JPS6117973A - 時計装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、現在時刻を放送波の時報信号に基いて修正す
るように駐だ時刻自動修正式時計装置に関するものであ
る。

［背景技術１ 最近、水晶発振子を用いたクロック発生部にてクロック
パルスを発生させ、このクロックパルスを時計カウンタ
にて計数して現在時刻を時刻表示部にデジタル表示する
ようにした精度ｅ高い時計装置が実用化されているが、
一般的１な時刻ズレの日差は±１５秒程度となっており
、２〜３ケ月毎に時刻修正を行う必要があった。しかし
ながら、この時刻修正は面倒である上、修正間隔が艮い
と忘れでしまうことが多く、かなり天外な（１分単位の
）時刻ズレが／Ｊすじる場合、５ｒあった。また、時計
部に表示されてごる現在時刻に基いて時報音を発生させ
ている場合には、」二、記時刻ズレが少ない場合にあっ
てもテレビ、ラジオによるＴ１．！報音とのズレが目立
つため違和感が生じるという問題があった。特に、ラジ
オ、テルビに組み込まれた時計装置において不都合であ
った。

Ｅ発明の目的１ 本発明は」二記の７αに鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするところは、時刻修正が放送波の時報音に基
いて自動的に行なわれ、時刻修正作業が不要で、しかも
、簡単な回路構成で常にほぼ正確な現在時刻が表示され
る時計装置を提供することにある。

［発明の開示１ （構成） 第１図は本発明の構成を示すブロック図であり、４はク
ロック発生部１がら出力されるクロックパルスＰｃを時
計カウンタ２にて計数して時刻表示部３に現在時刻を表
示するようにした時計部、５は所定長さの無音期間Ｔｓ
に続いて時報信号Ｖｓが特定の正時（例えば１２時）に
送出されるラジオ、テレビなどの放送波を受信する放送
受信部、６は放送受信部５がら出力される受信音声信号
Ｖｒを包絡線検波するとともにパルス増幅して時報音パ
ルスを含む受信パルス信号Ｐｒを形成する波形整形部、
７は時計部４に表示される現在時刻が」二記無音期間Ｔ
ｓ内の所定時刻１＋　（例えば、無音期間Ｔｓの略中央
）になったときから時報信号Ｖｓを含む一定時間Ｔ１だ
け受信パルス信号Ｐｒを通過させるゲート部、８はゲー
ト部７の通過パルス信号Ｐｓ゛カら時報音パルスＰｓを
抽出するとともに抽出された時報音パルスＰｓに基いて
時計部４に表示されている現在時刻を上記特定の正時に
修正するための時刻修正パルスＰａを形成する時刻修正
部であり、クロック発生部１の許容周波数変動範囲を時
計部４の時刻ズレの日差が無音期間Ｔｓよりも小さくな
るように設定したものである。

第２図は動作を示すタイムチャートであり、同図（ａ）
は放送波を受信している放送受信部５から出力される受
信音声信号Ｖｒ、同図（１〕）は受信音声信号Ｖｒを包
絡線検波するとともにパルス増幅して得られる受信パル
ス信号Ｐｒ、同図（ｃ）はゲートパルス信号Ｐｇ、同図
（ｄ）はゲート部７を電通した時報音パルスＰ’ｓを含
む通過パルス信号Ｐｓ’、同図（ｅ）は時刻修正部８か
ら出力される時刻修正パルスＰａである。

いま、放送受信部５にて受信された受信音声信号Ｖｒに
は特定の正時に送出される時報信号Ｖｓ（３個の予告音
信号と、それに続く正時報知音信号）以外に通常音声信
号Ｖｏが存在し、この受信音声信号Ｖｒを波形整形した
受信パルス信号Ｐｒにも両袷号Ｖｓ、Ｖｏに対応する時
報音パルスＰｓと通常音声パルスＰｏが存在している。

次に、ゲート部７では、時計部４に表示されている現在
時刻が無音期間Ｔｓ内の所定時刻ｔ、になったときから
一定時間Ｔ１の間Ｈレベルとなるゲートパルス信号Ｐｇ
が形成され、このゲートパルス信号のＩ］レベル期間だ
け受信パルス信号Ｐｒを通過させる。次に、゛時刻修正
部８では、ゲート部７を通して出力される通過パルス信
号Ｐｓ’から時報音パルスＰｓを抽出して、時報音パル
スＰｓに基いて時計部４の現在時刻を特定の正時に修正
するための時刻修正パルスＰａを形成する。ここに、図
示した時報音パルスＰｓは３個の予告音に対応する予告
パルスＰｓａと、正時報知音に対応する正時パルスＰ’
ｓｂとで形成されているので、時刻修正部８では３個の
パルスが計数された後に入力されるパルスを正時パルス
Ｐｓｂと判断して、この正時パルスＰｓｂの立ち上がり
に同期して時刻修正パルスＰａを発生させるようになっ
ている。この時刻修正パルスＰａによって時計部４の時
計カウンタ２の出力が所定値にセットされ時刻表示部３
に表示されている現在時刻が特定の正時に修正される。

ここで、本発明にあっては、時計部４のクロック発生部
１の許容周波数変動範囲を時計部４の時刻ズレの日差が
無音期間Ｔｓよりも小さくなるように設定しているので
、時計部４の現在時刻に基いて設定されるゲートパルス
信号Ｐｇの立ち上がり時刻ｔ１は常に無音期間Ｔｓ（放
送局の標準時計の時＃ＴＩ〜Ｔ２）内に存在することに
なる。したがって、時刻修正部８では、入力されるパル
ス信号のパルス周期、パルス幅などを弁別することな＜
、最初に入力されたパルス信号を時報音パルスＰｓと見
なして時報音パルスＰｓの４番目のパルスを正時パルス
Ｐｓｉ］として検出し、この正時パルスＰｓｂの立ち上
がりに同期して時刻修正パルスＰａを発生させるように
なっており、時刻修正部８の構成を簡単にできることに
なる。

しかしで、本発明にあっては、所定長さの無音期間Ｔｓ
に続いて時報信号が特定の正時に送出される放送波を放
送受信部５にて受信し、放送受信部５から出力される受
信音声信号Ｖｒを波形整形部６にて包路線検波するとと
もにパルス増幅して時報音パルスＰｓを含む受信パルス
信号Ｐｒを形成し、時計部４に表示される現在時刻が上
記無音期間Ｔｓ内の所定時刻になったときから時報信号
を含む一定時間Ｔｏだけ受信パルス信号Ｐｒを通過させ
るゲート部７を設け、時刻鐸正部８にて、ゲート部７を
通過した通過パルス信号Ｐｓ’から時報音パルスＰｓを
抽出するとともに抽出された時報音パルスＰｓに基いて
時計部４に表示されている現在時刻を上記特定の正時に
修正するための時刻修正パルスＰａを形成するようにし
たものであり、クロックパルス］）Ｃを時計カウンタ２
で計数して現在時刻をデンタル表示１７ている時計部４
の時刻ズレが放送波の時報信号Ｖｒに基いて１日毎に自
動的に修正されるので、時刻修正作業が不要になるとと
もに、常に放送局の標準時計と同様に正確な現在時刻が
表示できるという効果がある。また、クロック発生部１
の許容周波数変動範囲を時計部４の時刻ズレの日差が無
音期間よりも小さくなるように設定しており、ゲート部
６を通過して時刻修正部８に入力される最初のパルス（
ｉｉ号を時報音パルスＰｓと見なすことができるので、
パルス周期あるいはパルス幅を弁別することなく時報音
パルスＰｓの判別が容易にでき回路構成が簡単になると
いう効果がある。

（実施例） 第３図乃至第５図は本発明一実施例を示すものであり、
クロック発生部１は水晶発振子を用いて月　　　　　　
、差が±１５秒以内となるように設定しており、日差に
換算すれば±０．５秒以内となっている。時計カウンタ
２はタイマ付き時計用Ｉ　Ｃ２ａを用し１ており、現在
時刻の設定およびタイマ時刻の設定はデータ入力部９に
て行なわれるようになっており、現在時刻は液晶表示素
子、ＬＥＤ素子、蛍光表示管などよりなる時刻表示部３
に表示される。

放送受信部５はビデオチープレコーグのテレビチューナ
を用いており、所定時刻（実施例ではＡＭｌｌ：５９）
に時Ｈ１用Ｉ　Ｃ２ａよりタイマ出力ｐｔ号■「を出力
するようにしている。なお、実施例ではＮ　ＨＫのテレ
ビジョン放送を受信しでいるが、予め設定された正時に
無音期間Ｔｓに続いて時報信号■ｓが送出される放送で
あれば、他の民間テレビジョン放送であってもよく、中
波あるいはＦＭラジオ放送でもよいことは言うまでもな
い。

次に、波形整形部６は整流用ダイオードおよび平滑用コ
ンデンサよりなる包絡線検波回路と、包絡線検波回路出
力をパルス増幅するトランジスタ＝８− を用いたスイッチング回路にて形成され、放送受信部５
から出力される受信音声信号＼Ｉｒを包絡線検波すると
ともにパルス増幅して第２図（１１）に示すような受信
パルス信号１゛「を形成する。

次に、ゲート部７は時計用ＩＣ２ａから出力される１秒
パルスＰＬ２をタイマ出力Ｐｔ＋が得られたときに計数
するカウンタおよびデコーダを用いて第２図（ｃ）に示
すようなゲートパルス信号ＰＩ？を発生するカウンタデ
コーダＣＤと、オア回路ＯＲと、アンド回路ＡＮｒ）と
、Ｒ−８７リツプ７０・ンプＦＦと、Ｒ−３７リツプ７
０ツプト゛Ｆをセットする手動時刻修正スイッチＳａと
で形成され、ゲートパルス信号ＰｇがＨレベルのときあ
るいは７リツプ７０ツブＦＦ出力がＨレベルのとき、時
報パルス信号Ｐｓを含む受信パルス信号Ｐ「すなわち＠
２図（ｄ）に示す通過パルス信号Ｐｓ’を通過させる。

次に、時刻修正部８は、上記通過パルス信号ＰＳ゛を計
数するカウンタＣＯと、単安定マルチバイブレータＭＭ
とで形成されており、通過パルス信号Ｐｓ’の４個目の
パルス（３個の予告音に続く正暗合に対応するパルス）
の立ち上がりに同期して単安定マルチバイブレータＭＭ
がトリガされ、時刻修正パルスＰａが出力されるように
なっている。

この時刻修正パルスＰａは時計用ＩＣ’２ａの時刻修正
端子に入りされ、時刻表示部３における現在時刻の表示
が正時（ＡＭＩ２：００）になるように修正される。但
し、実施例では時計用ＩＣ２ａの時刻修正機構として、
時刻（１％正パルスＰａが入力されたとき、現在時刻の
秒の表示が３０秒以上であれば１分の桁に１を加えて秒
の表示をリセッＩ・（ＡＭｌｌ　：５９：５８→ＡＭ１
２：００：０ｎ）Ｌ、２９秒以下であれば１分の桁をそ
のままにして秒の表示をリセット（ＡＭＩ２：００：０
２→ＡＭ１２：００：００）して現在時刻を正時に修正
するものを用いたが、時刻修正パルスＰａが入力された
とき、現在時刻の表示がＡＭＩ２：Ｏｎ：００に強制的
にリセットされるものを用いても良い。

以下、実施例の動作を具体的に説明する。いま、実施例
では放送受信部５でＮ　ＨＫテレビジョン放送を受信す
るようになっているので、午前１２時の時報音に基いて
時計部４に表示されている現在時刻の修正を行う場合、
無音期間Ｔｓの開始時点Ｔ、はＡＭＩＩ：５９：５０、
無音期間Ｔｓの終了時点Ｔ２はＡＭ１１５９：５７であ
る。したがって、ゲート部７のゲートパルス信号Ｐｇの
立ち−にがり時点ｔ、は時計部４の現在時刻に基いてＡ
Ｍｌｌ：５９：５３に設定され、立ち下がり時点ｔ２は
ＡＭＩ２：００：０４に設定される。このように設定す
ることにより、時計部４の現在時刻の日差が＋４秒ある
いは一３秒以内であれば、ゲートパルス信号ｐｇの立ち
」二がり時点ｔ、は常に無音期間Ｔｓ内に位置すること
になる。実施例にあっては、時計部４の日差が±０．５
秒以内となるようにクロック発生部１が形成されている
ので、ゲート部７のゲートパルス信号ｐｇの立ち上がり
時点ｔ、は充分な余裕をもって無音期間Ｔｓ内に位置す
ることになり、ゲート部７から出力される通過パルス信
号ＰＳ゛の各パルスの最初の４個は時報音の予告音およ
び正時音に１：１対応している。次に、時刻修正部８の
カウンタＣＯでこの通過パルス信号Ｐｓを計数し、パル
スを４個カウントしたときすなわち時報音の正時音に対
応する正時パルスＰｓｔ＋の立ち」二がり時刻Ｔ３（Ａ
ＭＩ　２：００：００）に、単安定マルチバイブレータ
ＭＭがトリがされて時刻修正パルスＰａを発生する。時
計部４を構成する時計用ＩＣ２ａにこの時刻修正パルス
Ｐａが入力されると、時計部４の時刻表示部３に表示さ
れでいる現在時刻が正時（ＡＭＩ２：００：Ｏｎ）に修
正されるようになっている。なお、実施例にあっては、
ゲートパルス信号Ｐｇの立ち上がりを無音期間Ｔｓの略
中央に設定して時計部４の日差がプラスであっても、マ
イナスであっても一定の範囲内であれば、自動時刻修正
が可能になっているが、時計部４の日差を常にプラス側
になるようにクロック発生部１を形成しておけば、ゲー
トパルス信号ｐｇの立ち上がり時点ｔ１を無音期間Ｔ８
の終端部（例えば、ＡＭＩＩ：５９：５６）に設定すれ
ば良く、逆にマイナス側になるように設定すれば、ゲー
トパルス信号Ｐｇの立ち上がり時点１．を無音期間Ｔｓ
の始端部（例えば、ＡＭＩ　１：５９：５１）に設定す
れば良い。この場合、クロック発生部１の日差を無音期
間Ｔｓと同等まで許容で外、ラジオ放送の時報音信号の
ように無音期間Ｔｓが短い場合、あるいはクロック発生
部１として電源同期パルス発生回路のような比較的大き
な日差が発生する恐れのある安価なものを使用する場合
に好都合となる。また、ゲートパルス信号Ｐ８の立ち下
がり時点ｔ２はＡＭＩ２：００：０４以降に設定しても
よい。

ところで、午前１２時以外の任意の正時の時報音により
時刻修正を行う場合には、テレビの時報を見ながら、時
報音の前に設定されている無音期間Ｔｓ内に手動時刻修
正スイッチＳａと押圧すればよく、手動時刻修正スイッ
チＳａがオンされることによって、７リツプ７０ツブＦ
Ｆがセットされ、この無音期間Ｔｓに続く時報音によっ
て現在時刻が正時に修正される。この場合、７リツプ７
０ツブＦＦ出力にて放送受信部５を動作させるか、放送
受信部５を常時受信状態にセットしておく必要がある。

また、クロックパルス信号を適当に分周しでパルスモー
タあるいは同期モータを駆動して時針、分針、秒針を駆
動しているアナログ式時計装置において、時刻修正信号
Ｐａにて時刻修正を行う場合には、クロックパルス信号
の周波数を日差が常にプラスとなるようにセットしてお
き、現在時刻がＡＭ１２：００：００になったことを検
出してクロックパルス信号を停止して運針を止め、時刻
修正信号Ｐａｌによってクロックパルス信号を再び発生
させて運側を開始するようにすれば良い。

［発明の効果１ 本発明は一！―述のように、クロック発生部から出力さ
れるクロックパルスを時計カウンタにて計数して時刻表
示部に現在時刻をデジタル表示するようにした時計部と
、所定長さの無音期間に続いて時報信号が特定の正時に
送出される放送波を受信する放送受信部と、放送受信部
から出力される受信音声信号を包絡線検波するとともに
パルス増幅して時報音パルスを含む受信パルス信号を形
成する波形整形部と、時計部に表示される現在時刻が上
記無音期間内の所定時刻になったと色がら時報信号を含
む一定時間だけ受信パルス信号を通過させるゲート部と
、ゲート部の通過パルス信号から時報音パルスを抽出す
るとともに抽出された時報音パルスに基いて時計部に表
示されている現在時刻を上記特定の正時に修正するため
の時刻修正パルスを形成する時刻修正部とで構成され、
クロック発生部の許容周波数変動範囲を時計部の日差が
無音期間よりも小さくなるように設定したものであり、
クロックパルスを時計カウンタで計数して現在時刻をデ
ジタル表示している時計部の時刻ズレが放送波の時報信
号に基いて１日毎に自動的に修正されるので、時刻修正
作業が不要になるとともに、常に放送局の標準時計と同
様に正確な現在時刻が表示できるという効果がある。ま
た、クロック発生部の許容周波数変動範囲を時計部の日
差が無音期間よりも小さくなるように設定しており、ゲ
ート部を通過して時刻修正部に入力される最初のパルス
信号を時報音パルスと見なすことができ　　　　　　）
るので、パルス周期あるいはパルス幅を弁別することな
く時報音パルスの判別が容易にでき回路構戒が簡単にな
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は同一
りの動作説明図、第３図は本発明一実施例のブロック回
路図、第４図は同上の要部回路図である。 １はクロック発生部、２は時計カウンタ、３は時刻表示
部、４は時計部、５は放送受信部、６は波形整形部、７
はゲート部、８は時刻修正部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）クロック発生部から出力されるクロックパルスを
   時計カウンタにて計数して時刻表示部に現在時刻をデジ
   タル表示するようにした時計部と、所定長さの無音期間
   に続いて時報信号が特定の正時に送出される放送波を受
   信する放送受信部と、放送受信部から出力される受信音
   声信号を包絡線検波するとともにパルス増幅して時報音
   パルスを含む受信パルス信号を形成する波形整形部と、
   時計部に表示される現在時刻が上記無音期間内の所定時
   刻になったときから時報信号を含む一定時間だけ受信パ
   ルス信号を通過させるゲート部と、ゲート部の通過パル
   ス信号から時報音パルスを抽出するとともに抽出された
   時報音パルスに基いて時計部に表示されている現在時刻
   を上記特定の正時に修正するための時刻修正パルスを形
   成する時刻修正部とで構成され、クロック発生部の許容
   周波数変動範囲を時計部の時刻ズレの日差が無音期間よ
   りも小さくなるように設定して成る時計装置。