JPS6117964B2 - - Google Patents

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JPS6117964B2
JPS6117964B2 JP54011328A JP1132879A JPS6117964B2 JP S6117964 B2 JPS6117964 B2 JP S6117964B2 JP 54011328 A JP54011328 A JP 54011328A JP 1132879 A JP1132879 A JP 1132879A JP S6117964 B2 JPS6117964 B2 JP S6117964B2
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JP
Japan
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hollow block
ballast
side surfaces
front wall
passageway
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JP54011328A
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JPS5581915A (en
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Yuujin Jaruran Jeraaru
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Publication date
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Publication of JPS6117964B2 publication Critical patent/JPS6117964B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/12Revetment of banks, dams, watercourses, or the like, e.g. the sea-floor
    • E02B3/14Preformed blocks or slabs for forming essentially continuous surfaces; Arrangements thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海洋工事に用いられる6側面を備えた
新規な形態のコンクリートボデーに関するもので
あり、より具体的には流体案内溝を備えた約1ト
ン〜20トン又はそれ以上の重量の一体打込みコン
クリート中空ブロツクを提供することに関するも
のである。
このようなボデー列はそれらが荒石土手防波堤
上の防護被覆層又は後面壁から隔置された穿孔海
方対面壁を備えた水平方向に延びる防波堤の一断
面を有する中空体ケーソンのチヤンバの底部壁上
にバラストとして積層されるアンカ物質として用
いた場合移動海水のエネルギを散失させることが
出来る。
米国特許第3118282号明細書(1964年1月21日
付)に記載の型式の長防波堤の構造においては、
防波堤の断面を15〜50mの長さを有し、底部壁と
一体化された直立する正面、後面、支柱及び端部
各壁を有する開口ボツクス形態の浮動ユニツトと
して構成するのが最も便利であることが判明して
いる。正面壁は多数個の規則的に隔設された流体
案内及びジエツト形成溝により貫通穿孔されてい
る。これらの溝は格子模様を以つて横断方向に配
列されており、立面積の約25%〜35%の間の溝横
断面積が与えられている。前記チヤンバの底部壁
はそれぞれ正面及び後面壁を越えて延びる短かい
水平方向フランジとして延長されている。このよ
うなケイソンは前記溝が閉じられた時に船として
浮動可能であり、この船セクシヨンは海床又は海
床上に敷設された石マツト上への定置され、かく
て該セクシヨンの重量によりそれは防波堤に衝突
する海流及び波の作用によつて動くことのないよ
う維持される。
前記壁は1m以下から1m又はそれ以上の範囲
の厚味寸法となり、又壁高さは設置場所における
水深に応じて40mにもなるが、前記セクシヨンの
重量はそれを安全に着座せしめ、以つて長周期の
大振幅波が正面壁に衝突した時に揺動及び/又は
滑動運動が開始しないようにするには不十分であ
るケースも考えられる。波動運動の位相角度によ
つては正面壁に近い海水の自由表面高さは前記チ
ヤンバ内の自由表面レベルより数10mも高くな
り、該正面壁内に水平方向スラスト力が誘起され
る可能性がある。入射波が部分的に反射されると
付加的に大きな水平方向力がケーソンに対して向
けられる。前記チヤンバが溝を経て海水の噴射に
より充填されると後面壁近くのチヤンバレベルは
平均海面より上の高さに到達し、かなりのスラス
ト力がまだ正面壁に誘起されたままの時点におい
て静水圧力の添加及び海流運動の逆転により付加
的な水平方向力が後面壁に向かうことになる。結
果として全水平力は底部壁によりも平均海面レベ
ルに近い高さにおいて作用し、セクシヨンが後部
フランジのまわりで回転することにより正面壁を
持ち上げる傾向のモーメントが生ずる。前記セク
シヨン下に海水が噴射されるために上昇力が底部
壁の前方部分下に垂直に作用することがこのモー
メント発生に寄与する。波の位相角度がある値に
到達して波の谷が正面壁に近付くと、チヤンバ内
海水の逆流が正面壁の内側に向けてスラスト力を
及ぼし、一方静水圧力は後面壁の外側表面に向け
られた水平方向スラスト力を誘起せしめ、より小
さな上昇力が後面壁に近い地点に作用する。これ
らの水平力は正面フランジのまわりの逆回転運動
る誘起せしめるモーメントを生ずる。これらの変
動する水平力はセクシヨンの揺動を誘起させ易
い。
前記交番モーメントケーソン重力のベクトによ
つて対抗されるが、該重力はチヤンバの中幅付近
の地点を介して作用し、垂直荷重は海面レベルよ
り上のチヤンバ部分の静水圧力によつて、又該チ
ヤンバの底部に付加される付加バラスによつて増
大させられる。任意の瞬間における滑動及び揺動
運動に対するケーソンの安定性は全垂直力に滑動
摩擦係数を掛けた値と全水平力の値との比に直接
依存することを示すことが可能であり、数値的に
は安全係数FS(次式)によつてあわすことが出
来る。
S=すべり摩擦係数/Σ水平力/Σ垂直力 最大予想波高、現場における海床材料又はマツ
ト石の種類等の所定の環境因子に対して予め選択
出来るFSの値に対する単位ケーソンm当りの所
要付加バラスの量を容易に計算可能であり、これ
らの値は例えばFSが1.1の場合バラス量は15ト
ン/mであり、一方FSが1.5の場合にはバラス量
は70トン/m以上である。
十分な量の強化コンクリートを底部壁内に組み
込んで前述の安定性特性を満足させたケーソンの
構造は高価なものになるばかりでなく、穿孔可能
な正面壁の有効立面積を2m又はそれ以上減少さ
せかつ反射量を減少させるのを妨害することにな
る。更には、典型的に浅い構造領域においては負
荷が前述の如く作用した場合ケーソンは浮動可能
とはならない。ケーソンを設置した後大玉石によ
る透過性バラスを底部壁上に堆積させる場合に
は、毎秒30mを越える速度で噴出する海流による
活発な周期的衝撃による堤防の安定性は貧弱なも
のとなる。後面壁に向けてバラスが転移するとケ
ーソンの安定性が損なわれて後部の欠損が生ずる
可能性がある。
前述の型式の中空体ケーソンの安定性は6面形
態の流し込みコンクリート中空ブロツクからなる
本発明にかかる新規なバラスを用いることにより
保証出来、岩石バラスを用いる困難さを避け得る
ことが判明した。本発明に係るバラスの各部品は
1トン〜約20トンの重量ボデーであり、ある長さ
寸法に沿つて該ボデー中を延びる少なくとも1つ
の横断方向流体案内通路を備えており、該部品は
又チヤンバの底部壁上に整列されて配置されてお
り、前記通路は波の入射によつて誘起される波動
運動と最小の干渉を行なうよう整合された通路を
備えている。
このようなボデーは平行六面体であり、直角を
なして交差する2対の側面からなる会合表面を備
えているのが好ましい。該ボデーは又特に立方体
又は長方体角柱又は互いに平行な端部表面を備
え、相対する一対の側表面に対しては直角以外の
角度で傾斜した角柱の如き六面体とするのが好適
である。各ボデーは前表面と定義される端部を備
えており、該前表面は直線で囲まれる外形線を備
えるとともに内部に少なくとも一つの穴を凹ませ
て備えている。前記穴はボデー中を延び後表面と
定義する相対する面内に開口している少なくとも
1つの通路と端部表面との交差により形成されて
いる。
前記ボデーには直径が0.5m〜1m又はそれ以
上で、円形、長円形、多角形又は他の横断面輪郭
を有しその面積が約0.2m2〜1.5m2である単一の案
内通路を形成させることが出来る。別法として前
記ボデーは端部表面上に一様に分布し全横断面積
が単一通路に対するのとほぼ同一の複数個の平行
に延びる導管を備えさせることが出来る。どの形
態をとるにせよ、前記ボデーは後表面内に凹ませ
られた割溝が一対の相対する側表面内に延び、前
記単一通路又は全導管の幾つかによつて交差され
るようにされていることを特徴としており、かく
て得られた流路溝は前記ボデーが通路又は導管と
ともに水平に堆積され割溝が全体的に上下方向に
延びる時に水流が垂直方向に自由に移動すること
を許容せしめている。
同様のバラス部品が単一層又は2つ以上の積層
をなして密に接続する横列又は縦列として1つの
ブロツクの正面が該縦列の近接ボデーの後表面の
非割溝部分に接触する状態で配列され、前記通路
又は導管が互いに整合され、かつ正面壁溝中を噴
流する海水流と整合された時には、波頭が近付く
につれて海水は殆んど拘束されることなく前記通
路又は導管に沿つて流れることが出来る。この際
各割溝は海水を上向きに分配してチヤンバを充填
せしめる。前記チヤンバ水はその後波の谷が割溝
及び通路乃至導管に沿つて正面壁に近付くにつれ
て自由に排出される。
水平流を出来る限り阻害しないようにするため
に、前記部品の寸法は、密に連続した横列及び縦
列をなして類似のボデー列の正面の中心が溝軸線
上に位置し、各ボデーに溝横断面積に比較し得る
横断面積を備えた単一通路が形成されるように選
ばれる。割溝の深さは水平方向平面内で測定され
たその横断面積が前記通路横断面積の1/6〜約1/3
となるように選ばれる。最前列の横列は正面壁か
ら約1m隔置されており、一方最後列の横列は例
えば約3mの如くより大きな距離だけ後面壁から
隔置されている。
そのような階列乃至階層によつて与えられる水
平方向流れ横断面積は接触する平面状側表面が不
可避的に不均一であることにより増大される。好
ましくは更に付加的流れ横断面積を設けるのが良
く、このことは前記ボデー内に凹まされ水平方向
乃至垂直方向に延びる幾つかの平行割溝を前記側
表面に形成せしめるか又は類似に形成された接触
側面間の内部連接する垂直方向及び水平方向流れ
案内スペースを提供するための交差割溝セツトと
して前記側表面を形成することによつて達成出来
る。
前述の平行六面体形状のブロツクが海洋構造物
内又は上に配置されその正面に移動海水が衝突す
る場合には単位時間当り大量の海水をして極めて
低い水圧ヘツドのもとで前記通路又は複数個の導
管に沿つて搬送せしめることが可能であり、一方
前記割溝は海流を横方向に分配することが出来
る。かくしてこのようなブロツクの列をその正面
が移動海水の供給源に向くようにし、その側面が
接触する関係で組立てられる時には、極めて大量
の海水搬送を低いヘツド損失で行なうことが出
来、この搬送量は連続する全体的に平面状の側面
間の流れによつて増大し、後面から流れ出す海流
は前記通路又は導管の横断面よりも大きな面積に
わたつて分布する。
従つてこのようなブロツク列は比較的に小さな
石又は極めて荒い砂利から構成される荒石床防波
堤に打ちくだける海水の流れを指向させ、分配さ
せるのに有利に用いることが出来る。このことは
密に配置したブロツクをしてその前表面が海水に
向きその割溝面が透過性荒石体に向くように組立
てることにより全海床表面を防護被覆層で覆うこ
とにより達成することが出来る。極めて透過性に
富んだ床構造として積み上げられたこれ迄使用不
可能だつた団塊を用いることによりしかもこれら
が洗い流される危険を伴なわないで優秀なエネル
ギー散失作用を得ることが出来る。尚このような
防護被覆がなければ前述の海床は単の2、3の大
きな波が押し寄せただけで破壊されてしまうであ
ろう。
前述の考え方によるブロツクの別の便利な使用
方法はブロツクを密に連接したユニツトからなる
ストリツプとして配置し、荒石マツトの露出領域
を被覆した時に流れを拘束するバリア層として利
用する方法であり、このようなバリア層はコンク
リート防波堤のケーソンを海床上にセツトする前
に該海床上に敷き延べられるものである。ブロツ
クを採用するにあたつて導管が低い穿孔率を備え
るか、部分的に阻止されるようにすると、特に先
端における負圧の増大を伴なうことなく、マツト
材料内に周期的に流入する海水の噴入量を減少す
ることが可能であり、かくて誘起される上昇力の
大きさを効果的に減少させることが出来る。
以下付図を参照して本発明の好ましい実施例を
例示の意味でより詳細に説明する。
付図を参照すると、本発明に係るバラス部品を
内蔵している水平方向に延びた防波堤10は幾つ
かの類似セクシヨン10a,10b,10c,1
0d………を有しており、これらは海床12上に
堆積された荒石マツト層11上に端部と端部を接
する関係で配置されている。各セクシヨンは上向
き開口ボツクス乃至ケーソンとして形成された強
化コンクリートの一体打ち込みボデーを有してお
り、該ボデーは穿孔された直立正面壁13、直立
後面壁14及び直立端部壁15と、短かい突出フ
ランジ17,18を備えた水平方向底部壁16と
を備えている。前記正面壁は極めて多数個の規則
正しく配置された噴流形成及び案内孔19によつ
て穿孔されている。前記孔19は正面壁中を開口
する溝として構成されており、これにより前記直
立壁間に画成されたチヤンバ21から又は海水が
自由に搬送されることを許容されている。
第2図に示されるように、類似の平行六面体部
品23の単層又は複層として構成されたバラス群
22は、例えば1mの如き所定の距離だけ正面壁
から隔置され、例えば3mの如く幾分大きな距離
だけ後面壁から隔置されて底部壁16上に支持さ
れている。第5図乃至第11図を参照すると、貫
通通路24が前表面25内に開口するとともに各
部品23の相対する後表面26内にも開口してい
る。
前記後表面26はそれに凹まされた割溝27を
備えており、該凹みは部品内に一様な深さをなし
て延びるとともに、一端が上側表面28内に開口
し、他端が部品の下側又は底部表面29内に開口
している。前記割溝27は後表面の少なくとも約
30%〜80%が凹まされるような幅を備えており、
後表面に垂直な平面上で測定した割溝横断面積が
部品中を延びる全通路又は導管の横断面積の約1/
6〜約1/3の間にあるような深さを備えている。
各ケーソンのその海床設置現場上における安定
性を保証するために前記底部壁16上に定置する
バラス負荷の大きさ及び位置は第1,2,3及び
11図に示す如く撹乱力及びそれらのケーソンに
対する作用点を考えることにより正確に計算する
ことが出来る。例えば、波によつて生ずる水平力
及び上昇力によつて増大させられる瞬間的転倒モ
ーメントはケーソン重量、上昇チヤンバ水及びバ
ラスのための垂直負荷とともに第3図の如くダイ
ヤグラム化出来る。防波堤の海側から予想される
最大波力が10秒の周期で波山から波谷迄の高さが
12mのスラスト力に相当するということが知られ
ている場合には前記正面壁及び後面壁の内側に作
用する瞬間的全水平力は波動位相に対してプロツ
トした第4図のそれぞれのカーブ30及び31に
よつて予測することが出来る。ダイヤグラム図に
おいて横座標のゼロ点は波頭が正面壁に到達した
瞬間をあらわしている。
力の分布は正面及び後面壁の垂直表面上に作用
する単位スラスト力ベクトルの分布を包絡した不
等辺四角形外形線32及び33によつて示すこと
が出来る。特定の波に対する正面壁における平均
海面(MSL)におけるピーク水平力は例えば6
トン/m2であり、後面壁におけるサージ圧力は8
トン/m2であり、後者圧力は正面壁ピークよりも
3秒後に最大値を有する。水平力は海側の最高水
線34において、かつ後面壁における最大サージ
波頭ライン35においてゼロとなる。前記水平力
は正面フランジ17に近接する足部では約2.6ト
ン/m2に減少し、後面壁14に近接するチヤンバ
においては約4トン/m2へと減少する。
任意の瞬間においてケーソン構造体上に作用す
る組合せ水平方向力は複合カーブ38によつて示
す如く、波動角度が約180゜になつた時最大値に
到達し、このようなピークによる転倒モーメント
は容易に見出すことが出来る。加えるに、本質的
に透過性の荒石マツト11上に作用する静水圧力
はカーソン下の海水を噴射し、分布ベクトル力の
包絡外形線39によつて図式化される如く底部壁
16及びフランジ17,18の下側で上向きに作
用する分布上昇力が誘起される。ベクトル和はチ
ヤンバ幅の前方の1/3の部分内に作用する単一力
T1によつて表示することが出来る。
ケーソンの浸積重量はほぼ幅中央点に作用する
単一垂直力T2によつて表示することが出来る。
付加的垂直負荷がチヤンバ内の過上昇水即ち
MSL上に瞬間的に上昇した海水によつてチヤン
バ底部上に負荷され、この負荷力は単一ベクトル
力T3によつて表わされる分布ベクトルユニツト
力の外形線40によつて示される。チヤンバ水面
がMSL線以下の場合には上昇成分が表示されな
ければならない。
全ての波動角度を通しての全てのこれらの時間
変動力を適当に考えることにより、特定の安全係
数FSを満足するのに必要な所要バラス力は例え
ば単一垂直負荷力T4として決定することが出来
る。このような負荷はケーソン長さ当りの必要負
荷として表わすのが便利であり、約20トン〜50ト
ン又はそれ以上の範囲に存在する。このような負
荷はチヤンバ底部壁の中央1/3幅部分内に向けら
れるのが好ましい。何故ならばケーソンの安定性
改善はバランス荷重の偏心度の減少と相関がある
からである。地震が予想される地域においてはバ
ランス負荷は幅中央地点近くに向けられるべきで
ある。バラスの計算に当つては考慮すべきは部品
の浸積重量であつて、部品の構造及び配置に当つ
ては又溝開口19中を経ての海水の噴流による水
平力を考慮しなければならないということに注意
が必要である。ここに海水の噴流は30m/秒を越
える可能性のある速度を有するこのような流れに
対処するバラス部品を変位させたり転倒させる傾
向を有している。
特に第5図を参照すると、好ましい形態のバラ
ス部品23は好ましくは長方体又は立方体の角柱
状一体打ち込みコンクリートからなる中空ブロツ
クである。コンクリートは約2.4の密度であるの
で正味の浸積密度は1.4に低下する。典型的な部
品は側辺が1m〜2m又はそれ以上の立方体であ
る。正面壁13が約25%〜35%の穿孔率を備え、
各溝が約1mの直径を有している時に、これらの
寸法は波動エネルギを案内される流れの運動エネ
ルギに転換するのに最も高い効率を保証すること
が判明している。ここに通路24の最小横断面積
は前述の比率より少なくない前表面25の穿孔比
率を示すものであるべきである。従つてこのよう
なブロツクの有効浸積重量は1トン〜12トン又は
それ以上の範囲にある。側辺が1.7mの好ましい
ユニツト形態バラスは約5トンの重量を備えてお
り、1m当りの重量は約2.8トンである。
海水の大量移送に対する悪効果を減少させるた
めに群22は噴流を出来るだけ阻害しないように
するべきであり、かくて通路24又は平行導管と
して形成された通路の群の面積は流れ横断面積に
適合するかこれを越えるべきであり、通路は海流
と平行に整合されるべきである。従つて最適形態
の寸法は部品の前列がサイドバイサイド状の接触
する連続関係において配列されるようになつてい
るべきであり、この場合各溝19はそのの軸線が
それぞれの通路24と全体的に同軸をなすか又は
同心をなしている。別法として、第7図に示す如
く正面面積の30%〜40%又はそれ以上の結合横断
面積を有する多数個の平行貫通導管24′を備え
た部品を採用することが出来る。
第2図及び第4図から明らかな如く、縦列内に
はかなりの数の部品があり、海流が案内さる一連
の通路による摩擦ドラグ力は流れを顕著に阻害す
る可能性がある。加えて海水が後面壁14に向け
て排出されることは更にそのような流れを阻害す
る。本発明に係るバラスは各通路24又は導管2
4′の幾つか又は全てと交差する垂直方向に延び
る割溝27を設けることによりこれらの阻害因子
を避けており、かくてチヤンバへの噴射流は自由
に上向きに分布され、海水がチヤンバ内に流れ込
む間に縦列に沿つての速度は徐々に減少する。逆
にチヤンバ水の流出は容易にされる。
層をなしての積み上げを容易にするには一般的
に言つて立方体又は長方形部品が好ましいが、第
8図に示される如き角柱形態が有益である。この
形態においては前表面及び後表面25,26は平
行であり、上部及び底部表面28,29に対して
直角以外の角度例えば60〜80゜の角度をなして傾
斜している。尚この傾斜角度は(図示せぬ)好ま
しい積層形態が上向きかつ後向き傾斜正面を備え
ることが望まれる場合に特に望ましい。
部品の会合表面の幾つか又は全ては各交差表面
に関して約45゜で斜切することによつて斜切端部
42で示す如く取扱い中における部品の耐久性を
向上するのが好ましい。斜切部分は第9図に示す
如く更に強調して上部表面28及び前表面25を
広い斜切表面42′による顕著に減少させること
が出来る。尚斜切表面は貫通通路24と部分的に
交差している。斜切表面42′及び側表面40又
は41の会合端部は42″の如く更に斜切されて
いる。このような部品は第11図の如く他の立方
体部品とともに用いて傾斜正面を備えた積層を形
成したり以後述べる荒石防波堤のために用いるの
が有益である。
第7,10,12,14及び15図を参照する
と、前記部品はその前表面25にその境に沿つて
穿孔して側方及び上方及び下方表面の幾つか又は
全てに部分的導管24′を形成することが出来、
かくてそのような部分的導管を対面させた密に連
接した部品列が付加的横断面流路を提供するよう
に出来る。前記部分的導管は導管24′と同一方
向に延びることも出来るし、導管24′と直角を
なして延びることも出来る。第12図に示す如
く、側表面40,41にはそのような部分的導管
を交差配置して後表面割溝27によつて与えられ
るのと同等の垂直方向流れ分布を提供することが
出来る。
本バラス部品は防波堤の正面壁に近接する荒石
マツト上に堆積して、第11図に示す如く底部壁
16下に射出される海水の体積を減少させる手段
として用いるのに有用である。多かれ少なかれ連
続的に敷設されたブロツクのシートは波頭の静水
圧ヘツドのもとで海水が荒石層11内に下向きに
流れ込むのを減少させ、以つて上昇力の大きさを
減少させるのに役立つている。この効果は部品内
の導管の有効横断面積を減少させるばかりでなく
近接する部品間の間隙面積を減少するべく比較的
に細かい荒石バラスがブロツクのシート上に堆積
される時に特に有効である。同時に正面フランジ
17近傍の海床が最大波の防波堤への衝突により
削り取られることも防止される。
第11図に示す如く、本バラスは又保護された
礁湖乃至港100の換水作用を提供する型式の防
波堤においても有用であり、この場合防波堤は幾
つかの貫通溝119が後面壁中を開口してチヤン
バ21からの海水を周期的に礁湖乃至港内に噴射
する作用を行なう。海側120からの海水の横方
向流れはほとんど速度の減少を伴なうことなく後
部壁に向けてかつ溝119を経て案内され、かく
てこのような海流案内バラスを備えていない防波
堤と比較して任意の波動周期内における噴射体積
の増大がもたらされる。
本発明に係るバランス部品23の特性はこれら
の多数個を第13図の110で示す荒石床の調整
表面領域上に防護被覆層として装着する時に特に
有利である。このような荒石床防波堤は主たる体
積芯部分111として比較的細かい団塊を有して
いるが、この団塊はこれ迄防波提の構築には不適
当と考えられてきたもので、例えば荒砂及び砂利
であり、これらは海中の深度の深い現場において
海床12上に積み上げられ、これらの材料の自然
な安息角を持つた傾斜表面を備えた上部平坦床と
して形成される。例えば通常乾燥重量が1トン以
下の荒石及び玉石の如き中型寸法の極めて透過性
に富んだ石からなり100Kgより小さな岩石を含ん
でいる外側堆積層112が5〜12mの厚味の層と
して形成される。この堆積層は適当なスクレーパ
又はそりをひきずることによつて平滑化され、傾
斜113,114の如く海に向けて下向きに又陸
に向けて下向きにそれぞれ傾斜する全体的に平面
状の表面が提供される。これらの傾斜表面は海水
中に堆積される荒石の安息角よりも幾分小さな傾
斜角度を以つて海床に対して安息するような形状
をなしている。
部品の4面上において設けられ前表面25と交
差する限界部分導管24″を含む複数個の貫通導
管24′を形成しているのが好ましい部品23は
堤本体の両側におけるエプロン115,116と
して海床上に敷設される。このようなエプロンは
採用する部品の単位重量に応じて一層以上の層を
有することが出来る。
本部品は第14図に示すように敷設することが
出来るが、同図においては部分的導管24″は相
対して符合し、導管124を形成している。別法
として幾つかの側面を第15図に示す如く近接す
る側表面と噛み合わせて散失流の力のもとでの変
位に対する抵抗力を増大させることも出来る。。
このような部分的噛み合いを作ることによりこれ
ら限界部分導管の有効横断面積は減少されるが、
該導管は噛み合うも符合124′の如く他の特定
の部分的導管の横断面積を広げることになる。
密に配置されて接触関係にあり、各部品の割溝
の後表面26が石堆積物112に向けられている
該部品の防護被覆部材は該堆積物の格子間に入り
込む移動海水の最適分布を与える。破砕波が海側
の傾斜部に近付くにつれて、大量搬送作用により
余剰流はバランス部品を通つて高度に空気を含有
し、高度の噴流となつた流れとして搬送され、玉
石間の開口に自由に進入し、波動運動のエネルギ
を熱に変換しながら該玉石間を流れる。前記該割
溝27は海流を効果的に展延させる。潮が後退す
ると、海流は外向きかつ下向きに自由に流れ、堆
積物112を形成している石に対する進行速度よ
りも十分低い速度を有し、バラス部品を上昇させ
るには不十分な速度の大体積うねりとして流出す
る。かくて芯部及び石堆積物の材料は如何なる瞬
間においてこれらを変位させることの出来る集中
流れにはさらされず、防波堤は安定に存立するこ
とが出来る。
これ迄は移動海水の力に耐えるようにするため
には20トン又はそれ以上の程度の大きな石が防護
被覆として必要とされてきたが、前述のコンクリ
ート部品は例えば2トン〜14トンの間の比較的軽
量のものとすることが出来る。この構造体の経済
性及び耐久性は該構造体列が移動水のエネルギを
効果的に散失する能力と直接関連している。
第16図に示す荒石床防波堤の別の形態におい
ては一つの平坦上部と傾斜した海側スロープ部分
のみが用いられているが、該防波堤は石堆積物上
にランダムに積み上げられたバランス部品のエネ
ルギ散失能を利用している。このような構造は一
般的に言つて耐久性を保証するために大きな単位
面積当りのバラス重量を必要とする。しかしなが
らランダム配列で良いので安価かつより迅速な敷
設作業が可能となる。
まず海床材料を早期に保護しておいて、後に部
品を持ち上げ置き直すことによつて第13図の防
波堤を形成することは第16図の構造を利用する
ことによつて常に可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて各セクシヨン内に敷設
したバラスを備えた水平方向に延びた防波堤の部
分的に切り取つて示せる正立面図、第2図は第1
図に示すケーソン内を眺めた斜視図であり、2層
バラス階層を拡大尺度で示している。第3図は1
つのセクシヨンに対する波動により誘起された
力、サージ力、デツドウエイト及びバラス荷重の
関係を示す図、第4図は単一周期の波の波動力と
位相角度との関係を示す図、第5図は第2図の防
波堤の噴流案内溝に関してバラス部品を一部断面
で示す側立面図、第6図は第1図のバラスの単一
層のバラスユニツト群の拡大尺度で示せる斜視
図、第7図は複数個の流れガイド導管を備え、一
対の表面に水平方向割溝が形成されている別の形
態のバラス部品の斜視図、第8図は前表面及び後
表面が上部及び底部表面に対して直角以外の角度
をなして傾斜した平行六面体の斜視図、第9図は
前表面が強く斜切された別のバラス部品を示す
図、第10図は単一通路及び垂直方向に割溝を付
けられた側壁とを備えた別の部品の部分的斜視
図、第11図は第1図の防波堤の線11−11に
沿つての平面で切断した垂直方向横断面を示す立
面図であり、立方体及び斜切両ブロツクからなる
バラスを示すとともにバラスの被覆によつて荒石
マツトを防護している状態を示している。第12
図は相対する表面対に交差する水平方向及び垂直
方向割溝を形成した修整バラス部品の側立面図、
第13図はバラス部品を規則正しく配列して形成
した防護被覆を備えた荒石床防波堤の一部垂直方
向断面を取つて示せる斜視図、第14図及び第1
5図は第13図の如き防波堤の被覆を形成する部
品の別の群成構造を示す図、第16図は部品をラ
ンダムに配置した荒石床防波堤の海に面するスロ
ープの別の防護被覆を示す図である。 10……防波堤、10a,10b……セクシヨ
ン、11……荒石マツト層、12……海床、13
……正面壁、14……後面壁、15……端部壁、
16:底部壁、17,18……フランジ、19…
…案内孔、21……チヤンバ、24……貫通通
路、25……前表面、26……反対側表面、27
……割溝、28……上側表面、29……底部表
面、40,41……側表面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量が約1トン〜20トンの間にある6側面ボ
    デーを有する海洋構造物に用いる中空ブロツクに
    おいて、前記ボデーはその一表面から該表面と反
    対側の表面までほぼ一定の断面積を有してブロツ
    クを貫通して延びる少なくとも1つの通路を有
    し、また互いに平行をなしかつ前記一表面と交差
    する第1の1対の側表面と、互いに平行をなし前
    記第1の側表面と垂直をなし、かつ前記一表面と
    交差する第2の1対の側表面とを備えており、前
    記反対側表面は割溝を凹ませて備えており、前記
    割溝は前記少なくとも1つの通路と交差し、かつ
    前記第1の1対の側表面または第2の1対の側表
    面と交差しており、前記第1、第2の側表面は少
    なくとも部分的に前記6側面ボデーを構成する平
    面内に配置されていることを特徴とする中空ブロ
    ツク。 2 特許請求の範囲第1項に記載の中空ブロツク
    において、前記一表面及び前記反対側表面は全体
    として互いに平行をなしており、かつ前記割溝と
    交差している一対の側表面に対して直角以外の角
    度をなして傾いていることを特徴とする中空ブロ
    ツク。 3 特許請求の範囲第1項に記載の中空ブロツク
    において、前記ボデーは六面体であり、全ての表
    面が交差表面に対して全体的に垂直をなしている
    ことを特徴とする中空ブロツク。 4 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項の
    いずれか1項に記載の中空ブロツクにおいて、前
    記少なくとも1つの通路は互いに平行をなして延
    びる複数個の導管を有しており、前記割溝は前記
    導管の少なくとも幾つかと交差していることを特
    徴とする中空ブロツク。 5 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項の
    いずれか1項に記載の中空ブロツクにおいて、前
    記少なくとも1つの通路の全横断面積は約0.2m2
    と1.5m2の間にあり、前記少なくとも1つの通路
    は円形、長円形及び多角形からなる外形線から選
    択された横断面外形線からなる単一の導管を有し
    ていることを特徴とする中空ブロツク。 6 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項の
    いずれか1項に記載の中空ブロツクにおいて、前
    記少なくとも1つの通路の全横断面積は約0.2m2
    と1.5m2の間にあり、前記少なくとも1つの通路
    は互いに平行をなして延びる複数個の導管を有し
    ており、前記割溝は前記導管の少なくとも幾つか
    又は全てと交差しており、前記導管の全ての結合
    横断面積は前記一表面の面積の約20%と35%の間
    にあることを特徴とする中空ブロツク。 7 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項の
    いずれか1項に記載の中空ブロツクにおいて、前
    記ボデーは一体の流し込みコンクリート構造体と
    して形成されており、前記第1、第2の側表面は
    前記6側面ボデーを構成する平面より内側に凹ん
    だ領域を有することを特徴とする中空ブロツク。 8 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項の
    いずれか1項に記載の中空ブロツクにおいて、前
    記ボデーは厚肉壁のプレカストコンクリートチユ
    ーブとして形成されており、該ボデーは前記チユ
    ーブのまわりに打ち込まれたコンクリート塊片を
    備えており、前記第1、第2の側表面は前記6側
    面を構成する平面より内側に凹んだ領域を有して
    いることを特徴とする中空ブロツク。 9 特許請求の範囲第1項又は第3項に記載の中
    空ブロツクにおいて前記少なくとも1つの通路が
    互いに平行関係をなして延びる複数個の導管を有
    しており、前記導管の幾つかは前記表面の少なく
    とも一対の表面内に開口していることを特徴とす
    る中空ブロツク。 10 直立正面壁、直立後面壁、一対の直立端部
    壁及びこれら直立壁に一体に接続された平面状底
    部壁を備え防波堤の単位セクシヨンを形成し、前
    記正面壁は水平方向軸線を備えた多数個の噴流形
    成溝によつて穿孔されている型式のコンクリート
    ケーソン用バラスにおいて、前記バラスは重量が
    約1トンと20トンの間にある類似の寸法及び形状
    の一群の平行六面体ボデーを有しており、各前記
    ボデーはその直線で囲まれた一表面から該表面と
    反対側の表面までほぼ一定の断面積を有してブロ
    ツクを貫通して延びる少なくとも1つの通路を有
    しており、該ボデーの2対の側表面は直角をなし
    て会合しており、前記反対側表面は内部に割溝を
    凹ませて備えており、前記割溝は前記少なくとも
    1つの通路と交差しかつ前記2対の側表面のうち
    の一対と交差しており、前記ボデー群は前記正面
    壁及び後面壁の間で横列及び縦列をなして前記底
    部壁上に配置されており、同一縦列の各ボデーの
    前記少なくとも1つの通路は前記正面壁の溝軸線
    と平行に整合されており、全ボデーの前記割溝は
    鉛直方向に向けられていることを特徴とするコン
    クリートケーソン用バラス。 11 特許請求の範囲第10項に記載のコンクリ
    ートケーソン用バラスにおいて、前記少なくとも
    1つの通路は全体として前記ボデーの横断面上に
    中心を有する0.2m2から1.5m2の横断面積を備えた
    単一導管を有しており、前記正面壁の溝の間隔及
    び位置と前記ボデーの寸法形状とは、該溝の軸線
    が前記バラスの整合された通路の沿つて延びるよ
    うに選ばれていることを特徴とするコンクリート
    ケーソン用バラス。 12 特許請求の範囲第10項に記載のコンクリ
    ートケーソン用バラスにおいて、前記ボデーは密
    に接触する連続関係で横列及び縦列からなる少な
    くとも1つの層として組立てられており、正面壁
    に最も近い横列は前記正面壁から所定の距離だけ
    隔置されており、前記後面壁に最も近いボデーは
    前記所定の距離よりも大きい距離だけ該後面壁か
    ら隔置されていることを特徴とするコンクリート
    ケーソン用バラス。 13 特許請求の範囲第10項に記載のコンクリ
    ートケーソン用バラスにおいて、前記ボデーは2
    つ又はそれ以上の積み重ね層として組立てられて
    おり、該一層のボデーは密に接触する連続状態関
    係を以つて横列および縦列をなして配置されてお
    り、下側ボデーの割溝とその上に重ねられたボデ
    ーの割溝とは垂直方向に整合されており、正面壁
    に最も近い横列は前記正面壁から所定の距離だけ
    隔置されており、前記後面壁に最も近いボデーは
    前記所定の距離よりも大きな距離だけ該後面壁か
    ら隔置されていることを特徴とするコンクリート
    ケーソン用バラス。
JP1132879A 1978-12-15 1979-02-02 Hollow part for marine structure Granted JPS5581915A (en)

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