JPS61179960A - 足場移動方法 - Google Patents

足場移動方法

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JPS61179960A
JPS61179960A JP1867385A JP1867385A JPS61179960A JP S61179960 A JPS61179960 A JP S61179960A JP 1867385 A JP1867385 A JP 1867385A JP 1867385 A JP1867385 A JP 1867385A JP S61179960 A JPS61179960 A JP S61179960A
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JP
Japan
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fulcrum
scaffold
fulcrums
move
suspended
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JP1867385A
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English (en)
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倉沢 真也
勉 正木
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は足場移動方法にかかり、下方に空間のある構造
物例えは橋梁の下面の構造物に沿っての点(剣11多理
等の作業に適した足場の簡易な移動方法を提供すること
を意図する。以下の説明では橋梁に適用する場合につき
述べるが、建物相互を連絡するための渡り廊下にも適用
でき、要するに構造物の下方に空間かあってその構造物
の下面の状態をyロリたいような場合に向いている。も
しこの空間が構造物の下方をその横断方向に貫通してい
れは足場が構造物の両側で吊支されるので安定性か良い
が、貫通していない場合は、不安定にはなるが構造物の
片側で吊支することができ安定性が必要ならアンカー、
支え棒等の適当な安定手段を採用すれはよい。
従来、橋梁の下面の点検、II多理には、橋梁上に作業
車を停め橋梁の111面に沿ってこれから足場を吊り下
げ、橋梁の下側に旋回して行うか、橋梁の下側に作業車
又は作業船を停めて足場を押し上げるようにしている。
後者の場合はともかく、前者の場合は作業車が交通に支
障となり、また両者とも足場の移動には作業車や作業船
を移動させねばならず、作業の能率が甚だ悪い。また、
足場を自走式にしたものもあるが、予め橋梁にレールを
設備しなければならず、頻繁に使用するものならともか
く、数年に1回あるかなしの作業には極めて高くついて
しまう。
本発明はこのような問題を解決したもので、第1の発明
は足場に設けた支点を構造物上の第1の支点に吊支し、
次いて第1の支点より該足場の移動方向側で前方の第2
の支点をこの第2の支点に吊した吊支部材により足場の
支点に連繋し、ここで足場と構造物の各支点間距離の一
つ以上を調節して足場重心を構造物上の両支点間距離だ
け前進させ、次いて前記第2の支点より前方は第3の支
点をこの支点に吊した吊支部材により足場の支点に連繋
しかつ前記第1の支点と足場の支点との連繋を解さ、以
下同様の操作を繰り返して足場を構造物沿いに移動させ
ろことを特徴とする。
また、第2の発明は足場に設けた前後二つの支点を構造
物上の前後の第1及び第2の支点に各別に吊支してこれ
らの支点間に平行四辺形を形成し、第2の支点より前方
の第3の支点をこの第3の支点に吊した吊支部材により
足場の前支点に連繋し、足場と構造物の各支点間距離の
一つ以上を調節して足場重心を第2及び第3の支点間距
離のほぼ半分だけ前進させ、次いて第2の支点と連繋す
る足場の支点を前から後につけかえ、更に第3の支点よ
り前方の第4の支点をこの第4の支点に吊した吊支部材
により足場の前支点に連繋し、足場の支点と第1乃至第
4の支点間距離の一つ以上を調節して足場重心を第2と
第3の支点間距離の残り分を前進させ、以下同様の操作
を繰り返して足場を構造物沿いに移動させることを特徴
とする更に、第3の発明は、足場に設けた前後の支点に
遊端に構造物係止点を備えた伸縮腕を枢支し、両支点と
構造物上の前後の支点を一つの平行四辺形の頂点とする
剛性枠を構成して一つの頂点を挟む両側の枠部材又は支
点に関し該枠変形用沖縮稈を架設し、ここで前支点の伸
縮腕を沖張して構造物上の係止点を前方へ移し、次に該
伸縮腕と変形用伸縮桿を縮めると共に後支点の伸縮腕を
沖張することにより平行四辺形の下辺を前方へ振って足
場を前進させ、次に後支点の伸縮腕を前方へ振って直前
の支点に係止し、更に変形用伸縮桿を仲はし構造物上の
平行四辺形の二頂点を前方へ振って再び係止し、以下同
様の操作を繰り返して足場を構造物沿いに移動させるこ
とを特徴とする。
以下に本発明の実施の態様を図面につき詳述する。第1
図乃至第5図は本発明の第1の発明の実施例である。l
は足場でアルミ類のかご状となっており、底には踏板が
あって作業員が乗って作業することができる。この足場
lにはその移動方向の中央上部に支点2が設けられる。
この支点2;J、具体的には1対の垂直片、これらの間
に支持される水平軸及びこの水平軸に軸支されるアーム
(棒)等からなる。3は構造物で下方に空間Sを有し、
この空間は構造物3の下方を構造物の横断方向へ貫通し
ている場合もあり、また貫通せず単なる凹みの場合もあ
る。この構造物3は長手力向即ち足場lの移動方向に適
当な間隔て支点4a。
4b、・・・・ξ有し、各支点に吊支部t第5a、5b
、・・・・が吊支される。これらの支点も構造物によ一
ノてその側面又は下面等、適当な場所に用意されるが、
図示のように橋梁の場合は壁高1f13aの上面に、事
実上の支点を提供する(系合環6及び押ねし7付きの口
字形金具8を取り付けるのが好ましい。この足場1を構
造物3の上から吊り降ろすかまたは下から持ち上げるな
どして、適当に選んだ支点を第1の支点4aとしてその
吊支部材5aの下端に足場1の支点2を繋ぎ、この足場
1を第1の支点4aに吊支する。空間Sが貫通している
場合は構造物30反幻側にも同じように支点4a。
4b、・・・・を設け、吊支部材5a、5b、・・・・
を吊り下げておく。従ってこの場合、足場]は構造物3
を横断する長さに適合するものとし、支点2も反対側に
同様に用意される。空間Sが非貫通型の場合は、足場l
の支点2は構造物3の横断方向における足場lの長さの
半分の位置に設けられる。即ち、足場の重心Gの鉛直上
方位置に支点2を設けるのが安定性の上からも好ましい
。第1の支点4aに吊り下げ、吊支部材5aを手繰って
足場1の上面を構造物3の下面と圧接させた状態で、構
造物3の下面の点検や修理等の作業をし、それが済んだ
ら、足場1の移動を開始する。この圧接状態で、又は吊
支部材5aを戻して自由吊下の状態で、前方の第2の支
点4bに吊した吊支部材5bを手釣等を使って足場lの
方へ手繰り寄せ、足場lの支点2に連繋する。第1及び
第2の支点4aと4bの間隔が大き過ぎるか、第2の支
点に吊した吊支部材5bが短かすぎると連繋作業がしに
くくなるので、それらを適当に定める。足場lを移動さ
せるのには、足場の支点2と第1の支点4a又は第2の
支点4bとの間隔を積極的に調整する必要があるので、
シリンダやウィンチ等の適当な調整手段9又はlOをこ
れらの支点に介装する。この調整手段IOは第2の支点
4bとの連繋時に吊支部材5bの寸足らずを伸張又は短
縮作用によって補うことができる。図示の例は、足場の
支点2にシリンダ11又は12を枢支し、各ロッド13
又は14の端にフック15又は16を設け、吊支部材5
a又は5bの下端の吊環17a又は17bと係合させる
ようにしたもので、既に述べた通り、この調整手段9又
はlOとしては調整ストロークの大小、作動の安定性等
を考慮した上で、後記の種々の手段から好ましい手段が
採用できる。調整手段10を作動して第2の支点4bと
足場の支点2間の距離を短縮して行けば、足場1の重心
Gは第3図に示すように上昇カーブを描きながら第2の
支点4bの下方に至る。足場lの荷重は最初第1の支点
4aにかかっていたものが次第に第2の支点4bに移り
、最終段階で完全に第2の支点4bにかかるようになる
。ここで第1の支点4aとの連繋を解き、第2の支点4
bとの間の距離を大きくして足場の重心Gを出発位置と
同レベルまで下げる。以下同様の操作で、足場1は上下
動を織り込みながら前進して行く。また調整手段9を作
動して第1の支点4aと足場の支点2間の距離を大にし
て行けば、足場lの重心Gは第4図に示すように下降カ
ーブを描きながら第2の支点4bの下方に至る。足場」
の荷重は前例と同様に第2の支点4bに完全に移りかか
る。ここで第1の支点4aとの連繋を解き、第2の支点
4bとの間の距離を縮めて足場の重心Gを出発位置と同
レベルまて上げる。以下同様の操作で足場1は下降、上
昇を織り込みながら前進して行く。
以上は足場1の支点2と構造物3の各支点4a又は4b
の距離の一つを調整して足場1を移動させる場合である
が、足場】の直線的かつ円滑な移動には足場1と構造物
3の各支点4a及び4bの距離を同時に調整することが
必要となる。即ち、第1図で、第2の支点4bに足場1
の支点2を連繋して調整手段10により両支点4bと2
の間の距離を縮める際、調整手段9により足場の支点2
と第1の支点4aとの間の距離を伸張させる。
この短縮と伸張を同期して行うようにすれば、足場1の
重心Gは第5図に示すように直線的に前進する。重心が
第2の支点4bの直下に来たら第1の支点4aとの連繋
を解き、第3の支点4cに連繋する。安全性を考慮する
なら、第3の支点4cとの連繋の用意を終えた時点で第
1の支点4aとの連繋を解くのが好ましい。以下同様の
手順で足場1を直線的に前進させられる。
第6図から第11図までは本発明の第2の発明の実施例
である。第1の発明と異なる点は、足場の支点が足場移
動方向に前後2個所に設けられていることである。この
ため、足場の安定性が高まり、作業がし易くなる。また
支点が2個所になった結果、支点の位置を重心位置の方
向に下げても安定がとれるので、調整手段として種々の
形式のものが適用できるようになった。即ち、足場1に
はその移動方向で足場の前後に支点2a及び2bが設け
られる。これらの支点は、具体的には1対の垂直片、こ
れらの間に支持される水平軸及び乙の水平軸に軸支され
るアーム(棒)等からなる。第1の発明の場合と同様に
構造物3上に適当に選んだ第1の支点4aの吊支部t4
5aの下端に足場1の後の支点2bit繋ぎ、第1の支
点4aの前方の第2の支点4bを足場の前の支点2aに
連繋して足場Iを吊支する。吊支部材5a及び6bを調
整手段9により手繰って足場1を構造物3の下面に圧接
し、この状態で構造物3の下面の点+m理等の作業を終
えたら、足場lの移動を開始する。この圧接状態で、又
は吊支部材5a及び5bを伸張して足場lを自由吊下し
た状態で、第2の支点4bより前方の第3の支点4Cに
吊した吊支部材5cの下端を手釣等によって足場lの方
へ手繰り寄せ、第8図の実線に示すように足場の前の支
点2aに連繋する。調整手段9により第3の支点4Cと
足場lの前支点2a間の距離を短縮して行けば、各吊支
部材5a、5b、5cは第8図の一点鎖線に移り、重心
も同図に示すようにGaの位置から第2の支点を中心と
して前支点2aの間の距離を半径とする円弧と同じ円弧
の緩い上昇カーブを描いて支点間4a及び4bの距離の
半分にt口当する距離だけ前進し、支点4bの直下のG
′に移る。なお、第3の支点4cと前支点2a間の距離
の短縮に同調して第1の支点4aと後支点2b間及び第
2の支点4bと前支点2a間の距離を伸張させてやれば
、重心Gが直線移動することは、第1の発明の場合と同
じである。重心Gが第2の支点4bの直下に移動した時
点において第2の支点41)の吊支部材5bの連繋を、
二点鎖線に示すように、前支点2aから後支点2bにつ
けかえる。そして更に前方の第4の支点4dをこの支点
に。
吊した吊支部材5dにより足場の前支点2aに連繋する
。この支点2aと4d間距離を縮めてやると、吊支部材
5a、5c、5dは三点鎖線、5bは実線の各に置へ移
り、重心はG′の位置から前記と反対の緩い下降カーブ
を描いて残り約半分だけ更に前進し、支点4bと40の
中間の下方位置Gbに至る。前支点2aが第3の支点4
cの直下に至り、後支点2bが第2の支点4bの直下に
至った時点て、足場1は隣り合う支点間距離だけ前進し
たことになる。更に前進する場合は第1の支点4aと後
支点2bとの連繋を解くことになる。
これら第1及び第2の発明で採用される調整手段の概略
を示せば、次のようなものである。
第9図は足場」の側壁に前支点又は後支点となる定位置
で回転自在の軸2a及び2bを支持し、この軸に取り付
けたクランクビン21a、21bに吊支部材5a、5b
・・・・の下端のリング22を嵌脱自在とし、軸端のク
ランクハンドル23a、23bによりクランクビン21
a、21bを揺動してビン位置の変化で構造物3の支点
4a、4b・・・・と足場1の支点2a、2b間距離を
調整するようにしたものである。クランクビン21a。
21bの固定にはクランク腕24a、24bにと第10
図は移動時の支点間距離の伸縮を同調して行うものであ
る。足場1には側壁に定位置で回転自在に軸31が支持
され、クランクハンドル32て回転できることは前例と
同じである。この軸31の先端にはマイターギヤ33が
取り付けられ、この軸31と直角でかつ足場の移動方向
と平行に足場1の側壁に定位置で回転自在に支持したね
じ稈34の端部のマイターギヤ35と係合している。こ
のねしく734には共回りを阻止されたスライドシュー
36が螺合しており、−面に取付孔37を備えている。
吊支部材5a、5b・・・・には下端にソケット38が
取けけられ、この吊支部)オは、足場Ill壁に実質上
の支点を構成する軸2a、2bによって回転自在に装架
したガイドシーブ39a、39bをめぐってそのソケッ
ト38に取付孔37を通してビン40を挿通ずることに
より、足場1に連繋される。従って、クランクハンドル
32を回せばねじ桿34が回転し、スライドシュー36
が前進又は後退して一方で支点間距離の短縮をし、他方
ではその短縮量と同じだけの伸張をなす。足場1を直線
移動させたいときは、同軸上に逆ねじ41.42を切っ
たねじ桿43をねしく〒34に並設し、それぞれのねじ
部にスライドシュー44.45を螺号し、それぞれの取
付孔46.47に移動のための伸縮に直接関係のない支
点例えば4b、4cの吊支部材5b、5cを各ガイドシ
ーブ39a、39bに並設したガイドシーブ48a、4
8bをめぐってそれぞれのソケット38をビン40を挿
通して取付ける。ねじ稈43の端部にはベベルギヤ49
を取付け、足場側壁に定位置で回転自在に支持した軸5
0の端部のベベルギヤ51と係合させ、軸50端のクラ
ンクハンドル52の回転によりスライドシュー44.4
5を同時に近接又は離別させるようにする。足場】の原
吊支状態においてスライドシュー44と45を近接状態
にしておき、移動を開始したときに漸時離別するように
すれば支点間距離が漸増するので、足場1は直線的に移
動する。
第11図は足場1にチェーンブロック61を設けた場合
で、レバー62によりチェーンブロック61を回転し、
吊支部材として採用したチェーン5a、 5bo・・・
・・を巻き取り、又は巻き戻す型式である。
以上のほか、ブレーギ機構付きの摩擦ローラー型式、タ
ーンバックル型式等、種々の型式の調整手段が採用でき
ることはいうまでもない。
第12図(a)以下は第3の発明の実施例を示している
。この発明は吊支部材が剛性を有しており、従って足場
の移動には、前2発明の場合のように予め吊支部材を吊
り上でおくことは不要で、自ら支点を求めて移動する所
謂自走式という点に特徴がある。
足場lに設けた前後の支点2aと2bに遊端に構造物3
との係止点71及び72を備えた伸縮腕73.74をス
トッパーにより揺動範囲を規制して枢支する。そして、
これらの支点2a、2bに近接する支点2a’、2b’
に枢支した枠部材75.76を含めてこれらの支点2a
’、2b’と構造物3上の前後の支点4b、4cを一つ
の平行四辺形の頂点とする剛性枠77を構成する。枠部
材75.76の遊端にもそれぞれ係支点78.79を設
ける。そしてこの剛性枠77には一つの頂点例えば2b
’を挟む両側の枠部材75.76又は支点2b″に関し
この剛性枠77を変形させるための伸縮枠80を架設す
る。足場1の移動の方法は第13図に示す通りである。
同図(a)の吊支状態から前支点2aの伸縮腕73を沖
張して構造物3上の係止点4cから前方の4dへ移し、
次に、この伸縮腕73と変形用伸縮枠80を縮めると共
に後支点2bの伸縮腕74を沖張することにより平行四
辺形の下辺を前方へ振って足場1を前進させる。次に後
支点2bの伸縮腕74を前方へ振って直前の支点4bの
近隣の4b’に係止する(同図(b))。更に変形用伸
縮枠80を沖ばし、構造物3上の平行四辺形の二頂点4
b、4cを前方4c’ 、4d’へ振って再び係止する
(同図(C))。
以下同様の手順で足場1を順次前進させる。図面上、又
は実際上、一つの支点を共用できない場合、そのすぐ近
くにもう一つの支点を設備することになるが、実質上は
一つの支点と見て差支えない。伸縮腕73.74や伸縮
枠80としてはシリンダ・ピストン型式が最適で、足場
1に設ける支点2a、2bの型式も適当に選定できる。
以上第1乃至第3の発明に適用できることてあるが、構
造物3の下面に足場を阿らかのかたちで圧接させてぐら
つかないようにしたいときは、第6図及び第7図に示す
ように、足場1の上部にシリンダ81.82等によって
上下動自在の伸縮枠83を別途に用意し、この伸縮枠8
3の上辺を構造物3の下面に圧接させればよい。勿論、
圧接力を適当に保つ手段は講じられるべきである。この
圧接のやり方は、既に述べた通り、吊支部材の手繰り寄
せによってもよい。
また、構造物3上の支点としては、第1及び第2の発明
の場合は、予め構造物3アンカーを用意してこれに吊支
部材を吊り下げておくこともでき、橋梁の壁高欄に支点
を用意する場合は、既に第1図及び第2図の説明で述べ
たような、滑り止め901すきのコ字形金具8の採用が
適当である。
また第3の発明では、第12図(a)に示すように、構
造物3に壁高欄のように上面が平たんで連続する支点設
置部分96があるのが望ましい。係止点71,72.7
8及び79には支点設置部分9Gに嵌合でさるコ字形金
具91,92.93及び94を枢支しておぎ、平行四辺
形の二つの頂点を形成するコ字形金具92と93は連1
早95により連結しておく。勿論、この連!〒95を枠
部材75と76間に架設してもよい。また、第12図(
b)のように、コ字形金具91〜94には支点設置部分
96との嵌合の確認用端子97及び98を設け、電源9
9に連結して、嵌合完了時に両接点97及び98を接触
させ、表示具100に表示させるようにするのが好まし
い。101はスイッチである。
本発明の第1の発明によれは足場の一つの支点を構造物
上の第1の支点に連繋して吊支し、この足場の支点を構
造物上の第2の支点に連繋して両支点間距離を調節する
ことにより足場重心を第2の支点の下方へ移動させるこ
とができ、第1の支点との連繋を解き第3の支点と連繋
して同様の操作を繰り返せば更に第3の支点の下方へ移
動でき、以下同様に順次移動できるので、−たん足場を
吊支してしまえば、支持用の車両、船ばく等は不用にで
き、作業性を高められる特徴がある。
第2の発明によれは、第1の発明の特徴に加え、足場の
支点が2々所に用意されるので安定性が高められ、移動
の際の動揺もほとんと防止できる特徴がある。
第3の発明によれは、第1及び第2の発明の特徴に加え
、伸縮腕、沖縮稈平行四辺形状枠が剛性部材により構成
されているので、安定性が更に増し、その上、予め吊支
部材を吊支しておかなくても自身で支点を構造物上に定
めながら移動でき、極めて経済的である等、種々の特徴
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1の発明の実施の態様を
例示するもので、第1図は正面図、第2は側面図、第3
図から第5図は各別の作動原理図、第6図から第11図
までは本発明の第2の発明の実施例を示すもので、第6
図は正面図、第7図は別の態様の正面図、第8図は作動
原理図、第9図から第11図は調整手段の格別の態様の
斜面図、第12図と第13図は本発明の第3の発明の実
施例を示す図で、第12図(a)が斜面図、第12図(
b)は安全装置の一例の略図、第13図(a)〜(d)
は作動原理図である。 1・・・足場、2・・・支点、2a、2b・・・支点、
3・・・構造物、4a、4b・・・支点、5a、5b・
・・吊支部材、G・・・重心、9、lO・・弓冴整手段
、71.72・・・係止点、73.74・・・伸縮腕、
75+ 76・・・枠部材、77・・・剛性枠、78.
79・・・係止点、80・・・変形用伸縮1%。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)足場に設けた支点を構造物上の第1の支点に吊支
    し、次いで第1の支点より該足場の移動方向側で前方の
    第2の支点をこの第2の支点に吊した吊支部材により足
    場の支点に連繋し、ここで足場と構造物の各支点間距離
    の一つ以上を調節して足場重心を構造物上の両支点間距
    離だけ前進させ、次いで前記第2の支点より前方の第3
    の支点をこの支点に吊した吊支部材により足場の支点に
    連繋しかつ前記第1の支点と足場の支点との連繋を解き
    、以下同様の操作を繰り返して足場を構造物沿いに移動
    させることを特徴とする足場移動方法。
  2. (2)足場に設けた前後二つの支点を構造物上の前後の
    第1及び第2の支点に各別に吊支してこれらの支点間に
    平行四辺形を形成し、第2の支点より前方の第3の支点
    をこの第3の支点に吊した吊支部材により足場の前支点
    に連繋し、足場と構造物の各支点間距離の一つ以上を調
    節して足場重心を第2及び第3の支点間距離のほぼ半分
    だけ前進させ、次いで第2の支点と連繋する足場の支点
    を前から後につけかえ、足場の支点と第1乃至第3の支
    点間距離の一つ以上を調節して足場重心を第2と第3の
    支点間距離の残り分を前進させ、更に第3の支点より前
    方の第4の支点をこの第4の支点に吊した吊支部材によ
    り足場の前支点に連繋し、以下同様の操作を繰り返して
    足場を構造物沿いに移動させることを特徴とする足場移
    動方法。
  3. (3)足場に設けた前後の支点に遊端に構造物係止点を
    備えた伸縮腕を枢支し、両支点と構造物上の前後の支点
    を一つの平行四辺形の頂点とする剛性枠を構成して一つ
    の頂点を挟む両側の枠部材又は支点に関し該枠変形用伸
    縮桿を架設し、ここで前支点の伸縮腕を伸張して構造物
    上の係止点を前方へ移し、次に該伸縮腕と変形用伸縮桿
    を縮めると共に後支点の伸縮腕を伸張することにより平
    行四辺形の下辺を前方へ振って足場を前進させ、次に後
    支点の伸縮腕を前方へ振って直前の支点に係止し、更に
    変形用伸縮桿を伸ばし構造物上の平行四辺形の二頂点を
    前方へ振って再び係止し、以下同様の操作を繰り返して
    足場を構造物沿いに移動させることを特徴とする足場移
    動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022103823A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 リバークル株式会社 移動足場

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552934B2 (ja) * 1975-07-04 1980-01-23

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