JPS61174383A - 金属製品の上に選択した金属粉末を衝撃メツキする方法および該方法によつて衝撃メツキした金属製品 - Google Patents

金属製品の上に選択した金属粉末を衝撃メツキする方法および該方法によつて衝撃メツキした金属製品

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JPS61174383A
JPS61174383A JP60224974A JP22497485A JPS61174383A JP S61174383 A JPS61174383 A JP S61174383A JP 60224974 A JP60224974 A JP 60224974A JP 22497485 A JP22497485 A JP 22497485A JP S61174383 A JPS61174383 A JP S61174383A
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C24/00Coating starting from inorganic powder
    • C23C24/02Coating starting from inorganic powder by application of pressure only
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、選択された金属粉末を金属製品の上に衝撃
メッキする方法に関する。また、この発明は、該方法に
よって衝撃メッキされる金属製品にも関する。
〔従来の技術〕
衝撃メッキは機械的メッキとしても知られており、部品
に粉末材料の被膜をつける技術として確立している。た
とえば、米国特許第2,640.001号および第2,
640,002号で開示されている方法は、ネジ、釘の
ような部品の上に細かく粉砕した、金属粉末をつけるた
めに、製品、金属粉末、フィルム形成用有機化合物およ
びこれらに金属ボールを加えて回転ミルに入れる方法で
ある。ミルの回転によって金属粉末は衝撃を受は製品の
上に被覆される。
米国特許第2,689,808号では、完全に有機的な
媒体の代りに、水および水溶性有機化合物を使用シテ、
細かく粉砕した金属粉末を部品の上にメッキする方法が
開示されている。種々の水溶性有機化合物を含有するこ
のタイプの媒体は上記の他米国特許第3,023.12
7号および第3,132,043などに開示されている
衝撃メッキ技術の進歩によって、種々の特徴をもった技
術が開発されている。たとえば、米国特許第3,141
.780号および第3.164.448号では、製品と
衝撃メッキされた金属粉末との間の付着性を向上するた
めに銅をフラッシュ・メッキする前処理が述べられてい
る。
化学メッキに使用される化学薬品(一般に「助触媒剤」
あるいは「メッキ促進剤」として知られている)も発達
してきており、たとえば米国特許第2.999,767
号の方法では、鉛製品の上に銅粉末をメンキするときの
促進剤として種々の有機塩化アンモニウム塩が用いられ
ており、米国特許第3.328.197号の方法では、
助触媒剤として高分子ポリオキシエチレン・グリコール
が用いられており、米国特許第3,460,977号で
は、助触媒剤として種々の分散剤を限定して使用してお
り、米国特許第3.479.209号では助触媒剤とし
て非水溶性酸素置換型潤滑性芳香族化合物を使用してい
る。
衝撃メッキに一般的に用いられる衝撃手段も変遷してい
る。特に、初期の技術では金属ボールが一般的に用いら
れており、米国特許第3.251.711号ではガラス
質、セラミック、鉱物質のような非金属の衝撃用粉粒体
について述べてあり、米国特許第3,013,892号
および第3,443.985号ではそれぞれカレット、
ガラス・ビーズが用いられている。
方法上の発達としては、米国特許第3,268.356
号では、メッキ・サイクルのかなりの部分にわたって金
属粒および/あるいは化学的メッキ促進剤を添加する方
法について述べている。米国特許第3.400.012
号では、溶融金属塩と促進用すなわちメッキ誘起用金属
を使って導電性下地の上にフラッシュ・メッキを行なっ
ている。米国特許第3.531,315号では、回転槽
の中に必要な化学薬品を連続的に添加し、中間に洗浄工
程を入れることなく、製品をメッキする。更に最近の例
では、米国一特許第3.690.935号では水は全て
再生して再使用する方法を開示しており、米国特許第4
.062.990号では、処理およびメッキに使用した
全ての化学薬品を再生、再使用する方法を述べている。
装置上の発達については、米国特許第3,442,69
1号および第3.494.327号では、メッキ槽が回
転しながら振動するメツキシステムを開示している。
米国特許第3.726.186号および第4,162,
680号では、水および全ての処理剤、メッキ剤を回収
・再使用する上述の方法に関する装置が開示されている
種々の特徴ある衝撃メッキ法が開発されてきたにもかか
わらず、これらの技術でメッキされる対象は、錫、カド
ミウム、亜鉛(又は錫との組合せ)、カドミウムと亜鉛
の組合せに限られており、これら1種々の下地にメンキ
するもののみである。全ての可鍛金属は衝撃メッキされ
得るという技術上の記述にもかかわらず、たとえば、ア
ルミニウム、黄銅、ステンレス鋼のような金属を衝撃メ
ッキするための商業的に受は入れられる方法はこれまで
知られていない。本発明はこの問題を解決することを目
的とする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の技術的問題を解消又は軽減することは本発明の概
括的な目的である。
本発明の具体的な目的の第一は、亜鉛、カドミウム、錫
などより降伏点の低いあるいは高い金属粉末を金属製品
の上に衝撃メッキする方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、実質的に球形粒子とは異なる形
状を有する粒子から成る金属粉末を使用した衝撃メッキ
方法を提供することである。
本発明の第三の目的は、粒子の寸法を限定し、かつ粒子
形状を全厚さと平均厚さの比および最大長と最大中の比
で限定した金属粉末を使用した衝撃メッキ方法を提供す
ることである。
本発明の第四の目的は、上記方法でメッキされる金属製
品を提供することである。
上記およびそれ以外の発明の目的、対象範囲、特徴、利
用分野について以下に詳述する。
本発明の一つの特徴はメッキ方法を提供することである
。該メッキ方法は、 a)下記i)〜■)を入れた槽を回転させる工程 i)硬さがHRB40以上の金属製品 1;)水 iii )衝撃媒体 iv)助触媒剤 ■)圧縮降伏点が2.8 klrf/mm” (4,0
00psi)未満もしくは、5.6 kgf/mm” 
(8,000psi>を越える金属の粉末であって、l
OOメツシュのスクリーンを通過する粒子から成り、該
粒子の〔全厚さ/平均厚さ〕比が約1.3〜約10.8
の範囲にあり、該粒子の〔最大長さ/最大中〕比が約1
.4〜約6.4の範囲にあり、前記回転が十分な速度で
十分な時間であるときに金属製品の上に実質的に均一な
被覆として衝撃メッキされる金属粉末、 および b)前記槽から衝撃メッキした製品を取り出す工程 を含む。
本発明のもう一つの特徴は上記の方法で衝撃メッキした
金属製品を提供することである。
〔実施態様〕
上述のように、本発明の一つの特徴は、金属製品の上に
金属粉末を衝撃メッキする方法に関する。
製品の特性としては硬さがロックウェルHRB40、以
上、望ましくはロックウェルHRC20以上あることで
ある。ロックウェル硬さの測定法については米国金属学
会(ASM)発行の”Metals Handbook
″などの文献に詳しく書かれており、その内容を参照し
た。
本発明に用いることができる製品の典型的な材質として
は、炭素鋼、マルテンサイト・ステンレス鋼、オーステ
ナイト・ステンレス鋼、ベリリウム銅、燐青銅、チタン
、アルミニウム、アルミニウム鋳物、亜鉛鋳物、焼結金
属がある。
どのような形状の製品でも衝撃メッキすることができる
。製品の例としては、ネジ、釘、取付器具(たとえば、
ドアの取手、錠、丁番、スイッチプレート等)手工具、
保持環、電気的接続器具その他の電気機器がある。
金属製品には衝撃メッキをする前に、当業界では公知の
方法で一般的な前処理を施す。たとえば、有機溶剤、ア
ルカリ性化合物などによる製品の脱脂、抑制酸性剤など
による表面調整、銅や錫などの純金属の薄い被覆による
フラッシングなどである。これらの前処理工程は、衝撃
メッキ槽とは別の設備で行なうことができる。特に脱脂
工程についてはこのことがあてはまる。一方、表面調整
とフラッシングが行なわれる場合、途中の洗浄工程の有
無、洗浄水あるいは処理剤の回収の有無にかかわらずこ
れを、衝撃メッキ槽内で行なうことができる。このこと
に関しては、前出の米国特許第3.164,448号、
第3.400.012号、第3,53L315号、第3
,690,935号、第4,062,990号を組合わ
せて参照した。
衝撃メッキ用回転槽としては、衝撃メッキ用として有効
であればどのような公知のものでも使用できる。槽は必
要な容量に応じた寸法であればよく、回転軸の傾斜・水
平、リフターの有無についてもいずれでもよい。典型的
な衝撃メッキ槽は公知であって、利用可能な設備の実施
例は前出の米国特許第3,442,691号、第3,7
76.186号、第4.162,680号に記載されて
おり、その内容を参照した。
衝撃メンキ工程中では、金属製品は水および衝撃媒体と
共に回転槽内にある。これらの構成要素は衝撃メッキ工
程に限って添加してもよいし、表面調整、フラッシュ・
コーテングなど槽内で行なわれる前処理工程から存在し
てもよい。水および衝撃媒体が前工程からメッキ槽内に
存在する場合は、メッキ実施゛に適当な混合状態となる
ように水および/または衝撃媒体を槽内に追加添加する
ことができる。水の適当な混合比は、メッキ槽内の金属
製品の体積に対して約0.4〜約20.0倍、望ましく
は約1.0〜約3.5倍の範囲である。
衝撃媒体の材質は、金属製品のメッキを適切に行なうの
に有効であれば何でも良い。そのような衝撃媒体は実際
にセラミックあるいは金属でよいが、ガラス・ビーズま
たはガラス・カレントが望ましく、これらについてはそ
れぞれ前出の米国特許第3,443,985号および第
3,013,892号に記載があり、その内容を参照し
た。ガラス衝撃媒体の固有の利点は、種々の寸法を選択
することが可能なため、金属製品の表面のくぼみの中に
まで十分侵入させられることである。−例として、比重
1.9、直径の範囲0.15〜0.36mm (0,0
06〜0.0L4in)のガラス球は8番ネジの衝撃メ
ッキに有効である。同様に、実施しようとする衝撃メッ
キに応じて、通常の技術的知識によってこれ以外の衝撃
媒体を選択することができる。ただ、一般的なガイド・
ラインとしては、製品に対するガラス・ビーズの体積比
は約0.5〜約10.0倍の範囲である。
更に、衝撃メッキ工程中に存在する構成要素としては、
助触媒剤すなわち促進剤がある。被膜形成剤、界面活性
剤および/または分散剤のいずれか一つあるいはこれら
を組合わせて助触媒剤とすることができる。これらは通
常、硫酸、塩酸、クエン酸のような酸と一緒に用いられ
る。助触媒剤すなわち促進剤として用いられる典型的な
化合物は、米国特許第3,023.127号、第3.1
32.043号、第3.328.197号第3,460
,977号、第3.479.209号第3,531,3
15号に記載されており、その内容を参照した。衝撃メ
ッキにおける助触媒剤すなわち促進剤の使用量は個々の
条件に応じて当然に変化する。たとえば、前工程で金属
製品の調整に使用した酸および/または化学薬品が実際
の衝撃メッキ自体に有効であれば、メッキ開始直前にメ
ッキ槽内に添加する酸および/または化学薬品の量は減
少することになる。ただし、助触媒剤すなわち促進剤の
範囲は一般的に金属製品の表面積929d(1ft”)
当り約0.1〜約20.0 g 、望ましくは約0.3
〜約10.0gであり、酸はpH値を約0.1〜約5、
0とするだけの量が必要である。
本発明の重要な特徴の一つは、金属製品の上に衝撃メッ
キされる金属粉末にある。前述したように、種々の特許
あるいは文献で実質的にどのような金属でも金属製品に
衝撃メンキすることができると主張されているにもかか
わらず、現実に金属製品の上に衝撃メッキされてきたの
はカドミウム、錫、亜鉛あるいはこれらの混合物に限ら
れている。
当業界で共通して考えられていたのは、体積に対する表
面積の比が最も小さい実質的に球形の粒子を使用するこ
とであった。この考え方は、このような粒子を使用する
ことによって、衝撃を与えたときに粒子が変形し、酸化
していない金属表面が露出して、この表面が下地および
先にメンキされた粒子と容易に結合できるというもので
あった。
本発明の方法で使用する粉末は、当業界でのこの認識か
ら全く離脱したものである。まず第一に、メッキが容易
なカドミウム、錫、亜鉛のような金属以外の金属粉末を
使用する点である。特に、本発明で使用するのは圧縮降
伏点が2.8 krf/a+m2(4、000ps i
)以下もしくは5.6 kgf/mm” (8,000
psi)以上の金属の粉末である。第1表に示したよう
に、金属製品の上に衝撃メ・ツキするための粉末を形成
する金属としてアルミニウム、ニッケル、銅、クロム、
70/30黄銅、316ステンレス鋼を含む。このこと
から、当業界において通常の知識を有するものにとって
は、他の金属、たとえば青銅、65/35または87/
13黄銅、他のステンレスwA(たとえば、300系他
)も同様に、本発明で使用できることが明らかである。
第   1   表 金属  圧縮降伏点  密度 kgf/mm2(Psi)   g/ cdアルミニウ
ム   1.19 (1,700)     2.7亜
鉛  3.20 (4,566)”  7.1錫   
     3.50  (5,000)”     7
.3カドミウム    4.20 (6,000)  
   8.65ニツケル     5.95 (8,5
00)     8.9銅   7.00(10,00
0)I38.96クロム     9.10(13,0
00)     7.270/30黄f!14.70(
21,000)     8.53316+?ンレ7!
iia        24.50(35,000) 
         8.0ml : 13.OOOMb
ar/ cdから換算。
本2:最大剪断強さ10.6を圧縮降伏点とした。
*3 : ”Copper Developn+ent
 As5ociation 5tandardsHan
dbook″から引用。
金属粉末粒子は全量又は実質的に全量が、100メッシ
ュ、望ましくは325メツシュ、最も望ましくは400
メツシュのスクリーンを通過する寸法である。
金属粉末を構成する粒子の形状も、球形粒子を使用すべ
きであるとする従来の考え方からは大きく逸脱している
。第1図、第2図に示すように、典型的な粒子形状は従
来技術で規定されていた球形粒子とは全く異なる6粒子
の〔全厚さ/平均厚さ〕比は約1.3〜約10.8、望
ましくは約1.8〜約7.8の範囲であり、〔最大長さ
/最大中〕比は約1.4〜約6.4、望ましくは約2.
1〜約5.8の範囲にある。これらの寸法を実測するた
めに、粉末中から典型的な粒子を選び出し顕微鏡観察を
行なった。全厚さ、最小厚さ、最大厚さは粒子側方から
の観察により測定できる。平均厚さは最小厚さと最大厚
さの和を2で除した値である。同様に、最大長さくすな
わち、dx)と最、大巾(すなわち、dy)は粒子上方
からの観察により測定できる。
球形又は実質的に球形の粒子とは全く異なる規定の比を
有することの他に、本発明の粒子は一触的に表面に1つ
以上の窪みを有し、これが粒子表 −面積のうちのかな
りの部分を占めている。具体的には、表面が凹から凸に
移る変曲点を境界とする個々の窪みの面積は、最大長さ
と最大中の積で表わした平面図上での粒子全面積の約1
2.5%以上である。
粉末を構成している粒子は個々に相異があり、また顕微
鏡観察による測定には多大の時間を要するので、粒子測
定の簡便な方法を開発した。すなわち、金属粉末の密度
を測定し、これをバルク材の密度と比較するのである。
その方法は、まず一定量(たとえば、30cdあるいは
100aa)の金属粉末を容器に入れ、容器を軽くたた
いて粉末を落ち着かせた後重量を秤り、全重量から容器
の重量を差し引き、これを当初の体積で除す。この値を
バルク材の密度(具体例は、第1表を参照)と比較した
ときの〔粉末密度/バルク密度〕比は約0、1〜約0.
41、望ましくは約0.1〜約0.35である。
本発明の金属粉末の製造法は、まずアトマイジング法で
金属粒子を作り、乾燥した後機械的方法で薄片にして適
当な寸法にする。現在このような粉末はアトランチック
ーパウダード・メタル社にューヨーク州ニューヨーク市
)が商業的に提供している。たとえば、本発明に使用で
きる黄銅粉末は同社から「リッチゴールド」の商品名で
販売されている。
衝撃メッキ条件は必ず個々の状況によって変わる。たと
えば、衝撃メッキを実施する典型的な温度は室温である
が、必要とするメッキ速度とメッキの仕上り状態に応じ
て適当な温度を選択すれば約20〜約50℃の範囲で衝
撃メッキすることができる。更に、メッキ厚さを増加し
たいときには、衝撃メッキ開始後に、材料特に助触媒剤
すなわち促進剤と金属粉末を、追加添加することができ
る。
このような実施態様においては薄いメッキをするときよ
りも当然メッキ所要時間は長くなる。メッキ厚さ約0.
8〜約89μm(約0.00003〜約0.0035i
n、)の範囲に対する典型的なメッキ所要時間は約10
〜約120m1n、望ましくは約15〜約90m1nで
ある。
金属粉末をそのままメッキ槽に添加しても良いし、また
他の成分を伴うあるいは伴なわない水溶性スラリーの形
としても良い。ここで言う他の成分としては、たとえば
先願で1983年2月1日に出願された出願番号筒46
3.023号(出願人: LesterCoch(!:
Kurt Rauch、発明の名称:粉末の運搬方法と
そのための装置)に記載されており、その内容を参照し
た。
同様に、メッキ槽の速度を選択して、メッキの仕上りを
最良にすることができる。しかし、−II的にメッキ槽
の周速度は約4.6〜約76m/min方法は、液体骨
をメッキ槽から排出しくその再使用の有無は問わない)
、槽内を水洗しく水の回収の有無は問わない)、槽をあ
けて内容物を出し、メッキした製品と衝撃媒体を分離し
、後者を普通は再使用する。あるいは、はじめから槽を
あけて内容物を全部出してしまい、製品を残りの液体と
衝撃媒体から分離して、水洗することもできる。
これ以外の再生方法についても同様に当業界で通常の知
識を有する者にとっては自明のこととして採用すること
ができる。
分離したメッキ製品を乾燥し、その用途に最終的に使用
される前に、必要に応じて処理(たとえば、ペンキ塗装
、クロメート処理、燐酸処理、ラッカー塗装)を施すこ
とができる。
本発明の方法により、金属粉末を比較的効率良く使用し
ながら、金属粉末粒子を完全に、均一に金属製品の上に
メッキすることができる。この効率はメッキ槽内に添加
した金属粉末の量に対するメッキされた金属粉末の量で
規定されるもので、約30〜約100%、望ましくは約
50〜約95%、最も望ましくは約70〜約95%であ
る。粉末の衝撃メッキによるメッキ層は粘着性が強く光
沢があり、黄銅のような金属のメッキもできる。同様の
メッキを他の方法で実現するには、薬物を使用した溶液
中でのメッキを行なわなければならないが、薬物がもし
環境中に放出された場合に問題となるであろう。
本発明の更に完全な理解を得るために、以下に参考例、
比較例、本発明の実施例について説明する。本発明の実
施例で使用した粉末は以上に述べたタイプのものであっ
て、アトランチツク・パウダード・メタル社の製品であ
る。ここで、本発明が実施例に記述した詳細に限定され
ないことを確認する。
〔参考例〕
ポリ塩化ビニルで内張すした8角形のメッキ槽〔基部直
径23CIl (9in) 、口部直径9cm(3,5
in) 、内容積 約571(約0.2ft’)、回転
軸の水平に対する傾き 約25°〕の中に、8番ネジ〔
材質 炭素鋼、硬さ HRB65〜80、長さ約13f
i(約0.5in))を約300g (0,661b)
、表面積総計 約510aJ (約0.55ft” )
を装入する。
メッキ槽内にはこの他に比重1.9のガラス製ビーズ〔
直径範囲0.15〜3.6 w (0,006〜0.1
4in) )を325 g 、水道水125m1!、 
66ボ−X度硫酸2mlを装入する。その後メッキ槽を
54rpm(表面速度32 m/win (106ft
/n+1n))の速度でl min間回転する。
このときに、アルキル・ナフタレン・スルホン酸塩のナ
トリウム塩(ペトロケミカル社製、商品名ベト口AA)
を0.1ff1%スルホン化カプリル酸カルボキシル化
イミダゾール誘導体のナトリウム塩(ミラノルケム社製
、商品名ミラノールJS)をQ、1mJ!、プロパルギ
ル・アルコールQ、3mlを槽内に添加し更に5 mi
n間回転させる。
次に、銅スルホン酸塩を0.3g添加し、フラッシュ・
コーティングするために4 min間回転し、その後塩
化第−錫0.1gを添加し、1IIlin間回転する。
このときに、亜鉛粉末(球形、平均直径6μm)を2g
添加し更に25m1n間回転する。そこで、回転を停止
し槽の内容物を検査する。ネジは実質的ムこ均一に衝撃
メッキされており、メッキ厚さは約5μm(約0.00
02in)で、亜鉛粉末はその約90%がネジにメッキ
されている。
この参考例は、標準的な衝撃メッキ方法によって球形亜
鉛粉末が金属製品の上に効果的にメッキされ得ることを
示している。
〔比較例1〕 参考例1と同一の方法であるが、ただし亜鉛粉末の代り
に、325メッシュ・スクリーンを通過した実質的に球
形の粒子から成る70/30黄銅粉末を2.3g使った
。その結果、ネジは全くメッキされなかった。
C本発明の実施例1〕 比較例1と同一の方法であるが、ただし70/30黄銅
粉末は、325メツシュ・スクリーンを通過した非球形
粒子から成る密度比0.20(100cjのサンプルに
よって測定した、バルク材に対する密度の比)の粉末2
.3gとした。典型的な粒子の全厚さは約10.2μm
、平均厚さは約1.7μm、最大長さは約39μm、最
大中は約13μmであって、表面に1つの窪みがありそ
の面積が平面図上での粒子全面積の約50%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一に黄銅メ
ッキがされており、メッキ厚さは約4μm(約0.00
016in)であって、黄銅粉末の約73%がネジにメ
ッキされている。
〔比較例2〕 参考例と同一の方法であるが、ただし亜鉛粉末の代りに
、平均直径約6μmで実質的に球形の粒子から成るアル
ミニウム粉末0.8gを使った。
その結果、ネジはアルミニウムによって不均一にメッキ
されていたが、その厚さは測定できなかった。アルミニ
ウム粉末の約13%がネジにメッキされたに過ぎない。
〔本発明の実施例2〕 比較例2の方法と同一であるが、ただしアルミニウム粉
末は、250メツシュ・スクリーンを通過した非球形粒
子から成る密度比0.30(30cjのサンプルによっ
て測定した、バルク材に対する密度の比)の粉末8.8
gとした。典型的な粒子の全厚さは約5μm、平均厚さ
は約2.5μm、最大長さは約52μm、最大中は約2
0μmであって、表面に2つの窪みがありその面積が各
々平面図上での粒子全面積の約25%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一にアルミ
ニウム・メッキされており、メッキ厚さはほぼ2.5〜
3.8 p m (0,0001〜0.00015in
)の範囲にあり、アルミニウム粉末の約65%がネジに
メッキされている。
〔比較例3〕 参考例と同一の方法であるが、ただし亜鉛粉末の代りに
、平均直径約6μmで実質的に球形の粒子から成る31
6ステンレス鋼粉末2.2gを使った。
その結果、ネジは全くメンキされなかった。
〔本発明の実施例3〕 比較例3と同一の方法であるが、ただし316ステンレ
ス鋼粉末は、400メツシュ・スクリーンを通過した非
球形粒子から成る密度比0.16(100aJのサンプ
ルによって測定した、バルク材に対する密度の比)の粉
末2.2gとした。典型的な粒子の全厚さは約2.7μ
m、平均厚さは約1μm、最大長さは約30μm、最大
中は約18μmであって、表面に1つの窪みがありその
面積が平面図上での粒子全面積の約50%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一にステン
レス鋼メッキされており、メッキ厚さは約2.5μm(
約0.0O01in)であって、ステンレス鋼粉末の約
40%がネジにメッキされている。
〔比較例4〕 参考例と同一の方法であるが、ただし硫酸の量を4ml
に増加し、亜鉛粉末の代りに、325メツシュ・スクリ
ーンを通過した実質的に球形の粒子から成る70/30
黄銅粉末2.3gを使った。その結果、ネジは全くメッ
キされなかった。
〔本発明の実施例4〕 比較例1と同一の方法であるが、ただし70/30黄銅
粉末は、325メツシュ・スクリーンを通過した非球形
粒子から成る密度比0.20(100ajのサンプルに
よって測定した、バルク材に対する密度の比)の粉末2
.3gとした。典型的な粒子の全厚さは約10.2μm
、平均厚さは約1.7μm、最大長さは約39μm、最
大中は約13μmであって、表面に1つの窪みがありそ
の面積が平面図上での粒子全面積の約50%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一に黄銅メ
ッキされており、メッキ厚さは約4.8μm(約0.0
0019in)であって、黄銅粉末の約80%がネジに
メッキされている。
〔比較例5〕 参考例と同一の方法であるが、ただし硫酸の量を4ml
に増加し、亜鉛粉末の代りに、平均直径約6μmで実質
的に球形の粒子から成るアルミニウム粉末0.8gを使
った。その結果、ネジはアルミニウムによって不均一に
メッキされていたが、その厚さは測定できなかった。ア
ルミニウム粉末の約15%がネジにメッキされたに過ぎ
ない。
〔本発明の実施例5〕 比較例5と同一の方法であるが、ただしアルミニウム粉
末は、250メソシヱ・スクリーンを通過した非球形粒
子から成る密度比0.30 (30ctAのサンプルに
よって測定した、バルク材に対する密度の比)の粉末0
.88gとした。典型的な粒子の全厚さは約5μm、平
均厚さは約2.5μm、最大長さは約52μm、最大中
は約20μmであって、表面に2つの窪みがあり、その
面積が各々平面図上での粒子全面積の約25%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一にアルミ
ニウム・メッキされており、メッキ厚さは約3.8μm
(約0.00015in)であって、アルミニウム粉末
の約72%がネジにメッキされている。
〔比較例6〕 参考例と同一の方法であるが、ただし硫酸の量を4ml
に増加し、亜鉛粉末の代りに、平均直径約12μmで実
質的に球形の粒子から成る316ステンレス鋼粉末2.
2gを使った。その結果、ネジは全くメッキされなかっ
た。
c本発明の実施例6〕 比較例6と同一の方法であるが、ただし316ステンレ
ス鋼粉末は、400メッシュ・スクリーンを通過した非
球形粒子から成る密度比0.16(100calのサン
プルによって測定した、バルク材に対する密度の比)の
粉末2.2gとした。典型的な粒子の全厚さは約2.7
μm、平均厚さは約Iμm、最大長さは約30μm、最
大中は約18μmであって、表面に1つの窪みがあり、
その面積が平面図上での粒子全面積の約50%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一にステン
レス鋼メッキされており、メッキ厚さはほぼ2.5〜3
0μm(約0.0001〜0.0012in)の範囲に
あり、ステンレス鋼粉末の約50%がネジにメッキされ
ている。
〔本発明の実施例7〕 参考例と同一の方法であるが、ただし20%塩酸2ml
を添加し、亜鉛粉末の代りに、250メツシュ・スクリ
ーンを通過した非球形粒子から成る密度比0.30(3
0cjのサンプルによって測定した、バルク材に対する
密度の比)のアルミニウム粉末0.88gを使った。典
型的な粒子の全厚さは約5μm、平均厚さは約2.5μ
m、最大長さは約52μm、最大中は約20μmであっ
て、表面に2つの富みがあり、その面積は各々平面図上
での粒子全面積の約25%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一にアルミ
ニウム・メッキされており、メッキ厚さはほぼ3.8〜
5 u m (0,00015〜O,0O02in)の
範囲にあり、アルミニウム粉末の約78%がネジにメッ
キされている。
〔本発明の実施例8〕 参考例と同一の方法であるが、ただし20%塩酸’l、
m1を添加し、亜鉛粉末の代りに、400メッシュ・ス
クリーンを通過した非球形粒子から成る密度比0.16
(100aJのサンプルによって測定した、バルク材に
対する密度の比)の316ステンレス鋼粉末2.2gを
使った。典型的な粒子の全厚さは約2.7μm1平均厚
さは約1μm、最大長さは約30μm1最大巾は約18
μmであって、表面に1つの窪みがあり、その面積が平
面図上での粒子全面積の約50%に当る。
この方法で実施した結果、ネジは実質的に均一にステン
レス鋼メッキされており、メッキ厚さは約3.8μm(
約0.00015in)であって、ステンレス鋼粉末の
約60%がネジにメッキされている。
本発明の望ましい実施例について述べたが、これらに変
形あるいは変更を加えることができるということは当業
界で通常の知識を有する者にとっては自明のことである
。そのような変形は本発明の特許請求の範囲に含まれる
ものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する典型的な粒子の平面図であっ
て最大長さと最大中を示す図、第2図は第1図に平面図
を示した本発明に使用する典型的な粒子の側面の横断面
図であって最小厚さ、最大厚さ、全厚さを示す図である
。 dx・・・最大厚さ、 cty・・・最大中、以下金白 最大厚さ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属製品の上に粉末金属を衝撃メッキする方法であ
    って、(1)硬さがHRB40以上の金属製品、(2)
    水、(3)衝撃媒体、(4)助触媒剤および(5)(a
    )圧縮降伏点が2.8Kgf/mm^2(4,000p
    si)未満もしくは5.6Kgf/mm^2(8,00
    0psi)を越える金属粉末であって(b)100メッ
    シュのスクリーンを通過する粒子から成り(c)該粒子
    の〔全厚さ/平均厚さ〕比が約1.3〜約10.8の範
    囲にあり(d)該粒子の〔最大長さ/最大巾〕比が約1
    .4〜約6.4の範囲にあり(e)回転が十分な速度で
    かつ十分な時間継続するときに金属製品(1)の上に実
    質的に均一な被覆として衝撃メッキされる金属粉末、の
    (1)〜(5)を装入した槽を回転する工程と、該槽か
    ら衝撃メッキされた金属製品を取り出す工程とを含む衝
    撃メッキ方法。 2、前記金属製品の硬さがHRC20以上である特許請
    求の範囲第1項記載の衝撃メッキ方法。 3、前記金属製品が炭素鋼、マルテンサイト・ステンレ
    ス鋼、オーステナイト・ステンレス鋼、ベリリウム銅、
    燐青銅、チタン、アルミニウム鋳物、亜鉛鋳物、焼結金
    属から成る群から選択された金属で作られる特許請求の
    範囲第1項記載の衝撃メッキ方法。 4、前記衝撃媒体がガラス・ビーズを含む特許請求の範
    囲第1項記載の衝撃メッキ方法。 5、前記衝撃媒体が少なくとも2つ以上の異なる寸法の
    ガラス・ビーズを含む特許請求の範囲第4項記載の衝撃
    メッキ方法。 6、前記金属粉末がステンレス鋼、アルミニウム、黄銅
    、ニッケル、銅、クロム、青銅、およびこれらの混合物
    から成る群から選択された金属の粉末を含む特許請求の
    範囲第1項記載の衝撃メッキ方法。 7、前記金属粉末の〔全厚さ/平均厚さ〕比が約1.8
    〜約7.8の範囲にある特許請求の範囲第1項記載の衝
    撃メッキ方法。 8、前記金属粉末の前記粒子の〔最大長さ/最大巾〕比
    が約2.1〜約5.8の範囲にある特許請求の範囲第1
    項記載の衝撃メッキ方法。 9、前記金属粉末の前記粒子が表面に少なくとも1つ以
    上の窪みを有し、該窪みの面積が平面図上での粒子全面
    積の約12.5〜約74%を占める特許請求の範囲第1
    項記載の衝撃メッキ方法。 10、前記金属粉末が325メッシュのスクリーンを通
    過する粒子を含む特許請求の範囲第1項記載の衝撃メッ
    キ方法。 11、前記金属粉末が400メッシュのスクリーンを通
    過する粒子を含む特許請求の範囲第1項記載の衝撃メッ
    キ方法。 12、前記金属粉末がスラリーの形態で前記槽内に装入
    される特許請求の範囲第1項記載の衝撃メッキ方法。 13、金属製品の上に粉末金属を衝撃メッキする方法で
    あって、(1)硬さがHRB40以上の金属製品、(2
    )水、(3)衝撃媒体、(4)助触媒剤および(5)(
    a)圧縮降伏点が2.8Kgf/mm^2(4,000
    psi)未満もしくは5.6Kgf/mm^2(8,0
    00psi)を越える金属粉末であって(b)100メ
    ッシュのスクリーンを通過する粒子から成り(c)該粒
    子の〔全厚さ/平均厚さ〕比が約1.3〜約10.8の
    範囲にあり(d)該粒子の〔最大長さ/最大巾〕比が約
    1.4〜約6.4の範囲にあり(e)回転がが十分な速
    度でかつ十分な時間継続するときに金属製品の上に実質
    的に均一な被覆として衝撃メッキされる金属粉末、の(
    1)〜(5)を装入した槽を回転する工程と、該槽から
    衝撃メッキされた金属製品を取り出す工程とを含む衝撃
    メッキ方法によって衝撃メッキした金属製品。 14、金属製品の上に粉末金属を衝撃メッキする方法で
    あって、(1)硬さがHRB40以上の金属製品、(2
    )水、(3)衝撃媒体、(4)助触媒剤および(5)(
    a)圧縮降伏点が2.8Kgf/mm^2(4,000
    psi)未満もしくは5.6Kgf/mm^2(8,0
    00psi)を越える金属粉末であって(b)100メ
    ッシュのスクリーンを通過する粒子から成り(c)〔粉
    末の密度/バルク金属の密度〕比が約0.1〜約0.4
    1の範囲にあり(d)回転が十分な速度でかつ十分な時
    間継続するときに金属製品の上に実質的に均一な被覆と
    して衝撃メッキされる金属粉末、の(1)〜(5)を装
    入した槽を回転する工程と、該槽から衝撃メッキされた
    金属製品を取り出す工程とを含む衝撃メッキ方法。 15、前記金属製品の硬さがHRC20以上である特許
    請求の範囲第14項記載の衝撃メッキ方法。 16、前記金属製品が炭素鋼、マルテンサイト・ステン
    レス鋼、オーステナイト・ステンレス鋼、ベリリウム銅
    、燐青銅、チタン、アルミニウム鋳物、亜鉛鋳物、焼結
    金属から成る群から選択された金属で作られる特許請求
    の範囲第14項記載の衝撃メッキ方法。 17、前記衝撃媒体がガラス・ビーズを含む特許請求の
    範囲第14項記載の衝撃メッキ方法。 18、前記衝撃媒体が少なくとも2つ以上の異なる寸法
    のガラス・ビーズを含む特許請求の範囲第17項記載の
    衝撃メッキ方法。 19、前記金属粉末がステンレス鋼、アルミニウム、黄
    銅、ニッケル、銅、クロム、青銅、およびこれらの混合
    物から成る群から選択された金属の粉末を含む特許請求
    の範囲第14項記載の衝撃メッキ方法。 20、前記金属粉末が325メッシュのスクリーンを通
    過した粒子を含む特許請求の範囲第14項記載の衝撃メ
    ッキ方法。 21、前記粉末の密度のバルク金属の密度に対する比が
    約0.1〜約0.35の範囲にある特許請求の範囲第1
    4項記載の衝撃メッキ方法。 22、金属製品の上に粉末金属を衝撃メッキする方法で
    あって、(1)硬さがHRB40以上の金属製品、(2
    )水、(3)衝撃媒体、(4)助触媒剤および(5)(
    a)圧縮降伏点が2.8Kgf/mm^2(4,000
    psi)未満もしくは5.6Kgf/mm^2(8,0
    00psi)を越える金属粉末であって(b)100メ
    ッシュのスクリーンを通過する粒子から成り(c)〔粉
    末の密度/バルク金属の密度〕比が約0.1〜約0.4
    1の範囲にあり(d)回転が十分な速度でかつ十分な時
    間継続するときに金属製品の上に実質的に均一な被覆と
    して衝撃メッキされる金属粉末、の(1)〜(5)を装
    入した槽を回転する工程と、該槽から衝撃メッキされた
    金属製品を取り出す工程とを含む衝撃メッキ方法によっ
    て衝撃メッキした金属製品。
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