JPS61176708A - 光反射性滑り止め舗装体 - Google Patents

光反射性滑り止め舗装体

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JPS61176708A
JPS61176708A JP60015345A JP1534585A JPS61176708A JP S61176708 A JPS61176708 A JP S61176708A JP 60015345 A JP60015345 A JP 60015345A JP 1534585 A JP1534585 A JP 1534585A JP S61176708 A JPS61176708 A JP S61176708A
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pavement
slip
light
silicon carbide
base
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JP60015345A
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誠 土井
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Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光反射性にすぐれた滑り止め舗装体に関する
更に詳しくは、多数の炭化けい素粒で表面を粗面にした
光反射性、滑り止め性のすぐれた舗装体に関するもので
ある。
滑り止め舗装は、交通事故を防止するため、スリップ事
故のおこしやすいところに広く採用されている。そして
、人の歩行路に対しても、雨の中のスリップ事故を防止
するため、いたるところに滑り止め舗装が採用されてい
る。また、工事現場では、覆鋼板の上にも滑り止め舗装
を行っている。
更には、工場等の構内、作業場等の通路、床等でも実施
されている。更にまた、船舶では甲板、通路に滑り止め
舗装を行っている。
これらの滑り止め舗装には、いろいろの種類があるが、
比較的薄層ものでは、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂
、歴青変性エポキシ樹脂、歴青質     “性ポリウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂、メタアクリレート樹脂
等の反応性結合材あるいは歴青系混合材を用いて、路面
あるいは下地上に堅硬な骨材、例えばエメリー、陶磁器
粒、シリカサンド、砕石等、あるいはこれらの着色物を
結合させ、表面を粗面にしている。これらの滑り止め舗
装は、滑り止め機能、更には着色によるカラー効果をプ
ラスした機能等を有するが、光反射性の機能を′有して
いない。また、ジノパール(商品名、石灰石系人工骨材
)のように、白色で明色の骨材があり、通常の石灰石等
の砕石より光反射性のよい骨材もあるが、実際に使用し
た場合にその光反射性が十分でなく、また耐摩耗性も十
分でない欠点を持つている。光反射性を有するものとし
て、道路標示等に使用されるトラフィックペイントに混
入するガラスピーズがあるが、滑り止め骨材としては不
適当である。
、すなわち、従来の滑り止め舗装では、光反射性と滑り
止め性にすぐれたものが未だ開発されていない。
本発明は、光反射性と滑り止め性にすぐれた滑り止め舗
装体を提供するものである。
本発明は、一部分を露出し他の部分は結合材層に埋込ま
れた多数の炭化けい木粒により表面を粗面にした結合材
層を基盤上に設けたことを特徴とする光反射性滑り止め
舗装体を要旨とするものである。
本発明の光反射性滑り止め舗装体を図示実施例によって
説明する。
第1図及び第2図は、夫々本発明の光反射性滑り止め舗
装体の1実施例を示す舗装構造の断面図である。
図において、(1)は基盤であって、本発明の滑り止め
舗装を施す下地となる基盤である。例えば、既設の歴青
舗装体、コンクリート舗装体等の上に光反射性滑り止め
舗装を実施する場合は、既設の歴青舗装体、コンクリー
ト舗装等が基盤となる。
覆鋼板上に光反射性滑り止め舗装を実施するときは、糧
鋼板が基盤となる。歩道橋の床板上に光反射性滑り止め
舗装を施工するときは、その床版が基盤となる。また工
場などの構内の通路、床等の上に光反射性滑り止め舗装
を実施するときは、通路、床等が基盤になる。船舶の甲
板、通路の床板等の上に光反射性滑り止め舗装を実施す
るときは、甲板、通路の床版等が基盤となる。
(2)は結合材層であって、基盤(11の上に直接ある
いは適切なプライムコート、タックコート等の接着層(
3)を介して結合している。
結合材層(2)を構成するものとしては、結合材のみの
もの、結合材にフィラー、顔料、骨材等を混合したもの
などである。この結合材には、いろいろの材料が使用で
きる。例えば、上述したエポキシ樹脂、ポリウレタン樹
脂、歴青変性エポキシ樹脂、歴青変性ポリウレタン樹脂
、ポリエステル樹脂、メタアクリレート樹脂等の反応性
結合材を用いることができる。そのほかポリウレタン変
性アクリレート樹脂、ポリアクリレート樹脂等も使用で
きる。また、これらの塗、料や、スチレン・ブタヂエン
共重合樹脂、アルキッド樹脂(メラミン樹脂やフェノー
ル樹脂で変性した)等の塗料も使用できる。更に、合成
ゴムと合成樹脂とを主成分とする塗料等も使用できる。
その他、ゴムラテックス、高分子重合体ラテックス等を
混合したラテックス入り歴青乳剤、歴青乳剤、ゴム、高
分子重合体等で改質した歴青乳剤、カットバックタイプ
歴青物、ゴム、高分子重合体等で改質したカットバック
タイプ歴青物、ゴム、高分子重合体等を混和した歴青物
、熱可塑性樹脂系結合材等がある。これらの結合材は、
常温施工に適したもの、加熱施工に適したもの、常温施
工ないし加熱施工に適したものなどがある。
(4)は炭化けい木粒であって、多数の炭化けい木粒(
4)(4)・・・・・・を結合材層(2)の上部に適宜
粒子の一部分が顔を出し他の部分が結合材層(2)内に
埋めこまれた状態に配置結合して、結合材層i21の表
面を粗面にしている。この炭化けい木粒(4)は、第2
図のように、結合材層(2)の内部にまで混入しておく
こともできる。
本発明で使用する炭化けい木粒(4)は、セラミックス
の炭化けい素を主成分とする黒色の粒子であって、研削
材、耐火物の原料等に使用されているものである。通常
、粒径3〜1朋程度のものから更に細粒のものまで、粒
径によって区別され、幾種類もの製品が市販されている
。これらの炭化けい木粒(4)は、強度、硬度、耐熱性
、耐火性、化学安定性、耐摩耗性等にすぐれている。硬
度はモース硬度で約9.5あり、エメリー、シリカサン
ド等に比べ遥かに硬く、また耐摩耗性にすぐれている。
また、光反射性にすぐれ、炭化けい木粒(4)に光をあ
てると反射し、キラキラ光る性質がある。この光反射性
を利用するには比較的粒径の太きいものを用いるのが好
ましい。通常、粒径9.2mm以上のもの、好ましくは
0.51111以上のものを用いる。
本発明の光反射性滑り止め舗装体は、従来公知の方法で
施工することができる。
例えば、基盤(1)の上に、直接あるいは接着性を゛良
くするためプライムコート、タンクコート等の接着層(
3)を塗布した後、結合材の所要量を一様に散布塗布す
るか、適当な方法で一様に敷きならして結合材層(2)
を形成し、結合材が反応硬化しないうちに、あるいはホ
ットメルトタイプのものでは熱いうちに、あるいは溶液
タイプやエマルジョンタイプでは結合力があるうちに、
炭化けい製粒(4)の所要量を結合材層(2)の上面に
対して一様に散布し、必要ならばその上を軽く転圧する
。そして結合材が反応、冷却、揮散、分解等により十分
に結合力を発揮して硬化あるいは固化すれば、本発明の
表面に粗面を有する光反射性滑り止め舗装体が形成され
る。上記の結合材には、骨材、顔料、フィラー等を混入
しておくこともできる。
また、結合材に炭化けい製粒(4)(4)・・・・・・
を単独で、あるいは骨材、顔料、フィラー等と適宜組合
せて添加混合し結合材゛混合物を造り、該結合材混合物
を基盤(1)上に、あるいは基盤(1)上にプライムコ
ート、タックコート等の接着14J (31を塗布した
上に、一様な厚さに敷きならし、これを結合材層(2)
とし、必要に応じてその表面に炭化けい素粒子41f4
)・・・・・・を散布して埋めこみ(この場合も必要に
応じ転圧する)表面を更に粗面とし、結合材層(2)の
結合材を硬化あるいは固化させて本発明の光反射性滑り
止め舗装体を形成することができる。上記において、結
合材が一成分型のものも、二成分型のものもある。また
、常温で施工するものも、加熱施工するものもある。ま
た炭化けい製粒(4H4)・・・・・・の散布も、常温
散布の場合も、加熱しておいて散布する場合もある。加
熱散布は、冬季等の低温時の施工には結合材の硬化、固
化等を助は接着を改善するので必要に応じ適用すること
ができる。
本発明の光反射性滑り止め舗装体はぐ上述のように基盤
(11の上に多数の炭化けい製粒(4)(4)・・・・
・・によって表面を粗面にした結合材層(2)を結合一
体化して構゛成されている。
そのため、昼間太陽光線が舗装面にあたると、表面に出
ている多数の炭化けい製粒(4)+4)・・・・・・に
よって光が反射されるので、舗装体の表面がキラキラ・
光る。本発明の舗装体を道路上に施工して実測したとこ
ろ、40〜5Qm手前の地点ですでに一見ガラスの破片
が散乱しているように光って見えた。
また、夜間でも、車のヘッドライトにより同様の効果が
あった。このように光反射性が良いため、これを道路面
に施工すると、車のドライバーが施工した路面を走行す
る遥か手前からこの存在に気づき、心理的に安全運転を
するようになる。また、路面が明るくなるので、運転し
やすくなる。その上、路面は滑り止め性にすぐれている
ので、運転が安全になり、交通事故防止効果が犬となる
。更に、街灯、日光等によっても路面が光るので、路面
が明るくなり照明効果を向上させるので、歩行が容易に
なる等のすぐれた効果、実益を有するものである。
次に、実施例によって本発明を説明する。
実施例 1 既設のアスファルト舗装面に、常温硬化型二成分系アス
ファルトエポキシ樹脂 コールカットR(8瀝化学工業
製品、商品名)を100m’当り150に9の割合で一
様に散布し、ついでその上から炭化けい製粒 デンジツ
ク(昭和電工製、商品名)(粒径3〜1 mm ) 7
00に9を一様に散布し敷きならす。
ついで軽く転圧し、コールカッ14を硬化させて光反射
性滑り止め舗装体を形成した。
コールカットFLの硬化後交通開放したが、滑り止め性
にすぐれていると共に、この舗装体は、昼間には表面に
露出した炭化けい製粒が太陽光線により乱反射してよく
光り、40〜5Qm手前より一見してガラス破片が散乱
しているように光って見え、また夜間でも、車のヘッド
ライトにより同様の効果があった。
実施例 2 既設のアスファルト舗装面に、弁柄で着色した二成分系
エポキシ樹脂加重置部に炭化けい木粒帥重量部を混合し
た結合材混合物を厚さ約5朋になるよう一様に撒きなら
し、この上に炭化けい製粒を約5 /C9/ m’散布
して軽く転圧し、エポキシ樹脂を硬化させて本発明の光
反射性滑り止め舗装体を形成した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、何れも本発明の光反射性滑り止め
舗装体の実施例を示す舗装構造の断面図である。 図において、(1)は基盤、(2)は結合材層、(3)
は接着層、(4)は炭化けい木粒である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一部分を露出し他の部分は結合材層に埋込まれた多数の
    炭化けい素粒により表面を粗面にした結合材層を基盤上
    に設けたことを特徴とする光反射性滑り止め舗装体。
JP60015345A 1985-01-31 1985-01-31 光反射性滑り止め舗装体 Expired - Lifetime JPH06104964B2 (ja)

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