JPS6116491Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6116491Y2
JPS6116491Y2 JP1980128509U JP12850980U JPS6116491Y2 JP S6116491 Y2 JPS6116491 Y2 JP S6116491Y2 JP 1980128509 U JP1980128509 U JP 1980128509U JP 12850980 U JP12850980 U JP 12850980U JP S6116491 Y2 JPS6116491 Y2 JP S6116491Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot wire
support member
hot
wire support
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980128509U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752622U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980128509U priority Critical patent/JPS6116491Y2/ja
Publication of JPS5752622U publication Critical patent/JPS5752622U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6116491Y2 publication Critical patent/JPS6116491Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱線式流量計、等に熱線固定部への応
力集中を避けた熱線固定構造に関する。
第1図は熱線式流量計の応用例として示した電
子制御燃料噴射装置付き内燃機関の吸気系の全体
図で、1は機関本体、2は燃料噴射弁、3は吸気
路、4は絞り弁、5はアイドル回転数調整ネジ、
6は絞り弁のアイドリング位置と全開位置を検出
する絞り弁スイツチ、7は熱線式流量計、8はそ
の出力増幅器、9は電子制御器、10はエアクリ
ーナであり、吸入空気量に対応する熱線流量計7
の出力信号と絞り弁スイツチ6の絞り弁位置検出
信号および図示されていない回転数センサからの
エンジン回転信号に応じて燃料噴射量を決定する
駆動パルスが電子制御器9から燃料噴射弁2へ送
出される。
第2図おぐび第3図は熱線式流量計7の詳細図
で、11は吸気路3に接続する外筒、12はエア
ガイドとなる内筒、13は外筒11と内筒12の
取付ネジ、14は熱線であり、中央部をフツク1
5だ吊り両端部を通電用端子を兼ねた熱線支持部
材16に固定して、内筒12により形成される風
道内に逆V字形に張り渡されている。17は吸入
空気の整流およびバツクフアイアに対する保護用
の金網、18は金網17の固定用リングであり、
熱線14を検出素子として該熱線の抵抗変化によ
り機関の吸入空気流量を検出するようになつてい
る。
第4図および第5図は使用状態での熱線14の
変形の様子を示す図で、第4図は矢印Aで示す空
気流に対する空気抵抗によつて熱線14にたわみ
が生じた状態、第5図は矢印Bで示す機関の吸気
脈動により熱線14が共振運動を起こした状態を
示している。
このような熱線14のたわみにより生ずる張力
は熱線14と熱線支持部材16との固定部に応力
を発生させる。
第6図は従来用いられていた熱線式流量計の熱
線固定構造を示す拡大図で、熱線支持部材16に
対し切線方向に導かれた熱線14は熱線固定部1
9でロウ付けまたは電気溶接により熱線支持部材
16に固定されている。したがつて、熱線14の
たわみにより生じる張力Fは第6図の2点鎖線2
0で示す用線上を直接熱線固定部19に作用す
る。
このように従来の熱線式流量計では、熱線のた
わみによる張力が直接熱線固定部に作用する構造
であつたため、機関の吸気脈動や高負荷運転時の
空気抵抗により熱線のたわみによつて熱線固定部
に応力集中が起こり、熱線固定部の破断が生じや
すかつた。
本考案は上記の点にかんがみてなされたもの
で、熱線のたわみにより生ずる張力が直接熱線固
定部に作用することを避け、耐久信頼性を高めた
熱線固定構造を有する熱線式流量計を提供するも
のである。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第8図は本考案による熱線式流量計の熱線固定
構造を示す拡大図である。
第8図の実施例では、割溝22を有する断面ほ
ぼ円形の熱線支持部材16が使用されてり、熱線
14は熱線支持部材16の割溝22が設けられ部
分をほぼ1周した後に熱線固定部19で熱線支持
部材16に固定され、その固定部19付近に熱線
支持部材16の円周に沿つた巻付け部21を有し
ている。巻付け部21の長さは熱線固定部19の
許容応力に応じて1周以上とてもよく、また1周
以下、たとえば半周でもよい。
このように構成することにより、熱線14のた
わみにより生ずる張力の一部の熱線の巻付け部2
1と熱線支持部材16との間の摩擦力によつて吸
収され熱線固定部19に作用する力Fを軽減する
ことができる。
さらに本実施例では、熱線支持部材16の熱線
14が巻付けられた部分に割溝22を設けて、こ
の部分に径方向の弾力性を持たせたことから、熱
線の巻付け部21と熱線支持部材16との間の摩
擦力に加え、熱線支持部材16の径方向の弾性変
形によつても熱線14の張力の一部を吸収できる
ので、熱線14に大きな張力が発生した場合、第
7図に示すように割溝22のない熱線支持部材1
6に熱線14を単に巻付けたものに比べて熱線固
定部19に作用する力Fを軽減する効果がより大
きくなる。
ここで、熱線14には耐久性を考慮して腐食し
にくい白金合金線を、熱線支持部材16には導電
性の良い金属材料を用い、熱線固定部19は金ロ
ウ付けまたは電気溶接等により熱線14と熱線支
持部材16を溶着させて固定する。
以上説明したように本考案では、熱線を熱線支
持部材との固定部付近で熱線支持部材の円周の少
くとも一部に沿つて巻付けるとともに、熱線支持
部材の熱線が巻付けられた部分に割溝を設けて、
この部分を径方向に弾性変形可能な構造とするこ
とにより、機関の吸気脈動あるいは高負荷運転時
の空気抵抗等によつて熱線に生ずる張力を直接熱
線固定部に作用させないようにしたため、熱線固
定部への応力集中が避けられ、耐久信頼性を高め
ることができる。
しかも本考案は、熱線固定構造を複雑にするこ
とがなく、低コストで信頼性の向上が図れるとと
もに、出力その他性能面への悪影響もない。ま
た、必要に応じ熱線の巻付け部の長さを加減する
ことにより熱線固定部にかかる力を簡単に調整で
きる点で実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱線式流量計を用いた内燃機関の吸気
系の全体図、第2図は熱線式流量計の要部側断面
図、第3図は第2図のX−X線に沿つた断面図、
第4図、第5図は使用状態での熱線の変形の様子
を示す説明図、第6図は従来の熱線固定構造を示
す斜視図、第7図は本考案に至る過程で考えられ
た参考例の斜視図、第8図は本考案の実施例を示
す要部の斜視図である。 7:熱線式流量計、14:熱線、16:熱線支
持部材、19:熱線固定部、21:熱線の巻付け
部、22:割溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端を熱線支持部材に固定して風道内に張つた
    熱線を検出素子とする熱線式流量計において、前
    記熱線が熱線支持部材との固定部付近に該熱線支
    持部材の円周の少くとも一部に沿つて巻付けられ
    た部分を有し、かつ前記熱線支持部材の熱線が巻
    付けられた部分は径方向に弾性変形可能なように
    割溝が設けられていることを特徴とする熱線式流
    量計。
JP1980128509U 1980-09-11 1980-09-11 Expired JPS6116491Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980128509U JPS6116491Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980128509U JPS6116491Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752622U JPS5752622U (ja) 1982-03-26
JPS6116491Y2 true JPS6116491Y2 (ja) 1986-05-21

Family

ID=29488889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980128509U Expired JPS6116491Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6116491Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748289Y2 (ja) * 1978-03-04 1982-10-22
JPS585333Y2 (ja) * 1978-11-25 1983-01-29 新神戸電機株式会社 蓄電池の排気部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5752622U (ja) 1982-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1471221A3 (en) Catalyst deterioration detection device for internal combustion engine
US4495802A (en) Air flow meter assembly
JPS6116491Y2 (ja)
JPS6282240A (ja) 吸入空気量測定装置
JPH02135649U (ja)
US4945883A (en) Control device for internal combustion engine
US4346589A (en) Flow rate meter
JPH0151130B2 (ja)
JPS6218666Y2 (ja)
JP3089678B2 (ja) 内燃機関の排気マニホールド
JPH089612Y2 (ja) 内燃機関の吸入空気流量計測装置
JPH0821761A (ja) 空気流量測定装置
JP4344940B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0151131B2 (ja)
JPH0143502Y2 (ja)
JPS6152208U (ja)
JP2804188B2 (ja) スロットルボディ
JP2841465B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH0237528B2 (ja)
JPH02149844U (ja)
JPH0427137U (ja)
JPH0114760Y2 (ja)
JPH10103088A (ja) 内燃機関におけるスロットルシャフトの軸受構造
JPS6024879U (ja) 内燃機関の燃料噴射弁
JPS62179610A (ja) 熱式空気流量計