JPS611753A

JPS611753A - 耐火板

Info

Publication number: JPS611753A
Application number: JP12094184A
Authority: JP
Inventors: 萩原　忠治; 山本　徳雄; 星加　光一; 増田　定泰; 飯塚　幸治
Original assignee: Takenaka Komuten Co Ltd
Current assignee: Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date: 1984-06-12
Filing date: 1984-06-12
Publication date: 1986-01-07
Also published as: JPH0433936B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、間仕切壁や天井壁などに用いられる耐火性な
らびに断熱性にすぐれた耐火壁に関−−−する。

〔従来の技術〕

上記耐火壁は、石膏プラスターで作製した耐火板を並設
して構成され、火災発生時における延焼を防止する上で
有効な役割を果たしているのであるが、耐火壁の一部箇
所から火が噴き出し、それに伴って大火災に発展すると
いったことも見られ、未だ改善の余地があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上記の点に鑑み、種々の考究に基いて耐火壁
の耐火性能をより一層向上させよう即ち、加熱実験を行
った結果、耐火板夫々において、高温で加熱されるに伴
い、収縮作用を受け、耐火板自体に亀裂が発生したシ、
耐火板どうしの目地部ＫｒＩＪ間が発生することを見出
すに至り、殊に、近年では、化粧板などの室内装飾品に
１燃えやすくて高温ガスを発生しやすい合成樹脂材料が
多用され、どうしても高温で加熱される機会が多く、耐
火性能の低下が目立つ要因になっていると推察されるに
至りたの′Ｃある。

上述考究の結果に基き、本発明の耐火壁は、前述問題点
を解決するために、耐火板の周部またはそれの分割耐火
板の周部に、板面に沿う方向に膨張する加熱膨張層を付
ｉするという手段を採用する。

〔作　用〕

耐火板や分割耐火板夫々が高温加熱に伴って収縮作用を
受けても、その収縮を吸収するように加熱膨張層が膨張
するのである。

〔効　果〕

したがって、耐火板自体の亀裂発生や目地部での隙間発
生を抑制防止でき、耐火性能をよシ一層向上できるよう
になった。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を例示図に基いて詳述する。

耐火板＋１１の全周に加熱膨張層（２）が付設され、そ
れら耐火板（１）・・が、目地部に耐熱性シール材（３
）を介在させて並設され、間仕切壁や天井壁などの耐火
壁が構成されている。

前記加熱膨張層（２）は、未焼成のひる石（ｖｅｒｍｌ
ｃｕｌｌｔｅ　）を混入した石膏プラスターで形成され
、ひる石の含有率が、耐火板（１）の収縮を吸収するに
足るようＫする上から３％以上に、そ□して、その必要
強度を保持させる上から２％以下に、即ち、３〜２％に
なるように調製されている。

上記加熱膨張層（２）としては、未焼成のひる石に代え
て、未焼成のパーライトなど、要するＫ。

耐熱性があシ、加熱に伴って膨張する特性を有するもの
であれば各種の材料を適用できる。

の全周圧加熱膨張層（２）が付設されている。

前記加熱膨張層（２）としては、第５図の（イ）に示す
よう忙、耐火板＋１１を長手方向に二分割して、その分
割耐火板（１ｍ）、（１ｍ）の間に付設するとか、第５
図の（ロ）Ｋ示すよう罠、耐火板（１）を長手方向に直
交する方向く二分割して、その分割耐火板（１ｍ）、（
１ｍ）の間に付設するとか、更には、耐火板＋１１を対
角方向で二分割してその分割耐火板（１ｍ）、（ｌｓｒ
）の間圧付設し、縦横の収縮を合成して吸収するよう処
するなどしても良い。

また、分割耐火板（１ｍ）、（１１）間に限らず、第６
図の（イ）に示すように１測長辺のうちの一辺にも加熱
膨張層（２）を付設するとか、第６図の（ロ）Ｋ示すよ
うに１測長辺夫々にも加熱膨張層（２）を付設するとか
、あるいは、第７図の（イ）及び（ロ）に示すように１
耐火板＋１）を長手方向に直交する方向に二分割し丸も
のくおいて、両短辺のうちの・−辺あるい紘両辺夫々に
加熱膨張層（２）を付設するなど、各種の溝環変形が可
能である。　更には、第８図に示すように、耐火板（１
）を４分割し、それら分割耐火板（１ａ）・・夫々の互
いに隣り合う箇所夫々に加熱膨張層（２）を付設するよ
うにしても良い。

第１図の■−■線断面図、第８図は他の実施例を示す正
面図、第４図は第８図のｙ−ｙ線断面図、第５図Ｑ（イ
）、・（ロ）及び（ハ）、第６図の（イ）及び（ロ）、
第７図の（イ）及び（ロ）、ならび〜第８図は夫々耐火
板の他の実施例を示す概略正面図である。

＋１１・・・・・・耐火板、（１＠）・・・・・・分割
耐火板、　、。

（２）・・・・・・加熱膨張層。

代理人　弁理士　　北　村　　　修第　１　図（イ）　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）　　　　
　　　　　　　　　　　（）＼）手続補正書特許庁　　　　長官　　　　　　　　　　　　殿１　事
件の表示昭和５９年特　　　願　第　１８０９４１　　号２、発
明の名称耐　　　火　　　壁３、補正をする者事件との関係　　特許　　出願人住所　大阪府大阪市東区本町Ｙ丁目コ２番地名称　（８
６１）株式会社　骨中工務店４、代理人７、補正の内容明細書の第Ｊ頁／１行目の「膨張層（２）は、」の後に
「パーライト、ひる石などを混入したケイ酸ソーダ系で
形成されたもの、また、は」を挿入する。

＝９・フ

Claims

【特許請求の範囲】

耐火板（１）の周部またはそれの分割耐火板（１ａ）・
・の周部に、板面に沿う方向に膨張する加熱膨張層（２
）を付設してある耐火壁。