JPS6118093Y2 - - Google Patents

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JPS6118093Y2
JPS6118093Y2 JP13948179U JP13948179U JPS6118093Y2 JP S6118093 Y2 JPS6118093 Y2 JP S6118093Y2 JP 13948179 U JP13948179 U JP 13948179U JP 13948179 U JP13948179 U JP 13948179U JP S6118093 Y2 JPS6118093 Y2 JP S6118093Y2
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JP
Japan
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fire
gypsum board
resistant
joint
glass fiber
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JP13948179U
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JPS5657314U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は耐火性石膏ボード間仕切壁の構造に関
するものである。 従来は第1図の組立斜視図および第2図の平面
図に示すような構造の耐火性石膏ボード間仕切壁
のものである。1はランナー、2はスタツドでい
ずれも鋼板製の軽量鉄骨であり、3はスペーサ
ー、4は横胴縁である。5は耐火性石膏ボード、
6は端縁がテーパー状となつた耐火性石膏ボード
であり、7は平頭のタツピングビス、8は目地の
テーパー部の仕上げ部分を示し、9はジヨイント
セメント、10はジヨイントテープである。 以上のような構造で、建築物の耐火性間仕切壁
として使用されるためには軽量鉄骨の最高温度が
500℃を越えてはならないと規定されている。 本考案はこのような構造の間仕切壁の構造を改
善して規格に充分合格するように工夫したもの
で、その要旨とするところは間仕切用軽量鉄骨ス
タツドの石膏ボードを取付ける面に、中層にグラ
スフアイバークロス、グラスフアイバーペーパー
またはジヨイントテープ等を介在させた耐火性能
を有するジヨイントセメント層を構成し、その上
に耐火石膏ボードをビス止めしたものであつて、
その構造は第3図の部分断面に示すものであり、
この図は従来例の第2図のA部の拡大図を利用し
て説明したものである。すなわち本考案は従来例
とBの部が異つており、11は耐火性能を有する
ジヨイントセメント、12はグラスフアイバーク
ロス、グラスフアイバーペーパーまたはジヨイン
トテープを示すものである。 本考案の特徴であるB部における耐火性能を有
するジヨイントセメントは石膏ボードの間仕切部
に通常使用されるものでよいが、高性能の耐火性
を有するジヨイントセメントを使用するとその効
果は一層高められる。例えば耐火性能を有するジ
ヨイントセメントの場合の配合例は、 石 膏 80(重量部) 無機質粉末 19 PVA 1 を適宜水で混練しペースト状にして使用する。 また耐火性の更に高いジヨイントセメントは 硅酸ソーダ3号 85(重量部) アスベスト粉 5 クレイ 10 等の配合のものを使用する。 ジヨイントテープは市販されている紙製のもの
でも使用できるが更に性能を高めるためにはグラ
スフアイバークロス、グラスフアイバーペーパー
等を使用することが好ましい。また市販のジヨイ
ントテープは紙面に穴あきのものが普通である
が、この穴を通じて両側のセメントが相互に結合
するので強度の点で良好であり、かつ、空気抜き
としても好都合である。 本考案に利用する耐火性石膏ボードはスタツド
側に使用するものは特に耐火性を高めた平ボード
でよく、例えばテヨダ石膏ボード101(千代田建
材工業株式会社製)や、その上に重ねられる耐火
性石膏ボードは端縁がテーパー状のもの、例えば
チヨダ石膏テーパーボード(千代田建材工業株式
会社製)がよく、テーパージヨイント部には常法
により穴あきジヨイントテープとジヨイントセメ
ントにより第3図の構造に仕上げるものである。 以上述べたように本考案の耐火性間仕切壁の構
造は第3図の説明図の通りであり、とくにB部に
示すように、スタツド2に耐火性石膏ボードを直
接重ねることなくスタツド2の表面に、中層にグ
ラスフアイバークロス、グラスフアイバーペーパ
ーまたはジヨイントテープ12を介在させた耐火
性能を有するジヨイントセメント層11を平滑に
設け、その上に耐火石膏ボードを重ねてスタツド
2にタツピングビス7で固定し、外側のテーパー
をもつ耐火石膏ボードのテーパー部を突き合せた
部分にジヨイントテープとジヨイントセメントで
平滑な表面となるように仕上げるものであり、ス
タツドと耐火石膏ボード間にあるグラスフアイバ
ークロス、グラスフアイバーペーパーまたはジヨ
イントテープを介在した耐火性能を有するジヨイ
ントセメント層を存在させることにより石膏ボー
ド外面より加熱されても、その熱伝導は本考案の
耐火性能を有するジヨイントセメント層で遮断さ
れ、鉄骨の温度は容易に上らず建築基準法施行令
の規定に立派に合格する耐火性間仕切壁となる。
すなわち第3図において、耐火性石膏ボードの表
面より加熱された時、軽量鉄骨2の温度は下表の
如くなり、本考案の処理を施したものは無処理の
ものに比して著しくその効果があることがわか
る。
【表】 *オリエントアスベスト社製
**日本理化製紙社製ジヨイントテープ
上記の試験はJIS,A−1304耐火構造建築物の
耐火部分試験方法に依るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の石膏ボードの間仕切壁の組立斜
視図、第2図は同じくその平面図、第3図は本考
案の要点を示す部分断面図である。 1……ランナー、2……スタツド、3……スペ
ーサー、4……横胴縁、5……耐火性石膏ボー
ド、6……端縁がテーパー状の耐火性石膏ボー
ド、7……平頭タツピングビス、8……目地のテ
ーパー部の仕上げ部分、9……ジヨイントセメン
ト、10……ジヨイントテープ、11……耐火性
能を有するジヨイントセメント、12……グラス
フアイバークロス、グラスフアイバーペーパーま
たはジヨイントテープ、B……本考案の要点とな
るセメント層部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間仕切用スタツドを介して石膏ボードを両面張
    りした耐火性間仕切壁の構造において、上記間仕
    切用軽量鉄骨スタツド表面に、中層にグラスフア
    イバークロス、グラスフアイバーペーパーまたは
    ジヨイントテープを介在させた耐火性能を有する
    ジヨイントセメント層を構成し、その上に耐火石
    膏ボードを固定してなる耐火性石膏ボード間仕切
    壁の構造。
JP13948179U 1979-10-08 1979-10-08 Expired JPS6118093Y2 (ja)

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JP13948179U JPS6118093Y2 (ja) 1979-10-08 1979-10-08

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JP13948179U JPS6118093Y2 (ja) 1979-10-08 1979-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS5657314U JPS5657314U (ja) 1981-05-18
JPS6118093Y2 true JPS6118093Y2 (ja) 1986-06-02

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ID=29370818

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JP5072272B2 (ja) * 2006-06-23 2012-11-14 株式会社竹中工務店 乾式間仕切り壁構造

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JPS5657314U (ja) 1981-05-18

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