なお最小桁の出力端子は上記各ANDゲートに結
ばれていないので、例えば31、32、33、34、35、
36、37、38、39など最小桁の数が0でない数は設
定できない。
から出力される歪信号パルスを検出するため、そ
れぞれ端子群T2,T3,……Toに接続したANDゲ
ート27a,27b……27nを備える。各
ANDゲート27a、27b……27nにより試
料の伸長値の上位桁の数がn個予め設定される。
なお最小桁の出力端子は上記各ANDゲートに結
ばれていないので、例えば31、32、33、34、35、
36、37、38、39など最小桁の数が0でない数は設
定できない。
これらの各ANDゲートの出力は、NANDゲー
ト29に入力され、さらに上記フリツプ・フロツ
プ28と該NANDゲート29との各入力を受ける
NANDゲート30に至る。該NANDゲート30は
上記ANDゲートの中の1つのANDゲートの出力
がLレベルになりその結果上記NANDゲート29
の出力がHレベルになり、かつ上記RSフリツ
プ・フロツプ回路28の出力がHレベルになつた
ときにのみ出力(低レベル域信号L)を発生す
る。
ト29に入力され、さらに上記フリツプ・フロツ
プ28と該NANDゲート29との各入力を受ける
NANDゲート30に至る。該NANDゲート30は
上記ANDゲートの中の1つのANDゲートの出力
がLレベルになりその結果上記NANDゲート29
の出力がHレベルになり、かつ上記RSフリツ
プ・フロツプ回路28の出力がHレベルになつた
ときにのみ出力(低レベル域信号L)を発生す
る。
端子11cは、該NANDゲート30から出力さ
れた読込指令信号を張力―BCD変換器11に与
える。
れた読込指令信号を張力―BCD変換器11に与
える。
第3図において、SW1およびSW2は、電力増幅
器17,18の各ポテンシヨメータ17a,18
aにそれぞれ接続した手動の連動切換スイツチ
で、各スイツチを接点a側に切換えるとセンサの
破断時における自動停止サーボ追従系を構成し、
接点b側に切換えてアースすればサーボ正常動作
となる。両スイツチの接点aには抵抗器rを設
け、その共通接続点は上記リレー23の応動スイ
ツチK2の接点aに接続されている。応動スイツ
チK2は端子25を通してサーボモータM1,M2の
作動を規制するリレー装置8に接続しているか
ら、この応動スイツチK2が接点b側に切換つて
リレー23が試料Xの破断検出信号をホールドす
ると、上記両増幅器17および18は、それぞれ
帰還抵抗のみの状態に維持される。これにより、
サーボモータM1,M2は、試料の破断とともに自
動的に停止され、かつ、リレー装置8の作動によ
つて両センサ1,2は元の位置に自動復帰するよ
うに制御される。
器17,18の各ポテンシヨメータ17a,18
aにそれぞれ接続した手動の連動切換スイツチ
で、各スイツチを接点a側に切換えるとセンサの
破断時における自動停止サーボ追従系を構成し、
接点b側に切換えてアースすればサーボ正常動作
となる。両スイツチの接点aには抵抗器rを設
け、その共通接続点は上記リレー23の応動スイ
ツチK2の接点aに接続されている。応動スイツ
チK2は端子25を通してサーボモータM1,M2の
作動を規制するリレー装置8に接続しているか
ら、この応動スイツチK2が接点b側に切換つて
リレー23が試料Xの破断検出信号をホールドす
ると、上記両増幅器17および18は、それぞれ
帰還抵抗のみの状態に維持される。これにより、
サーボモータM1,M2は、試料の破断とともに自
動的に停止され、かつ、リレー装置8の作動によ
つて両センサ1,2は元の位置に自動復帰するよ
うに制御される。
第4図は、前記伸長歪―BCD変換器7および
張力―BCD変換器11の内部に設けた最終段二
進化十進出力系統に配した4ビツトのラツチメモ
リ装置の一例を示す。ラツチメモリ回路33およ
び35において、入力端子は33a,35aで、
また出力端子は33b,35bでそれぞれ示す。
32および34は各ラツチメモリ回路33,35
のクロツク端子に接続したANDゲート32とラ
ツチメモリ回路33は伸長歪系に、また他の
ANDゲート34とラツチメモリ回路35は張力
系に属する。端子36に前記読込指令信号を受
け、また端子37に破断検出信号を受けるに応じ
て、ラツチメモリ回路33,35はANDゲート
32,34と協働するクロツク作動をもつて入力
信号をそのまゝ出力端子33b,35bに伝え
る。両制御端子36,37に信号が与えられない
と、両回路33,35はそれぞれラツチした出力
を伝える。
張力―BCD変換器11の内部に設けた最終段二
進化十進出力系統に配した4ビツトのラツチメモ
リ装置の一例を示す。ラツチメモリ回路33およ
び35において、入力端子は33a,35aで、
また出力端子は33b,35bでそれぞれ示す。
32および34は各ラツチメモリ回路33,35
のクロツク端子に接続したANDゲート32とラ
ツチメモリ回路33は伸長歪系に、また他の
ANDゲート34とラツチメモリ回路35は張力
系に属する。端子36に前記読込指令信号を受
け、また端子37に破断検出信号を受けるに応じ
て、ラツチメモリ回路33,35はANDゲート
32,34と協働するクロツク作動をもつて入力
信号をそのまゝ出力端子33b,35bに伝え
る。両制御端子36,37に信号が与えられない
と、両回路33,35はそれぞれラツチした出力
を伝える。
上記の制御系によつてデータ処理装置13はプ
リンタ14を通して試料Xの試験値をプリントア
ウトする。第5図は、プリントアウトされたフオ
ーマツトの一例を示す。同図で、F11は第1番目
の試料における計測数値を表わし、F12,F13は第
2番目、第3番目の試料のそれである。F1oは試
験本数に対する上記各計測値別の総和平均値もし
くは重加平均値などの結果を表わす。なお、
F11,F12およびF13は、張力値と試料断面積との
比、すなわち応力値をも含む。同じく、F21,F31
は各々設定された歪の張力値に対応した応力値を
示し、また、F41の列は各試料の破断張力に対す
る破断応力を、F51の列は、破断歪をパーセント
に変換して示すもので、F52,F53は、第2および
第3番目のそれである。F2o,F3o,F4oおよび
F5oは各列の値に対する平均値を示す部分であ
る。
リンタ14を通して試料Xの試験値をプリントア
ウトする。第5図は、プリントアウトされたフオ
ーマツトの一例を示す。同図で、F11は第1番目
の試料における計測数値を表わし、F12,F13は第
2番目、第3番目の試料のそれである。F1oは試
験本数に対する上記各計測値別の総和平均値もし
くは重加平均値などの結果を表わす。なお、
F11,F12およびF13は、張力値と試料断面積との
比、すなわち応力値をも含む。同じく、F21,F31
は各々設定された歪の張力値に対応した応力値を
示し、また、F41の列は各試料の破断張力に対す
る破断応力を、F51の列は、破断歪をパーセント
に変換して示すもので、F52,F53は、第2および
第3番目のそれである。F2o,F3o,F4oおよび
F5oは各列の値に対する平均値を示す部分であ
る。
本発明は、この種の引張試験を自動的に処理す
るに当つて、試料の伸長歪および張力値を高い精
度で検出することを実現し、かつ、それらの値か
ら応力値、ヤング率および測定本数に対する各値
の平均値などをデータ処理装置に演算させること
が可能である。また、試料の破断における伸長歪
および張力値をも確実に検出でき、しかも装置の
誤動作を防止して信頼性の高い引張試験を行なえ
るもので、その実用価値は著しい。
るに当つて、試料の伸長歪および張力値を高い精
度で検出することを実現し、かつ、それらの値か
ら応力値、ヤング率および測定本数に対する各値
の平均値などをデータ処理装置に演算させること
が可能である。また、試料の破断における伸長歪
および張力値をも確実に検出でき、しかも装置の
誤動作を防止して信頼性の高い引張試験を行なえ
るもので、その実用価値は著しい。
本発明の実施態様は次のとおりである。
(1) 引張試験機の張力検知部に連係して試料の張
力値を電気的アナログ量に変換する装置と、該
アナログ量をデジタル化してデータ処理装置に
供給する張力―BCD変換器とを上記張力検出
手段は備え、該BCD変換器は、上記出力装置
から読込指令信号を受け、また破断検出装置の
破断信号を与えられることを特徴とする特許請
求の範囲に記載の自動引張試験装置。
力値を電気的アナログ量に変換する装置と、該
アナログ量をデジタル化してデータ処理装置に
供給する張力―BCD変換器とを上記張力検出
手段は備え、該BCD変換器は、上記出力装置
から読込指令信号を受け、また破断検出装置の
破断信号を与えられることを特徴とする特許請
求の範囲に記載の自動引張試験装置。
(2) 伸長歪をデジタル化してデータ処理装置に入
力するBCD変換器と、該変換器の出力段に伸
長歪の所定最小桁でリセツトする装置および上
位桁の出力信号を検知するANDゲート装置を
有し、かつ該両装置にNANDゲートを接続して
なる読込指令装置とを上記出力装置は備え、該
読込指令出力により前記張力検出手段およびデ
ータ処理装置を制御することを特徴とする特許
請求の範囲に記載の自動引張試験装置。
力するBCD変換器と、該変換器の出力段に伸
長歪の所定最小桁でリセツトする装置および上
位桁の出力信号を検知するANDゲート装置を
有し、かつ該両装置にNANDゲートを接続して
なる読込指令装置とを上記出力装置は備え、該
読込指令出力により前記張力検出手段およびデ
ータ処理装置を制御することを特徴とする特許
請求の範囲に記載の自動引張試験装置。
(3) 試料の破断を検出する装置は、試料に2個所
付した標線の各移動を光学的にそれぞれ感知し
た電気的出力を各別に受けるNORゲートと、
該両NORゲートの出力を受けるNANDゲート
とを備えることを特徴とする特許請求の範囲に
記載の自動引張試験装置。
付した標線の各移動を光学的にそれぞれ感知し
た電気的出力を各別に受けるNORゲートと、
該両NORゲートの出力を受けるNANDゲート
とを備えることを特徴とする特許請求の範囲に
記載の自動引張試験装置。
(4) 上記破断検出装置の後段に破断ホールド回路
を設け、該回路を、上記NANDゲートの出力に
よつてセツトされるフリツプ・フロツプと、該
フリツプ・フロツプと協働して破断信号をホー
ルドするリレーとから構成し、上記フリツプ・
フロツプの出力を上記出力装置および張力検出
手段に供給して試料の破断値をデータ処理装置
に与えるように制御することを特徴とする上記
第3項記載の自動引張試験装置。
を設け、該回路を、上記NANDゲートの出力に
よつてセツトされるフリツプ・フロツプと、該
フリツプ・フロツプと協働して破断信号をホー
ルドするリレーとから構成し、上記フリツプ・
フロツプの出力を上記出力装置および張力検出
手段に供給して試料の破断値をデータ処理装置
に与えるように制御することを特徴とする上記
第3項記載の自動引張試験装置。
(5) 試料の上記標線を感知する装置をサーボ追従
させるための増幅器は、上記リレーの作動に応
じて帰還抵抗の状態に切換えられ、試料の破断
検出とともにサーボ追従機構を停止させるよう
にしたことを特徴とする上記第4項記載の自動
引張試験装置。
させるための増幅器は、上記リレーの作動に応
じて帰還抵抗の状態に切換えられ、試料の破断
検出とともにサーボ追従機構を停止させるよう
にしたことを特徴とする上記第4項記載の自動
引張試験装置。
第1図は、本発明による自動引張試験装置のブ
ロツク図、第2図は、張力検出装置の一例を示す
図、第3図は、破断検出およびそのホールド機構
と出力装置の一実施例を示す回路図、第4図は、
伸長歪および張力の各BCD変換器に設けた最終
出力段のラツチメモリ装置の一例図、第5図は、
プリンタによるフオーマツトの一例を示す図であ
る。 1,2…センサ、3…サーボ連動機構、4,5
…増幅器、6…破断検出装置、7…伸長歪―
BCD変換器、9…読込指令装置、10…張力検
出装置、11…張力―BCD変換器、12…破断
ホールド回路、13…データ処理装置。
ロツク図、第2図は、張力検出装置の一例を示す
図、第3図は、破断検出およびそのホールド機構
と出力装置の一実施例を示す回路図、第4図は、
伸長歪および張力の各BCD変換器に設けた最終
出力段のラツチメモリ装置の一例図、第5図は、
プリンタによるフオーマツトの一例を示す図であ
る。 1,2…センサ、3…サーボ連動機構、4,5
…増幅器、6…破断検出装置、7…伸長歪―
BCD変換器、9…読込指令装置、10…張力検
出装置、11…張力―BCD変換器、12…破断
ホールド回路、13…データ処理装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 試料に張力を印加する張力発生手段と、上記
試料に付された2本の標線をそれぞれ光学的に検
出する標線検出器の組1、2と、上記標線検出器
を上記標線の移動に追随させるサーボ機構と、上
記サーボ機構の変位から該試料の伸長量を検出す
る伸長量検出手段と、上記張力発生手段によつて
印加される張力を検出する張力検出手段と、試料
の破断を検出する破断検出手段を備える自動引長
試験装置において、 上記伸長量検出手段の出力をBCD信号に変換
するBCD変換器7と、上記BCD信号の最小桁の
値が第1種の特定の値であるときR入力端子がL
レベルに反転し、上記BCD信号の最小桁の値が
第1種の特定の値とは異なる第2種の値であると
きS入力端子がLレベルに反転するRSフリツ
プ・フロツプ回路と、上記BCD信号の上位桁に
ついて予め数値を設定しそこに設定された数値と
上記BCD信号の上位桁の数値が一致するとき出
力パルスを発生する上位桁一致回路と、上記RS
フリツプ・フロツプ回路と上記上位桁一致回路か
ら出力が同時に発生するときに出力を発生する読
込みゲート回路と、 上記読込みゲート回路から出力が発生すると、
上記伸長量と上記張力を読込み、試料の引張試験
特性を計算するデータ処理回路13を備えること
を特徴とする自動引張試験装置。 2 上記第1種の特定の値が4、5、6、7であ
り、上記第2種の特定の値が0、1であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動引張
試験装置。 3 上記BCD変換器7が負論理であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動引張試
験装置。 4 上記RSフリツプ・フロツプ回路のR入力端
子が上記BCD変換器7の最小桁の4に対応する
出力端子に結合され、S入力端子が上記BCD変
換器7の最小桁の2、4、8に対応する信号を3
入力とするNANDゲートの出力端子に結合されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
の自動引張試験装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50103351A JPS5226888A (en) | 1975-08-26 | 1975-08-26 | Automatic tension testing machine |
US05/681,758 US4031746A (en) | 1975-08-26 | 1976-04-29 | Automatic tensile test apparatus |
FR7612827A FR2322372A1 (fr) | 1975-08-26 | 1976-04-29 | Appareil automatique pour essais de traction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50103351A JPS5226888A (en) | 1975-08-26 | 1975-08-26 | Automatic tension testing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5226888A JPS5226888A (en) | 1977-02-28 |
JPS6118130B2 true JPS6118130B2 (ja) | 1986-05-10 |
Family
ID=14351701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50103351A Granted JPS5226888A (en) | 1975-08-26 | 1975-08-26 | Automatic tension testing machine |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4031746A (ja) |
JP (1) | JPS5226888A (ja) |
FR (1) | FR2322372A1 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4112746A (en) * | 1976-04-02 | 1978-09-12 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Opto-electronic tensile testing system |
DE2931332A1 (de) * | 1979-08-02 | 1981-02-26 | Mfl Pruef Messyst Gmbh | Verfahren ueber ein optoelektronisches messystem fuer werkstoffpruefmaschinen |
JPS5633528A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-04 | Teijin Ltd | Method and device for data processing of tension tester |
JPS6163143U (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-28 | ||
JPS61228329A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-10-11 | Kawasaki Steel Corp | デジタル画像処理を用いた丸棒引張試験片の絞り値自動測定装置 |
DE3509163C2 (de) * | 1985-03-14 | 1986-12-18 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V., 8000 München | Verfahren und Vorrichtung zum Messen der Längsdehnung von Materialien unter Spannung |
US4872751A (en) * | 1986-06-03 | 1989-10-10 | Michael Hercher | Non-contact lateral displacement sensor and extensometer system |
DE3813340A1 (de) * | 1987-04-27 | 1988-11-10 | Yokohama Rubber Co Ltd | Zugfestigkeits-pruefgeraet |
DE3720248A1 (de) * | 1987-06-19 | 1989-01-05 | Schenck Ag Carl | Verfahren und anordnung zur messung von verformungen an proben oder pruefkoerpern in pruefmaschinen |
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US5138879A (en) * | 1989-01-04 | 1992-08-18 | Zellweger Uster, Inc. | Method for producing multiple fiber data |
US5203206A (en) * | 1989-01-04 | 1993-04-20 | Zellweger Uster, Inc. | Apparatus and methods for testing tension-elongation or cross-sectional properties of single fibers and multiple fiber bundles |
ES2108011T3 (es) * | 1989-01-04 | 1997-12-16 | Zellweger Uster Inc | Metodo para el ensayo de fibras. |
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DE4029013A1 (de) * | 1990-09-13 | 1992-03-19 | Thyssen Stahl Ag | Messverfahren zur bestimmung der bruchdehnung einer zugprobe im rechnergesteuerten zugversuch |
JPH074928A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-10 | Shimadzu Corp | 歪測定装置 |
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CZ290398B6 (cs) * | 1999-05-28 | 2002-07-17 | Jindřich Ing. Zeman | Způsob a zařízení pro měření trvalých délkových deformací materiálů |
JP3373831B2 (ja) * | 2000-01-19 | 2003-02-04 | 岸本産業株式会社 | 試験片の伸び測定方法及び装置 |
US6499355B1 (en) | 2001-08-24 | 2002-12-31 | General Electric Company | Elongation and cracking testing and optical characterization of small-size coatings and materials |
US6460417B1 (en) | 2001-08-24 | 2002-10-08 | General Electric Company | Formability testing of small-size coatings and materials |
KR100410870B1 (ko) * | 2001-12-18 | 2003-12-18 | 현대자동차주식회사 | 실린더 헤드 커버 가스켓의 반발력 측정 장치 |
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US8001734B2 (en) | 2004-05-18 | 2011-08-23 | Simpson Strong-Tie Co., Inc. | Moment frame links wall |
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US20130192384A1 (en) * | 2011-08-15 | 2013-08-01 | E I Du Pont De Nemours And Company | Method for testing tensile strength of an electrically nonconductive material |
JP6112563B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2017-04-12 | 国立大学法人静岡大学 | 引張試験機 |
US10190954B2 (en) * | 2015-06-01 | 2019-01-29 | The Boeing Company | Pre-strained composite test coupons |
US10744727B2 (en) | 2017-03-21 | 2020-08-18 | Textron Innovations Inc. | Methods of making a specimen with a predetermined wrinkle defect |
US10746640B2 (en) * | 2017-03-21 | 2020-08-18 | Textron Innovations Inc. | Methods of making a tubular specimen with a predetermined wrinkle defect |
CN110441150B (zh) * | 2019-09-09 | 2020-08-04 | 浙江大学 | 双动臂材料拉伸试验方法及其试验机 |
CN114187348B (zh) * | 2022-02-16 | 2022-05-06 | 成都大公博创信息技术有限公司 | 一种基于计算机视觉的电缆护套断裂伸长率测量方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3826902A (en) * | 1973-04-16 | 1974-07-30 | Firestone Tire & Rubber Co | Stress-strain and area readout instrument |
US3926042A (en) * | 1974-02-19 | 1975-12-16 | H W Wallace & Company Limited | Method and apparatus for following the motion of a datum mark |
-
1975
- 1975-08-26 JP JP50103351A patent/JPS5226888A/ja active Granted
-
1976
- 1976-04-29 FR FR7612827A patent/FR2322372A1/fr active Granted
- 1976-04-29 US US05/681,758 patent/US4031746A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5226888A (en) | 1977-02-28 |
FR2322372A1 (fr) | 1977-03-25 |
FR2322372B1 (ja) | 1980-05-16 |
US4031746A (en) | 1977-06-28 |
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