JPS61165003A - 往復動型流体圧アクチユエータ - Google Patents

往復動型流体圧アクチユエータ

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JPS61165003A
JPS61165003A JP227686A JP227686A JPS61165003A JP S61165003 A JPS61165003 A JP S61165003A JP 227686 A JP227686 A JP 227686A JP 227686 A JP227686 A JP 227686A JP S61165003 A JPS61165003 A JP S61165003A
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JP
Japan
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cylinder
piston
transmission space
plunger
hole
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JP227686A
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English (en)
Inventor
Heiichi Takoshima
田古島 兵一
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧油又は圧縮空気の如き作動圧力流体の動力
を機械的な直線往復運動に変換する往復動型流体圧アク
チュエータ、更に詳しくは直線往復運動する少なくても
2個の出力端を備えた上記往復動型流体圧アクチュエー
タに関する。
〔従来の技術〕
従来、直線往復運動する2個の出力端を備えた往復動型
流体圧アクチュエータとしては、単一のシリンダ内に別
個に移動し得る2個のピストンを配設し、一方のピスト
ンのロッド部を上記シリンダの一端壁から他方のピスト
ンのロッド部を上記シリンダの他端壁から突出せしめ、
かかる2個のピストンのロッド部を出力端として所謂ダ
ブルピストン形式のもの、或いは所謂片ロツド形式のア
クチュエータを2個組合せた形式、即ち各アクチュエー
タのシリンダのピストン側端壁を相互に接合し、夫々の
シリンダから相互に反対方向に突出している、各アクチ
ェエータのピストンのロッド部を出力端とした形式のも
のが用いられている。
しかしながら、かような公知のアクチュエータには、次
の通りの解決すべき重大な問題乃至欠点が存在する。
即ち、公知のアクチュエータにおいては、当業者には周
知の如く、2個の出力端に接続される負荷乃至抵抗の大
きさが完全に同一である場合(実際上、かような場合は
情無に近い)は2個の出力端は同時に且つ均等に移動せ
しめられるが、2個の出力端に接続される負荷乃至抵抗
の大きさに差異がある場合には2個の負荷乃至抵抗が比
較されて負荷乃至抵抗が小さい方の出力端のみが移動せ
しめられ、従って2個の出力端は相互に同期して均等に
移動せしめられることなく、負荷乃至抵抗の大きさに依
存して同期することなく不均等に移動せしめられる。従
って、公知のアクチュエータは、2個の要素を夫々の負
荷乃至抵抗の大きさ如何にかかわらず実質的に同期して
均等に移動せしめることが必要とされる場合には、用い
ることができない。
公知のアクチュエータにおける上記問題乃至欠点を解決
するアクチュエータとして、本発明者は、先に、昭和5
4年特許願第74546号明細書及び図面において、ロ
ッド側端壁、ヘッド側端壁及びこれらの端壁間を延びる
筒状側壁を有し、少なくともそのロッド側には作動圧力
流体のための出入孔が形成されているシリンダと、該シ
リンダ内に収容されたヘッド部及び該ヘッド部から該ロ
ッド側端壁を貫通して外方へ突出するロッド部を有し、
該シリンダに対して軸線方向に相対的に滑動自在である
ピストンと、該シリンダ内の、該ピストンと該ヘッド側
端壁との間の伝動空間内から該ヘッド側端壁を貫通して
外方へ突出し、該シリンダに対して軸線方向に相対的に
滑動自在であるプランジャとを具備し、該伝動空間内に
は伝動流体が充填され、該ピストンの該ロッド部の突出
端は適宜の構造体に固定されることを特徴とする往復動
型流体圧アクチュエータ(以下、「先願アクチュエータ
」という)を提案した。
かかる先願アクチュエータにおいては、上記シリンダと
プランジャが出力端を構成する。そして、シリンダに形
成されている上記人孔を通して作動圧力流体を供給する
と、固定されたピストンに対してシリンダが移動せしめ
られると共に上記伝動流体の作用によってプランジャが
移動せしめられる。シリンダとプランジャの移動、従っ
て2個の出力端の移動は、夫々に接続される負荷乃至抵
抗の大きさ如何にかかわらず、相互に同期して均等に遂
行される。
〔解しようとする問題点〕
しかしながら、上記先願アクチュエータには、2個の出
力端を構成する上記シリンダとプランジャとが機械的に
相互に滑動自在に組合されていることに起因して、2個
の出力端の位置が上記シリンダとプランジャの寸法によ
って一義的に規定され、そしてまた、2個の出力端の往
復動方向が同一の方向、即ち上記シリンダとプランジャ
の相対的滑動方向く従って上記シリンダ及びプランジャ
の軸線方向)に限定され、それ故に、公知のアクチュエ
ータと同様に、2個の出力端の各々の位置及び往復動方
向を任意に選定することができない、という不都合があ
る。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、少なくとも2個の出力端は夫々に接続される負
荷乃至抵抗の大きさ如何にかかわらず実質的に同期して
均等に移動せしめられ得ることに加えて、少なくとも2
個の出力端の各々の位置及び往復動方向を任意に選定す
ることができる、新規且つ優れた往復動型流体圧アクチ
ュエータを提供することである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明によれば、相互に滑動自在に組合された第1のシ
リンダとピストンとから構成された第1の部分であって
、該ピストンは該第1のシリンダ内に収容されているヘ
ッド部と該第1のシリンダの一端壁を貫通して、外方へ
突出しているロッド部を有し、該第1のシリンダ又は該
ピストンには該第1のシリンダ内のロッド側に作動圧力
流体を供給するための出入孔が形成されているところの
第1の部分とノ相互に滑動自在に組合された第2のシリ
ンダとプランジャとから構成された第2の部分であって
、該プランジャは該第2のシリンダ内からその一端壁を
貫通して外方へ突出しているところの第2の部分とを備
えノ該第1の部分の該第1のシリンダ内の、該ピストン
の該ヘッド部と該第1のシリンダの他端壁との間の第1
の伝動空間と、該第2の部分の該第2のシリンダ内の第
2の伝動空間とは、流路手段によって相互に連通せしめ
られておりiそして該第1の伝動空間と該第2の伝動空
間とには伝動流体が充填され、該第1の部分においては
該第1のシリンダと該ピストンの該ロッド部の突出端部
とのいずれか一方が所定の位置に固定され、該第1のシ
リンダと該ピストンの該ロッド部の突出部の他方が流体
圧アクチュエータの一方の出力端を構成し、該第2の部
分においては該第2のシリンダと該プランジャの突出部
とのいずれか一方が所定の位置に固定され、該第2のシ
リンダと該プランジャの突出部の他方が流体圧アクチュ
エータの他方の出力端を構成することを特徴とする往復
動型流体圧アクチュエータが提供される。
本発明の上記往復動型流体圧アクチュエータにおいては
、第1の部分における第1のシリンダとピストンのロッ
ド部の突出端部との他方と、第2の部分における第2の
シリンダとプランジャの突出端部との他方とを出力端と
して利用することができ、第1のシリンダ又はピストン
に形成されている出入孔を通して作動圧力流体を供給す
ると、第1の部分において第1のシリンダとピストンの
ロッド部の突出端部との上記他方は固定された上記一方
に対して移動せしめられると共に、これに実質的に同期
して、第2の部分において第2のシリンダとプランジャ
の突出端部との上記他方は固定された上記一方に対して
移動せしめられ得る。
出力端の位置及び往復動方向は、第1の部分と第2の部
分の配設位置及び方向を夫々別個独立に適宜に選定する
ことができる故に、任意に選定することができる。
また、本発明によれば、第1のシリンダと第2のシリン
ダと該第1のシリンダ及び該第2のシリンダに滑動自在
に組合されたピストンとから構成された第1の部分であ
って、該ピストンは該第1のシリンダ内に収容されてい
るヘッド部と該第1のシリンダの一端壁を貫通して外方
へ突出し更に該第2のシリンダの一端壁を貫通して該第
2のシリンダ内に貫入しているロッド部を存し、該第1
のシリンダ又は該ピストンには該第1のシリンダ内のロ
ッド側に作動圧力流体を供給するための出入孔が形成さ
れているところの第1の部分とi相互に滑動自在に組合
された第3のシリンダとプランジャとから構成された第
2の部分であって、該プランジャは該第3のシリンダ内
からその一端壁を貫通して外方へ突出しているところの
第2の部分を備え;該第1の部分の該第2のシリンダ内
の第1の伝動空間と、該第2の部分の該第3のシリンダ
内の第2の伝動空間とは、流路手段によって相互に連通
せしめられておりiそして該第1の伝動空間と該第2の
伝動空間とには伝動流体が充填され、該第1の部分にお
いては該第1のシリンダと該第2のシリンダが所定の位
置に固定され、該ピストンの該ロッドが流体圧アクチュ
エータの一方の出力端を構成し、また該第2の部分にお
いては該第3のシリンダと該プランジャの突出端部との
いずれか一方が所定の位置に固定され、該第3のシリン
ダと該プランジャの突出端部の他方が流体圧アクチュエ
ータの他方の出力端を構成することを特徴とする往復動
型流体圧アクチュエータが提供される。
かかる本発明の往復動型流体圧アクチュエータにおいて
は、第1の部分におけるピストン、更に詳しくはそのロ
ッド部の第1のシリンダと第2のシリンダとの間に位置
する部分と、第2の部分における該第3のシリンダと該
プランジャの突出端部との他方とを出力端として利用す
ることができ、第1のシリンダ又はピストンに形成され
ている出入孔を通して作動圧力流体を供給すると、第1
の部分においてピストンは固定された第1のシリンダ及
び第2のシリンダに対して移動せしめられると共に、こ
れに実質的に同期して、第2の部分において第3のシリ
ンダとプランジャの突出端部との上記他方は固定された
上記一方に対して移動せしめられ得る。出力端の位置及
び往復動方向は、第1の部分と第2の部分の配設位置及
び方向を夫々別個独立に適宜に選定することができる故
に、任意に選定することができる。
〔発明の具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
往復動型流体圧アクチェエータの具体例を説明する。尚
、添付図面においては、説明の重複をさけるために全図
を通して同様な構成要素には同一の番号と付している。
く第1の具体例〉 まず、第1図を参照して、本発明に従う往復動型流体圧
アクチュエータの第1の具体例を説明する。
第1図において、全体を番号2で示す図示の流体圧アク
チュエータは、第1の部分4と第2の部分6を備えてい
る。
第1の部分4は、相互に滑動自在に組合された第1のシ
リンダ8とピストン10とから構成されている。第1の
シリンダ8は、ヘッド側端部12、ロッド側端壁14及
びこれらの端壁12,14間を延びている円筒状の側壁
16を有する。ビストン10は、第1のシリンダ8内に
収容されているヘッド部20とこのヘッド部20からロ
ッド側端壁14に形成されている貫通開口を貫通して外
方へ突出しているロッド部22を有する。第1のシリン
ダ8とピストン10とは軸線方向に相対的に滑動自在に
組合されており、ピストン10のヘッド部20の外周面
にはこの外周面と第1のシリンダ8の側壁16の内周面
との間をシールするシールリング(図示していない)が
配設され、またロッド側端壁14の貫通開口の内周面に
はこの内周面とピストン10のロッド部22の外周面と
の間をシールするシールリング(図示していない)が配
設されている。更に、第1のシリンダ8の側壁16の第
1図において右端近傍には、第1のシリンダ8内のロッ
ド側、即ち第1のシリンダ8内の空間のうちの、ピスト
ン10のヘッド部20と第1のシリンダ8のロッド側端
壁14との間に規定される空間、に作動圧力流体を供給
するための出入孔(図示していない)が形成されている
第2の部分6は、相互に滑動自在に組合された第2のシ
リンダ24とプランジャ26とから構成されている。第
2のシリンダ24は、両端壁28゜30及び両端壁28
.30間を延びている円筒状の側壁32を有する。プラ
ンジャ26は、第2のシリンダ24内から一方の端壁2
8に形成されている貫通開口を貫通して外方へ突出して
いる。第2のシリンダ24とプランジャ26とは軸線方
向に相対的に滑動自在に組合されており、第2のシリン
ダ24の端壁28に形成されている貫通開口の内周面に
は、この内周面とプランジャ26の外周面との間をシー
ルするシールリング(図示していない)が配設されてい
る。
第1の部分4における第1のシリンダ8内の空間のうち
の、ピストン10のヘッド部20と第1のシリンダ8の
ヘッド側端壁12との間に規定される第1の伝動空間3
4と、第2の部分6における第2のシリンダ24内の第
2の伝動空間36とは、可撓性又は剛性管の如き適宜の
手段によって構成することができる流路手段38によっ
て相互に連通せしめられている。
上記の通りのアクチェエータ2においては、流路手段3
8によって相互に連通せしめられている第1の伝動空間
34と第2の伝動空間36内に、例えばグリース或いは
防錆剤を含有した水の如き適宜の伝動流体が実質上完全
に充填される。そして、第1の部分4においては、第1
のシリンダ8とピストン10のロッド部22の突出端部
とのいずれか一方、図示の具体例においてはピストン1
0のロッド部22の突出端部が、アクチュエータ2を装
備すべき適宜の構造体の所定の位置に固定され、また第
2の部分6においては、第2のシリンダ24とプランジ
ャ26の突出端部とのいずれか一方、図示の具体例にお
いては第2のシリンダ24が、上記構造体の所定の位置
に固定される。即ち、図示の具体例においては、後の記
載から容易に理解される如く、第1のシリンダ8がアク
チュエータ2の一方の出力端を構成し、プランジャ26
の突出端部がアクチュエータ2の他方の出力端を構成す
る。
而して、第1図に図示する通りの状態において、適宜の
制御流体圧回路のライン18から上記出入孔(図示して
いない)を介して第1のシリンダ8内のロッド側に圧油
又は圧縮空気の如き作動圧力流体を供給すると、かかる
作動圧力流体の作用によって第1のシリンダ8は矢印4
0で示す方向に移動せしめられる。かくすると、第1の
シリンダ8内の第1の伝動空間34の体積が減少せしめ
られ、第1の伝動空間34内の伝動流体が流路手段38
を通して第2のシリンダ24内の第2の伝動空間36に
送給され、これによってプランジャ26が矢印42で示
す方向に移動せしめられる。第1のシリンダ8が矢印4
0で示す方向へ移動することに起因する第1の伝動空間
34の体積の減少量は、プランジャ26が矢印42で示
す方向へ移動することに起因する第2の伝動空間36の
体積の増大量と実質的に等しく、第1の伝動空間34と
第2の伝動空間36の合計体積は常に一定に維持される
。かくして、本発明に従って構成さただアクチュエータ
2においては、第1のシリンダ8内のロッド側に作動圧
力流体を供給すると、2個の出力端、即ち第1の部分4
における第1のシリンダ8とピストン10のロッド部2
2の突出端部との他方、図示の具体例においては第1の
シリンダ8と、第2の部分6における第2のシリンダ2
4とプランジャ26の突出端部との他方、図示の具体例
においてはプランジャ26の突出端部とが、夫々所要の
方向に移動せしめられる。
他方、上記出入孔(図示していない)を介しての作動圧
力流体の供給を停止して上記出入孔をライン18を介し
て制御流体圧回路の溜(図示していない)に連通ずると
、第1のシリンダ8とプランジャ26の突出端部とは、
夫々に接続された作動すべき要素(図示していない)か
ら伝えられる負荷によって、上記の場合とは逆に第1の
シリンダ8は矢印44で示す方向にプランジャ26の突
出端部は矢印46で示す方向に移動せしめられ、第1の
シリンダ8内のロッド側に供給された作動圧力流体は出
入孔及びライン18を通して上記溜に戻される。
2個の出力端を構成する第1のシリンダ8とプランジャ
26の突出端部との移動は、夫々に接続された作動すべ
き要素における負荷乃至抵抗の大きさ如何にかかわらず
、確実に同期して均等に遂行されることは多言するまで
もなく容易に理解されよう。また、第1のシリンダ8と
プランジャ26の突出端部の相対的位置及び移動方向(
即ち矢印40.42.44及び46で示す方向)は、第
1の部分4におけるピストン10のロッド部22の突出
端部の固定位置及び方向と第2の部分6における第2の
シリンダ24の固定位置及び方向とを適宜に選定するこ
とによって、何らの制限をも受けることなく任意に選択
することができることも容易に理解されよう。
く第2の具体例〉 次に、第2図を参照して、本発明に従う往復動型流体圧
アクチュエータの第2の具体例を説明する。第1図に図
示する第1の具体例の流体圧アクチュエータ2は、2個
の出力端即ち第1のシリンダ8とプランジャ26の突出
端部を特定の方向(矢印40及び42で示す方向)に移
動せしめる時だけ第1のシリンダ80ロッド側に作動圧
力流体チュエータ2は、2個の出力@即ち第1のシリン
ダ8とプランジャ26の突出端部を特定の方向(矢印4
0及び42で示す方向)に移動せしめる時のみならず、
逆の方向(矢印44及び46で示す方向)に移動せしめ
る時にも第1のシリンダ8内に作動圧力流体を供給して
積極的に移動せしめる所謂複動型のアクチュエータに修
正したものである。
第2図に図示するアクチュエータ2においては、第1の
シリンダ8の円筒状側壁16の内面中間部に段差48が
形成されていて、第1のシリンダ8内には、ロッド側端
壁14から上記段差48までの領域に存在し且つピスト
ン10のヘッド部2゜の外径に対応した内径を有する第
1の穴50と、この第1の穴50に引続いて上記段差4
8からヘッド側端壁12までの領域に存在し且つ上記第
1の穴50の内径よりも小さい内径を有する第2の穴5
2が規定されている。そして、第1のシリンダ8には、
側壁16とロッド側端壁14との境界部に出入孔(図示
していない)が形成されていることに加えて、上記段差
48に隣接して更に1個の出入孔(図示していない)が
形成されている。
一方、上記第1の穴50内に収容されこの中を滑動する
ヘッド部20とこのヘッド部20からロッド側端壁14
を貫通して外方へ突出するロッド部22を有するピスト
ン10には、更に、ヘッド部20から前方に上記第2の
穴52内に突出する付加部54が設けられている。そし
て、第1のシリンダ8の側壁16のうちの、上記第2の
穴52を規定している部分の内周面には、この内周面と
ピストン8の上記付加部54の外周面との間をシールす
るシールリング(図示していない)が配設されている。
かような構成の第2図に図示するアクチュエータ2にお
いては、伝動流体が充填される第1のシリンダ8内の第
1の伝動空間34は、上記第2の穴52内の、ピストン
10の付加部54とヘッド側端壁12との間に規定され
る。
上述した通りの第2図に図示するアクチュエータ2にお
いては、第1のシリンダ8の上記第1の穴50のヘッド
側(即ちピストン10のヘッド部20よりも左側の部分
)を出入孔及びライン56を介して溜(図示していない
)に連通せしめ、ライン18及び出入孔を介して第1の
シリンダ8の上記第1の穴50のロッド側(即ちピスト
ン10のヘッド部20よりも右側の部分)内に作動圧力
流体を供給すると、第1図に図示するアクチュエータ゛
2の場合と同様に、第1のシリンダ8が矢印40で示す
方向に移動せしめられ、プランジャ26が矢印42で示
す方向に移動せしめられる。逆に、第1のシリンダ8の
上記第1の穴50のロッド側を出入孔及びライン18を
介して溜(図示していない)に連通せしめ、ライン56
及び出入孔を介して第1のシリンダ8の上記第1の穴5
0のヘッド側内に作動圧力流体を供給すると、かかる作
動圧力流体の作用によって第1のシリンダ8が矢印44
で示す方向に移動せしめられ、そしてまた第1のシリン
ダ8が矢印44で示す方向に移動すると、第1のシリン
ダ8内の第1の伝動空間34の体積が増大して第1の伝
動空間34内に負圧が生成され、これに応じて第2のシ
リンダ24内の第2の伝動空間36から流路手段38を
通して第1の伝動空間34内に伝動流体が流入し、従っ
て第2の伝動空間36内に負圧が生成され、かくしてプ
ランジャ26が矢印46で示す方向に移動セしめられる
〈第3の具体例〉 次に、第3図を参照して、本発明に従う往復動型流体圧
アクチュエータの第3の具体例を説明する。第3の図に
図示する流体圧アクチュエータ2は、第1図に図示する
単動型アクチュエータ2に次の通りの変形を加えたもの
である。即ち、第3図に図示するアクチュエータ2にお
いては、第1の部分4のピストン10にそのヘッド部2
0及びロッド部22を軸線方向に貫通して延びる貫通孔
58が形成されている。そして、第1の部分4における
第1のシリンダ8内の第1の伝動空間34は、上記貫通
孔58と構造体内に配設された流路又は管を介して第2
の部分6における第2のシリンダ24内の第2の伝動空
間36に連通せしめられている。換言すれば、第3図に
図示するアクチュエータ2においては、上記貫通孔58
が第1の伝動空間34と第2の伝動空間36とを相互に
連通せしめる流路手段38の一部を構成している。
第3図に図示するアクチェエータ2の作用効果は、第1
図に図示するアクチュエータ2の作用効果と実質的に同
一である。
〈第4の具体例〉 次いで、第4図を参照して、本発明に従う往復動型流体
圧アクチュエータの第4の具体例を説明する。第4図に
図示するアクチュエータ2は、第3図に図示するアクチ
ュエータ2に更に次の通りの変形を加えたものである。
即ち、第4図に図示するアクチュエータ2においては、
第1の部分4における第1のシリンダ8のロッド側に作
動圧力流体を供給するための出入孔60は、第1のシリ
ンダ8ではなくて、ピストン10のロッド部22に形成
され、ピストン10のヘッド部20に近接した位置にて
第1のシリンダ8内に開口している孔から構成されてお
り、制御流体圧のライン18     −から上記出入
孔60を通して第1のシリンダ8のロッド側に作動圧力
流体が供給されるようになっている。
第4図に図示するアクチュエータ2の作用効果は、第1
図に図示するアクチュエータ2の作用効果と実質的に同
一である。
く第5の具体例〉 次に、第5図を参照して、本発明に従う往復動  。
型流体圧アクチュエータの第5の具体例を説明する。゛
第5図に図示するアクチュエータ2は、第4図に図示す
るアクチュエータ2に更に次の通りの変形を加えたもの
である。即ち、第5図に図示するアクチェエータ2おい
ては、第1の部分4におけるピストン10のロッド部2
2の突出端部が、第2の部分6の第2のシリンダ24の
片端壁30に直接的に連結されている。従って、第5図
に図示するアクチュエータ2においては、第1の部分4
におけるピストン10のロッド部22の突出端部は、第
2の部分6における第2のシリンダ24を介して構造体
に固定さている。また、第1の部分4における第1のシ
リンダ8内の第1の伝動空間34と第2の部分6におけ
る第2のシリンダ24内の第2の伝動空間36は、ピス
トン10に形成されている貫通孔58から構成された流
路手段によって相互に連通されている。かくの通りであ
るので、第1図に図示するアクチュエータ2と同樺に、
第1のシリンダ8がアクチュエータ2の一方の出力端を
構成し、プランジャ26がアクチュエータ26の他方の
出力端を構成する。
尚、第5図に図示するアクチュエータ2においては、ピ
ストン10のロッド部22の突出端部の形状及び寸法を
適宜に変えることによって、2個の出力端、即ち第1の
部分4における第1のシリンダ8と第2の部分6におけ
るプランジャ26の突出端部の相対的位置及び往復動力
量を適宜に選定することができる。
第5図に図示する上記アクチュエータ2の作用効果も、
第1図に図示するアクチュエータ2の作用効果と実質的
に同一である。
〈第6の具体例〉 次に、第6図を参照して、本発明に従う往復動φり1] 型流体圧アクチュエータの第6の具体差異を説明する。
第6図に図示するアクチェエータ2は、第3図に図示す
るアクチュエータ2に次の通りの変形を加えたものであ
る。即ち、第6図に図示するアクチュエータ2において
は、1個の第1の部分4に対して2個の第2の部分6a
及ふ6bが備えられている。そして、2個の第2の部分
6a及び6bの各々における第2のシリンダ24a及び
24b内の第2の伝動空間36a及び36bは、夫々、
流路手段38とこれに続く分岐流路手段38a及び38
bによって、第1の部分4の第1のシリンダ8内におけ
る第1の伝動空間34に連通せしめられている。
第6図に図示するアクチュエータ2においては、制御流
体圧回路のライン18から第1のシリンダ8内のロッド
側に作動圧力流体を供給すると、第1のシリンダ8は矢
印40で示す方向に移動セし、  められ、第1のシリ
ンダ8内の第1の伝動空間34の体積が減少する。かく
すると、第1の伝動空間34内の伝動流体が流路手段3
8並びに分岐流路手段39a及び38aを通して第2の
シリンダ24a内の第2の伝動空間36aと第2のシリ
ンダ24b内の第2の伝動空間36bに供給され、これ
によってプランジャ26aとプランジャ26bが矢印4
2a及び42bに示す方向に移動せしめられる。
第1のシリンダ8が矢印40で示す方向へ移動すること
に起因する第1の伝動空間34の体積の減少量は、プラ
ンジャ26aが矢印42aで示す方向へ移動することに
起因する第2の伝動空間36aの体積の増大量とプラン
ジャ26bが矢印42bで示す方向へ移動することに起
因する第2の伝動空間36bの体積の増大量との和に等
しく、第1の伝動空間34と第2の伝動空間36a及び
36bの合計体積は常に一定に維持される。
他方、ライン18を介しての作動圧力流体の供給を停止
して第1のシリンダ8内のロッド側をライン18を介し
て制御流体回路の溜(図示していない)に連通ずると、
第1のシリンダ8或いはプランジャ26a及び26bに
伝えられる負荷によって、上記の場合とは逆に、第1の
シリンダ8は矢印44で示す方向に移動せしめられ、プ
ランジャ26a及び26bは夫々矢印46a及び46b
で示す方向に移動せしめられる。
上記の通りの第6図に・図示するアクチェエータ2にお
いては、第1のシリンダ8とプランジャ26a及び26
bの各々の突出端部との3個の出力端として利用するこ
とができることが明らかであろう。
く第7の具体例〉 次に、第7図を参照して、本発明に従う往復動型流体圧
アクチュエータの第7の具体例を説明する。
第7Mに図示するアクチュエータ2は、第1の部分4と
第2の部分6とを備えている。
第1の部分4は、第1のシリンダ62と第2のシリンダ
64とこれらのシリンダ62及び64に滑動自在に組合
されたピストン66とから構成されている。第1のシリ
ンダ62は、ヘッド側端壁68、ロッド側端壁70及び
これらの端壁68゜70間を延びている円筒状の側壁7
2を有する。
第2のシリンダ64は、両端壁74.76及びこれらの
端壁74.76間を延びている円筒状の側壁78を有す
る。ピストン66は、第1のシリンダ62内に収容され
その中を滑動することができるヘッド部80と、このヘ
ッド部80から第1のシリンダ62のロッド側端壁70
に形成されている貫通開口を貫通して外方へ突出し、そ
して更に第2のシリンダ64の一端壁74に形成されて
いる貫通開口を貫通して第2のシリンダ64内に貫入し
ているロッド部82を存する。ピストン66のヘッド部
80の外周面にはこの外周面と第1のシリンダ62の側
壁72の内周面との間をシールするシールリング(図示
していない)が配設され、また第1のシリンダ62のロ
ッド側端910に形成されている貫通開口の内周面と、
第2のシリンダ64の端壁74に形成されている貫通開
口の内周面とには、夫々、これらの内周面とピストン6
6のロッド部82の外周面との間をシールするシールリ
ング(図示していない)が配設されている。
更に、第1のシリンダ62の側壁72の第7図において
右端近傍には、第1のシリンダ62内のロッド側に適宜
の制御流体圧回路のライン18から作動圧力流体を供給
するための出入孔(図示していない)が形成されている
第2の部分6は、相互に滑動自在に組合された第3のシ
リンダ84とプランジャ86とから構成されている。第
3のシリンダ84は、両端壁88゜90及び両端壁88
.90間を延びている円筒状の側壁92を有する。プラ
ンジャ86は、第3のシリンダ84内から一方の端壁8
8に形成されている貫通開口を貫通して外方へ突出して
いる。第3のシリンダ84の端壁88に形成されている
貫通開口の内周面には、この内周面とプランジャ86の
外周面との間をシールするシールリング(図示していな
い)が配設されている。
第1の部分4における第2のシリンダ64内に規定され
ている第1の伝動空間94と、第2の部分6における第
3のシリンダ84内に規定されている第2の伝動空間9
6とは、可撓性又は剛性管の如き適宜の手段によって構
成することができる流路手段98によって相互に連通せ
しめられている。
上記の通りのアクチュエータ2においては、流路手段9
8によって相互に連通せしめられている第1の伝動空間
94と第2の伝動空間96内に、適宜の作動流体が実質
上完全に充填される。そして、第1の部分4においては
、第1のシリンダ62と第2のシリンダ64が、アクチ
ェエータ2を装備すべき適宜の構造体の所定の位1に固
定される。
また、第2の部分6においては、第3のシリンダ84と
プランジャ86の突出端部とのいずれか一方、図示の具
体例においては第3のシリンダ84が、上記構造体の所
定の位置に固定される。
而して、第7図に図示する通りの状態において、適宜の
制御流体圧回路のライン18から上記出入孔(図示して
いない)を介して第1のシリンダ62内のロッド側に作
動圧力流体を供給すると、かかる作動圧力流体の作用に
よってピストン66は矢印40で示す方向に移動せしめ
られる。かくすると、第2のシリンダ64内の第1の伝
動空間94の体積が増大して第1の伝動空間94内に負
圧が生成され、これに応じて第3のシリンダ84内の第
2の伝動空間96から流路手段98を通して第1の伝動
空間94内に伝動流体が流入し、従って第2の伝動空間
96内に負圧が生成され、かくしてプランジャ86が矢
印42で示す方向に移動せしめられる。ピストン66が
矢印40で示す方向へ移動することに起因する第1の伝
動空間94の体積の増大量は、プランジャ86が矢印4
2で示す方向に移動することに起因する第2の伝動空間
96の体積の減少量と実質的に等しく、第1の伝動空間
94と第2の伝動空間96の合計体積は常に一定に維持
される。
他方、上記出入孔(図示していない)を介しての作動圧
力流体の供給を停止して上記出入孔をライン18を介し
て制御流体圧回路の溜(図示していない)に連通ずると
、ピストン66とプランジャ86とは、夫々に接続され
た作動すべき要素(図示していない)から伝えられる負
荷によって、上記の場合とは逆にピストン66は矢印4
4で示す方向にプランジャ86は矢印46で示す方向に
移動され、第1のシリンダ62内のロッド側に供給され
た作動圧力流体は上記出入孔及びライン18を通して上
記溜に戻される。
第7図に図示するアクチュエータ2においては、第1の
部分4におけるピストン66、更に詳しく−は毎のロッ
ド部82の第1のシリンダ62と第2のシリンダ64と
の間に位置する部分と、第2の部分6における第3のシ
リ゛ンダ84とプランジャ86の突出端部とのいずれか
一方、図示の具体例においてはプランジャ86の突出端
部とが出力端を構成する。そして、かかる2個のアクチ
ュエータ2の出力端は、夫々に接続された作動すべき要
素における負荷乃至抵抗の大きさ如何にかかわらず、確
実に同期して均等に遂行されることは多言するまでもな
く容易に理解されよう。また、かかる2個の出力端の相
対的位置及び移動方向く即ち矢印40.42.44及び
46で示す方向)は、第1の部分4における第1のシリ
ンダ62と第2のシリンダ64の固定位置及び方向と、
第2の部分6における第3のシリンダ84とプランジャ
86のいずれか一方、図示の具体例においては第3のシ
リンダ84、の固定位置及び方向とを適宜に選定するこ
とによって、何らの制限をも受けることなく任意に選択
することができることも容易に理解されよう。
尚、第7図に図示するアクチェエータ2は所謂単動型の
ものであるが、例えば第1のシリンダ62の側壁72の
第7図において左端近傍にも出入孔を設けて、第1のシ
リンダ62内のヘッド側にも作動圧力流体を供給するこ
とができるようにせしめて、所謂複動型のものにせしめ
ることもできる。
また、第6図に図示するアクチュエータ2の如く、1個
の第1の部分4に対して2個又はそれ以上の第2の部分
6を備えることもできる。
第1図乃至第7図に例示した本発明に従う往復動型流体
圧アクチェエータは、種々の用途に好適に適用し得るも
のであるが、特に、本発明者が先に提案し特願昭53−
435.710号明細書及び図面に記載した如き形態の
、リフトアームとチルトリンクを備えた土工車輌に作業
装置を着脱自在に連結するためのクイックカプラにおい
て、少なくとも一対の保合ピンを駆動するための手段と
して用いるのに適している。
〔発明の効果〕
本発明に従う往復動型流体圧アクチュエータにおいては
、第1の部分の第1のシリンダ内の第1の伝動空間と第
2の部分の第2のシリンダ内の第2の伝動空間とは、流
路手段によって相互に連通せしめられ、第1の伝動空間
と第2の伝動空間とには伝動流体が充填されているため
に、第1のシリンダ又はピストンに形成されている出入
孔を通して作動圧力流体を供給すると、第1の部分にお
いて第1のシリンダとピストンのロッド部の突出端部と
の上記他方は固定された上記一方に対して移動せしめら
れると共に、これに実質的に同期して、第2の部分にお
いて第2のシリンダとプランジャの突出端部との上記他
方は固定された上記一方に対して移動せしめられそれ故
に、アクチュエータの出力端の位置及び往復動方向は、
第1の部分と第2の部分の配設位置及び方向を夫々別個
独立に適宜に選定することによって任意に選定すること
ができる。
また、本発明に従う往復動型流体圧アクチュエータにお
いては、第1のシリンダと第2のシリンダを備えた第1
の部分の第2のシリンダ内の第1の伝動空間と、第2の
部分の第3のシリンダ内の第2の伝動空間とは、流路手
段によって相互に連通せしめられ、そして第1の伝動空
間と第2の伝動空間とには伝動流体が充填されているた
めに、第1のシリンダ又はピストンに形成されている出
入孔を通して作動圧力流体を供給すると、第1の部分に
おいてピストンは固定された第1のシリンダ及び第2の
シリンダに対して移動せしめられると共に、これに実質
的に同期して、第2の部分において第3のシリンダとプ
ランジャの突出端部との上記他方は画定された上記一方
に対して移動せしめられ、それ故に、アクチェエータの
出力端の位置及び往復動方向は、第1の部分の位置と第
2の部分の配設位置及び方向を夫々別個独立に適宜に選
定することによって任意に選定することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に従う往復動型流体圧アクチェータの
第3の具体例を示す簡略断面図。 第4図は、本発明に従う往復動型流体圧アクチュエータ
の第4の具体例を示す簡略断面図。 第5図は、本発明に従う往復動型流体圧アクチュエータ
の第5の具体例を示す簡略断面図。 第6図は、本発明に従う往復動型流体圧アクチュエータ
の第6の具体例を示す簡略断面図。 第7図は、本発明に従う往復動型流体圧アクチュエータ
の第7の具体例を示す簡略断面図。 2・・・往復動型流体圧アクチュエータ4・・・第1の
部分 6.6a、6b、6c、6d−−−第2の部分8・・・
第1のシリンダ 10・・・ピストン 24.24a、24b−・−第2のシリンダ26、−2
6 a、  26 b−・・プランジャ34・・・第1
の伝動空間 36.36a、36b−−−第2の伝動空間3日・・・
流路手段 38a、38b、L8c、38d−・・分岐流路手段6
2・・・第1のシリンダ 64・・・第2のシリンダ 66・・・ピストン 84・・・第3のシリンダ 86・・・プランジャ 94・・・第1の伝動空間 96・・・第2の伝動空間 98・・・流路手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相互に滑動自在に組合された第1のシリンダとピス
    トンとから構成された第1の部分であって、該ピストン
    は該第1のシリンダ内に収容されているヘッド部と該第
    1のシリンダの一端壁を貫通して外方へ突出しているロ
    ッド部を有し、該第1のシリンダ又は該ピストンには該
    第1のシリンダ内のロッド側に作動圧力流体を供給する
    ための出入孔が形成されているところの第1の部分と;
    相互に滑動自在に組合された第2のシリンダとプランジ
    ャとから構成された第2の部分であって、該プランジャ
    は該第2のシリンダ内からその一端壁を貫通して外方へ
    突出しているところの第2の部分とを備え;該第1の部
    分の該第1のシリンダ内の、該ピストンの該ヘッド部と
    該第1のシリンダの他端壁との間の第1の伝動空間と、
    該第2の部分の該第2のシリンダ内の第2の伝動空間と
    は、流路手段によって相互に連通せしめられており;そ
    して該第1の伝動空間と該第2の伝動空間とには伝動流
    体が充填され、該第1の部分においては該第1のシリン
    ダと該ピストンの該ロッド部の突出端部とのいずれか一
    方が所定の位置に固定され、該第1のシリンダと該ピス
    トンの該ロッド部の突出端部の他方が流体圧アクチュエ
    ータの一方の出力端を構成し、該第2の部分においては
    該第2のシリンダと該プランジャの突出端部とのいずれ
    か一方が所定の位置に固定され、該第2のシリンダと該
    プランジャの突出端部の他方が流体圧アクチュエータの
    他方の出力端を構成することを特徴とする往復動型流体
    圧アクチュエータ。 2、該第1の部分における該第1のシリンダの側壁の内
    面中間部には段差が形成されていて、該第1のシリンダ
    内には該一端壁から該段差までの領域に存在する第1の
    穴とこの第1の穴に引続いて該段差から該他端壁までの
    領域に存在し且つ該第1の穴よりも小径である第2の穴
    が規定されており、該第1のシリンダ又は該ピストンに
    は、該第1のシリンダ内の該第1の穴のロッド側に作動
    圧力流体を供給するための該出入孔に加えて該第1のシ
    リンダ内の該第1の穴のヘッド側に作動圧力流体を供給
    するための出入孔も形成されており、そして該ピストン
    の該ヘッド部は該第1の穴内に収容され、該ピストンに
    は更に該ヘッド部から該第2の穴内に突出する付加部が
    設けられていて、該第2の穴内の、該付加部と該ヘッド
    側端壁との間が該第1の伝動空間を構成している特許請
    求の範囲第1項記載の往復動流体圧アクチュエータ。 3、該第2の部分を2個又はそれ以上備え、該第2の部
    分の各々の該第2のシリンダ内の該第2の伝動空間が、
    夫々、流路手段によって該第1の部分の該第1のシリン
    ダ内の該第1の伝動空間に連通せしめられている特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の往復動流体圧アクチュ
    エータ。 4、第1のシリンダと第2のシリンダと該第1のシリン
    ダ及び該第2のシリンダに滑動自在に組合されたピスト
    ンとから構成された第1の部分であって、該ピストンは
    該第1のシリンダ内に収容されているヘッド部と該第1
    のシリンダの一端壁を貫通して外方へ突出し更に該第2
    のシリンダの一端壁を貫通して該第2のシリンダ内に貫
    入しているロッド部を有し、該第1のシリンダサは該ピ
    ストンには該第1のシリンダ内のロッド側に作動圧力流
    体を供給するための出入孔が形成されているところの第
    1の部分と;相互に滑動自在に組合された第3のシリン
    ダとプランジャとから構成された第2の部分であって、
    該プランジャは該第3のシリンダ内からその一端壁を貫
    通して外方へ突出しているところの第2の部分を備え;
    該第1の部分の該第2のシリンダ内の第1の伝動空間と
    、該第2の部分の該第3のシリンダ内の第2の伝動空間
    とは、流路手段によって相互に連通せしめられており;
    そして該第1の伝動空間と該第2の伝動空間とには伝動
    流体が充填され、該第1の部分においては該第1のシリ
    ンダと該第2のシリンダが所定の位置に固定され、該ピ
    ストンの該ロッド部が流体圧アクチュエータの一方の出
    力端を構成し、また該第2の部分においては該第3のシ
    リンダと該プランジャの突出端部とのいずれか一方が所
    定の位置に固定され、該第3のシリンダと該プランジャ
    の突出端部の他方が流体圧アクチュエータの他方の出力
    端を構成することを特徴とする往復動型流体圧アクチュ
    エータ。 5、該第1の部分における該第1のシリンダ又は該ピス
    トンには、該第1のシリンダ内のロッド側に作動圧力流
    体を供給するための該出入孔に加えて、該第1のシリン
    ダ内のヘッド側に作動圧力流体を供給するための出入孔
    も形成されている特許請求の範囲第4項記載の往復動型
    流体圧アクチュエータ。 6、該第2の部分を2個又はそれ以上備え、該第2の部
    分の各々の該第3のシリンダ内の該第2の伝動空間が、
    夫々、流路手段によって該第1の部分の該第2のシリン
    ダ内の該第1の伝動空間に連通せしめられている特許請
    求の範囲第4項又は第5項記載の往復動型流体圧アクチ
    ュエータ。
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JPH01220701A (ja) * 1988-02-25 1989-09-04 Vacuum Prod Kk 液圧式移動機構

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