JPS61175026A - 繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法及び成形装置 - Google Patents

繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法及び成形装置

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JPS61175026A
JPS61175026A JP60018002A JP1800285A JPS61175026A JP S61175026 A JPS61175026 A JP S61175026A JP 60018002 A JP60018002 A JP 60018002A JP 1800285 A JP1800285 A JP 1800285A JP S61175026 A JPS61175026 A JP S61175026A
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JP
Japan
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molding
thermosetting resin
fiber
passage
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP60018002A
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English (en)
Inventor
Hisao Morimoto
尚夫 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、成形通路内に繊維補強材料を通過させる際に
、液状の熱硬化性樹脂を注入して該繊維補強材料に含浸
させ、それに続いて成形通路内で液状の熱硬化性樹脂を
加熱により硬化させる繊維強化熱硬化性樹脂成形物を成
形する方法及び成形装置に関する。
(従来技術) 従来、繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形方法としては
、例えば特公昭57−2483号公報に記載されている
ように、繊維補強材料を成形通路内に導入し、成形通路
内を通過する際に該成形通路内に液状の熱硬化性樹脂を
注入することによって含浸し、それに続いて加熱により
該樹脂の硬化が行われる成形方法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) このような繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法におい
ては、樹脂が硬化する前に液状樹脂の注入圧を加えるこ
とにより繊維補強材料中に含まれる空気を成形通路の入
口及び出口の方向に追い出すようにしている。
しかし、熱硬化性樹脂が硬化する際における縮合収縮が
原因で、成形物のそり等の変形や成形物表面への繊維の
浮き出しによる凹凸が発生することを防止するために、
一般に低収縮性樹脂が用いられる。そのため、成形通路
内では硬化した熱硬化性樹脂の収縮が全く生じないか、
もしくは僅かしか生じないので、成形物は成形通路の周
壁に密接した状態となり、上述の繊維材料中に含まれた
空気が成形通路の出口から追い出されない。
又、成形通路の入口では、樹脂注入圧を高くすると繊維
補強材料中に含まれた空気は、成形通路の入口側に追い
出されるが、同時に液状の熱硬化性樹脂の一部が成形通
路の入口からはみ出てゲル化し、繊維補強材料の成形通
路内への導入が困難となる。
更に又、成形物の表面層側にマント状の繊維補強材料を
設ける場合は、該マットが成形通路内に導入される際に
、成形通路の入口で抵抗なく導入される必要から成形通
路の入口は、液状樹脂が漏れ出ないように極端に小さく
することはできない。
もし、繊維補強材料中に含まれた空気が成形通路の入口
及び出口のいずれからも追い出されないまま成形される
と、成形物の内部に気泡を含むか或いは成形物表面に空
隙やピンホールができるという欠点があった。
このような空隙やピンホールの発生は、特に成形物表面
の補強のために表面層にマント状繊維補強材料を設ける
場合において顕著である。
本発明は上記欠点を解消するものであり、液状の熱硬化
性樹脂を成形通路内に注入する際に、該樹脂の注入圧を
高くすることなく、繊維補強材料中に含まれた空気等を
塩気することにより、繊維補強熱硬化性樹脂成形物の内
部や成形物表面に気泡、空隙、ピンホール等の発生しな
い繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法及び成形装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 次に本発明繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法及び成
形装置について説明する。
本発明に使用する繊維補強材料としては、成形物の補強
を目的として用いられるものであって、これはストラン
ドもしくはロービングのような連続長繊維であっても、
連続単繊維マントもしくは不織布又は繊維をクロス状と
した織布等であってもよく、又、これらを単独に或いは
夫々組み合わせて用いてもよい。
繊維補強材料として、ガラス繊維、アスベスト繊維、炭
素繊維、金属繊維やレーヨン、ポリエステル、ビニロン
、ナイロン、ポリプロピレン等からなる有機質繊維等、
熱硬化性樹脂の補強に通常使用されるものが全て使用修
得る。
又、熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂等が使用
され、成形物の成形に際しては、これらの熱硬化性樹脂
に、過酸化物等の重合開始剤、脂肪酸全屈等の離型剤、
更に必要に応じて炭酸カルシニウム等の充愼剤、塗料、
顔料等の着色剤、低収縮性付与剤等を混合した流動性を
有する液状の組成物が使用される。
第1図に於いて、1は多数本が巻き取り揃えられたロー
ビングであり、ロービング1の両側面に連続ストランド
マット2が積層されてロービング1と共に、繊維補強材
料Aとして誘導装置3を通して成形金型4の成形通路4
1内に導入される。
成形金型4は、材料導入部42と加熱ヒーター6を備え
た加熱部43とからなり、材料導入部42と加熱部43
との間に断熱材5が介在され、これにより加熱部43か
らの熱が材料導入部42側に伝導されないように遮蔽し
ている。
材料導入部42の入口41aは、繊維補強材料が最初に
成形通路41に導かれる成形金型4の一方の端部に設け
られ、加熱部43の出口41bは成形通路41から硬化
した成形材が引抜かれる成形金型4の他方の端部に設け
られており、材料導入部42の人口41aから加熱部4
3の出口41bに至る成形通路41は、所望の成形物の
断面形状に略等しい形状寸法になされている。
7は材料導入部42の成形通路41の途中に設けられた
樹脂注入口であり、樹脂注入ロアには、導管71を介し
て樹脂供給装置8が接続されている。
樹脂供給装置8としては樹脂貯蔵タンク81から管82
を介して樹脂の供給される加圧ポンプ83が設けられた
ものが使用される。
樹脂供給装置8から一定圧で供給された液状の熱硬化性
樹脂組成物Bは、成形通路41内において通過中の繊維
補強材料Aに含浸される。
9は加熱部43の成形通路41の途中に連通ずる脱気孔
であり、脱気孔9は吸入管91を介して真空ポンプのよ
うな減圧装置92に連結され、成形通路41内の空気等
が脱気孔9から吸入管91を通して成形金型4外に排出
される。
(作用) まず繊維補強材料Aを成形金型4の入口41aから成形
通路41内に導入し出口41bから取り出して、引取装
置10により繊維補強材料Aを引き取る。
次に、樹脂注入ロアから液状の熱硬化性樹脂組成物Bを
樹脂供給装置8により一定圧で注入し、成形通路41内
を通過中の繊維補強材料Aに、。
熱硬化性樹脂組成物Bを含浸させ、引続き該組成物Bが
含浸された繊維補強材料Aは、加熱部43の成形通路4
1に導かれて加熱ヒーター6により加熱されることによ
り、成形通路41の途中部では該組成物Bが硬化を開始
して液状から固化し、成形通路41の出口41bでは殆
ど硬化が完了する。
加熱部43の成形通路41の途中に連通ずる脱気孔9か
らは、熱硬化性樹脂組成物Bが含浸された繊維補強材料
A内の空気等が減圧装置により4表圧することで脱気さ
れる。
この場合、脱気孔9の位置は入口41aにあまり近いと
液状の樹脂組成物Bが脱気孔9から吸入されやすく、又
、出口41bに近いと低収縮性付与剤゛が配合された熱
硬化性樹脂組成物Bは、成形通路41内で硬化反応によ
り体積増加するため、脱気孔9が体積増加した成形物に
より閉塞されて、脱気が不充分となる。
従って、脱気孔9は前記組成物Bが液状から硬化を開始
して固化した直後(P点)に設けるのが望ましい。尚、
脱気孔9の成形通路41内における位置とか数や大きさ
は使用する前記組成物Bの硬化剤の種類、添加量及び成
形金型4の温度、成形速度とか成形物の断面形状により
適宜決定される。
このようにして硬化が完了した成形物Cは、成形通路4
1の出口41bから引張機10により引抜かれて、切断
機11により所定長さに切断される。
(実施例) 繊維補強材料Aとして、多数本が巻き取り揃えられたロ
ービング1の両側面に連続ストランドマット2を積層し
ロービング1と共に、第2図に示すような鍵形の断面形
状をした成形通路41内に導入し、出口41bから取り
出して、引張&a 10により引張速度0.6 m /
minで引き取り、一方樹脂注入口7から導管71を介
して樹脂供給装置8により、 ポリエステル樹脂       100部(低収縮性付
与剤配合) ベンゾイルパーオキサイド     1部リン酸エステ
ル系離型剤      1部(デュポン社製、商品名;
ゼレソクスVN)炭酸力ルシュウム        1
0部の組成の熱硬化性樹脂組成物を、樹脂注入圧力4.
0 kg/calで成形通路41内に注入し繊維補強材
料Aに含浸させた。しかる後、成形金型4の加熱部43
の成形通路41付近が140℃となるように加熱された
成形通路41において、上記含浸された繊維補強材料A
は熱硬化させられ出口41bから取り出され、−力説気
孔9からは吸入管91を介して真空ポンプにより、成形
通路41内が0.1〜0.2 kg/c++lの気圧と
なるように減圧し、成形通路41の空気等が脱気孔9か
ら吸入管91を通して成形金型4外に排出した。
このようにして成形通路41内で硬化した成形物は、引
取装置10により引取速度0.6 m /minで成形
通路41から引き取られた後、切断機11により所定長
さに切断された。
所定長さに切断された成形物は、断面形状が成形通路4
1の第2図に示すような断面形状と同一の鍵形であって
、巾寸法が100 mm、厚みが3鶴であり、成形物の
表面には空隙やビンポールがなく、しかも平滑で光沢の
優れたものが得られた。
(発明の効果) 本発明繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法及び成形装
置は上記構成になされているので、成形通路内が減圧さ
れることにより、繊維補強材料内に含まれている空気等
の気体は液状の熱硬化性樹脂が硬化完了前に脱気される
から、成形通路から取り出された成形物の表面は、空隙
やピンポール等がなく、しかも平滑で光沢の優れたもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明方法によ
り繊維補強熱硬化性樹脂成形物を成形する態様を示す正
面図、第2図は成形金型に設けられる成形通路の断面形
状を示す断面図である。 符合の説明 A・・繊維補強材料、 B・・熱硬化性樹脂組成物、 C・・成形物、 4・・成形金型、 41・・成形通路、 6 ・・誘導装置、 7 ・・樹脂注入口、 71・・導入管、 8 ・・樹脂供給装置、 9 ・・脱気孔、 91・・吸入管、 92・・減圧装置、 10・・引張機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維補強材料を所定断面形状を有する成形通路に導
    入し該通路内を通過させる際に、該通路中に液状の熱硬
    化性樹脂を注入して前記繊維補強材料に含浸させ、それ
    に続いて成形通路内で液状の熱硬化性樹脂を加熱により
    硬化させる繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法におい
    て、前記熱硬化性樹脂が硬化を開始した後に通過する成
    形通路内を減圧することを特徴とする繊維補強熱硬化性
    樹脂成形物の成形法。 2、成形通路に液状の熱硬化性樹脂が注入される樹脂注
    入口が設けられ、該注入口に樹脂注入装置が接続され、
    成形通路内で樹脂注入口より後方に加熱部が設けられた
    成形金型からなる成形装置において、該成形通路の樹脂
    注入口より後方であって上記液状の熱硬化性樹脂の硬化
    が開始する成形通路付近に脱気孔が設けられ、該脱気孔
    と減圧装置とが連結されていることを特徴とする繊維補
    強熱硬化性樹脂成形物の成形装置。
JP60018002A 1985-01-31 1985-01-31 繊維補強熱硬化性樹脂成形物の成形法及び成形装置 Pending JPS61175026A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02178023A (ja) * 1988-12-28 1990-07-11 Hitachi Chem Co Ltd エンボス模様を有する繊維強化プラスチックの連続成形法
JPH02182437A (ja) * 1989-01-09 1990-07-17 Kubota Ltd 繊維補強フェノール樹脂成形体の引抜成形方法
JPH04369529A (ja) * 1991-06-18 1992-12-22 Kubota Corp 長尺frp成形品の製造方法
JPH04369528A (ja) * 1991-06-18 1992-12-22 Kubota Corp 長尺frp連続成形品の成形金型
JP2017074684A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 三菱レイヨン株式会社 熱硬化性樹脂含浸強化繊維束の製造方法、引抜成形物の製造方法、熱硬化性樹脂含浸強化繊維束の製造装置及び引抜成形物の製造装置

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