JPS6116662B2 - - Google Patents

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JPS6116662B2
JPS6116662B2 JP55112855A JP11285580A JPS6116662B2 JP S6116662 B2 JPS6116662 B2 JP S6116662B2 JP 55112855 A JP55112855 A JP 55112855A JP 11285580 A JP11285580 A JP 11285580A JP S6116662 B2 JPS6116662 B2 JP S6116662B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rope
rollers
bending
roller
ground surface
Prior art date
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JP55112855A
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English (en)
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JPS5737463A (en
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Tomiichi Fukuda
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Priority to JP11285580A priority Critical patent/JPS5737463A/ja
Publication of JPS5737463A publication Critical patent/JPS5737463A/ja
Publication of JPS6116662B2 publication Critical patent/JPS6116662B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴルフ場において、クラブ類をとう載
した手押しカートを傾斜地などで運び上げるため
のけん引ロープ装置に関するものである。
上記手押しキヤデイカートを引き上げる装置と
しては本願発明者の提案になる実願昭54−102523
号にその一例の詳細が示されているが、概略を図
面第1図により説明すると、ゴルフ場の地表Gに
U字状の条溝1を埋設し、その開口上面に可撓性
の人工芝より成る覆板2が開口部で互いに多少重
なり合うように条溝2の左右上縁に取付けられて
雨水、ごみの浸入を防ぐ、なおこの覆板2は屋根
形に形成してもよい。この人工芝の覆板2はゴル
フ場の芝とほぼその面や色採及びクツシヨンを同
じく構成してゴルフ場の景観やプレーの興味を損
じないものが好ましい。
条溝1内にはロープ3が、後述する曲りローラ
8で支持され又モータにより往復運動或はエンド
レス運動を行なうようになつている。しかしてこ
のロープ3には1乃至数個所にソケツト4が固定
されている。
5は手押しカートであり、6は連結杆であつ
て、手押しカート5を矢印a方向にけん引すると
きロープ3を取付いた傾斜面を有するソケツト4
に連結杆6の一端のロープ3の太さよりやや大き
い幅の欠円部を有し、ソケツト4の傾斜面に係合
するキヤツチヤ9を引掛けて連結すると、ロープ
3の矢印a方向の運動で手押しカート5はけん引
されて人力を要することなくゴルフ場の傾斜地の
登高が行なわれゴルフアー或はキヤデイの労力を
軽くすることができる。
このような装置は、地表Gが平担或は傾斜して
いてもよいが、ロープ3が直線状に埋設され得る
地表Gの場合は、ロープ3を下から支持する支持
ローラ(図示せず)のみで支持されることによつ
てソケツト4の通過が可能であるから実施でき
る。しかしながらロープ3が第4図に示した凹地
G′の如き場合はロープ3の上から接する押えロ
ーラ(図示せず)を用いねばならない関係上前記
ソケツト4とキヤツチヤ7を有する連結杆6を用
いる装置は実施不可能である。又、人力による手
押しカートは重量も軽く芝生を損じない利点があ
るが、コースの傾斜地の登高には人力の負担が大
きい欠点がある。そこで通行路を設けた電動車或
はモノレール、ケーブルカー式等があるが省力的
とはなるがキヤデイ等の熟練した運転が必要とな
り又芝生を損じたり、装置が大きく建設費も膨大
であり、ゴルフ場内に露出してゴルフ場の自然環
境を損ずると共に最も大きい欠点はコース内に設
置ができず更にこれにボールが当つた場合にはそ
のバウンドが異なり興味を損ずることが大きい。
本発明は、特にこの凹地G′に用いるに好適な
ロープ装置であり、以下の説明より明白な如く直
線状の地表Gや凸地G′にも応用できるものであ
り、工事費の低減、工事の簡易化、部材の互換性
等を計り得るものであつて、その要旨とする点
は、総てのローラの周面がロープの側方に接し且
つローラの配置を特殊に設置する曲りローラによ
り解決するものである。
次に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第4図において、凹地G′について説明する
と、その凹地区域内にローラの円周面がロープの
側面に接するよう即ちローラを横方向にしてロー
プ3の左右に配置して曲りローラ8を設ける。こ
の曲りローラ8の周面カーブはキヤツチヤ7が係
合し得てロープ3は外周よりやや外に位置するよ
うになつている。(第3図参照)。
第5図及び第6図にやや誇張して示したよう
に、条溝1内に曲りローラ8を千鳥状(凹地
G′のカーブ形状により何個かが同一側に位置す
ることもある。)に配列されそれぞれたて軸9に
支持されて回転自在になつている。しかして上記
各曲りローラ8はその軸方向の平面が設置される
凹地G′部分の地表とほぼ平行となつて設置され
る。即ち各曲りローラ8はそれぞれの平面が多少
の角度差がつけられて順次設けられるものであ
る。なお8′はロープ3がエンドレス回転をする
ときの帰りローラである。この帰りローラ8′は
その周面カーブはソケツト4が充分係合し得る程
度のものがよい。
曲りローラ8にロープ3を張架すると、ロープ
3にかかる荷重により緊張状態になるので、各曲
りローラ8間のロープ3は直線状に引張られて凹
地G′の曲率を形成する。つまり各曲りローラ8
間に直線状をなすロープ3を一辺とする多角形状
により凹地G′のカーブに沿つて構成されるもの
である。
更に又この曲りローラ8の設置開隔は凹地
G′の曲率によつて決定されるが、それぞれの曲
りローラ8は前記の如く多少設置角度が変化する
のでその変化に対しロープ3に荷重がかかつても
浮き上つて外れることのない角度変化を有するよ
うに間隔が決定されると共に狭隘な条溝1内に設
置されるのでこれによる制約も考慮される。
上記した如き条件のもとでは凹地G′の曲率が
大きい場合は容易であるが曲率が小さい場合例え
ば平地より比較的急な登り傾斜地となるような地
表の場合はロープ3が外れないように多数の曲り
ローラ8を小さい曲率内に設置することは前記間
隔が詰つて実施不可能な場合がある。このような
地表の場合はロープ3が傾斜面を直登方向に設置
することなく傾斜面を斜め方向に設置することに
よつて曲率が大きくなつたのと同様であるから本
発明により容易に比較的急な傾斜地の登り口部分
にも応用できる。又ロープ3が左右方向にカーブ
する場合は勿論本発明によりこれ又容易にカーブ
させることができることは理解されるであろう。
更に本発明装置をもつて直線的な地表例えば第1
図のG部分乃至は凸地G″においても利用し得る
ことは明白であるが、これら地表G或は凸地
G″では従来の如く単なる支持ローラを用いても
よいことは勿論である。
次に前記した凹地G′における千鳥状配置のた
めの好ましい手段として次の如きブロツク状の部
材を用いると条溝1、曲りローラ8などの埋設に
極めて有利である。
即ち第7図において、ほぼ四角形のコンクリー
ト等のブロツクbに溝部1′並びにローラ室1″を
形成し、この室1″に曲りローラ8並びに帰りロ
ーラ8′をたて軸9にて回転自在に支持し、たて
軸9は、軸受板10にて支持し、軸受板10はブ
ロツクbに固定される。又他の例のブロツクb′と
して第8図の如く適宜の角度を有した角度付条溝
11にローラ室1″が形成され、このローラ室
1″内に第7図の場合と同じに曲りローラ8をた
て軸9にて支持したもので、第7図のブロツクb
は第6図に示したように各ブロツクbを交互に配
置しこれらの間を条溝1にて連結する。又配帯を
交互にせず同一にすればロープ3は直線状となり
得る。又第8図のブロツクb′の場合は、第9図に
示す如く連結或は条溝1を介して埋設し、各曲り
ローラ8にロープ3を千鳥状に張架する如く配列
する。このようなブロツクb,b′は型による工場
での多量生産が可能で廉価に製造し得られ、地表
Gにおける左右乃至は凹地G′におけるカーブを
各ブロツクb或はb′の連結角度を変化して埋設す
ることによりどのような曲率にも対応し得られ
る。
なお、本発明によるけん引ロープ装置によりけ
ん引される前記した手押しカート5は一般の2輪
カートより、4輪としたものの方が安定性があつ
て好ましい、そこで例えば第10図に示したよう
に手押しカート5に、キヤスター12,12を、
カート5の枠部5′より固定もしくは枢着した脚
13,13の先端に取付けて四輪とし、脚13,
13を固定の場合はそのまま、枢着の場合は手押
しに際し、脚13,13を枢着部14,14より
折畳みカート5の枠部5′に沿うようにして係止
して用い、けん引ロープ3による自動けん引の場
合は、脚14,14を枢着部15,15より開脚
して所定角度に保ち、第1図の連結杆6を両脚1
3,13の下部の連結15の中央に枢着し、手押
しの場合は図示の如く引き上げて係止しておき、
手押カート5のけん引を行なうときは連結杆6を
係止から外し、キヤツチヤ7を覆板2の間より突
入し、走行しているロープ3にキヤツチヤ7の切
欠部より挿入する。するとこのキヤツチヤ7の所
にソケツト4が来るとソケツト4の傾斜面とキヤ
ツチヤ7が係合して連結杆6を介して手押しカー
ト5は、ロープ3の走行速度(通常歩行速度程
度)で省力的にけん引され、容易に登高するもの
である。しかしてゴルフボールの落下地点近くに
達したときにはロープ速度よりやや早くカートを
動かせばキヤツチヤ7はソケツト4より外れるの
で連結杆6を引き上げることによりカート5の停
止が行なわれる。更に本発明ロープ装置を利用し
てゴルフバツグ或はゴルフアーを乗せる目的のた
めの運搬車をけん引することも可能である。即ち
ゴルフバツグの運搬車について第11図の実施例
により説明すると、運搬車16の台車17には車
輪18及びキヤスター19より成る四輪車で、台
車17上に支柱20,20を台車の幅方向位置に
固定し、これに軸21を橋架し、この軸21に揺
動自在に吊下してバツグ篭22を設ける。バツグ
篭22は背中合わせに設けられて計4個のバツグ
(図示せず)が、そのポケツト部分が前方即ち塔
載面に向うようになつており、バンド23或は止
金などで落下、しないようになつている。
このような運搬車16に連結杆6及びキヤツチ
ヤ7が取付いていてこれをロープ3に係脱するこ
とによつてゴルフバツグの搬送が出来ると共に傾
斜地の登高に際してはバツグ篭22は常に垂直状
に保ち安全性がある。なお、24は緩衝ストツパ
で、バツグ篭22の過度の動揺を阻止するもので
ある。
この運搬車16とほぼ同様で、バツグ篭22の
代わりに腰掛けを台車の幅方向に向けて吊下すれ
ばゴルフアーを乗せてコースの登高を行なうこと
もできる。しかしこの人を乗せる場合はロープ3
は直線コースとする。
なお、前記したロープ3の走行中のキヤツチヤ
7の係脱より、ロープの走行、停止を行なつて、
キヤツチヤ7の係脱を行なうのが好ましい、即ち
けん引ロープの走行停止はロープを走行するモー
タの操作によつて行なう、そのために予じめ平均
的ボールの落下地点付近に周知の自動停止装置モ
ータと結線したスイツチ等或はリモコン操作によ
るモータの操作でロープの走行停止を行なうよう
にすれば、キヤデイは専らクラブの受渡しに専念
でき、プレーヤーはより快適なプレーを楽しむこ
とができる。又前記曲りローラやソケツト乃至は
キヤツチヤ等は樹脂系の成型品で安価にでき必要
あればゴムライニング等を施せばソケツト、キヤ
ツチヤの通過時にも騒音を発することなく耐水性
も良好で最も好ましい。しかして本発明は、ロー
プの円周左右側面の接するように、多数の平面状
に且つ千鳥状に配置した曲りローラをもつて地表
の面に沿わしめたことによりロープ周面上方は開
放されているのでロープに固定されたソケツト、
キヤツチヤの通過が自由でありしかも凹地曲面に
おける走行も自由となり如何なる地表の場合にも
適応し得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したもので第1図は
手押カートのけん引ロープ装置の一例を示した部
分断面図、第2図は部分詳細図、第3図は同じく
側面図、第4図はゴルフ場の地表の一例を示した
断面図、第5図は装置をやや誇張して示したゴル
フ場地表の凹地に埋設した一例を示した側面図、
第6図は同じく平面図、第7図、第8図は本発明
装置を実施するに好適な曲りローラを有するブロ
ツクの2つの例を示した斜視図、第9図は曲りロ
ーラの配置のための好ましい一例を示した平面
図、第10図は本発明に利用し得る好ましい手押
しカートの一例を示した斜視図、第11図は同じ
くゴルフバツグの運搬車の斜視図である。 符号、1は条溝、2は覆板、3はロープ、4は
ソケツト、5は手押しカート、6は連結杆、7は
キヤツチヤ、8は曲りローラである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴルフ場の地表下に埋設される条溝内をロー
    プが走行し、これに係脱自在の連結杆を介して手
    押しカート等をけん引する装置において、前記ロ
    ープの断面側方を曲りローラの円周側面に接し、
    且つ曲りローラの平面がほぼ地表に平行に多数個
    を前記条溝内に設置し、この曲りローラにロープ
    を地表とほぼ平行な千鳥状に曲折して張架し、各
    ローラ間におけるロープの緊張による応力でロー
    プが曲りローラより外れないように曲りローラの
    間隔を設定し、ロープの断面上方には少くともロ
    ーラ類が接することなくロープを支持したことを
    特徴とするゴルフ場のけん引ロープ装置。
JP11285580A 1980-08-15 1980-08-15 Traction rope device for golf link Granted JPS5737463A (en)

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JP11285580A JPS5737463A (en) 1980-08-15 1980-08-15 Traction rope device for golf link

Applications Claiming Priority (1)

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JP11285580A JPS5737463A (en) 1980-08-15 1980-08-15 Traction rope device for golf link

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Publication Number Publication Date
JPS5737463A JPS5737463A (en) 1982-03-01
JPS6116662B2 true JPS6116662B2 (ja) 1986-05-01

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JP11285580A Granted JPS5737463A (en) 1980-08-15 1980-08-15 Traction rope device for golf link

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120560A (ja) * 1982-12-28 1984-07-12 福田 富市 地下ロ−プによる自動運搬装置

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JPS5737463A (en) 1982-03-01

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