JPS6117449A - 石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷却装置 - Google Patents

石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷却装置

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Publication number
JPS6117449A
JPS6117449A JP13702484A JP13702484A JPS6117449A JP S6117449 A JPS6117449 A JP S6117449A JP 13702484 A JP13702484 A JP 13702484A JP 13702484 A JP13702484 A JP 13702484A JP S6117449 A JPS6117449 A JP S6117449A
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JP
Japan
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cooling
fired product
product
fine powder
dolomite
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Pending
Application number
JP13702484A
Other languages
English (en)
Inventor
浩之 上杉
宮崎 伸吉
荒谷 復夫
藤原 興志之
巻田 外司男
大山 恵右
撹上 忠佑
家村 豊次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
JFE Mineral Co Ltd
Tanabe Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Kawatetsu Mining Co Ltd
Tanabe Kakoki Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawatetsu Mining Co Ltd, Tanabe Kakoki Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawatetsu Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷却装置に
係り、特に再炭酸化反応を防止し得る流動層焼成品の冷
却装置に関する。
〔従来の技術〕
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、もしくはこれらの
双方を含むドロマイト等の複合原料を焼成してCaO,
MgOを得る反応は次式によるものであって、この反応
の実用化は各種工業において広く行われている。
CaC0,−+ CaO+ CO2・・==−・(1)
MgCO3→MgO+ CO2・・−・・・−・・(2
)而して(1)式による分解反応は約930℃から始ま
り980°C附近でほぼ完了し、(2)式による分解反
応は約700℃から始まり800℃附近で完了する。
石灰石、ドロマイト等を焼成する焼成炉としては、竪型
のシャフト炉、ロータリーキルン等もあるが、これらの
うち原料が熱崩壊を起し目詰りを発生する場合操業が困
難になるので通常流動焼成炉が使用されている。これら
の流動焼成炉から焼成品を排出するには粗粒焼成品は流
動層の側壁に設けられた中抜管によるが、焼成炉から排
出される高温ガス中にも粉状もしくは微粉状の焼成品が
含まれるので捕集サイクロンで焼成品を分離回収するの
が一般である。
また、焼成炉から排出される高温ガス中には、燃料の燃
暁によって発生するCQ、のけかに、原料の分解によっ
て生成するCO7が多量含まれている。
これらの焼成炉から排出された高温ガスは捕集サイクロ
ンへの導管等の大気への放熱によって徐々に温度が低下
し、原料の分解温度以下になると、捕集サイクロン内の
焼成品と排ガス中のC02が反応して再炭酸化反応を起
す。
すなわち CaO+ Co2→CaC0,+++ (3
)MgO−4−Co2  →M、、、CO3・・・(4
)この再炭酸化反応の発生する温度領域は900〜50
0℃であってCO2分圧が高く1.かつ焼成品の粒度が
細かい程激しい反応が行われる。
かかる+1炭酸化反応が発生すると再炭酸化物のCaC
O3、MgCO5が導管の内壁に付着して焼成品の降下
移動を阻害するだけではなく焼成品中に混入して成品品
質を低下させるという問題点があった。
従来、上記冷却時の微粉焼成品の再炭酸化を防止する対
策として次の方法が採られていた。すなわち、高温焼成
品の通過する管内に外気の冷空気を直接高温焼成品に吹
付は急冷することによって、再炭酸化反応領域の900
〜500℃の温度範囲を短時間に通過させると共に、外
気の導入によりCO2分圧を極めて低くする方法がその
−っである。
また他の方法として、高温微粉・;尭成品を急冷するた
めに焼成品冷却槽中に水冷パイプを配すると共に、焼成
品冷却槽への導管中に外気を直接吹込む方法を併用して
焼成品を冷却する方法である。
しかし、これらの従来法では、いずれも高温の焼成品を
捕集−り・イクロンで捕集した後、焼成品冷却槽へ導入
する途中の導管内で冷空気を直接吹込み冷却する方法を
とっているが、この場合導管の内壁近傍では空気が流れ
に<<、従って焼成品の冷却効果が悪化する結果、管内
壁部に局部的に再炭酸化反応の発生による再炭酸化物が
管内壁部に付着し、これが焼成品中に混入するため成品
の品質を低下することは避けることができなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷
却時における上記従来技術の問題点を解決し“再炭酸化
反応の発生を防止し、従って再炭酸化物の管内壁への付
着を無<シ、これらの再炭酸化物の焼成品への混入を完
全に防止して品質のすぐれた焼成品を得ることができる
微粉高温焼成品の効果的な冷却装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による冷却装置の要旨とするところは次の如くで
ある。
すなわち、石灰石、ドロマイト等の塊状原料を細粉化し
た後高温焼成された微粉焼成品の冷却装置において、外
周を断熱材にて保温された焼成品を捕集するサイクロン
と、前記サイクロンの直下に設けられ前記捕集焼成品を
排出する保温ダンパーと、前記ダンパーの直下に設けら
れ外周に水冷ジャケットを有し上部に空気吹込管の開口
を有する前記焼成品の冷却導管と、前記冷却導管の直下
に設けられ前記冷却された微粉焼成品を収容する冷却貯
槽と、を有して成ることを特徴とする石灰石、ドロマイ
ト等の微粉焼成品冷却装置である。
本発明の実施例を第1図を参照して説明する。
焼成炉で高温焼成された焼成品2は排ガスと共に配管4
に導かれサイクロン6中に入る。本発明によるサイクロ
ン6は外周を断熱材8にて被覆され、装入された微粉焼
成品2を保温するようになっている。サイクロン6の直
下には断熱材8にて保温されたダンパー10が設けられ
、サイクロン6の底部に堆積した微粉焼成品を下方の焼
成品冷却導管12に排出する。
ダンパー10の直下に設けられた焼成品冷却導管12は
その外周は水冷ジャケット14にて取囲まれ、その上部
に空気吹込管16の開口18を有し、外部の冷空気によ
って管内を通過する焼成品2を直接冷却する構成となっ
ている。焼成品冷却導管12の直下には冷却された微粉
焼成品2を収容する冷却貯槽20が設けられている。
本発明による微粉焼成品2の冷却装置は以上の如く構成
されているが、これを使用する場合の作用について説明
する。
〔作 用〕
焼成炉で焼成された微粉焼成品は排ガスと共に焼成炉の
上部ダクトから排出されサイクロン6[Pに入る。本発
明によるサイクロン6およびダンパー10は共に断熱材
8にて保温されて、内部の焼成品2が900℃以上に保
持されるので、焼成品2はこの領域ではCaC0,の分
解温度以下に温度降下することがなく、従って再炭酸化
反応が発生しない。
サイクロン6中に微粉焼成品2を沈降させた後排気ガス
はサイクロンの上部のガス排出口22より排出され、焼
成炉の原料を予熱するサスペンションプレヒーター用サ
イクロン等に余熱が利用される。
タンパ−10によって焼成品冷却導管12に排出された
焼成品2は、冷却導管12の上部に開口している空気吹
込管16から吹込外気によって冷却さAすると同時に、
冷却導管12の外周を取囲んだ水冷ジャケット14によ
って急冷され、従って内部を降下移動する焼成品2は再
炭酸化反応発生の温度領域である900〜500℃間を
急速に通過すると共に、空気吹込管16より吹込まれる
冷い外気によってCO2分圧が低下され、再炭酸化反応
が発生することなく、最下部に設けられた焼成品冷却貯
槽20に送り出される。
なお、空気吹込管16から吹込まれた外気も冷却導管1
2の管壁近傍では流速が遅いが、本発明による冷却導管
12は外周を水冷ジャケット14によって取囲まれてい
るので、管壁温度が常に約200℃に保持されて内部の
焼成品2を冷却できるので管壁近傍の焼成品も再炭酸化
反応の900〜500℃の温度領域を速やかに通過する
ことができ再炭酸化が防止される。その結果最下部に送
入された焼成品2の品質は再炭酸化物の混入の全くない
純良な品質が確保された。
〔発明の効果〕
上記実施例の如く、本発明による石灰石、ドロマイト等
の微粉焼成品冷却装置は、上記の如き構成と作用を有す
るので、次の如き効果を収めることができた。
0)本発明による冷却装置は、焼成炉におけるm成が完
了したCaO,MgO等の焼成品の冷却時における再炭
酸化を防止するため、サイクロン6およびダンパー10
は外周を保温し、内部焼成品を900℃以上の高温に保
持し、冷却導管12に至って急冷するr#成としたので
、900〜500℃の再炭酸化温度領域を急速に通過さ
せることが可能となり、従って微粉焼成品は再炭酸化反
応を発生することなく、焼成品冷却貯槽20に送ること
ができた。
(→ (イ)の結果として、本発明による冷却装置によ
って冷却される焼成品は吹込空気流速の遅い管壁近傍で
も再炭酸化反応の発生が防止さ札不純物のきわめて少い
純良焼成品を製造することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による石灰石、ドロマイト等の微粉焼成
品冷却装置の構成を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石灰石、ドロマイト等の塊状原料を細粉化した後
    高温焼成された微粉焼成品の冷却装置において、外周を
    断熱材にて保温された焼成品を捕集するサイクロンと、
    前記サイクロンの直下に設けられ前記捕集焼成品を排出
    する保温ダンパーと、前記ダンパーの直下に設けられ外
    周に水冷ジャケットを有し上部に空気吹込管の開口を有
    する前記焼成品の冷却導管と、前記冷却導管の直下に設
    けられ前記冷却された微粉焼成品を収容する冷却貯槽と
    、を有して成ることを特徴とする石灰石、ドロマイト等
    の微粉焼成品冷却装置。
JP13702484A 1984-07-02 1984-07-02 石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷却装置 Pending JPS6117449A (ja)

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JP13702484A JPS6117449A (ja) 1984-07-02 1984-07-02 石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷却装置

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JPS6117449A true JPS6117449A (ja) 1986-01-25

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JP13702484A Pending JPS6117449A (ja) 1984-07-02 1984-07-02 石灰石、ドロマイト等の微粉焼成品冷却装置

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