JPS61166353A - 柿の果実の粉末及びその製造方法 - Google Patents

柿の果実の粉末及びその製造方法

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JPS61166353A
JPS61166353A JP60004463A JP446385A JPS61166353A JP S61166353 A JPS61166353 A JP S61166353A JP 60004463 A JP60004463 A JP 60004463A JP 446385 A JP446385 A JP 446385A JP S61166353 A JPS61166353 A JP S61166353A
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JP
Japan
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persimmons
powder
persimmon
raw material
japanese
Prior art date
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Pending
Application number
JP60004463A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Saito
斎藤 秋夫
Akira Takahashi
明 高橋
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Kodama Ltd
Original Assignee
Kodama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、柿の果実の粉末及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より柿の果実はピタミ/豊富な果物で栄養食品とし
ても知られている。特に、甘柿のハードタイプのものは
、果実toorに対してビタミンC約tooq、カロチ
ン約200μft−含有しており、果物の中でも群を抜
いている。
一方、柿は民間薬としても利用されており、たとえばa
)蜂に刺された場合、柿の果実全切ってすりつけたり、
b)歯痛の場合、まだ熟さない果実を突き砕いて汁をと
り、水を混ぜてうがいをしたり、またC)悪酔の予防と
してそのまま食用しなりすることにより効用があるとい
われている。さらに、柿はタンニンを豊富に含有してお
り、タンニンの抽出原料として利用されている。
このように柿は古来より果物として愛用されるとともに
、民間薬として重宝がられ、タンニンの抽出原料として
も利用されている。また、タンニンのあ名種のものは、
発がん抑制の可能性があるとして注目されている。
しかしながら、柿は9月より11月頃までの一定期間に
のみ収穫され、しかも、せ橘類等のように生来の状態で
の長期保存に耐えられず、さらに柿の分布は日本及び東
南アジアに限定されているため、9月から明年1月頃ま
での期間外での流通及び輸入は期待できない。
したがって、この期間外では、通常干し柿として流通し
ているが、干し柿は可食部toofに対し、カロチン含
量が320μmまで増加するもののビタミンC含fは3
qまで急減する。
また、加工品として柿のジュースが存在するが、風味等
の面で問題があり、この栄養豊富な果物全加工食品に応
用することは甚だ困難である。そこで、四季を問わず食
用でき、使い易く、柿の風味・色を損わないような粉末
として及びタンニンの抽出原料として安定供給可能な原
料の出現が要望されていたわけである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、以上の点に鑑み、各種加工食品原料、
タンニンの抽出原料として有用な柿の果実の粉末及びそ
の製造方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の柿の果実の粉末は、果実に含まれる有効成分全
分解せしめることなく粉末化したこと全特徴とする。
本発明の柿の果実の粉末を得るには、適当な大きさに切
った柿の果実を液体窒素で急速凍結し、この凍結体を低
温粉砕機にて粉砕したのち、これを凍結真空乾燥にて乾
燥して、そのまま粉末化する。得られた粉末は、必要な
らばその後殺菌処理して、真空包装するなどして製品と
する。
本発明に使用する柿の果実は、熟し柿の果実でもよいが
、ビタミン類の含有量が低下することもあるため、なる
べくビタミン豊富な甘柿のハードタイプのものを使用す
る。しかしながら、場合によっては若干乾燥したものを
用いること本できる。
柿はよく水等で洗浄したのち、柿の種、へた等を除去し
た果実の部分を使用する。皮は、必要ならばむいてもよ
いが、皮に多くの成分が多量に含まれているため、通常
はむかづに用いる。
本発明に使用する液体窒素は、なるべく純度の高いもの
を使用し、その中に果実を浸漬するかまたけ液体窒素を
果実に噴射することによって、約−196℃で瞬時に凍
結させる。液体窒素での凍結の際の柿の果実の大きさは
特に限定されないが、なるべく小さい方がよく、ま+1
回の凍結号は凍結時間が長くならないように選択する。
凍結された柿の果実は、その後液体窒素で冷却されるよ
うなステンレス鋼製低温粉砕機にて粉砕する。粉砕時の
m変は、−30〜−50℃程度、好ましくは一50℃で
ある。粉砕は、温度が上昇しないようにしてなるべく短
時間で行う。
粉砕度合は特に限定されないが通常は最終製品で150
〜200メツシュ程度が好ましい。柿の果実中のビタミ
ンCは、タンニンと共存することによって安定化されて
いることが予想されるため、上述のように凍結粉砕する
ことにより細胞全破壊することなく瞬時に粉砕するのが
好ましい、、 このようにして低温粉砕した柿の果実を、次に凍結乾燥
にて乾燥する。凍結乾燥は常法にしたがって行うが、好
ましくは温度−40〜−30℃、真空度0.1 = 0
.29 mHを程度で行うとよい。乾燥時間は、乾燥す
べき債によって異なり特に限定されない。しかしながら
、乾燥は含水量が2チ程度、好ましくは1%以下とする
とよい。
得られた乾燥製品は流動性のある粉末で、常温で放置し
ても変質をおこさない。それ故、特殊な包装を必要とし
ないが、プラスチックフィルム製袋に入れヒートシール
するとか、また缶詰などにすることによって長期間安定
に保存できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例1 ハードタイプの甘柿3に4’tよく水で洗浄し、柿のヘ
タ−や種を除去し、約31角位の大きさに切る。このよ
うにした柿の果実を、直径60cm。
高さ70cmの円筒形ステンレス鋼製容器に入っている
一196℃の液体窒素に浸漬して瞬間的に凍結させる。
次にこの凍結体を低温粉砕機にて粉砕し、直ちに棚温度
−30℃、真空度0.29■Hfの茶汁下で70時間凍
結寞空転燥して、水分0.6%、粒度約150メツシユ
の柿の果実の粉末600gを得た。
このように本発明の製造方法により、製造した柿の果実
の粉末は、以下第−表に示すとおり、各種ミネラル類及
びビタミン類を含んでいるので優れた栄養食品及び加工
食品の新規混入原料であるとともに、タンニンをも豊富
に含んでいるのでタンニンの抽出原料としても使える。
嘉−表に柿の果実そのままのものと柿の果実の粉末につ
いての成分分析値を示す。これにより、生来の成分を損
なうことなく粉末化できたことが明らかである。
なお、表中の特定の成分については生来は100f当り
、粉末は生来10(lにほぼ相当する20りで表示しで
ある。
第−表 試験例 次に柿の果実及び柿の果実の粉末を室温25℃湿度70
%の状況下におき、θカ月目、1力月目、3力月目の夫
々100F及び201に対するビタミンC含量を指標に
して安定性を検討した。この結果、柿の果実の粉末の安
定性は優れており、加工食品等への利用に際しても最適
な素材といえる。
その結果を第二表に示す。
第二(柿の果実100f及び柿の果実の粉末201に対
するビタミンC含量の経時的変化) なお、本発明の柿の果実の粉末はそれ単体としても栄養
食品として利用できるが、加工食品の応用例としてアイ
スクリームの製造方法につき述べる。
使用例 生クリーム2 Kfs牛乳1〜、砂糖50(1、卵黄2
0:tを一定の保冷容器に入れ、攪拌し、均一化する。
その後、上記実施例で得た柿の果実の粉末300fを少
量ずつ添加しながら攪拌して、アイスクリームft得た
〔発明の効果〕
このように、本発明の製造方法により製造した柿の果実
の粉末は酸敗などをおこさず非常に安定なものであり、
それ単体としての食用は勿論のこと、あらゆる食品への
添加混入も可能であるため、加工食品の新規混入原料と
して安定供給を可能にし、まな、柿タンニンの抽出原料
としての供給をも可能にした。
(ほか1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柿の果実をその有効成分を分解せしめることなく
    粉末化したことを特徴とする柿の果実の粉末。
  2. (2)柿の果実を液体窒素で凍結し、低温粉砕機にて粉
    砕し、凍結真空乾燥しそのまま粉末化することを特徴と
    する柿の果実の粉末の製造方法。
JP60004463A 1985-01-14 1985-01-14 柿の果実の粉末及びその製造方法 Pending JPS61166353A (ja)

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