JPS61181292A - テレビジヨンカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、すくなくとも１つの撮像管と該撮像管に備
えられた磁気に対する２重のミューメタル遮蔽物とを具
え、第１と第２の遮蔽部材と対物レンズとを有し、前記
撮像管がレンズに次いでカメラの光学通路に配置された
テレビジョンカメラに関するものである。

かかるカメラはアメリカ国特許第４２１８７１２　ｑ明
細書に開示されている。磁気に対する２重のミューメタ
ル遮蔽物の第１の遮蔽部材が、円筒状内側スリーブとし
て、第２の遮蔽部材が外側スリーブとして備えられ、撮
像管に重なっている。撮像管で発生する電子ビーム用偏
向とフォーカスコイルは、内側のスリーブと撮像管の間
に配置されている。２重のミューメタル遮蔽物は、その
目的に、地球の磁界ならびに／または強い電磁界に起因
する、撮像管による画像信号発生の誤差を除去せねばな
らぬ。２重のミューメタル遮蔽物は、これら軸方向なら
びに半径方向の磁界を十分に減衰させ、それで静止した
または動くカメラにある撮像管は、表示に際し不都合な
偏向やフォーカス誤差のない画像信号を発生する。

テレビジョンカメラが複数の撮像管を有するカラーテレ
ビジョンカメラである時、磁界は各撮像管での画像信号
発生に誤差を生じる。これらの誤差は磁界中の関連撮像
管の位置に依存する。これら誤差のない、複数の撮像管
を具えたテレビジョンカメラは、いわゆるラスターレジ
ストレーション誤差を有し、かかる誤差を補償するには
電子的画像信号補正が有効である。実際電子的レジスト
レーション補正は、動くカメラではなく静止したカメラ
にとって十分な精度で、磁界に起因する偏向誤差を十分
な精度で補償するに有効であることがわかってきた。

より簡単にいえば、磁気に対する２重の円筒状ミューメ
タル遮蔽物を備えた、カラーテレビジョンカメラにおけ
るいくつかの撮像管のおのおのを提供するのは経費のか
かる解決であろう。

本発明の目的はより経費のかからない解決を提供ずろに
ある。すなわち本発明によるテレビジョンカメラは、複
数の撮像管を具えたカラーテレビジョンカメラの形態で
ある前記カメラが、２重のミューメタル遮蔽物を有する
すくなくとも１つの撮像管に加うるに、唯１つのミュー
メタル遮蔽物を有するすくなくとも１つの撮像管を具え
、前記２重のミューメタル遮蔽物を有するすくなくとも
１つの撮像管の軸をなす軸が、前記対物レンズの光軸が
ほぼ水平に延在する時、ほぼ垂直方向に延在し、前記唯
１つのミューメタル遮蔽物を有するすくなくとも１つの
撮像管の軸をなす軸が、ほぼ水平方向に延在することを
特徴とするものである。

この発明は、カラーテレビジョンカメラにおける複数の
撮像管の一部のみに２重のミューメタル遮蔽物を備える
ことが、満足のいく画像信号発生にとって十分であるだ
ろうという認識に基づいている。関連水平および垂直方
向を有する地球表面に関係して、カメラの適切な操作に
とって、唯１つのミューメタル遮蔽物を有する１つまた
はいくつかの撮像管がほぼ水平方向に延在し、そして２
重のミューメタル遮蔽物を有する１つまたはいくつかの
撮像管がほぼ垂直方向に延在することが必要である。そ
うであれば、磁界中でカメラがチルトしたり、回転した
り、動いたりした時、画像信号発生および表示間に映像
レジストレーション誤差が実際に削減される。

映像信号レジストレーションの実際に著しい改善が、本
発明テレビジョンカメラの一実施態様で得られ、それは
前記２重のミューメタル遮蔽物の第２の遮蔽部材が１つ
の板状で撮像管の近傍に配置され、その大部分中身のつ
まった板面がその撮像管をその１つの側で重なって被覆
することを特徴とするものである。

映像信号レジストレージョンのまた別の改善は、前記２
重のミューメタル遮蔽物の第２の遮蔽部材が、撮像管の
両側に配置された２つの板を具えることを特徴とする一
実施態様で得られる。

２重のミューメタル遮蔽を有する２つの撮像管を具えた
テレビジョンカメラは、前記カメラが２重のミューメタ
ル遮蔽物を持つ２つの撮像管を具える時、板状の遮蔽が
両撮像管を重ねる１つの板で構成されることを特徴とす
る時、映像信号レジストレーションのまた別の改善が実
際結果的におこることがわかってきた。

ミューメタル遮蔽物の第２の遮蔽部材の前述の板構造は
、経費をまた別に削減する利点が従来技術の円筒に比べ
である。実際２つの撮像管を重ねる唯１つの板の使用は
最大偏向誤差を約５０％だけ削減し、撮像管の両側にお
ける２つの重ねられた板は誤差を約１７３に削減すると
いうことがわかってきた。

さらに１０から２０％の誤差削減は、板状をなす前記第
２の遮蔽部材が焼きなまされた板であることを特徴とす
る本発明のテレビジョンカメラの一実施態様で得られる
。

以下添付図面を参照し例をあげて本発明の詳細な説明す
る。

本発明に関わるテレビジョンカメラのカラーテレビジョ
ン用に適切な第１図示の実施態様では、ＯＬは対物レン
ズとレンズ系をそれぞれ示す。カメラではレンズとレン
ズ系０］、それぞれは次に光学通路ＯＰがあり、レンズ
川、と通路ＯＰの光軸はレンズＯＬで参照符号ＯＡで示
されている。光学色分解系Ｏ８が光学通路ＯＰに設けら
れ、光学通路ＯＰを３つの光学通路ＯＰＩ、　ＯＦ２　
とＯＦ２に分割する。例として、レンズＯＬを通してカ
メラで得られ、テレビジョンで放送される光景から発生
する光の青、赤と緑の光成分はそれぞれ、それぞれの光
学通路ＯＰＩ、　ＯＦ２とＯＦ２にある。色分解系Ｏ３
は例えば色分解プリズムまたはミラーで形成される。そ
れぞれの光学通路ＯＰＩ。

ＯＦ２とＯＦ２には、撮像管が配置され、それぞれＴＩ
。

Ｔ２とＴ３で示されている。それぞれの撮像管ＴＩ、　
Ｔ２とＴ３の光軸、それら軸は光学通路ＤＰＩ、　ＯＦ
２とＯＦ２それぞれの光軸に対応するものであるが、Ｏ
ＡＩ、　ＯＡ２とＯＡ３それぞれで示されている。ほぼ
水平方向に延在している光軸ＯＡについて、軸ＯＡ２と
ＯＡ３はほぼ垂直方向に延在し、軸ＯＡＩは第１図で軸
０八と同じ方向である。撮像管Ｔ各々は磁気に対しミュ
ーメタル遮蔽物参照番号ｍｕｌを具えている。遮蔽物ｍ
ｕｌは例えば円筒状スリーブ形で示され、その中に偏向
とフォーカス手段を備えた撮像管Ｔの１つが存在する。

撮像管Ｔでの画像信号発生は公知のラインおよびフィー
ルド順次でもたらされる。この状況で、撮像管Ｔ各々は
ターゲツト板を走査する電子ビーム発生用電子銃を具え
、それによって記録されるべき光景に対応する電位像が
画像信号に変換される。第１図で水平に配置された撮像
管Ｔ１では、ライン走査は水平方向でフィールド走査は
垂直方向である。垂直に配置された撮像管Ｔ２とＴ３で
は、ラインならびにフィールド走査はともに２つの水平
方向で両者は互いに十字状である。第１図では撮像管Ｔ
２が撮像管Ｔ３よりより垂直に近く示されている。

撮像管Ｔ１は地球の磁界ならびに／または強い電磁界に
対して唯１つの遮蔽物としてミューメタル遮蔽物ｍｕｌ
を有している。第１図の撮像管Ｔ２とＴ３では、ミュー
メタル遮蔽物ｍｕｌ　は、管Ｔ２とＴ３の両側で２つの
ミューメタル板ｍｕ２とｍｕ２’を第２の遮蔽部材とし
て具えた２重の遮蔽物（ｍｕｌ　、　ｍｕ２゜ｍｕ２　
’　）の第１の遮蔽部材としての部分を形成する。図面
では板ｍｕ２とｍｕ２′とは１つの中身のつまった表面
として示されているが、実際はその面には孔があり、そ
の孔を通して必要なカメラ調整が効果的に行われる。第
１図は撮像管Ｔ２とＴ３の領域で大部分中身のつまった
平板面または非平板面が２つの管を重ねている。実際そ
の板が重なるように形成されると、遮蔽物ｍｕ２とｍｕ
２’とはそれぞれ磁界に対し良い遮蔽をもたらすことが
わかった。

第１図示の撮像管ＴＩ、Ｔ２とＴ３の配置から、管Ｔ１
はほぼ水平方向に延在し、管Ｔ２とＴ３はほぼ垂直に延
在していることがわかる。地球の磁界は撮像管　　　“
Ｔ１ではある半径方向の磁界として、撮像管Ｔ２とＴ３
では軸方向の磁界として存在している。このような位置
では光軸ＯＡ２とＯＡ３は垂直方向に反対に配置されて
いる。この結果撮像管Ｔ２とＴ３での偏向誤差は反対方
向となる。実際遮蔽物ｍｕｌのみが使用されると、半径
方向磁界による撮像管Ｔ１の偏向誤差は許容できるが、
撮像管Ｔ２とＴ３における反対方向の偏向誤差は許容で
きないほど大きいということがわかってきた。最大偏向
誤差は表示されるテレビジョン画像の角で発生ずる。こ
れらの誤差を補償するため、板状の遮蔽物ｍｕ２とｍｕ
２’が許容され得る偏向誤差を得る解であることがわか
ってきた。

実際、偏向誤差はミューメタル遮蔽物ｍｕ２とｍｕ２’
が焼きなまされると１０から２０％程偏向誤差が削減さ
れることがわかってきた。

第２図は、第２ａ、　２ｂ、　２Ｃと２ｄ図に撮像管Ｔ
Ｉ、Ｔ２とＴ３のいくつかの配置例を概略的に示してい
る。第２ａ図は第１図で参照したテレビジョンカメラ構
造に主として対応する。第１図にすでに示した部品、光
学通路と光学軸は第２図でも同じ参照番号が与えられて
いる。第２ｉ、　２ｂ、　２Ｃと２ｄ図は、■が垂直軸
そして１１１と１１２が２つの交差して配置される水平
軸を示す座標系である。第２ａ図に示されるごとく軸を
なす軸ＯＡＩ　は水平方向■１に延在している。第２ｂ
図は軸をなす軸ＯＡＩを有する撮像管Ｔ１が水平方向■
２に延在する点で第２ａ図とは異なっている。第２Ｃ図
では撮像管Ｔ３のみが１つ垂直に配置され、撮像管ＴＩ
とＴ２が水平方向旧とＨ２それぞれに延在してい１す る。第２ｄ図では１つの垂直に配置された撮像管Ｔ２と
２つの反対に配置された撮像管Ｔ１とＴ３が水平方向Ｈ
２に延在した構成である。反対に配置された撮像管の代
わりに平行配置もまた使用されてもよい。

第２図示のすべてのカラーテレビジョンカメラの実施態
様では、対物レンズ０１．の光軸０八がほぼ水平方向に
延在する時、２つのミューメタル遮蔽物（ｍｕｌ、ｍｕ
２．ｍｕ２　’　）を有するすくなくとも１つの撮像管
の軸をなす軸がほぼ垂直方向に延在し、唯１つのミニ−
メタル遮蔽物（ｍＵｌ）を有するすくなくとも１つの撮
像管の軸をなす軸がほぼ水平方向に延在している。

第２ａと２ｂ図示の２つの重なったミューメタル板状遮
蔽物ｍｕ２　とｍｕ２′の使用の結果、最大偏向誤差は
実際約１／３に削減されることがわかった。１つの重な
った板遮蔽物ｍｕ２またはｍｕ２’が使用される時は偏
向誤差の削減は約５０％である。カメラが移動して発生
する誤差値の例として、約１８０ｎｓの許容できないカ
ラーレジストレーション誤差も許容し得る５０から１０
０ｎｓの誤差に削減された。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に関わるテレビジョンカメラの、カラ
ーテレビジョンに適切な一実施例を概略的に示し、 第２図は、複数の撮像管の異なった位置どりと、１つと
２重のミューメタル遮蔽物の関連する構成とを示すいく
つかの実施例を第２ａ、　ｂ、　ｃとｄに概略的に示す
。 ＯＬ・・・対物レンズとレンズ系 ＯＰ・・・光学通路 ＤＰＩ、　ＯＰ２．　ＯＰ３・・・３つの光学通路Ｏ８
・・・光学色分解系

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、すくなくとも１つの撮像管と該撮像管に備えられた
   磁気に対する２重のミューメタル遮蔽物とを具え、第１
   と第２の遮蔽部材と対物レンズとを有し、前記撮像管が
   レンズに次いでカメラの光学通路に配置されたテレビジ
   ョンカメラにおいて、 複数の撮像管を具えたカラーテレビジョン カメラの形態である前記カメラが、２重のミューメタル
   遮蔽物を有するすくなくとも１つの撮像管に加うるに、
   唯１つのミューメタル遮蔽物を有するすくなくとも１つ
   の撮像管を具え、前記２重のミューメタル遮蔽物を有す
   るすくなくとも１つの撮像管の軸をなす軸が、前記対物
   レンズの光軸がほぼ水平に延在する時、ほぼ垂直方向に
   延在し、前記唯１つのミューメタル遮蔽物を有するすく
   なくとも１つの撮像管の軸をなす軸が、ほぼ水平方向に
   延在することを特徴とするテレビジョンカメラ。 ２、前記２重のミューメタル遮蔽物の第２の遮蔽部材が
   １つの板状で撮像管の近傍に配置され、その大部分中身
   のつまった板面がその撮像管をその１つの側で重なって
   被覆することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   のテレビジョンカメラ。 ３、前記２重のミューメタル遮蔽物の第２の遮蔽部材が
   、撮像管の両側に配置された２つの板を具えることを特
   徴とする特許請求の範囲第２項に記載のテレビジョンカ
   メラ。 ４、前記カメラが２重のミューメタル遮蔽物を持つ２つ
   の撮像管を具える時、板状の遮蔽が両撮像管を重ねる１
   つの板で構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項または第３項に記載のテレビジョンカメラ。 ５、板状をなす前記第２の遮蔽部材が焼きなまされた板
   であることを特徴とする特許請求の範囲第２項から第４
   項のいずれかに記載のテレビジョンカメラ。