JPS6116488Y2 - - Google Patents
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- JPS6116488Y2 JPS6116488Y2 JP6985480U JP6985480U JPS6116488Y2 JP S6116488 Y2 JPS6116488 Y2 JP S6116488Y2 JP 6985480 U JP6985480 U JP 6985480U JP 6985480 U JP6985480 U JP 6985480U JP S6116488 Y2 JPS6116488 Y2 JP S6116488Y2
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- lining layer
- pipe
- gap
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- filler
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- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁流量計発信器に関し、詳しくは測
定時に管路断面積が変化して指示誤差が生じるよ
うなことのない電磁流量計発信器に関するもので
ある。
定時に管路断面積が変化して指示誤差が生じるよ
うなことのない電磁流量計発信器に関するもので
ある。
電磁流量計は強腐食性酸、ビスコースや鉱物含
有の水等他の流量計では測定困難な流体の流量測
定に使用されるものであり、被測定流体が通る発
信器の管路内周面には管路を腐食から保護するた
めにプラスチツク、ゴム等の電気的絶縁材料から
なるライニング層が形成されている。
有の水等他の流量計では測定困難な流体の流量測
定に使用されるものであり、被測定流体が通る発
信器の管路内周面には管路を腐食から保護するた
めにプラスチツク、ゴム等の電気的絶縁材料から
なるライニング層が形成されている。
上記ライニング層は通常第1図に示すようにし
て形成されている。すなわち、発信器の管路を構
成するフランジ管1に金型2をセツトして、フラ
ンジ管1の内周面と金型2との間に空間3を形成
しておき、そしてフランジ管1及び金型2を300
℃程度に予熱してから同じく300℃程度の温度で
溶融されたフツ素樹脂、例えば“テフロン”
FEP(商標名)を前記空間3内に注入し、その
後冷却して金型2を抜き取る。このようにしてフ
ランジ管1の内周面にライニング層4が形成され
る。
て形成されている。すなわち、発信器の管路を構
成するフランジ管1に金型2をセツトして、フラ
ンジ管1の内周面と金型2との間に空間3を形成
しておき、そしてフランジ管1及び金型2を300
℃程度に予熱してから同じく300℃程度の温度で
溶融されたフツ素樹脂、例えば“テフロン”
FEP(商標名)を前記空間3内に注入し、その
後冷却して金型2を抜き取る。このようにしてフ
ランジ管1の内周面にライニング層4が形成され
る。
ところで、上記フツ素樹脂(“テフロン”
FEP)の線膨張係数はフランジ管1を構成する
ステンレス鋼のそれよりもはるかに大きいため、
冷却時にフランジ管1の内周面とライニング層と
の間には第2図に示すように隙間5が発生してし
まう。例えば、フランジ管1の呼径を100mm、“テ
フロン”FEPの線膨張係数を9.4×10-61/℃、ス
テンレス鋼の線膨張係数を18.4×10-61/℃、“テ
フロン”FEPの融点と室温との差を250℃とする
と、隙間5は0.9mm程度になる。このように隙間
5が発生すると、フランジ管1内を通る被測定流
体の圧力上昇により管路断面積が隙間5の分だけ
拡大してしまい、これが指示誤差となつてあらわ
れる。
FEP)の線膨張係数はフランジ管1を構成する
ステンレス鋼のそれよりもはるかに大きいため、
冷却時にフランジ管1の内周面とライニング層と
の間には第2図に示すように隙間5が発生してし
まう。例えば、フランジ管1の呼径を100mm、“テ
フロン”FEPの線膨張係数を9.4×10-61/℃、ス
テンレス鋼の線膨張係数を18.4×10-61/℃、“テ
フロン”FEPの融点と室温との差を250℃とする
と、隙間5は0.9mm程度になる。このように隙間
5が発生すると、フランジ管1内を通る被測定流
体の圧力上昇により管路断面積が隙間5の分だけ
拡大してしまい、これが指示誤差となつてあらわ
れる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、測定時に被測定流体の圧
力により管路断面積が拡大するようなことのない
電磁流量計発信器を提供することであり、管路の
内周面とライニング層との間に生じた隙間に粉状
あるいは粒状の充填材を充填することを特徴とし
ている。
の目的とするところは、測定時に被測定流体の圧
力により管路断面積が拡大するようなことのない
電磁流量計発信器を提供することであり、管路の
内周面とライニング層との間に生じた隙間に粉状
あるいは粒状の充填材を充填することを特徴とし
ている。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。なお、第3図中第1図及び第2図に示す部分
と同一部分には同一番号を付してその説明を省略
する。この実施例にあつては、フランジ管1の周
面の適宜位置には孔6が形成されていて、そして
この孔6からライニング層4の形成後フランジ管
1の内周面とライニング層4との間に生じた隙間
5に粒状あるいは粉状の充填材7が均一に充填さ
れている。孔6は、充填材7の充填後に栓8で閉
塞される。
る。なお、第3図中第1図及び第2図に示す部分
と同一部分には同一番号を付してその説明を省略
する。この実施例にあつては、フランジ管1の周
面の適宜位置には孔6が形成されていて、そして
この孔6からライニング層4の形成後フランジ管
1の内周面とライニング層4との間に生じた隙間
5に粒状あるいは粉状の充填材7が均一に充填さ
れている。孔6は、充填材7の充填後に栓8で閉
塞される。
なお、前記孔6はライニング層4を形成する前
に予じめフランジ管1に形成されていて、ライニ
ング層4の形成時には溶融したフツ素樹脂が流入
しないように適宜閉塞手段で閉塞されている。ま
た、前記フランジ管1には図示しないが通気孔が
形成されている。
に予じめフランジ管1に形成されていて、ライニ
ング層4の形成時には溶融したフツ素樹脂が流入
しないように適宜閉塞手段で閉塞されている。ま
た、前記フランジ管1には図示しないが通気孔が
形成されている。
図中9,10は1対の電極で、前記フランジ管
1の周面中央部に互いに対向するようにして取付
けられている。
1の周面中央部に互いに対向するようにして取付
けられている。
しかして、上記構成の発信器によれば、フラン
ジ管1内を流れる被測定流体の圧力が上昇して
も、ライニング層4は充填材7を介してフランジ
管1によつて支えられているため、管路断面積の
拡大をおさえることができる。また、被測定流体
中に含まれる低分子成分、例えば水蒸気がライニ
ング層4を通過して隙間5内に入つても、充填材
7は粉状あるいは粒状であるため、充填材7に水
蒸気を通気孔に導びくための通路が確保されてい
て、水蒸気は隙間5内にたまることなく通気孔か
ら外部に流出することになる。このため、隙間5
内に入つた水蒸気が冷えて液体となつた後、再度
蒸発して体積膨張した際ライニング層4がフラン
ジ管1の内部側に陥没するようなおそれがなくな
る(第4図参照)。
ジ管1内を流れる被測定流体の圧力が上昇して
も、ライニング層4は充填材7を介してフランジ
管1によつて支えられているため、管路断面積の
拡大をおさえることができる。また、被測定流体
中に含まれる低分子成分、例えば水蒸気がライニ
ング層4を通過して隙間5内に入つても、充填材
7は粉状あるいは粒状であるため、充填材7に水
蒸気を通気孔に導びくための通路が確保されてい
て、水蒸気は隙間5内にたまることなく通気孔か
ら外部に流出することになる。このため、隙間5
内に入つた水蒸気が冷えて液体となつた後、再度
蒸発して体積膨張した際ライニング層4がフラン
ジ管1の内部側に陥没するようなおそれがなくな
る(第4図参照)。
なお、ライニング層4を透過する低分子成分は
水蒸気以外に酸、アルカリ、溶剤等があるため、
前記充填材7としてはガラスビーズ、フツ素樹脂
粉末、アルミナ粉末等の耐薬品性の優れたものが
望ましい。また、前記栓8を多孔性材等で構成し
て通気性をもたせれば、前記通気孔を省略するこ
とができる。
水蒸気以外に酸、アルカリ、溶剤等があるため、
前記充填材7としてはガラスビーズ、フツ素樹脂
粉末、アルミナ粉末等の耐薬品性の優れたものが
望ましい。また、前記栓8を多孔性材等で構成し
て通気性をもたせれば、前記通気孔を省略するこ
とができる。
以上説明したように本考案によれば、管路を流
れる被測定流体の圧力が上昇しても、充填材によ
り管路断面積の拡大がおさえられるため、管路断
面積が変化して指示誤差が生じるようなおそれが
なくなる。また、充填材は粉状あるいは粒状であ
るため、ライニング層を通過した低分子成分を逃
がすための通路が確保されていて、低分子成分が
隙間内にたまるおそれがない。
れる被測定流体の圧力が上昇しても、充填材によ
り管路断面積の拡大がおさえられるため、管路断
面積が変化して指示誤差が生じるようなおそれが
なくなる。また、充填材は粉状あるいは粒状であ
るため、ライニング層を通過した低分子成分を逃
がすための通路が確保されていて、低分子成分が
隙間内にたまるおそれがない。
第1図はライニング層の形成方法を説明するた
めの説明図、第2図は従来の発信器の断面図、第
3図は本考案の発信器の一実施例を示す断面図、
第4図は隙間に低分子成分がたまつたときに生じ
る不都合を説明するための説明図である。 1……フランジ管、4……ライニング層、5…
…隙間、7……充填材。
めの説明図、第2図は従来の発信器の断面図、第
3図は本考案の発信器の一実施例を示す断面図、
第4図は隙間に低分子成分がたまつたときに生じ
る不都合を説明するための説明図である。 1……フランジ管、4……ライニング層、5…
…隙間、7……充填材。
Claims (1)
- 管路と、前記管路の内周面に形成された電気的
絶縁材料からなるライニング層と、前記管路の内
周面と前記ライニング層との間の隙間に充填され
た粉状あるいは粒状の充填材と、前記管路に形成
された通気孔とを具備してなる電磁流量計発信
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6985480U JPS6116488Y2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6985480U JPS6116488Y2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56170718U JPS56170718U (ja) | 1981-12-17 |
JPS6116488Y2 true JPS6116488Y2 (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=29663736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6985480U Expired JPS6116488Y2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116488Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5207209B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-06-12 | 横河電機株式会社 | 電磁流量計 |
JP6020492B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2016-11-02 | 横河電機株式会社 | 電磁流量計 |
US9464927B2 (en) * | 2014-09-30 | 2016-10-11 | Micro Motion, Inc. | Magnetic flowmeter flowtube with process fluid venting assembly |
-
1980
- 1980-05-21 JP JP6985480U patent/JPS6116488Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56170718U (ja) | 1981-12-17 |
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