JPS61180893A - 溝付管板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は溝付管板の溝加工に関する。

〔発明の背景〕

発電プラントの復水器等、チューブラ型熱交換器の管板
１では、第７図に示すチューブ孔２の互いに貫通ずる溝
３に、冷却水よシ圧力の高い純水等を圧入することによ
り、チューブ４とチューブ孔２の間に隙間が発生した場
合にも、冷却水の胴体側への漏洩が防止できる。従来の
溝３は先端が平らな工具により加工され、断面は四角形
状になる。管板に使用される材質は青銅系、黄銅系、炭
素鋼等延性が小さく、切削曲の良い物に限られる。

ＳＵＳ、チタン等延性の大きい材質では貫通部５が塑性
変形するのみで溝と溝の貫通が困４でるる欠点があった
。

〔発明の目的〕

本発明の目的はチューブ孔の溝加工において、溝と溝の
貫通が延性の大きい材質でも容易にできる形状とするこ
とにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、溝加工の際、先端が三角形状等、貫通
部の素材を塑性変形させることが少ない形状の工具を使
用することにある、これにより、延性の大きい材質でも
溝と溝の貫通が容易にできる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図及び第２図において、管板１のチューブ孔２にチ
ューブ４が拡管等により固定されている。

溝３は、隣と互いに貫通しておシ、貫通している本数は
二本ないし全数である。ここに冷却水よシ高い圧力の純
水等を圧入することによシ、チューブ４とチューブ孔２
の間にｌ！Ｊ　ｒＢｌが発生した場合に、冷却水の胴体
側への漏洩が防止できる、本発明はこのＩｌｌを刃先が
三角形状等の工具で加工するため、延性の大きい材質で
あっても隣の溝と貫通する寸前にその部分が塑性変形し
にくり、工具刃先から逃げることなく容易に溝と＃Ｉｇ
を貫通できる。

前述の実施例では、溝先端の形状が溝巾一杯の三角形で
あったが、第３図に示すように、巾のせまい形状であっ
ても良い。

溝先端の形状は三角形状である必要は無く、貫通部の塑
性変形が小さく容易に加工できれば、第４図及びＪｓ図
に示すような丸形状、又は、第６図に示す様な四角形状
であっても良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば延性の大きい管板材質であっても、溝と
溝の貫通加工を容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例を示す斜視図および
断面図、第３図、第４図、５ｇ５図、第６図は他の実施
例における管板断面図、第７図は従来の加工形状の管板
の斜視図である。 １・・・管板、２・・・チューブ孔、３・・・溝、４・
・・チューブ、５・・・溝貫通部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、発電プラントの復水器等、チユーブラ型熱交換器の
   管板のチユーブ孔に互いに貫通する溝をもち、そこへ冷
   却水より高い圧力の純水等を圧入することにより、冷却
   水側から胴体側への漏洩を防止するものにおいて、 前記溝貫通部の加工を、貫通時に素材を塑性変形させる
   ことが少ない形状の工具を使用することを特徴とする溝
   付管板。