JPS6117099B2 - - Google Patents

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JPS6117099B2
JPS6117099B2 JP57201822A JP20182282A JPS6117099B2 JP S6117099 B2 JPS6117099 B2 JP S6117099B2 JP 57201822 A JP57201822 A JP 57201822A JP 20182282 A JP20182282 A JP 20182282A JP S6117099 B2 JPS6117099 B2 JP S6117099B2
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JP
Japan
Prior art keywords
anode
dynode
support means
final
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP57201822A
Other languages
English (en)
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JPS5894747A (ja
Inventor
Deeru Fuookunaa Richaado
Baanon Henrii Deeru
Riroi Masu Deebitsudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by RCA Corp filed Critical RCA Corp
Publication of JPS5894747A publication Critical patent/JPS5894747A/ja
Publication of JPS6117099B2 publication Critical patent/JPS6117099B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J43/00Secondary-emission tubes; Electron-multiplier tubes
    • H01J43/04Electron multipliers
    • H01J43/06Electrode arrangements

Landscapes

  • Electron Tubes For Measurement (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は電子増倍器を有する光電子増倍管
に、特に、改善された平板状(プレーナ)最終ダ
イノードと平板状陽極構造とを有する電子増倍器
に関するものである。
従来の平板陽極構造の1例は米国特許第
2200722号明細書に示されている。この構造で
は、陽極な最終ダイノードに隣接するスクリーン
電極内に配置された比較的小面積の金属板で構成
されている。この陽極は、一対の絶縁性支柱に設
けられた適当な開孔を貫通して取付けられた一対
の屈曲したワイヤによつて支持されている。スク
リーン電極は電子を陽極上に集束させるために最
後から2番目のダイノードの電位で動作させられ
る。一対のワイヤ上に支持された平板陽極板は機
械的に安定しておらず、また、不撓性を持たず、
従つて、温度変動があると撓曲し、その結果、出
力信号が不安定になつたり時記的なずれが生じた
りする。さらに、最後から2字目のダイノードの
電位にあるスクリーン電極内に配置された陽極を
動作させることによつて生じる高電界勾配のため
に、陽極へ大きな漏洩電流が流れる可能性があ
る。
また、別の欠陥を持つた陽極構造が米国特許第
2245624号に示されているこの特許に記載の一実
施例では、陽極は一対の剛性の桿又はワイヤによ
つて交差ワイヤから支持された金属性のベース板
を備えている。このベース板に第2の金属板が溶
接によつて取付けられている。この第2の金属板
は最終ダイノードに向けて鋭角をなして延びて、
電子収集器を構成する。この構造は不安定で、か
つ、同一の物を作ることが困難である。
さらに、米国特許第2866914号には、フアラデ
ー箱内に配置されたワイヤグリツド陽極が示され
ている。この陽極は、フアラデー箱の側面に設け
られている開孔を貫通して延びる導入ワイヤによ
つて一方の側部が支持されている。この陽極はし
つかりと固定されていると言われているが、グリ
ツドの一側縁の一点で支持されているので、理想
的な動作状件以外の条件では、陽極が振動しある
いは撓曲する可能性がある。
従つて、陽極と最終ダイノード間の漏電が小さ
い、高い安定性を持ち簡単な構造の平板陽極−平
板最終ダイノード構造が必要とされている。
発明の概要 この発明による光電子増倍管は絶縁性支持手段
を含み、これら支持手段の間に最終ダイノードと
陽極を含む複数の素子が固定された構成の電子増
倍器構体を備えている。最終ダイノードは、互い
に鋭角をなし、下側の横に延びる端縁で終端して
いる2つの平坦な表面を持つた比較的非撓曲性の
多辺中空部材からなる。この最終ダイノードは、
このダイノードを支持手段に固定するためにその
両端部から延伸するダイノードと一体のダイノー
ド取付け手段を持つている。陽極は最終ダイノー
ドの平坦面の一方から間隔を置いて配置された実
質的に平坦な電子透過性のメツシユ部分を持つて
いる。陽極取付手段が陽極の両端から延びて陽極
を支持手段に固定している。支持手段は、最終ダ
イノードと陽極との間で支持手段を横切つて延び
る電気的漏洩路の長さを大きくするための漏電分
離手段を備えている。
実施例の説明 第1図乃至第3図に示す光電子増倍管10は、
全体として円筒状の側壁14とフエースプレート
16とを有する真空外囲器12を備えている。側
壁14のフエースプレート16に隣接する内面部
分にはアルミナイズ被覆ぎ設けられている。被覆
18は側壁14の一部に沿つて縦方向に延びる突
出部19を有している。管10の内部には、フエ
ースプレート16の内面上及び側壁14のアルミ
ニウム被覆18の一部に沿つて光電子放出陰極
(以下、光電陰極と呼ぶ)20が設けられてい
る。光電陰極20としては、例えば、アンチモン
化カリウム、セシウム、あるいは、この分野で周
知の多数の光電子放出材料の1つを用いることが
できる。光電陰極20は、入射する輻射線に応答
して光電子を放出する。
管10には、光電陰極20から間隔を置いてカ
ツプ状の電界形成電極22が設けられている。こ
の電界形成電極22は、互いに対向して設けられ
ている一対の絶縁支持体24と24′とによつて
支持されている。絶縁支持体24と24′は実質
的に同じもので、機械的強度の高いセラミツク材
料、例えば、米国ニユーヨーク州のコーニング・
グラス・カムパニ(Corning Glass Company)
で製造されているフオトセラム(Fotoceram)で
構成されている。
1次ダイノード28、複数の2次ダイノード2
9〜39及び陽極40からなる電子増倍器構体2
6が光電陰極20からある間隔をおいて配置され
ている。この電子増倍器構体26は、全体として
は、米国特許出願311279号に記載されているもの
と同様であるが、この出願の発明では新規な最終
ダイノード39、陽極40及び改良型ダイノード
支持体24と24′とが用いられている点が前記
米国出願のものと異る。電子増倍器構体26の1
次ダイノード28と複数の2次ダイノードとは従
来から公知の任意の材料、例えば、ベリリウム・
銅合金で作ることができる。ダイノードと光電陰
極は米国特許第4311939号に記載されているよう
な周知の方法で活性化される。
1次ダイノード28、2次ダイノード29〜3
9及び陽極40は、前述した一対の対向して設け
られた支持スペーサ(支持板)24と24′の間
に支持されている。支持スペーサ24は、2次ダ
イノード29から最終ダイノード39で至る電子
の通路に沿つた中間電極領域の形状に実質的に対
応する細長い孔42を持つている。同じく支持ス
ペーサ24′も同様の孔42を備えている。これ
らの長孔42は、ダイノード29からダイノード
39へ延びる電子の通路に沿う部分から絶縁材料
を取去つたことになる。従つて、分散する2次電
子が支持スペーサに当つてその内面を静電的に荷
電することによつて生ずる暗電流が計数率が不安
定になることが少くなる。支持スペーサ24と2
4′には複数のスリツト状取付けスロツト44が
形成されている。また、支持スペーサ24と2
4′の外側表面に沿つて一対の集束用シールド4
6(一方のみを図示)が設けられていて、2次ダ
イノード29〜39によつて放出される2次電子
が支持スペーサ24,24′中の開孔42を通つ
て増倍器配列から出て行くことを防止する横方向
静電集束電界を形成する。集束シールド46は取
付けスロツト44に取付られており、好ましく
は、ダイノード30〜39の電位に対して負の電
位で動作させられて、2次電子を内側に、即ち、
支持スペーサ24,24′の内面から離れる方向
に集束させる。
の支持スペーサ24,24′は、1次ダイノー
ド28、2次ダイノード29〜39及び陽極40
を支持するための複数の取付け孔を有している。
ほぼT字形をした最終ダイノード取付け孔48と
陽極取付け孔50とが第2図に示されている。
電極22、1次ダイノード28、2次ダイノー
ド29乃至39及び陽極40と、管10に取付け
たベース56に設けられている複数の端子54と
の間に複数の導電性リード部材52(その一部の
みを図示する)が延びている。端子54を通して
外部電源(図示せず)から管の種々の素子に電圧
が印加される。
光電陰極20への電気接続は接触部材58によ
つて与えられる。この接触部材58はニツケル合
金のような金属性の薄い弾力性をもつた細片(ス
トリツプ)からなり、アルミナイズ被覆18の突
出部19に接触している。部材58の両端間の中
点付近の一端線に沿つて電気接触突片60が形成
されている。接触突片60とベース56の端子5
4の1つとの間を導電性リード部材52の1本が
延びている。
最終ダイノード39はベリリウム銅合金の薄い
細片(ストリツプ)を多辺中空部材に形成したも
のからなり、この中空部材は互いに鋭角θを成し
かつ下側の横方向に延びる端縁64で終端する2
つの平坦面60と62とを備えている。鋭角θは
代表的には約65゜である。最終ダイノード39は
さらに2つの支持面66と68を持つている。支
持面66は平坦面60と続いており、この面60
と鋭角φをなしている。平坦面60と支持面6
6とは第1の横に延びる上部ダイノード端縁70
で終端している。同じように、支持面68は平坦
面62と続いており、これとの間に鋭角φを形
成している。代表的には、この鋭角φとφ
約72.5゜である。平坦面62と支持面68は横に
延びる第2の上部ダイノード端縁72で終端して
いる。支持面66と68はそろ間に約150゜の鋭
角ψを成して互いに接触して、そこから外方に延
びる接合部74を形成している。
第3図に示すように、接合部74に隣接する支
持面66′と68の部分は、それぞれ取付用タブ
76と78とを備えている。取付け用タブ76と
78は、互いに平行でかつ角ψから外方に突出し
ている接合部の部分を含んでいる。これらのダイ
ノード取付け用タブ76と78は、支持スペーサ
24と24′とに形成されているT字形の最終ダ
イノード取付け孔48にダイノードをしつかりと
取付け支持するために、この最終ダイノードの両
側端部から延びている。ここに示す新規な最終ダ
イノード39は容易に作ることができ、かつ、電
子増倍器構体26内に容易に取付けることのでき
る強くかつ不撓性の部材である。
新規な陽極40は約90%の光透過率を持つた実
質的に平坦な電子透過性メツシユ部80を備えて
いる。メツシユ部80の両端部には、一体に形成
された成形可能な支持部82が設けられており、
強固な側壁となつている。メツシユ部80に対し
約65°の鋭角を成して電子不透性ベース部84が
設けられており、このベース部84とメツシユ部
80とは横方向に延びる陽極端縁86で終端して
いる。陽極ベース部84はその両端部から伸延す
る一対のベース取付け用タブ88を備えている。
成形可能な支持部82は支持部取付け用タブ90
で終端している。支持取付けタブ90は陽極ベー
ス取付けタブ88と実質的に同延
(coextensive)で、共に、陽極40を支持スペー
サ24と24′に設けられた陽極取付け孔50
(第2図)中に支持する。この陽極40は強く、
かつ、実質的に不撓曲性であるが、製造は簡単で
あり、また、電子増倍器構体26に組込むのも容
易なものである。
支持スペーサ24と24′に沿う最終ダイノー
ド39と陽極40との間の漏洩電路の長さを大き
くするために、支持スペーサ24と24′のそれ
ぞれに、絶縁スロツト92が設けられている。陽
極40を最後から2番目のダイノード38からさ
らに電気的に分離するために、支持スペーサ24
と24′の各々に第2の電気的漏洩防止分離スロ
ツト94が設けられている。第1図と第2図に示
すように、これらの絶縁開口92と94は開孔4
2と連通している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による光電子増倍
管の一部破断側面図、第2図は第1図の一点鎖線
で囲まれた部分2の拡大図、第3図と第1図の光
電子増倍管の陽極と最終ダイノードの斜視図であ
る。 10……光電子増倍管、24,24′……支持
スペーサ、26……電子増倍器構体、28……第
1ダイノード、29〜38……2次ダイノード、
39……最終ダイノード、40……陽極、60,
62……最終ダイノードの2つの平坦表面、64
……最終ダイノードの下側端縁、76,78……
ダイノード取付けタブ、80……陽極メツシユ
部、88,90……陽極取付けタブ、92,94
……絶縁スロツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁性支持手段と、この絶縁性支持手段に取
    付けられた最終ダイノードと陽極を含む複数の素
    子とを含む電子増倍構体を有する光電子増倍管で
    あつて、 上記最終ダイノードは、互いに鋭角を成して横
    方向に延びる下側端縁で終端する2つの平坦な表
    面を有する比較的不撓曲性の多辺中空部材から成
    り、さらに、この最終ダイノードはこれと一体に
    形成されかつその両端から延びている最終ダイノ
    ードを上記支持手段に取付けるためのダイノード
    取付け手段を有しており、 上記陽極は、上記最終ダイノードの上記2つの
    平坦表面の一方からある間隔を置いて配置された
    実質的に平坦な電子透過性メツシユ部を有し、さ
    らに、この陽極と一体に形成されかつその両端か
    ら延びている陽極を上記支持手段に取付けるため
    の陽極取付け手段を備えており、 さらに、上記支持手段には、この支持手段を通
    る上記最終ダイノードと上記陽極との間の電気的
    漏洩路の長さを大きくするための電気的漏洩防止
    用分離手段が形成さている、 光電子増倍管。
JP57201822A 1981-11-20 1982-11-16 光電子増倍管 Granted JPS5894747A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US323260 1981-11-20
US06/323,260 US4415832A (en) 1981-11-20 1981-11-20 Electron multiplier having an improved planar utlimate dynode and planar anode structure for a photomultiplier tube

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894747A JPS5894747A (ja) 1983-06-06
JPS6117099B2 true JPS6117099B2 (ja) 1986-05-06

Family

ID=23258397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57201822A Granted JPS5894747A (ja) 1981-11-20 1982-11-16 光電子増倍管

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4415832A (ja)
JP (1) JPS5894747A (ja)
GB (1) GB2110468B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US4415832A (en) 1983-11-15
GB2110468B (en) 1986-07-02
JPS5894747A (ja) 1983-06-06
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