JPS61165786A

JPS61165786A - 液晶表示パネルの製造方法

Info

Publication number: JPS61165786A
Application number: JP498785A
Authority: JP
Inventors: 修司近藤; 北廣　勇
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-01-17
Filing date: 1985-01-17
Publication date: 1986-07-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は複数枚の液晶表示パネルを組み合わせてなる液
晶表示ディスプレイの製造方法に関するものである。

（従来の技術）ＴＰＴなどからなる液晶表示パネルは薄型の表示ディス
プレイとして着目されているが、構造および製造技術上
の制約から単位液晶パネルの寸法は、大半が１０１角以
下であり、大きくても一辺の寸法が３０１程度であり、
大型テレビジョンに匹敵するもの、あるいはさらに大型
のものを得るには複数枚の液晶パネルを組み合わせた。

マルチパネル方式が採用されている。

マルチパネル方式は、単位液晶パネルの周縁部でパネル
相互間を接合しているが、液晶パネルの構造上パネルの
周縁部まで画素を形成することができないため、必然的
に接合部位においては画素のない無絵素部が構成される
。たとえば第７図の従来例の液晶表示パネルの斜視図に
示すように、４枚の単位液晶パネル１ａを貼り合わせて
構成した液晶ディスブレスでは、それぞれの液晶パネル
の絵素部２の周縁部に絵素のない無絵素部３が形成され
、無絵素部がパネル相互間を接合部４で接合した際に、
無絵素ライン５がいわゆる継目ラインとなって絵素が分
断されることになる。

（発明が解決しようとする問題点）本発明の目的は、以上にように複数枚の液晶パネルで液
晶ディスプレイを構成した場合に生じる接合部における
継目ラインによる視認品位の低下を防ぎ、無絵素部上に
絵素補正により画素を形成した液晶表示パネルの製造方
法を提供することである。

（問題点を解決しようとするための手段）本発明の液晶
表示パネルの製造方法は、絵素部が形成する画像を液晶
パネル主面上に、内部に定角度の屈折反射面群を有する
透光性樹脂片を載置し、液晶パネルを透過した光の光路
を補正することにより、その透光性樹脂片を透過後の光
が形成する画像に継目が生じないようにするものである
。

（作　用）本発明の製造方法による液晶ディスプレイを形成するこ
とで、液晶パネルの接合部の無絵素部による画像の分断
が防止でき、複数枚のパネルで構成した液晶ディスプレ
イにおいて、連続した画像を表示することができる。

（実施例）本発明による一実施例を第１図ないし第６図に基づいて
説明する。

１６型サイズの表示ディスブレスを、液晶表示パネル２
枚を貼り合わせて構成した例により具体的に説明する。

１６型すなわち対角寸法１６インチ（約４１　ｒｘ　）
の表示ディスプレイを２枚の液晶パネルで構成すると。

単位液晶パネルの画素領域の寸法は約２６０■Ｘ１６５
閣となる。

第１図は上記単位液晶パネルを２枚貼り合わせた場合の
平面図であり、第２図は第１図のＡ−Ａ’線の断面図で
ある。

同図において、１，１′は単位液晶パネルＩ。

■の本体であり、６．６’はそれぞれの単位絵素（絵素
部）、７はパネル相互間の接合部、８，８′はそれぞれ
のパネル周縁が構成する絵素のない領域（無絵素部）、
９．９″はそれぞれのパネルの単位絵素群により形成さ
れた画素領域、１０は液晶封止部、　１１は電極リード
である。

なお、同図は説明の便宜上、単位絵素６，６′群の寸法
は単位液晶パネルＩ、■本体１，１′の寸法、および画
素領域９，９′の寸法に比較して。

大幅に拡大して示しである。また同様にパネル相互間を
接合する接合部７近くの無絵素部８，８゛についても拡
大しである。

液晶パネル！および■相互の接続は、第２図および第３
図に示すように接合部７となる液晶パネル！および■の
それぞれの無絵素部８，８′の幅ｖｅを、単位絵！６．
６’の絵素ピッチｖｐと同一寸法幅となるように設定し
、液晶パネル相互間の相対位置を調合合致させたのち、
間液晶パネルを接合部７で接着固定する。したがって接
着固定を行った液晶パネル■および■の接合部７では２
絵素分の幅を有した無絵素部８，８′が形成されている
。

一方液晶パネルＩおよび■上には、第３図に示すような
断面形状が菱形を有し、その傾斜した鏡壁面１２が底面
、すなわち光入射部１３に対し４５度の角度をもつとと
もに、傾斜鏡壁面１２が光学反射鏡となっている。光透
過性の良好な透光性樹脂片。

たとえばアクリル透光性樹脂片１４の平面積層板からな
る光路変更プレート１５を、液晶パネル！および■の絵
素部６，６′上に載置する。

光路変更プレート１５の、光入射部１３である底面より
樹脂内へ入射した光１、は４５度の傾斜をもつ鏡壁面１
２′および１２’により２回の直角屈折を行ない。

光路変更プレート１５の主面１６側より出射光れ、とし
て透光性樹脂片１４の外へ放出される。このとき。

第３図に示すように、光路変更プレート１５の厚さｔを
個々の透光性樹脂片１４の光入射部１３の幅ＶＬと同一
寸法とすることにより、入射光１１ないしれは。

それぞれｖＬ分の光路移動がなされ、出射光Ｉ６□ない
し−１，となる。

第４図は液晶パネル本体１および１′の主面上に光路変
更プレート１５．１５’を載置実装したときの断面図で
ある。光路変更プレート１５．１５’は同図に示すよう
に、液晶パネルの絵素ピッチｖＰと同一のピッチＶＬを
有する透光性樹脂板であり、またその数は絵素数（ａな
いしＪｙｋないしｔ）と同一数（ＡないしＪ、にないし
Ｔ）で設計している。

ｔＮｌｌは図に示すように、液晶パネル１，１′の接合
部７方向に光路が移動するように、接合部７ラインを基
準に線対称方向に設置するとともに、絵素部６，６′の
透過光のすべてが、光路変更プレート１５．１５’の入
射部に入射するように、液晶パネル１，１′と光路変更
プレート１５．１５’の相対位置を調整したのち、光路
変更プレー）−１５，１５’を液晶パネル本体１，１′
の主面上に接着固定する。

以上のような構成で製造した液晶パネルに対し、光源１
７および拡散フィルタ１８を用いてパネル裏面より光照
射を行なった場合、絵素ａを透過した光れは、光路変更
プレート１５のＡ部を通過し、絵素す直上部で出射光ｉ
Ａが得られる。

同様に絵素ｊおよびｋを透過した光＃Ｉ＋ｆｋはＪ。

Ｋによりそれぞれ無絵素部８，８′直上で１７．ｌ。

の出射光となり、目１９からみると光路変更プレート１
５．　Ｉｓ″がない場合、液晶パネル本体１，１′にお
いては絵素ｊと絵素には無絵素部８，８″により分断さ
れていたものが、無絵素部８，８′上に虚像が形成でき
るため隣接した連続画とすることができる。

第５図は、単位液晶パネル！および■の接合貼合わせ前
に液晶パネル本体１上にあらかじめ光路変更プレート１
５を取り付けた例であり、光路変更プレート１５の取り
付けで、第４図に示すと同様に。

液晶パネル本体１の接合部７方向に光路が１ピツチ移動
できるように、液晶パネル本体１の主面に接着したもの
である。

第６図は、光路変更プレートの製造方法を示す一例であ
り、アクリル板、スチロール板等の光透率の良好な透光
性樹脂板２０の片面または両壁面にＡｆｌ蒸着等により
光沢金属による鏡面処理用金属皮膜２１を形成したのち
、透光性樹脂板２０を積層接着し、樹脂板ブロック２２
を形成する。このとき。

樹脂板ブロック２２を形成する個々の透光性樹脂板２０
の厚さＩＩＩＬ　（真正な意味の厚さのｒブ倍に相当す
るが１便宜上厚さという）は、前記の液晶パネルの絵素
ピッチ寸法Ｖ、と同一のものを用い、また積層枚数は絵
素ピッチ数と同一とする。

つぎに、第６図に鎖線で示したように、透光性樹脂板２
０の接着面２３に対し４５度の角度を有した切断ライン
２４で樹脂板ブロック２２を切断し、厚さｔすなわち絵
素ピッチＶ、および透光性樹脂板２０の厚さＶ、と同一
寸法で切断して透光性樹脂片を形成したのち、この切断
面を研磨することにより、第３図および第５図に示した
光路変更プレート１５が形成される。

（効　果）本発明によれば、複数枚の液晶パネルを接合して形成し
た液晶表示パネルにおいても、接合部に生じる無絵素部
による画像の分断が防止でき１表示品位の高い液晶表示
パネルを提供することができその実用的効果は大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による液晶表示バネ　。ルの接合状態を示す平面図、第２図は同断面図。第３図は本発明の光路変更プレートの構造を示す斜視図
、第４図は本発明の液晶表示パネルの断面図、第５図は
本発明の他の実施例による液晶表示パネルの製法を示す
断面図、第６図は光路変更ブレートの製造方法を示す斜
視図、第７図は従来の液晶表示パネルの斜視図である。１．１′　・・・単位液晶パネル！、■の本体、　２゜
６．６′　・・・絵素部、　３，８．８’　　・・・無
絵素部、４，７　・・・接合部、　５・・・無絵素ライ
ン、　　　９．９’　　・・・画素領域、ｌＯ・・・液
晶封止部、　　１１・・・電極リード、　　１２．１２
’、１２”・・・画壁面、　１３・・・光入射部、１４
・・・透光性樹脂片。１５．１５’　・・・光路変更プレート、１６・・・主
面、１７・・・光源、　１８・・・拡散フィルタ、　１
９・・・　目、２０・・・透光性樹脂板、２１・・・鏡
面処理用金属皮膜、２２・・・樹脂板ブロック、２３・
・・接着面、２４・・・切断ライン。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）断面形状が菱形で内部に対向した直角屈折用壁面
を有する透光性樹脂片を平面状に積層してなる光路変更
プレートを液晶表示パネルの絵素部主面上に載置したこ
とを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
（２）液晶パネルの単位絵素の寸法と、前記液晶パネル
の周端無絵素部の寸法、および透光性樹脂片の寸法、さ
らに同樹脂片の集合体からなる光路変更プレートの厚さ
寸法の４者を同一寸法としたことを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項記載の液晶表示パネルの製造方法。
（３）光路変更プレートを主面上に載置した複数個の液
晶パネルの周端無絵素部の寸法を単位絵素と同一寸法に
形成し、前記周端無絵素部において液晶パネル相互間を
接続することを特徴とする特許請求の範囲第（２）項記
載の液晶表示パネルの製造方法。
（４）厚さが液晶表示パネルの単位絵素寸法と同一の透
光性樹脂片の片面または両面に平滑な金属膜を被着させ
、さらに前記樹脂片を積層接着したのち、該積層接着樹
脂片の接着面に対し４５度の角度で、前記単位絵素寸法
幅で切断してなる光路変更プレートを主面絵素部上に載
置したことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
の液晶表示パネルの製造方法。
（５）樹脂片がアルカリ樹脂、またはスチロール樹脂か
らなることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項また
は第（４）項記載の液晶表示パネルの製造方法。