JPS61167462A - 回転剪断式破砕機の運転方法および運転制御装置 - Google Patents

回転剪断式破砕機の運転方法および運転制御装置

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JPS61167462A
JPS61167462A JP785785A JP785785A JPS61167462A JP S61167462 A JPS61167462 A JP S61167462A JP 785785 A JP785785 A JP 785785A JP 785785 A JP785785 A JP 785785A JP S61167462 A JPS61167462 A JP S61167462A
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crusher
low
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JP785785A
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English (en)
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辻 邦彦
勝 竹田
嬉野 夏四郎
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転剪断式破砕機の運転方法および運転制御
装置に関するものである。
(従来技術) 従来の回転剪断式破砕機は、一般に変速機能がなく、破
砕用カッタが一定速度、一定トルクで回転し、過負荷に
なれば、停止させるという運転形態をとっている。その
ために機械の稼働率が非常に悪いという問題があった。
なお最近、正逆転機能を備え、過負荷になれば数回正逆
運転するようにしたものが開発されているが、その破砕
機でも単に正逆運転しただけでは破砕しきれない場合が
あり、このような場合、運転を一旦停止して破砕できな
いものを人手により排出しなければならず、機械稼働率
の大幅な向上は期待できない。
また、被破砕物にはプラスチックのように破砕し易いも
のと、金属のように破砕し難いものとがあり、前者につ
いては処W!mを増やすためにカッタを高速回転させる
ことが好ましく、後者については破砕力を高めるために
低速で回転させることが好ましい。しかしながら、従来
の破砕機ではカッタが一定速度、一定トルクで回転する
ものであるため、その回転速度を高速に設定したもので
あると、前者の破砕時には処理mを増や寸ごとができる
が、後者の破砕時には破砕力が弱く、かつ、衝撃的に破
砕されるので、カッタや機械の損傷が生じ易い。そのた
め従来では、プラスチック用と金属用等、破砕条件に応
じてそれぞれの専用機を用いている場合が多く、機械の
汎用性が乏しい等の問題があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑み、1台の破砕機でもっ
て、プラスチックおよび金属のいずれの場合でも最適な
状態で破砕でき、機械の運転稼働率を高めるとともに、
汎用性を向上させ得る回転剪断式破砕機の運転方法およ
び運転制御装置を提供するものである。
(発明の構成)    ゛ 本発明方法は、回転剪断式破砕機において、破砕機の負
荷レベルを検出してその負荷レベルが設定値未満のとき
は高速低トルク運転させ、上記負荷レベルが設定値以上
のときは設定回数だけ交互に正逆運転さゼ、次いで、正
逆運転させた後における上記負荷レベルが設定値以上の
ときは低速高トルク運転させ、設定値未満になれば高速
低トルク運転させることを特徴とするものであり、これ
によって、プラスチック等は高速にて高能率に処理でき
るようにし、金属等は低速高トルクで剪断力を大きくし
て容易に破砕できるようにするとともに、カッタにかか
る衝撃を少なくしてカッタおよび機械のi傷を極力少な
くし、さらに破砕し難いものを正逆運転により破砕位置
を変えて効果的的に破砕できるようにしたものである。
また、第2の発明は、上記の方法を機械式の破砕機で実
施するための装置であって、正逆運転切替自在でかつ高
速低トルク運転と低速高トルク運転とに切替自在の駆動
手段と、破砕機の負荷レベルを検出する検出手段と、上
記検出手段による負荷レベル検出値と設定値とを比較判
別する判別手段とを設け、かつ、上記判別手段からの信
号に基いて破砕機の駆動手段に、上記検出値が設定値未
満のときは高速低トルク運転させる信号を送り、上記検
出値が設定値以上のときは設定回数だけ交互に正逆運転
させる信号を送り、さらに上記設定回数だけ正逆運転さ
せた後における上記検出値が設定値以上のときは低速高
トルク運転さゼる信号を送り設定値未満のときは高速低
トルク運転させる信号を送る制御装置を設けてなること
を特徴とするものである。
また、第3の発明は、上記の方法を油圧式の破砕機で実
施するための装置であって、破砕機を駆動する油圧モー
タと、油圧ポンプと、油圧ポンプから油圧モータに対す
る圧油の供給方向を切替える方向切替弁と、油圧ポンプ
から油圧モータに対する圧油の供給流量を制御する流量
 III 111手段と、上記油圧モータの負荷圧を検
出する検出手段と、上記検出手段による負荷圧検出値と
設定値とを比較判別して上記方向切替弁および流(6)
制御手段に制御信号を送る制御手段とを具備し、かつ、
上記制御手段は、上記検出手段による負荷圧検出値が設
定値未満のときは上記供給流量を増大させ、上記負荷圧
検出値が設定値以上のときは上記方向切替弁を切替えて
上記油圧モータを正逆運転させ、さらに上記正逆運転さ
せた後における上記負荷圧検出値が設定値以上のときは
上記供給流量を減少させ、上記負荷圧検出値が設定値未
満のときは上記供給流量を増大させるように構成してい
ることを特徴とするものである。
(実施例) 第1実施例 第1図は本発明に係る破砕機の運転方法を示すフローチ
ャート、第2図は上記方法の実施に用いられる機械式破
砕機の実施例を示す。第2図において、1は回転剪断式
破砕機で、その本体ケース2内に一対の軸3.4が回動
自在に支持され、両軸3,4に固着された複数個の破砕
用カッタ5゜6が互いに噛合うように配置されていると
ともに、両軸3,4が伝動歯車7.8により連動連結さ
れ、一方の軸3にカップリング9を介して減速t111
0、無段変速機11、駆動モータ12が連結されている
。13は無段変速l111に付設された変速用パイロッ
トモータである。
また、14はモータ12の負荷レベル(電流値)を検出
する検出装置、15は検出装置14によって検出された
負荷レベル検出値を設定値と比較判別する判別装置、1
6は指示装置で、上記判別装ff15によって判別され
た信号を入力し、上記負荷レベル検出値が設定値以上の
ときは駆動モータ12に停止信号および正逆転切替信号
を送り、正道運転後において、上記検出値が設定値以上
のときは変速用パイロットモータ13に低速に減速する
信号を送り、検出値が設定値未満になれば高速に増速す
る信号を送るようになっている。17は駆動モータ12
の正逆回数設定器である。
次に、上記破砕機1の作動について説明する。
まず、駆動モータ12を駆動すると、無段変速機11、
減速機10、伝動歯車7.8等を介して各カッタ5.6
が互いに噛合うように回転駆動され、該カッタ5,6に
より被破砕物の破砕が行われる。
この破砕時において、破砕機1は第1図のフローチャー
トに示すように制御される。すなわち工程A1で各カッ
タ5,6が正転方向に高速低トルクで回転駆動されて上
記被破砕物の破砕が行われ、この高速低トルク運転中に
おいて、駆動モータ12にかかる負荷レベル(電流値)
が検出装置14により検出され、その検出値が判別装置
15に送られ、設定値と比較判別される(工程A2 >
。この場合図例では、設定値にある程度の幅をもたせ、
負荷レベル検出値が設定値より低いか、設定値の範囲内
(中)か、設定値より高いかが判別される。
そして、上記負荷レベルが低または中の場合は、判別装
置15から指示装置16を経て駆動モータ12に正転継
続信号が送られるとともに、変速用パイロットモータ1
3に高速保持信号が送られ、上記高速低トルク運転が継
続される(工程A3 )。
この高速低トルク運転により被破砕物がたとえばプラス
チック類のように破砕し易いものの場合、高能率で処理
される。
一方、上記工程A2で負荷レベルが設定値より高い場合
、判別装置15から指示装H16を紅で駆動モータ12
に正逆転切替信号が送られ、駆動モータ12すなわちカ
ッタ5.6が所定の回転量ずつ正転、逆転が繰返される
(工程A4)。この場合、高速のままで数回の正逆運転
が行われるが、低速に切替えて正逆運転してもよい。こ
れにより被破砕物に対するカッタ5.6の破砕位置が変
り、金属のように破砕し難いものでも効果的に破砕され
る。
次いで、上記正逆運転中において、検出装置14、判別
装置15により駆動モータ12の負荷レベルが判別され
(工程A5)、負荷レベルが中または低になると、直ち
に指示装置16からの信号により駆動モータ12の正逆
運転が中止されて正転に切替えられ、高速低トルク運転
が再開される(工程As)。なお、正逆回数設定器17
に設定され−I′C設定値(たとえば7回)だけ正逆運
転しても負荷レベルが高であれば、上記指示装置16か
ら駆動モータ12に正逆運転中止および正転復帰信号が
送られるとともに、変速用パイロットモータ13に減速
信号が送られ、カッタ5,6の回転が低速に切替えられ
、低速高トルク運転に切替えられる(工程A7)。
上記低速高トルク運転中において、上記同様に検出装置
14からの検出値に基いて判別装置15により駆動モー
タ12の負荷レベルが判別され(工程へ8)、負荷レベ
ルが中になると、上記指示装置16からの信号により低
速^トルク運転が継続され(工程Aw+ ) 、負荷レ
ベルが低になると、上記指示装置1i16から変速用パ
イロットモータ13に増速信号が送られ、カッタ5.6
の回転が増速されて高速低トルク運転に切替えられ(工
程A9)、負荷レベルが高のま、まであると、上記指示
装置16から駆動モータ12に再度正逆転切替信号が送
られ、カッタ5.6が所定の回転ωずつ正転、逆転され
、正逆運転が再開される(■程A11)。この場合、低
速のままであり、この低速での正逆運転により被破砕物
に対するカッタ5,6の破砕位置が変るとともに、高ト
ルクで、これまでに破砕できなかったものがより効果的
に破砕される。
次いで、この正逆運転中において1.E記駆動モータ1
2の負荷レベルが判別され(工程At2)、負荷レベル
が中になると、上記指示装置16からの信号により駆動
を一夕12の正逆運転が中止されて正転に切替えるとと
もに、上記低速高トルク運転が再開され(工程A14)
、負荷レベルが低になると、上記指示装置16からの信
号により駆動モータ12の正逆運転が中止されて正転に
切替えるとともに、変速用パイロットモータ13に増速
信号が送られて高速低トルク運転に切替えられる(工程
AtI)。なお、上記正逆回数設定器17に設定された
回数だけ正逆運転しても負荷レベルが高い場合は、指示
装置16から警報が発せられるとともに、駆動モータ1
2に停止信号が送られ、同モータ12が停止され、破砕
運転が中止される(工程Am)。然る後、最終的に破砕
できなかったものが機外に取出され、これにより、カッ
タ5゜6およびケース2その他機械の破損が未然に防止
される。
こうして、比較的破砕し易いプラスチック等の被破砕物
は、上記工程A1、A3、A6、A9、Al1での高速
低トルク運転によって高能率で処理され、一方、金属等
の破砕し難い被破砕物については、上記工程A4、A1
1での正逆運転により被破砕物に対するカッタ5.6の
破砕位置を変更して上記高速低トルク運転でも破砕でき
るようにし、さらに、数回の正逆運転後で高速低トルク
運転に支障があるものについては、上記工程A7、Al
e、Al1で低速高トルク運転して効果的に破砕される
ようにし、かつ、その低速高トルク運転後に逐次高速低
トルク運転に切替える方向に制御して能率アップを図り
、最終的にどうしても破砕できない場合にのみ破砕機1
を停止してその破砕できないものを機外に取出し、機械
の破損が未然に防止されるようにしている。
第2実施例 第3図に第2実施例を示す。上記第1実施例では駆動モ
ータ12自身が指示装置16からの信号によって起動、
停止および正逆回転されるようになっているが、この第
2実施例では、駆動モータ12と無段変速機11との間
に正逆転切替装置18が設けられ、指示装M16から駆
動モータ12に起動、停止信号が送られ、正逆転切替装
置18に正逆転切替信号が送られるようになっている。
なお、他の具体的構成は第1実施例の場合と同様である
この第2実施例によれば、駆動モータ12の制御は起動
、停止のみとし、正逆運転時には、駆動モータ12を一
定方向に回転駆動したままで、指示装!116からの信
号により正逆転切替装置18を作動させて、カッタ5.
6の0転方向を切替えることができるので、モータ12
を再三正逆運転させる場合に比べて起動電流の消費を少
なくでき、省エネルギ効果を期待できるとともに、駆動
モ−タ12の保護にも役立ち、駆動モータ12の寿命を
向上できる。
なお、上記第1、第2実施例ではいずれも無段変速11
11を用いているが、この無段変速機11の代りにステ
ップ式の変速機を用いてもよい。また、破砕I11の運
転は上記高速低トルク運転と、低速高トルク運転の2段
階に限らず、3段階以上に切替えるようにしてもよい。
第3実施例 第4図、第5図に油圧駆動式の場合の実施例を示す。こ
の第3実施例において、破砕機1の構造は上記第1.第
2実施例の場合と実質的に同一であり、その駆動系が次
のようになっている。すなわち、破砕41!1の駆動軸
3にカップリング9を介して油圧モータ20が接続され
、同モータ20の両側管路21.22に正逆転切替用の
方向切替弁23を介して油圧ポンプ24の吐出管路25
とタンク26への戻り管路27とが切替自在に接続され
ている。また、上記両側管路21.22にはシャトル弁
を介して油圧モータ20の負荷レベル検出手段としての
圧力検出器29が接続され、同検出器29による圧力検
出値が電流値に変換されて判″別装置30に送られるよ
うになっている。31゜32はオーバーロードリリーフ
弁である。また、油圧モータ20の速度を制御するため
の流四制御手段として、油圧ポンプ24に可変容量膨油
圧ポンプ(以下、可変ポンプという)が用いられ、この
可変ポンプ24の傾転が傾転制御器33により11御さ
れて吐出流量が制御され、可変ポンプ24から油圧モー
タ20に対する供給流量が制御され、油圧モータ20の
回転速度が制御されるようになっている。
なお、34は上記傾転制御器33に一次圧を供給するチ
ャージングポンプ、35はその一次圧力を設定する補助
リリーフ弁、36はチェック弁、37はベンチュリ、3
8は傾転制御用のための二次圧力をvJIIIする可変
リリーフ弁、39は可変リリーフ弁38の設定圧を制御
する電磁比例弁、40は上記判別装置30からの信号に
基いて電磁比例弁39を作動、および方向切替弁23を
切替える指示装置、41はメインリリーフ弁、42は原
動機である。
上記構成によれば、まず、可変ポンプ24およびチャー
ジングポンプ34を原動機42により駆動し、方向切替
弁23をたとえば図面上位置に切替えることにより、可
変ポンプ24の吐出油が吐出管路25、方向切替弁23
、管路21を経て油圧モータ20に供給され、同モータ
20が正転方向に回転駆動され、カッタ5.6が互いに
噛合いながら正転方向に回転され、被破砕物の破砕が行
われる。
この破砕時において、油圧モータ20の負荷圧力が管路
21からシャトル弁28を経て検出器29に導かれ、こ
の検出器29によって該負荷圧力が検出され、その負荷
圧力検出値が電流値に変換されて判別装置30に送られ
、設定値と比較判別される。そして、上記油圧モータ2
0の負荷圧力すなわち可変ポンプ24の吐出圧力に応じ
て指示装置40からの信号により、電磁比例弁39が作
動されて可変リリーフ弁38の設定圧力が制御されると
ともに、傾転制御器33により可変ポンプ24の傾転が
制御されてその吐出流量が制御され、上記油圧モータ2
0に対する供給流量が制御され、同モータ20すなわち
カッタ5.6の回転速度が制御される。この場合、第5
図に示すように可変ポンプ24の吸収馬力が原動機42
の出力を越えないように、上記負荷圧力すなわち可変ポ
ンプ24の吐出圧力に応じて吐出流量が自動的に制御(
定馬力1.1Jill)され、上記カッタ5.6の回転
速度が自動的に無段階に制御される。そして、負荷圧力
が低いときはカッタ5.6が高速低トルク運転され、負
荷圧力が高いときはカッタ5.6が低速高トルク運転さ
れ、これによりプラスチック類、金属等のいずれの場合
でも被破砕物に応じた運転条件で効果的に破砕処理され
る。
さらに、上記破砕時において、油圧モータ20の負荷圧
力が設定値以上になると、指示袋W40からの信号によ
り方向切替弁23が図面下位置に切替えられ、上記可変
ポンプ24の吐出油が上記と逆に管路22から油圧モー
タ20に供給され、油圧モータ20すなわちカッタ5,
6が逆方向に回転され、その後、上記方向切替弁23が
再度図面上位置および下位置に交互に数回切替えられて
正逆運転が行われ、これにより被破砕物の破砕位置がず
らされて破砕容易な状態に変換される。
なお、上記逆転時において、指示装置40から電磁比例
弁39に印加する電流値を任意に設定することにより、
逆転時の回転速度を任意に選択でき、また、正逆転切替
直後の緩起動も可能となり、油圧モータ20およびカッ
タ5,6に対する衝撃ならびに損傷を抑制できる。
こうして、数回正逆運転した後、方向切替弁23が図面
上位置に戻され、油圧モータ20が正転され、上記破砕
工程が繰返される。この油圧駆動式によれば、可変ポン
プ24の定馬力制御により、カッタ5.6の回転速度を
負荷レベルに応じて自゛動的にかつ無段階に制御できる
ので、円滑な破砕運転が行われる。
第4実施例 第6図、第7図に第4実施例を示す。この第4実施例は
、油圧駆動式で上記第3実施例における可変ポンプ24
の代りに複数個(図例では3個)の固定容量形油圧ポン
プ(以下、固定ポンプという)24a〜24cが用いら
れ、これら各固定ポンプ24a 〜24cの吐出管路2
58〜25Gが管路25dに合流されて方向切替弁23
に接続され、かつ、各吐出管路25a〜25cにアンロ
ード弁43a〜43cが設けられ、各アンロード弁43
8〜43Cに指示装置40′からの信号によって切替え
られるロード切替用電磁弁44a〜44Gが接続されて
いる。458〜45dはチェック弁である。なお、他の
構成は第3実施例と実質的に同一である。
この装置によれば、油圧モータ20の負荷圧力が検出器
29によって検出され、その負荷圧力検出値が高いとき
は指示装置40′からの信号により方向切替弁23が図
面上位置と下位置とに交互に数回切替えられて正逆運転
が行われる。
また、負荷圧力検出値が低いときは指示装置40′から
の信号により各電磁弁44a〜44cが消磁されて各固
定ポンプ24a〜24cがオンロードされ、各固定ポン
プ24a〜24cの吐出油が合流されて油圧モータ20
に供給され、第6図の線イに示すように油圧モータ20
に対する供給81量が増大され、同モータ20すなわち
カッタ5゜6が高速回転されて高能率の破砕運転が行わ
れ、負荷圧力検出値が高いときは、その検出値に応じて
指示装置140’からの信号により電磁弁44a〜44
cのうちの1乃至数個が励磁され、固定ポンプ24a〜
24Gのうち1乃至数個の吐出油がアンロード弁438
〜43Cを経てタンク26にアンロードされ、以って、
ポンプの合流数が制御され、中速、低速等の破砕運転が
行われる。
なお、上記正逆運転時における逆転時にも上記と同様の
方法でポンプ合流数がl1lJIIlされ、たとえば第
6図の線二、ホのように油圧モータ20に対する供給流
聞が制御され、その回転速度が中速、低速に制御される
第5実施例 第8図に第5実施例を示す。上記第3実施例(第4図参
照)では油圧モータ20を油圧同回路で駆動し、74磁
油圧操作式方向切替弁23によって正逆回転!1JII
L、でいたのに対し、この第5実施例では油圧モータ2
0を可変容量形油圧ポンプモータ24′により油圧m回
路で駆動し、該ポンプモータ24′の傾転を±α01i
IIWJすることによりポンプモータ24′からの油の
吐出方向を変えて油圧モータ20を正逆回転制御させる
ようにしている。なお、油圧モータ20には第4図に示
した破砕機が機械的に接続されている。また、図中23
′は方向切替弁、33′はポンプモータ24′の傾転制
御器、34a、34bはチャージングポンプ、35a、
35b、41’ は!JIJ−7弁、40#は指示装置
、47は方向切替弁を示し、以下、第4図と同一機器に
は同一符号を付している。
この装置では、油圧モータ20の負荷圧力が検出器29
によって検出され、その負荷圧力検出値が設定値未満と
きは、指示装置40“からの信号により正逆転切替用方
向切替弁23′が図面上位置に切替えられ、傾転制御器
33′によりボンブモータ24′の傾転が正角に制御さ
れ、ポンプモータ24′から回路21′に油が吐出され
て油圧モータ20が正転されるとともに、上記指示装置
40″からの信号により電磁比例弁39を介して可変リ
リーフ弁38の設定圧が制御され、ポンプモータ24′
の傾転角が制御されてその吐出流量が制御され、油圧モ
ータ20の正転速度が制御され、破砕機の高速低トルク
運転が行われる。また、上記負荷圧力検出値が設定値よ
り高いときは、指示装置40“かうの信号により方向切
替弁23′が図面上位置と下位置とに交互に切替えられ
て傾転制御器33′によりポンプモータ24′の傾転が
正角または負角に制御され、該ポンプモータ24′から
の油の吐出方向が制御され、油圧モータ20が正逆回転
され、破砕機の正逆運転が行われる。さらに、正逆運転
後において、上記負荷圧力検出値が設定値より高いとき
は、上記ポンプモータ24′の傾転を小さくしてその吐
出流量が小さくなるように制御され、油圧モータ20が
低速に制御され、低速高トルク運転が行われる。こうし
て、負荷に応じてポンプモータ24′の傾転方向および
傾転角が制御されてモータ20の回転方向および回転速
度が制御され、常に最適な状態で破砕運転が行われる。
ところで、上記各実施例では、いずれも2軸式の破砕機
の場合を例にとって説明したが、本発明は、1軸式の破
砕機にも適用できるものである。
(発明の効果) 以上のように本発明は、比較的破砕し易いプラスチック
等の被破砕物は高速低トルク運転によって高能率で処理
でき、金属等の破砕し難い被破砕物については正逆運転
により被破砕物に対するカッタの破砕位置を変更して上
記高速低トルク運転でも容易に破砕でき、さらに、数回
の正逆運転後で高速低トルク運転に支障があるものにつ
いては低速高トルク運転して効果的に破砕でき、大幅な
能率アップを図ることができるものである。
また、第2の発明によれば、比較的簡単な装置で破砕運
転を容易に自動化でき、1台の破砕機でもってプラスチ
ック類、金属等のいずれの被破砕物でも常に効率よく破
砕でき、機械の汎用性を^めることができる。しかも、
常に高速低トルク運転に切替える方向に制御して能率ア
ップを図るとともに、機械の運転稼働率を高め、かつ、
上記正逆運転および低速高トルク運転への切替えを容易
にして、機械の破損を未然に防止でき、機械寿命を向上
できる。
また、第3の発明では、油圧駆動式にすることによって
、機械式に比べて高速低トルク運転と低速高トルク運転
の切替えおよび正逆運転の切替えが容易であるとともに
、カッタ等の破砕機本体の損傷を一層少なくでき、機械
寿命をさらに向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る破砕機の運転方法の一例を示すフ
ローチャート、第2図は機械式の破砕機の実施例を示す
構成説明図、第3図は機械式の破砕機の別の実施例を示
す構成説明図、第4図は油圧駆動式の破砕機の実施例を
示す構成説明図、第5図はその油圧ポンプの制御特性図
、第6図は油圧駆動式の破砕機の別の実施例を示す構成
説明図、第7図はその油圧ポンプの制御特性図、第8図
は油圧開回路による油圧駆動式の破砕機の実施例を示す
駆動系の油圧回路図である。 1・・・回転剪断式破砕機、5.6・・・破砕用カッタ
、10・・・減速機、11・・・無段変速機、12・・
・駆仙モータ、13・・・変速用パイロットモータ、1
4・・・負荷レベル検出装置、15・・・判別装置、1
6・・・指示装置、17・・・正逆回数設定器、20・
・・油圧モータ、23・・・正逆転切替用方向切替弁、
24・・・可変容量形油圧ポンプ、24a、24b、2
4G・・・固定容量形油圧ポンプ、24“・・・可変容
量形油圧ポンプモータ、28・・・シャトル弁、29・
・・負荷圧力検出器、30・・・判別装置、33・・・
傾転制御器、38゜・・・可変リリーフ弁、39・・・
電磁比例弁、40.40’ 、40“・・・指示装置、
43a、43b、43C・・・アンロード弁、44a、
44b、、44c・。 −ド切替用電磁弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転剪断式破砕機において、破砕機の負荷レベルを
    検出してその負荷レベルが設定値未満のときは高速低ト
    ルク運転させ、上記負荷レベルが設定値以上のときは設
    定回数だけ交互に正逆運転させ、次いで、正逆運転させ
    た後における上記負荷レベルが設定値以上のときは低速
    高トルク運転させ、設定値未満になれば高速低トルク運
    転させることを特徴とする回転剪断式破砕機の運転方法
    。 2、回転剪断式破砕機において、正逆運転切替自在でか
    つ高速低トルク運転と低速高トルク運転とに切替自在の
    駆動手段と、破砕機の負荷レベルを検出する検出手段と
    、上記検出手段による負荷レベル検出値と設定値とを比
    較判別する判別手段とを設け、かつ、上記判別手段から
    の信号に基いて破砕機の駆動手段に、上記検出値が設定
    値未満のときは高速低トルク運転させる信号を送り、上
    記検出値が設定値以上のときは設定回数だけ交互に正逆
    運転させる信号を送り、さらに上記設定回数だけ正逆運
    転させた後における上記検出値が設定値以上のときは低
    速高トルク運転させる信号を送り設定値未満のときは高
    速低トルク運転させる信号を送る制御装置を設けてなる
    ことを特徴とする回転剪断式破砕機の運転制御装置。 3、回転剪断式破砕機において、破砕機を駆動する油圧
    モータと、油圧ポンプと、油圧ポンプから油圧モータに
    対する圧油の供給方向を切替える方向切替弁と、油圧ポ
    ンプから油圧モータに対する圧油の供給流量を制御する
    流量制御手段と、上記油圧モータの負荷圧を検出する検
    出手段と、上記検出手段による負荷圧検出値と設定値と
    を比較判別して上記方向切替弁および流量制御手段に制
    御信号を送る制御手段とを具備し、かつ、上記制御手段
    は、上記検出手段による負荷圧検出値が設定値未満のと
    きは上記供給流量を増大させ、上記負荷圧検出値が設定
    値以上のときは上記方向切替弁を切替えて上記油圧モー
    タを正逆運転させ、さらに上記正逆運転させた後におけ
    る上記負荷圧検出値が設定値以上のときは上記供給流量
    を減少させ、上記負荷圧検出値が設定値未満のときは上
    記供給流量を増大させるように構成していることを特徴
    とする回転剪断式破砕機の運転制御装置。
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