JPS6116733Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6116733Y2 JPS6116733Y2 JP5223877U JP5223877U JPS6116733Y2 JP S6116733 Y2 JPS6116733 Y2 JP S6116733Y2 JP 5223877 U JP5223877 U JP 5223877U JP 5223877 U JP5223877 U JP 5223877U JP S6116733 Y2 JPS6116733 Y2 JP S6116733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- disconnector
- support legs
- gas
- insulated switchgear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は単相形のしや断器と、断路器を連結して
構造されるようなガス絶縁開閉装置に係り、特に
接地電位にある外被タンクの接地方法を改良した
ガス絶縁開閉装置に関するものである。
構造されるようなガス絶縁開閉装置に係り、特に
接地電位にある外被タンクの接地方法を改良した
ガス絶縁開閉装置に関するものである。
従来から第1図に示す様に、しや断部を接地タ
ンク内に収納して成るしや断器2、断路器10、
変成器7およびしや断器2、断路器10上に取付
けたブツシング17a,17bから構成された開
閉装置に於ては、前記しや断器2の支持脚5a,
5bおよび前記断路器10の支持脚13の下部に
夫々絶縁物24を介して基台上に設置されてい
る。そして支持脚5bに接地端子19bを設けて
接地線を接続し、開閉装置をこの1点で接地して
いる。この構成によると主回路通電中に保守員あ
るいは作業員等が作業工具類の金属物でタンクに
触れると、装置の接続点(支持脚部19b)と、
触れた部分との二点接地となり、主回路電流に誘
導された循環電流が流れ、作業員等の人体安全上
このましくない。また、主回路が大電流定格にな
ると主回路電流の作る磁界がタンク外部でもかな
り大きくなり、しや断器2およびしや断路器10
の操作器の開閉装置の附属物に局部加熱を発生す
る等の欠点がある。
ンク内に収納して成るしや断器2、断路器10、
変成器7およびしや断器2、断路器10上に取付
けたブツシング17a,17bから構成された開
閉装置に於ては、前記しや断器2の支持脚5a,
5bおよび前記断路器10の支持脚13の下部に
夫々絶縁物24を介して基台上に設置されてい
る。そして支持脚5bに接地端子19bを設けて
接地線を接続し、開閉装置をこの1点で接地して
いる。この構成によると主回路通電中に保守員あ
るいは作業員等が作業工具類の金属物でタンクに
触れると、装置の接続点(支持脚部19b)と、
触れた部分との二点接地となり、主回路電流に誘
導された循環電流が流れ、作業員等の人体安全上
このましくない。また、主回路が大電流定格にな
ると主回路電流の作る磁界がタンク外部でもかな
り大きくなり、しや断器2およびしや断路器10
の操作器の開閉装置の附属物に局部加熱を発生す
る等の欠点がある。
本案はこのような点に鑑みなされたもので、
かゝる欠点を除去し、構造的に適切な接地をほど
こし、より安全なガス絶縁開閉装置を提供しよう
とするものである。
かゝる欠点を除去し、構造的に適切な接地をほど
こし、より安全なガス絶縁開閉装置を提供しよう
とするものである。
以下この考案の一実施例を図面に従つて詳細に
説明する。すなわち、第2図および第4図におい
て、1は両端部の開口1a,1bおよび上部の開
口1cを有し、絶縁ガスたとえばSF6ガスが充填
された金属性の筒形タンクであつて、このタンク
1を支持する支持脚一端をタンク1に固着され、
他端を基台上に固定される5a,5bが設けられ
ると共に、この支持脚5a,5bに溶接した接地
端子19a,19bによつて接地されている。2
は上記タンク1内に収納されたしや断ユニツト、
3は前記しや断ユニツト2を支持し駆動伝達機構
を内蔵した絶縁物からなる支持筒で操作機構部4
からの操作指令でしや断ユニツト2を開閉する。
23はタンク開口部1aを閉塞する蓋体である。
6は変成器7を収納し、一端を上記タンク1の開
口1bに結合され、他端は絶縁スペーサ9を介し
て断路器タンク8に結合されたタンクで、内部に
SF6ガスが充填されている。尚両タンク1,8間
はタンク外部に於て図示しない接続導体によつて
電気的に接続される。10はタンク8に収納され
た断路器の可動接触部で、上記しや断ユニツト2
の端子部2bに接続導体14で接続されている。
11は同様に断路器の固定接触部で、一端は接続
導体18bで断路器タンク8上に取付けたブツシ
ング17bの導体に接続されている。12は上記
断路器タンク8の下部開口に結合された断路器の
操作器である。この操作器12からの操作により
可動接触部10の可動導体10aが固定接触部1
1と接離する。13は上記タンク8を支持する支
持脚で、接地端子20を介して接地されている。
15bは絶縁スペーサ16を介して断路器タンク
8に結合され、上部ブツシング17bを支持して
いるタンクで、内部に接続導体18bを収納し、
SF6ガスが充填されている。一方15aはしや断
器のタンク1の開口1cに結合され、上部ブツシ
ング17aを支持しているタンクで、内部にしや
断ユニツト2の端子部2aとブツシング17aを
接続する接続導体18aを収納し、SF6ガスが充
填されている。21はタンク1の支持脚5a,5
b間を接続する支持脚に於て最もタンク1から離
れた基台上面近傍に配置された接続導体、22は
上記支持脚5bとタンク8の支持脚13間を接続
する前記接続導体21と同様基台上面近傍に配置
された接続導体である。
説明する。すなわち、第2図および第4図におい
て、1は両端部の開口1a,1bおよび上部の開
口1cを有し、絶縁ガスたとえばSF6ガスが充填
された金属性の筒形タンクであつて、このタンク
1を支持する支持脚一端をタンク1に固着され、
他端を基台上に固定される5a,5bが設けられ
ると共に、この支持脚5a,5bに溶接した接地
端子19a,19bによつて接地されている。2
は上記タンク1内に収納されたしや断ユニツト、
3は前記しや断ユニツト2を支持し駆動伝達機構
を内蔵した絶縁物からなる支持筒で操作機構部4
からの操作指令でしや断ユニツト2を開閉する。
23はタンク開口部1aを閉塞する蓋体である。
6は変成器7を収納し、一端を上記タンク1の開
口1bに結合され、他端は絶縁スペーサ9を介し
て断路器タンク8に結合されたタンクで、内部に
SF6ガスが充填されている。尚両タンク1,8間
はタンク外部に於て図示しない接続導体によつて
電気的に接続される。10はタンク8に収納され
た断路器の可動接触部で、上記しや断ユニツト2
の端子部2bに接続導体14で接続されている。
11は同様に断路器の固定接触部で、一端は接続
導体18bで断路器タンク8上に取付けたブツシ
ング17bの導体に接続されている。12は上記
断路器タンク8の下部開口に結合された断路器の
操作器である。この操作器12からの操作により
可動接触部10の可動導体10aが固定接触部1
1と接離する。13は上記タンク8を支持する支
持脚で、接地端子20を介して接地されている。
15bは絶縁スペーサ16を介して断路器タンク
8に結合され、上部ブツシング17bを支持して
いるタンクで、内部に接続導体18bを収納し、
SF6ガスが充填されている。一方15aはしや断
器のタンク1の開口1cに結合され、上部ブツシ
ング17aを支持しているタンクで、内部にしや
断ユニツト2の端子部2aとブツシング17aを
接続する接続導体18aを収納し、SF6ガスが充
填されている。21はタンク1の支持脚5a,5
b間を接続する支持脚に於て最もタンク1から離
れた基台上面近傍に配置された接続導体、22は
上記支持脚5bとタンク8の支持脚13間を接続
する前記接続導体21と同様基台上面近傍に配置
された接続導体である。
以下にこの考案の作動を説明する。まず、タン
ク1,6,8と支持脚5a,5b,13および接
続導体21,22で構成される電気的な閉回路に
は、しや断器2と断路器10およびその間の接続
導体14に主回路電流が流れると、その電流が作
る磁束により、上記閉回路と鎖交する磁束に応じ
て、その磁束を打消す方向の磁束を作る循環電
流、すなわち閉回路には主回路電流に誘導された
循環電流が流れる。一方、しや断器タンク2の支
持脚5bは2つの閉回路の共通の通電路即ちタン
ク1、支持脚5b、接続導体21、支持脚5aの
閉回路及びタンク1,6,8、支持脚13、接続
導体22、支持脚5bの閉回路になり、その左右
の閉回路に流れる電流方向はこの支持脚5b部で
は逆方向になるのは明らかで、左右の閉回路に流
れる電流の差分の小さな電流が流れることにな
る。すなわち、このことは従来の一点接地の開閉
装置で作業員が触れて電流が流れる危険性が無く
なることを意味する。又タンク1,6,8と接続
導体21,22が支持脚に於て、タンクから最も
離れた基台上面近傍に配置されているので、タン
クから外部に出る磁束を広い範囲で打消すことが
できる。このため特にこの種ガス絶縁開閉装置に
於て、タンク内部のしや断部を操作する操作機構
部4が、タンクと接続導体間に配置されるが、磁
束の打消しを広い範囲で行なえるので、操作機構
部の局部加熱を防止でき、また機構部に制御信号
を与える制御線に誤信号を与えるような不具合も
防止できる。
ク1,6,8と支持脚5a,5b,13および接
続導体21,22で構成される電気的な閉回路に
は、しや断器2と断路器10およびその間の接続
導体14に主回路電流が流れると、その電流が作
る磁束により、上記閉回路と鎖交する磁束に応じ
て、その磁束を打消す方向の磁束を作る循環電
流、すなわち閉回路には主回路電流に誘導された
循環電流が流れる。一方、しや断器タンク2の支
持脚5bは2つの閉回路の共通の通電路即ちタン
ク1、支持脚5b、接続導体21、支持脚5aの
閉回路及びタンク1,6,8、支持脚13、接続
導体22、支持脚5bの閉回路になり、その左右
の閉回路に流れる電流方向はこの支持脚5b部で
は逆方向になるのは明らかで、左右の閉回路に流
れる電流の差分の小さな電流が流れることにな
る。すなわち、このことは従来の一点接地の開閉
装置で作業員が触れて電流が流れる危険性が無く
なることを意味する。又タンク1,6,8と接続
導体21,22が支持脚に於て、タンクから最も
離れた基台上面近傍に配置されているので、タン
クから外部に出る磁束を広い範囲で打消すことが
できる。このため特にこの種ガス絶縁開閉装置に
於て、タンク内部のしや断部を操作する操作機構
部4が、タンクと接続導体間に配置されるが、磁
束の打消しを広い範囲で行なえるので、操作機構
部の局部加熱を防止でき、また機構部に制御信号
を与える制御線に誤信号を与えるような不具合も
防止できる。
以上のようにこの考案によればガス絶縁開閉装
置の安全性、現地作業の短縮を計れるものであ
り、実用効果が大なるものである。
置の安全性、現地作業の短縮を計れるものであ
り、実用効果が大なるものである。
第1図は従来のガス絶縁開閉装置の外形図、第
2図は本案の一実施例の断面図、第3図は第2図
の側面図、第4図は第2図の単線結線図である。 1……しや断器タンク、2……しや断ユニツ
ト、5……支持脚、8……断路器タンク、13…
…支持脚、17……ブツシング、19……接地端
子、21,22……接続導体。
2図は本案の一実施例の断面図、第3図は第2図
の側面図、第4図は第2図の単線結線図である。 1……しや断器タンク、2……しや断ユニツ
ト、5……支持脚、8……断路器タンク、13…
…支持脚、17……ブツシング、19……接地端
子、21,22……接続導体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部にしや断部を収納し、且つ絶縁ガスを封
入した金属性タンクと、このタンクの両端付近
に一端を固着し、他端を基台上に固定され且つ
接地された前記タンクを支持する複数の支持脚
と、この支持脚間であつて前記タンク内のしや
断部を操作する操作機構部をはさんで前記タン
クに沿い、且つ前記タンクから最も離れた基台
上面近傍に配置され、前記複数の支持脚に電気
的に接続され、支持脚、タンクと共に電気的な
閉回路を形成する接続導体とから成るガス絶縁
開閉装置。 (2) 金属性タンクがしや断器タンクとこのしや断
器タンクと連結され、電気的に接続されれた断
路器タンクとから構成されている実用新案登録
請求の範囲第1項記載のガス絶縁開閉装置。 (3) しや断器タンクの両端付近及び断路器タンク
に夫々支持脚が設けられ、この支持脚間が接続
導体で電気的に接続されている実用新案登録請
求の範囲第1項記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5223877U JPS6116733Y2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5223877U JPS6116733Y2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53146934U JPS53146934U (ja) | 1978-11-18 |
JPS6116733Y2 true JPS6116733Y2 (ja) | 1986-05-23 |
Family
ID=28943049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5223877U Expired JPS6116733Y2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116733Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631526Y2 (ja) * | 1979-09-04 | 1988-01-14 | ||
JPS6330171Y2 (ja) * | 1980-03-05 | 1988-08-12 | ||
JPS6233468Y2 (ja) * | 1980-03-12 | 1987-08-27 | ||
JPS6233469Y2 (ja) * | 1980-03-12 | 1987-08-27 |
-
1977
- 1977-04-26 JP JP5223877U patent/JPS6116733Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53146934U (ja) | 1978-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2237812A (en) | Portable unit substation | |
US3697819A (en) | Electric power distribution substation | |
JPS6116733Y2 (ja) | ||
JPH07123546A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
US3002129A (en) | Counterbalanced shutter blade arrangement for enclosed switchboard structures | |
JPH0426308A (ja) | 小容量配電用変電塔 | |
JP4272088B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JPH0158725B2 (ja) | ||
KR0147283B1 (ko) | 변압기를 구비한 인터럽터 | |
US1992024A (en) | Electrical switch gear | |
JPH0624408B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
EP0068158B1 (en) | Electric transformer | |
US2288650A (en) | Electric switching unit | |
GB435143A (en) | Improvements in electric oil circuit breakers | |
US2412926A (en) | High voltage protective link | |
JPH0142269Y2 (ja) | ||
JPS5453237A (en) | Enclosed switch facility | |
JPH0231266Y2 (ja) | ||
JPH0811016Y2 (ja) | 複合開閉装置 | |
JPS6341787Y2 (ja) | ||
JPH0833135A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JPH0614365Y2 (ja) | 変圧器1次側ガス絶縁断路器 | |
JPH0431718Y2 (ja) | ||
JP2503638Y2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JPH0537610Y2 (ja) |