JPS61175161A - サーボ補助マスターシリンダ組立体 - Google Patents

サーボ補助マスターシリンダ組立体

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JPS61175161A
JPS61175161A JP61017695A JP1769586A JPS61175161A JP S61175161 A JPS61175161 A JP S61175161A JP 61017695 A JP61017695 A JP 61017695A JP 1769586 A JP1769586 A JP 1769586A JP S61175161 A JPS61175161 A JP S61175161A
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JP
Japan
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pressure
primary
servo
master cylinder
piston
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Application number
JP61017695A
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English (en)
Inventor
グリン・フイリツプ・レジナルド・フアー
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ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内部で1次および2次ピストンが動作する内
腔が設けられ、該ピストンが該内腔内に画成される1次
および2次圧力空間をそれぞれ加圧すべく作動するよう
になっているノ・ウジングと、各圧力空間をそれぞれ1
次および2次ブレーキ回路に接続するための出口と、前
記内腔の中で1次ピストンの背後に画成されるサーボ室
と、を有するマスターシリンダ;および作動油圧源から
のサーボ室の加圧を制御する弁装置を有し、該弁装置が
ペダルから前記マスターシリンダにかけられる入力に応
答して作動するようになっている制御弁組立体;を含む
型式の車箒油圧制動系用のサーボ補助マスターシリンダ
組立体に関する。
サーボ圧が直接に1次ピストンにかけられる、前記型式
のサーボ補助マスターシリンダ組立体は、可動壁および
出力部材を介してサーボ圧が1次ピストンに作用する、
従来のマスターシリンダとブースタが別々になった組立
体よりも軸方向のサイズが一般に小形化される。これは
英国特許出願公開1,456,205号明細書によシ明
らかであり、これは制御弁装置が通常は制動回路の一つ
の圧力に応答して作動し、そのため弁装置が作動する前
に制動系内の隙間が解消されるので、圧力源からの圧力
は隙間の解消のために浪費されないことを意味し、いま
一つの利点を有する。しかし、その回路が故障した場合
に所要の制動力を確保するように、組立体を配置する必
要があるという欠点もある。このことは特に弁装置の構
造、そして全般に組立体の構造をよシ複雑化して製作費
を高める傾向を生み、他の利点を打ち消してしまう。
本発明の一局面によれば、前記型式のサーボ補助マスタ
ーシリンダ組立体において、制御弁装置は1次圧力空間
の圧力および偏倚力にのみ応答して作動することができ
、1次および2次ピストンは内腔が許す最大隔離範囲ま
で相互に自由に隔離自在であり、2次ピストンの圧力有
効面積は1次ピストンの圧力有効面積よりも小さいので
、1次および2次ピストンは引込み位置においてほぼ衝
接する。
弁装置が1次圧力空間内の圧力および偏倚力にのみ応答
して作動するから、その構造および作動は簡単になるこ
とができる。このような配置において、1次制動回路が
故障すると、弁装置は作動し得ない。その結果、2次制
動回路にはサーボ補助が無くなる。ピストンの有効面積
が等しい従来のマスターシリンダでは、この状況で2次
ピストンを作動することは、余分のペダル行程とより強
いペダル踏み力を必要とする。成るマスターシリンダに
おいて、1次ピストンの行程は2つのブレーキ回路にお
ける流体押しのけ容積をまかなうのに対し、2次ピスト
ンの行程は1つの回路のみの流体押しのけ容積をまかな
う。ピストンが等しい面積を有する場合、1次ピストン
は2次ピストンよりも余計に移動するので、両者の引込
み位置において両者の隔離距離は大きくなるに違いない
このことは、1次回路が故障した場合、2次ピストンを
作動するのに余分なペダル行程と踏み力を必要とするこ
とになる。本発明において、構造の複雑性を増すことな
く2次ピストンの面積を減することによシこの欠点を克
服するようにピストンを配置したので、2次回路におい
て成る押しのけ容積を得るのに2次ピストンの行程は長
くなり、少なくとも1次ピストンと同じ行程となるよう
に配置した。よって両者の引込み位置において、ピスト
ンはほぼ衝接しているので、1次回路が故障した場合に
2次ピストンを作動するのに余分のペダル行程は無くな
り、また面積が小さいのでペダル踏み力も増大しないこ
とになる。何れの制動回路が故障した場合も、ペダルの
行程と踏み力がほぼ等しいように配置することが望まし
い。
制御弁装置はサーボ室を、油圧供給源に接続すべく入口
に、また作動油タンクに接続すべく出口に、それぞれ連
通するように制御する。
制御弁装置はスプールが内腔内で動作するスプール弁で
あることが望ましい。1次圧力空間の圧力がスプールの
一端に作用し、偏倚力が他端に作用する。偏倚力はサー
ボ室の圧力および偏倚ばねにより与えられる。
スプールの作動は1次圧力および偏倚力により制御され
るが、作動中のスプールの移動量は1次ピストンおよび
スプールの押しのけ容積プロファイルにより決まる。(
押しのけ容積プロファイルは成る与えられた距離を一部
材が軸方向に移動することにより排除される流体の量に
よシ決まる)。
望ましくは、1次ピストンの押しのけ容積プロファイル
はスプールのそれよシ大きくて、ピストンの小さな移動
がスプールの比較的大きな移動を生ずるようにする。こ
のことは、作動の際、弁がより迅速に応答し、従来のブ
ースタに比べ、弁作動に固有の運動損失が少ないことを
意味する。運動損失が少ないことはまた入口ポートと出
口ポートが共に閉じた時にスプールによシ制御される入
口ボートと出口ポートの間のオーバーラツプを犬きぐし
て、漏れを少なくするようにスプールを配置し得ること
になる。
1次圧力空間の圧力がダイヤフラムを介してスプールに
作用すると都合がよい。これはマスターシリンダ系をサ
ーボ系から分離するように働き、両者間の流体の漏れを
防ぎ、またスプールがシール摩擦なしで動くことを可能
にする。
従って、弁装置の構造および配置は極く簡単となる。1
次および2次ピストンも組立体が軸方向に小形化するよ
うに配置されることができる。内腔との滑動自在の密封
係合を得るように1次ピストンにシールを設け、2次ピ
ストンがハウジング内の固定シールを通して動作するよ
うに配置することによシ、上記を達成し得る。
サーボ室の圧力すなわちサーボ圧が1次圧力空間の圧力
にほぼ等しくなるように制御弁スプールを配置するのは
簡単であることが明らかである。
従ってサーボ補助マスターシリンダ組立体を塔載した車
輛のブレーキを働かせるのにサーボ圧を用いると好都合
である。
本発明のいま一つの局面によれば、各回路が少なくとも
2個の車輛ブレーキに供給する、1次および2次のブレ
ーキ回路を作動するように、本型式のサーボ補助マスタ
ーシリンダ組立体を組込んだ車輛油圧制動系において、
1次ブレーキ回路により通常供給されるブレーキの少な
くとも1個はサーボ室から供給される。
1次ピストンの行程は1次ブレーキ回路の流体押しのけ
容積と同じ容積をまかなう必要がないから1次ピストン
の行程を減するので、ペダル行程を減する利点がある。
通常、1次回路が1個の後輪ブレーキのみに供給する場
合は、サーボ室がこのブレーキに供給するように配置す
る。通常、1次回路が両方の後輪ブレーキに供給する場
合は、サーボ室がそのうちの1個に供給する。
以下に添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
第1図は車輛制動系に用いるサーボ補助マスターシリン
ダ組立体1を示す。該組立体1はマスターシリンダ4を
収容する縦方向の段付き内腔3を持つハウジング2を有
する。マスターシリンダの1次ピストン5および2次ピ
ストン6が内腔3の中で縦列で動作する。これらのピス
トンは内腔3中に画成される1次および2次圧力空間7
,8を加圧するために働き、出口9.10が1次および
2次圧力空間をそれぞれ1次および2次ブレーキ回路(
図示せず)へつなぐ。サーボ室11も内腔3の中に1次
ピストン5の背後に画成される。ハウジング2は横方向
の段付き内腔12を有し、この中に制御弁装置13があ
って、この装置がペダル(図示せず)から1次ピストン
5にかけられる入力に応答してサーボ室11の刀口圧を
制御する。
1次ピストン5は段付き外形を有し、内腔3の後方端に
ある。ピストン5は組立体16により内腔3の中に位置
決めされるシール15を介して動作する後方部分14を
有する。シール15はサーボ室11の後方シールを形成
し、該室11の前方シール17は1次ピストン5により
担持される。
1次ピストン5の前方端は直径が細くなってシール18
を担持し、シール18はスタッド20によシ固定される
クリップ19によってピストン上に保持される。・・ウ
ジング内の半径方向の回復ポート21は1次圧力空間7
とブレーキ油タンク(図示せず)との間の連通を与え、
この連通はシール】8とポート21の協働によシ制御さ
れる。内腔3の中で1次ピストン5の回シにシール17
.18の間に画成される環形室22はブレーキ油タンク
に恒常的に接続される。
2次ピストン6は内腔3の前方端で動作し、1次ピスト
ン5に対して口出に分離自在である。2次ピストン6は
直径が細いので、1次ピストン5よりも圧力有効面積が
小さい。制動中の2次ピストン6の行程が1次ピストン
の行程にほぼ等しくなるように有効面積が決められてい
る。従って図示の引込み位置では両ピストンは衝接する
。それにより単独のマスターシリンダ戻しばね23の使
用が可能となり、該ばねは内腔3の閉鎖された前端24
と2次ピストン6との間で作用し、ばね23の一部はピ
ストン6の前方端のくぼみ25の中に収容される。2次
ピストンは内腔3の中にある組立体26を介して動作す
る。この組立体ば2個のシール27.28を有し、その
中間に2次圧力空間8の回復ポート30を有する部材2
9が有る。第1のシール27は1次圧力空間7の前方端
のためのシールを形成する。第2のシール28は2次ピ
ストン6にある半径方向通路31と協働して回復ポート
30と2次圧力空間8の間の連通を制御する。保持クリ
ップ32.33が組立体26を内腔3の中に固定する。
制御弁装置13は加圧作動油源(図示せず)に接続され
た入口37または作動油タンク(図示せず)に接続され
た出口37との連通な制御することによりサーボ室11
の加圧を制御する。内腔12の外方端にあるプラグ36
により内腔12の中に位置決めされるスリーブ35の中
を滑動するスプール34を制御弁装置13が有する。入
口37および出口38にそれぞれつながる半径方向の入
口ポート41および出口ポート42を通る流れを制御す
るランド部39.40をスプール34が有する。直径が
小さくなったスプール34の中央部分の回シに室45が
スリーブ35内に画成され、この室はスリーブ35の半
径方向ポート46およびハウジング内の斜め通路47を
介してサーボ室11に接続される。スプール34にある
半径方向通路48および軸方向通路49は室25をプラ
グ36内に画成される偏倚室50につなげ、偏倚室内の
圧力がスプール34を内方に付勢すべく働く0プラグ3
6とスプール34上の円形クリップ52の間でも軽い偏
倚ばね51が働いてスプール34を内方に偏倚する。内
腔12の内方端に制御室53が画成され、該室53が1
次圧力空間7に連通ずる。室53内の圧力は可撓密封ダ
イヤフラム54を介してスプール34の内方端に作用す
る。ダイヤフラム54はスリーブ35により位置決めさ
れ、スプール34が動く時にスプールにシール摩擦を与
えることなくマスターシリンダと弁装置との間のシール
を与える。事実、ダイヤフラム54はマスターシリンダ
系とサーボ系の間に特に有効なシールを与えるが、これ
は1次ブレーキ回路の作動に悪影響を及ぼすであろう気
泡をサーボ系の流体が含む可能性があるので必要である
従って、制御室53内に作用する1次圧力と、偏倚室5
0内の圧力および偏倚ばね51によシ与えられる偏倚力
とによシスプール34の作動が制御される。作動中のス
プール34の移動量は1次ピストン5およびスプール3
4の押しのけ容積プロファイル、つまりこれらの部材が
軸方向に成る距離だけ移動することにより押しのけられ
る流体の量により決まる。この場合、ピストン5の押し
のけ容積プロファイルはスプール34のそれの約5倍で
あるから、ピストン5の0.2朋の移動はスプール34
の1 mWLの移動となる。これは弁の応答時間を向上
させ、弁作動に特有の運動損失を減する。運動損失の減
少はまた、入口ボート41と出口ポート42が共にスプ
ール34により閉鎖された時の両者のオーバーラツプを
大きくすることができ、スプール34を通る漏れ量を減
じて弁装置をよシ効率的にする仁とを意味する。
図示の非作動位贋において、全ての部品は引込み位置に
あシ、1次および2次圧力空間7.8がブレーキ油タン
クに接続され、サーボ室11が作動油タンクに接続され
る。
ペダルからの入力が1次ピストン5にかかると、1次お
よび2次ピストン5,6がばね230力に逆らって動く
。この動きは先ずそれぞれの回復ボートを閉じ、つぎに
制動系における隙間を吸収する。隙間がいったん吸収さ
れると、圧力室7.8内の圧力は増してブレーキ回路の
加圧を開始する。
この間、ピストン5,6はほぼいっしょに動く。
制御室53にも存在する1次圧はばね51の力に打ち勝
つのに充分な力をスプール34にかけ、スプール34は
外方に動く。これで出口ポート42は閉じ、室45を出
口38から遮断し、ついで入口ポート41を開き高圧流
体を入口37から室45へ、さらにはサーボ室11へ流
し、そこで1次ピストン5に作用してマスターシリンダ
の出力を増強する。サーボ室11内のサーボ圧力は偏倚
室50の中にも存在し、これが室53内の制御圧に対抗
して働く。サーボ圧が制御圧にほぼ等しくなった時、ス
プール34を釣合位置に動かして、入口ボート41およ
び出口ポート42が共に閉じる0 人力が除去されると、空間7.8内の圧力が減じて、戻
しばね23によりマスターシリンダ部品を引込み位置に
戻す。1次圧の減少はまたスプール34が内方に動くこ
とを可能にし、サーボ室11と作動油タンクの間の流体
連通を再開する。
サーボ圧が消失すると、マスターシリンダ4は単に人力
によって作動されることができる。
1次圧力空間内の圧力が落ちると2.弁装置13はもち
ろん作動することはできないのでサーボ補助は失われる
。しかし2次ブレーキ回路を比較的容易に適用すること
ができる。ピストン5.6の間には吸収すべき隙間が無
いので、入力は1次ピストンを介して直ちに2次ピスト
ンにかけられ、余分のペダル行程はない。さらに、2次
ピストン6の直径を小さくしであるのは、成る所定の制
動力を生ずるのに必要なペダル踏み力が比較的少なくて
よいことを意味する。
2次ブレーキ回路内の圧力が落ちると、ピストン5,6
は2次ピストンが内腔3の端24に衝接する迄(面積の
違いによシこの位置では1次ピストン5から離れるであ
ろう)、動き、ついで1次ピストン5は通常通シサーボ
補助を得て作動して1欠字間7を加圧する。実際には、
これら2つの故障の場合、所要のペダルの行程および力
はほぼ等しい。
このサーボ補助マスターシリンダ組立体の作動は従って
別個のサーボを有する従来のマスターシリンダに非常に
似ているが、従来の装置に比べて幾つかの利点を有する
。従来のものより遥かに単純で軸方向に小形化され、弁
装置の作動はよシ迅速で損失運動が少ない。さらに弁装
置が作動する前に系内の隙間が吸収されるので、供給源
からの圧力がこれらの隙間を吸収するのに浪費されない
第2図は第1図の組立体の変形を示す。第2図において
、制御弁装置13は縦方向内腔59の中に収容され、こ
れがハウジング2の製作を単純化する。スプール34の
構造は、円形クリップ52がシルクハツト形部材60に
代わり、室45が無くなって、通路47がサーボ室11
を直接に偏倚室50に接続している点が異る。偏倚室5
0は軸方向通路61、スプール34の半径方向ポート6
2、および出口ポート42を介して出口38に連通し、
またスリーブ35の半径方向ポート63、スプール34
の環形みぞ64、および入口ポート41を介して入口3
7に連通ずる。制御室53は斜め通路65を介して1次
圧力空間7に連通ずる。
いま一つの変形は製作を容易にするためにハウジング2
を2つの部品66.67に別けることである。後方部品
66は1次圧力空間7を抱き、前方部品67は2次圧力
空間8を抱く。これは組立体26を内腔3内に組込むの
を容易にする。組立体26も改造され、変形部材29が
クリップ32゜33の代シにいま一つの部材68および
円形クリップ69により保持される。
それ以外は、第2図の組立体の構造および作動は第1図
のそれと等しく、対応部品には対応する番号を付しであ
る。
図示の実施例において、サーボ圧は1次圧力空間7の圧
力にほぼ等しいことが明らかであろう。
従って、サーボ圧を用いてブレーキを作動することが可
能であり、ペダル行程を減するという利点を生ずる。す
なわち、1次回路のブレーキの一つに、1欠字間7から
の圧力の代りにサーボ圧がかけられると、1次ピストン
5の行程は1次回路の流体押しのけ容積と同じ量を押し
のける必要はないので、その行程、従ってペダルの行程
を減することができる。
第3図および第4図はこの原理を用いた制動系を示す。
第3図において、1次および2次制動回路の作動のため
に第1図のサーボ補助マスターシリンダ組立体を組込ん
だ車輛油圧制動系が示される。サーボの圧力源はポンプ
70により供給されるアキュムレータ71である。4個
の車輛ブレーキ72,73,74.75(うち、72.
73が前輪ブレーキ)が示される。1個の前輪ブレーキ
73および対角線上反対側の後輪ブレーキ74は2次圧
力空間により供給される。通常は、他の2個のブレーキ
72.75は1次圧力空間によシ供給される。しかし、
この場合は前輪ブレーキ72のみがこの1次圧力空間に
より供給され、後輪ブレーキ75はサーボ室から供給さ
れる。
第4図は第3図と同じ構成部品を示すが、制動回路の配
置が異なる。本図では、前輪ブレーキ72.73が2次
圧力空間から供給され、1個の後輪ブレーキ74ば1次
圧力空間から、また他の後輪ブレーキ75はサーボ室か
ら供給される。
【図面の簡単な説明】 第1図はサーボ補助マスターシリンダ組立体の縦断面図
、 第2図は変形を示す第1図同様の図、 第3図は車輛制動系の略図、 第4図は車輛制動系のいま一つの略図。 1・・・マスターシリンダ組立体 2・・・ハウジング     3・・・内 腔5・・・
1次ピストン    6・・・2次ピストン7・・・1
次圧力空間    8・・・2次圧力空間9.10・・
・出 口   11・・・サーボ室12・・・内 腔 
    13・・・制御弁装置34・・・スプール  
  51・・・偏倚ばね54・・・ダイヤフラム (外5名)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部で1次ピストン5および2次ピストンが動作
    する内腔3が設けられ、該ピストンが該内腔内に画成さ
    れる1次圧力空間7および2次圧力空間8をそれぞれ加
    圧すべく作動するようになっているハウジング2と、前
    記各圧力空間をそれぞれ1次および2次ブレーキ回路に
    接続するための出口9、10と、前記内腔3の中で前記
    1次ピストン5の背後に画成されるサーボ室と、を有す
    るマスターシリンダ;および作動油圧源からの前記サー
    ボ室11の加圧を制御する弁装置13を有し、該弁装置
    13がペダルから前記マスターシリンダにかけられる入
    力に応答して作動するようになっている制御弁組立体;
    を含む車輛油圧制動系用サーボ補助マスターシリンダ組
    立体であって、前記制御弁装置13が前記1次圧力空間
    7の圧力および偏倚力に応答してのみ作動することがで
    き、前記1次および2次ピストン5、6が相互に前記内
    腔3が許す最大隔離範囲まで自由に隔離自在であり、前
    記2次ピストン6の圧力有効面積が前記1次ピストン5
    の圧力有効面積よりも小さいので、前記1次および2次
    ピストン5、6は引込み位置においてほぼ衝接している
    こと、を特徴とするサーボ補助マスターシリンダ組立体
  2. (2)前記制御弁装置13が内腔12の中で動作するス
    プール34を含む、特許請求の範囲第(1)項に記載の
    サーボ補助マスターシリンダ組立体。
  3. (3)前記1次圧力空間7の圧力が前記スプール34の
    一端に作用し、前記偏倚力が他端に作用することを特徴
    とする、特許請求の範囲第(2)項に記載のサーボ補助
    マスターシリンダ組立体。
  4. (4)前記偏倚力が前記サーボ室11の圧力と偏倚ばね
    51により与えられることを特徴とする、特許請求の範
    囲第(1)項に記載のサーボ補助マスターシリンダ組立
    体。
  5. (5)前記1次圧力空間7の圧力がダイヤフラム54を
    介して前記スプール34に作用することを特徴とする、
    特許請求の範囲第(2)項乃至第(4)項の任意の項に
    記載のサーボ補助マスターシリンダ組立体。
JP61017695A 1985-01-29 1986-01-29 サーボ補助マスターシリンダ組立体 Pending JPS61175161A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8502130 1985-01-29
GB858502130A GB8502130D0 (en) 1985-01-29 1985-01-29 Servo-assisted master cylinder assemblies

Publications (1)

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JPS61175161A true JPS61175161A (ja) 1986-08-06

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ID=10573544

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61017695A Pending JPS61175161A (ja) 1985-01-29 1986-01-29 サーボ補助マスターシリンダ組立体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4732002A (ja)
EP (1) EP0192346B1 (ja)
JP (1) JPS61175161A (ja)
AU (1) AU5243986A (ja)
DE (1) DE3663912D1 (ja)
GB (2) GB8502130D0 (ja)
IN (1) IN166267B (ja)

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