JPS61172813A - ポリ乳酸を担体とする徐放性複合体の製造方法 - Google Patents

ポリ乳酸を担体とする徐放性複合体の製造方法

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JPS61172813A
JPS61172813A JP60013998A JP1399885A JPS61172813A JP S61172813 A JPS61172813 A JP S61172813A JP 60013998 A JP60013998 A JP 60013998A JP 1399885 A JP1399885 A JP 1399885A JP S61172813 A JPS61172813 A JP S61172813A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 イ0発明の属する技術分野 本発明は低分子量ポリ乳酸に生理活性物質を担持させて
成る生体内分解型徐放性複合体及びその製造方法に関す
る。
口、従来技術の説明 乳酸は周知のように種々の分子量を持つポリマに重合さ
せることかできる。この乳酸ポリマーにおいて低分子量
のもの1例えば分子量2000以下のポリ乳酸は成形加
工性が乏しいために製剤への利用は今だなされていない
一方、高分子量ポリ乳酸の製剤への応用は従来から行わ
れており、特にポリ乳酸を生理活性物質の徐放化用担体
としての利用については多数の報告がある。例えば、 
JoM、Brady等のJ、 Biomed。
Mater、 Res、、7 155(1973)%N
0Mason等のJ、Pharm、 Sci、、 65
 847(1976)、L、 R,Beak等のFer
til、 5teri1.、31 545(1979)
 、N、Wakiyama等のGhem、 Pharm
Bull、、30 2621 (1982)及びA、I
)。
Schwope等のLite Sci、、 17 18
77(1975)を挙げることができる。これら文献記
載の複合体は少なくとも2QOOOの高分子量ポリ乳酸
を生理活性物質の担体として用いることを一般に特徴と
するものであるが、このような高分子量ポリ乳酸を担体
とする複合体はしかしながら生体内分解型複合体として
満足すべきものとは言い難い。
例えば、これら従来の複合体は一般にin viv。
におけるポリ乳酸担体の分解が非常に遅いと言う欠点が
ある。
また、これら複合体はその成形の際に有機溶媒を使用す
る場合もあり、生理活性物質−担体複合体中に微量に残
存する溶媒の生体への影響が無視できす、解決されなけ
ればならない問題として残されている。
更に、上記報告のほとんどは水不溶性の生理活性物質の
徐放化【関するものであって、この場合生理活性物質の
ポリ乳酸からの放出量は比較的コントロールしやすいと
されているが、水溶性の生理活性物質の場合ポリ乳酸担
体からのその放出をコントロールすることは困難である
ことが知られている。生体内分解性、?? +7マーか
らの水溶性生理活性物質の放出をコントロールする研究
の報告はいままでのところ非常に少ないが、例えば平野
等の人工臓器、13 1176(1984)を挙げるこ
とができる。この文献はポリ乳酸複合体からの5−フル
オロウラフル(水溶性)のin vivo  放出Lc
ついての研究に関するが、この報告においてもポリ乳酸
担体の前記in vivo  難分解性の問題解決策は
示されていない。
発明の要約 本発明者は鋭意研究の結果、分子量が200〜10.0
00の低分子量ポリ乳酸を担体として用い、これに生理
活性物質を包括させるときは、担体の生体内分解速度が
比較的大きく、所望の期間内に分解を終わらせることが
でき、かつ生理活性物質の放出も該物質の水溶解性に関
係なく促進させることを見い出すと共に、上記ポリ乳酸
は適当な圧力下及び温度下で軟化又は溶融せしめること
によって容易に製剤し得ることを見い出して本発明を完
成した。
従って1本発明の主たる目的は、生理活性物質の生体内
分解性徐放性複合体用の担体として有用なポリ乳酸を提
供することである。
本発明のもう1つの目的は、相対的に低分子量のポリ乳
酸知生理活性物質を担持させて成る生体内分解型徐放性
複合体及びその製造方法を提供することである。
本発明の更に他の目的及び利点は以下の説明及び添附図
面から明らかになるだろう。
発明の詳細な説明 本発明は生理活性物質を保持する担体として低分子量の
Z リ乳酸を使用することを1つの特徴とする。
本発明において、上記ポリ乳酸はその分子量が200乃
至10,000の低分子量ポリ乳酸でなければならない
。好ましい分子量範囲は400乃至5000である。
上記の分子量範囲において、生理活性物質を包括した本
発明による複合体は速い、しかし適度のポリ乳酸の生体
内分解、消化特性と適度の生理活性物質の徐放特性を有
する。例えば1本発明に係るポリ乳酸は一般に、生理活
性物質を包括するその複合体をウィスターラット(W1
θter rat)(雄)の背中皮下部に埋入するとき
約3〜30週間で実質的に完全罠分解、消化される。
また、上記のようなポリ乳酸を生理活性物質の担体とし
て用いるとぎは、生理活性物質が水溶性であるか、水不
溶性であるかに係わらず、そのポリ乳酸担体からの放出
は、例えばポリ乳酸の分子量、複合体の構造、その他の
条件を適宜選択すること知よって容易にコントロールす
ることができる。
生理活性物質を上記p +)乳酸で担持させた本発明に
よる生体内分解型徐放性複合体は両者の機械的混合及び
加圧−加熱成形による生理活性物質の固体分散系でも、
あるいは成形時の同時溶融による生理活性物質の分子分
散系のいずれでもよいが、熱中分子分散系は生理活性物
質のin vivo  における放出コントロールを極
めて容易になし得ると言う利点を有する。本発明による
徐放性複合体はまた後記するようにポリ乳酸又はポリ乳
酸と生理活性物質の混合物の外層と生理活性物質の内層
とから成るサンドイッチ構造を取ることもできる。
これら複合体の製剤形態は任意で、例えばシリンダー状
、フィルム状、針状1球状、タブレット状あるいは粒状
であることができる。
本発明(おいて用いられるポリ乳酸はD一体、L一体あ
るいはDL一体のいずれであってもよい。
これらのポリ乳酸は乳酸の重合方法として公知の任意の
方法で製造することができるが、特に乳酸は無触媒で重
合させることができるので、一方後記するように本発明
に係る徐放性複合体は一切の有機溶媒を使用せずに製造
することができるので。
本発明の徐放性複合体はポリ乳酸が重合触媒残渣あるい
は残基を含まず、しかも無溶媒の系として得ることがで
き、安全性の点で非常に有利である。
本発明の低分子量ポリ乳酸を担体とする生体内分解型徐
放性複合体において、生理活性物質が担体中に分散した
構造の複合体はポリ乳酸と生理活性物質との混合物を加
圧−加熱してポリ乳酸のみを軟化もしくは溶融し、又は
同時に生理活性物質も溶融し、そして希望する形状に成
形すること罠よって製造することができる。
上記方法知おいて、ポリ乳酸と生理活性物質との混合は
常用の機械的混合法によって容易に達成することができ
る。ポリ乳酸と生理活性物質の混合物の加圧−加熱成形
は常圧乃至L 000 ’Kl!/ cm2の圧力及び
常温乃至150℃の温度においてポリ乳酸が軟化もしく
は溶融し、あるいは同時に生理活性物質が溶融する圧力
と温度の組合せにおいて行われる。このような圧力一温
度条件の組合せを用いることによって、低分子量ポリ乳
酸はそれに何んらの変性も加える必要なしに容易に成形
、製剤化することができるようになると共に、得られる
複合体中に良好な生理活性物質の分散が達成され、前記
のような優れた生体内分解特性と徐放特性を持つ複合体
を製造できるようになる。
本発明は前記低分子量、Oリ乳酸を上記と同様の常圧乃
至1. OOOkg/ cm2の圧力及び常温乃至15
0℃の温度において加圧−加熱して軟化もしくは溶融し
、次いで中央部に開放空孔部を持つ形状に成形し、そし
て該空孔部に生理活性物質を装入した後該空孔部の開口
を前記加圧、加熱条件下で閉じることから成る、ポリ乳
酸の外層と生理活性物質の内層とから成るサンドイッチ
構造の生体内分解型徐放性複合体の製造法も包含する。
本発明はまた、前記低分子量ポリ乳酸と生理活性物質と
の機械的混合物を上記と同様の圧力、温度条件下で加圧
−加熱してポリ乳酸のみを軟化もしくは溶融するか、又
は同時に生理活性物質も溶融し、以下同様にして中央部
に開放空孔部を持つ形状に成形し、空孔部に生理活性物
質を装入し、そして空孔部の開口を閉じることから成る
す/ドイツテ構造を有する生体内分解型徐放性複合体の
製造法も包含する。このサンドイッチ構造の複合体は外
層がポリ乳酸と生理活性物質との混合物から成り、従っ
て外層がポリ乳酸のみから成るサンドイッチ構造の複合
体に対して異なる徐放特性を与えることが期待され、生
理活性物質の放出をコントロールする1つの手段を与え
る。
上記サンドイッチ構造の徐放性複合体の製造法において
、中央部に開放空孔部を有するポリ乳酸又はポリ乳酸と
生理活性物質との混合物の成形体は、例えばポリ乳酸又
はその混合物を上記成形条件でフィルムに成形し、これ
を所定の径を持つ芯体に所望厚さに巻き1次いで芯体を
抜き取ることによって形成することができる。この管状
成形体は1端を溶封後、又は溶封せずにその管中に生理
活性物質を充填し、次いで開口を同様に溶封することに
よって成形が完結される。
上記サンドインチ構造の徐放性複合体はまた、希望する
形状の徐放性複合体に適合した鋳型にあらかじめポリ乳
酸担体又はポリ乳酸担体と生理活性物質との混合物を装
入し、凸型プレスで前記加圧、加熱条件下で加圧−加熱
して担体又はその生理活性物質との混合物を凹状に成形
し、その凹部に生理活性物質を装入し、そしてその上部
に担体又はその生理活性物質との混合物を装入し、平型
プレスで前記加圧、加熱条件下でプレス成形することに
よっても製造することができる。
上記のサンドイッチ構造を有する徐放性複合体。
典形的にはポリ乳酸の外層と生理活性物質の中心層から
成る複合体からの生理活性物質の放出は基本的にはze
roorder releaseを示す。さらにこのサ
ンドイッチ構造の徐放性複合体は包括された生理活性物
質の失活が分散型複合体に比べ一般に少ない。これは、
サンドインチ構造に起因したもので、外層の担体が中心
部の生理活性物質の失活を抑制するためと考えられる。
本発明の徐放性複合体はその成形の際に光もしくは電離
性放射線を照射することによって担体の分子量をコント
ロールして複合体の生体内分解速度をコントロールし、
更に生理活性物質の放出速度をコントロールすること、
また同時に複合体の放射線殺菌をおこなうことができる
。この光もしくは電離性放射線の照射は原料ポリ乳酸担
体、ポリ乳酸担体と生理活性物質の成形前混合物及びポ
リ乳酸−生理活性物質の成形体のいずれに対しても行う
ことができる。採用し得る線源としては、例えば低圧ま
たは高圧水銀灯からの可視および紫外光、太陽光、フォ
トンファクトリ−からの光、X線、ガンマ−線、ベータ
線、アルファー線、電子線のいずれでもよい。照射線量
は太線量になると処理工程中に生理活性物質が失活する
ので極力少ない方が望ましいが、一般に1×10〜1×
l Q8radの照射線量が必要である。好ましい照射
線量は、分子量コントロールについては1×105〜1
×10rad、殺菌については5XlO〜5X 10 
rad  である。
本発明は生理活性物質を担体ポリ乳酸に包括固定して成
る徐放性複合体及びこの徐放性複合体を製造する方法に
関するものであるので、生理活性物質に特段の限定が付
されるものではないが、下記にその具体例を掲げる。
(1)抗悪性腫瘍剤:これはその作用機構によって下記
の様に分類される。
(1) −1:アルキル化剤、例えばクロルメチ/。
ナイトロジエ/マスタードーN−オキシド、シクロホス
ファミド9、クロラムブチル、チオテパ等。
(1) −2;代謝拮抗剤;例えば、テトシ/アラビノ
シトゝ、6−メルカプトプリン、5−フルオロウラシル
等。
fl) −3;  植物性核分裂毒豹、例えば硫酸ビン
ブラスチン、デメコル7/等。
(1) −4;抗生物質;例えばザルコマイシン、アク
チルマイシン、マイトマイシフG、 クロモマイシンA
3等。
(11−5;ホルモン剤;例えば副腎皮質ステロイドゝ
ホルモン、性ホルモン等。
(1) −6;その他の抗悪性腫瘍剤;864T、グア
ニルヒトゝラゾ/、L−アスパラギナーゼ、PC−B−
45% ミドディン等。
(2)ホルモン剤 (2+ −1;ステロイビホルモ/;例えばヒドロキシ
ラーゼ、インメラーゼ、ヒドロゲナーゼ等のステロイド
代謝酵素;アンドロゲ/、アンドロゲン等のような性ホ
ルモン薬;グロココルチコイド、ミネラルコルチコイビ
のような副腎皮質ホルモン薬。
(2+ −2;−”プテドホルモン;例えば甲状腺刺激
ホルモン放出ホルモン、黄体形成ホルモ/放出ホルモ/
、ソマトスタチンのような視床下部ホルモン;副腎皮質
刺激ホルモ/、甲状腺刺激ホルモン、黄体形成ホルモン
、卵胞刺激ホルモ/、プロラクチン、生長ホルモ/のよ
うな下垂体前葉ホルモン二色素胞刺激ホルモン;下垂体
後葉ホルモン、甲状腺ホルモ/;副甲状腺ホルモン、カ
ルシトニ/;イソシュリン、グルカゴ/;ガストリノ、
ヨレシストキニ/、パ/クレオザイシン、セクレチ/%
モチリ/のような消化管ホルモン; LH−RH,及び
LH−RHアナログ、例えば(D−Aea6. des
−Gg7−NH210)−LH−RH−エテルアミド、
[D−Leu6 、   des−G4y−NH210
:]−LH−RH−エ チルアミド NH210)−LH−RH  −エチノげミド;TRH
%ADH等。
(2) − 3 ;カテコールアミン f21 − 4 ;エクジソ/,幼若ホルモ/、脳ホル
モンを含む昆虫ホルモン (2+ − 5 ;植物ホルモン (3)その他下記に列示する一般的医薬品;鎮静剤、催
眠剤;脳神経鎮痙鎮静剤;精神神経安定剤;精神神経賦
活剤;自律中枢Mu剤;抗ヒスタミノ剤;鎮量剤;鎮吐
剤;鎮痛剤;自律神経遮断剤;筋弛緩剤;筋緊張剤;神
経痛・リウマチ性疾患治療剤;尿酸代謝改善剤;抗炎症
剤;下熱剤;強心剤;細胞賦活剤;血管拡張・循環増強
剤;昇圧剤;利尿剤;血圧降下剤:抗凝血剤;鎮咳剤;
健胃剤;消化性潰瘍治療剤;駆虫剤;造血剤;利仄剤;
肝賦活剤;変質剤;血糖降下剤;老化防止剤;ビタミ/
剤,ミネラル剤;化学療法剤;生物学的製剤:抗生物質
;眼疾患剤;耳鼻咽喉症患剤;皮膚疾患剤;歯疾患剤;
診断側薬;公衆衛生用薬;各種フエロモ/;麻薬等。
本発明において,上記例示のような生理活性物質は1種
又は2種以上複合体に包括され得ることは言うまでもな
い。
次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1〜3 分子量約1,000f,実施例1〕、分子量約200(
B実施例2〕及び分子量約4,000(実施例3〕のD
L−ポリ乳酸粉末(50μm以下)100Wと〔D −
 Ser (TBU)’, des−Gey−NH2”
〕−〕LHーRHーエチルアミド40を機械的によく混
合し、内径8叫のガラスアノプルに充填し、そして30
℃、200kg/C!rL2の圧力下において担体を加
圧軟化させてL D −5er(TBU)6. dos
−(Jy−NH2” )−LH−RHエチルアミドをポ
リ乳酸担体中に分散させた。冷却後、アンプルから取り
出された、〔D−8er(TBU)’、 des−Ge
y−NH210)−LH−RH−エチルアミドを含むD
L−ytり乳酸は内径8配の円柱状に成形加工された複
合体である。
この複合体からの(D−8er(TBU)’、 des
−GJy−NH21°)−LH−RH−x 5−ルアミ
ドゝのin viv。
放出は、複合体をウィスターラット (雄)の背中皮下
に外科的手術によって埋入し、一定時間経過した後ラッ
トを層殺し、複合体を取り出し、複合体中に残存する[
D−8er(TBU)’、 des−Gey−NH2”
)−LH−RH−エチルアミドの量から求めた。結果を
第1図に示す。そして、その時の担体のin viv。
分解率を第1表に示す。さらに、第2図に実施例1の場
合の血清中生理活性物質濃度を示す。
第1表 実施例1 30 50 7585100  −   −
  −   一実施例2  5 30 4’560  
75 90  100 −   一実施例4〜5 実施例1のDL−ポリ乳酸に代えて分子量約1,000
のL−ポリ乳酸〔実施例4〕及び分子量約1,000の
D−ポリ乳酸(実施f心5 )を用いた点を除いて実施
例1の操作を繰り返した。
得られた複合体からの(D−3et(TBU)6. d
ea−G ey −NH2) −L H−RH−−x−
チルアミドのin viv。
放出曲線を第3図に示す。さらに、その時の担体のin
 vivo 分解率を第2表に示す。
実施例6〜7 実施例4及び5で得られた複合体のそれぞれに窒素雰囲
気中、室温においてGo−60からのγ線を3 M r
ad照射した。
得られた複合体からの(D−8et(TBU)’、 d
es−Ggy −NH2) −L H−RH−:r−チ
ルアミドの1nvivo放出曲線を第3図に示す。さら
に、その時の担体のin ViVO分解率を第2表に示
す。
第2表 実lべh壬2す415 30 38 52  65  
85   96 100   一実施例5 3 510
13 20 26  33  45 60実施例620
38 47 63 80 93 100  −   一
実施例8〜9 実施例2の生理活性物質を5−FU、すなわち5−フル
オロウラシル(実施例8)〕及びテストステロン〔実施
例9)〕にそれぞれ代えた点を除いて実施例2を繰り返
した。
得られた複合体からの5−FU及びテストステロンのi
n ViVO放出曲線を第4図にそれぞれ示す。担体の
in vivo  分解率はいずれも実施例20分解率
にはソ一致した。
実施例10 分子量約5,000のDL−ポリ乳酸粉末(50μm以
下)20(IIFとE2−17β100■を機械的によ
く混合し、この混合物をたて20叫×よこ30咽×厚さ
1mmの矩形凹部を有する鋳型に均一に充填し、35℃
の温度及び300 kl// ram  の圧力下で担
体を軟化、成形して20Wrm×30叫×1瓢のフィル
ム状の、 E2−17β を含むD L −d# +7
乳酸複合体を調製した。
得られた複合体からのE2−17βのin viv。
放出曲線を第5図に示す。さらに、tの時の担体のin
 vivo  分解率を第3表に示す。
第3表 実施例11 分子量約2,000のDL−ポリ乳酸300■と(D−
Aea’、   des−Gey−NH210)、−L
H−RH−ニーF−ルアミド 3 0 0 J/ cm2 の圧力下で45℃に温度を
上げて担体を溶融せしめ、これをノズル(0,3m+n
径)を通して4℃の水中に糸状に噴出せしめた。得られ
た複合体を約30μmの粒状とした。
この複合体からの、実施例2と同様に実験したウィスタ
ーラットにおける上記生理活性物質のin vivo 
 放出曲線を第5図に示す。この複合体に関する担体の
in vivo  分解速度は実施例2よりも若干速か
った。
実施例12 分子量約2,000のDL−ポリ乳酸粉末(50μm以
下)50■を40℃の温度で軟化させ、そしてさらに1
00k19/cWL  の圧力をかけて厚さ0.5mm
のフィルム(たて15閣×よこ25闇)を作った。次に
、このフィルムを外径4閣のステンレス棒に巻きつけ、
内径4■及び外径71MnのDL−ポリ乳酸の管を作っ
た。この管の一方の開口を溶封した後、他端の開口から
エストラサイト■20■を充填し、そしてその開口を同
様に溶封して中心部にエストラサイト0層を有するす/
ドイツテ構造のDL−ポリ乳酸カプセルを調製した。
この溶封カプセルの長さは15朋であった。
この複合体からの、実施例2と同様に実験して得たエス
トラサイド■のin vivo  放出曲線を第6図に
示す。また、この複合体における担体のin vivo
  分解性は実施例2と同程度であった。
実施例13 実施例2の成形条件の代りに50℃、200 kg/c
frL2の温度−圧力条件を用いてL D−3er(T
BU)6゜ties−Gey−NH210’J−LH−
RH−xfルアミド及び担体の両者を溶融混合せしめ、
成形した点を除いて実施例2を繰り返した。得られた複
合体からの。
L D−8e t (TBU) 6゜des−Gey−
NH2”〕−LH−RH−エチルアミビのin viv
o  放出曲線を第6図に示す。この複合体における担
体のin vivo  分解性は実施例2と同程度であ
った。
実施例14 分子量約zoooのDL−ポリ乳酸50m7と(D−3
er (TBU)’−des−Gey−NH2”〕−L
H−RH−エテルアミド″201ngとの混合物を、4
5℃、100kl? / cm2の条件を用いて実施例
12と同様のフィルムに成形し、そしてこのフィルムを
用いて実施例12と同様に管を作製し、その一端を溶封
後(D−8er(TBU)’−des−Gey−NH2
10) −LH−RH−エテルアミド20■を充填し、
他端開口を溶封して実施例12と同様のサンドイッチ構
造の複合体を調製した。
得られた複合体からの実施例2と同様に実験した(D−
3er(TBU)6−des−f4!y−NH2”) 
−LH−RH−エテルアミドのin vivo  にお
ける放出曲線を第7図に示す。この複合体における担体
のin viv。
分解性は実施例2と同程度であった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図乃至第7図はおのおの本発明の実施例
で製造された徐放性複合体の生理活性物質の生体内放出
量と生体埋入時間の関係を示すグラフであり、そして第
2図は実施例1の徐放性複合体の埋入されたラットの血
清中生理活性物質の濃度と埋入時間との関係を示すグラ
フである。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量が200乃至10,000の範囲のポリ乳
    酸を担体として生理活性物質を包括して成ることを特徴
    とする生理活性物質の徐放性機能を持つ生体内分解型徐
    放性複合体。
  2. (2)生理活性物質と分子量が200乃至10,000
    の範囲のポリ乳酸を機械的に混合し、常圧乃至1,00
    0kg/cm^2の圧力下、常温乃至150℃の温度に
    おいて加圧−加熱してポリ乳酸のみを軟化もしくは溶融
    するか、又は同時に生理活性物質も溶融し、次いで所望
    の形状に成形することを特徴とする生理活性物質の徐放
    性機能を持つ生体内分解型徐放性複合体の製造方法。
  3. (3)前記のポリ乳酸もしくはポリ乳酸と生理活性物質
    との混合物又はその成形物に光又は電離性放射線を照射
    する特許請求の範囲第(2)項記載の方法。
  4. (4)前記電離性放射線の照射線量が1×10^4乃至
    1×10^8radである特許請求の範囲第(3)項記
    載の方法。
  5. (5)分子量が200乃至10,000の範囲のポリ乳
    酸を常圧乃至1,000kg/cm^2の圧力下、常温
    乃至150℃の温度において加圧、加熱して軟化もしく
    は溶融し、次いで中央部に開放空孔部を持つ形状に成形
    し、そして該空孔部に生理活性物質を装入した後該空孔
    部の開口を前記加圧、加熱条件下で閉じることを特徴と
    する生理活性物質の徐放性機能を持つサンドイッチ構造
    の生体内分解型徐放性複合体の製造方法。
  6. (6)前記ポリ乳酸を希望する形状の徐放性複合体に適
    合した鋳型に充填して前記加圧、加熱条件下で凸型プレ
    スで加圧−加熱することによって前記開放空孔部を凹孔
    部として形成し、該凹孔部に生理活性物質を装入し、更
    にその上部に前記ポリ乳酸を装入した後平型プレスで加
    圧−加熱することによって凹孔部を閉じる特許請求の範
    囲第(5)項記載の方法。
  7. (7)前記のポリ乳酸又はその成形物に光又は電離性放
    射線を照射する特許請求の範囲第(5)項記載の方法。
  8. (8)前記電離性放射線の照射線量が1×10^4乃至
    1×10^8radである特許請求の範囲第(7)項記
    載の方法。
  9. (9)生理活性物質と分子量が200乃至10,000
    の範囲のポリ乳酸を機械的に混合し、常圧乃至1,00
    0kg/cm^2の圧力下、常温乃至150℃の温度に
    おいて加圧−加熱してポリ乳酸のみを軟化もしくは溶融
    するか、又は同時に生理活性物質も溶融し、次いで中央
    部に開放空孔部を持つ形状に成形し、そして該空孔部に
    生理活性物質を装入した後該空孔部の開口を前記加圧、
    加熱条件下で閉じることを特徴とする生理活性物質の徐
    放性機能を持つサンドイッチ構造の生体内分解型徐放性
    複合体の製造方法。
  10. (10)前記生理活性物質とポリ乳酸との混合物を希望
    する形状の徐放性複合体に適合した鋳型に充填して前記
    加圧、加熱条件下で凸型プレスで加圧−加熱することに
    よって前記開放空孔部を凹孔部として形成し、該凹孔部
    に生理活性物質を装入し、更にその上部に前記生理活性
    物質とポリ乳酸の混合物を装入した後平型プレスで加圧
    −加熱することによって凹孔部を閉じる特許請求の範囲
    第(9)項記載の方法。
  11. (11)前記のポリ乳酸もしくはポリ乳酸と生理活性物
    質との混合物又はその成形物に光又は電離性放射線を照
    射する特許請求の範囲第(9)項記載の方法。
  12. (12)前記電離性放射線の照射線量が1×10^4乃
    至1×10^8radである特許請求の範囲第(11)
    項記載の方法。
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